人生を成功に導く読書術! 〜豊かな人生研究委員会〜
豊かな人生研究委員会

Copyright (C) 2006 豊かな人生研究委員会 All Rights Reserved

メインページ 書評一覧 今日読んだ本 プロフィール コンセプト 本の読み方について メール
アンナ・カレーニナ (上巻) (新潮文庫)
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:アンナ・カレーニナ 上
 著者:トルストイ
 出版:新潮文庫
 定価:629円+税
 購入:アマゾンマーケットプレイスで20円(送料340円)



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4102060014/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1127803%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 ※目次はありません。



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、昭和47年2月に出版されています。
 
 著者は、ロシアの文豪です。
 
 著書も多数あります。



 どのような物語なのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)楽しんで読もう。



 有名な作品です。期待できます。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)楽しんで読もう。
 
 ※「もっと知りたい方のために」を参照してください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●楽しんで読もう。

▽ロシアの文豪トルストイの作品は、今回の作品で4作目です。

 「人生論」
 「クロイツェル・ソナタ」
 「イワン・イリイチの死」
 「悪魔」
 
 いずれも、面白い作品です。
 
 今回紹介するのは長編作品です。
 
 この他に、手元には「戦争と平和」が全4巻揃っています。
 
 いつになったら読めるのか解りませんが、そのうち読めるでしょう。
 
 この物語のあらすじを書こうかと思っていますが、長い物語の
 ため、かなり荒いあらすじとなりそうです。
 
 ご容赦ください。
 
▽題名の「アンナ・カレーニナ」はある女性の名前です。

 時代背景は、ロシアに革命が起きる前、まだ貴族階級が存在して
 いる時代、ロシアの貴族階級のお話です。
 
 1877年に発表された作品なので、そのあたりの時代でしょうか。
 
 物語は、ステパン・オブロンスキーと、その子どもの家庭教師の
 女性との不倫が妻のドリイにばれてしまい、ドリイが家を出そうに
 なっている場面から始まります。
 
 困ったオブロンスキーは、カレーニン伯爵の元へ嫁いだ妹アンナに
 妻ドリイの説得を頼みます。
 
 実際は、アンナがモスクワに来てドリイを説得するまでにかなりの
 ページが費やされています。
 
 最初はアンナがなかなか登場してこないので、何の物語なのか
 よく解りませんでしたが、アンナが登場するまでに、当時のロシア
 の貴族階級の仕事や私生活の様子が詳細に書かれています。
 
 読んだ感じでは、フランスの貴族階級を真似たとでも言いましょ
 うか、ところどころフランス語で話をしたりしているので、
 フランス貴族への憧れのようなものが感じられます。
 
▽アンナがペテルブルグからモスクワへ出てきた時、兄のオブロンスキーが
 駅まで迎えに行きました。
 
 アンナは汽車の中である女性と一緒になりますが、その女性の
 息子がブロンスキー公爵です。
 
 ブロンスキーも母を迎えに駅まで来ていて、そこでアンナと運命的
 な出会いをします。
 
 その時は、まだ何事も起きません。
 
 モスクワに出てきたアンナは義理の姉ドリイの説得を試み、それに
 成功します。
 
▽物語は別の方向からも進展しています。

 オブロンスキーが不倫問題で悩んでいる間に、オブロンスキーの
 昔からの友人リョービンが会いにやってきました。
 
 リョービンも貴族階級ですが、田舎に住んでいて自分の農地経営
 を自ら行っています。
 
 このあたりのロシア貴族の財産経営は、後々ロシア革命へと向かって
 行くことになります。
 
 リョービンはある目的があって田舎からモスクワへ出てきました。
 
 その目的とは、ある女性に結婚を申し込むためでした。
 
 ある女性とは、シチェバルツキー公爵家の末娘、18歳のキチイ
 です。
 
 シチェバルツキー家はオブロスキーの妻ドリイの実家で、キチイは
 ドリイの妹です。
 
 キチイはお年頃で、母親はお婿さん探しのために舞踏会を開催
 したりと、いろいろと奔走しています。
 
 キチイには好きな男性がいて、表面上はお互いに好きあっている
 ように見えました。
 
 キチイが好きな男性とはブロンスキーでした。
 
 が、キチイの父親のシチェバルツキー公爵はブロンスキーがどの
 ような積もりでキチイと付き合っているのか、本心を見抜いていて
 交際に反対しています。
 
 キチイはブロンスキーと結婚する積もりでいます。
 
 そこへ、オブロンスキーの友人リョービンが田舎からやってきて
 誰にも判らないように、キチイへ結婚を申し込んだのです。
 
 当然、キチイは断ります。
 
 キチイはリョービンのことは昔から知っていて、嫌いではありま
 せんでした。
 
 でも今は、キチイはブロンスキーに熱をあげているので、結婚の
 申し込みは断ります。
 
▽その後、舞踏会が開催され、そこへキチイとブロンスキー、リョービン
 アンナが参加していました。
 
 リョービンはキチイが入れ込んでいる相手が誰だか確認し、失意の
 まま田舎へ帰ります。
 
 キチイはブロンスキーからの結婚の申し込みを今か今かと待って
 いました。
 
 しかし、相手のブロンスキーは結婚する気など全くありません。
 
 どうやって楽しむか、ということしか考えていませんでした。
 
▽その日の舞踏会では、キチイはブロンスキーと踊るはずでしたが、
 ブロンスキーがダンスの相手に選んだのは、アンナでした。
 
 ブロンスキーはアンナに猛烈にアタックします。
 
 アンナも表面上は拒絶していますが、次第にブロンスキーに心を
 奪われていきます。
 
 人間関係がなかなか面白くなってきました。





 続きは次回。
楽に楽しく生きる
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:楽に楽しく生きる
 副題:小林正観 生き方のエッセンス35
 著者:小林正観
 出版:弘園社
 定価:1500円
 購入:講演会会場で購入



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 弘園社
 http://www.koensha.com/



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 今日の喜び、今の幸せ
 第2章 豊かさ楽しさ、無限大
 第3章 いつだって、幸せな理由
 第4章 人に優しく、自分に甘く
 第5章 宇宙の微笑み、幸せは今ここに



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■■
 勇気  :■■■■■
 豊かな心:■■■■■
 おすすめ:■■■■■



 この本は、2004年6月に出版されています。
 
 著者は、心学研究家、心理学博士、教育学博士、社会学博士、
 コンセプター、作詞家&歌手、デザイナー、ブランドオーナー等々
 多才な方です。
 
 著書も多数あります。



 楽に楽しく生きるにはどうすればいいのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)き・く・あの思想とは?



 いずれも、今取り組んでいるテーマです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)き・く・あの思想とは?

 「『競わない、比べない、争わない』という考え方を取り入れて、
 自分の中で本当に腹を固めたのなら、ボーナスを削られようが、
 給料を減らされようが、リストラされようが、『はい、わかり
 ました』 と微笑んでいられるはずです。それが思想、信条を
 固めたということなんです」

 「都合のいいところだけ、『競わない、比べない、争わない』
 ということを取り入れて、自分がイヤな目にあったり、つらい
 状況が起きたらあわてふためく、というのなら従来の生き方と
 同じです」
 
 「これまでどおり努力を続ける方がいいのかもしれません。ボーナス
 がもっと欲しいのであれば、頑張る方向でやれば自分も納得できる
 でしょう」
 
 「争わないこと、戦わないこと、頑張らないことを、自分の中で
 決意するということは、上司から何を言われようと、社会的に
 どんな評価をされようとも、そこで揺るがない。これが『き・く・あの思想』
 の生き方なのです」
 
 「ボーナスを削られて動揺してしまったり、気に入らないことが
 あったら泣き言を言うのは、その生き方を選んだとは言わないの
 ですね」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 実践してみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●き・く・あの思想とは?

▽この本は、先日、著者の講演会に参加した時に買った2冊のうちの
 一冊です。
 
 どこを読んでも、「なるほど」と思えることばかりです。
 
 著者の話の中で、現在私がテーマとしていることの一つに
 「き・く・あの法則」というのがあります。
 
 「競わない、比べない、争わない」の頭の文字をとって「き・く・あ」
 と言います。
 
 人生は、努力しなくてもいいし、頑張らなくてもいいし、無理を
 しなくてもいいし、競わなくてもいい、マイペースで生きていく
 というのがその主旨です。
 
 現在の日本の教育方針や、社会の傾向からすると全く違う方向を
 向いています。
 
 「もっと努力しなさい、もっと頑張りなさい」というのが、普通の
 親、普通の教師、普通の上司、普通の会社が言うことです。
 
 現在の日本は全てこの「競争」の思想の元に成り立っているため
 競争から脱落してしまうと「負け組」といった言葉が当てられて
 しまいます。
 
 何にどうやって負けたことになるのか良く解りませんが、「負け組
 だから」と世の中を憎んで罪を犯す人もいます。
 
 社会的に成功したい、という希望も、誰かと競い合って、誰かと
 比べて、何者かと争わないとお金持ちにはなれない場合が多いです。
 
 私の場合、幸か不幸か、競い合って努力する前に「き・く・あの
 思想」を知ってしまったため、今のところ何の努力もしてません。
 
 一時期、お金持ちを夢見て頑張ろうとしていたことがありましたが、
 いろいろなことを努力すると、どうしてもストレスが溜まります。
 
 根本思想が「他人との比較」になってしまうのです。
 
 結果的に、どうもならない自分が嫌になってしまいます。
 
 ところが、他人との比較をやめ、努力することをいっさい止めて
 しまうと、日々とっても楽に生きることが判りました。
 
 とっても楽ちんです。
 
 しかし、「き・く・あの思想」を実践するには、ある程度覚悟が
 必要です。
 
 努力すること、他人と比較して生きることをやめてしまうので、
 お金持ちになることも、有名になることも、仕事で誰かと比べて
 優位に立つこともありません。
 
 そう言った覚悟とあきらめが自分の中でできてしまえば、あとは
 なんの努力も必要ありません。
 
 著者は言います。
 
 「『競わない、比べない、争わない』という考え方を取り入れて、
 自分の中で本当に腹を固めたのなら、ボーナスを削られようが、
 給料を減らされようが、リストラされようが、『はい、わかり
 ました』 と微笑んでいられるはずです。それが思想、信条を
 固めたということなんです」
 
 「き・く・あの思想」を取り入れるのは簡単です。
 
 努力することをやめてしまえばいいだけですから。
 
 でも、その思想で生きて行った結果、どういう結果になっても
 納得する覚悟が必要です。
 
 例えば、リストラされて収入がなくなったとしても、そういう
 生き方を自ら選んだのですから「しかたないよね」と淡々として
 いなくてはなりません。
 
 さらに著者は言います。
 
 「都合のいいところだけ、『競わない、比べない、争わない』
 ということを取り入れて、自分がイヤな目にあったり、つらい
 状況が起きたらあわてふためく、というのなら従来の生き方と
 同じです」
 
 「これまでどおり努力を続ける方がいいのかもしれません。ボーナス
 がもっと欲しいのであれば、頑張る方向でやれば自分も納得できる
 でしょう」
 
 「争わないこと、戦わないこと、頑張らないことを、自分の中で
 決意するということは、上司から何を言われようと、社会的に
 どんな評価をされようとも、そこで揺るがない。これが『き・く・あの思想』
 の生き方なのです」
 
 「ボーナスを削られて動揺してしまったり、気に入らないことが
 あったら泣き言を言うのは、その生き方を選んだとは言わないの
 ですね」
 
 こういった決意が必要ですが、実際やってみると楽チンです。
 
 幸せなことに、今のところリストラとか減給といったこととは
 無関係な状況にいます。
 
 仕事の内容によっても違うと思いますが、努力することをやめた
 からといって、必ずしもリストラに遭うといったことではなさ
 そうです。
 
 覚悟と、その覚悟の結果、目の前に起きる現実に文句を言わない
 という決意があれば、「き・く・あの思想」を取り入れるのは
 簡単です。





 この本は、楽に楽しく生きるための考え方が35詰まっています。
 
 楽に楽しく生きるということは、ストレスを溜めない生き方です。
 
 一つ一つ実践してみます。



知って楽しむ情報集
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:知って楽しむ情報集
 副題:人間観察40年の情報いろいろ
 著者:小林正観
 出版:宝来社
 定価:1500円
 購入:講演会会場で購入



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 宝来社
 http://www.358.co.jp/



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 人相・手相
 第2章 人間の体の情報
 第3章 人間関係の情報
 第4章 お金と経済の情報
 第5章 人生を楽しむための情報



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■■
 勇気  :■■■□□
 豊かな心:■■■□□
 おすすめ:■■■■■



 この本は、2008年2月に出版されています。
 
 著者は、このメルマガではおなじみとなった小林正観さんです。
 
 著書も多数あります。



 人間の体にはいろいろな情報が隠されています。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)痩せるための魔法の言葉とは?



 いろいろと面白い情報ばかりです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)痩せるための魔法の言葉とは?

 「痩せるための魔法の言葉があります。『いくら食べても太ら
 ないよね』と言っていると、太りませんが、痩せることもありま
 せん」
 
 「『食べれば食べるほど、痩せちゃうのよね』と言っていると、
 食べるほど体が痩せていく。だから、痩せるためには食べなく
 てはいけません。大変面白いことに人間の体は、そういう構造に
 なっています」

 「食べる回数、食べる量が多いほど痩せる、というプログラムも
 人間の中につくれる。食べれば食べるほど、栄養をわざわざ蓄える
 必要ながないという方向に、自分の頭を切り換えていると、食べ
 れば食べるほど痩せてしまうのです」
 
 「『あなたは、自分の体の中に溜め込まなくていいのだから、
 安心して体は痩せて構いません。その分、私は食べられるだけ
 食べてあげます』と体に言い聞かせる、そうすると、食べれば
 食べるほど痩せていく」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 実践してみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●痩せるための魔法の言葉とは?

▽先日、著者の講演会会場で購入した本2冊のうちの一冊です。

 著者は、大学生の頃から旅行作家として生活費を稼いでいたそう
 です。
 
 旅先で著者が泊まる宿にはいつも20〜30人くらいの人が来て
 いて、その人達の人相や手相を観ていたとのこと。
 
 1分間ほど相談者の顔を観ていると、その人の過去が読みとれて
 2分間ほどじっと観ていると、その人が現在どのような状況で
 生きているかが読みとれて、3分間ほどじっと観ていると、その
 人の未来が読みとれるそうです。
 
 そうやって、これまでに18万人くらいの人の人相や手相を観て、
 その人達の人生相談に乗ってきた結果、悩んでいる内容によって
 その人達の外見の共通項が判ってきたそうです。
 
 人相や手相を観ていくと、その人の人生がいろいろと判るのです。
 
 よく、「男の顔は履歴書だ」と言われますが、これは私も実感
 しています。
 
 その人の顔を見ていると、その人の性格がなんとなく判ります。
 
 男性だけではなく、女性も同じです。
 
 人間の容姿には、その人の生き様が刻まれています。
 
 そういった情報を集めたのがこの本で、著者の実体験から編集
 されています。
 
▽例えば、「顔の部品が集中している人」、鼻を中心として、目が
 狭まっているいる人は、まだ進化をしていない状態にある人で、
 進化をしてくると、顔の部品がばらけてくるそうです。
 
 平均的な顔の部品の位置に比べて、顔の部品が集中している人は、
 ストレスを溜め込んで生きていて、ばらけている人は、人生を
 楽に生きているという傾向があるそうです。
 
 顔の部品の配置も半年くらいで変わるらしいので、悩んでいる
 ときに写真を撮っておくとおもしろいかもしれません。
 
▽他には、眉毛が太い人は働き者、眉毛の細い人は働き者ではない
 そうです。
 
 眉毛を細く描いている女性(最近は男性も)は、「愛人眉」と
 いって、人生がじり貧になる可能性が高いそうです。
 
 眉毛は太い方が良くて、理想を言えば志村けんの「バカ殿様」の
 眉毛が理想です。
 
▽また、耳たぶの形も変わってくるそうです。

 他人の話を聞くようになると、半年くらいで耳たぶができてくる
 そうです。
 
 このように、体の部品の形によって、その人の性格や、抱えている
 問題が判るとのこと。
 
 多くの実体験から判断した内容なので説得力があります。
 
▽また、「痩せるための魔法の言葉」というのもあります。

 「ダイエットにはお金がかかる」というのが常識になってます。
 
 それだけに、言葉だけで痩せられればそれに越したことはありま
 せん。
 
 著者は言います。
 
 「痩せるための魔法の言葉があります。『いくら食べても太ら
 ないよね』と言っていると、太りませんが、痩せることもありま
 せん」
 
 「『食べれば食べるほど、痩せちゃうのよね』と言っていると、
 食べるほど体が痩せていく。だから、痩せるためには食べなく
 てはいけません。大変面白いことに人間の体は、そういう構造に
 なっています」
 
 「食べれば食べるほど、痩せちゃうのよね」と言いながら食べて
 いれば痩せられるなら、これほど楽なことはありません。
 
 普通、多少スタイルが気になっている人であれば、「この一口が
 余計なのよね」とか「これを食べると美味しいけど太っちゃう
 のよね」と言いながら食べています。
 
 そして、気が付いた時には、言葉が現実となります。
 
 ということは「食べれば食べるほど、痩せちゃうのよね」と言い
 ながら食べれば痩せられる、というのも理屈は通ってます。
 
 著者は言います。
 
 「食べる回数、食べる量が多いほど痩せる、というプログラムも
 人間の中につくれる。食べれば食べるほど、栄養をわざわざ蓄える
 必要ながないという方向に、自分の頭を切り換えていると、食べ
 れば食べるほど痩せてしまうのです」
 
 「『あなたは、自分の体の中に溜め込まなくていいのだから、
 安心して体は痩せて構いません。その分、私は食べられるだけ
 食べてあげます』と体に言い聞かせる、そうすると、食べれば
 食べるほど痩せていく」
 
 言葉にはパワーがあります。
 
 一言だけで他人を死に追いやることもできることを考えると、
 「食べれば食べるほど、痩せちゃうのよね」という言葉も嘘では
 なさそうです。
 
 お腹周りが気になる私も、早速実践してみようかと思います。





 この本は、著者が過去数十年間、他人の人生相談を受けたきた
 結果として得た、人間の共通項を編集したものです。
 
 紹介したのは主に外見のことでしたが、その他にも様々な情報が
 盛りだくさんです。
 
 題名の通り「知って楽しむ」のも面白いかもしれません。
 
 それよりも、情報を知って実践してみるともっと面白いと思います。



CD付[新版]生きがいの創造
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:CD付[新版]生きがいの創造
 著者:飯田史彦
 出版:PHP研究所
 定価:2400円
 購入:ブックオフで1250円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4569627943/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1539848%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 過去の人生の記憶
 第2章 人生のしくみ
 第3章 愛する故人とのコミュニケーション
 第4章 「永遠の生命」を科学する意味
 第5章 「ブレイクスルー思考」による生きがい論



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■■
 勇気  :■■■■■
 豊かな心:■■■■■
 おすすめ:■■■■■



 この本は2003年4月に出版されています。
 
 1996年6月に初版の単行本が出版されています。
 
 本の帯には「50万部を越えるベストセラーを全面改訂」とあり
 ます。
 
 「生きがいの創造」はかなり売れているようです。

 著者の本職は、「人間の価値観について研究する経営心理学者」
 と紹介されています。

 著書も多数あります。



 今回はどのような発見があるのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)人生設計の方法とは?



 前回に引き続き人生設計の方法を解説します。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)人生設計の方法とは?

 「被験者の81%が『人生を通して個人的成長を進めていくため
 には、生まれてくることが必要だ』と答え、そのうち30%の
 被験者は、『本当にまた生まれてきたいほど、人生は楽しかった』
 と感じていました」

 「この統計データは、『生まれてくる大きな理由は、物質世界に
 身を置いて成長させるためである』ということ、そして『物質
 世界で人間として生きることは、必ずしも楽しいだけの経験では
 なく、むしろ厳しく辛い環境のなかで成長することに目的がある』
 ということを、暗黙の内に示していると言えるでしょう」

 「ほかの人間たちから認めてもらわなくても、もうすでに、私(光)
 がお前を認めているではないか。だからこそ、お前は生まれてきた
 のではないか」
 
 「その、私(光)に認められているという喜び、生まれてくること
 ができたという誇りを、忘れないでいなさい。その喜びと誇り
 さえあれば、もう十分ではないか。なぜお前は、そのうえに、
 さらに他人に認めてもらうことなどを、もとめようとしているのか?」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 生まれてきたことに感謝しよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●人生設計の方法とは?

 忘れた頃にやってくる「生きがいの創造」も、今回で12回目の
 紹介となります。

 時間がある方は、バックナンバーも参照してください。
 
 1回目: http://archive.mag2.com/0000194014/20070322060000000.html
 2回目: http://archive.mag2.com/0000194014/20070413060000000.html
 3回目: http://archive.mag2.com/0000194014/20070702060000000.html
 4回目: http://archive.mag2.com/0000194014/20070803060000000.html
 5回目: http://archive.mag2.com/0000194014/20070907060000000.html
 6回目: http://archive.mag2.com/0000194014/20071104060000000.html
 7回目: http://archive.mag2.com/0000194014/20080129060000000.html
 8回目: http://archive.mag2.com/0000194014/20080317060000000.html
 9回目: http://archive.mag2.com/0000194014/20080502060000000.html
 10回目: http://archive.mag2.com/0000194014/20080612060000000.html
 11回目: http://archive.mag2.com/0000194014/20080729060000000.html
 
▽前回(11回目)に引き続き「人生の自己計画」を紹介します。

 この部分は、私が「生きがいの創造」を読んだ時に、人生の見方が
 変わってしまった部分です。
 
 流れに身を任せて、時間が過ぎゆくままに生きていたとしても、
 全ては自分の学びのため、自分で自分の人生を計画しています。
 
 ということは、どのような生き方をしたとしても、どのような選択
 をしたとしても、決して間違いではない、計画通りの人生を歩んで
 いて、たとえどん底の人生だとしても、失敗の人生ではない、
 ということが理解できてしまうと人生楽になります。
 
 パッとしない人生も自分の計画通り、仕事で大変な目に遭った
 ことも自分の計画通り、お金はそんなにないけれど普通にご飯が
 食べられるくらいはお金がある人生も自分の計画通り。
 
 そうだとしたら、人生を何も恐れることはないし、何が起きても
 「そうですか...」と、自分にできることをしていればいい
 ということになりそうです。
 
▽「生きがいの創造」は、著者が勝手に想像した話ではなく、人間に
 退行催眠をかけることによって、被験者に「過去生」の話をして
 もらったものをかき集めて著者が分析・紹介したものです。
 
 1000人以上の被験者に退行催眠を行った医師がいて、その
 医師によると次のような統計結果になったそうです。
 
 「被験者の81%が『人生を通して個人的成長を進めていくため
 には、生まれてくることが必要だ』と答え、そのうち30%の
 被験者は、『本当にまた生まれてきたいほど、人生は楽しかった』
 と感じていました」
 
 ということは、「生まれてくることが必要だ」と答えた被験者の
 うちの70%は「次にまた生まれてきたいと思えるほど人生は
 楽しくなかった」と感じているということになります。
 
 つまり、大半の人は人生はそんなに楽しくない、どちらかというと
 厳しい人生だと思っているみたいです。
 
 「この統計データは、『生まれてくる大きな理由は、物質世界に
 身を置いて成長させるためである』ということ、そして『物質
 世界で人間として生きることは、必ずしも楽しいだけの経験では
 なく、むしろ厳しく辛い環境のなかで成長することに目的がある』
 ということを、暗黙の内に示していると言えるでしょう」
 
 厳しい人生になることが多いはずなのに、なぜ転生を繰り返す
 ことになるのかというと、人生の目的は成長することにあるから
 のようです。
 
 わざわざ辛く厳しい人生を自分で計画してこの世に生まれてくる
 のですから、その人生を終えた時にはそれなりの成長が待っている
 のだと思われます。
 
▽この世に生まれる前の状態のときは、指導役の「光の存在」がいて、
 その「光の存在」がいろいろとアドバイスをしてくれるそうです。
 
 アドバイスはしてくれますが、この世に生まれてくるのは、最終的
 には、自分の意志で生まれてくるそうです。
 
 決して強制されて生まれてきているわけではないみたいです。
 
 その「光の存在」は、「(人生において)他人から認めてもらう
 ことは必要ではない」と述べていたそうです。
 
 「ほかの人間たちから認めてもらわなくても、もうすでに、私(光)
 がお前を認めているではないか。だからこそ、お前は生まれてきた
 のではないか」
 
 「その、私(光)に認められているという喜び、生まれてくること
 ができたという誇りを、忘れないでいなさい。その喜びと誇り
 さえあれば、もう十分ではないか。なぜお前は、そのうえに、
 さらに他人に認めてもらうことなどを、もとめようとしているのか?」
 
 私たち人間は社会的生活を送る動物として、どうしても「他人に
 認められたい」という気持ちを持ってしまいます。
 
 富・名声・権力等々、何とかして他人から認められたいと思って
 生きている人たちが多いと思います。
 
 職場でもそうではないでしょうか。
 
 また、他人から認められるということは、自分の存在が肯定された
 ということでもあります。
 
 逆に、他人から認められないと、不満が多く、パッとしない人生だ
 と考えてしまいます。
 
 そこが、生きる苦しみを生み出している源でもあります。
 
 ところが、現在どのような人生を送っていようとも、この世に
 生まれてきたということは、既に「光の存在」から認められている
 ということなのです。
 
 生まれてきた以上、他人の承認を得る必要はないのです。
 
 生まれてきて良かった...





 人生は、この世に生まれた時点ですでに何者かによって承認を
 得ているみたいです。
 
 したがって、それ以上に他人の承認は必要なく、人生を客観的に
 楽しむことが必要なのではないでしょうか。
 
 どんなにパッとしない、みじめな、苦しい人生を送っていても、
 全ては計画通り、失敗の人生はない。
 
 これだけでも人生観が変わります。



坊っちゃん (新潮文庫)
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:坊ちゃん
 著者:夏目漱石
 出版:新潮文庫
 定価:286円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/410101003x/oyajimushicom-22/ref=nosim/



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 ※目次はありません。



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■■
 勇気  :■■□□□
 豊かな心:■□□□□
 おすすめ:■■■■■



 この本は、昭和25年1月に出版されています。
 
 著者は、日本の文豪です。
 
 著書も多数あります。



 何十年ぶりかで読みます。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)楽しんで読もう。



 やっぱり楽しいです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)楽しんで読もう。
 
 ※「もっと知りたい方のために」を参照してください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●楽しんで読もう。

▽この作品は、1906年に発表されています。

 今から100年以上も前のことです。
 
 100年経っても読まれている作品はやはり面白いです。
 
 最初はたしか小学校の高学年の頃に読んだ記憶があります。
 
 その時は、そんなに面白くもなかったような記憶がありますが、
 今回読んでみるとその時の感覚とは全く違った感じがします。
 
▽著者の作品は、これまでに「三四郎」「門」「こころ」等を読んで
 きました。
 
 それらの作品は同じ著者の作品の中でも味わいがあって面白い
 ですが、坊っちゃんは「爽快」とか「痛快」という言葉で表現
 できるように面白いです。
 
 主人公の「坊っちゃん」は、チャキチャキの江戸っ子です。
 
 物語の出だしは、
 
 「親譲りの無鉄砲で子どもの時から損ばかりしている」
 
 で、きっと聞いたことがあると思います。
 
 坊っちゃんを主体に描かれているため、坊っちゃんの名前は出て
 きません。
 
 坊っちゃんは、子どもの頃から乱暴者で、両親からは嫌われて
 いました。
 
 母親の死に目に会えず、その後父親も亡くなって、兄と2人に
 なってしまいますが、財産を処分した兄は、いくらかの遺産を
 坊っちゃんに渡し、それ以来会うこともありません。
 
 なかなか寂しい家庭環境の元に育ちます。
 
 しかし、坊っちゃんの家には「清」という下女がいて、何かと
 坊っちゃんの肩を持ってくれます。
 
 坊っちゃんにとっても清は母親代わりみたいな存在で、両親が
 死んで、一家が離散しても、清は坊っちゃんと一緒に暮らそう
 とします。
 
 しかし、大学を卒業して四国の旧制中学の数学の教師となって
 赴任することになり、清とは離ればなれになってしまいます。
 
▽四国の学校でも、坊っちゃんの江戸っ子ブリが気持ちの良いくらい
 発揮されます。
 
 けんかっ早く、曲がったことが嫌いな、世の中を上手く渡って
 いくことができない坊っちゃんの言動は、読んでいて気持ちが
 いいです。
 
 赴任早々、坊っちゃんは学校の先生にあだ名を付けます。
 
 教育が服を着て歩いているような校長は「狸」、嫌みなヤツで
 いつも赤いシャツを着ている教頭には「赤シャツ」、赤シャツの
 腰巾着の画学の教師には「野だいこ」、いつも顔色が悪い英語の
 教師の古賀には「うらなり」、いがぐり坊主の数学の主任教師の
 堀田には「山嵐」といったあだ名を付けてしまいます。
 
 坊っちゃんの会話はほとんどこのあだ名で書かれていますが、
 たまに会話の中に本名が出てくると、誰のことだか解らなくなる
 場合があります。
 
 ぞれでも、話の流れから想像できるので問題はありません。
 
▽物語は、主にあだ名を付けた先生と生徒と坊っちゃんで進行して
 行きます。
 
 坊っちゃんが赴任したところは狭い田舎町で、少しでも突飛な
 行動をすると筒抜けになってしまいます。
 
 そば屋で天ぷらを4杯も食べると、翌日黒板にそのことが書かれて
 いたりします。
 
 また、団子屋で団子を食べても、翌日学校の黒板にそのことが
 書かれてしまいます。
 
 そして、宿直の晩、布団の中にバッタを大量に入れられてしまい、
 怒った坊ちゃんは犯人を捕まえようと生徒達と戦い、それが大事に
 なってしまい、職員会議まで開かれることになります。
 
 最終的に生徒に謝らせてしまいます。
 
▽坊ちゃんは、赤シャツと野だいこから、嘘を吹き込まれます。

 生徒を先導して坊ちゃんに嫌がらせをしているのは山嵐だと教え
 られます。
 
 坊ちゃんは、赤シャツと野だいこが嫌いでしたが、余り深く考える
 たちではないので、信じてしまいます。
 
 実際は、赤シャツと野だいこが策略家で、生徒に人気がある山嵐を
 学校から追い出そうとしていました。
 
 結果的に、赤シャツと野だいこの人間性が見えてきて、坊ちゃんは
 山嵐と気が合うようになります。
 
 この2人は似た者どうしで、曲がったことが嫌いでけんかっ早い
 ところもそっくりでした。
 
 ただ、山嵐の方が頭を使うことができます。
 
▽ある日、英語教師の「うらなり」が、地元に住んでいるにもかか
 わらず、宮崎の延岡という田舎へ赴任させられてしまいます。
 
 これも、うらなりの婚約者であった「マドンナ」というあだ名の
 綺麗な女性を赤シャツが奪おうと画策したものだったのです。
 
 まんまと乗せられたのか、グルなのかわからない校長も、あっさりと
 異動させてしまいます。
 
 これに怒った坊ちゃんは、赤シャツと野だいこを懲らしめようと
 考えています。
 
 また、山嵐も、このことを赤シャツに問いつめたため、学校から
 追い出されようとしていました。
 
▽日露戦争の祝勝会というのがあって、最初は参加する積もりが
 なかった坊ちゃんと山嵐でしたが、中学校の生徒である赤シャツの
 弟に誘われ、祝勝会に参加したところ、中学校と師範学校の生徒
 同士の抗争に巻き込まれ、警察につかまってしまい、新聞にまで
 書かれてしまいます。
 
 その結果、山嵐は辞表を書かされ、同じことをした坊ちゃんは
 何も言われません。
 
 それに怒った坊ちゃんでしたが、どうすることもできずにいると
 山嵐から、赤シャツを懲らしめるある策略を聞かされます。
 
 そして...





 やっぱり、「文豪」と言われるだけあって、夏目漱石の作品は
 面白いです。
 
 「門」や「こころ」や「三四郎」もそれなりに面白いですが、
 坊っちゃんは、また違った面白さがあります。
 
 子どもの頃に読んだままの人は、大人になった今、もう一度読んで
 見るべきだと思います。



山椒大夫・高瀬舟 他四編 岩波文庫 緑 5-7
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:山椒大夫・高瀬舟 他四編
 著者:森鴎外
 出版:岩波文庫
 定価:200円
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4003100573/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1493331%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 山椒大夫
 魚玄機
 じいさんばあさん
 最後の一句
 高瀬舟
 寒山拾得



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:■■□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、1938年7月に出版されています。
 
 著者は、明治から大正期にかけての小説家です。
 
 日本では、夏目漱石と並んで文豪と称される人です。
 
 小説家の他に陸軍軍医総監等さまざまな分野で活躍していた方です。
 
 著書も多数あります。



 どのような物語なのでしょうか。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)楽しんで読もう。



 短編集です。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)楽しんで読もう。
 
 ※「もっと知りたい方のために」を参照してください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●楽しんで読もう。

▽子どもの頃、まだ小学校3、4年生の頃だったと思います。

 父親だったか伯父さんだったか忘れましたが、3センチくらいの
 厚さの本を1冊プレゼントとしてもらったことがあります。
 
 その本の題名が「山椒大夫・高瀬舟」でした。
 
 緑の表紙の本で、今でもたまにブックオフで見かけます。
 
 ただ、小学生の頃は山椒大夫の最初の方だけ読んで、あまり面白く
 なかったので読まずにいました。
 
 おそらく、今なら読めると思い買ってしまいました。
 
 全部で6編の短編集です。
 
▽今回は表題になっている「山椒大夫」を紹介します。

 山椒大夫は1915年(大正4年)に出版されています。
 
 時代は平安時代末期、越後の国(現在の新潟県あたり)を30歳
 くらいの母親と、40歳くらいの女性、14歳の姉、12歳の弟、
 全部で4人の旅人が歩いていました。
 
 40歳くらいの女性は女中で、親子3人を励ましながら旅をして
 います。
 
 そろそろ暗くなるころだったので宿を探そうとしていました。
 
 そこで歩いてきた「塩くみ女」に声をかけ、宿はどこかにないか
 聞いてみると、この辺は人買いが出るので旅人に宿を提供しては
 ならない、ということになっているとのこと。
 
 塩くみ女は、野宿に適する場所を教え、そこに必要な物を提供して
 やろうと言います。
 
 橋の下にようやく落ち着くと、女中は先程の塩くみ女のところへ
 必要な物をもらいに行きました。
 
 その間、一人の男が親子がいる橋の下にやってきて話しかけます。
 
 その男は船乗りであると告げます。
 
 この辺は、国守の掟で旅人は宿を取ることができないので野宿する
 人たちが多い、自分の家は街道から離れているので、人を泊めても
 咎められることがない、これまで大勢の人たちを助けたので、もし
 よかったら遠慮せずにきてくれ、といったことを親子に話しました。
 
 あっさり信じてしまった母親は、女中が帰るのを待って、男性に
 ついていくことになりました。
 
▽この親子3人は、父親が筑紫(現在の福岡県のあたり)へ行って
 帰らないので、そこを訪ねて行く途中だったそうです。
 
 新潟から福岡までとはかなり遠いです。
 
 山岡大夫という船頭の家で一夜の宿をとった4人は、大夫に陸路
 ではなく船路を勧められます。
 
 その話にもあっさり乗ってしまった一行は、二艘の船に分けて
 乗せられます。
 
 片方は母親と女中の大人2人、もう片方に姉と弟の子ども2人。
 
 それぞれの船は、一方が北へ、一方が南へと向かって行きます。
 
 もちろん、宿を勧めた男も、山岡大夫も、船を漕ぐ2人もみなグルで、
 人買い達でした。
 
 離ればなれになる親子、女中は一人船から身を投げます。
 
 母親もそれに続こうとしますが、掴まってしまいます。
 
▽姉弟は、丹後の国(現在の京都の北あたり)へ連れられていき
 ました。
 
 姉の名前は安寿(あんじゅ)、弟の名前は厨子王(ずしおう)と
 言い、2人は山椒大夫という男に買われてしまったのです。
 
 安寿は塩くみ、厨子王は芝刈り作業に従事させられます。
 
 普通は、男女別々の宿舎に入れられるはずでしたが、2人は姉弟
 ということもあって、一つ屋根の下で住むことを許されます。
 
 2人はしばらく塩くみと芝刈りに従事します。
 
 冬になると、女性は糸を紡ぎ、男性は藁を打ちます。
 
 次第に安寿は口数が少なくなり、何やら考え事をするこが多く
 なってきました。
 
 厨子王は気になって姉にどうしたのかと訪ねますが、姉は何も
 言いません。
 
 温かくなって、安寿は塩くみ、厨子王は芝刈りに行くことになり
 ましたが、安寿は自分も弟と一緒に芝刈りに出させてくれと頼み、
 姉弟揃って芝刈りに出ることになりました。
 
▽姉弟は、山の中に入り、安寿は厨子王に脱走計画を話します。

 厨子王は、脱走してもいいけど安寿に被害が及ばないかと心配
 します。
 
 しかし安寿は、厨子王が親切な人に巡り会えて、私を助けに来て
 くれることを祈っていると言い、厨子王を脱そうさせます。
 
 姉の指示通り、脱走した厨子王は、親切なお寺にお世話になり、
 そのツテで関白と知り合いとなります。
 
 関白は、厨子王の父親のことを知っていて、やがて厨子王は関白の
 元で元服します。
 
 その後、厨子王は丹後の国の国主になり、ちりぢりになった家族を
 探しはじめます。
 
 そして...





 山椒大夫も高瀬舟もその他の作品も、岩波文庫の文章のままでは
 おそらく子どもは読めません。
 
 私が子どもの頃にプレゼントされた本は、たぶん子ども向けに
 書き直されたものだと思います。
 
 山椒大夫はまだ判るにしても、高瀬舟は多分大人になってから
 読んだ方が、いろいろと得るものが多いような気がします。



蝿の王 (新潮文庫)
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:蝿の王
 著者:ウィリアム・ゴールディング
 出版:新潮文庫
 定価:480円
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4102146016/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1744023%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 ※目次はありません。



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、昭和50年3月に出版されています。
 
 著者は、イギリスの作家で、1983年にノーベル文学賞を受賞
 しています。
 
 著書も多数あります。



 「蝿の王」とは?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)楽しんで読もう。



 面白いです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)楽しんで読もう。
 
 ※「もっと知りたい方のために」を参照してください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●楽しんで読もう。

▽著者は、1911年〜1993年に生きた人で、第二次世界大戦
 に従軍したこともあるそうです。
 
 物語は、無人島に不時着した飛行機に乗っていて、助かった少年達
 が共同生活を送ろうとする話です。
 
 こういった話は「少年漂流物」と言われるそうです。
 
 少年漂流物と言えば、思い浮かぶのは「十五少年漂流記」です。
 
 子どもの時に読んだような記憶があります。
 
 確か、皆が協力し合って生きていく様を描いた物語だったと思い
 ます。
 
 今回紹介する作品は「少年漂流物」ですが、読んでいて希望が
 持てる様なすがすがしい物語ではありません。
 
▽戦争で疎開する少年達を乗せた飛行機が、敵の攻撃を受け、無人島に
 不時着します。
 
 何人生き残っているかわかりません。
 
 物語は、ラーフという少年とピギー(子豚ちゃん)というあだ名の
 少年の会話から始まります。
 
 ラーフは12,3歳くらい、ピギーは肥えた少年で、喘息持ちで
 近眼、メガネを掛けています。
 
 ラーフは海の中に「ほら貝」を見つけます。
 
 このほら貝が物語の中に頻繁に登場します。
 
 ラーフがほら貝を吹くと生き残った少年達がぞくぞくと浜辺に
 集まってきました。
 
 中には5〜6歳の小さい子もいます。
 
 集まってきた少年達の中に、唱歌隊のリーダーをしているジャックと
 いう少年がいました。
 
 ジャックは年の頃はラーフと同じ12、3歳くらいで、生き残った
 聖歌隊のメンバーを集め、隊長として君臨しています。
 
▽ほら貝の音を聞いて集まってきた少年達は、正確に何人いるのか
 分かりません。
 
 ラーフはほら貝を持って、吹いたことで、生き残った少年達の
 リーダーに選出されます。
 
 「自分がリーダーになる」と言い張っていたジャックでしたが、
 皆に選出されたのはラーフでした。
 
 ラーフはいくつかの決まり事を決めます。
 
 集会で発言できるのは「ほら貝」を持っている者だけで、他の者は
 発言する権利はないこと。
 
 そして、助けてもらうために烽火(のろし)を絶やさないこと。
 
 寝る場所を確保するために小屋を建てること。
 
 リーダーに選出されなかったジャックは面白くありません。
 
▽リーダーが決まって、やるべき事も決まった少年達でしたが、
 所詮遊び盛りの少年達なので、決まりを守るわけでもなく、好き
 勝手にやり始めてしまいます。
 
 何とか「秩序を取り戻さなければ...」と思っているラーフも
 決断力があるわけではありません。
 
 優柔不断なところがあって、集会を開いても腰砕けになってしまい、
 なかなか思うようにはいきません。
 
 無人島には飲み水はあるし、果物は豊富に実っているので、飢える
 心配はありません。
 
 問題は「火」でしたが、近眼のピギーが掛けていた眼鏡を利用して
 火を付けることに成功します。
 
▽島には、野豚がいることが分かり、ジャック率いる聖歌隊のメンバーと
 何人かの少年達が狩猟隊を構成し、烽火の火を絶やさないように
 見張り役もかって出ます。
 
 木でヤリを作り、おっかなびっくり狩りを始めます。
 
 ある日、小屋を造る作業をしていたラーフたちは、沖に船が通る
 のを発見します。
 
 しかし、烽火を絶やさないことになっている場所からは、全く
 煙が上がっていません。
 
 狩りに夢中になっていて、烽火を消してしまったジャックたちは、
 烽火を消してしまい、しかも野豚も捕まえられませんでした。
 
 これに怒ったラーフはジャックを責めます。
 
 この辺りから2人の関係は破滅へと向かい始めます。
 
▽ある日、狩猟隊はとうとう野豚を捕獲します。
 
 豚の喉を切って血を抜き、腹を切り裂いて内蔵を取り出して、
 その日は全員で豚の肉を食べました。
 
 しかし、血を見た狩猟隊の少年達は次第に狂気が宿り始めます。
 
 それに加え、小さな少年達が見たという、得体の知れない獣の
 恐怖がそれぞれの少年達の中に広まっていました。
 
 しだいに狂気と恐怖に支配されていく少年達は、ラーフ派とジャック派
 の二手に分かれ争いが始まります。
 
 狩猟隊の少年達は、野豚を狩るのと同じように、次第に敵対する
 ラーフのグループを襲撃するようになります。
 
 そしてとうとう...





 この本には、次第に狂気に染まり始める少年達の様子が上手く
 表現されています。
 
 最初は物語の進展の遅さに、読むのを辞めようかと思ったくらい
 ですが、後半は息をもつかせぬ展開が待っています。
 
 題名の「蝿の王」とは、旧約聖書に出てくる「ベルゼブブ」という
 悪魔のことです。
 
 この本の中では、「蝿の王」はほんのわずかしか登場しません。
 
 続きと「蝿の王」が気になる方は読んでみてください。



悩む力 (集英社新書 444C)
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:悩む力
 著者:姜尚中
 出版:集英社新書
 定価:714円
 購入:いただき物です



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4087204448/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f5668484%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 序 章 「いまを生きる」悩み
 第一章 「私」とは何者か
 第二章 世の中すべて「金」なのか
 第三章 「知っているつもり」じゃないか
 第四章 「青春」は美しいか
 第五章 「信じる者」は救われるか
 第六章 何のために「働く」のか
 第七章 「変わらぬ愛」はあるか
 第八章 なぜ死んではいけないか
 終 章 置いて「最強」たれ


──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■□□□□
 豊かな心:■■□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、2008年5月に出版されています。
 
 著者は、大学の教授で、専攻は政治学・政治思想史です。
 
 著書も多数あります。



 悩むにも方法があるみたいです。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)なぜ死んではいけないのか?



 天寿は全うすべきです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)なぜ死んではいけないのか?

 「飽和状態に達した世界の中で、大小無数の『例外状況』が起きて
 いて、それが、何とか無事に日々をやり過ごしている人の心にも、
 大きなストレスを与えているのではないでしょうか。だから、何か
 ことが起こると、キレる、投げ出す、引きこもる、あるいはうつに
 なる。最悪の場合は、自分の命を絶つ」
 
 「『普通の人』と言われている人に、ある日、突然変異が起こる
 今日このごろです。多くの人が心の『臨戦態勢』を強いられている
 ような気がします」

 「『人は一人では生きられない』と言います。それは経済的、
 物理的に支え合わねばならないという意味だけでなく、哲学的な
 意味でも、やはりそうなのです」
 
 「自我を保持していくためには、やはり他者とのつながりが必要
 なのです。相互承認の中でしか、人は生きられません。相互承認に
 よってしか、自我はありえないのです」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●なぜ死んではいけないのか?

▽朝、ご飯を食べながらテレビのニュースを少しだけみていて良く
 聞く言葉に「心の闇」があります。
 
 私はほとんどテレビや新聞をみないにもかかわらず、「心の闇」
 という言葉をよく見聞きします。
 
 ほとんどの場合、無差別殺人や通り魔等、殺人事件が発生した
 時に使われる言葉です。
 
 わずかな時間しかメディアに触れていないにもかかわらず、この
 言葉をよく聞くということは、それほど殺人事件が起こっている
 ということでしょうか。
 
 今の日本では、不条理な殺人事件が横行し、自殺者も増えていて、
 人々の「心の闇」がさらに暗くなっているのではないか、という
 見方がされています。
 
 「世の中が悪くなっている」という言い方もされます。
 
▽これらの考え方、報道の仕方にはかなり疑問があります。
 
 日本の長い歴史の中のどの時点と比べて世の中が悪くなっている
 のか。
 
 「悪くなっている」というのは、どこかの時代と比べているから
 そう言えるのだと思います。
 
 でも、よくよく考えてみると、60数年前は日本は戦争をしていて
 300万人以上亡くなっています。
 
 江戸末期から明治にかけても、内戦があって外国との戦争もあって
 今より一層「死」が身近にあったのではないかと考えられます。
 
 関ヶ原の戦いが終わった辺りから始まる江戸時代と比べたら、
 「世の中が悪くなっている」と思えるかもしれません。
 
 でも、今は誰も江戸時代のことを知っている人がいないため、
 比較することは難しいと思います。
 
 もしかしたら日本の歴史のなかで、現在ほど平和な時代はないの
 かもしれません。
 
 戦争を仕掛ける国もないし、刃物を腰にぶら下げている特権階級
 がいるわけでもないし、赤い紙切れ一枚で兵隊に引っ張って行か
 れることもありません。
 
 したがって、著者の次の文章には今一つ納得がいきません。
 
 「飽和状態に達した世界の中で、大小無数の『例外状況』が起きて
 いて、それが、何とか無事に日々をやり過ごしている人の心にも、
 大きなストレスを与えているのではないでしょうか。だから、何か
 ことが起こると、キレる、投げ出す、引きこもる、あるいはうつに
 なる。最悪の場合は、自分の命を絶つ」
 
 「『普通の人』と言われている人に、ある日、突然変異が起こる
 今日このごろです。多くの人が心の『臨戦態勢』を強いられている
 ような気がします」
 
 このように、何時の時代よりも平和な日本なのに、メディアに
 関わる人たちが煽っているために悲惨な時代に生きていると思い
 込まされているような気がします。
 
▽そうは言っても、年間3万人を超える自殺者がいるというのは
 どうしようもすることはできませんが、気になります。
 
 自殺するというのは「生きていてもしかたがない」とか「生きて
 いる意味が分からない」とか「生きているよりも死んだ方がましだ」
 といったような理由なのでしょうか。
 
 幸せなことに自ら死のうと思ったことがないため、気持ちは分かり
 ません。
 
 上記のような理由で死を選ぶと仮定すると、回避策はいくらでも
 あるような気がします。
 
 「生きているよりも死んだ方がましだ」と思っている人は、おそらく
 人間関係でそう思っているか、お金の問題でそう思っているか、
 不条理な事件に巻き込まれてしまったか、等々だと思われます。
 
 そういった場合は、現状から逃げてしまうのか一番。
 
 夜逃げなり何なり、死ぬ勇気があるなら辛い現状から逃げるのが
 得策です。
 
 健康が問題の場合は逃げも隠れもできないですが...
 
 そうではなくて、「生きていてもしかたがない」とか「生きて
 いる意味が分からない」といった人たちは、他人とのつながりが
 ない、つまり「孤独」なのではないかと思います。
 
 著者は言います。
 
 「『人は一人では生きられない』と言います。それは経済的、
 物理的に支え合わねばならないという意味だけでなく、哲学的な
 意味でも、やはりそうなのです」
 
 「自我を保持していくためには、やはり他者とのつながりが必要
 なのです。相互承認の中でしか、人は生きられません。相互承認に
 よってしか、自我はありえないのです」
 
▽じゃあどうすればいいのでしょうか?
 
 もちろん、答えは書いてありません。
 
 著者も長いこと悩み続けたみたいです。
 
 著者が掴んだ答えらしきものは「他人との相互承認」です。
 
 お互いがお互いを承認することによって、生きていけるように
 なったそうです。
 
 しかしそれは著者の場合の答えであって、他の人に当てはまるか
 どうかは分かりません。
 
 とりあえずは生きて悩むしか方法はなさそうです。





 この本は、自ら頭を使って考えるために、いくつかのテーマが
 書いてある本です。
 
 ごく普通に生きている人たちは、私も含め、実はあまり悩んでいま
 せん。
 
 悩んでいないというよりも、いろいろなことをあまり深く考えて
 いないと言った方が正しいかもしれません。
 
 そういった人たちに頭を使って考えることを勧めているのがこの本
 です。



緋文字 (新潮文庫)
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:緋文字
 著者:ホーソーン
 出版:新潮文庫
 定価:440円
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4102040013/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f137770%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 獄舎の入り口
 広場
 認め知る
 対面
 針仕事をするヘスター
 
 他、沢山あるので省略します。



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■■■■□
 豊かな心:■■□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、昭和32年10月に出版されています。
 
 著者は、アメリカの小説家です。
 
 著書も多数あります。



 どのような物語なのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)楽しんで読もう。



 緋文字の意味とは?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)楽しんで読もう。
 
 ※「もっと知りたい方のために」を参照してください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●楽しんで読もう。

▽今回紹介する本の著者は、ウィキペディアで調べてみると、
 アメリカの小説家で、生きていた年代は1804年7月4日〜1864年5月19日
 です。
 
 この作品は1850年に出版されていて、「ゴシックロマン小説」
 という分類がされています。
 
 舞台背景は、17世紀のアメリカのニューイングランドのボストン
 という町で、ピューリタン(キリスト教のプロテスタントの大きな
 グループ)の社会での話です。
 
 清潔、潔白という、かなりお堅い考え方を持つキリスト教が支配
 する町が背景となっています。
 
▽主人公は、ヘスター・プリンという30歳代の女性。

 ある夏の日の朝、広場の処刑場のさらし台の上に立たされたヘスター
 は皆の注目を集めていました。
 
 その腕には赤ん坊が抱えられています。
 
 赤ん坊は私生児で、ヘスターは父親が誰なのか絶対に口にしません
 でした。
 
 もともと、イギリスで生まれ、アムステルダムに住んでいた
 ある学者の奥さんでした。
 
 その学者が海を渡る決心をして、奥さんを先にボストンへやって
 自分は残作業を終えてから来るつもりだったのです。
 
 しかし、ヘスターがボストンへやってきて2年あまり、夫からは
 何の音沙汰もなくなっていました。
 
 そこに私生児ができてしまったため、戒律の厳しいピューリタン
 社会で、ヘスターは「姦通罪」を犯したことになってしまったの
 です。
 
 皆の視線を一身に浴びているヘスターは、生きている間はこれから
 ずっと「姦淫」の印として胸に大きな赤い文字で「A」を付けて
 いなくてはならなくなったのです。
 
 ヘスターは、父親が誰なのか、いくら問いつめられても絶対に
 口を割ることはありません。
 
▽胸に大きな赤い「A」の文字を付けているヘスターは、どこへ
 行っても、奇異の目で見られます。
 
 それでも娘と2人生きて行かなくてはなりません。
 
 ヘスターは誰よりも針仕事が得意だったので、仕事に事欠くことは
 なく、親子2人が生きて行くには充分な収入がありました。
 
 その「A」の文字も、自分で刺繍をしたものでした。
 
▽ヘスターが処刑場のさらし台の上でさらし者になっていた日、
 ある男性が目に止まりました。
 
 その中年男性は、初めてこの町にやってきたみたいに、周囲の人
 たちに、ヘスターのことを聞いています。
 
 この男性は、ヘスターの夫だった人で、なぜかこれまでひと目に
 着かない森の中で生活していたのです。
 
 ヘスターのことを知った夫は、さらし台から牢獄に戻されたヘスター
 のところへ医者として顔を見せ、「自分のことは誰にも言うな」
 と口止めします。
 
 この夫は、私生児の父親が誰なのか突き止めて復讐しようとして
 いたのです。
 
 いままで行方をくらませておいて復讐を考える方がおかしいと
 思いますが、この夫は医者であることを利用し、ボストンの町へ
 住み着いて、総督や教会の牧師と親密になります。
 
▽ヘスターの夫は名前をロジャー・チリングワースと名乗り、医師
 として腕は確かで、ボストンで高名な医師となります。
 
 チリングワース医師は、体の弱い教会の牧師の主治医となり、
 そのうちこの牧師と一緒に住み始めます。
 
 この若い牧師は、声が良くて説教が上手く、皆の尊敬を得ていま
 した。
 
 しかし、いつも精神的に悩んでいて、それが体を悪くしている
 原因でもあったのです。
 
 牧師は自らに荒行を科し、一心不乱に祈ったりしていたため、
 人々からは真面目で敬虔な牧師として敬われていたのです。
 
 精神的に悩んでいるのも、人々の罪を背負って生きているからだと
 思われていました。
 
 しかし、牧師が悩んでいたのは全然違っていて、私生児の父親で
 あることを隠していたため、その罪の大きさに悩んでいたのです。
 
 そのことにうすうす感づいたチリングワース医師、つまりヘスターの
 元夫は、牧師に主治医として近づき、とうとう一緒に住むことに
 なったのです。
 
▽時間が経つにしたがって、私生児は綺麗な女の子に成長し、ヘスター
 は変わらず胸に大きくて赤い「A」の文字が目立っていますが、
 困っている人々をいつも助けていたので、次第に慕われるように
 なります。
 
 ヘスターは7年間、謙虚に生きてきました。
 
 牧師は相変わらず何かに苦悩している様子で、一緒に住んでいる
 チリングワース医師は、顔つきも体つきも次第に醜悪になって
 きました。
 
 ある日、ヘスターは娘のパールを連れて、仕事帰りの牧師を森の
 中で待ち、話しかけます。
 
 2人は7年間まともに話すことすらできなかったのです。
 
 ヘスターは牧師に伝えました。
 
 牧師と一緒に住んでいるチリングワース医師は、ヘスターの元夫で
 あること。
 
 そして、チリングワース医師はパールの父親が牧師であることを
 知っていること。
 
 この町を出て別の町で親子3人で暮らすために、知り合いの船長に
 話を付けてあること等を、牧師に伝えます。
 
 牧師はこの話で急に元気になり、4日後にこの町を出て行くことに
 なります。
 
 しかし...





 この物語は、キリスト教の行きすぎた戒律に苦しむ女性が、謙虚に
 そして、強く生きていく物語です。
 
 物語はなかなか進展しません。
 
 進展すると急に何年も経過していたりします。
 
 進展しない物語に読んでいて多少イライラしますが、終わりの方は
 どうなってしまうのか、ハラハラしながら読んでいました。



こゝろ (角川文庫) (2回目)
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:こゝろ
 著者:夏目漱石
 出版:角川文庫
 定価:300円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4041001129/oyajimushicom-22/ref=nosim/



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 ※目次はありません。



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■■
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:■■■■□
 おすすめ:■■■■■



 この本は、昭和26年8月に出版されています。
 
 「こころ」は、大正3年(1914年)に新聞に連載されています。
 
 著者は、「日本の文豪」の代表です。
 
 著書も多数あります。



 どのような物語なのでしょうか。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)楽しんで読もう。



 面白いです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)楽しんで読もう。
 
 ※「もっと知りたい方のために」を参照してください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●楽しんで読もう。

▽無事大学を卒業した「私」は夏の間、一旦田舎に帰ることにしま
 した。
 
 前回帰省した時に病気だった父は、あまり変わってなくてとり
 あえず一安心です。
 
 母も父の様子を見てまだまだ大丈夫だと思っているようです。
 
 帰省して何日かすると、明治天皇が病気だという報が届きます。
 
 しかも、明治天皇の病気と前後して父も次第に衰えていきます。
 
 明治天皇崩御の知らせに、父の容態も悪化。
 
 母は、「私」に早く就職口を見つけて父を安心させてやってくれ、
 そのためにはお前が言う「先生」に職の口をお願いしてみては
 どうか、と迫られます。
 
 「私」は、先生が就職先をみつけてくれるような人ではないことは
 百も承知していましたが、親を安心させるため先生に手紙を出し
 ました。
 
 予想通り、先生からは返事はきません。
 
 東京を出る前に「旅行に行くかもしれない」ようなことを言って
 いたので、もしかしたら手紙が読まれていないかもしれません。
 
▽9月が近くなって父の病気も安定した頃、「私」は東京へ戻ろうと
 考えます。
 
 東京へ帰る荷物をまとめ、出発する間近になって再び父親が倒れ
 てしまいます。
 
 「私」は東京へ行くのを辞め、九州にいる兄と、結婚して妊娠中の
 妹に電報を打ちます。
 
 九州から兄が、妹はこれないので義理の弟がやってきました。
 
 そのうち、乃木大将が明治天皇の後を追って殉死したという報を
 聞くと、父親の容態はさらに悪化します。
 
 そうした中、東京にいる先生から「ちょっと会いたいから東京へ
 出てこられるか?」という電報が届きます。
 
 しかし、状況が状況だけに、「今は帰れません。詳細は手紙で」
 という電報を先生に返信します。
 
 先生からは、「それなら帰ってこなくてよろしい」という電報が
 届き、「私」は実家に留まったまま、父の最後を看取ることに
 なりました。
 
▽日が経つにつれて父の容態が悪化していくのを枕元で見ていると、
 先生からぶ厚い手紙が届きました。
 
 しかし、今はその手紙を読む気にはなれず、最初の1ページだけ
 読んでみました。
 
 そこには、以前「私」から過去を問われた時に答えることができ
 なかったけれど、今なら答えることができる、会って話そうと
 思ったが手紙を書くことにした、ということが書いてあります。
 
 そこまで読んだとき、病室から名前を呼ばれます。
 
 いよいよ父の最後が来たみたいで枕元に駆けつけますが、先生からの
 手紙が気になってしまい、時間を見つけて手紙の最後の方をちらっと
 読んでみると、そこには次のように書かれていました。
 
 「この手紙があなたの手に落ちるころには、私はもうこの世には
 いないでしょう。とくに(とっくに)死んでいるでしょう」
 
 それを読んだ「私」はいても立ってもいられなくなり、死に間際の
 父をそのままにして、手紙を持って家を飛び出し、東京行きの電車
 に飛び乗ります。
 
▽ここから「下 先生の遺書」が始まります。

 でも、ここから先は、この作品のメイン部分でもあるので、あら
 すじは書かず、簡単に構成だけお伝えします。
 
 「私」の元に届いた先生からのぶ厚い手紙は先生の遺書で、誰にも、
 奥さんにすら言わなかった先生の過去が書いてありました。
 
 そこに書いてあったのは、先生が資産家の両親の元へ生まれたこと、
 高校生の頃に父親が病気で死に、それを追うように母親も同じ
 病気で死んでしまったこと。
 
 そのころ実家には住んでいなかったので、遺産管理を近くに住んで
 いる叔父に任せたこと。
 
 何年かしてから、遺産が使われていることを知った大学生の先生は
 間に人を立て、残りの遺産をなんとか自分のものにできたこと。
 
 それから他人が信じられなくなってしまったこと。
 
 東京で、軍人の未亡人母娘が住む家に下宿させてもらったこと。
 
 等々、自分がどうして今のような生き方をしているのか、他人が
 信じられず、世の中に出ることもせず、遺産だけで暮らしている
 のはなぜか、自分はひきょうな人間で生きている値打ちもない、
 といったことが詳細に書かれていました。
 
 そして、手紙の最後には、妻には手紙に書いてあることは絶対に
 話さないで欲しい、と書かれていました。
 
 そこで物語は終わります。
 
▽「先生と遺書」の部分は、「よくできてるなぁ」という感想です。

 物語の最初から、ある程度結末を決めて文章を書かないと、これ
 だけの物語は書けないと思います。
 
 物語の構成力が素晴らしいです。
 
 小説家が「すごい」と思うのは、長い物語を書きつつも、中心を
 なす物語が破綻しないことです。
 
 短編はまだ書きやすいかもしれません(書いたことないので分かり
 ませんが...)。
 
 書き始めにどこまで結末を予測しながら書いているのか、著者の
 素晴らしさはその構成力と文章表現の上手さにあるのではないかと
 思われます。
 
 おすすめの1冊です。





 物語の中心部分のあらすじはあえて書きませんでした。
 
 夏目漱石の小説は、いろいろな出版社から出ています。
 
 今回読んだ角川文庫版は300円台と手に入れやすくなっています。
 
 ぜひ一度読んでみてください。