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仏教は死者のものではない―戒名が教える現代人のための仏教入門 (広済堂文庫―ヒューマン・セレクト)
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 ◆今日読んだ本
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 題名:仏教は死者のものではない
 副題:戒名が教える現代人のための仏教入門
 著者:ひろさちや
 出版:廣済堂文庫
 定価:450円
 購入:ブックオフで105円



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 ◆今日の本 購入情報
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 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4331650731/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f424012%2f



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 ◆本の目次
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 第1章 死者は戒名を知らない
 第2章 仏道の修行ということ
 第3章 ブディスト・ネームのすすめ
 第4章 大乗仏教はなにを教えるのか
 第5章 現代は末法の時代である
 第6章 実した仏教生活のために
 付 録 戒名にかんする17の質問




──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、平成2年8月に出版されています。
 
 著者は、大学の教授で、仏教思想史の他、幅広い分野で評論活動中
 とのこと。
 
 著書も多数あります。



 戒名はなんのために付けるのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)戒名は何のために付けるのか?



 戒名にもお金はかかります。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)戒名は何のために付けるのか?

 「それは戒律を守るといった意味での戒名ではありません。そう
 ではなくて、それは、わたしたちが仏に救っていただいたことを
 記念してつける新しい名前なのです。あるいは、わたしたちが
 仏・法・僧の3宝に帰依したことを宣言するための名前であり
 ます」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
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●「戒名は何のために付ける」のでしょうか?

▽日本では、誰かが死ぬとその家で信仰している宗教によるお葬式
 をするのが普通だと思います。
 
 私の母方の祖父母が亡くなった時は、祖父母とも天理教の信者
 だったため、天理教のしきたりに則った葬式でした。
 
 あまり葬式に参列したことがないので、詳しくはないですが、
 仏式と似たような感じで、仏式よりは時間が短くて済んだような
 記憶があります。
 
 キリスト教の葬式がどのようなものなのか一度も参加したことが
 ないので分かりません。
 
 特定の宗教団体に入信していない人は、仏式のお葬式をするのが
 普通だと思います。
 
 私の実家での宗教色と言えば、父が神棚に手を合わせていたくらい
 で、仏教の陰も形も見あたらないです。
 
 母の話によると、仏教系の「○○宗だったと思うけど...」と
 私の母もよく知らないみたいです。
 
 その家の子供だった私はもちろん全くの無宗教で、宗教に興味は
 ありますが、宗教団体には興味がないので、できればそういった
 団体に参加せずに生きていきたいと思ってます。
 
▽先程も書きましたが、日本では仏式によるお葬式を行うのが、
 当たり前のようになっています。
 
 仏教が「葬式仏教」と呼ばれるようになったのは、江戸時代の
 檀家制度が始まりと言われているそうです。
 
 江戸幕府の鎖国政策によって、キリシタンを禁止したのですが、
 その役割をお寺にまかせたのが檀家制度です。
 
 お寺が戸籍係の役割をやっていて、とうとう死人まで管理する
 ようになってきたとのこと。
 
 その管理のための名前が「戒名」といわれるものだったのです。
 
 現在「戒名」をもらうためには、お寺に高いお金を納めなければ
 ならないそうです。
 
 そして、その名前が長ければ長いほど、高いお金がかかります。
 
 ネットで検索してみると、30万円〜となっています。
 
 ふざけてますね。
 
 さらに、葬式が済んで一段落じゃなくて、初七日とか四十九日、
 一周忌等の「追善供養」としていくらかのお金を納めるそうです。
 
 「地獄の沙汰も金次第」で追善供養することで、死者の「業」が
 割り引かれ、地獄に行かなくて済むということになっているみたい
 です。
 
 私から見ると、人(遺族)の弱みにつけ込んで金をふんだくる
 悪行三昧としか見えないのですが、お寺を継続させ、先祖代々の
 墓を守っていくためには遺族から金を巻き上げるしか方法がない
 のが現実みたいです。
 
 そのようなお金がない遺族の祖先は、無縁仏として管理されます。
 
▽その「戒名」の「戒」にはどのような意味があるのでしょうか。

 仏教が生まれたインドでも、伝わった中国にも、死者に「戒名」
 を付ける習慣はなかったそうです。
 
 元もと戒名とは、出家信者に付けた名前で、男性の出家信者は
 「比丘(びく)」、女性の出家信者は「比丘尼(びくに)」と
 いいます。
 
 この比丘と比丘尼だけが仏教の戒律を受けます。
 
 比丘は250戒、比丘尼は348戒あるそうです。
 
 覚えられそうもありませんが、この戒を破ると最悪の場合は教団
 から追放されるそうです。
 
 比丘と比丘尼は出家信者ですが、在家信者もいます。
 
 普通の生活を送りながら仏教徒である人たちのことです。
 
 在家信者は「優婆塞(うばそく)」「優婆夷(うばい)」といい
 ます。
 
 在家信者が受ける戒は「在家の5戒」と呼ばれ、詳しくは書きま
 せんがたった5つの戒めを守って生活すればよいことになって
 いるそうです。
 
 「戒名」とは、5戒を守る在家信者に付ける名前だったのです。
 
 出家信者に付ける名前は「得度(とくど)名」と言います。
 
 もともとは在家信者のための「戒名」だったのですが、長い年月の
 間に、いろいろと考え方が変わってきました。
 
 著者は言います。
 
 「それは戒律を守るといった意味での戒名ではありません。そう
 ではなくて、それは、わたしたちが仏に救っていただいたことを
 記念してつける新しい名前なのです。あるいは、わたしたちが
 仏・法・僧の3宝に帰依したことを宣言するための名前であり
 ます」
 
 人は死ぬことで仏教の3宝「仏・法・僧」に帰依するために、
 死後戒名をいただくことになっているそうです。
 
 そのためには高いお金が必要...ということに「上手い商売
 してるな」と感じるのは私たけでしょうか?





 この本は、戒名に付いての解説ですが、途中仏教についての講釈も
 含まれています。
 
 著者は結論的に、「生前戒名」をもらって仏教の戒めを守るのが
 いい、と書いていますが、「生前戒名」はお坊さんに付けて貰うと
 お金がかかるので「ブディスト・ネーム」として自分で付けて
 しまってもかまわないとも書いています。
 
 なくてもあっても同じような気がしないでもないですが...



幸せって、なんだっけ 「豊かさ」という幻想を超えて (ソフトバンク新書 72)
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 ◆今日読んだ本
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 題名:幸せって、なんだっけ
 副題:「豊かさ」という幻想を超えて
 著者:辻信一
 出版:ソフトバンク新書
 定価:730円+税
 購入:本屋さんで購入



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 ◆今日の本 購入情報
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 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4797343443/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f5524998%2f



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 ◆本の目次
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 1章 幸せって、なんだっけ
 2章 幸せですか、日本人
 3章 「豊かさ」の発明
 4章 「豊かさ」を問い直す
 5章 幸せの経済学
 6章 幸せを創るカルチャー・クリエイティブ



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 ▼本の成分解析
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 知恵  :■■□□□
 勇気  :■■■■□
 豊かな心:■■■■□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、2008年3月に出版されています。
 
 出たばかりの本です。
 
 著者は、文化人類学者、環境運動家と紹介されています。
 
 現在は、明治学院大学の国際学部の教授です。
 
 著者も多数あります。



 「豊かさ」とは何でしょう?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)幸せの経済学とは?



 「豊かさ」と「幸せ」の違いとは?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
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 ■この本をどう読んだか
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 1)幸せの経済学とは?

 「ここが実に不思議なところなのだが、『豊かさ』には、もう
 これでいい、という到達目標がない。経済は成長し続けていかな
 ければならない、と考えられていて、それには終わりがない。
 そして、しまいには『豊かさ』とは成長そのもののいことだ、
 と思われてしまう」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 競争をやめよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「幸せの経済学」とはどういったことなのでしょうか?

▽著者が書いた本は、以前(Vol.227,2006/12/19)「スロー・イズ・
 ビューティフル」というのを読んだことがあります。
 
 この時の感想としては、言っていることは十分理解できて、納得も
 できるけど、個人ではどうしようもないということでした。
 
 地域ぐるみ、国家ぐるみで「スロー・ライフ」を目指さないと、
 とってもアンバランスなことになります。
 
 特に、私たちが住んでいる「日本」という国では、「競争」が
 全てに行き渡っています。
 
 生まれてから死ぬまでずっと競争です。
 
 皆がこの「競争」から抜け出さないと「スロー・ライフ」は実現
 しないのではないかと思います。
 
 この本では、最終的に「個々でスロー・ライフを実現しよう」と、
 「スロー・イズ・ビューティフル」と同じような結論に達する
 ことになります。
 
 しかし、私も当時は「成功してお金持ち」を目指していたため
 何となく「スロー・ライフ」を認めることができないでいましたが、
 今なら十分認めることができます。
 
▽私は自分のホームページの名前を「豊かな人生研究委員会」と
 名付けています。
 
 内容は、今のところメルマガで発信した書評を更新しているだけ
 ですが、そのうち「豊かな人生」について何かを書こうと考えて
 いました。
 
 考えて2年近くたってしまいましたが...
 
 そもそも「豊かな人生」とはどのような人生なのでしょうか?
 
 最初に私が考えた「豊かな人生」とは、もちろんお金が豊かに
 あること、それ以上に自分がやりたいことをとことんやって、
 日々刻々人生に満足して、幸せを感じること。
 
 それを「豊かな人生」だと定義しました。
 
 現在では、当初の思想と方向がだいぶ違ってきてますが、「豊かな
 人生」を感じようとしています。
 
 では、この本の副題にある「豊かさ」という言葉の定義はどう
 なっているでしょうか。
 
 普通、テレビや新聞等のメディアで言われている、「豊かな国」と
 「豊かではない国」の違いは、「先進国」と「発展途上国」という
 言葉で表現されています。
 
 経済的に発展している国、アメリカ、日本、ヨーロッパ諸国は
 「豊かな国」で、それ以外の経済があまり発展していない国は
 「貧しい国」という図式になっています。
 
 「豊かな国」とは、お金をたくさん持っていて、物もたくさん持って
 いる国で、「貧しい国」とは、必要な物しか持っていない国、
 必要なものすら持っていない国。
 
 このように分かれています。
 
 また、国の豊かさを測るモノサシとして、GNP(国民総生産)や
 GDP(国内総生産)という数字があります。
 
 この数値が高ければ「豊かな国」、数値が低ければ「貧しい国」。
 
 そのように言われています。
 
 そして、私たちが住んでいる日本は、アメリカに次いで世界第2位
 の「豊かな国」です。
 
 それなのに、自殺者は年間3万人を超え、「人生に満足してますか?」
 という質問には、ほとんどが「満足していない」と答える人々が
 住んでいる国なのです。
 
 自殺率は「先進国」の中では突出して多く、諸外国の宗教上の
 理由を差し引いても、かなり多い自殺者がいます。
 
 その自殺者の中で一番多いのは、健康問題、次いで多いのが
 「経済・生活問題」です。
 
 これほど矛盾した結果はないです。
 
 お金があって、物がたくさんあって、先進国で、豊かな国の現状
 として、健康問題、経済・生活問題で自殺する人がたくさんいます。
 
 そして、普通に生活している人でも、ほとんどの人は人生に満足
 していないのです。
 
 世間一般に言われる、数値として現れる「豊かさ」と、人生で
 感じる「豊かさ」はどうやら違うみたいです。
 
 そして「豊かさ」には際限がありません。
 
 著者は言います。
 
 「ここが実に不思議なところなのだが、『豊かさ』には、もう
 これでいい、という到達目標がない。経済は成長し続けていかな
 ければならない、と考えられていて、それには終わりがない。
 そして、しまいには『豊かさ』とは成長そのもののいことだ、
 と思われてしまう」
 
 先進国に人々は「豊かさ」を求めるために、人間本来の「豊かさ」を
 捨てて、お金と物を追い求めて「豊かだ」と思い込んでいるのです。
 
 この考え方を変えない限り、「豊かな人生」を感じることはでき
 ません。
 
 そして、著者はそのために「競争から降りる」ことを提唱しています。
 
 競争から降りて、自分の人生に本当に必要な物、考え方は何なの
 かを自分なりに得ることが大切です。





 この本は、一般に言われている「豊かさ」の虚構と、「本当の幸せ」
 とは何なのか、ということを解説しています。
 
 その実現のためには、国に頼るのではなく、個人で、そして地域で
 始めることが必要だと説いています。
 
 私も、考え方としては「競争することから降りる」ことはできま
 した。
 
 あとは、その中で自分の人生をどのように定義して生きていくか?
 
 それを真剣に考えなくてはなりません。
 
 競争に疲れた方にはおすすめの一冊です。



アーロン収容所―西欧ヒューマニズムの限界 (中公新書 (3))
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 ◆今日読んだ本
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 題名:アーロン収容所
 副題:西欧ヒューマニズムの限界
 著者:会田雄次
 出版:中公新書
 定価:700円+税
 購入:ブックオフで105円



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 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/412100003x/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f48%2f



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 ◆本の目次
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 捕虜になるまで
 強制労働の日々
 泥棒の世界
 捕虜の見た英軍
 日本軍捕虜とビルマ人
 戦場と収容所



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 ▼本の成分解析
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 知恵  :■■■□□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、1962年11月に出版されています。
 
 1997年6月で76版と書かれています。
 
 長く読まれている本です。
 
 著者は、京都大学の名誉教授だった人で、ルネサンス史を専攻
 していました。
 
 既に故人です。
 
 著書が多数あります。



 イギリス人とはどのような人種なのでしょうか。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
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 ■この本のどこを読むか
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 1)当時のイギリス人とは?



 かつては世界を制覇していた国です。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)当時のイギリス人とは?



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



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 ●もっと知りたい方のために
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●「当時のイギリス人」とはどのような存在だったのでしょうか?

▽以前、小松真一さんが書いた「虜人日記」を読んで、敗戦した
 国の戦争捕虜がどのような扱いを受けていたのかを知ることが
 できました。
 
 当たり前なのかもしれませんが、捕虜はそんなに良い待遇は受け
 ていません。
 
 今回紹介するこの本の著者も、太平洋戦争終戦当時、ビルマで
 終戦を迎え、ラングーン(ミャンマーの旧首都)という場所へ
 移送され、そこで約2年間、英軍の捕虜として強制労働に従事
 させられた体験を持ちます。
 
 著者はそこで様々な体験をするのですが、英国、そして英国人に
 対して「燃えるような激しい反感と憎悪」を抱いて帰ってきた
 そうです。
 
 こういうふうに書くと、
 
 「過去の旧日本軍も諸外国に対してひどいことをしてきたじゃ
 ないか。だからしかたない」
 
 と言う人が必ずいます。
 
 個人的には、「だからしかたない」と言えるものでもないと
 思ってます。
 
 それぞれに反省すべき点はあると思います。
 
▽イギリスという国は過去、世界を制覇していました。
 
 きっと、現在のアメリカの比ではないくらい強大な国だったの
 ではないかと思います。
 
 イギリスは、ほとんどの全アジアを何百年かに渡って支配して
 きた国です。
 
 イギリスという国、そしてイギリス人にとって、有色人種は、
 対等の人間とは認めてませんでした。
 
 搾取の対象でしかなく、家畜と同じ扱いをしてきたのです。
 
 言い過ぎのように思えるかもしれませんが、色々な本を読む限り、
 太平洋戦争あたりまで、「白人」は有色人種のことを同じ人間
 だとは思っていなかったフシがあります。
 
 その白人種が日露戦争で日本に負けてしまったことは、世界的に
 かなりの衝撃を与えてしまったのです。
 
 もちろん、現在の白人種が有色人種のことをどのように思って
 いるのかよく分かりません。
 
▽捕虜生活では、具体的にどのような待遇をう受けていたのでしょうか?
 
 その一部を紹介します。
 
 戦争捕虜になると、強制労働に従事させられます。
 
 著者も英軍兵舎の掃除や雑用をさせられますが、次のような体験
 をしたそうです。
 
 「まずバケツと雑巾、ホウキ、チリトリなど一式を両手にぶら
 下げ女兵舎に入る。私たちが英軍兵舎に入るときは、たとえ便所
 であろうとノックの必要はない。これが第一いけない」
 
 「私たちは英軍兵舎の掃除にノックの必要なしといわれたときは
 どういうことかわからず、日本兵はそこまで信頼されているのか
 とうぬぼれた」
 
 「ところがそうではないのだ。ノックされるととんでもない格好
 をしているときなど身支度をしてから答えねばならない。捕虜や
 ビルマ人にそんなことをする必要はないからだ。イギリス人は
 大小の用便中でも私たちが掃除しに入っても平気であった」
 
 「入ってきたのがもし白人だったら、女たちは金切り声をあげ
 大変な騒ぎになったことと思われる。しかし日本人だったので、
 彼女らはまったくその存在を無視していたのである」
 
 かつて、イギリスが世界を制覇している時代、「奴隷」という
 存在がいました。
 
 奴隷というのは、かつてのイギリス人にとって、豚や牛と同じ
 家畜です。
 
 大げさに聞こえるかもしれませんが、少なくとも同じ人間だとは
 思っていなかったのです。
 
 したがって、日本人やビルマ人に対して上記のような態度がとれる
 のです。
 
 お礼にタバコをくれたりしたこともあったそうですが、その方法
 というのも次のような方法だったそうです。
 
 「タバコを手渡したりは絶対にしない。口も絶対にきかない。
 一本か二本を床の上に放って、あごで拾えとしゃくるだけである」
 
 「この女たちの仕事で癪にさわるもう一つのことがある。足で
 指図することだ。たとえばこの荷物を向こうへ持っていけという
 時は、足でその荷物をけり、あごをしゃくる。よかったらうな
 づく、それだけなのである」
 
 言葉が通じないというのもあったのかもしれませんが、とても
 それだけとは思えない感じがします。
 
 これらのことは、著者個人が特別にそう思っていたことではなくて
 相当数の捕虜ががそう思っていたみたいです。
 
 著者は言います。
 
 「もちろん、相手がビルマ人やインド人であってもおなじこと
 だろう。そのくせイギリス兵には、はにかんだり、ニコニコしたり
 でむやみと愛嬌がよい」
 
 「彼女たちからすれば、植民地人や有色人はあきらかに『人間』
 ではないのである。それは家畜にもひとしいものだから、それに
 対し人間に対するような感覚を持つ必要はないのだ。どうしても
 そうとしか思えない」
 
 しかも、この態度というのは、女兵士だけに限らず誰でも同じ
 みたいです。
 
 著者はさらに言います。
 
 「はじめてイギリス兵に接したところ、私たちはなんという尊大
 放漫な人種だろうかとおどろいた。なぜこのようにむりにいばら
 ねばならないのかと思ったのだが、それは間違いであった」
 
 「かれらはむりに威張っているのではない。東洋人に対するかれら
 の絶対的な優越感は、まったく自然なもので、努力しているの
 ではない」
 
 「女兵士が私たちをつかうとき、足やあごで指図するのも、タバコ
 をあたえるのに床に投げるのも、まったく自然な、ほんとうに
 空気を吸うようななだらかなやり方なのである」
 
 著者が、戦争捕虜という通常にはない状況で体験したため、余計に
 そのように感じたのかもしれません。
 
 「かつてはそういう時代があったのだ」と、歴史の1ページと
 して語れるだけにして欲しいと思います。
 
 これが現在でも同じだとは思いたくないです。





 この本は、主に捕虜の生活がどのような悲惨なものだったのか、
 捕虜当時に著者がトイレットペーパー等に書き残した日記等を
 編集したのものです。
 
 「虜人日記」の時にもありましたが、こういった戦争当時の話は
 「当時性」というのが大切になります。
 
 実際に捕虜当時に書かれたものじゃないと、心理的に嘘が混じって
 しまうためです。
 
 その点は、事実は事実として書かれているのだと思いますが、
 著者がこの本を書いた時の思想が入っているのは否めないです。
 
 ただ、当時のイギリス人がどのような態度で、有色人種と接して
 いたのかを知ることができる本です。



神々の世界 (上) (小学館文庫)
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 ◆今日読んだ本
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 題名:神々の世界(上)
 著者:グラハム・ハンコック
 出版:小学館文庫
 定価:905円+税
 購入:ブックオフで105円



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 ◆今日の本 購入情報
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 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4094038477/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1487967%2f



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 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第一部 発端
  第一章 遺構
  第二章 大洪水前の謎の都市群
  第三章 メルトダウン
 第二部 インド1
  第四章 インドのアトランティス
  第五章 インド巡礼
  第六章 船の降りた場所
  第七章 失われたインド
  第八章 山の悪魔と文明の再生
 第三部 インド2
  第九章 おとぎの国
  第一〇章 「赤い山」の謎
  第一一章 クマリ・カンダム探し
  第一二章  隠された年月
  第一三章 ピラミッド群島
  第一四章 水中の亡霊



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 ▼本の成分解析
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 知恵  :■■■■■
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■■■



 この本は、2005年7月に出版されています。
 
 2002年9月に出版された単行本の文庫版となります。
 
 著者は、世界のいろいろな場所へ取材旅行をしている方です。
 
 著書も多数あります。



 長い年月の間に同じ事を繰り返しているみたいです。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
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 ■この本のどこを読むか
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 1)インドの神話とは?



 インドも奥が深いです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
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 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)インドの神話とは?
 
 ※「もっと知りたい方のために」を参照してください。



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 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 歴史を楽しもう 】



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 ●もっと知りたい方のために
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●「インドの神話」とはどのようなものなのでしょうか?

▽前回は、世界のいろいろな場所で「神話」として残っている洪水の
 ことを紹介しました。
 
 世界的な洪水が起きた神話では、大陸が一夜のうちに海の底に
 沈んでしまうといった、急激な水面の上昇が起きた形跡が見られ
 ます。
 
 考古学者たちの間では、それはあくまでも「神話」にすぎず、
 一夜にして大陸が沈んでしまうようなことはあり得ない、と否定
 されています。
 
 しかし、地質調査の結果、最終氷河期の終わり頃、約15000
 年前から約7000年前の間に、世界規模の大きな洪水が3度
 あったことが証明されているそうです。
 
 そして、各地の神話の中にも、「数度の洪水が起き...」と
 いう部分があるそうです。
 
 素人が考えてみても、どうやらこれは神話ではなさそうな気が
 します。
 
▽地球上には、現在知られている限り、古代文明として、以下の
 5つの文明が存在したそうです。
 
 1.メソポタミア
 2.エジプト
 3.インド
 4.中国
 5.中南米
 
 この中で古代インドで反映した「インダス文明」と呼ばれています。
 
 そして、インドの最古の口承文学は「ヴェーダ」と言われます。
 
 ヴェーダとは知識を意味する言葉で、4種類のヴェーダが存在
 します。
 
 「リグ・ヴェーダ」「サー間・ヴェーダ」「ヤジュル・ヴェーダ」
 「アタルヴァ・ヴェーダ」の4つです。
 
 言葉は、非常に古いサンスクリット語で書かれていて、大量の
 文章が存在するそうです。
 
 著者は言います。
 
 「だが、驚くべきは、全体の長さではない。むしろ、これらの
 賛歌集が、その歴史の大部分において、書かれた文書としては
 存在しなかった点だ、それも、書き記すことができなかったから
 ではない。ヒンドゥー教の基となったヴェーダ教の僧侶たちが、
 書き記すべきではなく、人間の記憶の中に生かしておくべきだと
 信じていたためなのだ」
 
 何かに書くと人間は忘れてしまい、時が経つにつれて、書いた
 文字は忘れ去られ、長い年月の間に読むことができなくなって
 しまいます。
 
 エジプトのヒエログリフ等の古代文字はある程度解読はされて
 ますが、その例が示すとおり数千年経過すると誰も読めなく
 なってしまいます。
 
 古代インドでヴェーダを口承で伝えようとした人たちは、その
 ことを知っていて、決して文字には残さなかったみたいです。
 
 口承での伝達であれば、言葉は変わっても伝える内容は変わらない
 ということを知っていたみたいです。
 
 インドのバラモン(司祭)たちは、一字一句間違いのないように
 相当な量のヴェーダを暗記していたそうです。
 
 古代インド社会では、文字が普及した後ですらヴェーダを文字と
 して書き記すことは禁じられていたとのこと。
 
 今から約1000年前に、現存する最古のヴェーダが書かれた
 そうです。
 
 学説では、紀元前1500年頃、インドを侵略したアーリア人
 たちが書き残したもの、ということになっているみたいです。
 
 ヨーロッパ人学者の優越主義が生み出した学説なのだそうです。
 
 こういった学説はありがちみたいです。
 
▽ヴェーダの内容ですが、様々な事が書かれていて、その中には
 世界的規模の洪水が起きたことも書かれているそうです。
 
 しかも、一度でなく数度。
 
 聖書に書いてある「ノアの箱舟」と似たような内容の話です。
 
 他に、星座に関することも書かれていて、その星座が書かれている
 とおりの位置に見られるのは数千年以上も前、ということもある
 そうです。
 
 どうやら「ヴェーダ」というのは、数千年、もしかしたら1万年
 以上も前からの言い伝えに加え、そのときどきの話が追加されて
 現在に口承されているのではないか、と著者は予想しています。
 
 「文章に残すと人は忘れてしまう」ということを体験的に知って
 いた人たちがヴェーダを作り、口承で伝えることを決めたみたい
 です。
 
 インドの文明も相当古そうです。





 この本は、世界に残っている洪水神話を基に、神話の世界の事実を、
 「神々の世界」として解き明かそうとしたものです。
 
 著者の文章に上手く乗せられているのかもしれませんが、著者の
 予想が全て真実に思えてきます。
 
 つじつまが合っているのです。
 
 古代のことや、海の底に沈んでしまった遺跡等は真実はなかなか
 わかりませんが、人類の歴史を想像して楽しむには、とても
 面白い本です。
 
 この上巻は、主にインドについて書かれています。
 
 下巻は、今度時間があるときに読んで、紹介したいと思います。



神々の世界 (上) (小学館文庫)
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:神々の世界(上)
 著者:グラハム・ハンコック
 出版:小学館文庫
 定価:905円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4094038477/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1487967%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第一部 発端
  第一章 遺構
  第二章 大洪水前の謎の都市群
  第三章 メルトダウン
 第二部 インド1
  第四章 インドのアトランティス
  第五章 インド巡礼
  第六章 船の降りた場所
  第七章 失われたインド
  第八章 山の悪魔と文明の再生
 第三部 インド2
  第九章 おとぎの国
  第一〇章 「赤い山」の謎
  第一一章 クマリ・カンダム探し
  第一二章  隠された年月
  第一三章 ピラミッド群島
  第一四章 水中の亡霊



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■■
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■■■



 この本は、2005年7月に出版されています。
 
 2002年9月に出版された単行本の文庫版となります。
 
 著者は、世界のいろいろな場所へ取材旅行をしている方です。
 
 著書も多数あります。



 人類の歴史はいつから始まっているのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)神々の住む世界とは?



 神話の中には真実が...



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)神々の住む世界とは?
 
 ※「もっと知りたい方のために」を参照してください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 人類の長い歴史を想像してみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「神々の住む世界」とはどのような世界なのでしょうか?

▽歴史に興味があって、特に社会人になってから歴史に関する本や
 小説をたくさん読むようになりました。
 
 中学や高校生の頃はあれほど嫌いだった歴史が、実はとっても
 面白いことに気が付いたのです。
 
 「勉強」からはなれて興味だけ持って本を読むと、これほど面白い
 ものはありません。
 
▽歴史と言っても、人類が歩んできた歴史はとても長いです。
 
 現在の正統派と言われる考古学者の一致した意見は、
 
 「人類の発達した文明は、紀元前5000年頃から始まる」
 
 ということになっているみたいです。
 
 この頃にやっと石器時代から文明を持った時代へと移行し始め、
 世界の4大文明の幕が上がるというのです。
 
 しかし、そう思っているのは、確かな物的証拠がその頃のものしか
 発見されていないから。
 
 学者というのは、一度自説を作り上げてしまうと、それを破壊する
 のをとても嫌がるそうです。
 
 そうなると、自説に合致しない他人の説や、考古学の発見は無視
 するようになってしまい、自説に固執してしまいます。
 
 そういった場合、発見された「物」は「オーパーツ」として、
 物的証拠としては無視されてしまいます。
 
 石版に書かれている文章等の「話」の場合は、「神話」として
 片付けられてしまうのです。
 
 物も話もいろいろなものがたくさん発見されているにもかかわらず
 無視されてしまいます。
 
 こういった話は、歴史に関しては、どの分野でもあるみたいですね。
 
▽今回紹介する「神々の世界」の話も、そういった「物」や「話」が
 たくさん出てきます。
 
 著者は学者ではないため、自由に発想することができます。
 
 予想することから始め、封印された歴史の事実を積み重ねていき
 ます。
 
 今回のテーマは「海に沈んだ神話の世界」です。
 
 まだ読んだことはありませんが、聖書(旧約?)には「ノアの箱舟」
 の話が書かれているそうです。
 
 神の怒りに触れた人類を滅ぼすために、洪水を起こすが、神の
 啓示があったノアは、大きな船を造り、あらゆる生物のつがいを
 船に乗せ、7日間水の上を漂います。
 
 水か引き始め、やっと陸地が見え、新たな人類の歴史が始まります。
 
 簡単に書くとこんな感じでしょうか。
 
 実は、この「洪水神話」は、聖書に書かれているものだけでは
 なくて、世界各地に残っているそうです。
 
 そのどれも、洪水が起きたのが何時のことなのか書かれていない
 ため全て「神話」で片付けられているのです。
 
 世界各地に残っている「洪水神話」は単なる神話なのでしょうか?
 
▽地球の歴史は約46億年と言われています。
 
 その長い歴史の途中には何度かの「氷河期」というものが存在
 します。
 
 氷河期の間は、ヨーロッパ、北米、シベリア付近は、氷に閉ざ
 された世界で、その氷の厚さは四キロにも及んだそうです。
 
 その氷が、地球の温暖化とともに次第に溶け始め、海面が上昇し...
 と書いてしまうと、徐々にしか海面は上昇しません。
 
 ところが厚い氷は徐々に溶け始め、何千年もの間「巨大な氷のダム」に
 溶け出した水が溜まり、やがて氷のダムは崩壊し、一気に海洋に
 流れ込んだそうです。
 
 このような現象が世界各地で同時期に起こり、一気に海面が上昇し、
 地球全体に大洪水を引き起こしたとのこと。
 
 地質調査によって、約15000年前から約7000年前に世界
 規模の大きな洪水が3度あったことが証明されているそうです。
 
 「巨大な氷のダム」の他にも、厚い氷の下を溶け出した水が勢い
 よく流れ、やがて巨大な氷の固まりが地表を滑り始め、海洋に
 到達し、津波を引き起こしたりします。
 
 調査の結果、氷の下でできた地層や、巨大な氷の固まりが通過した
 跡も、証拠としてしっかりと残っているそうです。
 
 厚さが4キロもある巨大な氷がいっきになくなると、氷の重さに
 よってへこんでいたプレートは元に戻ろうとし、それによって
 大きな地震が発生します。
 
 しかも、その頃には火山が活発に活動していた時期にもあたる
 とのこと。
 
 その様子はまさに世界の終わりに見えたのではないでしょうか。
 
 「アトランティス大陸が一夜にして海に沈んだ」という神話も
 実は神話ではなく、実際にあった出来事だったのではないかと
 思います。
 
 証拠はたくさん出ていますが...





 この本は、神話として、世界各地に伝わっている「洪水伝説」に
 ついて、さまざまな観点から証拠を集め、予想し、そして学説
 よりも納得がいく解説をしています。
 
 神話だと思っても思わなくても自由ですが、現在の地球を見ても、
 急激な温暖化、水面の上昇等々、否定しきれない事実がたくさん
 あります。
 
 地球が生まれてから46億年といわれていますが、その長い歴史の
 間に、こういったことが延々と繰り返されてきたのではないかと
 思います。
 
 そのたびに人類は減り、やがて以前の文明は神話となり、次の
 歴史に引き継がれていくのではないかと思われます。
 
 以前読んだエドガー・ケイシーの本には、人類の歴史は1050
 万年前から始まると書かれていました。
 
 その間、どれだけの文明が滅んできたことでしょう。
 
 歴史はやっぱり面白いです。
 
 650頁もあって、まだ半分しか読めていないので、次回もう一度
 紹介させていただきます。



CD付[新版]生きがいの創造(8回目)
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:CD付[新版]生きがいの創造
 著者:飯田史彦
 出版:PHP研究所
 定価:2400円
 購入:ブックオフで1250円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4569627943/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1539848%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 過去の人生の記憶
 第2章 人生のしくみ
 第3章 愛する故人とのコミュニケーション
 第4章 「永遠の生命」を科学する意味
 第5章 「ブレイクスルー思考」による生きがい論



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■■
 勇気  :■■■■■
 豊かな心:■■■■■
 おすすめ:■■■■■



 この本は2003年4月に出版されています。
 
 1996年6月に初版の単行本が出版されています。
 
 本の帯には「50万部を越えるベストセラーを全面改訂」とあり
 ます。
 
 「生きがいの創造」はかなり売れているようです。

 著者の本職は、「人間の価値観について研究する経営心理学者」
 と紹介されています。

 著書も多数あります。



 今回はどのような発見があるのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)人間関係の因果応報とは?



 全ては自分がまいた種のようです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)人間関係の因果応報とは?

 「『そこには、人を傷つけてばかりいた私の姿がありました。
 そして、私が傷つけた人たちが、今度は別の人を同じように傷つけ
 ている姿がありました』」
 
 「この被害者の連鎖は、ドミノ倒しのように続いていって、また
 ふり出しに戻ってくるのです。そして最後のドミノは、もともとの
 加害者である私だったのです。ドミノの波は、向こうへ行ったかと
 思うと、また戻ってきます」
 
 「思わぬところで、思わぬ人を私は苦しめていました。心の痛みが、
 耐えられないほど大きくなっていきました」

 「自分が傷つけたり助けたりした同じ相手から返ってくるわけ
 ではなく、一見すると全然無関係の人から返ってくることも多い
 ものの、それでも目に見えないところで深くつながっています」
 
 「また、自分の言動がすぐに返ってくるわけではなく、数日後、
 数週間後、数ヶ月後になったり、もしかすると数年後、数十年後
 になるかもしれないものの、いつか必ず自分に跳ね返ってきます」
 
 「わかりやすく言えば、自分が行った『善行』(貯金)や『悪行』
 (借金)が、宇宙の法則(銀行)において管理されており、困った
 時には自動的に貯金が引き出される一方で、借金はいつか厳しく
 取り立てられるのだと説明することができるでしょう」

 「このようなしくみを理解すれば、正しく生きるための単純明快
 な方法が、浮かび上がってきます。それは、ただ一言、『自分が
 出したものが返ってくるのだから、自分が返してもらいたいもの
 だけを出し、返してほしくないものは出さないようにすれば良い
 のだ』ということです」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 自分にできることはたくさん与えてみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「人間関係の因果応報」とはどのようなことなのでしょうか?

▽ひさびさの「生きがいの創造」です。

 これまでの「新版 生きがいの創造」の紹介は以下の通りです。
 
 第1回目 2007/03/22 Vol.315
 第2回目 2007/04/13 Vol.337
 第3回目 2007/07/02 Vol.417
 第4回目 2007/08/03 Vol.449
 第5回目 2007/09/06 Vol.484
 第6回目 2007/11/04 Vol.542
 第7回目 2008/01/29 Vol.602
 
 今回は、「人間関係の因果応報」を紹介します。
 
 「因果応報」という言葉は、簡単に言うと
 
 「自分が投げかけたことが自分に返ってくること」
 
 です。
 
 一所懸命に働けば、普通に生活できるだけの収入があるし(もちろん
 報われない場合もありますが...)、一所懸命勉強すれば、
 それだけの成果を得ることができます。
 
 「トイレ掃除をすればお金が入ってくる」という宇宙の法則も、
 因果応報の一種だと思われます。
 
 これは、人間関係に関しても同じで、一つの自分の人生が終わった
 ときに、自分の「指導役の意識体」から「人間関係の因果応報」に
 ついて、貴重な教訓を見せられるそうです。
 
 退行催眠によって、自分の過去生を見た人の証言が、次のように
 書かれています。
 
 「『そこには、人を傷つけてばかりいた私の姿がありました。
 そして、私が傷つけた人たちが、今度は別の人を同じように傷つけ
 ている姿がありました』」
 
 「この被害者の連鎖は、ドミノ倒しのように続いていって、また
 ふり出しに戻ってくるのです。そして最後のドミノは、もともとの
 加害者である私だったのです。ドミノの並は、向こうへ行ったかと
 思うと、また戻ってきます」
 
 「思わぬところで、思わぬ人を私は苦しめていました。心の痛みが、
 耐えられないほど大きくなっていきました」
 
 他人を傷つければ、結果的に自分が傷つけられるし、他人に優しく
 すれば、結果的に自分が優しくしてもらえます。
 
 人間関係も投げかけたものが返ってくるのです。
 
 しかもそれは、何時どのような形で返ってくるかは分からないの
 です。
 
 著者は言います。
 
 「自分が傷つけたり助けたりした同じ相手から返ってくるわけ
 ではなく、一見すると全然無関係の人から返ってくることも多い
 ものの、それでも目に見えないところで深くつながっています」
 
 「また、寺分ぬんお言動がすぐに返ってくるわけではなく、数日後、
 数週間後、数ヶ月後になったり、もしかすると数年後、数十年後
 になるかもしれないものの、いつか必ず自分に跳ね返ってきます」
 
 「わかりやすく言えば、自分が行った『善行』(貯金)や『悪行』
 (借金)が、宇宙の法則(銀行)において管理されており、困った
 時には自動的に貯金が引き出される一方で、借金はいるか厳しく
 取り立てられるのだと説明することができるでしょう」
 
 これは、考えようによっては「バチが当たった」ということが
 言えなくもないですが、また別の考え方をすると、上手く利用が
 できるということにもなります。
 
 自分が優しくしてもらいたければ、自分がやさしくすればいいし、
 自分が助けて欲しいのであれば、まず他人を助けなければなりま
 せん。
 
 この法則はいろいろなことに公平に働いています。
 
 お金についても、まずは自分から出さなければ自分にはお金は
 回ってきません。
 
 つまり、「余裕があれば出すのに...」と思っている人の所には
 お金は入ってこないのです。
 
 まず、自分から投げかけること。
 
 これが大切みたいです。
 
 著者は言います。
 
 「このようなしくみを理解すれば、正しく生きるための単純明快
 な方法が、浮かび上がってきます。それは、ただ一言、『自分が
 出したものが返ってくるのだから、自分が返してもらいたいもの
 だけを出し、返してほしくないものは出さないようにすれば良い
 のだ』ということです」
 
 本当に単純明快です。
 
 逆にこのことに気が付かないと、他人に厳しかったり、嫌な思いを
 させたり、悲しませたり、ということばかりしている人は、必ず
 同じ事を自分が体験することになってしまうのです。
 
 自分から「愛」を与えることが大切です。





 今回は、人間関係の因果応報に関する部分を紹介しました。
 
 「投げかけたものが返ってくる」という法則は、人間関係だけ
 ではなくて、様々な場面で働いているみたいです。
 
 「他人を幸せにしてあげよう」と意気込んでしまうと、なかなか
 できなくなってしまうので、「自分のためにやってあげようかな」
 と思っているくらいでちょうど良いのではないかと思います。
 
 たくさん与えてみよう。



ダライ・ラマ「死の謎」を説く―輪廻転生 生命の不可思議
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:ダライ・ラマ「死の謎」を説く
 副題:輪廻転生 生命の不可思議
 著者:ダライラマ14世
 出版:クレスト社
 定価:1800円
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4877120173/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1043398%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 「死」とは何か〔古い衣服を着替えるがごとし〕
 第2章 輪廻転生の法則〔来世、人は何に生まれ変わるのか〕
 第3章 カルマの法則〔どうすれば、煩脳から解放されるか〕
 第4章 愛と慈愛、そして性愛〔なぜ、愛は憎しみへと変わるのか〕
 第5章 欲望について〔快楽と至福の喜びはどう違うのか〕
 第6章 宇宙の法則〔大宇宙の真実が語りかけるもの〕
 第7章 「知」と「心」の融合〔求めつづけることの大切さ〕



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■■□□□
 豊かな心:■■■□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、平成6年7月に出版されています。
 
 著者は、チベットの政治・宗教上の最高指導者で、1989年に
 ノーベル平和賞を受賞しています。
 
 著書も多数あります。



 観音菩薩の化身が語る輪廻転生とは?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)輪廻転生とは?



 仕組みはかなり難しいみたいです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)輪廻転生とは?

 「輪廻とは、前世によって決定される次の生命、次々と引き継が
 れてゆく生きとし生けるものの生命のことである」

 「輪廻転生、生命の再生は特定の選ばれた者にだけ起こるわけ
 ではない。仏教的な観点から言えば、輪廻思想を受け入れるか
 受け入れないかにかかわらず、輪廻転生はすべての生きとし生ける
 ものに、等しく起こることである」
 
 「生きとし生けるもの、それらはすべて一つの生命の後に次の
 生命を生きるというふうに、次々と生命を引き継いでいく。生命の
 輪は継続して回り続ける」

 「仮に二つの行為が同じ重要度を持つとしよう。そうした場合
 には、より後で行われた行為が優先されるべきものである」
 
 「また仮に、二つの行為が同時に行われ、それらがまったく同じ
 重要度を有していたらどうなるのか。そんな場合は、その人物に
 とって、どちらの行為がより慣れ親しんだ行為であるのか、より
 習慣的に行ってきた行為であるのかによって、輪廻を決定する
 優先順位が計られる」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 正しい実践をしよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「輪廻転生」とはどのようなものなのでしょうか?

▽「ダライ・ラマ」という名前は聞いたことがありますが、何を
 した人なのかはほとんど知りませんでした。
 
 ダライ・ラマは現在14世。
 
 「14世」というからには、世襲制なのかそれとも師匠が弟子の
 中から後継者を選んでいるのかと考えていたところ、なかなか
 面白い方法で後継者を「探して」きてます。
 
 代々、ダライ・ラマは輪廻転生の生き証人として、「探してくる」
 みたいです。
 
 どういうことかと言うと、ダライ・ラマが死んで何年かした後に
 チベット仏教の総本山の偉い人に降りたお告げに従って、次の
 ダライ・ラマを探しに行きます。
 
 ダライ・ラマ14世は、先代の13世が無くなったあと、1年半
 して生まれた子供だったのです。
 
 3歳の時に発見され、いろいろな試験を受けた結果、ダライ・ラマ
 13世の生まれ変わりであるということが証明されたそうです。
 
 代々自ら転生先を選んで生まれてくるのです。
 
 ダライ・ラマは観音菩薩の化身と言われ、お釈迦様の時代から
 74回の輪廻を経てきたと言われているそうです。
 
 そのダライ・ラマが語る「輪廻転生のしくみ」に興味が湧いて
 きます。
 
▽著者は言います。

 「輪廻とは、前世によって決定される次の生命、次々と引き継が
 れてゆく生きとし生けるものの生命のことである」
 
 輪廻転生を「思想」と考えると、この思想は古くからのインドの
 思想や哲学、そして仏教を信仰する者にとってはごく当たり前な
 ことです。
 
 日本もかつては、明治政府が廃仏毀釈を発令するまでは、神道と
 同様に仏教もごく一般人に普通に広まっていました。
 
 したがって、少し昔の人にとっては、輪廻転生という仕組みは
 そんなに不思議なことではなかったみたいです。
 
 現在では、「スピリチュアル」という言葉とともに、広がりを
 みせています。
 
▽輪廻転生は特定の人に起きるとか、その思想を受け入れてないと
 輪廻しないとかいうことではないみたいです。
 
 著者は言います。
 
 「輪廻転生、生命の再生は特定の選ばれた者にだけ起こるわけ
 ではない。仏教的な観点から言えば、輪廻思想を受け入れるか
 受け入れないかにかかわらず、輪廻転生はすべての生きとし生ける
 ものに、等しく起こることである」
 
 「生きとし生けるもの、それらはすべて一つの生命の後に次の
 生命を生きるというふうに、次々と生命を引き継いでいく。生命の
 輪は継続して回り続ける」
 
 現世で「もう2度と人間として生まれたくない」と願っても、
 必ず生まれ変わります。
 
 そうやって永遠に魂の修行を積んで行くみたいです。
 
▽現世での言動が来世の輪廻を決定するとなると、なかなかその
 判定が難しそうです。
 
 例えば、人を助けることと、人を傷つけることを一つの人生の中で
 行っていた場合、来世はどのような人生になるのでしょうか。
 
 ほとんどの人間は、一つの人生の中で、善い行いも、悪い行いも
 どちらも行っているはずです。
 
 極端な話、殺人を犯した人が、他人の命を救ったという場合だって
 あります。
 
 そういった場合、来世の人生はどうなるのでしょうか。
 
 著者は言います。
 
 「仮に二つの行為が同じ重要度を持つとしよう。そうした場合
 には、より後で行われた行為が優先されるべきものである」
 
 「また仮に、二つの行為が同時に行われ、それらがまったく同じ
 重要度を有していたらどうなるのか。そんな場合は、その人物に
 とって、どちらの行為がより慣れ親しんだ行為であるのか、より
 習慣的に行ってきた行為であるのかによって、輪廻を決定する
 優先順位が計られる」
 
 つまり、一つ一つの行為(実践)をぶつ切りにして判断するわけ
 ではなく、常日頃何をどうやって実践しているのかが判断されて、
 来世が決まるみたいです。
 
 日頃の行いが重要です。





 この本は、ダライ・ラマ14世が語ったことについて、国際ジャーナ
 リストの大谷幸三さんが解説を加えたものです。
 
 本では輪廻転生だけではなく、カルマについて、真実の愛について、
 欲望について、宇宙の法則について語られています。
 
 ダライ・ラマ14世は、3歳くらいの時は様々な試験をパスして
 13世の生まれ変わりだと判断されたのですが、現在前世のことは
 記憶していないそうです。
 
 前世のことを知らなくても、日頃から何を実践するべきかを考えて
 現世を生きていれば、現世も来世も幸せになると思います。



ゲーム脳の恐怖 (生活人新書)
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:ゲーム脳の恐怖
 著者:森昭雄
 出版:生活人新書
 定価:660円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4140880368/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1461879%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 1章 ゲーム中の驚くべき脳波の変化
 2章 人間らしさは前頭前野にあり
 3章 ゲーム中の脳波、四つのタイプ
 4章 β波を上昇させるゲームもあった!?
 5章 体を動かせば脳も動き始める
 6章 ゲーム脳人間とキレる脳のしくみ
 7章 健全な脳を育てるために、今できること



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■□□□□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■□□□□



 この本は、2002年7月に出版されています。
 
 著者は、日本大学の教授で、専攻は脳神経科学です。
 
 著書も何冊かあります。



 「ゲーム脳」とはどのような脳のことを言うのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)ゲーム脳とは?



 本当なの?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)ゲーム脳とは?

 「驚くことに、テレビゲームのなかには」前頭前野の脳活動を
 あきらかに劇的に低下させるものが多いことがわかったのです」
 
 「このままこれを放置していると、テレビゲームに熱中しすぎる
 子どもたちは、キレやすく、注意散漫で、創造性を養えないまま
 大人になってしまうと思われます」
 
 「さらに若年性地方状態を加速する可能性が高くなるのではない
 かと危惧しています」

 「どうしてこのようなデータになったのか考えてみました。ソフト
 ウェア開発者は、視覚情報が強く、前頭前野が働くのは勤務時間
 内でもほんの一瞬で、ずっと使い続けているわけではありません」
 
 「開発といっても設計図を描くわけではなく、画面をみてつくって
 いく仕事です。朝9時に席に座り、夕方五時までずっと画面を
 みています。ひらめいたり、集中しているのはわずかな時間で、
 ただ画面をみている時間のほうが圧倒的に長いのです」
 
 「しかもこの人たちは、ほとんど会話をせず一日を過ごすパターン
 でした。コミュニケーションがほとんどなく、昼休みもひとりで
 弁当を食べるだけです」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「ゲーム脳」とはどのような脳のことなのでしょうか?

▽我が家にもゲーム機がいくつかあります。

 もらい物のプレイステーション2と、ニンテンドーDS、そして
 パソコンにもゲームがたくさんインストールされています。
 
 子どもたちは、我が家の規定で平日は30分、休日は60分と
 時間を決めて遊んでいます。
 
 ただ、何にも言わないと、30分が1時間になったり、60分が
 90分になったりと、止まらなくなります。
 
 私も高校を卒業したときにファミコンを買って、だいぶんはまった
 記憶があるので、ゲームの面白さを理解しているつもりです。
 
 面白い反面、たばこと同様「中毒性」が強い遊びです。
 
 面白いゲームはやり始めるとなかなか止められません。
 
 私も「ドラゴンクエスト」等は夜を徹して遊んだ記憶があります。
 
▽テレビゲームには「中毒性」があるために、世間ではいろいろと
 弊害の話が出てきます。
 
 ありがちな話です。
 
 この本も、ゲームに熱中する子どもたちのことを心配しています。
 
 著者は言います。
 
 「驚くことに、テレビゲームのなかには」前頭前野の脳活動を
 あきらかに劇的に低下させるものが多いことがわかったのです」
 
 「このままこれを放置していると、テレビゲームに熱中しすぎる
 子どもたちは、キレやすく、注意散漫で、創造性を養えないまま
 大人になってしまうと思われます」
 
 「さらに若年性地方状態を加速する可能性が高くなるのではない
 かと危惧しています」
 
 テレビゲームに熱中することは、実は恐ろしいことだったみたい
 です。
 
▽正直な話し、最初この本を読み始めた時は、
 
 「テレビゲームって恐ろしいものだったんだ」
 
 と思って読んでいたのですが、ほんの少しだけ読み進めると、
 とんでもない事が書いてあることに気が付きました、
 
 著者が、痴呆者の脳波を測定しようと、脳波を調べる機器を開発
 しているときに、実験的にソフトウェア開発者の8人の脳波を
 記録してみたそうです。
 
 すると、8人が8人とも痴呆者と同じ脳波を示したそうです。
 
 著者は言います。
 
 「どうしてこのようなデータになったのか考えてみました。ソフト
 ウェア開発者は、視覚情報が強く、前頭前野が働くのは勤務時間
 内でもほんの一瞬で、ずっと使い続けているわけではありません」
 
 「開発といっても設計図を描くわけではなく、画面をみてつくって
 いく仕事です。朝9時に席に座り、夕方五時までずっと画面を
 みています。ひらめいたり、集中しているのはわずかな時間で、
 ただ画面をみている時間のほうが圧倒的に長いのです」
 
 「しかもこの人たちは、ほとんど会話をせず一日を過ごすパターン
 でした。コミュニケーションがほとんどなく、昼休みもひとりで
 弁当を食べるだけです」
 
 著者は、ソフトウェア開発者にかなりの偏見を持っている人だと
 いうことが分かります。
 
 私もそのソフトウェア開発者で、一日中2台のパソコンに向かって
 文章を書いて、プログラムを作っています。
 
 フロアはかなり広く人もたくさんいますが、静かです。
 
 みなさん、私語をせずに真剣に仕事に取り組んでいます。
 
 もちろん必要であれば言葉を交わします。
 
 ただ画面を見ているだけの人はあまりいません。
 
 そして、昼休みは、皆さん自分が一番リラックスする方法で過ご
 しています。
 
 著者は、そういったソフトウェア開発者がこの日本に、そして
 世界に何人いると思っているのでしょうか?
 
 その人たちの中のわずか8名を調査して、
 
 「ソフトウェア開発者の脳波は、痴呆者の脳波と同じ」
 
 と断言するということがどういうことか分かって書いているのか
 疑問です。
 
▽この部分を読んだあたりから、著者の話全てがうさんくさくなって
 きました。
 
 内容的には、人間を「ノーマル脳人間タイプ」「ビジュアル脳
 人間タイプ」「半ゲーム脳人間タイプ」「ゲーム脳人間タイプ」
 の4つに分けています。
 
 そして、ゲームをしているとき、していないときの脳波を測定し、
 予想通り、ゲーム脳人間タイプの人たちのことを、キレやすい、
 表情が乏しい、身なりに気を使わない、気がゆるんだ表情をして
 いる、ひとりで内にこもることが多い、笑顔がない、子供らしく
 ない、自分勝手である、羞恥心がない、人間らしさが乏しい、
 といったことを平気で書いています。
 
 単なる偏見です。
 
 ゲームをしている人にいじめられたことがあるのでしょうか?





 この本は、ゲームをする子どもたち何人かの脳波を調べ、「ゲーム脳」
 が痴呆患者と同じ脳波をしている、だからゲームはしない方が良い
 という結論を導き出しています。
 
 個人的には、ゲームをすることに対して、脳への影響はそんなに
 心配していません。
 
 それよりも、視力の心配と、「ゲーム以外にやりたいことがない」
 というのが問題かと思います。
 
 偏見に満ちた本です。



原説般若心経 新装改訂版―内在された叡知の究明 (心と人間シリーズ)
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 ◆今日読んだ本
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 題名:原説般若心経
 副題:内在された叡知の究明
 著者:高橋信次
 出版:三宝出版
 定価:866円
 購入:本屋さんで購入



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 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4879280038/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f27309%2f



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 ◆本の目次
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 第1章 原説・般若心経
 第2章 宗教と科学
 第3章 釈迦の誕生とバラモンの時代



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 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :■□□□□
 豊かな心:■■□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、昭和46年12月に出版されています。
 
 平成19年8月時点で第75刷とあります。
 
 長く読まれています。
 
 著者は、コンピュータ機器の製作事業を営むかたわら、人間の
 心と身体の関わりを解き明かし、多数の著書や講演活動を通じて
 人間の偉大性を説いた人、と紹介されています。
 
 既に亡くなっています。
 
 著書も多数あります。



 般若心経は本がたくさん出ていますが...



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)般若心経の教えとは?



 何を伝えたかったのでしょうか?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)般若心経の教えとは?

 「“色”とは、私達の眼で確認できる万世万物のことをいって
 いるのです。肉体もやはり“色”です」
 
 では、「空」とは何かというと
 
 「実在界すなわち次元の違っている、非物質的な精妙である意識界」
 
 と表現しています。
 
 何を言わんとしているかというと、
 
 「“色”の世界から“空”の世界に変わり、“空”の世界から
 “色”の世界に変わって行く、すなわち、輪廻していく姿を
 “空相”ということがいえるでしょう」
 
 「空相」とは、神の心の洗われである、とのことです。
 
 簡単に言うと、あの世とこの世はつながっていて魂が輪廻して
 いますよ、そしてそれは神、つまり宇宙意識のなせるわざですよ、
 ということが言いたいみたいです。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
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●「般若心経の教え」とはどのようなことなのでしょうか?

▽著者は、GLA(God Light Association)という新興宗教団体の
 創設者です。
 
 以前、このメルマガでも何度か紹介したことがある、高橋佳子
 さんのお父さんです。
 
 個人的に、宗教団体に関しては全く興味がありませんが、その
 教えには興味があります。
 
 どうやってこの本にたどり着いたかというと、小林正観さんの
 「22世紀への伝言」という本の中で紹介されていたためです。
 
▽今回紹介するのは、日本では一般的な「般若心経」です。
 
 本屋さんに行って仏教のコーナーへ行くと、般若心経に関する
 本はそれこそたくさん出版されています。
 
 以前、何冊か購入して読んだことがありますが、ハッキリ言うと
 何を言いたいのかよく分からない状況にありました。
 
 選ぶ本が悪いのか、かなり哲学的な解説がされていて、哲学嫌いな
 私にとっては苦痛でした。
 
 抽象的な解説が多かったような気がします。
 
 特に、「空」とか「色」とかの解説がちんぷんかんぷんで、何度
 読んでも理解できません。
 
 「本当にこんなことをお釈迦様が説いたのか?」
 
 と今さら疑ってみても真実はわかりません。
 
▽「般若心経」はこの本の解説によると、西遊記に登場する玄奘三蔵
 が「大般若経」というお経の中から集約したものらしいです。
 
 ウィキペディアで検索してみると、違うことが書いてあるので、
 いろいろな説があるのではないかと思われます。
 
 その般若心経の元になった「大般若経」というのも、西暦2〜3
 世紀に、インドの龍樹という人が編集したもので、お釈迦様が
 亡くなってから700年以上経過してから書かれたものみたいです。
 
 全てが嘘ではないとは思いますが、本当にお釈迦様が説いた話の
 集約版かどうかは、かなり怪しいのではないかと思います。
 
 般若心経は、一部古代サンスクリット語を漢字にそのまま音写
 したもの、つまり当て字の部分と中国語訳の部分が混ざっています。
 
 ということは、それをお経として音に出して唱えるのにはあまり
 意味がないのではないかと思います。
 
 般若心経の題「摩訶般若波羅蜜多心経」というのは当て字で、
 サンスクリット語の読みは、
 
 「マハー パニャー パラー ミター チター スートラ」
 
 です。
 
 意味は、「内在された、偉大な智恵に到達する、心の教え」という
 ことみたいです。
 
▽こうやって全てを紹介していくことはできないので、的を絞って
 紹介したいと思います。
 
 般若心経で一番引用されるのが、きっとこの部分だと思います。
 
 「色不異空、空不異色、色即是空、空即是色」
 
 読み方は
 
 「しきふいくう くうふいしき しきそくぜくう くうそくぜしき」
 
 です。
 
 著者は言います。
 
 「“色”とは、私達の眼で確認できる万世万物のことをいって
 いるのです。肉体もやはり“色”です」
 
 では、「空」とは何かというと
 
 「実在界すなわち次元の違っている、非物質的な精妙である意識界」
 
 と表現しています。
 
 何を言わんとしているかというと、
 
 「“色”の世界から“空”の世界に変わり、“空”の世界から
 “色”の世界に変わって行く、すなわち、輪廻していく姿を
 “空相”ということがいえるでしょう」
 
 「空相」とは、神の心の洗われである、とのことです。
 
 簡単に言うと、あの世とこの世はつながっていて魂が輪廻して
 いますよ、そしてそれは神、つまり宇宙意識のなせるわざですよ、
 ということが言いたいみたいです。
 
 この部分は、読む人によって様々な解釈があるみたいです。





 この本は、前半部分が般若心経の解説、中盤以降が別の論文に
 なっています。
 
 般若心経には様々な解釈がありますが、今まで読んだ中では一番
 簡単で、納得がいった解釈でした。
 
 お釈迦様の教えは、たぶんとっても単純で簡単だったと思います。
 
 現在に伝わっているような哲学的な考え方ではなくて、誰にでも
 理解できるような教えだったのではないかと思われます。
 
 お釈迦様の本当の話が聞いてみたいです。



アウト・オン・ア・リム―愛さえも越えて
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 ◆今日読んだ本
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 題名:アウト・オン・ア・リム
 副題:愛さえも越えて
 著者:シャーリー・マクレーン
 出版:地湧社
 定価:1500円(文庫版が出版されています)
 購入:ブックオフで105円



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 ◆今日の本 購入情報
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 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4885030390/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f210764%2f



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 ◆本の目次
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 ※目次はありません。



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 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■□□□□
 豊かな心:■□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、1986年3月に出版されています。
 
 著者は、アメリカの女優でアカデミー賞等を受賞されています。
 
 著書も何冊かあります。



 何が起きていたのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
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 1)輪廻転生とは何なのか?



 生きているうちは一生分からないとは思いますが...



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)輪廻転生とは何なのか?



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「輪廻転生とは何」なのでしょうか?

▽著者の名前だけは聞いたことがあります。

 ブックオフに行くと、本がたくさん並んでいて、いつか1冊読んで
 みようかと思っていました。
 
 この本が著者の精神世界に関する第1作目のようです。
 
 この本が出版された当初、1986年頃というと、昭和61年頃。
 
 私は19歳で高校を卒業し浪人生をしていた時代です。
 
 その頃は、まだ「スピリチュアル」なんて言葉もなかったし、
 個人的には「精神世界」という言葉も知りませんでした。
 
 どちらかと言うと、そういった世界の話をするのは「オカルト」
 的な感じで、怪しい霊能者と似たり寄ったりの扱いをされていた
 ように思います。
 
▽出版された当時にこの本を読んでいたら、もしかしたらすごい
 衝撃を受けていたかもしれません。
 
 しかし、精神世界に関する様々な本を読んできた現在では、特に
 何の衝撃も感じませんでした。
 
 本の内容は、著者が体験したいろいろな出来事、現在の生活、
 恋愛(不倫)、過去の出来事に関して様々な意味を発見していく
 というストーリーになっています。
 
 ストーリーに関して、個人的に面白いと思った部分は特にあり
 ません。
 
 それでも、せっかく400頁を超える本を読んだのだから、何か
 得るものがなきゃ損です。
 
 気になった部分をいくつか紹介します。

▽著者は、「輪廻転生」に興味を持っていろいろな本を読んだり、
 人に話を聞いたりしています。
 
 実はこの「輪廻転生」に関して、キリスト教では輪廻転生がある
 とは教えていないそうです。
 
 元もとイエスの話の中には「輪廻転生」の話はあったらしいの
 ですが、長い歴史の中で「教会の都合」によりその教義は削除
 されたみたいです。
 
 何となる分かるような気がします。
 
 輪廻転生の仕組みを知ってしまうと、あらゆる宗教が唱えている
 教義が嘘だと言うことがバレてしまい都合が悪くなります。
 
 私の知る限りの宗教の中では、仏教に関しては「輪廻転生」が
 教義の中にあるみたいです。
 
 仏教の教えも、ブッダ以来の長い歴史の中で、いろいろと形を
 変え現在に伝わっているみたいですが、おそらくブッダは「輪廻
 転生」のことも民衆に説いていたのではないかと思われます。
 
 日本には大昔から魂の存在が信じられていて、「怨念」とか
 「祟り」といった、死者の魂が現世に何らかの悪さをすると信じ
 られていました。
 
 したがって、仏教が日本に入ってきたとき、輪廻転生の話はすん
 なり受け入れられたのではないかと思われます。
 
 一昔前の日本人にとって「輪廻転生」はそんなにめずらしい話
 ではなく、ごく普通の話だったみたいです。
 
 斎藤一人さんの話の中にも「生き通し(息通し)」という話が
 あって、
 
 「人間死ぬときには息を吸って死ぬ。そして、生まれてくるときに
 オギャーと言って、死ぬときに吸った息を吐き出して生まれてくる」
 
 といったことが普通に語られていたみたいです。
 
 それが何時の頃からか日本人の中でも忘れられて、輪廻転生が
 「不思議な話」として語られはじめます。
 
 最近は、江原啓之さんをはじめ、様々な方のお陰でめずらしくも
 ない普通の話になってきました。
 
▽著者はこの本の中で、多くの宗教家や哲学者が

 「汝自信を知れ、そうすれば真実がわかり、自由になれるだろう」
 
 と書いているのを受け、
 
 「自分を知るにはどうしたら良いか。一つの方法は自分の前世を
 知ることではないだろうか」
 
 と言います。
 
 確かに、自分前世を知ってその根本原因を取り除くと、原因不明の
 病気や恐怖症、精神病が治ったりします。
 
 「前世療法」を施術する人もいます。
 
 前世療法のことを書いた本を読んで、納得したこともあります。
 
 ただ、地球上にいるほとんどの人間は、前世なんて知りません。
 
 それでも、いろいろと悩みつつも普通に生きていけます。
 
 逆に言うと、「悩む」という行為自体が、自分自身が今生で体験
 すべきことなのかもしれません。
 
 人間は、生まれてくる前に自分で詳細な人生設計をしているので
 悩むことも、悩んで解決できなくて「前世療法を受ける」ことも
 その計画の中に入っていると考えられます。
 
 そう考えると、飯田史彦さんの「生きがいの創造」で書かれて
 いるように、悩むことも苦しむことも「計画どおり、全てが順調」
 になるのです。
 
 このことをどうやって自分の人生に取り込んでいくかが一つの鍵に
 なるのではないかと思います。
 
 人生を諦めてしまうのか、それとも「全ては順調だ。何の心配も
 いらない」と、逆に「生きがい」を感じるのか。
 
 私は上手い具合に後者の考え方をするようになりました。
 
 結果的に、過去のことで悩み苦しむこともないし、未来のことを
 あれこれ心配して悩むこともない、ということだと思います。
 
 全ては自分の計画通り順調なのです。





 例によって、全く書評になっていません。
 
 お許しください。
 
 この本は、著者が体験した様々なことについて、様々な「偶然」に
 導かれ、様々なことを知る、というストーリーです。
 
 先程も書きましたが、ストーリー的にはそんなに面白くないし、
 精神世界に関する内容的にもそんなにめずらしい話ではありません。
 
 精神世界に関する話も大切だとは思いますが、私たちが今いるのは
 「現世」です。
 
 どちらがまやかしの世界なのかは良く分かりませんが、とにかく
 「今」を一所懸命に生きることだと思います。