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東大落城―安田講堂攻防七十二時間 (文春文庫)
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:東大落城
 副題:安田講堂攻防七十二時間
 著者:佐々淳行
 出版:文春文庫
 定価:447円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/416756002X/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f776848%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 任命
 第2章 出動
 第3章 包囲
 第4章 突入
 第5章 激闘
 第6章 落城
 第7章 終熄



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、1996年1月に出版されています。
 
 1993年1月に出版された単行本の文庫版です。
 
 著者は、日本の危機管理のエキスパートとして知られています。
 
 著書も多数あります。



 学生達は何を戦っていたのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)何が変わったのか?



 日本の歴史の1ページが増えたことは確かです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)何が変わったのか?

 ※「もっと知りたい方のために」を参照して下さい。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



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 ●もっと知りたい方のために
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●「何が変わった」のでしょうか?

▽学園闘争が始まった最初の目的は、授業料値上げや大学教授の
 横暴・怠慢等が原因だったようです。
 
 特にひどかったのが東京大学と日本大学で、東大は日本の最高学府
 というプライドが手伝って、官僚主義的な教授達の横暴がひどかった
 のです。
 
 そこで、「東大をぶっつぶす」という東大全共闘が大学を封鎖する
 という事態になってしまいます。
 
 そこへ、日本全国から集まってきた過激派学生たち外人部隊が
 加わり、東大の安田講堂を中心に要塞化してしまいます。
 
▽昭和44年1月18日早朝、過激派学生が占拠する東大に、加藤
 学長代行による要請により機動隊が突入します。
 
 動員された機動隊員は、後方支援の本部要因を含め合計8513名。
 
 催涙ガス弾は全国の警察署から全てかき集め、全部隊に配布、
 警視庁航空隊のヘリコプター3機の出動準備も整い、東大へ向かい
 ます。
 
 機動隊は東大だけに集中しているわけではなく、神田学生街で
 起きている、暴徒と化した過激派学生たちによる街頭デモにも
 人員を割かなくてはなりませんでした。
 
▽いよいよ始まった、東大攻めはまるで本物の戦場でした。

 催涙ガス弾を撃つ音、放水車が放水する音、ヘリの爆音、投石の音、
 火炎ビンが爆発する音、学生達が演説するスピーカーの音、投降を
 呼びかける機動隊のスピーカーの音等々、かなりすごかったみたい
 です。
 
 しかし、本物の戦争と違う点があります。
 
 東大に立てこもっている学生達は、道路に敷いてあった重さ12キロ
 のコンクリートの塊を建物の上から、近寄ってくる機動隊員や車に
 投げつけます。
 
 人間に当たれば確実に死ぬ大きさです。
 
 他には、人の頭くらいの大きさの石、火炎ビン、一升ビンによる
 火炎ビン、ガソリン、濃硫酸、塩酸等の薬品類を使って攻撃して
 くるのです。
 
 情報では、ニトロやリベット銃を大量に持ちこんだという情報も
 入っています。
 
 過激派学生は機動隊員の命を狙ってきます。
 
 それに対し、機動隊員は命がけで検挙に向かうのですが、対象の
 学生達にケガをさせてはならず、全て生け捕りにしなくてはなら
 ないのです。
 
 そこが、軍隊と機動隊の違いで、機動隊は人を殺す目的では出動
 しないのです。
 
▽この「機動隊」というのは、当時は世界に類のない存在でした。
 
 軍隊の目的は「敵を殺すこと」で、軍人はそのように教育されます。
 
 これはどこの国でも同じです。
 
 しかし、建前上日本は敗戦によって軍隊を持たないことになって
 いるため、暴徒を鎮圧するための組織が必要でした。
 
 そうやって組織された「機動隊」は、軍隊と警察のちょうど中間
 にあり、基本理念は「汝殺すなかれ」で、「忍耐」が美徳である
 という精神教育が行われます。
 
 「機動隊」は、(基本的には)一般人が銃を持たない日本ならでは
 の組織かもしれません。
 
 しかしその後、アメリカや旧ソ連、中国、欧州諸国といった機動隊
 を持たない国が、日本の機動隊方式を学ぼうと調査団を派遣して
 きたそうです。
 
 そして、東大安田講堂事件で機動隊の存在が一般市民にも理解
 されたみたいです。
 
▽機動隊が建物に突入し、強固なバリケード封鎖を解除する間にも、
 執拗に過激派学生たちの攻撃は続きます。
 
 火炎ビンにより火だるまになる隊員や、硫酸や塩酸をかけられ
 皮膚がだだれる隊員、投石が当たり病院に担ぎ込まれる隊員。
 
 読んでいて思い出したのは、司馬遼太郎さんの「坂の上の雲」で
 描かれていた、203高地攻略の場面でした。
 
 我先に危険箇所に踏み込んでいく機動隊員、人が一人通れるように
 やっと開けたバリケードの隙間に隊長自ら先頭に突っ込んでいく等
 戦争さながらの戦いでした。
 
 それもそのはずで、昭和44年というと終戦後24年、機動隊員の
 中には、当時戦地で戦っていた旧日本軍の軍人も、多かったみたい
 です。
 
▽その戦いの様子は、本を読んでもらうことにして、この事件を
 きっかけに日本は何が変わったのでしょうか?
 
 その頃世界で吹き荒れていた、「世界同時・急進・暴力革命路線」
 の左翼運動を日本でも、と考えていた、マルクス・レーニン主義の
 理念を掲げた全共闘は、この事件をきっかけに自滅の道を歩き始め
 ます。
 
 「マルクス・レーニン主義」が何なのか良く分かりませんが...
 
 その後、世界的にも共産主義は崩壊し、結局全共闘の行動は、
 目的も手段も間違っていたことが証明されました。
 
 東大の全共闘のメンバーは、「東大をぶっつぶす」と言いつつも、
 この事件で検挙された過激派学生633名の内、東大生はわずか
 38名だけで、残りは全国の大学から集まってきた外人部隊だった
 のです。
 
 東大全共闘のメンバーは、決戦前夜に構外に脱出していました。
 
 このことが分かった時、その他の全共闘は落胆し、革命運動は
 下火になっていったのです。
 
 この事件によって、東大と東大生の権威が失墜し、日本社会に
 あった「東大病」が治癒されてきたそうです。
 
▽当時リアルに体験していた人には懐かしい話だと思います。
 
 私にとっては、新たな日本の歴史の発見がありました。





 マルクス・レーニン主義等の政治思想の詳しいことは、興味が
 ないので私にはさっぱり分かりません。
 
 当時の学生達は何が良くて革命を起こそうとしていたのでしょうか。
 
 その革命の先には、楽園があったのでしょうか。
 
 楽園を夢見ていた割には、全共闘内部の分裂と、そこからの暴力
 から崩壊していったみたいです。
 
 暴力はどこかで必ず破綻します。



東大落城―安田講堂攻防七十二時間 (文春文庫)
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:東大落城
 副題:安田講堂攻防七十二時間
 著者:佐々淳行
 出版:文春文庫
 定価:447円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/416756002X/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f776848%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 任命
 第2章 出動
 第3章 包囲
 第4章 突入
 第5章 激闘
 第6章 落城
 第7章 終熄



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、1996年1月に出版されています。
 
 1993年1月に出版された単行本の文庫版です。
 
 著者は、日本の危機管理のエキスパートとして知られています。
 
 著書も多数あります。



 学生達は何を戦っていたのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)何が目的だったのか?



 政治的な目的があったのでしょうか?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)何が目的だったのか?

 ※「もっと知りたい方のために」を参照ください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
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●「何が目的だった」のでしょうか?

▽「東大の安田講堂」と聞くと、「学生運動」「全共闘」といった
 言葉を思い浮かべます。
 
 しかし、実際に何が起きていて、何を主張していて、結果的に
 どうなったのか、実は全く知りません。
 
 以前、テレビで何度か映像をみたことはありますが、今では
 外国でしか見ることができないような映像が流れていました。
 
▽実際に事件が起きたのは、昭和44年1月、私が2歳の頃です。
 
 戦っていたのは、その頃20歳前後の学生で、今なら60歳前後
 の人たちです。
 
 昭和40年代の学生達は元気があったみたいです。
 
 この本を読んでいると、知らない単語がたくさん出てきます。

 「ゲバ・スタイル」「セクト集団」「アジ演説」「全共闘」
 「反安保闘争」「学園紛争」「内ゲバ」「代々木派」「反代々木派」
 「新宿騒擾(そうじょう)事件」「フロント」「革マル派」「中核派」
 「ML」「四トロ」「全学連」「血のメーデー事件」「社学同」
 「社青同解放派」「トロツキズム」「第一次羽田闘争」「代々木系民青」
 「トロ・トロちゃん」「民コロ」等々、当時学生だった人には
 懐かしい言葉かもしれないですが、私と同じ40歳前後の人は
 おそらく知らない言葉だと思います。
 
 全国の大学を舞台に日本中が混乱していみたいです。
 
▽この本の主題になっている「東大安田講堂事件」の背景について
 紹介します。
 
 昭和25年(1950年)、朝鮮戦争が始まったとき、スターリン
 は全世界の共産党に対し、北朝鮮を支援し、アメリカ帝国主義の
 後方をかく乱するために、武装闘争を解するように指令します。
 
 とっばじめはやはり政治思想みたいです。
 
 日本共産党は、朝鮮総連(在日本朝鮮人総連合会)と、誕生した
 ての全学連(全日本学生自治会総連合)と共闘して、「火炎ビン
 闘争」とよばれる武装革命闘争を全国規模で起こします。
 
 今でも日本共産党と朝鮮総連は破壊活動防止違反法の容疑団体に
 指定されているそうです。
 
 その頃、革命を起こそうとしていた団体の基本理念は「反米、
 反帝、反社会主義のマルクス・レーニン世界革命路線」だった
 そうです。
 
 と言われても何のことやらサッパリ分かりませんが、とにかく
 何かの革命を起こして、日本を共産主義にしてしまおう、という
 のがこの頃の目的だったのです。
 
 昭和30年になると、日本共産党は平和革命路線に思想を変更し
 ます。
 
 昭和35年(1960年)には、世界的に米ソ平和共存政策へ
 路線変更されました。
 
 この頃から、「全学連」が共産党に忠実な「代々木系」と、のちに
 3派系全学連(中革派、社学同、社青同解放派)とよばれることに
 なる反代々木系に分裂します。
 
 代々木系は正当派マルクス・レーニン主義による平和革命路線を
 堅持したのに対し、反代々木系の全学連は、「世界急進同時革命・
 武力革命」のトロツキズムの性格を強め、両派は次第に争いを
 始めるようになります。
 
 「トロツキズム」とは、ウィキペディアによると「マルクス主義
 および共産主義革命理論のこと」です。
 
 詳細はやはり分かりません。
 
 二つの会派の闘争目標は「70年闘争」というスローガンがあって
 昭和35年に有効期限10年間として締結された「日米安保条約」
 の改定の日、昭和45年6月23日を決戦に日として、それぞれの
 セクト(分派)の政治勢力の強化を図っていたのです。

 「セクト(分派)」とは、「カルト」と同様に、社会的に警戒を
 要する団体という否定的な意味があるそうです。
 
 そして、昭和42年(私が生まれた年です)10月8日、「第一
 次羽田闘争」が始まって、その革命的エネルギーは、昭和45年
 6月23日までの990日間にわたって、トロツキスト主導型の
 連続武装闘争が続くのです。
 
 最初は一緒に戦っていた全学連は、代々木系と反代々木系に分かれ
 、双方激しい敵意を抱いて対立し、至る所で乱闘さわぎを起こします。
 
▽昭和40年代に全国的に行われた、大学紛争の発端は、昭和40年
 の授業料値上げにありました。
 
 当初の学園紛争は「経済闘争」であり、「学園民主化」として
 始まったのです。
 
 しかし、そのとき、中国で「文化大革命」が起こり、毛沢東が
 言った「造反有理(反抗することには理由があり、反体制運動は
 正しいという意味)」という反体制精神が日本の大学生にも影響を
 及ぼしていたようです。
 
 その「造反有理」を、反代々木派の過激派全学連が、彼らの目指す
 「反戦・反米・反帝政治闘争、とくに1970年の「日米安保条約
 改定の阻止」という政治目標に向けて、「政治闘争」を大学に
 持ち込んでしまったのです。
 
 学園闘争は、次第にエスカレートし、最盛期には都内102の
 大学のうち55校がバリケード封鎖される自体となり、社会問題、
 政治問題、教育問題に発展したのです。
 
 学園闘争の当初の目的は授業料値上げ反対、学園運営の民主化等
 だったのですが、そこへ「革命」という政治思想を持ち込んでし
 まったために騒ぎが大きくなってしまったのです。
 
 東大キャンパスでも、代々木派と反代々木派の争いは過激になり
 負傷者も600名を超え、治安問題にまで発展していました。
 
 政府はどうしていたかというと、当時は佐藤内閣で、当初基本的に
 大学内で起きていることは内部で解決せよ、という考えだったよう
 ですが、「この状態が続くなら昭和44年度の東大入試の中止も
 やむなし」という意見が出て、文部省から大学側へ「昭和44年
 1月15日までに正常ができない場合は、東大入試は中止する」
 との指示がなされたのです。
 
▽そこで、当時東京大学の大学総長代行だった加藤一郎は、学生達と
 交渉を行いますが、どうにも成らなくなり、とうとう著者が当時
 課長を勤めていた警視庁警備課に連絡が入ります。
 
 そこから機動隊が東大の校内に流れ込んでいくことになります。





 この本には、私が知らない昭和の歴史の一部が、著者が所属していた
 機動隊の立場から描かれています。
 
 私は残念ながら大学に行ったことはありませんが、現在の大学でも
 起こりうる事なのでしょうか。
 
 今から約40年くらい前の話です。
 
 今とはかなり変わったんでしょうね。
 
 まだ、一冊読み切れていないので、次回もう一度紹介させてくだ
 さい。



ホリスティック医学の治癒力―心の力で病気が早く治る
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 ◆今日読んだ本
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 題名:ホリスティック医学の治癒力
 副題:心の力で病気が早く治る
 著者:帯津良一、本宮ひとみ、降矢英成、菅原はるみ
 出版:法研
 定価:1900円
 購入:ブックオフで105円



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 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4879540315/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f592377%2f



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 ◆本の目次
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 第1章 心とからだをつなぐホリスティック医学
 第2章 心とは何か?
 第3章 データが語る心の力
 第4章 病気別に見る心のはたらき方
 第5章 イメージの力を開発する
 第6章 周囲の環境が心を変える



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 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■■□□□
 豊かな心:■□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、平成5年(1993年)5月に出版されています。
 
 著者は、帯津三敬病院の院長をされています。
 
 著書も多数あります。
 
 他の3名も、同じ病院に勤めている方です。



 心と身体と病気の関係を知りたいです。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)ホリスティック医学とは?



 どのような医学なのでしょうか?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)ホリスティック医学とは?

 「(ホリスティック医学とは)人体を部分の集合として見るの
 ではなく、人体を丸ごと見るのがホリスティック医学ですから、
 基本的には、臓器だけを見る西洋医学に対して、空間も含めた
 全体を視野におさめる医学ということができます」



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 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 可能な限りストレスをなくそう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
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●「ホリスティック医学」とはどのようなものなのでしょうか?

▽先日ブックオフに行った時に、なぜか「心の力と病気の関係」の
 ことが知りたくなって、関連する本を何冊か購入しました。
 
 先日紹介した「免疫革命」と、今回紹介する「ホリスティック
 医学の治癒力」と、もう一冊「内なる治癒力」です。
 
 人間の病気のほとんどは、心が原因みたいです。
 
 ガンにしろ、脳梗塞にしろ、その他内臓系の病気やエイズ、風邪
 に至るまで、何らかの心のストレスが原因で身体のバランスが崩れ
 免疫力が低下し、病気になっているみたいです。
 
 そして、現代の西洋医学というのは、予防をするのではなく、
 その臓器や病気を対象とした「対処療法」をしています。
 
 対処療法をすると、確かにそのときは効果があがりますが、根本
 原因である「心のストレス」が取り払われていないので、時間が
 経つと同じ病気を繰り返してしまいます。
 
 西洋医学は素晴らしいと思いますが、そこが弱点です。
 
▽それに対して、中国医学(東洋医学)は、全体の「場」を見て
 身体のことを考えます。
 
 中国医学では、治療医学としての「漢方薬」「ハリ灸」、養生
 医学としての「食養生」「性養生」「気功」というのがあります。
 
 そして、これらの治療に共通する基本概念が「気」というものの
 ようです。
 
 日本では「病は気から」ということわざがありますが、この場合の
 「気」とは、「気持ち」のことを言ってます。
 
 著者は、西洋医学と中国医学を組み合わせた、「中西医結合」
 による病気の治療に取り組んでいて、そういった治療のことを
 「ホリスティック医学」と言います。
 
 HOLISTICとは、日本語に訳する「全的な、神聖な、癒し、健康」
 などを含んだ言葉で表現するそうですが、なかなか当てはまる
 訳がないので「ホリスティック」のまま使われているそうです。
 
 著者は言います。
 
 「(ホリスティック医学とは)人体を部分の集合として見るの
 ではなく、人体を丸ごと見るのがホリスティック医学ですから、
 基本的には、臓器だけを見る西洋医学に対して、空間も含めた
 全体を視野におさめる医学ということができます」
 
 西洋医学をないがしろにするのではなく、西洋医学の良い部分と
 中国医学の良い部分を合わせ、それに心を扱う医学を加えた医療が
 「ホリスティック医学」と言われるもののようです。
 
 つまり、その人の生活空間から、気、臓器、細胞、に至るまで、
 人間をまるごと看る医学です。
 
▽では、具体的にいくつか心と身体の関係について紹介します。
 
 この本にはさまざまな心と身体の関係が書かれていますが、やはり
 一番身体に影響を与えるのはなんといっても「ストレス」です。
 
 仕事や様々な人間関係悩み、生活している環境、睡眠不足等が
 続くと、心理的ストレスによって免疫力が低下し、抵抗力が弱く
 なって風邪や病気になりやすくなるそうです。
 
 この他に、過度のストレスは心を蝕んでいきます。
 
▽人間が生きていくいは、適度のストレスが充実した生きがいのある
 人生を生きるには必要だと言われています。
 
 しかし、現代人は払いのけることができないくらいの過度のスト
 レスを抱えていて、そのストレスを上手く処理できない人は、
 人生を楽しく過ごすことができないだけでなく、健康もそこない
 やすいのです。
 
 例えば、怒りっぽい人はそうでない人に比べて、50歳前に死亡
 する確率が5倍くらい高いそうです。
 
 著者は言います。
 
 「『怒り』や『敵意』や『恨み』などのようなネガティブな感情を
 長期間持ち続けると、免疫力が低下したり、頭痛や潰瘍や脳出血、
 がんなどのさまざまな病気にかかりやすくなることがわかってい
 ます」
 
 「また、慢性疾患の多くは、外的、機械的、あるいは科学的な
 原因、または微生物の侵入によって起こるのではなく、日常生活
 のなかからもたらされる絶え間ないストレスによって起こる」
 
▽循環器系(心臓・血管系)は、ストレスの影響をもっとも受ける
 器官の代表なのだそうです。
 
 例えば「高血圧」の人の性格は、積極的で責任感が強く、生活力
 に富み、人生に肯定的である、言動は快活で、疲れを知らず活動的
 であり、有能なタイプに多いそうです。
 
 このような人は、欲求不満や葛藤が多いにもかかわらず、怒りや
 攻撃心が抑圧されているために、蓄積されたストレスとして、
 高血圧になる可能性があるとのこと。
 
 また、否定的な言葉や態度も血圧を上昇させる原因になるそうです。
 
 他に、「狭心症」は非常に競争的で野心家、早口で、しばしば
 他人の話をさえぎり、敵意をもったり怒ったりすることが非常に
 多いタイプに人がなりやすいそうです。
 
 その他にも、突然死、過労死、消化性潰瘍、過敏性腸症候群、
 気管支喘息、過換気症候群、慢性関節リウマチ、ガン、エイズ、
 慢性疲労症候群、等々私が聞いたことがある病名のほとんどは
 ストレスを原因としています。
 
 病気にならないためにはストレスを溜めないこと。
 
 そして、病気になったらこれまでの生活を見直すことが大切です。





 この本は、心と身体と病気の関係を、4人の著者がそれぞれの
 専門分野を元に書いたものです。
 
 病気になるということは、心と身体のバランスが崩れているという
 ことです。
 
 病院に行って薬ももらうのも良いかも知れませんが、やはり自分の
 生活を見直さないと、解決しません。
 
 そのためには、病気をやっかいなものだとは思わずに、何かに
 気づくためのメッセージだと思うことが大切です。




犠牲(サクリファイス)―わが息子・脳死の11日 (文春文庫)
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 ◆今日読んだ本
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 題名:犠牲(サクリファイス)
 副題:わが息子・脳死の11日
 著者:柳田邦男
 出版:文春文庫
 定価:514円+税
 購入:ブックオフで105円



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 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4167240157/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1067679%2f



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 ◆本の目次
──────────────────────────────
 百年の孤独
 溢れる涙
 断章・日記との対話
 ぼく自身のための広告
 断章・カフカの香り
 夜間飛行
 脳死・「二人称の死」の視点を



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 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■□□□□
 豊かな心:■■■□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、1999年6月に出版されています。
 
 1995年7月に単行本が出版されていて、その文庫版になります。
 
 著者は、NHK記者を経て作家活動をされている人で、ノンフィ
 クション作家として有名です。
 
 著書も多数あります。



 脳死と普通の死との違いとは?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
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 ■この本のどこを読むか
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 1)脳死とは?



 他人の死と自分の肉親の死は全く違います。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
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 ■この本をどう読んだか
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 1)脳死とは?

 「われわれは人の死というものを考えるとき、自分の死も他人の
 死もいっしょくたにしていることが多い。しかし、死というもの
 には、『一人称の死』『二人称の死』『三人称の死』があり、
 それぞれにまったく異質である」
 
 「『一人称(私)の死』では、自分はどのような死を望むかという、
 事前の意志決定が重要になる」
 
 「『二人称(あなた)の死』は、連れ合い、親子、兄弟姉妹、
 恋人の死である。人生と生活を分かち合った肉親(あるいは恋人)
 が死にゆくとき、どのように対応するかという、辛く厳しい試練に
 直面することになる」
 
 「『三人称(彼・彼女、ヒト一般)の死』は、第3者の立場から
 冷静にみることのできる死である。交通事故で若者が5人即死
 しようと、アフリカで百万人が餓死しようと、われわれは夜眠れ
 なくなることもないし、昨日と今日の生活が変わることもない」



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 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 自分の子どもより早く死のう 】



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 ●もっと知りたい方のために
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●「脳死」とはどのようなものなのでしょうか?

▽著者の作品は「零戦燃ゆ(全6巻)」しか読んだことがありません。

 ノンフィクション作家らしく、事実を淡々と述べていく作品で、
 飛行機好きの私には興味深く読めました。
 
 著者のその他の本を読んでいないので、良く分かりませんが、
 この本のテーマは、自分の息子の死について書かれていて、その
 心の動きをどのように表現しているのか少し興味があったのです。
 
▽著者の家族構成は、著者、妻、長男、次男の4人家族です。

 亡くなったのは次男の洋二郎さんで、生きていれば私と同い年です。
 
 長男は、次男より3つ年上です。
 
 次男の死の原因は自殺。
 
 うつ病に苦しんでいたみたいです。
 
 妻も精神障害で苦しんでいて、一家四人のうち2人が精神障害を
 抱えているという崩壊寸前の家族だったようです。
 
▽次男のうつ病の発端は、中学2年生の時。

 学校の教室でチョークの投げ合いをして遊んでいたところ、その
 一つが右目に当たってしまい、ひどいケガをしてしまいます。
 
 その治療のために都立病院に行って治療をしてもらうことになった
 のですが、その時の失明恐怖がきっかけで、その後視線恐怖と
 対人恐怖と強迫思考を併発する神経症になってしまったのです。
 
 もちろん、右目のけがは単なるきっかけで、根本的な原因はもっと
 別なところにあったみたいです。
 
 そのことは、著者も認識しています。
 
 「対人恐怖や強迫神経症の原因は、一般に、親の育て方、両親
 それぞれの性格と生き方の影響、兄弟関係、洋二郎自身の性格、
 学校の教育環境、社会環境などが絡み合っていると言われるが、
 洋二郎の場合も、その通りだと思う。目の怪我は、発症のきっかけ
 になった事件として捉えるべきなのだろう」
 
 著者の妻、つまり自殺した次男の母親は、次男がまだ4歳だった
 頃、路上で車にはねられ、まる一日次男の意識が戻らなかった
 という事件があって、それをきっかけに、激しい不安と抑うつの
 神経症に陥り、以来20年以上も神経症に苦しんでいたそうです。
 
 子どもの頃、次男は3歳違いの兄にすっかり依存しきっていて、
 反抗期らしいものもなかったそうです。
 
 おそらく、幼少期の他者への依存と親の過干渉によって、成長
 するにつれて、精神的に自立できない状況になっていたのでは
 ないかと思われます。
 
▽自宅の部屋で、自殺しているのを発見したのは著者で、心停止
 状態で病院にはこばれましたが、蘇生します。
 
 蘇生はしますが意識は戻らず、脳の反応もない状態になってしまった
 のです。
 
 こうなると、意識が戻るのは難しいみたいで、後は「脳死」という
 状態になり、やがて数日から2週間くらいで、確実に死に至ります。
 
 病院に担ぎ込まれてから11日目に息を引き取るのですが、著者は
 その間の自分の心の動きや、次男の日記に書かれていた心の動き
 などを書いています。
 
 著者は、それと平行して「脳死」というテーマにも言及しています。
 
 著者の作品には病院と人間の死をテーマにした作品も多く、脳死に
 関しても一定の見識を持っていました。
 
 しかし、著者が考えていた「脳死」は、自分の肉親に対する脳死
 ではなく、あくまで他人の「死」に対する脳死でした。
 
▽現在、日本では「脳死は人の死」ということになっているみたい
 です。
 
 残念ながら、このあたりのことはサッパリ分かりませんが、臓器
 移植が可能になっているということは、法律的には「脳死は人の死」
 ということになっているみたいです。
 
 ただ、「脳死」という状態は、脳の機能は停止していて、やがて
 確実に死に至るのですが、まだ呼吸はしているし、体温はあるし、
 眠っているようにしか見えないのです。
 
 その状態の患者の肉親を前にして、「脳死は人の死です。もう
 死んでいます」ということはできない、ということに著者は気が
 付いたのです。
 
 著者は言います。
 
 「われわれは人の死というものを考えるとき、自分の死も他人の
 死もいっしょくたにしていることが多い。しかし、死というもの
 には、『一人称の死』『二人称の死』『三人称の死』があり、
 それぞれにまったく異質である」
 
 「『一人称(私)の死』では、自分はどのような死を望むかという、
 事前の意志決定が重要になる」
 
 「『二人称(あなた)の死』は、連れ合い、親子、兄弟姉妹、
 恋人の死である。人生と生活を分かち合った肉親(あるいは恋人)
 が死にゆくとき、どのように対応するかという、辛く厳しい試練に
 直面することになる」
 
 「『三人称(彼・彼女、ヒト一般)の死』は、第3者の立場から
 冷静にみることのできる死である。交通事故で若者が5人即死
 しようと、アフリカで百万人が餓死しようと、われわれは夜眠れ
 なくなることもないし、昨日と今日の生活が変わることもない」
 
 たしかに著者のいうとおりだと思います。
 
 死にゆく人と自分との関係が、同じ死に対する考え方に出てきます。
 
 そして、「脳死」を議論している人たちは、とうぜん「三人称の死」
 を思いながら議論しているのです。
 
 そこへ、「二人称の死」という考え方は入っていません。
 
 著者は自分の息子の脳死を体験するにあたって、「脳死は人の
 死ではない。死に至るプロセスの一段階にすぎない」と気づきます。
 
 脳死を議論する際は、「二人称の死」を考慮しながら勧める必要が
 あります。





 この本には、自分の息子の死に直面した親の心情がかかれています。
 
 しかし、ノンフィクション作家の性なのか、なかなかその感情が
 伝わってきません。
 
 「零戦燃ゆ」のように、淡々と語っていて、肉親の死に対する
 著者の熱い思いが伝わってこないのです。
 
 きっと、「脳死」というテーマと結びつけて書いているので、
 そうなってしまっているのだと思います。



親離れできれば生きることは楽になる―自分がもっと強くなる“一人立ち”のすすめ
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:親離れできれば生きることは楽になる
 副題:自分がもっと強くなる“一人立ち”のすすめ
 著者:加藤諦三
 出版:大和出版
 定価:1300円(文庫版も出ています)
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4804750428/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f713053%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 1 青年は“一人立ち”の旅に出よ
 2 “一人立ち”できた時、人生は輝く
 3 “なれた環境”に別れを告げよ
 4 私はこうして生きることが楽になった



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■□□□□
 豊かな心:■□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、1995年3月に新版として出版されています。
 
 元は、1986年9月に出版されています。
 
 著者は、早稲田大学の教授で、このメルマガではおなじみとなって
 ます。
 
 
 
 親離れできないとどのようなことになるのでしょうか?
 
 
 
 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)親離れするためにはどうすればいいのか?



 私は親離れできていると思っていますが...



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)親離れするためにはどうすればいいのか?
 
 「とにかく他人を意識する。基本に他人との対抗意識があり、
 それが劣等感となっている。自尊の感情が低く、虚栄心ばかりが
 強く、しかも自我が傷ついている人にとって、自分が他人より
 楽しいか、楽しくないかが問題になる」
 
 「自尊の感情の高い人は、自分が楽しいか楽しくないかが問題で、
 他人より楽しいか楽しくないか、など問題ではない」
 
 「自我が深く傷ついている人間は、楽しいことにとってその傷を
 いやそうとするのである。自分を侮辱した人間を見返したいの
 である」
 
 「自我の傷ついた人間は、何でこんなに他人が問題なのだろうと
 思うくらい他人を問題にする。それは、幼児的依存心を克服でき
 ないまま少年少女となり、青年となってしまったからであろう」
 
 「自分の誇りが他人の称賛に依存している。それなのに他人に
 軽蔑される。そして傷つく、傷ついた自尊の感情は、幼児性を
 克服できない異常、他人の称賛によってしか回復できない。そこで
 他人が問題になる」

 「自分自身の夢を持つためには、まず親からの心理的離乳をとげ
 ねばならなかったのである。親からの心理的離乳を遂げないで
 おいて、素晴らしい青春を送ろうと意気込むから、どうしても
 自分にウソが出てきたのであろう」
 
 「親からの心理的離乳は、この時代にあっては、生きることの
 土台である。親から心理的離乳をとげてはじめて、親への思い
 やりも出てくる。それまでは親の望むような人間になろうとあく
 せくしているだけである」
 
 「とにかく、親が自分をどう思うか、ということを恐れている間は、
 素晴らしい青春を送ることはできない」




──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 上手に子離れしよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「親離れするためにはどうすればいい」のでしょうか?

▽著者の書いた本には、親子の関係を書いた本が多いです。

 私がそのような本を選んで買ってしまうというのもあるのかも
 しれません。
 
 今回の本のテーマは「親離れ」です。
 
 20歳過ぎの大人になっても親離れできてない、と聞くと「そんな
 ばかな」と思いますが、実際そのような人は多いみたいです。
 
 親にベッタリして生活しているわけではないのですが、精神的に
 親に依存して生きてきたために、たとえ親元から離れたとしても
 何かに依存して生きている人がいるそうです。
 
 例えば、次のような人です。
 
 「とにかく他人を意識する。基本に他人との対抗意識があり、
 それが劣等感となっている。自尊の感情が低く、虚栄心ばかりが
 強く、しかも自我が傷ついている人にとって、自分が他人より
 楽しいか、楽しくないかが問題になる」
 
 「自尊の感情の高い人は、自分が楽しいか楽しくないかが問題で、
 他人より楽しいか楽しくないか、など問題ではない」
 
 「自我が深く傷ついている人間は、楽しいことにとってその傷を
 いやそうとするのである。自分を侮辱した人間を見返したいの
 である」
 
 自分という存在が、他人との比較なくしては存在し得ない、と
 いった人たちです。
 
 成績でも、就職先でも、社内での出世でも、どの様な車を持って
 いるか、どのような家に住んでいるか、どのような配偶者と結婚
 しているか、とにかく他人との比較で自分の人生が成り立っている
 人がいます。
 
 どうやら、著者がそのような大人「だった」みたいです。
 
 実体験に基づいて書かれています。
 
▽ではなぜ、そのような大人になってしまうのでしょうか?
 
 「自我の傷ついた人間は、何でこんなに他人が問題なのだろうと
 思うくらい他人を問題にする。それは、幼児的依存心を克服でき
 ないまま少年少女となり、青年となってしまったからであろう」
 
 「自分の誇りが他人の称賛に依存している。それなのに他人に
 軽蔑される。そして傷つく、傷ついた自尊の感情は、幼児性を
 克服できない以上、他人の称賛によってしか回復できない。そこで
 他人が問題になる」
 
 幼少期から極端に親に依存して大きくなってしまい、普通の
 子どもであれば、思春期とともに、その依存心を捨て去る作業を
 するのですが、それができなくてそのまま大人になってしまうと
 子どもの頃と同じように、親の評価が必要になります。
 
 大人になると、親の評価は他人の評価にすり替わり、ひたすら
 他人の称賛、同意が必要になります。
 
 そして、他人が自分を称賛しないと不機嫌になってしまうのです。
 
▽著者も、幼児的依存心を克服できずに大人になったといいます。

 しかも、大学の教授になって、本も書くようになってからよう
 やくそのことに気が付いたみたいです。
 
 幼児的依存心を克服できずに大人になった人は、他人の言動に
 全てが左右されてしまうため、自分の「夢」すら持てません。
 
 自分の「夢」も他人の言動によって、変わってしまうのです。
 
 著者は言います。
 
 「自分自身の夢を持つためには、まず親からの心理的離乳をとげ
 ねばならなかったのである。親からの心理的離乳を遂げないで
 おいて、素晴らしい青春を送ろうと意気込むから、どうしても
 自分にウソが出てきたのであろう」
 
 「親からの心理的離乳は、この時代にあっては、生きることの
 土台である。親から心理的離乳をとげてはじめて、親への思い
 やりも出てくる。それまでは親の望むような人間になろうとあく
 せくしているだけである」
 
 「とにかく、親が自分をどう思うか、ということを恐れている間は、
 素晴らしい青春を送ることはできない」
 
 親と離れて暮らしていたとしても、心理的に親離れができてい
 ないと、他人との人間関係にさまざまな影響が出ます。
 
 子どもの頃に親に依存するのは当たり前の話です。
 
 幼少の頃は、どの子どもも例外なく親に100%依存しています。
 
 親に生命を握られているのです。
 
 その親が、他人の言動に依存して生きている人であれば、その
 子どもに自分を称賛することを望みます。
 
 外の世界で称賛されない分、家庭内で自分より弱い物に対して
 称賛を求めます。
 
 そのターゲットは一番弱い子どもに向かうのです。
 
 そのような親を持った子供は、他人の言動に左右される大人に
 なってしまうのです。
 
 そうやって、世代間連鎖が続きます。





 この本は、著者の体験を元に書かれた、「親離れ」がテーマです。
 
 普通は思春期に親離れするのですが、依存心が強い親だと、その
 子どもはなかなか親離れできなくなります。
 
 この本の後半部分は著者が苦しみながら、自ら親離れをした過程が
 書かれています。
 
 大人になってからの精神的な親離れは、自らの力ではなかなか
 難しいみたいです。



免疫革命
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:免疫革命
 著者:安保徹
 出版:講談社インターナショナル
 定価:1600円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4770025173/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1574532%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 序 章 現代医学はなぜ病気を治せないのか
 第一章 病気の本当の原因
 第二章 もうガンも怖くない
 第三章 薬に頼らずアトピーを治す
 第四章 慢性病の治し方
 第五章 病気と体調の謎が解ける免疫学
 第六章 健康も病気も、すべては生き方にかかっている



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :■■□□□
 豊かな心:■■□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、2003年7月に出版されています。
 
 著者は、新潟大学医学部の教授で、世界的免疫学者と紹介されて
 います。
 
 著書も多数あります。



 免疫がなぜ革命を起こすのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)病気の本当の理由とは?



 本当の理由が分かれば予防ができます。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)病気の本当の理由とは?

 「白血球の自立神経の支配の法則がわかると、ほとんどの病気の
 発症原因がわかってきます。とくに二つの白血球、リンパ球と
 顆粒球のうち、顆粒球の活性化のしくみを知ると、ほとんどの
 粘膜障害、組織障害の病気の謎が解けてきます」

 「顆粒球は、交換神経が優位になると増え、増えすぎると常在菌と
 戦って化膿性の炎症をみずから起こすという性質があります。
 また、細菌のいないところにおしかけた場合は組織を活性酸素で
 破壊します」
 
 「つまり、細菌があって始めて、顆粒球は化膿を起こすのであって、
 細菌がない状態では、組織破壊の炎症を起こすのです。この顆粒球
 のしくみがわかると、いろいろな病気の謎が見えてきます」

 「いままでは遺伝子異常の引き金となる物質は全部外からくると
 思われてきました。食品添加物が悪い、タバコが悪い、紫外線が
 悪い、排気ガスが悪い、と、みんな外から悪さするものがあって
 ガン細胞が出来ると思われてきました」
 
 「ところが実際には、ストレスで組織再生が過度になり、活性
 酸素を出す顆粒球が増えるわけですから、発ガンの引き金を
 つくっているのは自分自身だったのです」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 思い込みで病気を予防しよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「病気の本当の理由」とはどのようなことなのでしょうか?

▽人間はよく病気をします。

 特に、(私の場合)季節の変わり目、春と秋に必ずと言っていい
 ほど風邪をひいて寝込んでいました。

 2月頃の一番寒い時期になると、インフルエンザが流行って、
 何年かに一度、流行の最先端を走っていたこともあります。
 
 以前は...
 
 現在は、おかしなことに風邪を一切ひかなくなったのです。
 
 どうしてひかなくなったかと言うと、しっかりと予防している
 ためです。
 
 その予防方法とは、「俺が風邪をひくわけがない」と「思い込む
 こと」です。
 
 以前の私の口ぐせは、「年に2回、春と秋の季節の変わり目に
 風邪をひくんだよね」でした。
 
 その時期は見事に年2回風邪をひいていました。
 
 2年くらい前から、「俺が風邪をひくわけがない」と思い込み、
 周りの人に言う口ぐせも「俺は絶対にかぜひかないから」と言い
 続けていたところ、本当に風邪をひかなくなったのです。
 
 定期的に病気になる方は、一度、自分の口ぐせと思い込みを思い
 出して見て下さい。
 
 きっと、病気になるような思い込みをしていることと思います。
 
 これを周りの人に言うと笑われますが、実際に風邪をひかなく
 なって2年が過ぎています。
 
▽何か病気をして病院に行くと、熱があれば解熱剤、風邪なら抗生
 物質、お腹の調子が悪いなら、消化器系の薬、咳が出ていたら
 咳止め、頭が痛かったら鎮痛剤、というふうに薬をくれます。
 
 これを、「対症療法」と言います。
 
 対症療法は、その病気の原因が分からないから対症療法になる
 そうです。
 
 しかし、「熱が出る」という現象一つとってみても、実は身体が
 ウィルスと戦うために、体温を高くしているという側面もあります。
 
 したがって、対症療法のように単純に熱を下げる解熱剤を使うのは
 実は止めた方が良いのです。
 
 下痢も同じです。
 
 身体から余計な毒素を排出しようとして下痢になります。
 
 それを止めたら毒素が身体から排出されなくなります。
 
 その他、咳も痛みも何か必要があって身体が病気と闘っている
 証拠なのです。
 
 それを、止めてしまう現代の医療は、間違っているのではないか
 と考えられます。
 
▽著者は、研究の結果、白血球が自律神経を支配していることを
 突き止めたそうです。
 
 著者は言います。
 
 「白血球の自立神経の支配の法則がわかると、ほとんどの病気の
 発症原因がわかってきます。とくに二つの白血球、リンパ球と
 顆粒球のうち、顆粒球の活性化のしくみを知ると、ほとんどの
 粘膜障害、組織障害の病気の謎が解けてきます」
 
 中でも、「顆粒球」はこれまで、細菌の感染症の指標に使われて
 いたそうです。
 
 血液を採取して白血球を調べ、白血球の中の顆粒球が増えていれば
 「感染が起こっている」と判断し、たいていの場合、抗生物質を
 処方されるそうです。
 
 著者はこの「顆粒球」の働きに注目しました。
 
 「顆粒球は、交換神経が優位になると増え、増えすぎると常在菌と
 戦って化膿性の炎症をみずから起こすという性質があります。
 また、細菌のいないところにおしかけた場合は組織を活性酸素で
 破壊します」
 
 「つまり、細菌があって始めて、顆粒球は化膿を起こすのであって、
 細菌がない状態では、組織破壊の炎症を起こすのです。この顆粒球
 のしくみがわかると、いろいろな病気の謎が見えてきます」
 
 そして、この顆粒球というのは、細菌による感染症になったから
 増えるというケースとは別に、「ストレス」があれば単独で増え
 てしまい、組織破壊を起こすそうです。
 
▽難病と言われるガンやリューマチ等の膠原病は、ストレスで
 免疫力が低下し、内在性のウィルスが活性化して、組織破壊が
 起こっているそうです。
 
 そのガンの発生原因について、著者は次のように言います。
 
 「いままでは遺伝子異常の引き金となる物質は全部外からくると
 思われてきました。食品添加物が悪い、タバコが悪い、紫外線が
 悪い、排気ガスが悪い、と、みんな外から悪さするものがあって
 ガン細胞が出来ると思われてきました」
 
 「ところが実際には、ストレスで組織再生が過度になり、活性
 酸素を出す顆粒球が増えるわけですから、発ガンの引き金を
 つくっているのは自分自身だったのです」
 
 ガンや膠原病になった人の統計をとってみると、過度のストレスを
 抱えている人がほとんどだそうです。
 
 「病は気から」というのは真実みたいです。





 この本は、さまざまな病気の大元の原因は「ストレスにある」と
 主張している本です。
 
 それなのに、現代の医療は、その根本原因をつかもうとはせずに
 患部のみを診る対症療法しかしないために、治る病気も治らなく
 なってしまっていると警告しています。
 
 ガンになったときに基本的にやってはいけない施術は、手術、
 抗ガン剤投与、放射線治療なのだそうです。
 
 現代の医療は間違っているみたいです。



人生は廻る輪のように
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:人生は廻る輪のように
 著者:エリザベス・キューブラー・ロス
 出版:角川書店
 定価:1800円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4047912867/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1569597%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1部 二十日鼠の巻
 第2部 熊の巻
 第3部 野牛の巻
 第4部 鷲の巻



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :■■■■□
 豊かな心:■■■■□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、1998年1月に出版されています。
 
 著者は、精神科医でーターミナルケア(末期医療)、サナトロジー
 (死の科学)のパイオニア的存在と紹介されています。
 
 著書も多数あります。



 人生はとはいかなるものなのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)人間にとって死とはいかなるものなのか?



 死んで時に分かることです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)人間にとって死とはいかなるものなのか?

 「学ぶために地球に送られてきた私たちが、学びのテストに合格
 したとき、卒業がゆるされる。未来の蝶を包んでいるさなぎの
 ように、たましいを閉じこめている肉体を脱ぎ捨てることがゆる
 され、ときがくると、わたしたちはたましいを解き放つ」
 
 「そうなったら、痛みも、恐れも、心配もなくなり・・・美しい
 蝶のように自由に飛翔して、神の家に帰っていく・・・そこでは
 けっしてひとりになることはなく、わたしたちは成長をつづけ、
 うたい、踊る」
 
 「愛した人たちのそばにいつもいて、創造を絶する程の大きな
 愛につつまれて暮らす」

 「神が人間にあたえた最高の贈り物は自由選択だ。偶然はない。
 人生で起こる全てのことは肯定的な理由がある。峡谷を暴風から
 まもるために峡谷をおおってしまえば、自然が刻んだ美を見ること
 はできなくなる」

 「いのちの唯一の目的は成長することにある。究極の学びは無条件
 に愛し、愛される方法を身につけることにある」
 
 「地球には食べるものがない人たちが無数にいる。住む家がない
 人たちが無数にいる。無数の人たちがエイズで苦しんでいる。
 無数の人たちが虐待されている。精神や身体の障害とたたかって
 いる人たちが無数にいる。毎日、理解と慈悲を必要とする人たちが
 増えている」
 
 「その人達の声に耳をかたむけてほしい。美しい音楽を聞くように
 その声を聞いてほしい」
 
 「請けあってもいい。人生最高の報酬は、助けを必要としている
 人たちに対して心を開くことから得られるのだ。最大の祝福は
 常に助けることから生まれる」

 「あらゆる人はひとつの同じ本源からやってきて、その同じ本源に
 帰っていく。わたしたちはひとしく、無条件に愛し、愛される
 ことを学ばなければならない」
 
 「人生に起こる全ての苦難、すべての悪夢、神がくだした罰の
 ようにみえるすべての試練は、実際には神からの贈り物である。
 それらは成長の機会であり、成長こそがいのちのただひとつの
 目的なのだ」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 人生の達人になろう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「人間にとって死とはいかなるもの」なのでしょうか?

▽著者の名前「キューブラー・ロス」はどこかで読んだことがあり
 ます。
 
 何の本で読んだのか思い出せませんが、輪廻転生のことだから、
 もしかしたら飯田史彦さんの本で出てきた名前かもしれません。
 
▽この本は著者の自伝です。

 著者は医師として波乱に満ちた人生を送っていて、ターミナルケア
 の研究をするようになります。
 
 人間の「死」についていろいろと研究していった結果、人間の
 人生は輪廻転生していることに気がつきます。
 
▽医療の現場での「死」というのは、敗北を意味します。

 助かる見込みのない末期患者を、愛する家族から隔離し、チューブや
 コードでつなぎ、誰にも会うことが出来ないようにして、死を
 迎えさせる。
 
 人間の死とはそういうものではなくて、愛する家族に見守られ
 ながら、人生の最後の学びを得ることにあるのです。
 
 したがって、死ぬ前に寝たきりの状態が何年か続く人というのも、
 その人なりの学びがあり、介護する人にも学びがあるのです。
 
 自分の人生は、自分で計画しているのですから、どのようなことが
 あっても最後まで精一杯生きていれば、間違いということはない
 のです。
 
 著者がこの本を書いているのは、すでに何度かの脳卒中で倒れた
 後の介護が必要な時期です。
 
 著者自身も「最後の本」だと言い切っています。
 
 その著者が、死ぬまでを精一杯生きようと、人生の最後の旅に
 どのようなことを学ぼうとしているのかを、自ら体験しようと
 しています。
 
▽著者は「死」について、次のように書いています。

 「学ぶために地球に送られてきた私たちが、学びのテストに合格
 したとき、卒業がゆるされる。未来の蝶を包んでいるさなぎの
 ように、たましいを閉じこめている肉体を脱ぎ捨てることがゆる
 され、ときがくると、わたしたちはたましいを解き放つ」
 
 「そうなったら、痛みも、恐れも、心配もなくなり・・・美しい
 蝶のように自由に飛翔して、神の家に帰っていく・・・そこでは
 けっしてひとりになることはなく、わたしたちは成長をつづけ、
 うたい、踊る」
 
 「愛した人たちのそばにいつもいて、創造を絶する程の大きな
 愛につつまれて暮らす」
 
 輪廻転生のことを書いた本に書いてあるのは、人間の死とは、
 つらく悲しいものではなくて、実は元の世界、つまり自分の故郷へ
 帰るために必要な最後の学びの場だということです。
 
 著者は、それを「神の家に帰っていく」と表現しています。
 
 今生では、孤独に死んでいった人たちでも、そこでは愛する人々に
 囲まれ、とてつもない幸せに包まれることになるのです。
 
 それが分かっただけでも、「死」を恐れることはありません。
 
 ただ、自分で計画した人生をしっかりと全うすればの話ですが...
 
▽著者はまた、次のように言います。

 「神が人間にあたえた最高の贈り物は自由選択だ。偶然はない。
 人生で起こる全てのことは肯定的な理由がある。峡谷を暴風から
 まもるために峡谷をおおってしまえば、自然が刻んだ美を見ること
 はできなくなる」
 
 
 ある宗教では、自分の罪を悔い改めれば神が天国へ連れて行って
 くれる、「悔い改めよ」と自分の人生で起こした罪(悪いこと?)
 を懺悔することを強要します。
 
 しかし、神は良いも悪いも判断しません。
 
 私たちの目の前で起きている現象には、幸も不幸もないのです。
 
 そして、偶然もありません。
 
 自分に起きる現象には全て意味があります。
 
 悔い改めることではなく、そこから何を学ぶべきかを考えなければ
 ならないのです。
 
▽そして、この世での唯一の目的はについて、著者は次のように
 書いています。
 
 「いのちの唯一の目的は成長することにある。究極の学びは無条件
 に愛し、愛される方法を身につけることにある」
 
 「地球には食べるものがない人たちが無数にいる。住む家がない
 人たちが無数にいる。無数の人たちがエイズで苦しんでいる。
 無数の人たちが虐待されている。精神や身体の障害とたたかって
 いる人たちが無数にいる。毎日、理解と慈悲を必要とする人たちが
 増えている」
 
 「その人達の声に耳をかたむけてほしい。美しい音楽を聞くように
 その声を聞いてほしい」
 
 「請けあってもいい。人生最高の報酬は、助けを必要としている
 人たちに対して心を開くことから得られるのだ。最大の祝福は
 常に助けることから生まれる」
 
 私たちがこの世に生まれてきた目的は、助けが必要な人たちを
 助けることだったのです。
 
 そして、無条件に愛し愛される方法を身につけることだったのです。
 
 さらの、著者は次のように言います。
 
 「あらゆる人はひとつの同じ本源からやってきて、その同じ本源に
 帰っていく。わたしたちはひとしく、無条件に愛し、愛される
 ことを学ばなければならない」
 
 「人生に起こる全ての苦難、すべての悪夢、神がくだした罰の
 ようにみえるすべての試練は、実際には神からの贈り物である。
 それらは成長の機会であり、成長こそがいのちのただひとつの
 目的なのだ」
 
 全てのことは、必然的に起きています。
 
 自分に起きる全ての現象で成長する機会が与えられています。
 
 無条件に愛し、愛することを学びましょう。





 この本には、著者の自伝と、ところどころに著者がこれまでの
 人生で得た英知が書かれています。
 
 全部で375頁もあり、全てを真剣に読むのは多少疲れます。
 
 「無条件に愛し、愛すること」ができるような、人生の達人に
 なってみたいです。



仮面の告白
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 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:仮面の告白
 著者:三島由紀夫
 出版:新潮文庫
 定価:400円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4101050015/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1607365%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 ※目次はありません。



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、昭和25年6月に出版されています。
 
 平成14年5月時点で124刷となっています。
 
 長く読まれています。
 
 著者は、説明の必要もないと思います。
 
 著名な作家です。



 どのような物語なのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)楽しんで読もう。



 小説は、とにかく楽しんで...



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)楽しんで読もう。

 ※「もっと知りたい方のために」を参照してください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「三島由紀夫」という名前は以前から知ってましたが、その作品は
 一度も読んだことがありませんでした。
 
 本名は、平岡公威(きみたけ)で、日本の作家、劇作家として、
 その名前は世界に知られていて、「ミシマ文学」として外国語に
 翻訳され全世界で愛読されているそうです。
 
 大正14年(1925年)1月14日東京市四谷区生まれ。
 
 ウィキペディアによると、
 
 「学習院初等科から中等科および高等科を経て東京帝国大学法学
 部卒。卒業後、大蔵省銀行局国民貯蓄課に勤めたが9か月で退職、
 作家として独立した」
 
 とあります。
 
 祖父が県知事や樺太庁長官等を勤めた人だったみたいで、幼少の頃
 は裕福な家庭のお坊ちゃんだったみたいです。
 
 幼少期は祖母の元で育てられ、過保護に育てられます。
 
 祖母は、虚弱体質の著者に男の子らしい遊びはさせず、女言葉を
 使わせていたといいます。
 
 祖母は家族の中では、ヒステリックな振舞いに及ぶこともたびたび
 だったそうです。
 
 幼少期に、母親の愛から引き離され、精神的に不安定な養育者の
 元で育てられると、成長してから精神的にいろいろと問題が出て
 くる場合が多いみたいです。
 
 祖母は歌舞伎や能をたしなみ、泉鏡花(幻想文学作家)などの
 小説を好んで読んでいたそうで、その影響が後の作家としての
 著者に影響を与えていたようです。
 
 生涯の著作は多数ありますが、代表作は『仮面の告白』、『禁色』
 『金閣寺』、『潮騒』、『豊饒の海』があり、また戯曲に『サド
 侯爵夫人』、『わが友ヒットラー』、『近代能楽集』等がある
 そうです。
 
 今回読んだ「仮面の告白」は、著者の最初の長編書き下ろし作品
 です。
 
▽この作品は、著者の生い立ちから青年期までの自伝的小説で、
 その時代の著者の心の様子が詳細に描かれています。
 
 日本人作家の自伝的小説というと、太宰治の「人間失格」を読んだ
 ことがありますが、ストーリー的には現在の状況と照らし合わせ
 ると、そんなに驚くほどのこともありません。
 
 この「仮面の告白」も、個人的な感想として、ストーリー的には
 面白くありません。
 
▽祖母の元で、幼少期から女の子のように育てられたせいか、女装
 をして周囲を驚かせます。
 
 思春期になっても、興味があるのは同級生の男性で、その他大勢の
 男性のように、女性に対して興味を抱くことがなかったのです。
 
 それは青年期も同じで、その頃にはかなり倒錯した空想の世界で
 自分の欲望を昇華させています。
 
 現代では、女性に興味がない男性はそんなにめずらしい存在では
 ありません。
 
 しかし、作品が発表された当時はかなりセンセーショナルだった
 のではないかと思われます。
 
▽女性に興味が持てない主人公は、それをばれないようにひた隠し
 ます。
 
 しかも、自分にまで隠そうとします。
 
 自分は女性に興味があるんだ、普通なんだ、と自分の心に言い
 聞かせますが、実際の自分は女性に興味が湧かないことを次第に
 確実に認識するようになります。
 
 未亡人だった又従兄弟に初めてキスをされたときも、何の興奮も
 覚えず、冷めたままでした。
 
 友人の妹と恋人の関係になり、表面上は一個の男性として振る
 舞いますが、どこかが冷めていて、その女性に女性としての興味が
 持てません。
 
 その女性が結婚を意識すると、それが重荷になり、恐怖を感じる
 ようになり、結婚はしないことを告げて分かれてしまいます。
 
▽主人公は、思春期から青年期に掛けては戦時下、つまり「非日常」
 の世界でその時期を「利用」して、他人と自分を偽って生活して
 いました。
 
 しかし、20代前半に戦争は終わり、そこから最も恐れていた
 「日常」が始まります。
 
 と、ストーリーはそんなに面白いわけではありません。
 
 しかし、著者の凄さはその表現です。
 
 ありふれた言葉を使うと「言葉の魔術師」といったところでしょうか。
 
 比較することが間違ってますが、私とは使える言葉の種類と量と
 表現方法が違います。
 
 自らの心を描写する言葉とその表現方法は、それまでの生き方の
 違いが出ているような気がします。
 
 育てられた環境にかなり影響を与えられているのではないかと
 推測されます。
 
▽著者は、昭和45年(1970年)11月25日、陸上自衛隊の
 市ヶ谷駐屯地で、演説の後、割腹自殺を図っています。





 この本は、著者の代表的作品だそうです。
 
 本の紹介文には「否定に呪われたナルシシズム」と書かれています。
 
 私にはよくわからない世界ですが、今後代表作くらいは読んで
 みたいと思います。



CD付[新版]生きがいの創造(6回目)
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
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 題名:CD付[新版]生きがいの創造
 著者:飯田史彦
 出版:PHP研究所
 定価:2400円
 購入:ブックオフで1250円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4569627943/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1539848%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 過去の人生の記憶
 第2章 人生のしくみ
 第3章 愛する故人とのコミュニケーション
 第4章 「永遠の生命」を科学する意味
 第5章 「ブレイクスルー思考」による生きがい論



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■■
 勇気  :■■■■■
 豊かな心:■■■■■
 おすすめ:■■■■■



 この本は2003年4月に出版されています。
 
 1996年6月に初版の単行本が出版されています。
 
 本の帯には「50万部を越えるベストセラーを全面改訂」とあり
 ます。
 
 「生きがいの創造」はかなり売れているようです。

 著者の本職は、「人間の価値観について研究する経営心理学者」
 と紹介されています。

 著書も多数あります。



 今回はどのような発見があるのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)人生の自己評価とは?



 「死」を体験した後、反省するようです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)人生の自己評価とは?

 「指導役の意識体たちは、今終えてきたばかりの人生を回顧する
 ようにうながし、目の前でパノラマのように、その一生のビジョン
 を見せてくれます。そのビジョンを見ながら、終えてきた人生に
 おける後悔や罪悪感、自責の念が、心の底からわき上がってくる
 のです」

 「中間生に戻って終えてきた人生を見せられ、後悔を体験する
 ことは、一種の地獄を体験することと同じである。自分の犯した
 罪が、言い訳も理由づけもすべてはぎ取られて、生々しく醜い姿
 をさらけ出すからだ」

 「ここで問われるのが、結局のところ、『どれだけ人々を愛したか』
 『つねに良心的な言動をとったか』ということのみであり、この世
 で儲けたお金や、得た地位がいっさい評価されないことは、きわ
 めて重要です。これこそが、生まれ変わりの法則をつかさどる、
 基本原則だということができるでしょう」

 「たとえ有名な大スターや、大企業の社長や、総理大臣になった
 としても、その人生で多くの人を裏切り、傷つけてしまった場合
 には、もだえ苦しみながら深く反省することになります」
 
 「その逆に、たとえ一生をお金や地位とはまったく無縁な農民
 として過ごしたり、社会的にはうだつのあがらないサラリーンマン
 として終わったとしても、その人生で多くの人々に愛情を与え、
 かかわった人々を幸せにしてきた場合には、指導役の意識体たち
 からたいへん称賛され、自分の成長度を確認して大いに満足する
 ことができるのです」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 死んでから後悔しないように現世を生きよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「人生の自己評価」とはどのようなことなのでしょうか?

▽私たちが現世で「死」を体験すると、その意識体(魂)は中間生に
 戻ります。

 中間生では「指導役の意識体」というのが存在してい、戻ってきた
 意識体が終えてきたばかりの人生を自己評価するのを助けてくれる
 そうです。
 
 自己評価の方法とは、自分自身の人生を目の前でパノラマのように
 見せてくれ、それを見ながら反省を促されるそうです。
 
 著者は言います。
 
 「指導役の意識体たちは、今終えてきたばかりの人生を回顧する
 ようにうながし、目の前でパノラマのように、その一生のビジョン
 を見せてくれます。そのビジョンを見ながら、終えてきた人生に
 おける後悔や罪悪感、自責の念が、心の底からわき上がってくる
 のです」
 
 人生のパノラマを見ているだけだと何の意味もありません。
 
 テレビをみているのと同じです。
 
 そこで見せてくれる自分の人生を見て、今終えてきた人生で他人に
 与えた苦しみが、あたかも自分がその苦しみを受けるかのように
 感じるのです。
 
 後悔や罪悪感、自責の念が一つ一つ実感をともなって、あっという間
 に再現されるのです。
 
 そして、人生の一つ一つの出来事に対して厳しく自己分析を行い、
 反省するのです。
 
 精神的に、身体的に自分が傷つけた人の気持ちを体験したり、
 自分が病気になった時の親や家族の気持ちを自分のことのように
 体験し、理解します。
 
 退行催眠で被験者に過去生を体験させ、研究をしているホイットン
 博士という人がいて、その人が次のように言っているそうです。
 
 「中間生に戻って終えてきた人生を見せられ、後悔を体験する
 ことは、一種の地獄を体験することと同じである。自分の犯した
 罪が、言い訳も理由づけもすべてはぎ取られて、生々しく醜い姿
 をさらけ出すからだ」
 
 現世において「善行を積みなさい」と言われるのは、こういった
 地獄の体験を軽くするためだと思われます。
 
 そういうことがあると分かれば、今からでも他人の気持ちを理解
 して後悔しないように人生を生きなくてはならないです。
 
▽私達は、自分の人生の再現を見せられながら、終えてきた人生に
 おける全ての言動の説明を求められるそうです。
 
 責任ある行動をとらなければならないということですね。
 
 そこで問われるのは、その人の誠実さと道徳性のみだそうです。
 
 著者は言います。
 
 「ここで問われるのが、結局のところ、『どれだけ人々を愛したか』
 『つねに良心的な言動をとったか』ということのみであり、この世
 で儲けたお金や、得た地位がいっさい評価されないことは、きわ
 めて重要です。これこそが、生まれ変わりの法則をつかさどる、
 基本原則だということができるでしょう」
 
 現世で得た物質、地位や名誉、お金、そういったものは何の評価も
 されない、つまり、人生には生きていく程度の物やお金があれば
 いいということになります。
 
 また、それも人それぞれで、自分の人生は自分で計画しているため、
 たとえば、人を喜ばせる商売をして、それで得たお金でさらに人を
 幸せにする、という人生を送る人もいると思います。
 
 たぶん、そういったお金の使い方というのは評価されると思います。
 
 ただ、「お金が欲しい」という自分のエゴのために金儲けをし、
 物質を手に入れても何の評価もされません。
 
 したがって、お金をたくさん持っている人を「羨ましい」と思い、
 「自分も...」と考えるのは、悪いことではないと思いますが、
 自分の人生計画に「お金を得る」というのがあればお金持ちに
 なれるし、人生計画に「お金持ち」がなければお金持ちにはなら
 ないのです。
 
 したがって、他人の人生と自分の人生を比べるのは、何の意味も
 ないのです。
 
 どのような人生を送ろうとも、その根底にある基本原則「愛」が
 ないと、評価されません。
 
 著者は言います。
 
 「たとえ有名な大スターや、大企業の社長や、総理大臣になった
 としても、その人生で多くの人を裏切り、傷つけてしまった場合
 には、もだえ苦しみながら深く反省することになります」
 
 「その逆に、たとえ一生をお金や地位とはまったく無縁な農民
 として過ごしたり、社会的にはうだつのあがらないサラリーンマン
 として終わったとしても、その人生で多くの人々に愛情を与え、
 かかわった人々を幸せにしてきた場合には、指導役の意識体たち
 からたいへん称賛され、自分の成長度を確認して大いに満足する
 ことができるのです」
 
 もし、自分の今までの人生を振り返ってみて、
 「人々を幸せにしてきたか?」
 「多くの人々に愛情を与えてきたか?」
 と問われたら...
 
 今からでも、大いに反省しなくてはならないです。
 
▽ここで出てくる「指導役の意識体」という存在は、裁判官のような
 存在ではなく、あくまでも自分たちの味方で、助けてくれる存在
 です。
 
 意識体が成長するのを、決して見捨てることなく助けて指導して
 くれる教師として存在しています。
 
 安心して成長することができます。





 今回は、人生の自己評価ということで、私たちが現世で死んだあと、
 中間生に行ったときに、自分自身をどのように評価するかを紹介
 しました。
 
 物質界に住んでいる私たちには、お金や物を手に入れるのに興味
 が向かう傾向にあります。
 
 生きていくためにはある程度物質は必要なので、仕方がないのかも
 しれません。
 
 しかし、必要以上のお金や物を得ても何の評価もされないなら
 あまり持っている意味はないのではないかと思うようになって
 きました。
 
 きれい事なのかもしれません。



で、何が問題なんですか
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
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 題名:で、何が問題なんですか
 副題・小林正観質疑応答集
 著者:小林正観
 出版:英光舎
 定価:1500円
 購入:ブックオフで105円



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 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://www.eikousha.com/seikan/index.html



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 ※多数あるので省略します。



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■■
 勇気  :■■■■■
 豊かな心:■■■■■
 おすすめ:■■■■■



 この本は、1999年9月に出版されています。
 
 著者は、私が大好きな小林正観さんです。
 本業は旅行作家です。



 何が問題なんでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)新たな気づきとは?



 読む毎に新たな発見があります。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)新たな気づきとは?

 「『私』が必死になって念じたから未来がやってきたのではなくて、
 その未来が間違いなくやって来ることがわかっているから、念ずる
 ことができたんです。念ずれば必ず未来が呼び寄せられるという
 ものではありません、思った事が全部叶うわけではないんです」
 
 「イメージできたことは来ます。それは、自分のプログラムの中に
 あるからです。もともと未来は決まっているんです。だから、
 未来を呼び寄せたり、心配したりするのは何の意味もないことです」

 「『やってもやらなくても同じ結果が出るんだ』というのは間違い
 です。それは全然違います。渋谷の駅に行って、右の電車に乗ると
 五反田に行って、左の電車に乗ったら新宿へ行くということには
 明らかに違いがあります。どっちの電車を選ぶかが生まれる前に
 決まっているんです」
 
 ここがなかなかややこしい部分でもあるのですが、「努力して
 目標を達成する」と自分でプログラムして生まれてきた人は、
 そこで必ず努力することを選択するのです。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 人生楽しく生きよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「新たな気づき」とはどのようなことなのでしょうか?

▽ブックオフに行くと、新刊とか今とっても読みたい本は、半額で
 売られています。
 
 普通の本屋さんで買うよりもぜんぜん安いのですが、それに慣れて
 くると、半額が高く感じてきます。
 
 全部半額の本を買うと、毎日のことなので、そこそこの金額に
 なってしまいます。
 
 どうしても読みたい本はそこで買ってしまうのですが、やはり
 メインは105円コーナーです。
 
 105円コーナーに行くと、古めの本か、本に書き込みがして
 あったり、汚れていたり、といった「難あり」の本が多いです。
 
 個人的には、全然気にしてなくて読めれば買ってしまいます。
 
 小林正観さんの本は、普通105円コーナーには並んでいません。
 
 しかし、今回紹介する本は、なぜか105円で並んでいました。
 
 ラッキーです。
 
 半額本コーナーに並んでいても買ったとは思いますが、買った日
 からかなり上機嫌でした。
 
 我ながらかなり単純です。
 
▽正観さんの本は何冊も読んでいて、現在店頭で手に入る本は、
 ほとんど似たようなことが書いてあります。
 
 正観さんの本は、宝来社と弘園社から多数出版されていて、その
 新刊本はネットでしか手に入りません。
 
 今回紹介する本は、その中の一冊です。
 
 正観さんが、講演会等で出会う人に相談されたときの受け答えが
 45書かれています。
 
▽何か、気づきがあるでしょうか?
 
 と思って読んでいたら、ほとんどが新たな気づきばかりです。
 
 まずは、「自分の未来」の話です。
 
 飯田史彦さんの「生きがいの創造」にも書いてありますが、
 「人間は生まれてくる前に自分の人生の計画を立てていて、予定外の
 ことは起きない」というのがあります。
 
 それは著者も同じ事を言っていて、全ては自分でプログラムした
 とおりに人生は淡々と進行するそうです。
 
 頭の中に一生涯分のデータが入っていて、自分の毎日、日々の
 暮らしがすべてインプットされていて、単にそれを読みとっている
 らしい、というのが著者が得た情報です。
 
 したがって、努力によって何かが達成されるのではなくて、あら
 かじめ達成されることが決まっているのです。
 
 「じゃあ努力しなかったらどうなるか?」と言うと、その人に
 とっては、「努力して努力して目標を達成する」というのが、
 あらかじめ自分でプログラムしているので、そうなっているだけ
 なのです。
 
 「努力しない」という選択肢はなかったのです。
 
 あらかじめ自分でプログラムしてあるので、それを他人と比べても
 何の意味もありません。
 
 他人は他人、自分は自分。
 
 自分でプログラムしたとおりに人生は進んでいくのです。
 
▽自己啓発本や成功法則本では、強くイメージして念ずれば念ずる
 ほど願望は達成される、ということが書いてあります。
 
 私も最近まではそれを信じていました。
 
 しかし、著者によるとそれは違うと言います。
 
 「『私』が必死になって念じたから未来がやってきたのではなくて、
 その未来が間違いなくやって来ることがわかっているから、念ずる
 ことができたんです。念ずれば必ず未来が呼び寄せられるという
 ものではありません、思った事が全部叶うわけではないんです」
 
 「イメージできたことは来ます。それは、自分のプログラムの中に
 あるからです。もともと未来は決まっているんです。だから、
 未来を呼び寄せたり、心配したりするのは何の意味もないことです」
 
 成功法則本を読んでその通りに実践して、お金持ちになる人と、
 いくら頑張って努力してもお金持ちになれない人がいます。
 
 その違いは、そういうふうにプログラムしていないから。
 
 したがって、他人と比較したり、羨ましがったり、というのは
 何の意味もないということになります。
 
 いくら心配しても「なるようにしかならない」ということですね。
 
▽じゃあ、「努力も何もしなくても良いのか?」というと、そう
 ではないらしいです。
 
 著者は言います。
 
 「『やってもやらなくても同じ結果が出るんだ』というのは間違い
 です。それは全然違います。渋谷の駅に行って、右の電車に乗ると
 五反田に行って、左の電車に乗ったら新宿へ行くということには
 明らかに違いがあります。どっちの電車を選ぶかが生まれる前に
 決まっているんです」
 
 ここがなかなかややこしい部分でもあるのですが、「努力して
 目標を達成する」と自分でプログラムして生まれてきた人は、
 そこで必ず努力することを選択するのです。
 
 「努力はしない。何も達成しない」とプログラムしてきた人は、
 努力しない選択をするのです。
 
 つまり、現在の自分の状況にじたばたしても仕方がない、という
 ことですね。
 
 苦境のまっただ中にいる人は、「苦しい苦しい」って思いますが、
 それもすべて自分でプログラムしてきたことなのです。
 
 受け入れてしまって、次の展開を楽しみにまっているくらいが
 良いのかもしれないです。





 この本には、著者がこれまでの研究の結果得た「宇宙の法則」が
 たくさんかいてあります。
 
 自分の人生に振り回されていたり、いくら努力して頑張っても
 報われないと思って投げやりになっていたり、人生の先行きが
 不安になっていたり、と人生に悩んでいる人にとっては、とても
 素晴らしい気づきが得られます。
 
 私にとっても、宝石がたくさん入っている宝箱のような本です。
 
 この本は、何度も読み返してみたいと思います。
 
 おすすめの一冊です。