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パール判事の日本無罪論 (小学館文庫)
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 ◆今日読んだ本
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 題名:パール判事の日本無罪論
 著者:田中正明
 出版:小学館文庫
 定価:533円+税
 購入:本屋さんで購入



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 ◆今日の本 購入情報
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 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4094025065/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1380458%2f



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 ◆本の目次
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 第1部 東京裁判とは何だったのか−戦争裁判の法的欺瞞
 第2部 太平洋戦争はなぜ起きたか−「共同謀議」という焦点
 第3部 戦争における「殺人の罪」−贖罪意識の植え付け
 第4部 東京裁判のもたらしたもの−国際論争と戦後日本人の意識



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 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :■■□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、2001年11月に出版されています。
 
 1963年9月に出版された「パール博士の日本無罪論」を文庫化
 したものです。
 
 著者は、戦前アジア解放運動に従事し、戦後は国際平和協会専務
 理事等を歴任しています。
 
 2006年に亡くなっています。



 日本にとっては重要な「歴史観」を少し考えてみたいと思います。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)なぜ日本は無罪だと主張したのか?



 たった一人だけ無罪を主張したそうです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)なぜ日本は無罪だと主張したのか?

 「問題は二つある。国際正義を行うための、公正なる国際裁判を
 やろうというなら、戦勝国のみならず、中立国はもとより、戦敗国
 をその締約国とする国際条約によって設置された裁判所の構成に
 よって裁くべきであるということ」
 
 「いま一つは、戦勝国の中にも、戦争放棄に違反した軍人や政治家が
 あったならば、すすんでこの法廷に引き渡すべきである、それで
 こそ公正なる裁判ということができよう」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 真実を知ろう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「なぜ日本は無罪だと主張した」のでしょうか?

▽1945年8月15日、日本は終戦を迎えました。

 ポツダム宣言を受諾し「無条件降伏」したことになっています。
 
 その後「極東軍事裁判」、いわゆる東京裁判が開かれ、そこで
 A級戦犯として28名が裁かれ、判決を受けたのは25名、2名は
 病死、1名は精神障害により入院、という結果になっています。
 
 25名の内訳は、絞首刑7名、終身刑16名、有期禁固刑2名と
 なっています。
 
 裁判の判事となった国は、戦勝国と被害国から、アメリカ、英国、
 ソ連、フランス、オランダ、中国、オーストラリア、ニュージー
 ランド、カナダ、インド、フィリピンの11カ国で、オランダ、
 フランス、インド、フィリピン、オーストラリアの各判事の少数
 意見を法廷記録に集録しつつも、多数派7カ国の意見をもって
 「有罪」と認定しました。
 
 この裁判で有罪になったA級戦犯たちが、靖国神社に祭られて
 いるために日本の総理大臣が終戦記念日に参拝に訪れたりすると、
 中国と韓国の近隣諸国から非難を浴びるという構図になっています。
 
▽11カ国の判事の中で、ただ一人判決に全面的に反対したのが、
 インド代表のパール判事でした。
 
 パール判事ただ一人だけは日本の全面無罪を主張したのです。
 
 「私は無罪だと思う」と単純に主張しただけではなく、パール
 判事の判決文は、英文にして1275ページ、日本語にして百万語
 に及ぶ膨大な文章になっていたそうです。
 
 では、なぜ「無罪」だと主張したのでしょうか。
 
 東京裁判の起訴事実は、3種55訴因に分けられています。
 
 3種とは以下の通りです。
 
 第1種 平和に対する罪
     
     被告らが共同謀議して、侵略戦争を計画し、準備し、
     開始し、遂行して、世界平和をかく乱したという罪。

 第2種 殺人の罪
     
     条約違反の罪から引き出されたものであって、宣戦を
     布告せずしてなされた敵対行為は戦争ではない。した
     がって、その戦闘によって生じた殺傷は殺人行為である、
     という罪。
     
 第3種 通例の戦争犯罪および人道に対する罪
     
     非戦闘員に対して加えられた大量殺戮、または捕虜の
     虐待、酷遇等、通例の戦争犯罪を総括して言う。
 
 第2種の「殺人の罪」は、東京裁判の検察団によって発明された
 罪なのだそうです。
 
 私が学校で習った戦争の歴史では、「日本はポツダム宣言を受諾し
 無条件降伏した...」とありました。
 
 今の教科書はどうなっているのか分かりませんが、この「無条件
 降伏」とは、「全日本軍の無条件降伏と...」という定義に
 なっています。
 
 「日本は無条件降伏したから、何をされてもいい」というわけでは
 ありません。
 
 ポツダム宣言受諾の勧告がなされたのが、1945年7月26日、
 その後、日本が受諾するのが8月10日、その間、8月6日と
 8月9日に、広島と長崎に原爆が投下され、8月8日には日ソ
 不可侵条約を破ってソ連が満州に攻め入る、という事実があります。
 
▽パール判事がA級戦犯の無罪を主張したのは、この東京裁判が
 勝者が敗者をさばく単なる「リンチ」だと考えたからです。
 
 著者は言います。
 
 「問題は二つある。国際正義を行うための、公正なる国際裁判を
 やろうというなら、戦勝国のみならず、中立国はもとより、戦敗国
 をその締約国とする国際条約によって設置された裁判所の構成に
 よって裁くべきであるということ」
 
 「いま一つは、戦勝国の中にも、戦争放棄に違反した軍人や政治家が
 あったならば、すすんでこの法廷に引き渡すべきである、それで
 こそ公正なる裁判ということができよう」
 
 東京裁判では、太平洋戦争において日本は近隣諸国に極悪非道な
 行為を行ったことになっています。
 
 戦後の日本も、そのように歴史を教えられてきました。
 
 私は、戦争当時の日本軍による「極悪非道の事実」について、
 何も調べてないので真実がなんなのかほとんど知りません。
 
 仮に、日本軍がそういった行為をしたことを事実としましょう。
 
 しかし、「極悪非道」を罪として裁くのであれば、アメリカが
 広島と長崎に投下した原爆は極悪非道ではないのか?という疑問
 が湧いてきます。
 
 そして、日ソ不可侵条約を破って、満州になだれ込み、婦女子を
 暴行し、住民の財産を奪い、大量の日本人をシベリアに連れて
 行って虐待し奴隷とした事実は、極悪非道ではないのか?という
 疑問も湧いてきます。
 
 日本の戦争を侵略戦争として裁くのであれば、アメリカやイギリス
 が、全世界を侵略したことは罪にはならないのか?という疑問も
 湧いてきます。
 
 戦勝国の罪は一切問わず、敗戦国の罪ばかりを裁いた東京裁判は
 はたして公平な裁判だったのか、という疑問がとうぜん湧いてき
 ます。
 
 しかも、法律というのは、法律ができる以前の過去の出来事は
 裁かないことになっています。
 
 これは法治国家としては当然のことです。
 
 しかし、東京裁判では、それが当然のごとく行われたいました。
 
▽パール判事は、それらのことを真剣に考え調査し、全面的に無罪を
 主張したのです。
 
 しかし、シナリオは裁判が始まる前から決まっていたみたいです。
 
 つまり、罪があろうが無かろうが、そんなことは戦勝国にとっては
 どうでもよくて、敗戦国である日本を裁くというのが目的だった
 みたいです。
 
 ということはA級戦犯の定義もおかしくなってきます。
 
 戦後の日本の歴史観というのは、東京裁判から始まっています。





 この本は、東京裁判が戦勝国によって、いかに画策された茶番劇
 だったかを解説していて、そのことをパール判事が調査した膨大な
 資料の中から事実を判断している本です。
 
 ただ、この一冊だけをもって、これが正しいと判断するのは、
 単純すぎるような気がします。
 

 私自身は不勉強で、何が真実で、何が真実ではないのかが分かり
 ません。
 
 もう少しいろいろな本を読んで、日本の何が問題だったのか?
 戦争しなければならない理由は何だったのか?を探ってみたいと
 思います。



食べすぎてしまう女たち―「愛」の依存症
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 ◆今日読んだ本
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 題名:食べすぎてしまう女たち
 副題:「愛」の依存症
 著者:ジェニーン・ロス
 出版:講談社
 定価:1600円
 購入:ブックオフで105円



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 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4062084430/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f840894%2f



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 ◆本の目次
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 第1章 食べ物に愛を求める女たち
 第2章 「愛し合う」ことが不安になるとき
 第3章 もし痩せれば、人生は劇的に変化するのか
 第4章 禁じられたものへの欲求が
 第5章 あなたの中に二人の違う人物がいる
 第6章 悲しみのあとに何が訪れるのか
 第7章 二人の関係のために道を開く
 第8章 何が正しい、何が悪いということはない
 第9章 「求めている愛」が本当の愛になるとき



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 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :■■□□□
 豊かな心:■□□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、1996年7月に出版されています。
 
 著者は、摂食障害の分野での講演・著作で多くの指示を集めて
 いるセラピスト、と紹介されています。
 
 日本語訳の本がもう一冊出版されています。



 過食症も愛情飢餓から起きます。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
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 ■この本のどこを読むか
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 1)過食症の原因とは?



 その原因は、予想通り...



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
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 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)過食症の原因とは?

 「強迫行動は、、感情レベルでの絶望の表現です、強迫とは、
 家に誰もいないという気持ちです。誰かを家にいさせるために、
 私たちは強迫行動に走るのです」
 
 「私たちの欲しい者は、愛なのです。強迫行動に溺れたい人など
 いません。生き延びるためにやるのです。発狂しないためにやる
 のです。自分のためになるからやるのです」
 
 「食べ物は、私たちにとっての愛です。食べることは、私たち
 なりの愛されるという方法なのです。両親がいない時も、食べ物
 はいてくれます。父に見捨てられても、食べ物は見捨てたりしま
 せん。食べ物は傷つけません。ダメと言いません。アルコール
 依存症になったりしません。いつも、そこにいてくれます。食べる
 とおいしい味がします」

 「強迫行動の真の理由は、自己愛の欠如です。強迫行動とは、
 自分がいい人間ではないという思い込みが、表面化しているもの
 なのです」

 「ある年齢の時点で私たちは、愛されるためには自分をさらけ
 出してはいけないと学びました。愛されるためには、欲しいものを
 求めてはいけないのです」

 「過食症者の人生に、退屈という文字はありません。太りすぎて
 いるから自分を嫌っていたり、痩せる望みに酔いしれていたり、
 むちゃ食いしているときには自分を引き裂いてやりたいと思ったり
 しているから。混沌、緊迫感、ドラマが過食症者の日常生活なの
 です。苦難こそが、この世界に生きる道なのです」
 
 「食べているとき、私たちはまるで過去の親子関係を体内で再現
 しているのかのようです。子どもの時に聞かされたか、聞かされた
 と思っているメッセージは、私たちは悪い子で、こんな仕打ちを
 受けるのも当然だというものでしたが、今、気持ち悪くて動け
 なくなるほど食べることによって、そのことを再現しているのです」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 無条件の愛を与えてあげよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「過食症の原因」とはどのようなことなのでしょうか?

▽電車に乗って通勤していると、駅のホームや乗り換えのために
 歩いているときに、とても痩せた女性を見かけます。
 
 一般人だったり高校生だったりしますが、見かける人は女性しか
 いません。
 
 ガリガリに痩せていて、骨と皮しかないように見えます。
 
 もしかしたら何かの病気のためにそうなっているのかもしれま
 せんが、食べ物を食べるのを拒んで極限まで痩せようとしている
 人のことを「拒食症」と言います。
 
 自分の身体を何とか「コントロール」しようとしているみたいです。
 
▽逆にひたすら食べまくる女性もいます。

 全く自分を「コントロール」できなくなってしまい、信じられ
 ないくらいの量を食べて食べて食べまくって、食べすぎで気持ち
 悪くなって吐き、吐いて食べられるようになると、さらに食べて
 しまいます。
 
 中には、指をのどにつっこんで無理やり吐いて、さらに食べる
 人もいるそうです。
 
 とうぜん摂取カロリーが多いため太り始めます。
 
 このような状態にある人を「過食症」と言います。
 
▽ほとんどの場合、拒食症である期間と過食症である期間を延々と
 繰り返す女性が多いそうです。
 
 ある時は、体重が30キロ代でガリガリに痩せているのに、ある
 時は60キロとか70キロまで増えてしまったりします。
 
 何かを求めるように食べ続け、何かをコントロールしようとして
 食べるのを拒むのです。
 
 このように食べ物に関する何らかの障害のことを総称して「摂食
 障害」と言います。
 
▽幸い、私の周りには「摂食障害」がある女性はいません。

 彼女たちはなぜ、摂食障害に陥ってしまうのでしょうか?
 
 著者は言います。
 
 「強迫行動は、感情レベルでの絶望の表現です、強迫とは、
 家に誰もいないという気持ちです。誰かを家にいさせるために、
 私たちは強迫行動に走るのです」
 
 「私たちの欲しい者は、愛なのです。強迫行動に溺れたい人など
 いません。生き延びるためにやるのです。発狂しないためにやる
 のです。自分のためになるからやるのです」
 
 「食べ物は、私たちにとっての愛です。食べることは、私たち
 なりの愛されるという方法なのです。両親がいない時も、食べ物
 はいてくれます。父に見捨てられても、食べ物は見捨てたりしま
 せん。食べ物は傷つけません。ダメと言いません。アルコール
 依存症になったりしません。いつも、そこにいてくれます。食べる
 とおいしい味がします」
 
 過食症の女性たちにとって、食べ物とは一番「愛」にちかいもの
 なのだそうです。
 
 「食べ物を食べなきゃならない」という強迫行動は、何かを求めて
 やっていることなのです。
 
 著者は言います。
 
 「強迫行動の真の理由は、自己愛の欠如です。強迫行動とは、
 自分がいい人間ではないという思い込みが、表面化しているもの
 なのです」
 
子どもの頃に、もらえるはずの「無条件の愛」をもらえなくて、
 ひたすら我慢していたために、大人になってから与えられなかった
 「愛」を食べ物にすり替えてひたすら食べ続けてしまうのです。
 
▽著者も、摂食障害に悩んでいた長い時期がありました。

 自分のことしか考えられないアル中の母親と、すべてを受け入れ
 られない父親、そして、ことある毎に著者に暴力を振るう祖母。
 
 このような家庭で育った著者は、幼いながらに次のように考え
 たのです。
 
 「ある年齢の時点で私たちは、愛されるためには自分をさらけ
 出してはいけないと学びました。愛されるためには、欲しいものを
 求めてはいけないのです」
 
 愛されることを抑圧し続けた結果、自分のコントロールが効かなく
 なってしまったのです。
 
▽過食症にある人は精神的に追いつめられています。

 著者は言います。
 
 「過食症者の人生に、退屈という文字はありません。太りすぎて
 いるから自分を嫌っていたり、痩せる望みに酔いしれていたり、
 むちゃ食いしているときには自分を引き裂いてやりたいと思ったり
 しているから。混沌、緊迫感、ドラマが過食症者の日常生活なの
 です。苦難こそが、この世界に生きる道なのです」
 
 「食べているとき、私たちはまるで過去の親子関係を体内で再現
 しているのかのようです。子どもの時に聞かされたか、聞かされた
 と思っているメッセージは、私たちは悪い子で、こんな仕打ちを
 受けるのも当然だというものでしたが、今、気持ち悪くて動け
 なくなるほど食べることによって、そのことを再現しているのです」
 
 大人に近くなってから、早ければ思春期くらいから、過去の親子
 関係が精神的に影響を与えるようになります。
 
 影響を与えるというよりも、心に中に押さえつけてきたものが、
 押さえきれなくなって出てくるようです。
 
 自分を破壊することが過食症を患う人たちの目的なのです。





 この本は、著者の実体験に基づき、精神的な分析、及び、親子関係の
 分析がなされています。
 
 過食症者の精神的、肉体的な苦しみが伝わってくる本です。
 
 根本的な問題は、やはり幼少期の親子関係にあります。
 
 
 ただ、書いてあることが分散されていてまとまりがなく、分かり
 づらいです。
 
 もっと系統立てて書いてくれると分かりやすいです。



道路の権力 道路公団民営化の攻防1000日
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:道路の権力
 副題:道路公団民営化の攻防1000日
 著者:猪瀬直樹
 出版:文藝春秋
 定価:1600円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4163654003/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1614088%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1部 行革断行評議会篇
  第1章 聖域に挑む
  第2章 実力者たち
  第3章 九三四二キロという旗
  第4章 変人の戦術
 第2部 道路公団民営化委員会篇
  第5章 民営化委員会発足
  第6章 総裁たちの弁明
  第7章 「凍結」の道路
  第8章 論破
  第9章 最終答申
  終 章 国民の選択



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、2003年11月に出版されています。
 
 著者の職業は作家です。
 
 以前、「日本国の研究」を読んだことがありましたが、良く知る
 ようになったのは、特殊法人の廃止・民営化の委員をやって、
 テレビに出るようになってからです。
 
 著書も多数あります。



 道路になぜ権力があるのでしょうか。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)道路の権力とは?



 「国」というのはなかなかやっかいな存在です。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)道路の権力とは?

 「限られた資源が、平等に分配されるという幻想。平等にという
 要求は、限られた資源を無限の資源と錯覚させるのである。それが、
 “道路の権力”の実体である」
 
 「五兆八千億円の道路特定財源、利用する毎に徴収される高速道路
 の通行料金が二兆六千億円、さらに道路4公団が郵貯・簡保・年金
 から借りる財政投融資という名の膨大な資金、一度この密の味を
 なめたら、もはやその味は忘れられない」
 
 「打ち出の小槌と言い換えようか。振れば振るほど小判が湧くのだ。
 架空の密を、架空の小槌を、奪い合った結果は...」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「道路の権力」とはどのようなものなのでしょうか?

▽なぜ道路が「権力」になってしまうのでしょうか?

 「道路の権力」の実体とはいかなるものなのでしょうか?
 
 著者は言います。
 
 「限られた資源が、平等に分配されるという幻想。平等にという
 要求は、限られた資源を無限の資源と錯覚させるのである。それが、
 “道路の権力”の実体である」
 
 「五兆八千億円の道路特定財源、利用する毎に徴収される高速道路
 の通行料金が二兆六千億円、さらに道路4公団が郵貯・簡保・年金
 から借りる財政投融資という名の膨大な資金、一度この密の味を
 なめたら、もはやその味は忘れられない」
 
 「打ち出の小槌と言い換えようか。振れば振るほど小判が湧くのだ。
 架空の密を、架空の小槌を、奪い合った結果は...」
 
 道路特定財源とは、道路に関係する税金のことで、車を所有すると
 払わなくてはならない税金、例えば重量税等の税金のことです。
 
 そして、どうやらお金の流れの一番の問題は「郵便局」に代表
 されるように資金が湯水のように湧いてくる(と錯覚している)
 部分なのです。
 
▽政治家は、自分が当選するための票集めのに「道路」を利用します。
 
 「私が当選すれば、この町に高速道路を開通させます」
 
 交通の便が良くない地方を地盤にしている政治家にとっては、
 「道路」は自分の政治家としての死活問題になっています。
 
 そう言った人たちが、道路に関する部会等に参加し「族議員」と
 言われるようになります。
 
 族議員になると、道路に関する改革をしようとすると抵抗する
 ようになります。
 
 それを小泉さんは「抵抗勢力」と表現していました。
 
 一部の政治家にとって「道路」というのは、自分が国会議員に
 なって「権力」を行使するための重要な道具なのです。
 
 考えているのは、日本のことではなくて自分の地元、そしてなに
 よりも自分のことです。
 
▽役所(ここでは国土交通省)は、自分の省庁の利益しか考えて
 いません。
 
 道路公団を民営化するということは、道路に関する収入、先程
 書いた「打ち出の小槌」の一部がなくなってしまうことになります。
 
 「自分の省庁の利益」だけならまだしも、役所が抱えている
 道路4公団に関連するファミリー企業(なんと誰も把握していない!)
 が数千社あり、そこが自分たちの「天下り先」となっているのです。
 
 「天下り先」は役人にとって、いるだけでお金が年間数千万円
 もらえるようになる、まさに「打ち出の小槌」です。
 
 蜜がこんこんと湧いているような場所を、そう易々と手放すわけが
 ありません。
 
 役所というところは、目が国民に向いているわけではなく、その
 原動力となっているのは、自分の省庁の利益、そして最終的には
 自分の個人の利益にしか目が向いていないのです。
 
 そのためにいくら国民からお金を徴収しようと、そんなことは
 知ったことではないのです。
 
 とにかく道路は創るに越したことはないというのが政治家と役人の
 考え方です。
 
 道路に関することを決めるのは、これまではその政治家と役人
 が密室で決定していました。
 
 そこでは、日本国民のことは一切考えられていなかったのです。
 
 役人が決めたストーリーに従って、それぞれの思惑を盛り込み
 政策が決定していくのです。
 
 その結果が返済の目処が全く立たない40兆円の債務であり、
 それが分かっていながらさらに道路を造ろうとしているおかしな
 考え方になってくるのです。
 
 きっと、返済の目処が立たないので、そのときには最終的に国民に
 向けて「税金」という形でそのツケを回してきます。
 
 これが「道路の権力」に関する構図となっています。
 
▽そこへ、著者が参加する「道路関係四公団民営化推進委員会」が
 発足し、「道路の権力」に関係のない(はずの)第3者どうしの
 話し合いで総理大臣へ意見を具申するという試みが、メディアへ
 全て公開するという形で行われたのです。
 
 「全て公開」を原則とすることを押し通したのは著者で、これは
 メディアの性格をとことんまで利用しようとする試みだったよう
 です。
 
 この形式はこれまでのこういった話し合いではありませんでした。
 
 全て役所の筋書きにしたがって、政治家が自分の都合が良いように
 着色していく、という構図から離れてしまったのです。
 
 そのために、政治家からの圧力や、役人からのさまざまな「嫌が
 らせ」が起き始めます。
 
 著者は脅迫までされ、最終的に身の危険を感じ、自宅近辺の警察の
 見回りと、会合場所までの自動車での送り迎えを付けてもらえる
 ように要請します。
 
 それほどまでに「道路の権力」とは甘い甘い蜜の味だったのです。
 
▽「道路関係四公団民営化推進委員会」の7人の委員の中にも、
 どうやら役所側の人間がいたみたいで、その結果、土壇場で委員長が
 辞任し、話し合いではなくて多数決で決定するという、こういった
 委員会では異例な決定になってしまったのです。
 
 しかし、この委員会が出した結論は、「総理大臣に意見の具申を
 する」だけにとどまり、そこから先は「政治の出番」ということに
 なります。
 
 決定ではないのです。
 
 この意見具申を参考に「役所で」法案を作成し、「政治家」が
 着色していくことになります。
 
 壁は何重にも張り巡らせてあるみたいです。





 この本では、意見の具申をする部分までのことが書かれています。
 
 その後も、著者が参加した委員会は、役所と政治家の出す結果を
 チェックしていたみたいです。
 
 現在、民営化されているようですが、そのことは「道路の決着」
 という著書に書かれているみたいです。
 
 機会があったら読んでみたいと思います。
 
 
 ノンフィクション作家が書いた本だからかどうかは分かりませんが
 なかなかスリリングな展開で物語は進んでいきます。
 
 もしかしたら、小説よりも面白いかもしれません。



道路の権力 道路公団民営化の攻防1000日
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:道路の権力
 副題:道路公団民営化の攻防1000日
 著者:猪瀬直樹
 出版:文藝春秋
 定価:1600円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4163654003/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1614088%2f



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 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1部 行革断行評議会篇
  第1章 聖域に挑む
  第2章 実力者たち
  第3章 九三四二キロという旗
  第4章 変人の戦術
 第2部 道路公団民営化委員会篇
  第5章 民営化委員会発足
  第6章 総裁たちの弁明
  第7章 「凍結」の道路
  第8章 論破
  第9章 最終答申
  終 章 国民の選択



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、2003年11月に出版されています。
 
 著者の職業は作家です。
 
 以前、「日本国の研究」を読んだことがありましたが、良く知る
 ようになったのは、特殊法人の廃止・民営化の委員をやって、
 テレビに出るようになってからです。
 
 著書も多数あります。



 道路になぜ権力があるのでしょうか。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)道路の権力とは?



 どのようなドラマが起きていたのでしょうか?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)道路の権力とは?

 まずは、著者の主張。
 
 「道路4公団の分割民営化は、永田町の利益や霞ヶ関の利益の
 ためではなくて、国民の利益のためにやるんだということが第一
 前提だと思います」
 
 「永田町や霞ヶ関の人だけでこういうことを討論したり決めて
 いくと、必ずしも国民の利益になるかどうかわからない。した
 がって僕は民間人の立場から、国民の利益をつねに考えた意見を
 述べさせていただきたい、こう思っています」

 そして、当時総理大臣だった小泉さんの主張。
 
 「公務員、役所の構造改革という分野での改革は、小泉内閣が
 目指す改革の中核です。改革が一番遅れているのが役所の構造
 改革だ」
 
 「郵政3事業だけでなく、国全体の財政投融資制度、特殊法人、
 天下り問題などの仕事を見直さなければいけない。その象徴として
 あげたのが、郵政3事業の民営化であり、道路公団の民営化など
 である」
 
 「この税金を誰が、いつ負担するかという問題を解決しないと
 日本の経済の再生はない。だからいま構造改革に最も力を入れて
 いるんです」

 「道路はただの道路ではない。道路建設は巨大な資源の分配であり、
 どこに、いつ、どれだけのコストをかけてつくるのか、それを
 決めるのが政治であり、権力の行使そのものだからだ。そして
 日本の意思決定は、官僚機構と族議員との間で、国民のあずかり
 知らぬ密室でなされてきたのである」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「道路の権力」とはどのようなことなのでしょうか?

▽今から4、5年前、ニュースステーション等のテレビのニュースを
 見ていると、毎日のように「民営化」の話題があったような記憶が
 あります。
 
 つい最近の話しような気がしますが、もう何年も経っています。
 (現在では郵政事業の民営化が始まっています)

 そして、この本の著者である猪瀬直樹さんもよくテレビに出てま
 した。
 
 確か、「特殊法人の廃止、民営化」について話をしていたと思い
 ます。
 
 「思います」ということは、私自身そのときには何が問題なのか
 何も分かってなかったということです。
 
▽日本という国は「特殊法人」という、国が管理している組織が
 あります。(現在どのようなっているかよく分かりません)
 
 特殊法人の何が悪いのかというと、要するに「金」が問題なのです。
 
 この本に書かれているのは「道路公団」のことなので、道路公団
 に限って言えば、その当時の役人の試算でいくと、
 
 「今後20年間にわたって毎年3000億円(計6兆円)の税金を
 投入すれば、現行の料金収入水準を維持しつつ9342キロの
 高速道路を整備することが可能である」
 
 と言われていたそうです。
 
 当時の道路公団は4つあって、「日本道路公団」「首都高速道路
 公団」「阪神高速道路公団」「本州四国連絡橋公団」です。
 (ちなみに2005年9月に全て民営化され株式会社になってます)
 
 「道路は国の政策なので、税金を投入して当たり前」という理論
 の基、ジャブジャブとお金を投入してきたのです。
 
 とにかく9342キロを作ってしまうのが先決だと。
 
 「そのためには税金をいくら投入しても構わない」というのが
 「道路」に関連する人、組織の主張なのです。
 
▽「道路」に群がっているのは、国土交通省そして、いわゆる
 「道路族」と言われる政治家等、ジャブジャブ投入される税金に
 群がってくるアリはたくさんいました。
 
 そこにメスを入れたのが「変人」の小泉さんでした。
 
 そして、著者は「行政改革断行評議会」という行政改革担当大臣の
 諮問機関として発足した会のメンバーに選出されたのです。
 
▽本を読んでいると、役人と政治家の知らなかった姿がよく見えて
 きます。
 
 なぜ、「道路族」という族議員が出てくるかというと、彼らは
 地元の選挙で戦う時に、「おらが町に高速道路を引く」というのを
 公約に掲げた人たちなのです。
 
 したがって、その公約を守れない場合は次の選挙に勝てない、
 というのが切実なる政治家の思いなのです。
 
 従って、税金はいくら投入したとしてもかならず高速道路は自分の
 地元まで引かなくてはならないのです。
 
 そして、高速道路を引いた結果として、ほとんど交通量のない
 地方の片田舎に道路ができてしまったりするのです。
 
 また、役人にしてみると、特殊法人という赤字になってもいくら
 でも金が使えるおかしな組織にいる限り、その特殊法人の別の
 組織を作って自分の天下り先を確保するという甘い汁を手放す
 わけにはいかないのです。
 
 そういったことを見直そうというのが、「民営化」なのです。
 
▽いろいろな立場のいろいろな人が言いたいことがあるのですが、
 その主張を抜粋してみます。
 
 まずは、著者の主張。
 
 「道路4公団の分割民営化は、永田町の利益や霞ヶ関の利益の
 ためではなくて、国民の利益のためにやるんだということが第一
 前提だと思います」
 
 「永田町や霞ヶ関の人だけでこういうことを討論したり決めて
 いくと、必ずしも国民の利益になるかどうかわからない。した
 がって僕は民間人の立場から、国民の利益をつねに考えた意見を
 述べさせていただきたい、こう思っています」
 
 我々国民からするととても真っ当な意見です。
 
 そして、当時総理大臣だった小泉さんの主張。
 
 「公務員、役所の構造改革という分野での改革は、小泉内閣が
 目指す改革の中核です。改革が一番遅れているのが役所の構造
 改革だ」
 
 「郵政3事業だけでなく、国全体の財政投融資制度、特殊法人、
 天下り問題などの仕事を見直さなければいけない。その象徴として
 あげたのが、郵政3事業の民営化であり、道路公団の民営化など
 である」
 
 「この税金を誰が、いつ負担するかという問題を解決しないと
 日本の経済の再生はない。だからいま構造改革に最も力を入れて
 いるんです」
 
 私たち一般人にはなかなか分かりづらい構図ですが、国のお金の
 流れを変えないと日本は良くならないよ、と言うのが小泉さんの
 主張です。
 
 その他に、役人の主張、族議員の主張も当然それぞれあります。
 
 その主張を読んでみると、「変人」なのは役所の人間であり、
 族議員のような気がしてならないです。

▽道路の権力について、著者は次のように書いています。

 「道路はただの道路ではない。道路建設は巨大な資源の分配であり、
 どこに、いつ、どれだけのコストをかけてつくるのか、それを
 決めるのが政治であり、権力の行使そのものだからだ。そして
 日本の意思決定は、官僚機構と族議員との間で、国民のあずかり
 知らぬ密室でなされてきたのである」
 
 まるで砂糖に群がるアリの群れです。





 この本は、著者が実際に参加した政治の世界を、作家の視点で
 書いている本です。
 
 実はこの本を買った時はあまり興味がなくて、「どんなことが
 起きてたんだろう」ということを知りたくて買ったのですが、
 読んでみるとなかなか面白いです。
 
 政治家の思惑、役所の思惑、役所の人間の思惑、小泉首相の決意
 著者の主張等々、それぞれの思惑や言いたいことを読んでいく
 だけでも面白いですが、そこに役所や族議員の著者への嫌がらせや
 圧力、脅し、協力等、まるで子どもの遊びのようなあからさまな
 駆け引きが出てきます。
 
 とても大人のやることには思えません。
 
 
 この本は500頁近くあって、実はまだ半分しか読めてません。
 
 というわけで、次回もう一度残りの半分を紹介します。
 
 
この国のけじめ
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:この国のけじめ
 著者:藤原正彦
 出版:文藝春秋
 定価:1190円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/416367800x/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f4014720%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 国家再生への道標
 祖国愛
 甦れ、読み書き算盤
 学びのヒント
 藤原家三代
 私の作家批評
 日々の風景



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■■□□□
 豊かな心:■□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、2006年4月に出版されています。
 
 著者は、大学の教授で、専攻は数論です。
 
 著書「国家の品格」がベストセラーになって有名になりました。
 
 「国家の品格」は200万部突破しているそうです。
 
 著書も多数あります。



 日本の良いところとはどのようなところなのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)日本の良い部分、良くない部分とは?



 いつの時代も同じ事が言われていたと思います。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)日本の良い部分、良くない部分とは?

 「日本では長い間、会社は従業員のものであった。従業員の忠誠
 とそれに応えた終身雇用、という人間的関係を軸としていた。
 リストラは禁じ手であり、不況になれば、まず役員から給料を
 下げ、下に浸透させるという方式をとっていた」
 
 「実力主義とか成果主義もとらなかった。普通の人を大事にする、
 というやり方だった。この方法で経済大国をなした。バブル崩壊後
 の十年余りの不況を経ても、なお世界第2の経済大国を保ってきた」
 
 「なぜいまになって、日本経済の強みであった経営方法、広く
 言って日本型資本主義をかなぐり捨てねばならないのか。前近代的
 な市場原理よりはるかに進んだ、日本型資本主義こそ世界に広めて
 いくべきではないのか。市場原理でうまくいかないのはアメリカを
 見ればよくわかる」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「日本の良い部分と良くない部分」とはどのようなことなので
 しょうか?

▽心の病のことが書かれた本を読むと、日本の自殺者の多さが指摘
 されている本が多いです。
 
 しかも、中高年の自殺が多いと。
 
 自殺の理由としては、健康の問題と住宅ローンなどの負債を抱えて
 首が回らなくなって、というのが多いそうです。
 
 健康の問題も、住宅ローンの問題も(私の勝手な予想ですが)
 おそらく仕事が原因なのではないかと思います。
 
 今では普通の言葉になってしまった「リストラ」ですが、その
 リストラの恐怖に直面している人たちにとってはたまったものでは
 ありません。
 
 幸いにも私が現在派遣されている会社はリストラとはあまり関係が
 なさそうな会社で、「あの人はリストラされた」といった話は
 まったく聞きません。
 
 しかし、「リストラ」という言葉が聞こえ始めたのは、そんなに
 昔の話ではないです。
 
 いつのころからか日本の会社の方針は「終身雇用」から「成果
 主義」にとって変わりました。
 
 この成果主義というのは、聞こえはとても良いです。
 
 結果を残した者が評価され、結果を残さない者は評価されないため
 辞めざる終えなくなる、といった図式になります。
 
 結果を残した者だけが会社に残っていくので、会社のレベルが
 上がり、伸びていくということになっています。
 
 しかし、実際はどうかというと、決して思ったとおりにはなりま
 せん。
 
 成果主義なので、他人の成果を助けるという無駄なことはしなく
 なります。
 
 人間の心理として普通に考えられます。
 
 そして、「縁の下の力持ち」といった存在もなくなります。
 
 見えない成果には誰も手を出しません。
 
 これも人間の心理としては普通の考え方です・
 
 周りの人たちは協力者ではなく、競争相手になり、自分のミスは
 公にできなくなり、相手のミスを指摘するようになります。
 
 私は、そういった成果主義を取り入れている会社で働いたことが
 ないので本でしか情報を得ていませんが、人の心理を普通に考え
 ると、何となく予想できます。
 
 著者は言います。
 
 「日本では長い間、会社は従業員のものであった。従業員の忠誠
 とそれに応えた終身雇用、という人間的関係を軸としていた。
 リストラは禁じ手であり、不況になれば、まず役員から給料を
 下げ、下に浸透させるという方式をとっていた」
 
 「実力主義とか成果主義もとらなかった。普通の人を大事にする、
 というやり方だった。この方法で経済大国をなした。バブル崩壊後
 の十年余りの不況を経ても、なお世界第2の経済大国を保ってきた」
 
 「なぜいまになって、日本経済の強みであった経営方法、広く
 言って日本型資本主義をかなぐり捨てねばならないのか。前近代的
 な市場原理よりはるかに進んだ、日本型資本主義こそ世界に広めて
 いくべきではないのか。市場原理でうまくいかないのはアメリカを
 見ればよくわかる」
 
 以前の日本の会社の全てが良いとは言えませんが、今の成果主義
 よりはまだ人間味があって良いと思います。
 
▽聞いたことがあるかもしれませんが、会社のように人がたくさん
 集まって仕事をする場所では、「80対20の法則」というのが
 働きます。
 
 例えば、100人の従業員がいる会社では、出来る人20人が
 会社の利益の80%を稼ぐ、といった法則があります。
 
 しかし、残りの80人のうち普通に出来る人は60人、残りの
 20人は仕事があまりできない人、という割合になっているそう
 です。
 
 しかし、この20人を辞めさせたとしても、残りの80人に対して
 80対20の法則が成り立つそうです。
 
 したがって、成果を上げない人をいくらリストラしたところで
 同じ事なのです。
 
▽日本はバブル崩壊後、「不況だ不況だ」と騒ぎながらも世界第2位
 の経済大国だったみたいです。
 
 知りませんでしたが...
 
 ということは、日本型の会社も悪くはないと言うことだと思います。
 
 良い部分は残して、良くない部分は改善するというのベストかと
 思います。
 
 でも、きっと理想論なんでしょうね。





 この本は、著者が新聞や雑誌で書いた記事に、加筆、修正した
 ものです。
 
 「国家の品格」もそうでしたが、多分に理想論的な部分があって
 「言うだけなら誰でも言える」といった感じがしないでもないです。
 
 こういった、当たり障りのない内容の本が、日本では何百万部と
 いった単位で売れます。
 
 100万部売れるということは、普段本を読まない人も読んだ
 ということなのだそうです。
 
 前半の内容は、日本の歴史を用いて良い部分の日本と、良くない
 分部の日本を比較しています。
 
 おそらく、「最近の若い者は...」と同じで、いつの時代も
 同じようなことが言われてきたはずです。
 
 「昔は良かった...」と。
 
 問題はこれからどうするかです。


人生の流れを変える
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:人生の流れを変える
 著者:藤原和博
 出版:PHP研究所
 定価:1190円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4569602479/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f993977%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 「脱・常識」できる人が流れを変える
 第2章 「仕事の流れ」を変える
 第3章 「人を好きになるチカラ」が流れを変える
 第4章 自分の人生のオーナーになる



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■□□□
 勇気  :■■■□□
 豊かな心:■■□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、1998年8月に出版されています。
 
 著者は、民間出身で初の中学校校長になった方です。
 
 このメルマガでも何度か紹介しています。



 人生の流れを変えるにはどうすればいいのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)自分の人生のオーナーになるには?



 自分の人生のオーナーは自分でしかないような気がしますが...



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)自分の人生のオーナーになるには?

 「これってサラリーマンの通勤をパターンにはめる『通行手形』
 じゃあないか。だから無意識にパターン化される日常から逃れる
 ために、私はまず定期券から逃れることにした」
 
 「わざと寄り道をしていろいろなルートから帰ることが、私の
 日常をちょっとだけ豊かにしてくれる」

 「ヒーローは探す方の私なのか、はたまた探される方の私なのか。
 どこまでいってもきりがない」
 
 「『本当の私』は唯一のものであって、絶対的な『一つだけの存在』
 だと考えてしまうと、このように自分探しの無限地獄は続く」
 
 「逆に『いくつもの私』が『私』であって、とりあえず今の私と
 『もう一人』くらい探そうかと、楽に考える方がいい」
 
 「そのうち、あそこにも、ここにも、友人や上司の中にも、そして
 恋人の中にも『私のかけら』がいることに気付くだろう。そして
 だんだん、八百万の『私』の意識が、地球を覆っていくように感じ
 始める」

 「誰の中にも、自分でも発見できないでいる天才がある。天才や
 天分というとちょっと気恥ずかしい人でも、“福分”という言葉
 なら口に出してもおかしくはなかろう」
 
 「“福分”というのは、『自分が天から授かった分(才能という
 よりキャラクターの方に近い)』のこと。それが、たった一つの
 大きなものと考えずに、いくつもの断片からなっていると考えよう」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 自分のことを認めてしまおう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「自分の人生のオーナーになるには」どうすればいいのか?

▽この本は、著者がまだリクルートと「フェロー」として契約して
 いるときに書かれた本です。
 
 著者はこの時点ですでに、サラリーマンを脱してます。
 
 人生の流れを変えてしまったのです。
 
 人は「人生を変えよう」と決意しない限り、自分の人生は現状の
 まま流れていきます。
 
 日々無意識に過ごすことになってしまいます。
 
 朝起きて気が付いたら会社にいて、気が付いたら仕事が終わって
 気が付いたら家に帰ってたりします。
 
 1年はあっという間に過ぎ、2年3年が猛烈なスピードで過ぎて
 いきます。
 
 「人生の流れを変える」ということは、無意識に過ごしてしまう
 人生をやめようと決意することだと思います。
 
 著者はサラリーマン時代に、大変活躍されていますが、それでも
 流されていたことに気がつきます。
 
 それは、会社から支給される定期券を見てふと思ったそうです。
 
 著者は言います。
 
 「これってサラリーマンの通勤をパターンにはめる『通行手形』
 じゃあないか。だから無意識にパターン化される日常から逃れる
 ために、私はまず定期券から逃れることにした」
 
 「わざと寄り道をしていろいろなルートから帰ることが、私の
 日常をちょっとだけ豊かにしてくれる」
 
 確かに、定期券は考えようによっては家と会社との往復切符と
 言えなくもありません。
 
 別の方向へ行くことを躊躇してしまうし、一度乗ってしまうと
 途中下車すら面倒くさくなってしまいます。
 
 考えようによってはまるで「余計なことは考えるな。するな」と
 いわれているような気がしないでもないです。
 
 そういう私も何か用事がない限り、定期券に書かれている路線を
 外さずに家に帰ります。
 
 路線内ではいろいろな場所で降りますが、それも本屋さん目当てで
 降りる場合が多いです。
 
 交通費のことを考えると、定期券を買わないと出費がかさみます。
 
 しかし、それで人生が流れを変えられるきっかけになるのであれば
 安いかもしれません。
 
 ただ、個人的には定期券のままでも人生の流れは十分変えられると
 思ってます。
 
 「無意識に生きるのをやめる」と決意するだけです。
 
▽人生のオーナーになるには「本当の自分を見つけること」と書か
 れている本はたくさんあります。
 
 私もそのような本を飽きるほど読みました。
 
 「自分は何をするためにこの世に生まれてきたのか?」
 
 と一日中考えていたこともあります。
 
 でも、いくら考えてみたところで答えは見つかりません。
 
 そしてある時気が付きました。
 
 「本当の自分は現在の自分なのではないか?」
 
 何かに特化した自分が別に隠れているのではなくて、いろいろな
 ことがちょっとずつできる現在の自分が本当の自分なのではないか、
 そう思うようになりました。
 
 そして問題なのは、「本当の自分を認められない自分なのでは?」
 ということを考えるようになりました。
 
▽著者も、若干違いますが似たようなことを書いています。

 「ヒーローは探す方の私なのか、はたまた探される方の私なのか。
 どこまでいってもきりがない」
 
 「『本当の私』は唯一のものであって、絶対的な『一つだけの存在』
 だと考えてしまうと、このように自分探しの無限地獄は続く」
 
 「逆に『いくつもの私』が『私』であって、とりあえず今の私と
 『もう一人』くらい探そうかと、楽に考える方がいい」
 
 「そのうち、あそこにも、ここにも、友人や上司の中にも、そして
 恋人の中にも『私のかけら』がいることに気付くだろう。そして
 だんだん、八百万の『私』の意識が、地球を覆っていくように感じ
 始める」
 
 まだ、著者の心境までは到達してませんが、相手の中に認められ
 ない部分あるということは、自分が持っている同じ部分も認め
 られない、ということと同じことなのです。
 
 そして、自分の得意分野を自分でいくつか強引に認めてしまえば
 いいのです。
 
 他人の意見なんて必要ありません。
 
 著者は言います。
 
 「誰の中にも、自分でも発見できないでいる天才がある。天才や
 天分というとちょっと気恥ずかしい人でも、“福分”という言葉
 なら口に出してもおかしくはなかろう」
 
 「“福分”というのは、『自分が天から授かった分(才能という
 よりキャラクターの方に近い)』のこと。それが、たった一つの
 大きなものと考えずに、いくつもの断片からなっていると考えよう」
 
 「本当の自分を見つける」ということは、自分の才能を自分で
 認めることなのです。
 
 でも、それが簡単に出来ないのが人間みたいです。





 この本には「人生の流れを変える」というテーマで、自分の人生
 において著者が気が付いたことがいくつか書かれています。
 
 そして、実際に人生の流れを変えた人の話はなかなか説得力が
 あります。
 
 ただ、著者と同じように人生の流れを変えられるかというと、
 それは人それぞれ別な人生があるので、必ず返られるとは限り
 ません。
 
 もし、犯罪を犯しているのならば悔い改める必要はありますが、
 そうではないならば、現状の自分が本当の自分だと認める方が
 簡単だと思います。
 
 自分で自分を認められてはじめて、いろいろなことにチャレンジ
 できるようになるのではないかと思います。



古代への情熱―シュリーマン自伝 (岩波文庫)
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:古代への情熱
 副題:シュリーマン自伝
 著者:ハインリヒ・シュリーマン
 出版:岩波文庫
 定価:460円+税
 購入:本屋さんで購入



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4003342011/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f135081%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 1 少年時代と商人時代(一八二二−六六)
 2 最初のイタカ、ペロポネソス、トロヤ旅行(一八六八−六九)
 3 トロヤ(一八七一−七三)
 4 ミケネ(一八七四−七八)
 5 トロヤ、第二回と第三回発掘(一八七八−八三)
 6 ティリンス(一八八四−八五)
 7 晩年(一八八五−九〇)
 8 シュリーマン略年譜



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■■■■□
 豊かな心:■■□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、1954年11月に出版されています。
 
 著者は「シュリーマン」となってますが、シュリーマンの自伝を
 元に訳者が解説を加えたものです。



 トロヤの遺跡を発掘したシュリーマンとはどのような人物だった
 のでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)シュリーマンとはどのような人だったのか?



 とにかく凄い人だったみたいです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)シュリーマンとはどのような人だったのか?

 ※「もっと知りたい方のために」を参照してください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 子どもの頃の夢を思い出してみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「シュリーマンとはどのような人だった」のでしょうか?

▽シュリーマンと言えば、トロイ(本書ではトロヤと書かれています)
 の遺跡を発掘した人としか知りませんでした。
 
 名前からしてドイツの人で、考古学者か歴史学者ということしか
 知りませんでした。
 
 シュリーマンは、1822年1月6日に生まれ、1890年12月
 26日に亡くなっています。
 
 今から、120年くらい前の人です。
 
 そして、シュリーマンが発掘したトロヤとは、ギリシャ神話に
 出てくる伝説の都市でした。
 
 シュリーマンは小さい頃から、古代史に非常に興味を持っていた
 父親にいろいろな話を聞かせてもらいます。
 
 そこで、ホメロスが書いた英雄の働きやトロヤの戦いの話をよく
 話してもらったそうです。
 
 ホメロスとは、紀元前8世紀後半に存在した、古代ギリシャの
 詩人で、「イリアス」や「オデュッセイア」といった英雄叙事詩
 を伝えた人です。
 
 「イリアス」に関してはウィキペディアで調べてみました。
 
 ギリシャ神話を題材としたもので、ギリシャでは最古の叙事詩
 なのだそうです。
 
 元々は文字ではなく、日本の平家物語のように口承されてきたもので、
 紀元前6世紀頃に文字化されたそうです。
 
 「オデュッセイア」は「イリアス」の続編になります。
 
 登場する人物は、まさに神話の世界の話で「アポロン」、「アガ
 メムノン」、「アキレウス」、「ゼウス」、「アフロディテ」、
 「ヘクトル」、「ポセイドン」、「ヘラクレス」等が出てきます。
 
 話を聞かせてた父親も、当然神話として自分の息子に話をしてい
 たのだと思います。
 
 シュリーマンが8歳の頃、父親に「子どものための世界歴史」
 という本をプレゼントされます。
 
 そこに描かれていた燃え上がるトロヤの挿絵が載っていて、それを
 見たシュリーマンは、伝説上のトロヤが実在していて、現在は
 埋もれていると確信します。
 
 そして、父親と2人で将来は土に埋もれたトロヤを発掘することを
 誓います。
 
 しかり、周りの人たちはシュリーマンのことを当然の事ながら
 嘲笑します。
 
 「そんなのは神話であって実在するはずはない」と。
 
▽14歳で学校を卒業し小さな町の小さな店の小僧として雇われます。

 しかし、重い物を持ち上げたときに吐血し、仕事ができなくなって
 しまいます。
 
 その後、舟に乗り給紙の仕事にありつきますが、この頃は無一文
 で自分の服も買えないくらいの貧乏でした。
 
 しかし、その船も途中で座礁してしまいます。
 
 そのあたりからシュリーマンの人生の歯車が回転し始めます。
 
 親切な船舶仲買人に出会い、仕事の世話をしてもらい、貧困から
 脱出するために、仕事と学習に精を出します。
 
▽シュリーマンは生涯で多くの言語を習得しています。

 英語、フランス語、オランダ語、スペイン語、イタリア語、ポル
 トガル語、ロシア語、スウェーデン語、ポーランド語、現代ギリ
 シャ語、古代ギリシャ語、ラテン語、アラビア語、ヘブライ語、
 母国語はドイツ語です。
 
 しかも彼は、数ヶ月という短時間で一つの言語を覚えてしまいます。
 
 その習得方法も書かれているので、語学の習得に興味を持っている
 方は読んでみるといいかも知れません。
 
 しかも、この他に考古学も学んでいます。
 
▽人生の歯車が周り始めたシュリーマンは、商売にも天才的な才能が
 ありました。
 
 いろいろな国を回り手広く商売を始めます。
 
 ここで、習得したさまざまな国の言葉が役に立ったのは言うまで
 もありません。
 
▽クリミア戦争で財産を作り、事業を精算して全世界を旅行します。

 日本にも来たことがあって、横浜と江戸に寄っています。
 
 「シナと日本」という著者もあるそうです。
 
 40代から考古学を学び、40代中頃から発掘作業を開始します。
 
 そして、子どもの頃に夢に見た通り、トロヤの遺跡の発掘に成功
 します。
 
 子どもの頃に見た夢を実現してしまったのです。
 
 神話と言われ、周りの人に笑われた夢は、着々と準備を進めた
 シュリーマンにとっては神話ではありませんでした。
 
▽シュリーマンはトロヤの発掘を生涯にわたって3回行い、その他に
 「ミケネ」や「ティリンス」といった伝説の都市も発掘しています。
 
 シュリーマンの人生の全てが神話の世界の発掘にあったのだと
 思われます。





 この本には、シュリーマンのトロヤに対する夢と情熱が描かれて
 います。
 
 子どもの頃に描いた夢を大人になって実現する人はなかなかいま
 せん。
 
 どこかできっとあきらめてしまうのです。
 
 この本を読んでいると、自分の子どもの頃の夢を考えてしまいます。
 
 本当は実現するのかもしれません。



殺人と犯罪の深層心理―「攻撃願望」というヒトの本性
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 ◆今日読んだ本
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 題名:殺人と犯罪の深層心理
 副題:「攻撃願望」というヒトの本性
 著者:福島章
 出版:講談社+α文庫
 定価:640円+税
 購入:ブックオフで105円



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 ◆今日の本 購入情報
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 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4062563568/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1079348%2f



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 ◆本の目次
──────────────────────────────
 序 章 ヒトの本性とは何か
 第1章 ある大量殺人事件
 第2章 身体と意識が過敏になるとき
 第3章 無意識の奥の人類史
 第4章 深層心理に隠される攻撃衝動
 第5章 禁欲と我慢
 第6章 性犯罪者たちの行動分析
 第7章 支配したい、飼育したい
 第8章 血の銘酊
 第9章 好奇心と攻撃性
 第10章 鍵となる男性ホルモン
 第11章 天才たちの狩猟的世界
 終 章 変化の時代



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 ▼本の成分解析
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 知恵  :■■■□□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、1999年7月に出版されています。
 
 1996年3月に出版だれた「ヒトは狩人だった」に加筆、修正し
 文庫版にしたものです。
 
 著者は医学博士で、専攻は精神医学です。
 
 大学の教授をされています。
 
 著書も多数あります。



 人間は昔、狩りをしていました。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)犯罪を犯す者の深層心理とは?



 以外と根深いみたいです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)犯罪を犯す者の深層心理とは?

 「異常・凶悪に見える彼らの衝動や行動も人がみなもっていながら、
 内面の奥深くに抑圧しているものの、時ならぬ復活なのである」

 「私がこの本でたどってゆこうとする道は、ヒトの<意識の自然史>
 とでもいうべきものである。その大筋を簡単にいってしまえば
 『ヒトは狩人だった』ということである。『ヒトは狩人だった』
 ということばには、二つの意味がある」
 
 「第一は、かつて人類の祖先は狩猟をしていた狩人であった、
 という歴史的事実である。そして第二は、現代人の心理と生理の
 深層には、かつて狩猟時代に身につけた多くの本質特性が残って
 いて、それが知らず知らずにわれわれを支配しているということ
 である。結局『ヒトの本性は狩人だ』という意味である」

 「ある日、彼は『駆られる者』から『狩る者』へと変貌する。
 彼は道具や知恵を駆使して、これまでは対抗できなかった動物を
 『狩り』、倒すことができるようになる」
 
 「狩りの目的は、しかし単に攻撃者をなくすことではなく、相手を
 『食う』ことである。攻撃性の発動と、その成功のあとには、
 かならず獲物をむさぼり食うことが体験された」
 
 「これはもちろん、大きな『快』の体験であったが、それは単に
 口唇的な満足にとどまることなく、征服欲の勝利の感覚として、
 得意で強烈な満足の体験となったのではなかろうか。こうして、
 ヒトは狩人としての生活をはじめ、それは数十万年続くことに
 なった」
 
 「狩人としても適性をもった『攻撃的な』決闘は繁栄し、非攻撃的
 で平和な遺伝子プログラムをもつ血統はしだいに少数者となって
 いった」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 狩人は終わりにしよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「犯罪を犯す者の深層心理」とはどのような心理なのでしょうか?

▽人間の社会では毎日のように犯罪が起きています。

 詐欺や万引きといった事件から凶悪事件まで様々です。
 
 「殺人事件」に絞って毎日の報道を追っていくと、報道されない日
 は無いと言って良いほどです。
 
 つまり、人が人を殺すというこは、そんなにめずらしい事では
 ないのです。
 
 他の動物を見てみると、人間のように同じ種で殺し合うという
 ことはないそうです。
 
 肉食獣(例えばライオン)がお腹が空いたからといって自分の
 身近にいる同じライオンを襲って食べるということは無いそうです。
 
 なわばり争いや、メスの取り合いで闘って結果的に死ぬことは
 あっても、基本的に殺し合うことはないのです。
 
 人間だけが同じ種を殺しています。
 
▽では、なぜ、人は人を殺してしまうのでしょうか?

 著者は言います。
 
 「異常・凶悪に見える彼らの衝動や行動も人がみなもっていながら、
 内面の奥深くに抑圧しているものの、時ならぬ復活なのである」
 
 どういうことなのでしょうか?
 
 「私がこの本でたどってゆこうとする道は、ヒトの<意識の自然史>
 とでもいうべきものである。その大筋を簡単にいってしまえば
 『ヒトは狩人だった』ということである。『ヒトは狩人だった』
 ということばには、二つの意味がある」
 
 「第一は、かつて人類の祖先は狩猟をしていた狩人であった、
 という歴史的事実である。そして第二は、現代人の心理と生理の
 深層には、かつて狩猟時代に身につけた多くの本質特性が残って
 いて、それが知らず知らずにわれわれを支配しているということ
 である。結局『ヒトの本性は狩人だ』という意味である」
 
 人類の進化は簡単に言うと、採集時代→狩猟時代→農耕牧畜時代→
 工業化時代→情報化時代、と流れてます。
 
 その中でも狩猟時代というのは200万年も期間があるそうです。
 
 採集時代というのもかなり長かったみたいですが、人類は狩猟
 時代において、武器を使うようになり、言語が発達し、火を使う
 ようになり、いろいろな面において発達してきたのです。
 
 その時の言動が人類の遺伝子の中に組み込まれて現在に至っている
 というのが著者の主張です。
 
 少し考えが飛躍し過ぎじゃないか、という感じがしないでもない
 ですが、本を読むに従って「なるほど。確かに」と思えるように
 なってきました。
 
▽ここで、ある凶悪殺人犯が紹介されています。

 ある男性が競売物件で家を買い、利益を乗せて売り抜けようと
 したのですが、その家には元の持ち主の親類が居座り、裁判を
 起こしても立ち退こうとしません。
 
 次第に契約の期限が迫ってきて、早く受け渡さないとこの男性は
 かなりの損害を被ってしまう状況になってきました。
 
 男性は、そこに居座っている夫婦の誠意のない対応に次第に被害
 妄想が出てきて、「狙われている」と思うようになります。
 
 居座っているのは5人家族で小さな子どももいました。
 
 しかし、男性はしっかりと道具を準備、その家に侵入し次々と
 帰ってきた家族を殺していくのです。
 
 そして、殺して逃げるのではなく、遺体を解体してしまいます。
 
 その犯人へ著者がインタビューした内容が書かれていますが、
 その内容は、憎しみではなく「やらなければやられる」という
 心理でした。
 
 著者は言います。
 
 「ある日、彼は『駆られる者』から『狩る者』へと変貌する。
 彼は道具や知恵を駆使して、これまでは対抗できなかった動物を
 『狩り』、倒すことができるようになる」
 
 「狩りの目的は、しかし単に攻撃者をなくすことではなく、相手を
 『食う』ことである。攻撃性の発動と、その成功のあとには、
 かならず獲物をむさぼり食うことが体験された」
 
 「これはもちろん、大きな『快』の体験であったが、それは単に
 口唇的な満足にとどまることなく、征服欲の勝利の感覚として、
 得意で強烈な満足の体験となったのではなかろうか。こうして、
 ヒトは狩人としての生活をはじめ、それは数十万年続くことに
 なった」
 
 「狩人としても適性をもった『攻撃的な』血統は繁栄し、非攻撃的
 で平和な遺伝子プログラムをもつ血統はしだいに少数者となって
 いった」
 
 つまり、現在生き残っているヒトというのは、狩猟時代を生き
 抜いてきた者ばかりなのだから、その遺伝子にはかならず狩人
 の遺伝子が組み込まれているはず、ということなのです。
 
 確かに言われてみると、現在生き残っている人類は選りすぐられた
 遺伝子が、淘汰されずに残っていると考えることもできます。
 
 ヒトがヒトを殺すという行為は、狩猟時代の名残りかもしれません。
 
 現代人は、その狩猟時代の遺伝子に加え、農耕、牧畜時代から
 情報化社会に至る遺伝子も組み込まれ、それによって簡単には
 ヒトを殺さないようになっているようです。
 
 しかし、何かの条件によって、例えば覚醒剤の使用や精神的な
 崩壊によって、そのタガが外れると狩猟民族に戻って狩りを始めて
 しまう、ということなのです。
 
 ヒトはわずかな部分でヒトを殺さないようにできているのです。
 
 しかし、その「タガ」は戦争になると、あっと言う間に外れて
 しまうのですが...





 この本では、人類が本来持っている「狩人」の本性を、殺人犯や
 暴行犯の心理に照らし合わせ、狩人だった名残が犯罪に向かわせる
 ということを主張しています。
 
 どれをとっても著者の仮説でしかありませんが、犯罪の行動や
 そのときの犯罪者の心理を解説されると納得できてしまいます。
 
 殺人事件や戦争がなくならないということは、人間はいまだに
 狩人ということなのでしょうか。



つっこみ力 ちくま新書 645
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 ◆今日読んだ本
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 題名:つっこみ力
 著者:パオロ・マッツァリーノ
 出版:ちくま新書
 定価:700円+税
 購入:ブックオフで400円



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 ◆今日の本 購入情報
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 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4480063471/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f4290173%2f



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 ◆本の目次
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 第一夜 つっこみ力とはなにかもしくはなぜメディアリテラシーは
     敗れ去るのか
  愛の章  わかりにくさは罪である
  笑いの章 つっこみ力の神髄
  勇気の章 権威へのつっこみ
  幕間   みんなのハローワーク−職業って、なんだろう
 第二夜 データとのつきあいかた



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 ▼本の成分解析
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 知恵  :■■□□□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■□□□



 この本は、2007年2月に出版されています。
 
 著者は、紹介文によると、日本文化に造詣の深い、自称イタリア
 生まれの30代で、現在は千葉県民と書かれています。
 
 プロフィールが書いてありますが、かなり怪しげな感じです。
 
 何をしている人か良く分かりません。
 
 著書が何冊かあります。



 何に対してのつっこみ力なんでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)つっこみ力とは?



 良く分かりません。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)つっこみ力とは?

 「メディアリテラシー」という言葉をご存じでしょうか?

 「テレビや新聞、雑誌、広告が伝える内容には、創作側の意図に
 よる偏りが含まれるから、鵜呑みにせず、制作者の意図をきちんと
 見抜いて判断しましょうね、ということ」

 「いっそのことメディアリテラシーを日本人向けに『つっこみ力』
 と改名したらどうかと、ご提案するのです。そう、漫才で使う、
 あのつっこみです」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「つっこみ力」とはどのようなことなのでしょうか?

▽はっきり言うと、この本を読んでも著者が何を言いたいのか私には
 良く分かりませんでした。
 
 もしかしたら、私の読み方が良くないのかもしれません。
 
 話があちこちに飛び回るので、何が本筋なのか良く分からないの
 です。
 
 どうやら、最初の方はメディアリテラシーのことについて書か
 れているらしいのですが、雑学がいたるところにちりばめられて
 いて、主題が何なのか良く分かりません。
 
 しかも、言い訳させてもらうと、この日カバンに入れて持って
 いった本がこの本1冊しかなかったので、読んだ本もこの本だけ
 です。
 
 仕方ないので、私が読みとった限りの内容で紹介します。
 
▽「メディアリテラシー」という言葉をご存じでしょうか?
 
 著者は言います。
 
 「テレビや新聞、雑誌、広告が伝える内容には、創作側の意図に
 よる偏りが含まれるから、鵜呑みにせず、制作者の意図をきちんと
 見抜いて判断しましょうね、ということ」
 
 私がテレビや新聞をほとんど利用しないのも、このメディアリテ
 ラシーが存在するからです。
 
 特にテレビや新聞はどうも嘘が多いような気がします。
 
 報道する内容には、必ず一定の現実があって、それだけを伝えれば
 良いような気がしますが、報道する側が持っている「思想」を必ず
 繁栄させます。
 
 したがって、起きている事象は全く同じであるにもかかわらず、
 報道される内容がぜんぜん違う、ということが起こります。
 
 例えば、新聞でいうと朝日新聞と産経新聞を両方読んでみると
 分かります。
 
 思想の違いが良く分かります。
 
 一般家庭では、おそらく新聞は1社しか取りません。
 
 ということは、その新聞で報道されていることを読んでいると、
 読み手側も必ずその新聞と同じ思想になります。
 
 我が家では、朝日、読売、日経、産経を取ったことがありますが、
 読んでいると、何が真実なのか良く分からなくなってきます。
 
 テレビも同じです。
 
 報道番組でも必ず作り手の思想が入ります。
 
 有名なキャスターがいる番組は、そのキャスター思想がかなり
 繁栄された報道になります。
 
 もちろん、番組制作側の思想と合ってないとそのキャスターは
 使ってもらえないと思いますが...
 
 そういったメディリテラシーの存在が自分で気が付いてから、
 テレビや新聞はほとんど利用しなくなりました。
 
 偏った思想や考え方を持つのがなんとなく嫌だったのです。
 
 日本で一番購読数が多い新聞は朝日新聞ですが、朝日新聞しか
 取ってない方は、一度産経新聞を読んでみると面白いです。
 
 同じ日の新聞を比べて読んでみると、なかなか面白いです。
 
 テレビや新聞を利用しなくなって、社会から取り残されてしまうの
 では、と恐怖心を抱く方もいるかもしれませんが、決してそんな
 ことはありません。
 
 普通に生きていけます。
 
 「情報が命」の職業に就いている方は利用しないわけにはいきま
 せんが、社会の最新情報にあまり関係ない仕事をしている方は、
 いっそのこと利用するのを止めることをお勧めします。
 
▽その「メディリテラシー」という言葉ですが、私は知りません
 でした。

 この本を読んで初めて知った言葉です。
 
 そこで、この本の題名である「つっこみ力」が出てくるのです。
 
 著者は言います。
 
 「いっそのことメディアリテラシーを日本人向けに『つっこみ力』
 と改名したらどうかと、ご提案するのです。そう、漫才で使う、
 あのつっこみです」
 
 そして、著者はつっこみ力に必要なのは「愛と勇気とお笑い」
 だと言います。
 
 
 ・・・やっぱり理解できん。





 この本は、メディアが発する報道や、その報道の根拠になっている
 データに対して疑問を投げかけている(と思います)本です。
 
 ただ、先程も書いたように、いたるところに雑学知識が書かれて
 いて、結局何を伝えたいのか私には読みとることができませんで
 した。
 
 その雑学はけっこう面白く読めます。
 
 肩の凝らない本ではあります。



自分いじめはやめなさい―ネガホリック克服法
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 ◆今日読んだ本
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 題名:自分いじめはやめなさい
 副題:ネガホリック克服法
 著者:シェリー・U・カータースコット
 出版:ダイヤモンド社
 定価:1300円
 購入:ブックオフで105円



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 ◆今日の本 購入情報
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 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4478700591/oyajimushicom-22/ref=nosim/



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 ◆本の目次
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 1章 あなたはネガホリックにかかっていないか
 2章 ネガホリックは親子関係から始まる
 3章 心が自分の手に負えなくなっていないか
 4章 自分の感情に素直になろう
 5章 自分いじめの心のからくりを知れば答えが見つかる
 6章 自分いじめはこうすればやめられる
 7章 危機に陥ったときの対処法
 8章 自分の心に正直になると可能性が開ける
 9章 自己回復への道



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、1990年7月に出版されています。
 
 著者は自己成長とモチベーション・トレーニング・プログラムの
 専門会社の社長をしている方です。
 
 著書も何冊かあります。



 自分をいじめるとはどういうことなのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)ネガホリックとは?



 心の病気みたいです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)ネガホリックとは?

 「ネガホリズムとは症候群の一つで、この病気に罹ると、自分の
 持つ本来的な能力を無意識のうちに規制し、自分の望むものを
 手にすることはできないと確信し、願いや希望を打ち壊してしまい
 ます」
 
 「あなたがネガホリックならば、来る日も来る日も心の中で闘って
 いることだろう。あなたの心の中で二つの対立するものが常に
 葛藤している」

 「ネガホリズムとは、この『私には無理だ』側が優勢になって、
 あなたの生活にのさばっている状態のことをいう」

 「ネガはネガティブ(否定)、ホリックはあることに中毒になって
 いる人。つまりネガホリックは、自己否定中毒症の人のことをさす」
 
 「『お前には無理だ。お前にはできない。お前には手が届かない。
 だから忘れてしまえ!』あなたがその予言が当たっていたことを
 認めると、『私には無理だ』が一人笑いし、『だからそう言った
 だろ』という声が聞こえてくる」

 著者は「ネガホリック」を四つのタイプに分けています。

 1.態度ネガホリック
 2.行動ネガホリック
 3.精神的ネガホリック
 4.言語ネガホリック



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 できるもんね! 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「ネガホリック」とはどのようなことなのでしょうか?

▽私の周りにもいますが、考えること全てがマイナス思考の人が
 います。
 
 何かが起きるとネガティブな事ばかり考えているみたいです。
 
 職場で私の隣に座っているW君もそんな一人で、「いつも不安
 なんですよね」と漏らしていました。
 
 何か仕事を任されると、それが終わるまでは常に最悪の事態を
 考えたり、過去に起こった出来事を現在の不幸の最初の出来事
 だと思ってみたり、上手く仕事を為し遂げたとしても、それは
 「たまたま」で、次はきっと上手くいかない、と思ってたりと、
 素晴らしいくらいの想像力が湧いてくる人もいるようです。
 
 こういう人たちのことを、著者は「ネガホリック(自己否定中毒)」
 と呼んでいます。
 
 著者は言います。
 
 「ネガホリズムとは症候群の一つで、この病気に罹ると、自分の
 持つ本来的な能力を無意識のうちに規制し、自分の望むものを
 手にすることはできないと確信し、願いや希望を打ち壊してしまい
 ます」
 
 「あなたがネガホリックならば、来る日も来る日も心の中で闘って
 いることだろう。あなたの心の中で二つの対立するものが常に
 葛藤している」
 
 心の中の対立する二つのものとは「私にはやれる」という思いと、
 「私には無理だ」という思いです。
 
 この思いは、人間なら誰でも持っているものだと思います。
 
 チャレンジャーな人なら「私にはやれる」という思いが強く、
 普通の人なら、その場その場によって違ってくると思います。
 
 しかし、世の中にはさまざまな人がいるので、とうぜん「私には
 やれる」という思いを全く持てない人もいます。
 
 著者は言います。
 
 「ネガホリズムとは、この『私には無理だ』側が優勢になって、
 あなたの生活にのさばっている状態のことをいう」
 
 そして、ネガホリックの人の思考は何かを選択する場面において、
 必ず「私には無理だ」という思考法に沿って選択します。
 
 いかなる場合も「私には無理だ」が基本になってしまっているの
 です。
 
 著者は言います。
 
 「ネガはネガティブ(否定)、ホリックはあることに中毒になって
 いる人。つまりネガホリックは、自己否定中毒症の人のことをさす」
 
 「『お前には無理だ。お前にはできない。お前には手が届かない。
 だから忘れてしまえ!』あなたがその予言が当たっていたことを
 認めると、『私には無理だ』が一人笑いし、『だからそう言った
 だろ』という声が聞こえてくる」
 
 ネガホリックの人は、何をするにしても「私には無理だ」と思って
 やり始めます。
 
 現実は人間の思考に沿って実現していく傾向にあるので、当然
 「私には無理だ」の現実を引き寄せてしまいます。
 
 そして、恐れていた通りの結果になると、「やはり、私には無理
 だった」ということになります。
 
 これの繰り返しで人生が過ぎていくのです。
 
 こうなると人生楽しくなさそうです。
 
▽著者は「ネガホリック」を四つのタイプに分けています。

 主な特徴を紹介します。
 
 1.態度ネガホリック
 
   態度ネガホリックの人は成功しており、自分を厳しく律して
   いる。はた目には落ち着いているように見えるが、心の中
   では苦しんでいる。
   
   彼らは外見上、きびきびしていて身なりもきちっとしていて
   礼儀正しく、趣味の良い人たちだからだ。彼らはたいてい
   あらゆることでトップに立っている。
   
   このタイプのネガホリックは、完全主義者、妥協を許さない人、
   部下をこき使う上司などである。
   
 2.行動ネガホリック
 
   自分でも思わぬ出世をしているが、目的を逸することがよく
   ある。彼らは一所懸命なので、咎めだてしたくはないが、
   彼らは常にセルフ・サボタージュ(自己破壊)を行っている。
   
   努力はしているように見えても、結局それまでの行動スタイル
   から抜け出せないでいる。
   
   行動ネガホリックの人がとる否定的な行動は、例えばタバコの
   吸い過ぎ、食べ過ぎ、飲み過ぎ、ギャンブルやエクササイズ、
   テレビ、仕事、付き合い、セックス、宗教に溺れるなど救い
   がたいものだ。
 
 3.精神的ネガホリック
 
   常に自分自身を批判している。自分がやったことや言った
   ことにこだわり続ける。容赦なく、見境なく過去、現在、
   未来のことを責めたて、おとしめ、裁き、ののしっている。
   
   ひっきりなしに批判する人、他人と比較して競争する人、
   過去を蒸し返してあら探しをする人、諦めの早い人などは
   みな、精神的ネガホリックである。
   
 4.言語ネガホリック
 
   絶望的で、救いようがなく、変わりようがない。この人達は、
   自分や他人に対して、状況、立場、あらゆるものに対して
   否定的になっている。そのうえ自分が否定的だ等とはこれっ
   ぽっちも思っておらず、自分がおかれている状況を正確に
   つかんでいると思っている。
   
   このグループに入るのは、ベアートラッパー、常に不平を
   言う人、災難を予告する人、そして陰気で世をはかなむ人
   などだ。
 
 
 最後の「ベアートラッパー」とは、他人の援助、支え、助言などを
 求めているくせにそれを拒み、できないことを言い訳する人のこと
 を言います。
 
 「援助拒否不平家」というそうです。
 
 いずれのネガホリックの態度も、ありがちなタイプです。
 
 自分はどれにも属してないと思っていますが、もしかしたら自分
 では気が付かないうちにネガホリックな人になっているかもしれ
 ません。
 
 いずれにしろネガホリックの人は、人生が楽しくなさそうです。





 この本には、ネガホリックのタイプの解説と、その原因、そして
 ネガホリックの克服法が書かれています。
 
 ネガホリックの原因は、思っていた通り、自分の親との関係の中に
 あります。
 
 上記の4タイプに当てはまる方がいましたら、読んでみてはいかが
 でしょうか。