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ママぼくをダメにしないで
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
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 題名:ママぼくをダメにしないで
 著者:鈴村悠
 出版:至上館
 定価:1600円
 購入:ブックオフで105円



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 ◆今日の本 購入情報
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 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4883022498/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f792468%2f



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 ◆本の目次
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 ※多数あるので省略します。



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■■□□□
 豊かな心:■■■■□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、1985年3月に出版されています。
 
 現在は、心交社という出版社から再刊されています。
 
 著者は紹介文によると、元中学校教諭で心理療法家、PTA家庭
 学講師とあります。



 大人になると子どものことが分からなくなります。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)何が子どもをダメにするのか?



 何が悪いのでしょう?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)何が子どもをダメにするのか?

 「ようやく歩けるようになった。ボクは毎日が楽しくてしょうが
 ない。アッ。食卓の上にいろいろなものがある。よし探検に行こう。
 アッ。またボクの歩みより早く片付けてしまう。ママのいじわる!!」
 
 「与えられた単純な玩具ばかりがボクの友達なのか・・・。あーあ、
 つまらない。頭にコブができたっていいでしょ。ボクはいろいろな
 体験をしてみたいんだ」
 
 「何もしないで、しばらくじーっとしていたら、ママは、
 『おとなしい子だね。いい子だね』ってボクをほめるんだ。ママの
 ペースに従っていると。ボクはきっと駄目になる」

 「誕生一年余りのこどもの歩みによる探検は、エクスプローション
 といって、これからの人間づくりに重要な役割があるのです。
 まず、積極性をつくる基礎となります。探求心を育てます、即ち
 生活力を旺盛にする第一歩なのです」
 
 「ですから、よほど危険の無い限り、こどもを解放し、見守り、
 こどもの探検の手助けをすることが、こどもに生活力を与える教育
 として、すばらしいことなのです」

 「父親が、厳しく子をしつけると、だいたい失敗です。こどもは、
 やる気のないボヤッとした人間になりやすいのです。その理由は、
 こどもは、何をするにも失敗することを恐れ、自分で何か試みよう
 とする気力を失うからです」
 
 「新しい行動さえしなければ、無地でいられという、ずるさが
 身につくからです」
 
 「こどもの勉強机の横に座っているお父さん、ただちに、やめて
 ください」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 子どもの頃のことを思い出してみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「何が子どもをダメにする」のでしょうか?

▽この本は20年以上前に書かれた本です。

 1985年というと、中曽根さんが総理大臣をしている頃です。
 
 私が18歳の頃です。
 
 その頃から、もしくはそれ以前から、子どもは何かを叫んでいた
 みたいです。
 
 ただ、子どもが本心を的確に表現するわけではありません。
 
 この本では、著者が子どもの声を代弁した「詩」のような文が
 あって、そのことについて著者が解説を加えています。
 
 例えば、
 
 「ようやく歩けるようになった。ボクは毎日が楽しくてしょうが
 ない。アッ。食卓の上にいろいろなものがある。よし探検に行こう。
 アッ。またボクの歩みより早く片付けてしまう。ママのいじわる!!」
 
 「与えられた単純な玩具ばかりがボクの友達なのか・・・。あーあ、
 つまらない。頭にコブができたっていいでしょ。ボクはいろいろな
 体験をしてみたいんだ」
 
 「何もしないで、しばらくじーっとしていたら、ママは、
 『おとなしい子だね。いい子だね』ってボクをほめるんだ。ママの
 ペースに従っていると。ボクはきっと駄目になる」
 
 子どもの本心は分かりません。
 
 そしてたぶん「ボクはきっと駄目になる」とも思ってません。
 
 小学生くらいまでは、子どもは親のなすがままです。
 
 ということは、親次第で子どもはダメになってしまうのです。
 
 「ダメになる」という言い方は良くないですね。
 
 ダメな人間はこの世にはいません。
 
 何かの必要があって自ら望んでこの世に生まれてきました。
 
 ただ、親次第で子どもが生きづらくなり、人生を左右されることも
 あると思います。
 
 著者はこの本でそれを伝えようとしています。
 
▽子どもが生まれて一年くらいすると立って歩くようになります。

 我が家も、1キロの餅を和菓子屋さんに頼んで作ってもらい、
 それを子どもに担がせて歩かせました。
 
 泣きながら歩いていたのを記憶しています。
 
 子どもは立って歩くようになると、目が離せなくなります。
 
 ハイハイの頃も目が離せませんが、歩くようになると行動範囲が
 拡がります。
 
 そして、いろいろと探検を始めます。
 
 著者は言います。
 
 「誕生一年余りのこどもの歩みによる探検は、エクスプローション
 といって、これからの人間づくりに重要な役割があるのです。
 まず、積極性をつくる基礎となります。探求心を育てます、即ち
 生活力を旺盛にする第一歩なのです」
 
 「ですから、よほど危険の無い限り、こどもを解放し、見守り、
 こどもの探検の手助けをすることが、こどもに生活力を与える教育
 として、すばらしいことなのです」
 
 つまり、親が「良い」と思っていること、「悪い」と思っている
 ことは、子どもにとってそのまま「良い」か「悪い」のかの判断
 とすることは、よくないことなのかもしれません。
 
 判定が難しいですが...
 
 本当は、自分の子どもの頃のことをしっかり覚えていて、自分が
 大人になったときに、
 
 「これは嫌だった。本当はこうして欲しかったんだ」
 
 と子育てに活かせることができればいいのですが、人間は大人に
 なると自分が育てられたようにしか、我が子を育てられないのです。
 
 難しいですね。
 
▽もう一つ、父親としてとても気になった部分があるので紹介します。

 著者は言います。
 
 「父親が、厳しく子をしつけると、だいたい失敗です。こどもは、
 やる気のないボヤッとした人間になりやすいのです。その理由は、
 こどもは、何をするにも失敗することを恐れ、自分で何か試みよう
 とする気力を失うからです」
 
 「新しい行動さえしなければ、無事でいられという、ずるさが
 身につくからです」
 
 「こどもの勉強机の横に座っているお父さん、ただちにやめて
 ください」
 
 このことは、以前読んだ「僕はパパを殺すことに決めた」でも
 怖いくらいに理解できました。
 
 また、小林正観さんも著書の中で書いてます。
 
 「子どもの教育は100%母親が参加したときだけ上手くいき、
 天才が育つ可能性がある。父親の手が入ると絶対に天才は育たない」
 
 父親は子どもの教育には手を出さず、母親任せが良いみたいです。
 
▽では、母親に子どものことを押しつければ良いのかとというと、
 そうではなくて、父親の役目は、母親が安定して子育てをできる
 ように、金銭的なサポートと、母親が安心して子育てをできるように、
 精神的なサポートをしてあげなければならないのです。
 
 父親は子どもに勉強を教えるのではなく、世の中の仕組みや、
 世界観、宗教観を教えなくてはならないのです。
 
 父親の役目も大切です。





 この本には、子どもの心を代弁した詩と、子育ての知恵がたくさん
 書かれています。
 
 20年以上前に書かれていますが、現在でも十分に通用します。
 
 というよりは、子育ては何も変わってないということになりそう
 です。


脳内革命―脳から出るホルモンが生き方を変える
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 ◆今日読んだ本
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 題名:脳内革命
 副題:脳から出るホルモンが生き方を変える
 著者:春山茂雄
 出版:サンマーク出版
 定価:1600円(文庫版が出ています)
 購入:ブックオフで105円



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 ◆今日の本 購入情報
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 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4763191233/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f729050%2f



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 ◆本の目次
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 プロローグ 東洋医学と西洋医学の接点で治療
 第1章 医学が証明するプラス発想の効果
 第2章 筋肉をつければ病気にはならない
 第3章 いつまでも脳を若く保つ食生活
 第4章 脳が若ければ百二十五歳まで生きられる



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 ▼本の成分解析
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 知恵  :■■□□□
 勇気  :■□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■□□□



 この本は、1995年6月に出版されています。
 
 著者は、医学博士で紹介文によると総合病院の院長をされています。
 
 しかし、ウィキペディアで検索してみると、その後波瀾万丈な
 人生を送っているみたいですね。
 
 ネットで検索してみると、この本と次の本「脳内革命2」で合わ
 せて530万部(!)売り上げたそうです。



 どのようなことが書いてあったのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
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 1)病気にならない方法とは?



 「病は気から」です。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)病気にならない方法とは?

 「人間は怒ったり強いストレスを感じると、脳からノルアドレナ
 リンという物質が分泌されます。この物質はホルモンの一種なの
 ですが、どういうわけかものすごい毒性をもっている。自然界に
 ある毒物では毒蛇に次ぐ毒性を持つとも言われています」

 「一方でβ−エンドルフィンというホルモンがあります。この
 ホルモンは脳内モルヒネとしていちばん効力のある物質ですが、
 この両者に奇妙な相関関係があることが判明したのです」
 
 「人から何か言われて『いやだな』と思うと、脳内に毒性のある
 ノルアドレナリンが分泌される。そのとき逆に『いいな』と思うと
 β−エンドルフィン」が出るのです」

 「成人病というのは、原因のほとんどが脂肪がらみです。ストレス
 と脂肪、この二つが重なったらだいだい病気ゾーンに入っていき
 ます」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「病気にならない方法」とはどのような方法なのでしょうか?

▽この本は、ネットで調べてみると530万部とか600万部と
 いった数字で売れたみたいです。
 
 ブックオフへ行くと、いつもたくさん並んでいます。
 
 私は買わなかったのですが、以前嫁さんがブックオフで買って
 本棚に並んでいたので読んでみることにしました。
 
 500万部を超えるような本とはどのような本だったのか?
 
 それに興味が湧いて読んでみることにしました。
 
▽ネットでいろいろと調べてみると、著者の春山さんはこの本が
 売れた後、その印税でいろいろ手広くやっていたようですが、
 その後、2006年に破産し、病院も閉鎖されているようです。
 
 それだけでしたら、人生いろいろあるので仕方がないです。
 
 しかし、ネットで検索して出てくるのは、あまり評判の良くない
 話ばかりです。
 
 ネットでの話ですので、話半分で読んだとしても、脱税やら、
 いい加減な診察やらいろいろと評判の良くない話が出てきます。
 
 売れた本を書いた人が、素晴らしい人間だとは限らないということ
 ですね。
 
 本が売れて人生が変わってしまったみたいです。
 
 宝くじが当たって人生が変わってしまったのとあまり違いはない
 みたいです。
 
▽そんなことはさておいて、本の書評です。
 
 人間には様々な感情があります。
 
 怒り、恐怖、不安、不満、悲しみ、感動、愛情、喜び、優しさ、
 等々、心がウキウキする感情から、生きているのが嫌になるくらい
 の感情まで様々です。
 
 そして、その感情を感じる毎に人間は脳からある物質が分泌される
 そうです。
 
 著者は言います。
 
 「人間は怒ったり強いストレスを感じると、脳からノルアドレナ
 リンという物質が分泌されます。この物質はホルモンの一種なの
 ですが、どういうわけかものすごい毒性をもっている。自然界に
 ある毒物では毒蛇に次ぐ毒性を持つとも言われています」
 
 ホルモンが毒性をもっているかどうかは知りませんが、脳から
 「ノルアドレナリン」が出ている話はよく聞きます。
 
 毒性と言えば、人に対して悪口や、怒りを発している時は、口から
 毒を吐いていて、虫くらいなら簡単に殺せるくらいの毒性はある
 そうです。
 
 ノルアドレナリンに毒性があるというのもあながち間違いでは
 ないかもしれません。
 
 毒性があるかどうかはわかりませんが、人間にとって怒り、恐怖、
 不安、不満等のいわゆる「負の感情」は、身体にはよくありません。
 
 ずっと怒りを感じていると、確実に身体に変調をきたします。
 
 それ以上に不安を感じ、いつもストレスを感じていると身体も
 おかしくなりますが、精神的にもおかしくなってしまいます。
 
 それとは逆に、感動、愛情、喜び、優しさ等のいわゆる「正の感情」
 は身体に良い影響が出ます。
 
 著者は言います。
 
 「一方でβ−エンドルフィンというホルモンがあります。この
 ホルモンは脳内モルヒネとしていちばん効力のある物質ですが、
 この両者に奇妙な相関関係があることが判明したのです」
 
 「人から何か言われて『いやだな』と思うと、脳内に毒性のある
 ノルアドレナリンが分泌される。そのとき逆に『いいな』と思うと
 β−エンドルフィン」が出るのです」
 
 ということは、いつもβ−エンドルフィンがでていれば、いつも
 幸せ、いつも健康ということになりそうです。
 
 目指すはそこのような気がします。
 
▽病気にならない方法ですが、この「β−エンドルフィン」を活用
 することが大切なようです。
 
 著者は言います。
 
 「成人病というのは、原因のほとんどが脂肪がらみです。ストレス
 と脂肪、この二つが重なったらだいだい病気ゾーンに入っていき
 ます」
 
 そこで、著者が提唱する病気にならない方法ですが、
 「食事、運動、瞑想」の三つなのだそうです。
 
 しかし、現代人はそれがなかなかできないから困っています。





 はっきり言わせてもらうと、なぜ500万部を超えるような本に
 なったのか分かりません。
 
 この本によく出てくる言葉に「プラス発想をしよう」というのが
 あります。
 
 私もプラス発想することが大切だとは思っています。
 
 思っていますが、人はなかなかプラス発想ができないで、不安の
 なかで生きているのが現実なのではないかと思います。
 
 不安に埋もれている人は「プラス発想」ができないので、この本を
 読んでもおそらく何の解決にもなりません。

 そこからどうやって抜け出すのか、どうやって行動を起こせば
 いいのかを知ることが大切です。



アダルト・チルドレン―自信はないけど、生きていく
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 ◆今日読んだ本
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 題名:アダルト・チルドレン
 副題:自信はないけど、生きていく
 著者:西山明
 出版:三五館
 定価:1456円+税(文庫版が出ています)
 購入:ブックオフで105円



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 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4883200663/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f772882%2f



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 ◆本の目次
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 1章 怒り
 2章 恐れ
 3章 同情
 4章 不安
 5章 アダルト・チルドレン―あるサイコロジストとの対談



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 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、1995年12月に出版されています。
 
 12年前の本です。
 
 著者は、紹介文によると、共同通信社社会部に所属する記者で、
 いじめや家族問題、そして若者の現場など数多くのルポを手掛けて
 いるそうです。
 
 著書も多数あります。



 アダルトチルドレンとはどのような存在なのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)アダルトチルドレンの実際とは?



 悲惨な人生を送っています。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)アダルトチルドレンの実際とは?

 ※今回は「もっと知りたい方のために」を参照ください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



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 ●もっと知りたい方のために
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●「アダルトチルドレンの実際」とはどのようなものなのでしょうか?

▽もう何冊もアダルトチルドレンに関する本を読みました。

 アダルトチルドレンの人生は、私がこれまで送ってきた人生とは
 かけ離れた世界にあります。
 
 アダルトチルドレンとは、アメリカの臨床の現場から生まれた
 言葉で、本来はアルコール依存症の親を持ち成人した子どもたち
 (ACOD:アダルト・チルドレン・オブ・アルコホリック)
 のことを示していました。
 
 日本で紹介されるようになって、アルコール依存症の家族ばかりで
 なく、薬物依存、ギャンブル依存、ワーカホリック等の親を持つ
 子どもたちや、家族関係が上手く機能していない家庭で育った人
 たちのことを総称して「アダルトチルドレン」と呼ぶようになり
 ました。
 
 アルコール依存症の人を治療するには、いくら本人に「酒をやめろ」
 と言っても無理な話なのです。
 
 単純にお酒が好きなら別ですが、酒を飲む本当の目的は全く別の
 所にあるからです。
 
 アルコール依存症を治すには、その家族から見直さないと、本当
 の治療にはなりません。
 
 アルコール依存症の人には必ずそれを支える人物が家族内にいます。
 
 見た目は支えているように見えませんが、その人がいることで
 バランスを保っているのです。
 
 アルコール依存症の男性には、ほとんどの場合、献身的な妻が
 いるそうです。
 
 なんとか夫のアルコール依存を治そうと日夜頑張っています。
 
 働かない夫のために、自分が働いて家族を養い夫の酒癖を直そうと
 必死に努力します。
 
 夫をコントロールしようと躍起になっているのです。
 
 気持ちが夫に集中していると、自分のことを考えなくて済むから
 です。
 
 そうしていれば、自分の心の空虚感と真剣に向き合わなくて済み
 ます。
 
 夫は夫で、ある時期酒をやめ妻を喜ばせますが、また時期がくれば
 酒を飲み妻を絶望させ、妻をコントロールしようとします。
 
 夫婦でお互いにコントロールしあっているのがアルコール依存症の
 家族なのです。
 
 これを「共依存」といいます。
 
▽これは、アルコール依存に限った話ではありません。

 薬物依存、ギャンブル依存、ワーカホリック(仕事依存)等、
 何かに依存していないと生きていけない人をパートナーに持つ人は、
 必ずもう片方のパートナーにも問題があるみたいです。
 
 そして、可哀想なのはそのような親を持った子どもたちです。
 
 お互いが共依存の関係にある親を持った子どもたちは、世の中が
 信じられなくなります。
 
 昨夜あれほどお酒のことでケンカしていたにもかかわらず、翌朝
 には何事もなかったように夫婦を「演じている」親がいます。
 
 このギャップに子どもはついていけなくなります。
 
 世の中は何が真実で、何が嘘なのか分からなくなり、全てが信じ
 られなくなります。
 
 また、共依存の親を持つと、お互いがお互いのことで精一杯で
 生きているので、子どもに関心が向きません。
 
 我が子が何に苦しんでいて、なぜ悩み、どうしたいのか、という
 ことに気持ちが向かないのです。
 
 それどころか、自分の子どもに対して、夫の愚痴を言い続けたり、
 ひたすら自分の意のままに動くように命令したり、「お前さえ
 いなければ...」と子どもに自分の不幸の責任を押しつけたり
 します。
 
 自分中心に世界が回っているために、子どものことまで気が回ら
 ないばかりか、自分の子どもまでコントロールの対象にしてし
 まいます。
 
 結果、子どもたちは、自ら家族の責任を一身に背負ってしまったり、
 ひたすら従順な人間になってしまったり、親の愚痴を聞きなぐ
 さめる役目を背負ったりします。
 
 本来、子どもというのは自己中心的な存在で、自己主張をする
 ものなのですが、それが一切できない家庭で育ちます。
 
 親が中心に世界が回っているのです。
 
 こういった子どもたちは、幼少期から親の愛が得られません。
 
 ほんの子どもの頃から、家庭内で自分の役割を持ち、ひたすら
 「従順なよい子」になります。
 
 そうしないと家庭の中では生きていけないのです。
 
 こういった子どもたちが大人になると「アダルトチルドレン」と
 呼ばれる存在となります。
 
 アダルトチルドレンは子どもの頃にどうしても得られなかった
 親の愛や視線を、別の何かに依存することによって埋めようとし
 ます。
 
 それは、お酒だったり、薬物だったり、ギャンブルだったり、
 仕事だったり、恋愛だったり、食べ物だったり...
 
 何かに依存しますが、本当に欲しいものは絶対に手に入りません。
 
 いくら望んでも手に入らないので、さらに望みます。
 
 やがて、自分の欲しいものを埋めてくれそうな人を「嗅覚」で
 探しだし結婚します。
 
 やがて子どもが出来て...
 
 歴史が繰り返されることになります。
 
▽この本には、4人アダルトチルドレンの例が書かれています。

 ほとんどが女性の例で、いつも「死」を考えています。
 
 「生きていても仕方がない。死にたい」
 
 決して自分の思い通りには生きていけません。
 
 全てにおいてまわりの人たちの言いなりでしかいきてけないのです。
 
 大人になっても、子ども時代と同じ満たされない心を抱えたまま
 生きて行くしかありません。
 
 全てが流されるままに生きています。
 
 つらそうです。





 この本を読んでいると、とっても暗い気持ちになります。
 
 最後に40頁分くらい、カウンセラーへインタビューした内容が
 書かれていますが、残念ながら解決策は書かれていません。
 
 アダルトチルドレンの紹介をしただけの本です。
 
 「何だか生きているのがつらい」
 
 そう思っている方は読んでみると何か感ずる部分があるかもしれ
 ません。



青空のむこう
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 ◆今日読んだ本
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 題名:サイレントベビー
 副題:「おとなしい子」ほど、未来は危険
 著者:柳沢慧
 出版:クレスト社
 定価:1500円+税
 購入:ブックオフで105円



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 ◆今日の本 購入情報
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 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4877120777/oyajimushicom-22/ref=nosim/



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 ◆本の目次
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 第1章 無言の抵抗−増えつづけるサイレント・ベビー
 第2章 危険な未来−蝕まれる子どもの心と体
 第3章 「愛着」がなければ育たない−子どもにとっての母親とは何か
 第4章 サイレント・マザー−育児の基本技術を忘れていないか
 第5章 なぜ、わが子を愛せないのか
     −虐待を受けた子どもとサイレント・ベビーの関係
 第6章 誰のための育児か−親の利便性だけを追求することの落とし穴
 第7章 母性とは「遺伝子の働き」である−なぜ、母親は育児不安に陥るのか
 第8章 健全な成長のために−サイレント・ベビーと他疾患との鑑別



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 ▼本の成分解析
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 知恵  :■■■□□
 勇気  :■□□□□
 豊かな心:■□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、平成10年9月に出版されています。
 
 著者は、紹介文によると医学博士で、日本小児科学会認定医です。
 
 山口県で小児科を開院されています。
 
 著書が何冊かあります。



 サイレントベビーとは?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
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 1)サイレントベビーの危険性とは?



 赤ちゃんとは、本来コミュニケーションするものなのです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)サイレントベビーの危険性とは?

 「ところが、ふと気づくと、待合室から子どもたちの声がめっきり
 聞こえなくなった。患者が少ないというわけではない。待合室は
 順番待ちをしている親子でいっぱいだ。だが、赤ちゃんも子どもも
 母親もみな、静まりかえっている」
 
 「意識して観察してみると。とくに赤ちゃんの様子に変化が見られる。
 そして待合室だけでなく、診察中も泣いたり、笑ったり、グズ
 ついたりする子が少なくなっている」

 「『静かな赤ちゃん』の多くに共通しているのは、みな表情が
 乏しいことだ、目の輝きを失い、あの、赤ちゃん特有の可愛らしさ、
 微笑みがない。声を張り上げて泣くことも、『アー』『ウー』
 という声を発することも少ないように思えてならなかった」



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 ★今日から実行すること
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 【 子どもとコミュニケーションしよう 】



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 ●もっと知りたい方のために
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●「サイレントベビーの危険性」とはどのようなことなのでしょうか?

▽自分に一人目の子どもができたとき、心の準備は全くできていま
 せんでした。

 嫁さんが妊娠してから10月10日もあったはずなのに、親として
 成長することは一切無く、生まれてきてから「どうしよう」と
 感じたことを記憶しています。
 
 親としての自覚は全く無く、中学生がそのまま年齢を重ねただけの
 ような人間が親になってしまったのです。
 
 正直、生まれてくるまで子どもが欲しいとも思っていませんでした。
 
 「子どもができるんだなぁ」
 
 くらいにしか考えていなかったのです。
 
 しかし、いざ生まれてみると、
 
 「俺って、こんな人間だったんだ...」
 
 と思えるほどいろいろと子どもの相手をしている自分がいました。
 
 自分の子どもがとてもかわいかったのです。
 
 その当時は、「これが親になるということなのかな」と思って
 いました。
 
 ただ、一人目の子どもが生まれた時期は、仕事依存症のような
 感じでしたので、育児はほとんど嫁さんに任せっきりで、親らしい
 こともほとんどしてませんでしたが...
 
▽私の母に、父の話を聞いたときも「同じだ」と思ったことがあり
 ます。
 
 姉が生まれたときに、父は母にこういったそうです。
 
 「俺ってこんなに子煩悩だとは知らなかった」
 
 「子煩悩」と言っても、父は高度経済成長期の企業戦士でしたので
 現在からすればたかが知れてます。
 
 でも、おそらく人間は子ども生まれて初めて、自分がこんな人間
 だったと気が付くのだと思います。
 
▽それは、我が子が愛おしいからだと思います。

 愛おしいために、喜んでオムツを変えたり、ミルクを飲ませたり、
 腕が痺れるまでずっと抱っこしていたり、夜中に泣き止むまで
 あやしていたり、ということが平気でできるようになります。
 
 赤ちゃんは、分かるような言葉は発しません。
 
 泣くのが仕事です。
 
 泣いて、笑って、「アー、ウー」と言葉を発するだけです。
 
 しかし、その泣き方にも色々あって、「アー、ウー」の発し方
 にもいろいろあって、笑い方にもいろいろあります。
 
 その区別は、私よりも嫁さんの方が確実に判断できていました。
 
 その泣き方で、お腹が空いたのか、オムツ(我が家は3人とも、
 私の母が作ってくれた布オムツで大きくなりました)が濡れたのか、
 別に不快なことがあったのかが瞬間に理解できるみたいです。
 
 つまり、赤ちゃんも母親とコミュニケーションをしているのです。
 
 分かるような言葉は発しませんが、分かるような泣き方と笑い方と
 仕草で親とコミュニケーションします。
 
 それが理解できる言葉を発しない赤ちゃんの意思伝達の方法なの
 です。
 
▽しかし著者によると、小児科を開院して数年が経過したある日
 ふと気が付いたそうです。
 
 小児科の待合室というのはとにかく騒がしいのが普通なのだそう
 です。
 
 しかし、著者が気が付いた時には、とても静かになっていたそう
 です。
 
 著者は言います。
 
 「ところが、ふと気づくと、待合室から子どもたちの声がめっきり
 聞こえなくなった。患者が少ないというわけではない。待合室は
 順番待ちをしている親子でいっぱいだ。だが、赤ちゃんも子どもも
 母親もみな、静まりかえっている」
 
 「意識して観察してみると。とくに赤ちゃんの様子に変化が見られる。
 そして待合室だけでなく、診察中も泣いたり、笑ったり、グズ
 ついたりする子が少なくなっている」
 
 我が家では、子どもが幼稚園に入った辺りから「公共の場では
 静かにしなさい」という教育をしてきたので、その時期からは
 小児科に行っても静かにしてました。
 
 しかし、著者が観察した結果、赤ちゃんまでもとても静かになった
 とのこと。
 
 著者は言います。
 
 「『静かな赤ちゃん』の多くに共通しているのは、みな表情が
 乏しいことだ、目の輝きを失い、あの、赤ちゃん特有の可愛らしさ、
 微笑みがない。声を張り上げて泣くことも、『アー』『ウー』
 という声を発することも少ないように思えてならなかった」
 
 著者は、このように表情が乏しく、一見静かに見える赤ちゃんを
 『サイレント・ベビー』と名付け注意深く観察するようになった
 そうです。
 
 サイレント・ベビーは、何らかの理由で心を閉ざした赤ちゃん
 なのだそうです。
 
 「赤ちゃんが心を閉ざす」というのは聞いたことがありませんが、
 実際に親とコミュニケーションをとろうとする赤ちゃんが減って
 いるそうです。
 
 そして、サイレント・ベビーが大きくなると、様々な問題が起きる
 可能性があるとのこと。
 
 その原因は、養育者(主に母親)のコミュニケーション不足が
 原因にあるようです。
 
 たくさん話しかけてあげましょう。





 この本は、サイレント・ベビーの危険性を書いた本です。
 
 その子が持って生まれた気質というのがあるのかも知れませんが、
 親が赤ちゃんの要求を無視し続けると、赤ちゃんは誰も信頼しなく
 なるそうです。
 
 そして、物言わぬ静かな赤ちゃんになってしまいます。
 
 そうならないためにも、母親の積極的なコミュニケーションと
 まわりの人間(父親、祖父母等)の支援が必要です。
 
 個人的には「父親の支援」が大切だと思っています。



サイレント・ベビー―「おとなしい子」ほど、未来は危険
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:サイレントベビー
 副題:「おとなしい子」ほど、未来は危険
 著者:柳沢慧
 出版:クレスト社
 定価:1500円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4877120777/oyajimushicom-22/ref=nosim/



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 無言の抵抗−増えつづけるサイレント・ベビー
 第2章 危険な未来−蝕まれる子どもの心と体
 第3章 「愛着」がなければ育たない−子どもにとっての母親とは何か
 第4章 サイレント・マザー−育児の基本技術を忘れていないか
 第5章 なぜ、わが子を愛せないのか
     −虐待を受けた子どもとサイレント・ベビーの関係
 第6章 誰のための育児か−親の利便性だけを追求することの落とし穴
 第7章 母性とは「遺伝子の働き」である−なぜ、母親は育児不安に陥るのか
 第8章 健全な成長のために−サイレント・ベビーと他疾患との鑑別



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■□□□□
 豊かな心:■□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、平成10年9月に出版されています。
 
 著者は、紹介文によると医学博士で、日本小児科学会認定医です。
 
 山口県で小児科を開院されています。
 
 著書が何冊かあります。



 サイレントベビーとは?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)サイレントベビーの危険性とは?



 赤ちゃんとは、本来コミュニケーションするものなのです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)サイレントベビーの危険性とは?

 「ところが、ふと気づくと、待合室から子どもたちの声がめっきり
 聞こえなくなった。患者が少ないというわけではない。待合室は
 順番待ちをしている親子でいっぱいだ。だが、赤ちゃんも子どもも
 母親もみな、静まりかえっている」
 
 「意識して観察してみると。とくに赤ちゃんの様子に変化が見られる。
 そして待合室だけでなく、診察中も泣いたり、笑ったり、グズ
 ついたりする子が少なくなっている」

 「『静かな赤ちゃん』の多くに共通しているのは、みな表情が
 乏しいことだ、目の輝きを失い、あの、赤ちゃん特有の可愛らしさ、
 微笑みがない。声を張り上げて泣くことも、『アー』『ウー』
 という声を発することも少ないように思えてならなかった」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 子どもとコミュニケーションしよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「サイレントベビーの危険性」とはどのようなことなのでしょうか?

▽自分に一人目の子どもができたとき、心の準備は全くできていま
 せんでした。

 嫁さんが妊娠してから10月10日もあったはずなのに、親として
 成長することは一切無く、生まれてきてから「どうしよう」と
 感じたことを記憶しています。
 
 親としての自覚は全く無く、中学生がそのまま年齢を重ねただけの
 ような人間が親になってしまったのです。
 
 正直、生まれてくるまで子どもが欲しいとも思っていませんでした。
 
 「子どもができるんだなぁ」
 
 くらいにしか考えていなかったのです。
 
 しかし、いざ生まれてみると、
 
 「俺って、こんな人間だったんだ...」
 
 と思えるほどいろいろと子どもの相手をしている自分がいました。
 
 自分の子どもがとてもかわいかったのです。
 
 その当時は、「これが親になるということなのかな」と思って
 いました。
 
 ただ、一人目の子どもが生まれた時期は、仕事依存症のような
 感じでしたので、育児はほとんど嫁さんに任せっきりで、親らしい
 こともほとんどしてませんでしたが...
 
▽私の母に、父の話を聞いたときも「同じだ」と思ったことがあり
 ます。
 
 姉が生まれたときに、父は母にこういったそうです。
 
 「俺ってこんなに子煩悩だとは知らなかった」
 
 「子煩悩」と言っても、父は高度経済成長期の企業戦士でしたので
 現在からすればたかが知れてます。
 
 でも、おそらく人間は子ども生まれて初めて、自分がこんな人間
 だったと気が付くのだと思います。
 
▽それは、我が子が愛おしいからだと思います。

 愛おしいために、喜んでオムツを変えたり、ミルクを飲ませたり、
 腕が痺れるまでずっと抱っこしていたり、夜中に泣き止むまで
 あやしていたり、ということが平気でできるようになります。
 
 赤ちゃんは、分かるような言葉は発しません。
 
 泣くのが仕事です。
 
 泣いて、笑って、「アー、ウー」と言葉を発するだけです。
 
 しかし、その泣き方にも色々あって、「アー、ウー」の発し方
 にもいろいろあって、笑い方にもいろいろあります。
 
 その区別は、私よりも嫁さんの方が確実に判断できていました。
 
 その泣き方で、お腹が空いたのか、オムツ(我が家は3人とも、
 私の母が作ってくれた布オムツで大きくなりました)が濡れたのか、
 別に不快なことがあったのかが瞬間に理解できるみたいです。
 
 つまり、赤ちゃんも母親とコミュニケーションをしているのです。
 
 分かるような言葉は発しませんが、分かるような泣き方と笑い方と
 仕草で親とコミュニケーションします。
 
 それが理解できる言葉を発しない赤ちゃんの意思伝達の方法なの
 です。
 
▽しかし著者によると、小児科を開院して数年が経過したある日
 ふと気が付いたそうです。
 
 小児科の待合室というのはとにかく騒がしいのが普通なのだそう
 です。
 
 しかし、著者が気が付いた時には、とても静かになっていたそう
 です。
 
 著者は言います。
 
 「ところが、ふと気づくと、待合室から子どもたちの声がめっきり
 聞こえなくなった。患者が少ないというわけではない。待合室は
 順番待ちをしている親子でいっぱいだ。だが、赤ちゃんも子どもも
 母親もみな、静まりかえっている」
 
 「意識して観察してみると。とくに赤ちゃんの様子に変化が見られる。
 そして待合室だけでなく、診察中も泣いたり、笑ったり、グズ
 ついたりする子が少なくなっている」
 
 我が家では、子どもが幼稚園に入った辺りから「公共の場では
 静かにしなさい」という教育をしてきたので、その時期からは
 小児科に行っても静かにしてました。
 
 しかし、著者が観察した結果、赤ちゃんまでもとても静かになった
 とのこと。
 
 著者は言います。
 
 「『静かな赤ちゃん』の多くに共通しているのは、みな表情が
 乏しいことだ、目の輝きを失い、あの、赤ちゃん特有の可愛らしさ、
 微笑みがない。声を張り上げて泣くことも、『アー』『ウー』
 という声を発することも少ないように思えてならなかった」
 
 著者は、このように表情が乏しく、一見静かに見える赤ちゃんを
 『サイレント・ベビー』と名付け注意深く観察するようになった
 そうです。
 
 サイレント・ベビーは、何らかの理由で心を閉ざした赤ちゃん
 なのだそうです。
 
 「赤ちゃんが心を閉ざす」というのは聞いたことがありませんが、
 実際に親とコミュニケーションをとろうとする赤ちゃんが減って
 いるそうです。
 
 そして、サイレント・ベビーが大きくなると、様々な問題が起きる
 可能性があるとのこと。
 
 その原因は、養育者(主に母親)のコミュニケーション不足が
 原因にあるようです。
 
 たくさん話しかけてあげましょう。





 この本は、サイレント・ベビーの危険性を書いた本です。
 
 その子が持って生まれた気質というのがあるのかも知れませんが、
 親が赤ちゃんの要求を無視し続けると、赤ちゃんは誰も信頼しなく
 なるそうです。
 
 そして、物言わぬ静かな赤ちゃんになってしまいます。
 
 そうならないためにも、母親の積極的なコミュニケーションと
 まわりの人間(父親、祖父母等)の支援が必要です。
 
 個人的には「父親の支援」が大切だと思っています。



快癒力〈2〉この生き方・考え方が健康をもたらす
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:快癒力2
 副題:この生き方・考え方が健康をもたらす
 著者:篠原佳年
 出版:サンマーク出版
 定価:1600円
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4763191853/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f892622%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 プロローグ
 第1章 病気にかかってしまう本当の理由
 第2章 体からのメッセージはこう読む
 第3章 快癒力をつかむ四つの発想
 第4章 すべての選択権はあなたにある



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■■■■□
 豊かな心:■■□□□
 おすすめ:■■■■□


 この本は1997年6月に出版されています。
 
 著者は、紹介文によると、しのはら医院という病院の院長をされて
 います。
 
 膠原病、主に慢性関節リウマチを中心に治療を行っているそうです。
 
 著書も何冊かあります。



 最高の健康法とはどのような方法なのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)快癒力をつかむ4つの発想とは?



 人間、考え方次第のようです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)快癒力をつかむ4つの発想とは?

 1.「望んだものは全て手に入れている」
 
  患者にとって「病気が治らない」というのは、思っていた
  ことが実現した結果なのです。ということは、思い通りになった
  ということです。思いどおりになったものを、手放すわけが
  ありません。そうなれば当然、治るわけもないのです。
 
 2.「病気になとうろなるまいと、寿命がこないと死なない」
 
  治る可能性のある時点までに、生き方を変え、自分らしさを
  取り戻すことができれば、病気によって死ぬことを避けられる
  かもしれない。あるところまで行ってしまったら、どんなことを
  しようとあきらめるしかない。それは、寿命というものなのです。
  
 3.「あなたの体はあなたのものではない」
 
  あなたの意志には関係なく、あなたの体は生きているという
  ことなのです。人間の体こそ、自然そのもので、宇宙の全てが
  内蔵されているのだと気がついたら、いままでとは違うかたちで
  世界が見えてくるに違いありません。
  
 4.「あなたはあなたにしかなれない」
 
  あなたがどんなに頑張っても、あなたはあなた以外の人間には
  なれない。病気というのは、「いまのあなたは、あなたではない」
  ということを知らせているのです。つまり、病気というのは、
  自分が自分らしくないために起こるメッセージだといえるのです。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 自分の生き方にストレスがないか考えてみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「快癒力をつかむ4つの発想」とはどのようなものなのでしょうか?

▽何日か前に、この著者の前著「快癒力」を紹介しました。

 そこには、「あらゆる病気はその人が作りだしている」という
 ことが書かれていました。
 
 そして、病気が治らないのもその人にとって、治らない方が都合の
 良い理由があるからなのです。
 
 というようなことを考えると、病気になる人というのは現在の
 自分に何らかの不満があるということになりそうです。
 
 現在の自分に何の不満も無いのであれば、現在のままの自分で
 あり続けようとするはずです。
 
 しかし、病気になって現在の自分をやめようとする人は、現在の
 自分に不満があり「もう続けたくない」という心の声を、身体が
 敏感に、忠実に聞いてその通りの自分を作りだしてくれます。
 
 だから、病気にも感謝しないとならないのかもしれません。
 
▽著者は多くの病気の人を診ているとあることに気がついたそうです。

 著者は言います。
 
 「病気の人は、自分がやりたいことが浮かばない。わくわくする
 ことが思いつかないのだということです」
 
 確かに、病気になって苦しんでいるわけですから、わくわくする
 ことと言ってもなかなか思いつかないと思います。
 
 しかし、病気になる人というのは、現状の自分に不満を持って
 いるわけですから、自分がやりたいこと、わくわくすることを
 していないそうです。
 
 そこで、著者は自分の患者さんに、
 
 「治ったら、あなたは何をしたいですか」
 
 という質問をしてみるそうです。
 
 その結果、答えは次の5つのパターンしかなかったそうです。
 
 1.「絶句」
 
  …一番多いのが「絶句」だそうです。
  
 2.「仕事をしたい」
 
  …本当は仕事をやりたくないのに、やりたいと思うように自分を
   だましつつ生きてきたのですから病気にもなります。
 
 3.「家事をしたい」
 
  …「しなければならない」ものばかりで、決して「治ったら、
   わくわくしながらやりたい」ものではありません。
 
 4.「旅行に行きたい」
 
  …患者さんはかなり遠くから旅をしてくる人が多いそうです。
   したがって、特に行きたいわけではないそうです。
  
 5.「人のためになるようなことをしたい」
 
  …具体的にどんなことをしたいかは全く何も考えていないそう
   です。
 
 このように、病気になってしまう人は、どうしても病気が治りたい
 と思っている人たちではなく、たとえ病気が治っても戻りたく
 ない日常が待っているだけという人がほとんどのようです。
 
 これだと病気にもなるし、それが治るはずもありません。
 
 病気とは、自分の生き方に対する思いが現実になっただけに
 すぎないようです。
 
▽では、健康に生きていくためにはどのような考え方をすれば良い
 のでしょうか?
 
 著者は、以下にあげる4つのことが普段患者さんの言っている
 ことで、この本の中でも一番伝えたいことなのだそうです。
 
 簡単に紹介します。
 
 1.「望んだものは全て手に入れている」
 
  患者にとって「病気が治らない」というのは、思っていた
  ことが実現した結果なのです。ということは、思い通りになった
  ということです。思いどおりになったものを、手放すわけが
  ありません。そうなれば当然、治るわけもないのです。
 
 2.「病気になろうとなるまいと、寿命がこないと死なない」
 
  治る可能性のある時点までに、生き方を変え、自分らしさを
  取り戻すことができれば、病気によって死ぬことを避けられる
  かもしれない。あるところまで行ってしまったら、どんなことを
  しようとあきらめるしかない。それは、寿命というものなのです。
  
 3.「あなたの体はあなたのものではない」
 
  あなたの意志には関係なく、あなたの体は生きているという
  ことなのです。人間の体こそ、自然そのもので、宇宙の全てが
  内蔵されているのだと気がついたら、いままでとは違うかたちで
  世界が見えてくるに違いありません。
  
 4.「あなたはあなたにしかなれない」
 
  あなたがどんなに頑張っても、あなたはあなた以外の人間には
  なれない。病気というのは、「いまのあなたは、あなたではない」
  ということを知らせているのです。つまり、病気というのは、
  自分が自分らしくないために起こるメッセージだといえるのです。
 
 高い理想を描いて、自分では決してなれない自分になろうとして
 毎日ストレスを感じていると病気になります。
 
 現在の自分を受け入れて、その人生を十分に楽しむことが健康に
 なる秘訣のようです。





 この本には、病気を治すための方法というよりは、「いかに病気に
 ならないか」ということの方に重点を置いています。
 
 それには毎日、健康に気を遣うことではなく、薬や食事に気を
 遣って生活することでもなく、毎日をストレス無く楽しんで生活
 することが大切みたいです。
 
 健康とは「生き方」です。



虹とひまわりの娘
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:虹とひまわりの娘
 著者:本郷由美子
 出版:講談社
 定価:1400円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4062117657/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1561738%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 あの日
 第2章 心育て
 第3章 優希のことが知りたくて
 第4章 出会い
 第5章 附属小の子どもたち
 第6章 いもうと
 第7章 またねっ!
 第8章 あの男に言いたいこと



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :□□□□□
 勇気  :■■□□□
 豊かな心:■■■■□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、2003年5月に出版されています。
 
 著者は、2001年6月8日に起きた「大阪教育大学付属池田
 小学校 児童殺傷事件」の被害者、本郷優希ちゃんの母親です。



 その悲しみにどうやって耐えることができたのでしょうか。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)著者が学んだこととは?



 悲しみに中でも学ぶことはたくさんあるみたいです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)著者が学んだこととは?

 「娘が司法解剖のための阪大病院に送られると聞き、すっかり
 取り乱した私が、『これ以上娘を傷つけないで、早く家に帰して!』
 と半狂乱状態になったときも、『ごめんね、ごめんね』と目を
 真っ赤にしながら、必死に落ち着かせようとしてくれました」
 
 「不安のあまり、ただ泣き続ける私の手を握って、いっしょに
 泣いてくれました。なにくれとなく私に気を遣い、トイレまで
 付き添ってくれました。身辺警護をかねて、通夜、告別式にも
 参列してくれました」
 
 「あの献身的な支えがなかったら、私たちは、もっと深い絶望の
 淵に追いやられていたことでしょう」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 自分にできることを考えてみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「著者が学んだこと」とはどのようなことだったのでしょうか?

▽2001年6月8日の白昼、包丁を持った男が小学校の低学年の
 校舎に侵入し、何の罪もない1、2年生合計15名を傷つけ、その
 うちの8名の命を奪うという凄惨な事件がおきました。
 
 犯人は宅間守という男性で、自殺願望があったらしく自分一人では
 死にきれなくて、抵抗しない低学年の児童を殺して死刑になろう
 としたらしいです。
 
 そして、犯人の望み通り戦後の歴史では2例目となる超スピードで
 死刑が執行されました。
 
 本人が望んでいたらしいので、望みが叶って犯人は満足なのかも
 しれません。
 
 しかし、被害者と遺族となってしまった家族にとってはたまった
 ものではないです。
 
 それこそ地獄のような苦しみ・悲しみを体験することになって
 しまいました。
 
▽著者は車に乗っていて、カーラジオで事件のことを知ります。

 そのまま車で学校まで駆けつけ、学校内に入りますが、同じクラス
 の子どもが整列しているなかに我が子を探しても見つかりません。
 
 何度か探してみましたが見つからないのです。
 
 このときの親の心境は、想像もつかないです。
 
 「ケガをして病院に運ばれたらしい」
 
 そういう情報を得て、父親は病院を当てもなく探し続けます。
 
 やっと搬送先の病院が分かって、我が子と会うことができますが
 すでに死亡しており、二度と声を聞くことはありませんでした。
 
 なぜ、こんなことが起きてしまったのか?
 
 なぜ、自分の娘が死ななくてはならなかったのか?
 
 なぜ、生きることが許されなかったのか?
 
 遺された親にしてみると理解できないことばかりだと思います。
 
▽搬送先の病院の霊安室で我が子と悲しい対面をしたあと、家に
 連れて帰れるかと思いきや、遺体はそこから司法解剖に回されて
 しまいます。
 
 遺族の「これ以上我が子を傷つけないで...」という願いも
 虚しく、その場で何時間も待たされてしまうのです。
 
 しかも、犯人が傷つけた以上に、我が子が傷つけられてしまうの
 です。
 
 このような犯罪に巻き込まれる家族は、一次被害の他に、二次被害、
 三次被害に遭わないとなりません。
 
 「これでもか!これでもか!」
 
 というくらいにズタズタにされてしまうのです。
 
 司法解剖、事情聴取、心ないマスコミによる報道被害、意味の
 わからない誹謗中傷、トラウマ、そして延々と続くことになり
 癒されることのない悲しみ。
 
 この手の事件にはつきものの被害です。
 
▽しかし、その中にあって遺族を支えてくれる人たちもたくさん
 いました。
 
 事件直後から遺族の支えになってくれた、女性刑事が2人いた
 そうです。
 
 この2人は、大阪府警の「被害者支援対策室」から派遣された
 方たちです。
 
 著者もこの人達がいなかったら大変なことになっていたと言います。
 
 「娘が司法解剖のための阪大病院に送られると聞き、すっかり
 取り乱した私が、『これ以上娘を傷つけないで、早く家に帰して!』
 と半狂乱状態になったときも、『ごめんね、ごめんね』と目を
 真っ赤にしながら、必死に落ち着かせようとしてくれました」
 
 「不安のあまり、ただ泣き続ける私の手を握って、いっしょに
 泣いてくれました。なにくれとなく私に気を遣い、トイレまで
 付き添ってくれました。身辺警護をかねて、通夜、告別式にも
 参列してくれました」
 
 「あの献身的な支えがなかったら、私たちは、もっと深い絶望の
 淵に追いやられていたことでしょう」
 
 仕事とは言え、女性刑事さんたちは我が身のように接してくれた
 みたいです。
 
▽この他にもたくさんの人たちが、著者の家族を支えます。

 「犯罪被害者の会」の4人の方々や、犯人に厳罰を求める署名を
 集めるために、いろいろと助けてくれたボランティアの人々、
 小学校のPTAの方々、友人知人、会社の方々、そして、署名を
 してくれた人々。
 
 また、アメリカのコロンバイン高校で起きた銃乱射事件の遺族の
 方々との交流や、小学校の先生、そして著者をずっと励まして
 くれる大切な2人の友人。
 
 著者は様々な多くの人たちに支えられていることを知ります。
 
 悲惨な事件の陰にあって、なかなかそう言ったことが伝えられ
 ないのですが、支えてくれる人はたくさんいます。
 
 それが分かっただけでも、少しだけ心の支えになるのではないかと
 思われます。
 
 後は、本人がどうやって乗り切るかだと思います。





 この本には、被害児童の親の気持ちが切々と訴えられています。
 
 普通だった幸せの日々を、突如としてなんの関係もない人間に
 めちゃくちゃに壊されてしまったのです。
 
 その心の痛みを知ることは到底できません。
 
 そのような中にあって、いろいろな人に支えられていることにも
 気が付きます。
 
 いつになっても癒されることはない心の痛みと、様々な人の心の
 支えを、今後どのように活かしていくかが、著者が背負った使命
 なのではないかと思います。



ああ、長崎の鐘の音
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:ああ、長崎の鐘の音
 著者:ティラー・シットゥ
 出版:?
 定価:1300円
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 ※ネットでの購入はできません。



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 ※目次はありません。


──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■□□□
 勇気  :■■□□□
 豊かな心:■■■□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は平成15年8月に出版されています。
 
 ISBNコードが付いていないので、おそらく長崎のどこかで
 販売されていた本だと思われます。
 
 著者は、ミャンマーの詩人で、職業は文化省の大臣代理と紹介
 されています。



 外国の方から見た長崎はどのように映ったのでしょうか。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)戦争の虚しさとは?



 人間は頭が良いのか悪いのか...



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)戦争の虚しさとは?

 「戦のあとに残るものは、いつも骸と廃墟だけ。
 
  闘いが終わって、そこから始まるこの世のドラマはどこか虚しい。
  
  なぜなら、戦争とは強者が弱者を滅ぼすだけのことだから。
  
  残虐行為を犯すものが勇士となり、
  
  多くの人を殺した者が英雄となり、
  
  大いなる喝采をうけるという、
  
  それはそのまま神の愛と、摂理に背く、
  
  まことに罪深いことだから」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 人の痛みを知ろう。そして、人の愛を知ろう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「戦争の虚しさ」とは?

▽1945年8月6日、アメリカ軍のB29が広島県広島市に人類初
 の原子爆弾を投下しました。
 
 その3日後、1945年8月9日午前11時2分、今度は長崎県
 長崎市に、アメリカ軍は二つ目の原子爆弾を投下しました。
 
 ウィキペディアによると当時の長崎市の人口24万人(推定)中、
 14万8千人が死傷したとあります。
 
 その後も、放射能が原因による様々な病気(例えば白血病)に
 よって、被爆した人々は気が遠くなるような長い間苦しんできま
 した。
 
 今でも苦しんでいる人、間接的に被害を受けている人等、まだまだ
 たくさんいるみたいです。
 
▽原爆投下を指示した、時のアメリカ合衆国大統領はトルーマン。

 その当時、既に虫の息だった日本軍は反撃する余力もなく、あとは
 戦争をどうやって終わらせるかを考えていて、いろいろアメリカに
 打診していたと聞きます。
 
 しかし、ドイツを見てみれば分かるとおり、旧ソ連とアメリカで
 共同で終了させた戦争は、占領した国を分断しなければなりません。
 
 それを恐れたアメリカは、ソ連が太平洋戦争に参戦する前に決着を
 つけたかったようです。
 
 そのために、虫の息だった日本に原爆を投下することを決定。
 
 表向きの理由は、「これ以上戦争による犠牲者を出さないため」
 だったとか。
 
 大笑いです。
 
 広島と長崎での死者が30万人を超えています。
 
▽それだけのことを日本軍がしてきたと言われています。

 真実はどうなのか知りません。
 
 何故か分かりませんが、現在の日本には、日本をいつまでも悪者に
 したい日本人がいます。
 
 また、それとは逆に日本の正当性を訴える日本人もいます。
 
 私にはどちらが本当のことを言っているのか分かりません。
 
 以前、戦争に関する様々な本を読んだときは、何が正しくて何が
 正しくないのか、全く判断できませんでした。
 
 何が真実で、何が嘘なのかは分かりませんが、「原爆を投下する」
 という行為が「間違っている」ということだけは分かります。
 
 何万人もの命を一瞬にして奪い、その後長い年月、多くの人たちを
 苦しめています。
 
 それが間違っていないはずはありません。
 
 もしかしたら、日本軍は同じようなことを諸外国に対してきたの
 かもしれません。
 
 現在に生きる私たちには、戦争が正しい行為だとは到底思えません
 が、それは現在に生活しているからであり、その時代に生きて
 いれば、おそらく「戦争は国を守るために当たり前の行為だ」と
 思っていたのではないでしょうか。
 
 たとえそうだとしても人の命を奪う行為が正しい行為だとは思え
 ません。
 
 まして、一瞬にして何万人もの人の命を奪うことは人間として
 正しい行為ではないと断言できます。
 
 原爆の投下を指示したトルーマン大統領と、その決定に関係した
 政治家や官僚たちにとって、遠いアメリカの地でその現場を決して
 見るわけではなく、想像したこともないと思います。
 
 ただ数字として「何万人が死ぬと予想される」ということと、
 その後のソ連との関係だけが気になるところだったのではないで
 しょうか。
 
 その陰には、一瞬にして身体が蒸発してしまった人の事や、
 目の前で両親の身体が吹き飛ばされてしまった人の事や、幼い
 我が子が黒こげになってしまい、悲痛のうちに亡くなってしまった
 人の事や、コンクリートに自身の陰だけを遺して消え去ってしまった
 人の事や、被爆したために、他人に知られることを恐れ、親族に
 よってひた隠しにされ、そのまま人知れず亡くなってしまった
 人達のことは、おそらく想像もつかないことと思います。
 
 それは、B29に乗って原爆を投下した人も同じ。
 
 人が苦しんでいる場面は見えません。
 
 人が死んでいく場面は見えません。
 
 悲痛のうちに我が子が死んでいく親の気持ちを思うこともありま
 せん。
 
 ただ原爆を投下することに成功したということだけです。
 
 それは、現代も同じ。
 
 まるでテレビゲームのようになってしまった爆撃シーンには
 そこに命があることは実感できません。
 
 その命に関わる人々の心の痛みは決して実感できません。
 
 現在戦争を続けている国々を指導する者達には、どうやらそういう
 ことを感じる能力に欠けているとしか思えないです。
 
▽そのことを詩にしたのが著者です。

 その詩は長くてとても全てを記載するわけにはいきません。
 
 ただ、その思いは私と同じようです。
 
 その中から戦争の虚しさを感じることができる部分を掲載します。
 
 「戦のあとに残るものは、いつも骸と廃墟だけ。
 
  闘いが終わって、そこから始まるこの世のドラマはどこか虚しい。
  
  なぜなら、戦争とは強者が弱者を滅ぼすだけのことだから。
  
  残虐行為を犯すものが勇士となり、
  
  多くの人を殺した者が英雄となり、
  
  大いなる喝采をうけるという、
  
  それはそのまま神の愛と、摂理に背く、
  
  まことに罪深いことだから」
 
 人類はいつになったら気がつくのでしょうか。





 この本は90頁しかない薄い本で、しかも何処で手に入るのかも
 分かりません。
 
 インターネットで検索しても出てきません。
 
 ただ、そこに書かれている思いは、平和を願う全ての人々が考え
 ていることだと思います。
 
 怒りはさらなる怒りを呼びよせます。
 
 愛はさらなる愛を呼びよせます。
 
 私にはこうして小さな声をあげることしかできません。
 
 「もう戦争は止めよう」



診せてはいけない
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:診せてはいけない
 著者:森功
 出版:幻冬舎
 定価:1400円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4344001222/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1377040%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 医療過誤・事故は必ず減らせる
 第2章 よい医者、悪い医者の見分け方
 第3章 命を預けるならこんな病院がいい
 第4章 かしこい患者になるために



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :■□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■■□




 この本は、2001年10月に出版されています。
 
 著者は、紹介文によると総合病院の院長をしていて、患者の側に
 たった医療をモットーに、執筆、講演、各種活動を続けている
 そうです。



 病院と医師の現状はどうなっているのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)よい医者、悪い医者の見分け方とは?



 知りたいですね。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)よい医者、悪い医者の見分け方とは?

 「はっきり言おう。医療過誤が起きる根本的な原因は、人の生命を
 預かる者としての医者のモラル、技術、知識などのレベルの低さに
 ある」
 
 「そして、レベルの低い医者をどんどん増やし続けていった
 張本人は、ほかでもない『医師会』と『国』である」

 「『薬価の差益で儲けよう』とか、『検査を増やし保険の点数を
 上げて儲けよう』などと、どうしたら自分たちの収入が良くなるか
 だけを考え続けているのである」
 
 「さらに悪いことに、何も勉強しようとしない、どうしようもない
 医者にレベルを合わせて、低レベルの彼らでも、高収入を得られる
 ようなシステムを作りあげてしまったのだ」
 
 「日本の医師会にとっては病人がどうなろうと、知ったことでは
 ない。最低レベルの開業医でも儲けられる仕組みができれば、
 それで十分なのだ」

 実際の医師である著者が、その見分け方を教えてくれてます。

 ・第一印象だけで医者を選ばず、診療内容の説明をきちんとして
  くれるかどうか、診察結果を公開してくれるかどうかを見ること。
  
 ・やたらに抗生物質を使う医者は信用してはいけない。
 
 ・薬の注意書きを無視する医者は信用してはいけない。
  薬に関しても情報公開をしてくれる医師を選ぶこと。
  
 ・自分の砦に閉じこもる医者には注意する。患者のニーズに応え
  てくれる医師を選ぶこと。
 
 ・心臓カテーテル検査に頼る医者には注意する。
  カテーテル検査は身体に負担をかける。
  
 ・救急医療の経験を積んでいる医者を選ぶこと。
 
 ・プロフェッサーの肩書きにだまされないこと。
  日本の「教授」の肩書きは、あまりあてにならない。
 
 ・金儲けに夢中になっている医者に診せてはいけない。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 医者を過信しないようにしよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「よい医者、悪い医者の見分け方」とは?

▽少なくとも私は病院に行くと、看てくれる医師を信頼します。
 
 人の命を握っている医師は「医療の専門家」だと思っているので、
 よもや間違いを起こすはずはないと思ってしまいます。
 
 しかし、実際は信用できない医師がたくさんいるみたいです。
 
▽何年か前、夏に「おたふくかぜ」になった時、熱が40度を超え
 て、かなり辛くて近くの病院に行ったのですが、「明日からお盆
 休みなので次は10日後に来て下さい」と言われたことがあります。
 
 そのときは、3軒目に行った総合病院で「脱水症状が起きてますね」
 と言われ、点滴を打ってもらいやっと少しだけ楽になった記憶が
 あります。
 
 とうぜん、最初にいった2軒の病院には二度と行かないと誓いま
 した。
 
 医師が休みにはいるのは理解できますが、苦しくてきている患者を
 楽にすることもなくお金だけ払わせる病院に腹が立ちました。
 
 その総合病院も、熱が下がらなくてあまりにも辛かったので、
 一週間のうちに何度か通ったのですが、診察してくれた医師の
 一人は、私の話を聞くだけで、どこかを触診するとかそういう
 ことはせず、パソコンの画面を見ながら対処方法と読み上げ、
 「薬を出しておきます」とだけ言った医師がいました。
 
▽なぜこのようなばかげた診察と医師が通用してしまうのでしょうか?

 著者は言います。
 
 「はっきり言おう。医療過誤が起きる根本的な原因は、人の生命を
 預かる者としての医者のモラル、技術、知識などのレベルの低さに
 ある」
 
 「そして、レベルの低い医者をどんどん増やし続けていった
 張本人は、ほかでもない『医師会』と『国』である」
 
 「日本医師会」という団体名は何度か聞いたことがあります。
 
 政治家の票集め団体としか思ってなかったのですが、本来の役割は
 違うみたいです。
 
 ドイツやアメリカ等先進諸国の「医師会」は、つねに医療のクォリ
 ティー・アップを追求する団体なのだそうです。
 
 そして、その団体はしっかりと機能を果たしています。
 
 しかし、日本医師会というところは、明治時代に創設された当初
 から一貫して「利益団体」であり続けているそうです。
 
 著者は言います。
 
 「『薬価の差益で儲けよう』とか、『検査を増やし保険の点数を
 上げて儲けよう』などと、どうしたら自分たちの収入が良くなるか
 だけを考え続けているのである」
 
 「さらに悪いことに、何も勉強しようとしない、どうしようもない
 医者にレベルを合わせて、低レベルの彼らでも、高収入を得られる
 ようなシステムを作りあげてしまったのだ」
 
 「日本の医師会にとっては病人がどうなろうと、知ったことでは
 ない。最低レベルの開業医でも儲けられる仕組みができれば、
 それで十分なのだ」
 
 例えば、腕のいい医者に看てもらうと検査や診察等が少ない回数で
 済みますが、レベルの低い医者に診てもらうと、検査や診察が何度も
 行われたりして、結局レベルの低い医者の方が多くの利益を得る
 ことになります。
 
 これはサラリーマンでも同じで、仕事が速く正確にできる人は、
 残業もせずに定時で帰ることができます。
 
 しかし、仕事が遅くミスが多い人は、残業して終わらせることに
 なります。
 
 それでも、残業申請をすれば残業代が入ります。
 
 現在はチェックが厳しくなってきて、生活残業はできなくなって
 きましたが...
 
 医療の世界でも同じみたいです。
 
 医師免許の更新もないし、「〜専門医」の看板も、自分で勝手に
 掲げることができます。
 
 開業する前は「外科医」だったのに、開業すると同時に「内科医」と
 標榜することも可能なのです。
 
 また、医療ミスを起こしてその地域では医者ができなくなった
 としても、他県へ行くと横のつながりがないために、平気で医師を
 続けられたりするそうです。
 
▽では、どうやってよい医者と悪い医者を見分ければ良いのでしょ
 うか?
 
 おそらく素人の私たちでは見分けることができないと思います。
 
 実際の医師である著者が、その見分け方を教えてくれてます。
 
 箇条書きに紹介します。
 
 ・第一印象だけで医者を選ばず、診療内容の説明をきちんとして
  くれるかどうか、診察結果を公開してくれるかどうかを見ること。
  
 ・やたらに抗生物質を使う医者は信用してはいけない。
 
 ・薬の注意書きを無視する医者は信用してはいけない。
  薬に関しても情報公開をしてくれる医師を選ぶこと。
  
 ・自分の砦に閉じこもる医者には注意する。患者のニーズに応え
  てくれる医師を選ぶこと。
 
 ・心臓カテーテル検査に頼る医者には注意する。
  カテーテル検査は身体に負担をかける。
  
 ・救急医療の経験を積んでいる医者を選ぶこと。
 
 ・プロフェッサーの肩書きにだまされないこと。
  日本の「教授」の肩書きは、あまりあてにならない。
 
 ・金儲けに夢中になっている医者に診せてはいけない。
 
 
 なかなか難しそうです。
 
 病気にならない方が無難かもしれません。





 この本では、日本の医療システムの負の部分を、実際の医師で
 ある著者が暴露しています。
 
 世界一の長寿国の要因の一つに、日本の医療があげられることも
 ありますが、実際の現場はいろいろと問題があるみたいです。
 
 アメリカの医療に比べると、かなり遅れているみたいです。
 
 医師本位の医療ではなく、主役はあくまでも患者であることが
 大切だと思います。



孤独力―人間を成熟させる「ひとりの時間」(ソリテュード・タイム) (こころライブラリー)
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
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 題名:孤独力
 副題:人間を成熟させる「ひとりの時間」
 著者:津田和寿澄
 出版:講談社
 定価:1500円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4062594544/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1592332%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 私が「孤独」に救われたとき
 第2章 積極的孤独の意味―ロンリネスからソリテュードへ
 第3章 ソリテュードが人をつくる
 第4章 「群れ」から「個」の時代へ
 第5章 ソリテュードを極めた人たちに学ぶ
 第6章 孤独の効用―ソリテュード・パワーとは
 第7章 ソリテュード・タイムの楽しみ方



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■□□□
 勇気  :■□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■□□□



 この本は、2003年9月に出版されています。
 
 著者は、経営コンサルティング会社を経営している方です。



 なぜ、人間には孤独力が必要なのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)孤独力とは?



 孤独は寂しいものですが...



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)孤独力とは?

 「『孤独』のひとつの意味は、みなさんがよくイメージするもの
 です。それは社会との関係性を断ち切られ、つらく、暗く寂しい
 『消極的な孤独』のことです。これを『ロンリネス』と名付けます」
 
 「一方『消極的な孤独』を『ソリテュード』と名付け、この2種類
 をみなさんとの共通言語にしたいと思います」

 「いきることに光と自信を与え、しばしば新しい道筋を生み出す
 インキュベーター(揺籃器:ゆりかごのことです)の働きをし、
 解放をもたらすものです」
 
 「『孤独(ソリテュード)』の中にこそ、自分の魂が発行する
 時間が流れ、じっと耳を傾けると内なる静寂の声が聞こえてくる
 のです」
 
 「現実の生活に現れる事象だけではなく、心のどこか深いところで
 それを生み出している精妙な落ち着きに気が付いたように思える
 体験は、いつも輝かしく幸福感に満たされる瞬間となります」

 効用1:ソリテュードは勇気・決断を与える
 
 効用2:ソリテュードは自己バランスを取り戻す
 
 効用3:ソリテュードは考える力を高める
 
 効用4:ソリテュードは心身を総合する癒しへの道
 
 効用5:ソリテュードはストレス・フリーの人間関係を生む
 
 効用6:ソリテュードこそ21世紀の美人道



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 孤独を楽しもう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「孤独力」とはどのようなものなのでしょうか?

▽人にはそれぞれ特質というのがあります。

 一人でいることが何ともない人と、一人でいることに耐えられ
 ない人もいます。
 
 私はどちらかというと、一日の内で一人でいる時間がないと、
 耐えられない人間で、トイレの個室の中にいるとなぜか落ち着き
 ます。
 
 家でも、毎日4時に起きて、約2時間くらいの間は一人の時間を
 作っています。
 
 独身時代も一人でいることに何の不安も、何の恐れも持つことも
 なく、一人でできることをしてましたし、それを楽しむことも
 できました。
 
 さすがに現在は、結婚して10年になるので「ずっと一人でいろ」
 といわれたらしばらくは寂しい状態が続くかもしれません。
 
 でも、おそらく一人になっても普通に生きていくことはできるの
 ではないかと思ってます。
 
▽孤独に耐えられるかどうかは、個人の資質にもよると思われます。

 著者は幼稚園の頃から「みんなで一緒に元気よく」という教育
 方針に違和感を感じていたそうです。
 
 実は私も、幼稚園の頃の記憶はそんなに残ってないのですが、
 集団でやる「お遊戯会」等の行事が嫌いでした。
 
 今でも覚えているのは、お遊戯会で白いタイツをはかされて何か
 セリフを言うのが、とても恥ずかしくて嫌でした。
 
 そう考えると、かなり小さい頃から一人でいることの方が好き
 だったのではないかと思います。
 
▽著者は、「孤独」を二つに分けて考えています。

 著者は言います。
 
 「『孤独』のひとつの意味は、みなさんがよくイメージするもの
 です。それは社会との関係性を断ち切られ、つらく、暗く寂しい
 『消極的な孤独』のことです。これを『ロンリネス』と名付けます」
 
 「一方『積極的な孤独』を『ソリテュード』と名付け、この2種類
 をみなさんとの共通言語にしたいと思います」
 
 この本では「ソリテュード」の大切さを解説しています。
 
 「ソリテュード」とは、どのような状態なのでしょうか。
 
 著者は言います。
 
 「生きることに光と自信を与え、しばしば新しい道筋を生み出す
 インキュベーター(揺籃器:ゆりかごのことです)の働きをし、
 解放をもたらすものです」
 
 「『孤独(ソリテュード)』の中にこそ、自分の魂が発行する
 時間が流れ、じっと耳を傾けると内なる静寂の声が聞こえてくる
 のです」
 
 「現実の生活に現れる事象だけではなく、心のどこか深いところで
 それを生み出している精妙な落ち着きに気が付いたように思える
 体験は、いつも輝かしく幸福感に満たされる瞬間となります」
 
 何となく分かるような気がします。
 
 現代は、携帯電話やパソコンが発達しているので、常にだれかと
 つながっている(と本人は思っている)状態にあります。
 
 携帯がないと、「不安になる」「何も出来ない」という人も私の
 まわりにけっこういます。
 
 「ソリテュード」とは、「ロンリネス」という寂しく孤独の状態
 から、自分一人でも生きていけるという状態を確立することです。
 
 したがって、「ソリテュード」を体験した人とは、例え携帯が
 なくても、電話がなくても、パソコンがなくても決して「ロンリネス」
 の状態になることはなく、一人なら一人でその状態を楽しめる
 人のことだと思います。
 
▽「ソリテュード」の状態になると、何かいいことがあるのでしょうか?

 著者は「ソリテュードは『創造の源』である」と言い、その効用を
 5つあげています。
 
 効用1:ソリテュードは勇気・決断を与える
 
 効用2:ソリテュードは自己バランスを取り戻す
 
 効用3:ソリテュードは考える力を高める
 
 効用4:ソリテュードは心身を総合する癒しへの道
 
 効用5:ソリテュードはストレス・フリーの人間関係を生む
 
 効用6:ソリテュードこそ21世紀の美人道
 
 「ソリテュード」にはいろいろと良いことがあるみたいです。





 この本には、「孤独」という状態の中でも、「ソリテュード」
 という、「ポジティブな孤独」のことを解説し、その状態になる
 ことを推奨しています。
 
 私も「孤独」の状態を楽しめるようになって初めて、普通に人間
 関係を保つことができるようになるのではないかと思います。
 
 人に依存することなく、嫌なことは嫌と主張できる状態が、人間
 関係を上手く運ぶためには必要だと思います。
 
 ただ、人それぞれ持って生まれた資質というのがあるので、一概に、
 「みなソリテュードが必要だ」と言わなくてもいいのではないかと
 思います。
 
 孤独を楽しめるかどうかは人によって違います。