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| チャンス―成功者がくれた運命の鍵 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:CHANCE 副題:成功者がくれた運命の鍵 著者:犬飼ターボ 出版:飛鳥新社 定価:1429円+税 購入:ブックオフで750円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://amazon.co.jp/o/ASIN/4870316749/oyajimushicom-22/ref=nosim/ 楽天ブックス http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f3599955%2f ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 1 出会い 2 奪い合う競争の世界 3 2つの課題 4 人生は自分の考えた通りになる 5 人生の目的を見つける 6 訪れたチャンス 7 人生のすべては順調に進んでいる 8 許しの学び 9 成功の上昇気流に乗る 10 富と名声に満たされた日々 11 成功者からの贈り物 ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■□□□ 勇気 :■■■□□ 豊かな心:■■□□□ おすすめ:■■■□□ この本は2005年7月に出版されています。 著者は、ビジネスの成功と心の幸せを同時に手に入れる、ハッピー &サクセスを人々に伝える成功小説作家、と紹介されています。 著書も何冊かあります。 どのような物語なのでしょうか。 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)成功って何だろう? 未だに分かりません。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)成功って何だろう? ※「もっと知りたい方のために」を参照ください。 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【 自分なりの成功をもう一度考えてみよう 】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●「成功」って何でしょう? ▽この本は1年くらい前に購入した本です。 2年前くらい前から自分の心の変遷を追いかけてみると、ご多分に もれず成功法則本を山のように読みあさり、ビジネスノウハウ本を これもたくさん読み、自分の「成功」した姿を頭の中で描いていま した。 しかし、いつも頭の中で描いている自分が成功した姿というのは、 大きな屋敷に住み、広大な庭にミニ鉄道を引いて、ゴーカートの コースを作って...と何だかおとぎ話の中の自分のように思え たのです。 物質的な結果だけは簡単に思い描けました。 でも、そこに至るまでの道すじがどうしても描けないのです。 「自分のビジネスを持って...」と最初のこの時点でいつも 暗礁に乗り上げます。 「自分のビジネスって何だろう?」 私の場合、そこからでした。 独立しようと考えたときに、じゃあ「自分は何がしたいのか?」 ということを紙に書き出してみても、どうもピンとこないのです。 ▽この本の中でも、主人公の泉卓也がメンターの弓池(ゆみいけ) と出会い、独立をする時に選択した業種は「整体院」でした。 弓池が「整体院」を開業するチャンスを卓也に与えてくれたの です。 ストーリーでは、卓也はすんなりそのチャンスをつかみ、いろいろ と問題が発生しつつも、それを乗り越え、トントン拍子で収入が 増えていきます。 そこで、第一の疑問。 卓也は元もと個人で中古車のブローカーをしていました。 車が好きだからやっていたのです。 生活もままならない日々を送っているところで、弓池と出合って 整体院開業のチャンスを手に入れます。 卓也は迷います。車は好きだけど整体院には全く興味がない。 好きか嫌いかと聞かれると、好きでもないが嫌いでもない。 嫌いじゃないから整体院を選ぼう、という選択をします。 そこが、私には分からない。 今、メンターと呼ばれる誰かと出会って、「整体院」を開業する チャンスを与えられたとします。 ノウハウは揃っているし、資金は出してもらえる。 収入が入るまでの生活費さえまかなえればいい、という状況に 「整体院」の開業チャンスが、「あなたに」と目の前にあります。 そのチャンスを私が受け取るかというと、受け取らないです。 なぜなら、それは私がやりたいことと違うから。 その部分は、メンターの弓池は次のように説明しています。 「好きかもしれないし、好きじゃないかもしれないよね。つまり、 ビジネスの成功とその商品やサービスに興味があるかどうかは あまり関係がないんじゃないかな」 「最低『嫌い』でなければいいと思うよ。嫌いなものを扱うのは 苦痛だからね。むしろ、商品やサービスにこだわりがある人は、 こだわりすぎて商品やサービスしか見えなくなってしまう」 「そうすると経営はうまくいかない。商品が好きだということと それを売ることは本当は全く別物だからね」 確かに一理あるかもしれません。 でも、ここで私の考える「幸せ」が邪魔をします。 幸せな状態の一つは、自分が好きなことに没頭していることです。 それをひとまず置いといて、ビジネスで成功してお金を稼いで... ということが、どうしても私には描けません。 著者が考えている「幸せ」と、私が考えている「幸せ」はおそらく 違います。 著者が考えている幸せは、好きか嫌いかは別として、ビジネスで 成功して、毎月安定した収入を得て、好きな物を買って、最終的に 不労所得を得て、家族ともども安心して暮らす、ということです。 つまり、成功した結果に幸せを見ているのです。 だから、その手段にはこだわりません。 一方、私が考えている「幸せ」は、「今、現在が幸せであること」 つまり、過去でも、未来でもない、どのような状況にいても、この 一瞬が幸せと思えなければ、過去も未来も幸せとは思えないのでは ないか、ということです。 そこには、ビジネスの成功も、お金も、家も、高い車も、極端な 話をすると、家族さえも必要がなくて、己自信が「今、現在が幸せ」 と思えれば、全てが幸せだと思えるのです。 その幸せをベースにして、家族がいて、住む家があって、ご飯が 食べられれば、言うことありません。 ▽幸せの定義は人それぞれで、その考えを人に押しつけるのは間違 いです。 だから、著者の考え方にも批判はしないしけれど、共感はできま せん。 「ビジネスの成功」を考えると、とうぜん成功する人はほんの 一握りの人だけです。 それ以外の人はビジネスで成功することはありません。 「ビジネスの成功」に幸せを求めている人で成功できない人は、 永遠に幸せを得られないことになってしまいます。 それは、悲しいですね。 私はビジネスの成功を否定しているわけではなくて、幸せをどこに 感じるかを考えているだけです。 自分の幸せを現在に感じられないと、何をしても幸せには思えず、 どこかに不安を抱えながら生きていくことになります。 それは、きっとお金の多い少ないにかかわらず、同じだと思います。 (お金持ちになったことないので分かりませんが...) すいません。またもや全然書評になってませんね。 ただ、ストーリー的には、何となく分かってもらえたと思います。 ある青年の成功物語です。 メンターと出会い、ビジネスのチャンスを掴み、着々とビジネスで 成功していく様が描かれています。 最終的に、いろいろな物を買い、スポーツカーも買って、安定した 生活を送れるようになります。 世の中の人たちは、ここを目指しているのでしょうね。 ひねくれた私は、このような成功話を聞くとゲップが出ます。 成功法則本の読み過ぎでしょうか(笑) |
| なぜ、働くのか―生死を見据えた「仕事の思想」 (PHP文庫 た 51-3) |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:なぜ働くのか 副題:生死を見据えた『仕事の思想』 著者:田坂広志 出版:PHP研究所 定価:1100円+税(文庫版が出ています) 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://amazon.co.jp/o/ASIN/4569622585/oyajimushicom-22/ref=nosim/ 楽天ブックス http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1455044%2f ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── なぜ仕事に「思想」が求められるのか/現実の荒波 いかに「思想」を身につけるべきか/三つの原点 「生死」という深みにおいて観る/死生観 「想想力」の極みで死と対峙する/極限 「砂時計」の砂の音に耳を傾ける/一瞬 「世界」という広さにおいて観る/世界観 「歴史」という流れにおいて観る/歴史観 「世界」と「歴史」の中で、どう生きるか/覚悟 現実に流されないための「錨」/思想 真の「知性」とは何か/生涯の問い ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■□□ 勇気 :■■■■■ 豊かな心:■■■□□ おすすめ:■■■■■ この本は、2002年6月に出版されています。 著者は多摩大学の大学院教授をされています。 教授の他にも、シンクタンク・ソフィアバンクを設立し、いろいろな 企業の社外取締役や顧問を務めています。 以前、講演を聴いてファンになりました。 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)なぜ仕事に思想が求められるのか? 仕事には思想がないとならないそうです。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)なぜ仕事に思想が求められるのか? 「現実に流されないための錨。それが、『思想』というものの 意味です」 「現実のビジネスに取り組んでいるかぎり、我々には、日々、 激しい荒波が押し寄せてきます。そして、油断すれば、その荒波 のごとき現実に、かならず流される」 「しかも、そこには逆説がある。現実に流されるのは、面白くない 仕事が押しつけられるからではない。むしろ、面白い仕事に夢中 になっているときほど、現実に流されてしまう」 「日々の仕事が面白い、面白いからやりがいもある。だから、 朝から晩まで走り続ける。しかし、いつのまにか、日々の仕事に 目を奪われ、視野狭窄に陥ってしまう。狭い世界しか見えなく なってしまう」 「休みも取らずにこんなに働いて、どうしてしまったんだろう。 いったい自分は何がしたくてこんなに働いているんだろう」 「日々の仕事で走り続けているときには、忘れていることが、 ふとした瞬間に、こころの中に浮かんでくる。そのとき、我々は、 迷う。そして、惑う」 「何かを見失ってしまっているような気持ちになる。まるで深い 霧の中をさまよっているような気分になる。そんなときがあります」 「だからこそ、我々は身につけなければならないのです。現実に 流されないための錨」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【 自分の思想を点検してみよう 】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●「なぜ仕事に思想が求められる」のでしょうか? ▽私たちはなぜ働くのでしょうか? 世の中には働かなくても生きていける人もいますが、ほとんどの 人は仕事をしています。 「生活のため」 「食べていくため」 「家族のため」 「ただなんとなく、世間が働いているから」 「ぶらぶらしててもつまらないから」 「自分の趣味にお金をかけたいから」 「仕事が好きだから」 「仕事が生きがいだから」 … 人それぞれ仕事に対する感情は違うと思います。 しかし、毎日ただ漠然と働いているだけだと、一日の3分の1を 漠然と過ごしていることになってしまいます。 それはあまりにももったいないです。 せっかく大切な時間を使って仕事をするなら、自分を高めるために 働きたいです。 ▽著者は、仕事には「思想」が必要だと言います。 「思想」は持ってなくても仕事はこなすことはできます。 ただ淡々とかたづけていくだけでも時間は過ぎていき、結果的に その分の報酬はもらうことができるかもしれません。 では、著者はなぜ「思想」が必要だと言っているのでしょうか? 「現実に流されないための錨。それが、『思想』というものの 意味です」 「現実に流される」とはどういうことなのでしょうか? 「現実のビジネスに取り組んでいるかぎり、我々には、日々、 激しい荒波が押し寄せてきます。そして、油断すれば、その荒波 のごとき現実に、かならず流される」 「しかも、そこには逆説がある。現実に流されるのは、面白くない 仕事が押しつけられるからではない。むしろ、面白い仕事に夢中 になっているときほど、現実に流されてしまう」 「現実に流される」と聞くと、ただ流されるまま、つまり何も 考えないで仕事をしていることを思い出してしまいます。 時の流れるまま、現実に流されているだけの自分がいます。 その状態から脱するには、意識の力が必要です。 しかし、著者が言っている「現実に流される」とは、意味が違う みたいです。 著者は仕事に夢中になっているときほど、現実に流されている 可能性があると言います。 どういうことでしょうか? 「日々の仕事が面白い、面白いからやりがいもある。だから、 朝から晩まで走り続ける。しかし、いつのまにか、日々の仕事に 目を奪われ、視野狭窄に陥ってしまう。狭い世界しか見えなく なってしまう」 自分のことを思い出してみると、社会人になってからの何年間が そうでした。 そうしたとき、ふとした瞬間に不安になります。 「休みも取らずにこんなに働いて、どうしてしまったんだろう。 いったい自分は何がしたくてこんなに働いているんだろう」 そう考え始めると、とてつもない不安に襲われることになります。 不安に襲われながらも、結婚して、子どもができる年齢になると、 働くことに生きがいを感じ始めます。 「家族の生活のために働かなくては...」 こういう間違った考えを持ってしまいます。 この考えを持ってしまった人たちが、会社から追い出され、仕事が なくなると、まるで自分が全否定された気分になってしまうのです。 だから、著者が主張するように仕事には「思想」が必要なんだと 思います。 著者は言います。 「日々の仕事で走り続けているときには、忘れていることが、 ふとした瞬間に、こころの中に浮かんでくる。そのとき、我々は、 迷う。そして、惑う」 「何かを見失ってしまっているような気持ちになる。まるで深い 霧の中をさまよっているような気分になる。そんなときがあります」 「だからこそ、我々は身につけなければならないのです。現実に 流されないための錨」 大人になってからの私たちの人生は、仕事に多くの時間を割いて いますが、人生の基本は「仕事以外」のところにあります。 そういう「思想」がしっかりしてないと、仕事の忙しさに流される まま日々を過ごし、仕事だけの人生になってしまうのです。 がむしゃらに働く時期も必要かもしれませんが、仕事だけが人生 ではありません。 著者が言うように、仕事に「思想」は必要だと思います。 しかし、その思想は「仕事以外」のことをベースに考えるべきだと 思います。 この本には、「なぜ働くのか」をテーマに、いろいろな方面から いろいろな見方をしています。 著者が「仕事の思想」を身につけるには「死生観」「世界観」 「歴史観」の3つの原点が必要だと書いています。 漠然と仕事をしている人にとっては「?」な本ですが、「仕事とは どうあるべきか?」と、いつも自分に問いかけている人にとっては 「!」な本です。 「人生は目に見えない砂時計」です。 おすすめの1冊です。 |
| 江原啓之のスピリチュアル人生相談室 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:江原啓之のスピリチュアル人生相談室 著者:江原啓之 出版:中央公論新社 定価:1200円+税 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://amazon.co.jp/o/ASIN/4120034496/oyajimushicom-22/ref=nosim/ 楽天ブックス http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1601104%2f ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 第1部 私の生い立ち 第2部 叡智こそ幸せへの道 スピリチュアル人生相談室 ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■■□ 勇気 :■■■□□ 豊かな心:■■■□□ おすすめ:■■■■□ この本は、2003年9月に出版されています。 著者はスピリチュアルカウンセラーをされています。 私は見てませんが、テレビではおなじみのようです。 スピリチュアルな観点から人生相談するとどうなるのでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)親子の関係とは? どちらも魂の修行になります。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)親子の関係とは? 「驚くほど多くの人が『どうして自分はこんな親のもとに生まれ てきたんだろう』という思いを抱えて生きています。親への反発 から、親とは正反対の生き方を選ぶ人も少なくありません。その 一方で私たちには、あたたかい親子愛を求める気持ちも大きいの です」 「思うに、親は子、子は親に、求める理想が高いからこそ、苦しむ のではないでしょうか。相手に求めるものが大きいのは、裏を 返せば依存心であるともいえます」 「一方が相手に依存するから、相手も何かを押しつけてくる。 それでお互いに不満になるという、終わりのない悪循環に陥って いるのがこの世の多くの親子なのです」 「私はよく、親子の問題に悩む相談者に、心が軽くなる二つの スピリチュアルな真理をお話しています。一つは『子どもの方が 親を選んで生まれる』ということです。もう一つは、『親も子も 魂は対等』ということです」 「学校にはいろいろな個性の生徒がいるものです。同じ学校に いても、性格や感じていることはバラバラです。家族も同じで、 たましいは全く別々です」 「親と子は『たましいの学校』の先輩、後輩に過ぎません。入学 した(この世に生まれた)時期が違うだけで、一人の人間として はどちらが上でも下でもない、まったく対等な存在なのです」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【 いろいろなことについて、視点を少し変えてみよう 】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●「親子の関係」はどう考えればいいのでしょうか? ▽私は精神世界、いわゆる「スピリチュアル」と言われている世界 には何の抵抗もありません。 ただ実生活では、家庭以外、例えば職場でスピリチュアル的な ことを口にすることはほとんどありません。 世の中には、そのようなことに抵抗を示す人がたくさんいるし、 まわりの人と話をしていても、スピリチュアルな観点からの話が 出てくることがほとんどないので、あえて口に出すこともないと 思ってます。 したがって、家族や自分に対してだけ、スピリチュアルなものの 見方をして、人生に役立てようと考えています。 特に自分の生き方に関することは、スピリチュアルな観点から 見ることが多くなってきました。 良い考え方・ものの見方は利用するに限ります。 ▽今回紹介するこの本は、いろいろな人から送られてきた人生相談 の手紙から、著者がその問題点を指摘しカウンセリングを行った ものです。 ちなみに著者は、現在では個人に対するカウンセリングは行って いないようです。 ▽人が生きていく上で悩むのは、ほとんどが人間関係と病気みたい です。 その人間関係の中でも一番悩むのは、家族との関わりです。 一番身近なので、一番遠慮が無くて、一番衝突が多いのでしょうね。 家族との関わりの中でも親と子の関係は、すれ違う人が多いよう です。 私は自分の親との関係は、何のわだかまりもない、ごく普通の 関係です。 離れて暮らしている分、「大切にしなきゃ」と思うことができるし、 私と同じように3人の子どもを普通の人間になるように育ててく れた自分の親を尊敬しています。 しかし、そう思える親を持てるのは実はめずらしいことなのかも しれません。 著者は言います。 「驚くほど多くの人が『どうして自分はこんな親のもとに生まれ てきたんだろう』という思いを抱えて生きています。親への反発 から、親とは正反対の生き方を選ぶ人も少なくありません。その 一方で私たちには、あたたかい親子愛を求める気持ちも大きいの です」 著者の元へ寄せられる人生相談の中でも、親子のすれ違いに関する 相談が多かったのだと思います。 斎藤一人さんも「自分の親が『普通だ』と思えるなら、宝くじに 当たったくらいの確率だと思いな」と言ってました。 それほど、親と子の関係はすれ違いが多いようです。 ▽一番身近にいて、一番理解しあえるように見える親子なのに、 なぜこうも多くの人が悩むのでしょうか。 著者は言います。 「思うに、親は子、子は親に、求める理想が高いからこそ、苦しむ のではないでしょうか。相手に求めるものが大きいのは、裏を 返せば依存心であるともいえます」 「一方が相手に依存するから、相手も何かを押しつけてくる。 それでお互いに不満になるという、終わりのない悪循環に陥って いるのがこの世の多くの親子なのです」 確かに、自分のことを思い出してみても、父親は自分が行けな かった分、私に大学に行って勉強してもらいたかったみたいですが、 それを押しつけることはしませんでした。 親からあまり求められることがなかったので、私は私なりに気楽に 過ごしてこれたのだと思います。 親からの押しつけがなかった分、私からの押しつけもありません でした。 私は、いい親に恵まれてます。 ▽親子の関係を書いた本を読んでいると、どうしてこうもお互いを 縛り付けるのか理解できない部分が多々あります。 自分の子どもを虐待する親や、子どもの人生に介入してくる親。 そして、いつまでも親に依存している子どもや、その逆のパターン。 また、縛り付けが全くなく、無視されて育ってきた親と、その 子ども。 なぜ、良いあんばいの親子関係になることができないのでしょうか? 著者は、次のように言います。 「私はよく、親子の問題に悩む相談者に、心が軽くなる二つの スピリチュアルな真理をお話しています。一つは『子どもの方が 親を選んで生まれる』ということです。もう一つは、『親も子も 魂は対等』ということです」 「子どもの方が親を選んで生まれる」というのを初めて知った のは、飯田史彦さんの「生きがいの創造」でした。 このことと「人生の自己計画」という二つのことを知って、自分の 人生観が変わってしまったのです。 「自分は何かを学ぶために生まれてきたのだ」ということに確信が 持てました。 この考え方だけでも、親と子の関係というのは一変するのでは ないでしょうか? 親と子はお互いが成長するために存在しているのです。 ▽著者はまた、この世の家族を「たましいの学校」に例えています。 「学校にはいろいろな個性の生徒がいるものです。同じ学校に いても、性格や感じていることはバラバラです。家族も同じで、 たましいは全く別々です」 「親と子は『たましいの学校』の先輩、後輩に過ぎません。入学 した(この世に生まれた)時期が違うだけで、一人の人間として はどちらが上でも下でもない、まったく対等な存在なのです」 このように考えることができると、親と子お互いの見方が変わる のではないでしょうか? 親と子だと思うから、お互いにわがままを言うことになりますが、 お互いが対等なたましいだと考えると、そうそう我を通すことは できなくなります。 お互いがお互いの言い分を聞かなくてはその関係は保てません。 親と子の関係は、見方を少し変えてみるだけで、かなりのことが 解決しそうです。 この本には、親子関係の他に、嫁姑関係、夫婦関係、兄弟姉妹、 病気、お金等、人生の様々な悩みについて、著者がスピリチュアル な観点からカウンセリングをしています。 読者は直接カウンセリングを受けることはできませんが、読んで みてその見方を習うだけでも、解決する悩みがあると思われます。 ポイントは見方を少しだけ変えるだけです。 |
| つかむ勇気 手放す勇気 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:つかむ勇気手放す勇気 著者:樋口 強 出版:春陽堂 定価:1500円+税 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://amazon.co.jp/o/ASIN/4394902452/oyajimushicom-22/ref=nosim/ 楽天ブックス http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f4136714%2f ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 普通のことが普通にできる 生きてるだけで金メダル つかむ勇気 手放す勇気 ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■□□□ 勇気 :■□□□□ 豊かな心:■□□□□ おすすめ:■■□□□ この本は、平成18年9月に出版されています。 著者は、元は普通の企業で働いていましたが、43歳の時に極めて 生存率が低い「肺小細胞がん」が発見され、手術と抗ガン剤治療で 乗り越えた方です。 現在では執筆活動の他に、全国各地で落語講演会を開催している そうです。 著書がもう一冊あります。 がんに冒された人が得たものとはどのようなものだったのでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)病気になって分かったこととは? その家族も大変です。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)病気になって分かったこととは? 「道を歩ける、電車に乗ることができる、喫茶店に入ってお茶が 飲める−道を歩いて人とすれ違っても誰も私を振り向きません。 電車に乗っても誰も『どうぞ』と私に席を譲ろうとはしません。 セルフサービスの喫茶店でも『お席までお持ちします』と言われ ません」 「私が普通の人間である証拠です。今でも全身のシビレは変わり ませんが、この普通のことが普通にできるうれしさは格別なのです。 これが最高の喜びなのです」 「『今いちばんしたいことは何ですか、いちばんうれしいことは 何ですか』と聞かれたら、迷わず答えます。『普通のことが普通に できること』」 「がんを治すことばかり考えるより、毎日の楽しいことを見つけ 出すほうに生きる喜びを感じ始めると、自然に笑顔が戻ってきます。 二つ目のいのちがが輝いてきます」 「ですが、家族はああしてやろう、こうもしてやろうと際限が ありません。この思いはいつまでも続きます」 「がんとつき合うとき、本人より家族の方がつらい。最近つく づくそう思います」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【 生きていることに感謝しよう 】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●「病気になって分かったこと」とはどのようなことなのでしょうか? ▽著者は43歳の時に、極めて生存率が低いと言われている「肺小 細胞がん」という病気に冒されていることが発見されます。 手術をする前に抗ガン剤による治療を行い、病巣を小さくしてから 切除する方法をとりました。 抗ガン剤による治療というのは、大変なものらしいです。 意識がほとんど無くなるし、髪の毛は抜け落ちるし、唾液が出に くくなるし、肝臓の機能が半分ほど失われてしまうそうです。 ガンの治療と引き替えに、いろいろな体の機能を提供しなくては ならなくなってしまったのです。 中でも、著者にとって一番大きい後遺症は、全身のシビレでした。 想い、軽い、熱い、冷たいなどの感覚が失われてしまい、箸や 茶碗や鉛筆すら持てないし、歩くことすらままならないそうです。 ご飯を食べることすら満足にできません。 がん患者にとって、そのまま死ぬのか、それとも、いろいろな 体の機能と引き替えにそれでも生き延びるのかの選択を迫られます。 しかも、その場は生き延びることができたとしても、いつ「がん」 が再発するかもわからない状況に置かれてしまうのです。 これは、精神的にかなりまいってしまいそうです。 ▽がんの治療によって、日常生活もままならないような、いろいろな 障害を背負うことになってしまった著者ですが、ここの家は奥さん がすごい。 お箸と茶碗が持てず、まともにご飯を食べることすらできない 著者に対し、リハビリを兼ねて様々な仕事を命令します。 「食べた後の茶碗を洗いなさい」 「洗濯物をたたみなさい」 これは、後遺症に苦しむ著者にとってはなかなか辛いことだと 思います。 しかし、妻による猛特訓のお陰で、1年後にはお箸でご飯を食べる ことができるようになったし、字も書けるようになったし、一人で 歩けるようにもなったのです。 ただ、自分の妻がリハビリを指示すると、容赦が無いそうです。 リハビリ専門の医師は優しいですが、一番身近な妻は一番厳しい 存在になります。 小学生の子どもを持つご家庭の方は分かるかと思いますが、自分で 子どもの勉強を見てあげると、なかなか上手くいかないです。 そこには、厳しさはあっても優しさがあまり無いから。 「なんでこんなことも分かんないの!」という言葉が出てきたり します。 このことを考えると、教師というのは大変な職業だと思います。 これと同じで、自分の妻がリハビリの指示をする人になると、 なかなか厳しいみたいです。 しかし、そのお陰もあって著者は普通に生活できるようになりま した。 著者は言います。 「道を歩ける、電車に乗ることができる、喫茶店に入ってお茶が 飲める−道を歩いて人とすれ違っても誰も私を振り向きません。 電車に乗っても誰も『どうぞ』と私に席を譲ろうとはしません。 セルフサービスの喫茶店でも『お席までお持ちします』と言われ ません」 「私が普通の人間である証拠です。今でも全身のシビレは変わり ませんが、この普通のことが普通にできるうれしさは格別なのです。 これが最高の喜びなのです」 「『今いちばんしたいことは何ですか、いちばんうれしいことは 何ですか』と聞かれたら、迷わず答えます。『普通のことが普通に できること』」 がんになって、時限爆弾は抱えていますが、いろいろなものと 引き替えにとりあえず命は助かりました。 治療による後遺症に苦しむ著者にとって一番の幸せは、 「普通のことが普通にできること」 なのです。 健常者の私たちは、現在の状況に感謝が足りないと思います。 ▽著者は、自分のがんを知ってから、悩んで、苦しんで、つらい 思いをします。 「このまま死んでしまうかもしれない」 そう考えると、夜もおちおち寝てられなくなります。 しかし、ある程度時間が経つと、気持ちが決まるそうです。 著者は言います。 「がんを治すことばかり考えるより、毎日の楽しいことを見つけ 出すほうに生きる喜びを感じ始めると、自然に笑顔が戻ってきます。 二つ目のいのちがが輝いてきます」 「ですが、家族はああしてやろう、こうもしてやろうと際限が ありません。この思いはいつまでも続きます」 「がんとつき合うとき、本人より家族の方がつらい。最近つく づくそう思います」 がんになった本人がつらいのは分かります。 実際に体もつらいだろうし、精神的にもまいってしまうことと思い ます。 でも、それ以上に家族もつらいのです。 それが分かると、家族への感謝が湧いてくるのだと思います。 でも、病気になって初めて感謝するよりも、普段の生活から感謝 することを考えないとならないですね。 特に、健常者の私たちは家族に対する感謝も足りないのだと思い ます。 この本は、とりあえずがんを克服し、毎日を充実して過ごして いる著者のエッセイです。 普通に生活している私たちには、決して気づくことができない ことにたくさん気づかれています。 でも、著者が気づいたことは、本来は病気にならなくても気づか なくてはならないことばかりのようです。 一番足りないのはいろいろなこと・ものに対する「感謝」みたい です。 そして、それは私も同じことです。 |
| さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる(2回目) |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる 著者:エックハルト・トール 出版:徳間書店 定価:1800円+税 購入:ブックオフで1000円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://amazon.co.jp/o/ASIN/4198615322/oyajimushicom-22/ref=nosim/ 楽天ブックス http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1456510%2f ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 第1章 思考は「ほんとうの自分」ではありません 第2章 「いまに在る」と、人生の苦しみは消える 第3章 「いまに在る」生き方がさとりのカギ 第4章 思考はいつも「いま」から逃げようとしている 第5章 「いまに在る」ってどんなこと? 第6章 うちなるからだ「インナーボディ」 第7章 「目に見えない世界」の入口 第8章 さとりに目覚めた人間関係をきずこう 第9章 「心の平安」は幸福と不幸を超えたところにある 第10章 「手放すこと」って、どういうこと? ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■■□ 勇気 :■■■□□ 豊かな心:■■■□□ おすすめ:■■■■□ この本は、2002年6月に出版されています。 著者は、29歳の時にその後の人生を180度転換させるほどの 劇的な霊的体験をします。 現在は、カウンセラー、指導者として活躍されているそうです。 「さとりを開く」という言葉はよく聞きます。 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)「いまに在る」生き方とは? 簡単そうで難しいです。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)「いまに在る」生き方とは? 「わたしたちの苦しみのほとんどは、実は、自分でつくっている ものなんです。厳密に言うと、思考がこしらえているということ になりますが。言うなれば、わたしたちは、必要のない苦しみを 自分から背負っていることになります」 「これは、『すでにそうであるもの』に対する『拒絶』や、無意識 のうちの『抵抗』が原因です。思考は物事に対して『決めつけ』 をするものですが、すると、必然的に、ネガティブな感情がわき 上がってしまうのです」 「苦しみの度合いは、自分がどれくらい『いま、この瞬間』に 抵抗しているかに比例しています」 「なぜ思考は『いま、この瞬間』に抵抗するのでしょうか?その 理由は、思考は過去、未来という時間の概念なしには、機能でき ないからです。そのため、思考は時間のない『いま、この瞬間』を 脅威に感じているのです。時間と思考は、互いに離れられない 間柄です」 「思考はすべてをコントロールしようと、『いま、この瞬間』 という時を、いつも過去と未来というカーテンでおおいかくそう とします」 「すると『いま』と結びついた『大いなる存在』の生命力や 想像力も、時間というわなにはまり、『ほんとうの自分』も、 ピンぼけ写真のようなものになってしまいます」 「人間は、時間という重荷を日ごとに募らせています。しかも、 かけがえのない『いま、この瞬間』を無視したり、拒否したり、 未来に到達するための通過地点と見なすなどして、その価値を 下げて、重荷をいっそう膨らませているのです」 「『未来』は、思考の中にだけ存在する幻であって、現実には 存在しないものなのです」 「せめて普段の生活で、必要以上に時間にとらわれないよう、 心がけるだけで、人生が変わってくるはずです」 「では、実際にどうすれば、時間の概念を捨てられるのでしょうか? 『いま、この瞬間』以外は、存在しないという事実を、心の奥 からさとることです」 「『いま、この瞬間』にフォーカスし、人生の真ん中に据えるの です。これまでは、『時間の世界』に住み、『いま、この瞬間』 には、たまにおとずれる程度だったでしょう。これからは逆に、 『いま、この瞬間』を『すみか』とし、物事を解決するのに必要 な時だけ、『過去』と『未来』をおとずれるのです」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【 「いま、この瞬間」にのみ生きてみよう 】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●「いまに在る」生き方とはどのような生き方なのでしょうか? ▽前回は「さとり」について、次のように理解しました。 「『思考』は本当の自分ではないため、『思考』しないで『いま』 に生きること。『いま』に集中して生きることができれば『大い なる存在』とつながることができる。それが『さとり』である」 と読みました。 「『思考』しないで『いま』に生きる」というのは、文字にする ととても簡単そうですが、実際にはどうすればいいのでしょう。 ▽そもそも「思考する」とは、どういうことなのでしょうか? 著者は言います。 「わたしたちの苦しみのほとんどは、実は、自分でつくっている ものなんです。厳密に言うと、思考がこしらえているということ になりますが。言うなれば、わたしたちは、必要のない苦しみを 自分から背負っていることになります」 「これは、『すでにそうであるもの』に対する『拒絶』や、無意識 のうちの『抵抗』が原因です。思考は物事に対して『決めつけ』 をするものですが、すると、必然的に、ネガティブな感情がわき 上がってしまうのです」 「苦しみの度合いは、自分がどれくらい『いま、この瞬間』に 抵抗しているかに比例しています」 著者によると、私たち凡人は「思考」に支配されているそうです。 これは、簡単そうで難しい概念ですが、別の言い方をすると、 「過去と未来という時間に支配されている」のが思考というもの なのです。 「さとり」とは、先程「いま」に生きることだと書きました。 「思考」に支配されず「いまこの瞬間」に生きることが「さとり」 につながります。 つまり「思考」と「いまこの瞬間」は同居することはできないの です。 著者は言います。 「なぜ思考は『いま、この瞬間』に抵抗するのでしょうか?その 理由は、思考は過去、未来という時間の概念なしには、機能でき ないからです。そのため、思考は時間のない『いま、この瞬間』を 脅威に感じているのです。時間と思考は、互いに離れられない 間柄です」 「思考はすべてをコントロールしようと、『いま、この瞬間』 という時を、いつも過去と未来というカーテンでおおいかくそう とします」 「すると『いま』と結びついた『大いなる存在』の生命力や 想像力も、時間というわなにはまり、『ほんとうの自分』も、 ピンぼけ写真のようなものになってしまいます」 人間は、「過去の積み重ねと、未来への希望で生きている」と ばかり思っていたのですが、その考え方がそもそも間違っていた みたいです。 未来への希望を持つこともあれば、過去の出来事により、未来への 絶望を持つこともあります。 それが普通の人間で、そのことに苦しんだり喜んだりするのが 人生かと思ってました。 しかし、過去と未来の他に「いま、この瞬間」という概念があった のです。 過去と未来という時間の概念を捨てて、「いま、この瞬間」だけを 考えてみると、確かに不安やストレスを感じなくなります。 「いま、この瞬間」だけですから。 著者は言います。 「人間は、時間という重荷を日ごとに募らせています。しかも、 かけがえのない『いま、この瞬間』を無視したり、拒否したり、 未来に到達するための通過地点と見なすなどして、その価値を 下げて、重荷をいっそう膨らませているのです」 「『未来』は、思考の中にだけ存在する幻であって、現実には 存在しないものなのです」 希望ある未来だけなら、「思考」も役に立つかもしれません。 しかし、人間は太古の昔から「未来」に不安を感じ、過去と未来の ギャップにストレスを感じてきたのです。 普通の人であれば、未来に希望を感じるよりも、未来に不安を 感じる方が多いと思います。 「いま、この瞬間」だけを生きるようにすれば、不安を感じる こともストレスを感じることもなくなります。 ▽でも、どうすればいいのでしょうか? 「いま、この瞬間」だけに生きる、と言われても実際はそう簡単に いきません。 著者は「時間の概念を捨てること」が必要だと言います。 「せめて普段の生活で、必要以上に時間にとらわれないよう、 心がけるだけで、人生が変わってくるはずです」 「では、実際にどうすれば、時間の概念を捨てられるのでしょうか? 『いま、この瞬間』以外は、存在しないという事実を、心の奥 からさとることです」 「『いま、この瞬間』にフォーカスし、人生の真ん中に据えるの です。これまでは、『時間の世界』に住み、『いま、この瞬間』 には、たまにおとずれる程度だったでしょう。これからは逆に、 『いま、この瞬間』を『すみか』とし、物事を解決するのに必要 な時だけ、『過去』と『未来』をおとずれるのです」 簡単に出来そうで、簡単にはできそうもない生き方です。 訓練が必要みたいです。 この本には、「さとり」を得るための方法として「いま、この瞬間」 に生きることを提唱しています。 人間にとって、過去と未来は大切なものですが、必ずしも有効 なものでもないのです。 どちらかというと、ネガティブな感情を伴う場合が多いのです。 それが人生の苦しみであるならば、過去と未来という概念は必要 なときだけ利用し、「いま、この瞬間」にのみ生きれば、人生の 苦しみから抜け出すことができます。 その考え方は理解できますが、これはなかなか難しそうです。 |
| さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる 著者:エックハルト・トール 出版:徳間書店 定価:1800円+税 購入:ブックオフで1000円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://amazon.co.jp/o/ASIN/4198615322/oyajimushicom-22/ref=nosim/ 楽天ブックス http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1456510%2f ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 第1章 思考は「ほんとうの自分」ではありません 第2章 「いまに在る」と、人生の苦しみは消える 第3章 「いまに在る」生き方がさとりのカギ 第4章 思考はいつも「いま」から逃げようとしている 第5章 「いまに在る」ってどんなこと? 第6章 うちなるからだ「インナーボディ」 第7章 「目に見えない世界」の入口 第8章 さとりに目覚めた人間関係をきずこう 第9章 「心の平安」は幸福と不幸を超えたところにある 第10章 「手放すこと」って、どういうこと? ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■■□ 勇気 :■■■□□ 豊かな心:■■■□□ おすすめ:■■■■□ この本は、2002年6月に出版されています。 著者は、29歳の時にその後の人生を180度転換させるほどの 劇的な霊的体験をしています。 現在は、カウンセラー、指導者として活躍されているそうです。 「さとりを開く」という言葉はよく聞きますがどの様な状態なの でしょうか。 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)「さとり」とは? 「さとり」を開くと、人生が楽しくなるみたいです。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)「さとり」とは? 「『さとり』という言葉を聞くと、わたしたちは、『聖人君子 のみが達することのできる超人的な心境』だとか、『自分のような 凡人には縁のないものだ』といった先入観を抱いてしまいがちです。 しかも、あなたのエゴ(自我)も、あなたがそう解釈することを 望んでいるのです」 「しかし、真実は違います。『大いなる存在とひとつであること』 そして『この状態を保つこと』こそが『さとり』なのです」 「一見すると矛盾しているようですが、『大いなる存在』は、 本質的に『あなた自身』であると同時に、『あなたよりもはるかに 偉大な存在』なのです」 「それはあなたという人間の名前や外見を越えた、『本当の自分』 を見つけ出すことである、とも言えるでしょう」 ブッダは次のように言っているそうです。 「さとりとは、苦しみの終わりである」 「これは定義としては不完全です。なぜなら、『さとりではない もの』について語っているにすぎないからです」 「それでは、『苦しみ』が取りのぞかれたあとに、何が残るので しょうか?ブッダは、これについて、沈黙しています。ブッダの 沈黙は『さとりの正体は、自分で見つけだすべきですよ!』という メッセージを、含んでいるのでしょう」 「『大いなる存在』とは、死を運命づけられた無数の生命形態を 越える、唯一の『不滅の生命』です。しかも、『大いなる存在』は、 人間のもっとも深いところに『ほんとうの自分』として存在して おり、わたしたちはそれに『つながる』ことができるのです」 「ただし、このことについて『頭』(脳)を使って『考えよう』 とは、しないでください。『頭』で理解できることには、限界が あります。あなたの『思考』がピタリと止まっている時にこそ、 わたしの言葉の意味がわかるはずです」 「あたなが『いまに在る』時、言いかえれば、あなたが完全に、 強烈に『いま』という時に集中していれば、『大いなる存在』を 感じることができるでしょう」 「それは、人間の頭では理解することはできません。『大いなる 存在が、自分とともにある』という感覚を保ち続けることが、 『さとり』なのです」 「自由への第1歩は、自分の思考は、『ほんとうの自分』ではない、 と気づくことからはじまります。そう気づくと、『思考を客観的に ながめる』ことができるようになります」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【 次の一歩を踏み出そう 】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●「さとり」とはどのような状態のことをいうのでしょうか? ▽「さとりを開く」という言葉はよく聞きます。 しかし、「さとる」とは、どのような状態で、どうなってしまう のかはまったく分かりません。 「さとり」とは、修行を積んだ仏教の偉いお坊さん達のみが到達 する境地のような気がします。 煩悩が強い私たち一般人には、到底到達できないような心境の ことを「さとり」というのだと考えています。 著者は言います。 「『さとり』という言葉を聞くと、わたしたちは、『聖人君子 のみが達することのできる超人的な心境』だとか、『自分のような 凡人には縁のないものだ』といった先入観を抱いてしまいがちです。 しかも、あなたのエゴ(自我)も、あなたがそう解釈することを 望んでいるのです」 「しかし、真実は違います。『大いなる存在とひとつであること』 そして『この状態を保つこと』こそが『さとり』なのです」 「一見すると矛盾しているようですが、『大いなる存在』は、 本質的に『あなた自身』であると同時に、『あなたよりもはるかに 偉大な存在』なのです」 「それはあなたという人間の名前や外見を越えた、『本当の自分』 を見つけ出すことである、とも言えるでしょう」 やっぱり、解らないです(笑)。 「本当の自分」を見つけ出すことが、どうやら「さとる」ことの ようですが、いまの自分も「本当の自分」のような気がします。 ▽もう少し「さとり」について読んでみます。 さとりを開いた人、「ブッダ」は「さとり」をどの様に定義して いるのでしょうか。 ブッダは次のように言っているそうです。 「さとりとは、苦しみの終わりである」 これも簡単そうでなかなか「さとり」の判断が難しいです。 著者は言います。 「これは定義としては不完全です。なぜなら、『さとりではない もの』について語っているにすぎないからです」 「それでは、『苦しみ』が取りのぞかれたあとに、何が残るので しょうか?ブッダは、これについて、沈黙しています。ブッダの 沈黙は『さとりの正体は、自分で見つけだすべきですよ!』という メッセージを、含んでいるのでしょう」 「苦しみ」とは何であるか、その定義も解らないし、苦しみを 終わらせることができても、さとりが何なのか分かりません。 ▽さきほど「大いなる存在」という言葉が出てきました。 「大いなる存在」とはどのような存在なのでしょうか。 著者は次のように答えています。 「『大いなる存在』とは、死を運命づけられた無数の生命形態を 越える、唯一の『不滅の生命』です。しかも、『大いなる存在』は、 人間のもっとも深いところに『ほんとうの自分』として存在して おり、わたしたちはそれに『つながる』ことができるのです」 またもや解りません(笑) 読む限り「大いなる存在=ほんとうの自分」と書いてあります。 しかも、そこに「つながること」ができるというのです。 読む限りは、「本当の自分」と「偽りの自分」がいて、さとりを 得ていない私たちは「偽りの自分」に支配されていて、「本当の 自分」が見えていない。 その「偽りの自分」の支配から逃れることができれば、「本当の 自分」を発見することができて、しかも「大いなる存在」とつな がることができる、と書いてあります。 人間は2重人格のようにも読みとれます。 このことについて、著者は次のように説明しています。 「ただし、このことについて『頭』(脳)を使って『考えよう』 とは、しないでください。『頭』で理解できることには、限界が あります。あなたの『思考』がピタリと止まっている時にこそ、 わたしの言葉の意味がわかるはずです」 「あたなが『いまに在る』時、言いかえれば、あなたが完全に、 強烈に『いま』という時に集中していれば、『大いなる存在』を 感じることができるでしょう」 「それは、人間の頭では理解することはできません。『大いなる 存在が、自分とともにある』という感覚を保ち続けることが、 『さとり』なのです」 解ったような解らないような感じですが、とにかく「思考」しては ならないということです。 著者は「さとり」を得るための第一歩を次のように説明しています。 「自由への第1歩は、自分の思考は、『ほんとうの自分』ではない、 と気づくことからはじまります。そう気づくと、『思考を客観的に ながめる』ことができるようになります」 解ったような解らないような... この本には、「さとり」を得るために、自分の思考をコントロール することから始めようと書かれています。 難しいことが書いてありますが、簡単に言うと、「無意識に行動 するのをやめて、全てを意識的に行動すること」を「思考をコント ロールすること」だとあります。 自分の思考を見張っていて、頭の中でその思考を客観的に解説 するのです。 これは、私が「自分を変えよう」と思い始めた2年くらい前から 実践していることです。 人間は日々の行動・思考のほとんどを「無意識」に支配されてい ます。 朝、気が付いたら会社にいて、気が付いたらお昼になって、気が 付いたら定時になって、気が付いたら家に帰ってきて...そんな ことの繰り返しから脱することが、どうやら「さとり」への第1歩 のようです。 これなら、日々気を付けているので、個人的には「さとり」への 第1歩を踏み出していたのかもしれません。 次の一歩を踏み出すために、次回もう一度紹介します。 |
| 「あの世」の科学・「この世」の科学―宇宙は意識が作ったのか? |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:「あの世」の科学・「この世」の科学 副題:宇宙は意識が作ったのか? 著者:天外伺朗、桜井邦朋 出版:PHP研究所 定価:1048円+税 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://amazon.co.jp/o/ASIN/4569603955/oyajimushicom-22/ref=nosim/ 楽天ブックス http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1024540%2f ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 第1章 物理学と神の存在 第2章 光と物質、そして時間と空間の謎 第3章 「あの世」と「この世」、マクロとミクロ 第4章 「宇宙の人間原理」と、宗教と科学の融合 第5章 宇宙に遍在する愛と人間の幸福 ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■□□ 勇気 :□□□□□ 豊かな心:■□□□□ おすすめ:■■■□□ この本は、1998年12月に出版されています。 著者の一人、天外伺朗さんはソニーでCDやAIBOを開発した 方として有名です。 著書も多数あり、このメルマガでも何冊か紹介しています。 もう一人の桜井邦朋さんは、「高エネルギー宇宙物理学」の世界的 な権威、と紹介されています。 この人も著書が多数あります。 地球の「科学」はまだまだのようですが... 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)宇宙は生命体とはどういうことか? 宇宙ってなんだろう?なぜ存在するのだろう? 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)宇宙は生命体とはどういうことか? 「宇宙は、全体として、ひとつの生命体です。その基本は、 『無条件の愛』であり、また『仏性』であり、宗教が神や仏と 呼ぶ概念と一致します」 「ホログラフィー宇宙モデルというのは、簡単にいってしまえば、 『宇宙というのはわれわれの目に見える宇宙(この世=明在系)と、 目に見えない宇宙(あの世=暗在系)の二つから成り立っており、 『あの世』では『この世』の全ての物質、精神、時間、空間など が全体としてたたみこまれており、分離不可能になっている』と いうものです」 「人間の『無意識』は個人に所属するのではなく、全人類に共通 であり、しかも時間を超越した全知全能の存在であり、われわれの いくべき道も教えてくれる」 「宇宙を構成しているのは物質であり、当然、人間も宇宙の一部 です。すると、『宇宙の一部である人間が生命体であるならば、 宇宙は全体としてひとつの生命体である』ということにもなる わけです」 「したがって、私が導き出した『宇宙は全体としてひとつの生命体 です』という結論は、現代の物理学から照らしてもまったくは否定 できない結論なのではないでしょうか」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【 宇宙の創造主のことを考えてみよう 】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●「宇宙は生命体」とはどういうことなのでしょうか? ▽「宇宙」は地球に住む人間にとって、計り知れない情報を秘めて います。 太陽を中心とした「太陽系」は広大な銀河系のほんのわずかな 点でしかありません。 そして、この宇宙には無数の銀河系があるといわれています。 したがって地球の科学者がいくら宇宙を観測して、ああだこうだ と仮説を立ててみてもしょせん宇宙のほんの一部のことしか分かり ません。 基本的に科学は実験で実証できるものでなければ話にならないの です。 しかし、地球上でもそうですが、宇宙には人間に見えないモノ・ コトも多いのです。 それが信じられない限り、人間がいくら科学を証明してみても 宇宙のほんのわずかな部分しか見えないことになります。 例えば、重力や引力は存在することは分かっていますが、どの ような理由でその力が働いているのかまだはっきりとは分から ないのです。 ▽ということは、人間が宇宙について、どのような仮説をたてても 証明はできないということになります。 実際に、いろいろな科学者が宇宙について仮説を立てています。 著者の一人、天外伺朗さんも次のような仮説(結論)をある本に 書いています。 「宇宙は、全体として、ひとつの生命体です。その基本は、 『無条件の愛』であり、また『仏性』であり、宗教が神や仏と 呼ぶ概念と一致します」 後半の「無条件の愛」とか「仏性」は、宗教に関することなので、 現代の科学では相容れない考え方です。 しかし、前半部分の「宇宙は、全体として、ひとつの生命体」 というのは、物理学で裏付けされていることのようです。 ▽デビット・ボームという物理学者が「ホログラフィー宇宙モデル」 というのを提唱しているそうです。 「ホログラフィー宇宙モデルというのは、簡単にいってしまえば、 『宇宙というのはわれわれの目に見える宇宙(この世=明在系)と、 目に見えない宇宙(あの世=暗在系)の二つから成り立っており、 『あの世』では『この世』の全ての物質、精神、時間、空間など が全体としてたたみこまれており、分離不可能になっている』と いうものです」 物質界に住む私たち人間にとって、あの世はイメージできませんが、 とりあえず全てが「たたみこまれている」そうです。 ▽また、精神医学者のユングという人が「集合的無意識」と言う 概念を提唱しています。 「人間の『無意識』は個人に所属するのではなく、全人類に共通 であり、しかも時間を超越した全知全能の存在であり、われわれの いくべき道も教えてくれる」 これも、普通の人には想像できない世界です。 このように、いろいろな学者が、「宇宙」とか「あの世」に関して いろいろな考え方を提唱しています。 でも、どれも実証ができていません。 「実証ができないから事実ではない」という考え方を捨てない 限り、宇宙は説明できないし、「あの世」も説明できないと思われ ます。 ▽天外伺朗さんは、以下のように結論づけています。 「宇宙を構成しているのは物質であり、当然、人間も宇宙の一部 です。すると、『宇宙の一部である人間が生命体であるならば、 宇宙は全体としてひとつの生命体である』ということにもなる わけです」 「したがって、私が導き出した『宇宙は全体としてひとつの生命体 です』という結論は、現代の物理学から照らしてもまったくは否定 できない結論なのではないでしょうか」 ▽まったく否定できないどころか、科学者とはあまり縁がない私には 「宇宙は一つの生命体」としか考えられません。 宇宙の中の銀河系も一つの生命体であり、太陽系というのも一つの 生命体であり、地球という星も一つの生命体です。 生命体であるが故に、全ての形ある物は永遠に存在することは ありません。 常に変化し、そしていつかは壊れてしまいます。 それは、人間は言うに及ばず、地球も、太陽系も、銀河系も、 そして宇宙全体もいつかはなくなってしまうのです。 だから、「今」が大切なんだと思います。 この本には、物理学に関するお話がたくさんで、私には半分も 理解できませんでした。 ただ、分かる部分だけ読んでも、宇宙と人間の関係が何となく 理解できます。 でも科学者って大変ですね。 私のような一般人は、自分でそう思っているだけで、証明しなく ても何ともありません。 結論だけ信じていればいいのです。 科学者はそうもいかないみたいです。 |
| トラウマを乗りこえるためのセルフヘルプ・ガイド |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:トラウマを乗りこえるためのセルフヘルプ・ガイド 著者:オロール・サブロー=セガン 出版:河出書房新社 定価:1700円+税 購入:図書館で借りてきました ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://amazon.co.jp/o/ASIN/4309252001/oyajimushicom-22/ref=nosim/ 楽天ブックス http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f4022152%2f ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 第1章 トラウマとはどういうものか 第2章 いま感じていることを分析しよう 第3章 さあ、動き出すとき 第4章 被害者への対処法 ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■□□ 勇気 :■□□□□ 豊かな心:□□□□□ おすすめ:■■■□□ この本は、2006年4月に出版されています。 著者は、認知行動療法を専門とするフランスの女性精神科医で、 パリにある「被害者のための精神療法センター」のセンター長を 務めているそうです。 トラウマとはどのようなものなのでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)トラウマとは? 簡単に忘れることができれば... 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)トラウマとは? 「トラウマとなる出来事とは、私たちの生命や体を危険にさらす ような、思いがけないときに突然身に降りかかった出来事のことを いいます。それは、私たちが日常で経験する範囲をこえている ような出来事です」 ・人為的な災害 ・自然災害 ・暴力犯罪 ・戦争行為 ・個人的な攻撃 ・15歳以下の未成年者に対する暴行 ・児童・障害者・老齢者に対する虐待 ・労働災害 ・仕事場での精神的ハラスメント ・二次性の外傷 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【 特にありません 】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●「トラウマ」とはどのようなものなのでしょうか? ▽「トラウマ」という言葉をよく聞きます。 ネットで調べてみると、トラウマ(Trauma)とはギリシャ語で 「傷」を意味する言葉のようです。 生活上のある体験を原因とする重い心の傷、精神的な外傷であり、 一般に「心的外傷」といわれています。 トラウマに関連する言葉として、「PTSD」という言葉もよく 聞きます。 これも、ネットで調べてみると、「PTSD」とは、 「Post-TraumaticStressDisorder:ポスト・トラウマティック・ ストレス・ディスオーダー」と言い、日本語に訳すと「心的外傷後 ストレス障害」となります。 ▽私たちは、普通の会話の中で「トラウマ」という言葉を「あの 人が言ったあのひと言がトラウマになって...」と軽く使います。 確かに「心的外傷」、つまり心の傷であることに間違いはありま せんが、この本で紹介されているトラウマの説明を読むと、使い方 を間違っていると言わざるを得ません。 ストレスとなる出来事とトラウマとなる出来事は違います。 ストレスとなる出来事は日常の生活にはいくらでもあります。 ストレスもうつ病になったり、心の病気になるので、深刻と言えば 深刻な問題です。 しかし、トラウマを引き起こす原因となるのは、予測できない 不測の事態であり、その根底にあるのが「死」への恐怖です。 「トラウマ」の定義は以下のようになります。 「トラウマとなる出来事とは、私たちの生命や体を危険にさらす ような、思いがけないときに突然身に降りかかった出来事のことを いいます。それは、私たちが日常で経験する範囲をこえている ような出来事です」 先に書いた「あの人が言ったあのひと言がトラウマになって」と いうのは、この定義に当てはめるとトラウマではないということ になります。 ▽では、トラウマの原因になる出来事にはどのようなことがある のでしょうか? 以下に箇条書きにしてみます。 ・人為的な災害 …航空機事故、列車事故、船舶事故(難破)、自動車の衝突事故など ・自然災害 …洪水、火災、地震、雪崩、火山の噴火、台風など ・暴力犯罪 ・戦争行為 …テロ、戦場での戦闘行為やその目撃、拷問、強制収容所 ・個人的な攻撃 …暴行、死の脅威をともなう性暴力、またや死の脅威をとも なわない性暴力、ドメスティック・バイオレンス、自動車事故、 強盗、武器(凶器)での脅迫、人質、強盗 ・15歳以下の未成年者に対する暴行 ・児童・障害者・老齢者に対する虐待 …殴打、食料や自由の剥奪、侮辱、罵り、性暴力など ・労働災害 ・仕事場での精神的ハラスメント ・二次性の外傷 …近親者や他人の死を招く重大な事故 …他人が拷問されたり、殺されそうになったり、実際に殺される場面 …航空機事故の現場に駆けつける救急隊員の場合のように、 おびただしい数の死体の目撃 トラウマとは、何らかの「強烈な出来事」によって引き起こされる 心の傷なのです。 ▽PTSDになると、どうなってしなうのでしょうか? 著者によると、以下の4つの状態が現れるそうです。 1.再体験(トラウマがよみがえる) …トラウマとなる出来事を体験したときの「感覚」が引き金 (トリガー)となって、そのときと同じ恐怖か襲ってきます。 臭い、音、手触り、何かと似た形・色を見た、加害者と似た 人を見た、明かり、特定の行動、特定の場所、等を体験した ときに、記憶がよみがえります。これをフラシュバックと 言います。 2.回避(避ける) …フラッシュバックが起こる恐怖によって、その体験を思い 出すかも知れないことは全て避けようとします。 活動や行動、場所、人を避け、通常の生活が困難になります。 3.自律神経系の活性化(体の不調を感じる) …いらいらして、攻撃的になりやすくなったり、些細な物音に 驚いて、いつも警戒していたり、毎晩同じ夢を見て眠れない等 が重なり、体に変調をきたします。 4.認知の変化(もはや以前のようには考えられない) …トラウマとなる出来事に遭遇したのは自分に責任と罪がある と感じたり、自分は汚れていて、以前の自分とは違う気が したり、自分で自分を苦しむようにしむけるようなことを したり、全てにおいて自信が持てなくなってしまったり、 全てをコントロールする必要があると思い込んだり、将来に 何の希望も持てなかったりします。 とにかく苦しそうです。 この本には、トラウマとなる原因や、それに伴う現象や体の症状、 そして、自分を分析する方法や、周りの人たちの対処法まで書か れています。 私は今のところ、過去の思い出や記憶はたくさんありますが、 トラウマとなる出来事には遭遇したことはありません。 ただ、「自分とは違う世界の出来事」だと思っている部分があり ます。 しかし、それは「たまたま」自分に身に起きていないことで、 いつPTSDに苦しむ出来事に遭遇するか分かりません。 この本を読んでみて思うことは、とにかくPTSDだと思ったら 自分であれこれ分析するよりも、専門の医者に行くことだと思い ます。 それだけ覚えておけば、解決の糸口が見つかるのではないかと 思います。 |
| こじれる人間関係―ドラマ的交流の分析 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:こじれる人間関係 副題:ドラマ的交流の分析 著者:杉田峰康 出版:創元社 定価:1400円+税 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://amazon.co.jp/o/ASIN/4422110578/oyajimushicom-22/ref=nosim/ 楽天ブックス http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1171762%2f ────────────────────────────── 4 ◆本の目次 ────────────────────────────── 第1章 こじれる人間関係 第2章 ドラマ的交流のからくり 第3章 患者さんとの出会い 第4章 子どもをめぐるドラマ的交流−親と教師のための交流分析 第5章 日常生活にみるドラマ的交流の分析 第6章 変わる人、変わりにくい人 第7章 ナースのための交流分析―初めて学ぶ人のために ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■■□ 勇気 :■■□□□ 豊かな心:■□□□□ おすすめ:■■■■□ この本は、昭和58年8月に出版されています。 かなり古いですね。 著者は、交流分析のエキスパートとして評価が高い方です。 この著者の本は、このメルマガでも何度か紹介しています。 こじれる人間関係のからくりとは? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)子どもをめぐるドラマ的交流とは? 2)日常生活におけるドラマ的交流とは? そのメカニズムはある程度パターン化されています。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)子どもをめぐるドラマ的交流とは? 1.追いつめ 2.エッチな言動 3.はげしい攻撃 4.決めつけ 5.早合点 6.丸がかえ(共倒れ) 7.秘密の漏洩 8.ドラマ三角形 9.教師・生徒・親のドラマ的交流 ・登校拒否児 ・非協力的な母親 ・喜ばない親たち 2)日常生活におけるドラマ的交流とは? ○自己否定的な交流 1.私を笑ってくれ 2.泥棒に追い銭 3.私を捕まえてくれ 4.ひどいもんだ! 5.不幸な私 6.弱みの正当化 7.すみません ○他者否定的な交流 1.ヒステリー糾弾 2.責任転嫁 3.思い込み 4.ラポ 5.法廷 6.あなたのためなのに 7.仲間割れ ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【 自分が持っているドラマ的交流は何か分析してみよう 】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●「子どもをめぐるドラマ的交流」にはどのようなものがあるので しょうか? ▽前回は、「ドラマ的交流」についての概要を紹介しました。 人間は、自分では気がついていないけれど、ある特定のパターンで 行動してしまう場合があります。 それを、「ドラマ的交流」と言います。 ドラマ的交流は一種の「癖」みたいなものですが、以下のような 特色があります。 1.実り少ない結末 2.悪循環の奥に何らかの強い感情が潜んでいる 3.人間関係がきまってこじれる 4.否定的な評価 5.隠された目的(秘密) その行動の中に、自分では気がついていない欲求が潜んでいます。 それが何か分からないために、人は同じ事を繰り返してしまうの です。 ▽では、ドラマ的交流にはどのようなパターンがあるのでしょうか? 最初に「子どもをめぐるドラマ的交流」として、いくつかの パターンのドラマ的交流が紹介されています。 それぞれのパターンには、名前が付けられています。 1.追いつめ 2.エッチな言動 3.はげしい攻撃 4.決めつけ 5.早合点 6.丸がかえ(共倒れ) 7.秘密の漏洩 8.ドラマ三角形 9.教師・生徒・親のドラマ的交流 ・登校拒否児 ・非協力的な母親 ・喜ばない親たち ▽この中から、「追いつめ」について簡単に紹介します。 子どもはよく嘘をつきます。 子どもが小さい時は、すぐ分かるので「嘘は泥棒の始まりだ」と 注意します。 嘘を注意するのは親のしつけとして当然ですが、そのしつけの 方法は人によって様々です。 子どもの嘘に対して、ことのほか厳しく当たる親や教師は、ドラマ 的交流に加担している可能性があります。 著者は言います。 「交流分析では、過度に道徳的な態度で子どもを追求する親 (あるいは教師)は、幼少時から過酷な扱いや厳しいしつけを 受けて育っているケースが多い、と考えます」 「こういう親には、子どものあら探しをして、何か見つけると、 精力的に絞り上げる傾向が見られます。自分の親から不当な扱いを され、その結果、うっ積した恨みを『追いつめ』を通して、発散 しているのです」 「そのやり方を、よく観察してみると、子ども時代と似た状況 (たとえば、子どものウソ)が起こると、かつて自分の親がした のとまったく同じ方法(しばしば顔つきから言葉使いまで同じ)で、 わが子に接しているのがわかります」 「追いつめ」は、子どもの側のドラマ的交流ではなくて、親の ドラマ的交流なのです。 子どもが嘘をつくというのは当たり前の話で、特に思春期になると 親に嘘をついて秘密を持たないと、上手く大人になれなくなって しまうそうです。 子どもにとって「嘘」とは必要なものなのです。 しかし、親にとってみると「嘘」は絶対に許せないものです。 自分が親に許してもらえなかったように、子どもにも許すことは できません。 そこで、世代を超えて「追いつめ」のドラマ的交流が繰り返される ことになります。 この場合、子どもがなぜ嘘をつかなければならないのか?を考える 必要があります。 著者は言います。 「虚偽をめぐるドラマ的交流は、一般に、倫理歴・道徳的に判断し、 解決しようとすると、かえってこじれていきます」 「この種の交流は、たとえ表面上はそう見えなくとも、その陰で ストローク(愛情、注目、承認)を求めて、何かを訴えている のです。その多くは、せっぱ詰まった心境で、『私を理解して ほしい』という、子どもの叫びなのです」 その子どもの叫びを、親は自分の中にできあがっているドラマ的 交流で「追いつめ」てしまいます。 自分が「追いつめ」ていることに気がつくことが必要です。 ▽このように、それぞれのドラマ的交流には、ある決まったパターン があり、その奥には何らかの目的が潜んでいることが多いのです。 それを見極めることが大切です。 ●「日常生活におけるドラマ的交流」とはどのようなものなので しょうか? ▽次に、日常生活に見られるドラマ的交流について、簡単に紹介します。 「自己否定的な交流」と「他者否定的な交流」の二つに分けられ ます。 それぞれ箇条書きにします。 ○自己否定的な交流 1.私を笑ってくれ 2.泥棒に追い銭 3.私を捕まえてくれ 4.ひどいもんだ! 5.不幸な私 6.弱みの正当化 7.すみません ○他者否定的な交流 1.ヒステリー糾弾 2.責任転嫁 3.思い込み 4.ラポ 5.法廷 6.あなたのためなのに 7.仲間割れ 比較的簡単に分析可能なものから、専門家の治療が必要なものまで たくさんのドラマ的交流があります。 自分の人生が、どうしても何かのパターンの繰り返しになっている と感じているなら、きっと何らかの「ドラマ的交流」に加担して いる可能性があります。 この本には、ドラマ的交流の紹介の他にも、それを分析し、改善 する方法も書かれています。 ただ、その分析には、ある程度の専門知識が必要で、本を読んだ だけの素人が分析できるものではなさそうです。 人に何かを指導する立場の職業、例えば、教師とか、医師、 看護士等にとっては、かなり有効な手法ではないかと思います。 実際に、この本の最終章には、「ナースのための交流分析」として ページが割かれています。 でも、私たち一般人が読んでも理解できます。 「もしや...」と思っている方は、一度読んでみてはいかがで しょうか。 |
| こじれる人間関係―ドラマ的交流の分析 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:こじれる人間関係 副題:ドラマ的交流の分析 著者:杉田峰康 出版:創元社 定価:1400円+税 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://amazon.co.jp/o/ASIN/4422110578/oyajimushicom-22/ref=nosim/ 楽天ブックス http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1171762%2f ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 第1章 こじれる人間関係 第2章 ドラマ的交流のからくり 第3章 患者さんとの出会い 第4章 子どもをめぐるドラマ的交流−親と教師のための交流分析 第5章 日常生活にみるドラマ的交流の分析 第6章 変わる人、変わりにくい人 第7章 ナースのための交流分析―初めて学ぶ人のために ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■■□ 勇気 :■■□□□ 豊かな心:■□□□□ おすすめ:■■■■□ この本は、昭和58年8月に出版されています。 かなり古いですね。 著者は、交流分析のエキスパートとして評価が高い方です。 この著者の本は、このメルマガでも何度か紹介しています。 こじれる人間関係のからくりとは? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)ドラマ的交流とは? 「ドラマ」とは何でしょうか? 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)ドラマ的交流とは? 「ある人には、必ずといっていいほど、人間関係をこじらせる 癖があります。こういう人との会話は、最初もっともらしい話題 で始まるのですが、最後に、きまってどちらかが不愉快な気分で 結末を迎えることになるのです」 「経過をよく観察してみますと、やりとりの裏に何か別の動機や 目的が潜んでいることがわかります」 「この場合、ドラマを人間ドラマとご理解下さい。ドラマには ストーリーがあります。つまり、過去からの時間の経過が含まれ、 その間に未解決の問題(秘密)の展開があり、結末で幕が下がり ます」 「しかもドラマの一幕一幕は、その秘密を繰り返し暗示するもの です。あなたにとって不可解な行動には歴史があるのです」 「それは、あなたの過去にルーツをもち、しかも未解決であるが ゆえに、あなたの人生舞台で繰り返し演じられるのです」 ドラマ的交流には、以下に記載するような特色があります。 1.実り少ない結末 2.悪循環の奥に何らかの強い感情が潜んでいる 3.人間関係がきまってこじれる 4.否定的な評価 5.隠された目的(秘密) ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【 自分のドラマ的交流を分析してみよう 】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●「ドラマ的交流」とはどのようなことなのでしょうか? ▽人は、魂の修行をするためにこの世に生まれて来るのですが、 その中でも一番の修行になるのが「人間関係」です。 その人間関係の中でも、一番修行になるのが「家族」との関係です。 家族との関係、特に幼少期から思春期にかけての親との関係が その人の人生をほぼ決めてしまうといっても過言ではないと思い ます。 そこからどのように自己を確立するかは、その人の修行になります。 ▽人間は完璧には作られてませんから、親になって子育てする場合も 未熟なまま子育てをしてしまいます。 したがって、未熟な子どもが成長し、未熟なまま大人になり... というふうに世代を超えてその未熟さは受け継がれていきます。 ▽人は気が付くと、ある特定のパターンで行動することが多いです。 その行動パターンは、未熟な親に育てられた時に身についたも ので、幼少の頃に身についた行動パターンは、自分で意識して 行動を変えない限り、繰り返すことによって潜在意識の中に刷り 込まれ、延々と繰り返すことになります。 ▽例えば、この本の冒頭で、子どものしつけの相談にカウンセラーの 元へやってきた母親の話が書かれています。 この母親は「はい、でも...」というのが口ぐせになってい ます。 母親 「そういうわけで、私がいくら叱っても、この子は、ちっとも 言うことを聞かないのです。どうすればいいのでしょうか」 カウンセラー 「そうですね・・・。叱っても効果がないようですから、ここは ひとつお父さんにしつけの責任をとってもらったらいかがでしょう」 母親 「はあー。でも、うちの主人ときたら、子どものことは一切 私まかせなんです。ダメだと思いますわ」 カウンセラー 「まぁまぁ、そうあきらめないで、一度ご主人と3人でお話し 合いをしましょう。話せば分かる方でしょうし・・・」 母親 「はい。しかし、うちの主人は絶対に来ないと思いますわ。他に どうしたらいいのでしょうか」 この母親の返答は、この調子でカウンセラーの質問に対し、延々と 「はい。でも...」を繰り返します。 このような母親は現実にいそうですね。 もしかしたら病院での医者と患者の関係にも似ているかも知れま せん。 おそらく、この母親にはどのようなアドバイスをしても、すべて 「はい。でも...」できりかえされることになると思います。 そして最終的にはカウンセラーとの関係を悪くしてしまうのです。 著者は言います。 「ある人には、必ずといっていいほど、人間関係をこじらせる 癖があります。こういう人との会話は、最初もっともらしい話題 で始まるのですが、最後に、きまってどちらかが不愉快な気分で 結末を迎えることになるのです」 「経過をよく観察してみますと、やりとりの裏に何か別の動機や 目的が潜んでいることがわかります」 この母親が無意識のうちに発しているメッセージは、 「私はどんなことがあっても、自分の考えを曲げるつもりはないのよ」 あるいは 「私を変えようと思うなら、やってみるがいいわ。絶対にあなたの 言うとおりにはなりませんから」 といったことになるそうです。 ▽このような人間どうしに見られる心の癖は、欧米では「ゲーム」と 呼ばれるそうです。 しかし、日本では「ゲーム」という言葉は、なかなか意味が通り ません。 したがって、著者はゲームという言葉の変わりに「ドラマ的交流」 という言葉を使っています。 著者は言います。 「この場合、ドラマを人間ドラマとご理解下さい。ドラマには ストーリーがあります。つまり、過去からの時間の経過が含まれ、 その間に未解決の問題(秘密)の展開があり、結末で幕が下がり ます」 「しかもドラマの一幕一幕は、その秘密を繰り返し暗示するもの です。あなたにとって不可解な行動には歴史があるのです」 「それは、あなたの過去にルーツをもち、しかも未解決であるが ゆえに、あなたの人生舞台で繰り返し演じられるのです」 ▽ドラマ的交流には、数え切れないくらいいろいろなパターンが あります。 いくつか例が挙げられています。 ・遅刻常習犯 ・毎朝、親が起こさないと起きられない子 ・歌人の再三の注意に耳を傾けず、”仕事中毒”的に働き続ける 会社員 ・ついつい注意することが多くなる患者さん ・知ったかぶりや、あげ足とりをする人 等々、いつも繰り返される人間ドラマには、何か未解決な過去の 出来事が要因となっているようです。 ▽では、ドラマ的交流の「特色」とはどのようなものなのでしょうか? 単なる「癖」だとたくさんあります。 ドラマ的交流には、以下に記載するような特色があります。 1.実り少ない結末 …ドラマ的交流は大変に非生産的です。 2.悪循環の奥に何らかの強い感情が潜んでいる …ドラマ的交流には、後味の悪い、慢性的な感情がつきまとう のが特色です 3.人間関係がきまってこじれる 4.否定的な評価 …相手と自分とに対する感情を探ってみると、”ダメ”とか ”どうしようもない”という否定的な評価に満ちています 5.隠された目的(秘密) …ドラマ的交流には、大事な人の気を引くという目的があるの です。 素直に言葉に出せない分、回りくどい方法で、相手に何かを伝え ようとするのが、「ドラマ的交流」ということになります。 自分のことを考えてみると...繰り返される行動はいくつか あります。 自分のことを分析してみます。 この本には、ドラマ的交流に関するさまざまなパターンと対処の 方法が書かれています。 主に、先生や看護婦さん、カウンセラーといった、誰かを指導 する立場の方のために書かれた本のようで、多少難しい部分も ありますが、読めないことはありません。 人間の行動や癖を分析するのは、なかなか面白いです。 ただ、私には興味がありすぎて、まだ半分も読めていません。 というわけで、次回もう一度後半部分を紹介したいと思います。 |