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人生を成功に導く読書術! 〜豊かな人生研究委員会〜
僕はパパを殺すことに決めた 奈良エリート少年自宅放火事件の真実
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 ◆今日読んだ本
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 題名:僕はパパを殺すことに決めた
 副題:奈良エリート少年自宅放火事件の真実
 著者:草薙厚子
 出版:講談社
 定価:1500円+税
 購入:本屋さんで購入



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
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 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4062139170/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f4368218%2f



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 ◆本の目次
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 序 章 逮捕/焼け落ちた絆
 第一章 計画/殺害カレンダー
 第二章 離婚/学歴コンプレックス
 第三章 神童/飛び級と算数オリンピック
 第四章 家出/継母が打ち明けた苦悩
 第五章 破綻/カンニング
 第六章 決行/6月20日、保護者会当日
 第七章 逃亡/ひたすら北へ
 第八章 葛藤/娘を殺した「孫」との面会
 第九章 鑑定/少年が抱えていた「障害」
 終 章 慕情/裁判所で流した涙



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 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■■
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■■■



 この本は、2007年5月に出版されています。
 
 出たばかりの本です。
 
 著者は、元東京少年鑑別所の法務教官をしていた方で、現在は
 フリージャーナリストをされています。
 
 著書も何冊かあります。



 少年にいったい何が起きていたのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)加害少年の育った環境とは?



 かなり追いつめられていたようです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)加害少年の育った環境とは?
 
 ※「もっと知りたい方のために」を参照ください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 自分の幸せをかみしめよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「加害少年の育った環境」とはどのようなものだったのでしょうか?

▽私は新聞を読みません。

 ただ、一週間に一度土曜だったか日曜だったか忘れましたが、
 我が家でとっている産経新聞には、見開き2ページに本の紹介
 記事が載ります
 
 そこに書かれていたのが今回紹介する本です。
 
 題名が衝撃的ですね。
 
 でも、こんな事件があったことすら忘れてました。
 
 それほど最近は「親殺し」というのはめずらしくなくなっています。
 
▽この本を興味本位で読めば、そんなに意味のある本ではありません。

 しかし、「家族」という視点で読んでいくと、涙が出るくらい
 悲しい本です。
 
 この家族には何があったのでしょうか。
 
▽この事件は奈良で起きた放火事件です。

 父親(47歳)は医師で、この日は夜勤で家にいませんでした。
 
 亡くなったのは、母親(38歳)と次男(7歳)、長女(5歳)
 でした。
 
 死因はいずれも一酸化炭素中毒です。
 
 犯人は、この家の長男(16歳)でした。
 
▽この長男は、奈良県でも有名な進学校に通う高校1年生で、いわ
 ゆるエリート校といわれる学校に通学していました。
 
 成績は平均点くらいでしたが、それでも京大とか大阪大をねらえる
 学力はあったそうです。
 
▽今回少年が殺すことになった母親は継母で、生みの母は少年が
 幼稚園のころに離婚しています。
 
 その離婚の原因は、父親の暴力と金銭問題、そして女性問題でした。
 
 父親の暴力の原因は、長男への教育です。
 
 この父親は、抜き打ちで長男が通う幼稚園に参観し、長男が積極的
 に手を挙げなかったと言っては、「お前の教育が悪い」と妻に対し
 殴る蹴るの暴行を働いていたのです。
 
 長男が幼稚園のころから、父親が勉強をさせていました。
 
 しかし、その出来が悪いときは、母親が殴られていたのです。
 
 それが続くと、母親も長男につらく当たるようになります。
 
 「お前がもっとしっかりしていれば...」
 
 母親も、まだ幼稚園の長男に厳しく勉強を教えるようになります。
 
▽しかし、母親はこの父親に我慢ができず、とうとう離婚することに
 なります。
 
 父親の両親と、母親の両親を交え話をしても埒があかず、この
 父親は怒りが抑えられず、母親の父つまり自分の義理の父に対し
 ても殴りかかります。
 
 こんな所にはいられない、そう判断した母親の父は、娘を連れて
 家を出ようとしました。
 
 そのとき、この少年の妹は母親に泣きついてきたので、抱きかかえ
 られてそのまま2度と帰ることはありませんでした。
 
 少年はなぜか父方の祖母にそばから離れず、そのまま残ってしま
 います。
 
 これも、理由があったのですが...
 
 この夫婦は4年間争って離婚します。
 
 娘は母親が引き取り、長男は父親が引き取ることになったのです。
 
 少年は、産み母親のことを聞くと、父親や祖母が機嫌が悪くなる
 ことを知って、聞くことがなかったそうです。
 
 まだ4、5歳であるにもかかわらずです。

▽ここから、少年が高校1年生になるまで「教育」という名の拷問が
 続きます。
 
 母親というクッションがなくなった少年は、父親から勉強を強制
 されながら、同時に暴力も受けるようになります。
 
 「なんでこんな簡単な問題ができないんだ」「時間がかかりすぎる」
 等々、小学生のころから殴られて勉強していたのです。
 
 そして、異常に成績に執着します。
 
 小学校一年生の通知表を見て、「なぜ全てが『よくできました』
 ではないのか?」と担任を自宅に呼び出し、説明させるという
 徹底ぶりです。
 
 塾にも通っていて、学校が終わると塾で勉強、塾が終わって家に
 帰ってくると、父親の指導と暴力で夜まで勉強。
 
 家族旅行に行っても、勉強道具を持っていかされ、ホテルで勉強。
 
 しかも、成績が悪いと殴る蹴るの激しい暴行を受けます。
 
▽離婚が成立してすぐ、父親は別の女性と結婚します。

 継母と長男はすぐに慣れ、長男はもともとやさしい性格で、その後
 に生まれた次男と長女の面倒を良く見ていたそうです。
 
 この継母も父親の暴力をときどき受けていました。
 
 また、この父親は長男以外の子どもには興味がなかったそうです。
 
 そんなこともあり、この継母も少年につらく当たることもあり
 ました。
 
▽少年が小学校の時期は、天才と呼ばれるほど成績がよく、全国
 でも100番以内に入っていたそうです。
 
 塾では、飛び級で勉強するほどでした。
 
 しかし、名門の中高一貫校に入学すると、周りは天才だらけで、
 少年は後ろから数えた方が早い、という成績になってしまいます。
 
 これは、父親には耐えられないことでした。
 
 中学合格と同時に、終わるかと思っていた父親の教育は、エスカ
 レートすることになります。
 
 成績が平均点以下だと、髪の毛を持って引きずり回すくらいの
 暴力を受けるようになります。
 
▽あるとき、テストの成績が悪くて、父親の暴力を恐れた少年は、
 答案用紙をコピー機で改ざんします。
 
 最終的に、父親にばれてしまいますが、この時は殺されるかと
 思うほどの暴行を受けます。
 
 その後も、良い点数を取らなきゃと思うあまり、テスト中に教科書
 を見てカンニングをしてしまうのです。
 
 これも当然父親の知るところとなり、この時も激しい暴行を受け
 ます。
 
▽この父親は、なぜこのような大人になってしまったのでしょうか?

 その原因は、この父親の親、少年の祖母にあります。
 
 父親はその母親から同じ事をされていました。
 
 この父親の家系は代々医師になる人が多かったそうで、祖母も
 父親もそのプレッシャーの中で生きてきました。
 
 祖母が父親に勉強の指導中にケガをさせたこともあったようです。
 
 私がこの本を読んで、腹が立つことがたくさんありましたが、
 その中で、涙が出そうになったのは、次の部分でした。
 
 「僕はよくパパ側のお祖母ちゃんから、顔を見るたびに、頑張って
 勉強しいや、親戚は医者や薬剤師が多いんやと言われてきました」
 
 「お祖母ちゃんの口から出る言葉はそのことばかりで、僕はいつも、
 もうええわ、うるさいと思って、はいはい、と返事をしていました」
 
 「そんなお祖母ちゃんでしたから、僕が激しくパパから勉強させ
 られ、いろいろ悩んでいる話もできませんでした。いままで、
 親戚の人などのなかに、僕の悩みを聞いてくれる人は誰一人と
 していませんでした」
 
 普通、お祖母ちゃんは孫にやさしいはずです。
 
 この祖母の価値観は「医者・薬剤師」になるということに価値が
 あって、それ以外は価値がないと思っていたのです。
 
 存在するだけ、ただ生きているだけでは価値がないと思っています。
 
 祖母がこの状態であれば、父親が成績に執着し、将来は医師にする
 ということしか頭にないのは納得がいきます。
 
 ここでも、間違った世代間連鎖が起きています。
 
 父親の価値観は、成績と医師という立場だけなのです。
 
 しかも、この祖母の家では、長男に対してはジュースがでたりして
 待遇がよいのですが、次男や長女には何も出さない、という差別
 をします。
 
 時代錯誤も甚だしいですが、長男、つまり跡取り息子にしか価値
 がないという考えの家で育ったのです。
 
 それが、この父親の考え方の中にあります。
 
 長男には執着するけれど、同じ自分の子どもである次男、長女には
 全く感心を示さないのです。
 
 自分が普通の家庭に生まれて、本当に幸せだと思ってます。





 父親の異常性、そのまた親の異常性が理解していただけたでしょうか。
 
 少年は、今回3人を殺害した「凶悪犯」ですが、この本を読む限り
 どうしても被害者にしか思えません。
 
 そして、父親は3人の家族を殺された被害者なのですが、やはり
 加害者としか思えないです。
 
 間接的にではありますが、父親が3人を殺害したといっても言い
 過ぎではないと思います。
 
 次回は、いよいよ事件の核心に迫ります。



「カプセル家族」の危機―続発する家庭内殺人
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 ◆今日読んだ本
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 題名:「カプセル家族」の危機
 副題:続発する家庭内殺人
 著者:尾木直樹
 出版:学研新書
 定価:760円+税
 購入:本屋さんで購入



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 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4054034578/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f4417722%2f



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 ◆本の目次
──────────────────────────────
 序 章 今、少年達に何が起きているのか
 第1章 続発する「家庭内殺人」
 第2章 事件に見る、閉鎖した現代の家族と人間関係
 第3章 事件はなぜ「身内化」するのか
 第4章 「家族カプセル」からの脱出をめざして
 おわりに それでも家族は子どもの味方、家庭は居場所



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 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、2007年6月に出版されています。
 
 出たばかりの本です。
 
 著者は、大学の教授で、教育評論家と紹介されています。
 
 著書も多数あります。



 今、家庭内で起こっていることとはどのようなことなのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)カプセル家族とは?



 何が問題なのでしょうか?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)カプセル家族とは?

 「考えられる原因は二つある。一つは、少年達にとって家庭が
 ホッと安心できる居場所ではなくなっていたこと。いつでも両親
 からの『良い子』の期待に応えないと愛されないという強迫観念に
 満ちていること」
 
 「二つめは、かつてなら親も、近所の先輩母さんや世話好き母さん
 に相談したり、井戸端会議の中で自然に解消されていた悩みを
 自分一人で胸の内に抱え込んでしまっていること。子どもも部活の
 友達にても親の悪口を愚痴れば、それでホッとしたり、自分だけ
 じゃないと安心でき、元気になるもの」
 
 「しかし今日では、これまた母親たちと同様に、不安を自分の
 心にしまい込んだまま、一人でイライラを募らせている。こうして、
 親も子も“家族カプセル”に閉じこもり、矛盾の内圧が強化されて、
 親子関係が爆発するところまで煮詰まってしまっているのであろう」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 家庭内の圧力を見てみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「カプセル家族」とはどのような家族のことを言うのでしょうか?

▽この本の冒頭部分で殺人事件の件数が紹介さてれています。

 「平成17年の犯罪」によると、発生する殺人事件のうち最も
 多いのが「家庭内殺人」で、約半数を占めているそうです。
 
 以外です。
 
 それほど「家庭内」には憎しみが満ちているということでしょうか。
 
 さらに、この「家庭内殺人」のなかでも「配偶者殺人」は、
 約40%を占めています。
 
 結婚とは、世界で一番相性が悪い二人がすることになっているので
 配偶者が一番憎しみを抱きやすいということでしょうか。
 
 「家庭内殺人」の中でも、特に「親殺し」のデータを見てみると
 2005年は133件発生していて、「家庭内殺人」の約25%
 に当たるうです。
 
 「親殺し」に関して見ると、1990年は67件発生していて、
 15年の間に約2倍に増えているそうです。
 
 たしかに「増えた」と感じるわけです。
 
▽「親殺し」の事件を見てみると、次から次へと起こるので、把握
 しきれないです。
 
 特に最近の情報源はyahoo!のトピックスだけなので、何が起きて
 いるかほとんどわかりません。
 
 「子どもがなぜ親を殺すのか?」というのがこの本の趣旨です。
 
 スピリチュアルな観点から見ると、魂にとっては家族が一番の
 修行になります。
 
 特に親子関係を克服することは一番難しく、その関係を改善する
 のはたやすいことではありません。
 
 だから修行になるのだと思います。
 
▽とは言っても、私たちが生きているのは現実の世界です。

 現実はそんなこと考えてられないくらいに厳しいものなのです。
 
 「自分が普通に生きていくためには、自分に覆い被さっている親を
 排除しなければならない」
 
 そう考えている子どもたちがたくさんいるのです。
 
 彼らは彼らで生きるために必死なのです。
 
▽では、子どもたちに何が起きているのでしょうか?

 自分を生かしてくれているはずの親をなぜ殺さなければならな
 かったのでしょうか。
 
 著者は次のように言います。
 
 「考えられる原因は二つある。一つは、少年達にとって家庭が
 ホッと安心できる居場所ではなくなっていたこと。いつでも両親
 からの『良い子』の期待に応えないと愛されないという強迫観念に
 満ちていること」
 
 「二つめは、かつてなら親も、近所の先輩母さんや世話好き母さん
 に相談したり、井戸端会議の中で自然に解消されていた悩みを
 自分一人で胸の内に抱え込んでしまっていること。子どもも部活の
 友達にても親の悪口を愚痴れば、それでホッとしたり、自分だけ
 じゃないと安心でき、元気になるもの」
 
 「しかし今日では、これまた母親たちと同様に、不安を自分の
 心にしまい込んだまま、一人でイライラを募らせている。こうして、
 親も子も“家族カプセル”に閉じこもり、矛盾の内圧が強化されて、
 親子関係が爆発するところまで煮詰まってしまっているのであろう」
 
 家族というのは、心休まる場所である一方で、さまざまな葛藤を
 生み出す場所でもあります。
 
 夫と妻、親と子、兄弟姉妹、嫁姑等々、他人であれば割り切って
 付き合いをやめることも可能ですが、身近にいて家に帰ればかなら
 ずいる存在です。
 
 特に生活力がない子どもたちにとっては、決して逃れることが
 できない人間関係なのです。
 
 この心の葛藤が、「心休まる場所」を凌駕してしまっているのが
 現在の子どもたちなのです。
 
 心の葛藤が激しくなる一方で、子どもはそれを吐き出す場所が
 ありません。
 
 何でも相談できる友人が一人でもいれば、たまったストレスが
 解消できるのですが、それさえもできない状況にいます。
 
 密閉された小さなカプセルの中で、子どもたちは爆発する時を
 待っている状態にあるのです。
 
▽また、これは親にとっても同じ事です。

 親も子育てにはストレスを感じているし、自分が育てられたよう
 にしか育てられないのです。
 
 別な育て方ができないでいます。
 
 それを、他の人たちに相談することによって不安を無くし、学習
 する。
 
 こういった機能がなくなってきて、親も小さなカプセルの中で
 爆発するときを待っている状態にあるのです。
 
▽「カプセル家族」を脱するためには、カプセルの内側に向いている
 目を、外側に向けることです。
 
 家族以外の第3者に相談することなのです。
 
 それは、親戚ではなく、カウンセラー等まったく家族とは関係の
 ない人に相談することによって圧力が抜けていくのです。
 
 何か家族のことで悩んでいることがあれば、外に目を向けましょう。





 この本には、最近発生した「家庭内殺人」の事例を解説すると
 ともに、その原因を分析し、その解決策も書かれています。
 
 最終的には「教育論」に行き着いてしまうのですが、教育論は
 だいたい「口だけ」なのであまり信用はできないです。
 
 実現した試しがないですから。
 
 実現するのは、教育評論家じゃなくて、お役所と政治家です。
 
 それよりも、小さくてもいいから家族が実現可能な案を提示して
 くれた方がありがたいです。



機能不全家族―「親」になりきれない親たち
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 ◆今日読んだ本
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 題名:機能不全家族
 副題:「親」になりきれない親たち
 著者:西尾和美
 出版:講談社+α文庫
 定価:724円+税
 購入:ブックオフで105円



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 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4062569329/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f3564670%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 序 章 さらに増え続ける家族の問題
 第1章 「機能不全」の家族が増えている
 第2章 「子どものために」という依存する心
 第3章 子どもとの人間関係をよくするために
 第4章 心を閉ざしてしまったのは、だれ?
 第5章 親も子も「ノー」と言えるルールを
 第6章 「あなたの子どもではありません」



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 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :■■■□□
 豊かな心:■■■□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は2005年5月に出版されています。
 
 1999年10月に出版された単行本の文庫版となっています。
 
 著者は、アメリカのカリフォルニアで精神療法家として幅広く
 活躍されている方です。
 
 機能不全な家族の中で育ったアダルト・チルドレン、共依存症、
 心的外傷(トラウマ)を受けた人たちの治療にあたっているそう
 です。



 機能不全を起こしている家族とはどのような家族なのでしょうか。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)機能不全を解消するには?



 どうすればいいのでしょうか?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)機能不全を解消するには?

 「たいていの親は、放っておくと、子どもをコントロールしようと
 します。子どもがなにか親の意志と違ったことをしたり、違った
 意見を言ったりすると、当然のことのように子どもの行動の方向を
 変えようとします」
 
 「親は、自分の考える“よい行動”が子どもを改善するものだと
 思って疑わず、子どもにそれを押しつけてきます。そして、子ども
 をコントロールしようとする自分の試みが、自分の思っている
 方向に向かないときは、ますます圧力を増強させていきます」

 「親の言うままになる、いわゆる“いい子”は、自分の意志や
 個性を失って、いつも他人のことばかり気にする生き方しかでき
 なくなります」
 
 「親と変わらない程の体力を持つようになったとき、家庭内暴力を
 引き起こすこともあります。家庭内暴力をふるう子どもをもった
 親がよく口にするのは、『以前はあんなにいい子だったのに』
 という言葉です」

 「いずれにせよ、こうしたコントロールは親が考えているほどの
 効果を発揮しないどころか、将来的には悪弊の方がはるかに多い
 ものです」

 「自分がされたくないことは自分もしないというのは、親子関係に
 あっても同じことです。こうした気持ちの中から、良好な人間
 関係が築かれてくるのです」
 
 「そして、子どもにこうして欲しいと思うことがあったら、力づく
 で相手にさせるのではなく、自分が率先してそれをすることです」
 
 「子どもにこうあって欲しいと願うなら、まず親自身がそうなる
 ことです。子どもにウソをついてほしくなかったら、自分もきちんと
 約束を守ることです。子どもに『他人の悪口を言うな』と言うなら、
 自分も人の悪口を言わないことです」
 
 「子どもに口答えされたくなかったら、子どもを理不尽に怒鳴り
 つけるのはやめることです。子どもに反抗されたくなかったら、
 むやみに押さえつけないことです」



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 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 もっと自分の「親業」をチェックしてみよう 】



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 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「機能不全を解消」するにはどうすればいいのでしょうか?

▽このような本を読んで書評を書いていると、どうしても問題提起
 ばかり書いてしまいます。
 
 今回は、「機能不全」の解消方法を紹介したいと思います。
 
 この本には子どもとの接し方など具体例をあげて詳細に書かれて
 いるので、とても参考になります。
 
 その中からいくつか紹介したいと思います。
 
▽親はなぜ子どもを叱るのでしょうか?

 例えば、生命に危険が及ぶような行動をしたときは、それを叱って
 覚えさせなければなりません。
 
 また、他人の尊厳を踏みにじるような行為、暴力とか言葉による
 暴力などを見つけた時は、これも叱って教えなければならないです。
 
 こういう親が叱る行動を「教育」といいます。
 
 でも、だいたいは親の行動を真似ているだけですが...
 
▽教育以外で子どもを怒鳴ったり、脅したりする行為は、単に子ども
 を自分の意のままに操ろうとしているだけです。
 
 著者は言います。
 
 「たいていの親は、放っておくと、子どもをコントロールしようと
 します。子どもがなにか親の意志と違ったことをしたり、違った
 意見を言ったりすると、当然のことのように子どもの行動の方向を
 変えようとします」
 
 「親は、自分の考える“よい行動”が子どもを改善するものだと
 思って疑わず、子どもにそれを押しつけてきます。そして、子ども
 をコントロールしようとする自分の試みが、自分の思っている
 方向に向かないときは、ますます圧力を増強させていきます」
 
 こうやって指摘されると「ハッ!」とします。
 
 私も子どもをコントロールしようとしている場合が多々あります。
 
 たいていはその瞬間だけ言うことを聞きますが、長くは続かない
 です。
 
▽親は、子どもが思った通りに行動しないと腹がたちます。
 
 「なぜ言うことを聞かないんだ?」
 
 そうやって子どもに怒ります。
 
 でも、考えてみると、子どもも一人の人間であって、親とは別個の
 存在なのです。
 
 コントロールしようとしてもコントロールできるものではありま
 せん。
 
 もし、コントロールしようとした場合は、子どもを「恐怖」で
 抑えつけるしか方法がなくなってしまいます。
 
 「力」で民衆を押さえ込む「専制政治」のような状態になりますが、
 いずれ破綻します。
 
▽それでも、「恐怖」をもって無理に言うことを聞かせようとすると、
 その子は親の言うことを素直に聞く「いい子」になってしまいます。
 
 著者は言います。
 
 「親の言うままになる、いわゆる“いい子”は、自分の意志や
 個性を失って、いつも他人のことばかり気にする生き方しかでき
 なくなります」
 
 「親と変わらない程の体力を持つようになったとき、家庭内暴力を
 引き起こすこともあります。家庭内暴力をふるう子どもをもった
 親がよく口にするのは、『以前はあんなにいい子だったのに』
 という言葉です」
 
 恐怖で抑えつけていると、その親の恐怖を感じなくなってきたときに
 押しつぶされた風船は「パン!」とはじけてしまうのです。
 
 著者はさらに言います。
 
 「いずれにせよ、こうしたコントロールは親が考えているほどの
 効果を発揮しないどころか、将来的には悪弊の方がはるかに多い
 ものです」
 
 最初からコントロールしようと思わなければ、子どもに腹を立てる
 必要もなくなります。
 
 別個の人間だと思って対処すれば良いみたいです。
 
 さっそく実践してみます。


▽親も昔は子どもだったのですが、自分に子どもが出来る頃には、
 そのことをすっかり忘れてしまうみたいです。
 
 しかも、私が子どもたちにいつも言っているのは、
 
 「自分がやられて嫌だなと思うことは、人には絶対にしちゃいけない」
 
 ということです。
 
 そうやって自分で指導しているにも関わらず、親は子どもに対して
 十分に嫌なことを言います。
 
 例えば、会社で何かあって悩んで落ちこんでいるときに、上司から
 
 「何ボーッとしてるんだ!もっとしっかり働け」
 
 と言われたとしたら、そりゃ腹が立ちます。
 
 とてもその上司のことを尊敬しようとは思いませんね。
 
 蹴り入れてやりたいくらいです。
 
▽同じようなことが家庭でも起きているかもしれません。
 
 子どもの気持ちも考えずに頭ごなしに怒ったりすると、同じような
 ことを子どもも思うことになります。
 
 ひきこもりの子どもに「シャキッとしろ!」なんて怒っても、
 それができないからひきこもっているのです。
 
 著者は言います。
 
 「自分がされたくないことは自分もしないというのは、親子関係に
 あっても同じことです。こうした気持ちの中から、良好な人間
 関係が築かれてくるのです」
 
 「そして、子どもにこうして欲しいと思うことがあったら、力づく
 で相手にさせるのではなく、自分が率先してそれをすることです」
 
 「子どもにこうあって欲しいと願うなら、まず親自身がそうなる
 ことです。子どもにウソをついてほしくなかったら、自分もきちんと
 約束を守ることです。子どもに『他人の悪口を言うな』と言うなら、
 自分も人の悪口を言わないことです」
 
 「子どもに口答えされたくなかったら、子どもを理不尽に怒鳴り
 つけるのはやめることです。子どもに反抗されたくなかったら、
 むやみに押さえつけないことです」
 
 これだけでもたくさんの気づきがあります。





 この本には、今回紹介したように、「機能不全の親」を解消する
 ための具体的な方策がたくさん書かれています。
 
 身近な具体例を、分かりやすい言葉で解説してくれているので
 気づきがたくさんあります。
 
 決して「自分は大丈夫」と安心しないで、読んでみることをお勧め
 します。
 
 一つや二つは必ず気づきがあると思います。



機能不全家族―「親」になりきれない親たち
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:機能不全家族
 副題:「親」になりきれない親たち
 著者:西尾和美
 出版:講談社+α文庫
 定価:724円+税
 購入:ブックオフで105円



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 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4062569329/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f3564670%2f



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 ◆本の目次
──────────────────────────────
 序 章 さらに増え続ける家族の問題
 第1章 「機能不全」の家族が増えている
 第2章 「子どものために」という依存する心
 第3章 子どもとの人間関係をよくするために
 第4章 心を閉ざしてしまったのは、だれ?
 第5章 親も子も「ノー」と言えるルールを
 第6章 「あなたの子どもではありません」



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 ▼本の成分解析
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 知恵  :■■■■□
 勇気  :■■■□□
 豊かな心:■■■□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は2005年5月に出版されています。
 
 1999年10月に出版された単行本の文庫版となっています。
 
 著者は、アメリカのカリフォルニアで精神療法家として幅広く
 活躍されている方です。
 
 機能不全な家族の中で育ったアダルト・チルドレン、共依存症、
 心的外傷(トラウマ)を受けた人たちの治療にあたっているそう
 です。



 機能不全を起こしている家族とはどのような家族なのでしょうか。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)機能不全家族とは?



 我が家もおそらく機能不全を起こしてる部分があると思います。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)機能不全家族とは?

 「子どもに安全と保護を与えられない、子どもの人格を尊重でき
 ない、子どものもって生まれた気質や個性を受け入れられない、
 適当な愛情と規律を与えることができない親のこと」

 「意図的に子どもに害を与えるわけではないのですが、知らない
 うちに子どもの心を傷つけてしまう親は以外と多いものです」

 「外からは体裁よく見える家族も、内側では不幸でみじめな人間の
 集団になっていて、しかも、悲しいことに、自分がみじめなことに
 さえ気づいておらず、他人に八つ当たりしたり、圧力をかけたり
 しています」

 「親たちは、子どもの受験戦争のことで頭がいっぱいで、それで
 一生が決まってしまうかのように考えています。それ以外に、
 人間性を磨くとか、人間の幅を広げるとか、そんな余裕はまったく
 ない」

 「たしかに、そのとおりです。ただ、大きな違いは、アメリカ
 では問題があったとき、私たちでなんとかしようとはたらきかけが
 できることです。たとえそれが成功しないままでも、自分と同じ
 ような意見をもった人たちと協力して、問題に正面から対処し
 ようとします」
 
 「でも、日本では、『くさいものにはフタをしろ』で、事実を
 見ようとしない、あるいは見て見ぬフリをする。しかも、それを
 まわりの人に要求するんです」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 自分の機能不全な部分をもう一度考えてみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「機能不全家族」とはどのような家族のことをいうのでしょうか?

▽最近、今回読んだような本、つまり家族の人間関係に関する本を
 たくさん読んでいるせいか、人を見るときに後ろにいる家族を
 想像します。
 
 「この人の親はどんな人だったのだろう?どのような環境で育った
 のだろう?」
 
 そう思って見てみると人を観察するのが楽しくなってきます。
 
 想像の世界ですから間違っていても叱られることはありません。
 
 特に子どもの場合は、まだ家庭外の環境による影響が少ないので、
 親が想像しやすいです。
 
 逆の場合もあります。
 
 親子連れを見たときに、親が子どもに接する態度を見て、
 
 「この子がもう少し大きくなると、どのように成長するのだろう」
 
 と考えたりします。
 
▽先日、嫁さんと二人で父の日のプレゼントを買いに行った時も、
 2〜3分くらい延々と子どものことを責めている親とか、そん
 なに大きな声で叫ばなくてもいいじゃない、と言いたくなるような
 声で子どもに怒っている(脅している?)親とかが目につきます。
 
 だいたい母親が多いのですが、父親の場合もあります。
 
 その日見たのは、過去のことをほじくり返し、子どもをなじる
 お父さんの姿でした。
 
 その子はまだ小学校低学年くらいの男の子で、そんなに昔のこと
 なんて詳細に覚えているはずがありません。
 
 それなのに、昔のことを引っ張り出してなじっても、本人には
 何の事やらサッパリ分からないのではないでしょうか。
 
 この男の子が大人になって、会社で人の上に立ったときや、自分の
 子どもが生まれたときは、だいたい想像できます。
 
 親と同じことをします。(私にも言えることですが...)
 
 このように、本人は親の役目を果たしているつもりでも、実際は
 て正しく機能していない家族のことを「機能不全家族」と言います。
 
▽機能不全家族とは親が原因になっているのですが、では「機能
 不全な親」とはどのような親なのでしょうか?
 
 著者は言います。
 
 「子どもに安全と保護を与えられない、子どもの人格を尊重でき
 ない、子どものもって生まれた気質や個性を受け入れられない、
 適当な愛情と規律を与えることができない親のこと」
 
 「私は大丈夫」と思っている方もいることでしょう。
 
 著者は次のようにも言います。
 
 「意図的に子どもに害を与えるわけではないのですが、知らない
 うちに子どもの心を傷つけてしまう親は以外と多いものです」
 
 つまり、親は「当然のことをしている」と思っているので、子ども
 が傷ついているとは少しも考えていません。
 
 むしろ、「教育」だと考えています。
 
 これが「世代間連鎖」が起きてしまう原因です。
 
 子どもを傷つけている親は、自分も同じように育てられてきたので
 それしか方法を知らないのです。
 
▽この本には、日本が大好きで、憧れの日本にやってきて永住も
 考え、日本人の妻と結婚して子どももできたアメリカ人の話が
 紹介されています。
 
 しかし、このアメリカ人は4年で耐えきれなくなって帰国して
 きたそうです。
 
 日本のどこが嫌になったかというと「本音と建て前が違いすぎる」
 というところなのだそうです。
 
 しかも、日本の家族関係についても厳しい指摘があったそうです。
 
 「外からは体裁よく見える家族も、内側では不幸でみじめな人間の
 集団になっていて、しかも、悲しいことに、自分がみじめなことに
 さえ気づいておらず、他人に八つ当たりしたり、圧力をかけたり
 しています」
 
 確かに、家族内の様々な事件が起きるたびに言われることは、
 「あんなに仲がいい親子だったのに...」です。
 
 外に見える部分と内部は全然違っているということになります。
 
 「親たちは、子どもの受験戦争のことで頭がいっぱいで、それで
 一生が決まってしまうかのように考えています。それ以外に、
 人間性を磨くとか、人間の幅を広げるとか、そんな余裕はまったく
 ない」
 
 これは、特に私が住んでいる横浜のある地区はスゴイものがあり
 ます。
 
 幼稚園のころから「受験」という言葉をよく聞きます。
 
 私のように全く「受験」に興味のない親の方がめずらしいような
 感じです。
  
 ここで紹介されているアメリカ人は、そうやって日本のことを
 非難したそうです。
 
 しかし、子育てで言えばアメリカもそんなに素晴らしい国だとは
 思えません。
 
 著者がそこを指摘すると、次のように応えたそうです。
 
 「たしかに、そのとおりです。ただ、大きな違いは、アメリカ
 では問題があったとき、私たちでなんとかしようとはたらきかけが
 できることです。たとえそれが成功しないままでも、自分と同じ
 ような意見をもった人たちと協力して、問題に正面から対処し
 ようとします」
 
 「でも、日本では、『くさいものにはフタをしろ』で、事実を
 見ようとしない、あるいは見て見ぬフリをする。しかも、それを
 まわりの人に要求するんです」
 
 つまり、日本人は、自分に問題があって、それを治す必要がある
 ということに本人が気が付いていない、ということになります。
 
 親の機能不全は親本人が気がつくことから始めなければならない
 のです。





 この本は、機能不全を起こしている親のために書かれた本です。
 
 しかし、おそらく機能不全を起こしている親はこのような本は
 手にとって読まないと思います。
 
 自分が機能不全な親だとは全く思っていないためです。
 
 気づいた者勝ちです。
 
 日本の家族は、約80%の割合で機能不全をおこしているそうです。
 
 ほとんどですね。
 
 私は気がつきました。
 
 そして自分を見つめ直しています。
 
 
 明日もう一度この本を紹介します。



大好きなことを「仕事」にしよう
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:大好きなことを「仕事」にしよう
 著者:中村修二
 出版:ワニブックス
 定価:1500円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4847015509/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1694715%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 「大好きなこと」はなんですか?
 第2章 ぼくが研究にのめりこむまで
 第3章 ぼくの研究者人生をかけた青色LED開発
 第4章 どこまでも「夢」を追おう
 第5章 LEDはどうして光るんだろう?
 第6章 明るくかがやいているLEDの未来
 第7章 理科系のためのハローワーク
 第8章 アメリカからのメッセージ
 最終章 研究者があこがれの「仕事」になる日



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■□□□
 勇気  :■■■□□
 豊かな心:■■□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は2004年8月に出版されています。
 
 著者は、青色発光ダイオード(LED)の開発に世界で初めて
 成功して有名になった方です。
 
 現在は、カリフォルニア大学の教授をしています。
 
 著書も何冊かあって、このメルマガでも紹介したことがあります。



 仕事はどのように考えれば良いのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)大好きなことを仕事にする方法とは?



 仕事も遊びになれば最高です。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)大好きなことを仕事にする方法とは?

 「子どもの仕事が遊ぶことなら、同じように大人の仕事もドキドキ
 して楽しいものであるべきです。つまり、大人の仕事は、子どもの
 遊びの延長のようなものだと、僕は思うんです」
 
 「こんなことをいうと『仕事は真剣なものだ。遊びじゃない』
 なんて怒られそうですが、つらくて苦しいばかりじゃ、とても
 続けてはいけません」
 
 「自分でやっていて喜びがあったり、感動したり、魅力がなければ、
 せっかく仕事をするかいがない。本来の仕事って、楽しくて面白い
 ものなんじゃないでしょうか」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 50%好きな仕事を80%好きになろう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「大好きなことを仕事にする方法」とは?

▽著者は何年か前に、以前勤めていた「日亜化学」を相手取って、
 200億円あまりの裁判を起こしました。
 
 これは、著者がその発明の対価を求めて起こした裁判だと思われ
 ていますが、本当は最初に日亜化学の方から「アメリカで同じ
 研究をするな」という裁判をアメリカで起こされて、それに対抗
 するために日本で起こした裁判なのだそうです。
 
 日本では、開発に成功した研究者に対し、会社は莫大な利益を
 得ているにもかかわらず、その対価が支払われることはありません。
 
 通常の給与体系の中でお金が支払われるそうです。
 
 このような制度は先進国では日本だけのような気がします。
 
▽著者も裁判を起こすつもりは全くなかったみたいです。

 科学者や研究者の中には、一攫千金を求めて研究している人も
 いると思いますが、おそらくほとんどの人たちは、研究することが
 たまらなく好きでやっているのではないでしょうか。
 
 「研究」という仕事が好きで好きでたまらない、という人たちが
 日夜研究しているのですから、その集中力はだいたい予想がつき
 ます。
 
 これは、子どもたちが遊びに夢中になっているのに似ています。
 
 子どもたちは自分がやって楽しくないことはやりません。
 
 自分が楽しいことだけしか遊ばないのです。
 
 それに対し、大人になってからの「仕事」は、ほとんどの人が
 「いやいや」やっています。
 
 生きるため、少しでもいい生活をするため、欲しい物・状況が
 あるため、何か手に入れるために働いています。
 
 「楽しい」という感情は無視されています。
 
 これでは毎日が楽しくないですね。
 
 著者は言います。
 
 「子どもの仕事が遊ぶことなら、同じように大人の仕事もドキドキ
 して楽しいものであるべきです。つまり、大人の仕事は、子どもの
 遊びの延長のようなものだと、僕は思うんです」
 
 「こんなことをいうと『仕事は真剣なものだ。遊びじゃない』
 なんて怒られそうですが、つらくて苦しいばかりじゃ、とても
 続けてはいけません」
 
 「自分でやっていて喜びがあったり、感動したり、魅力がなければ、
 せっかく仕事をするかいがない。本来の仕事って、楽しくて面白い
 ものなんじゃないでしょうか」
 
▽私が今やっているSEという仕事は、私にとって楽しいこと半分、
 楽しくないことが半分です。
 
 仕事の内容に関しては、文章を書いたり、プログラムを作ったり
 なので私にとっては好きなことなのですが、どの作業も「納期」、
 つまり締め切りがあります。
 
 何かに追われている感じがして嫌いです。
 
 最近は少なくなりましたが、以前はその納期でずっと苦しんで
 いたことがあります。
 
 現在はその日にやる仕事の内容によって、楽しかったり、そうで
 なかったりします。
 
▽仕事が面白く、楽しくなると、毎日朝起きるのが嬉しくなります。

 満員電車に乗って会社へ行くのさえ苦ではないです。
 
 人の幸せを考えると、最終的に「仕事」に行き着きます。
 
 人間が人生のうちで最も時間を使うのが「仕事」です。
 
 その仕事がつらいだけだと、一日が全てつらくなります。
 
 そうするときっと人生の時間の大半はつらくなります。
 
 仕事は自分にとって楽しい仕事をするべきです。
 
▽とは言っても、生活を維持するためには嫌な仕事もやらなくては
 なりません。
 
 また、30代も後半になると転職も難しくなります。
 
 したがって、ほとんどの人は嫌な仕事も我慢してやることになり
 ます。
 
 ということは、仕事を変えることができないのであれば、嫌な
 仕事を楽しくすればいいですね。
 
 難しいかも知れませんが、仕事を変えられないのであれば、嫌な
 仕事のなかに楽しいことを見つけるしか方法がないです。
 
▽斎藤一人さんは、「仕事はその人にとって最適な場所に呼ばれます」
 という話をしていました。
 
 自分で選んだ仕事であっても、それはその人に必要だから与え
 られたのです。
 
 嫌な仕事でもどこかに突破口があると思います。
 
 楽しくなる考え方をしてみてはいかがでしょうか。





 後半は書評じゃなくなってしまいました。
 
 この本は、小学生でも読めるようにと、5年生以降で習う漢字には
 フリガナをふってあります。
 
 小学生が読むには若干難しいかなとは思いますが、今回紹介した
 部分だけでも小学生のうちに読んでおくと、今後の人生に役に
 立つかもしれません。
 
 大好きなことを仕事にするには、大人になった今からでも遅くは
 ないと思います。



狂食の時代
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:狂食の時代
 著者:ジョン・ハンフリース
 出版:講談社
 定価:1900円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/406211156x/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1432050%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
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 第1章 もっと、食べ物を!
 第2章 昨日、今日…そして明日は?
 第3章 食品添加物の危険な歴史
 第4章 殺虫剤が体内に溜まる
 第5章 失われた大地のバランス
 第6章 それでも、養殖魚を食べられますか
 第7章 食肉に潜む危険な細菌
 第8章 暗黒の未来―遺伝子組み換え食品
 第9章 有機農法は人類を救うか



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、2002年3月に出版されています。
 
 著者は、紹介文によるとイギリスで最も尊敬を集めるジャーナ
 リストの一人と書かれています。イギリスでは有名な方みたいです。



 現在、私の食はどの様な危険にさらされているのでしょうか。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)食の危機とは?



 読めば読むほど恐ろしいです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)食の危機とは?
 
 ※今回は「もっと知りたい方のために」を参照ください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 買い物に行ったときに気をつけて見てみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「食の危機」とはどういうことなのでしょうか?

▽最近はいろいろなところで「食の危機」が叫ばれています。

 雑誌にも書かれているし、さまざまな本も出版されています。
 
 それを読んで「ほんと?こりゃ大変だ!」と思ったとしても、
 スーパーに行って買い物をする時は、ほとんど選択肢がありません。
 
 というのも、パッケージにはどのような育て方がされたのかは
 書かれていないからです。
 
 農作物で言えば、どこの農家で、どのような肥料を使って育てて
 きたのかなど、一部のインターネットで販売しているのはあり
 ますが、そこらへんのスーパーではほとんど知ることはできません。
 
 「大変だ」と思っても、なすすべがないのが現実です。
 
▽一番よく聞くのが、農作物を育てる際に使われる「農薬」です。

 殺虫剤や化学肥料無しには今の作物は作ることができません。
 
 農薬はイタチごっこで、使えば使うほど、より強力な殺虫力や
 殺菌力が必要になってきます。
 
 最終的には、虫すら食べなくなった作物を、私たち人間が食べる
 ことになります。
 
 作物にかけられた農薬は、濃縮され人間の口に入ります。
 
 これが現在、スーパーで売られている野菜や果物です。
 
 その代わり安く手に入ります。
 
▽これは、農作物に限ったことではなく、養殖魚も同じです。

 養殖魚は海のある場所を囲って狭い範囲で大量に育てられています。
 
 この本で詳細に紹介されている養殖魚は「サケ」です。
 
 サケが養殖できるとは知りませんでした。
 
 確かサケは川で生まれ、海に出て何年かしてまた川に戻ってくる
 はずです。
 
 それを、海外ではありますが、海のある一区画を囲ってサケを養殖
 しているのです。
 
 狭い中で大量に育てているので、サケの体はボロボロ、寄生虫が
 大量に発生するため、大量の薬品を散布します。
 
 養殖場の近辺の海底には、フンが大量に堆積し、ヘドロ状になって
 いるそうです。
 
 そこには、生き物は何もいなくて死の海になっています。
 
 大量にまかれた薬品のため、その養殖場の近辺でとれる貝類に
 毒性があることが分かり漁獲が規制されたこともあるそうです。
 
 ただ、その因果関係がハッキリと証明できなかったため、養殖
 業者の責任にはならなかったそうです。
 
▽以前、日本のどこか場所は忘れましたが、テレビでフグ養殖の
 ドキュメンタリーを放送しているのを見たことがあります。
 
 養殖は、ごく狭い範囲で行われているため、どうしても病気が
 発生すると、全てのフグがあっという間に病気になります。
 
 それを治すための大量の「ホルマリン」が海にまかれていました。
 
 ホルマリンは猛毒の薬品のはずですが、養殖業者にとってはそんな
 ことはどうでもよく、フグが死なないことの方が大切なのです。
 
 私はフグを食べたことがないので、安心?して見ていられましたが、
 今後フグを口にしないことを誓いました。
 
▽「食の危機」は薬だけではありません。

 それは「細菌」にも及びます。
 
 私たち人間がカゼをひいて病院に行くと、医者はかならず「抗生
 物質」を処方してくれます。
 
 子どもたちが小児科に行っても「抗生物質」は処方されます。
 
 「抗生物質」はウィルスに感染しないために使うものですが、
 生き物は何でもそうですが必ず「進化」します。
 
 それは「細菌」も同じです。
 
 ある細菌に効く抗生物質を作ったとしても、使っているうちに必ず
 その抗生物質に抗体を持つ細菌が出てきます。
 
 これは、農作物に使われる殺虫剤と虫の関係に似ています。
 
 細菌は目に見えないだけに恐ろしいです。
 
 この抵抗力が強くなった細菌(MRSA等)が病院内で発生し、
 院内感染という最悪の事態に発展したりします。
 
▽抗生物質は人間だけに処方されるものではありません。

 養鶏場など、大量のブロイラーを生産している所でも使用されます。
 
 こういう所では、ニワトリが病気になるとあっという間に病気が
 広まって、不健康なニワトリはすぐに死んでしまいます。
 
 その病気を恐れ、餌に抗生物質をまぜて食べさせるのです。
 
 養鶏場のニワトリは卵からかえって、約6週間で食卓にのぼる
 そうです。
 
 6週間とは約1ヶ月半です。
 
 その間、運動することもなく、まともに歩くこともできない状態で
 抗生物質が入った餌をたらふく食べさせられたニワトリは、ある
 病気に対抗することはできます。
 
 しかし、その抗生物質に抗体をもった細菌は、もしかしたら
 発見されることもなくパッキングされ、スーパーの棚に並ぶかも
 しれません。
 
 少し前に大騒ぎした、「鳥インフルエンザ」は、ニワトリが大量に
 死亡したために騒ぎになりましたが、ニワトリがその細菌で死ぬ
 こともなく、その肉を私たちが食べることになるとしたら、こん
 なに怖いことはありません。
 
▽このように、人間はここ数十年の間に大量生産する様々な方法を
 考え出してきました。
 
 しかし、どれもおそらく失敗に終わっています。
 
 人間は「利益」がからむとどうして「むさぼって」しまうので
 しょうか。
 
 食の危機に瀕していますが、それは私たち一般市民が求めたから
 そうなってしまっています。
 
 もう少し頭を使わないとならないようです。





 この本を読んでいると、何を食べて良いのかわからなくなります。
 
 我が家で毎週利用しているスーパーは、安いのが取り柄です。
 
 でも、それらの食物がどこからどうやってその店に来たのかを
 知ると、おそらく何も買えなくなってしまうと思います。
 
 この本を読んでも、何も現状は変わりません。
 
 だけど、知識として知っておくのは大切です。
 
 心配の種が増えますが、読んで良かったと思ってます。
 
 とりあえずスーパーの魚売り場で、サケを買うときは注意する
 ことにします。
 
 外国産の鮮やかな赤色のサケは要注意です。
 
 天然のサケの切り身は淡いピンク色です。



買い物しすぎる女たち
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:買い物しすぎる女たち
 著者:キャロリン ウェッソン
 出版:講談社+α文庫
 定価:940円
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4062561336/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f785352%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 「買い物依存症」の時代
 第2章 買い物の誘惑と魔力
 第3章 あなたのストレスと買い物習慣を診断する
 第4章 生い立ちに何か問題がある
 第5章 ないがしろにされてきた欲求と未発見の能力
 第6章 買い物しすぎる女たちを愛する男たち
 第7章 ダイアナ、ジャッキー、イメルダ、メリー=トッドの症例
 第8章 私はこうして買い物依存症に陥り、こうして回復した
 第9章 自分を変える−感情を処理する新しい方法
 第10章 余計な買い物をしないための11ステップ・プログラム



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :■■□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、1996年2月に出版されました。
 
 1992年5月に単行本が出版され、その文庫版になります。
 
 著者は、アメリカでセラピストをしている人で、現在は精神療法家
 として活躍中、と紹介されています。



 買い物しすぎる男たちには何度か出会ったことがあります。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)買物依存症の原因とは?



 原因はどこにあるのでしょうか?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)買物依存症の原因とは?

 「『買い物依存者』と『買い物依存症者』の相違をもう一度明確
 にすると、『ショッパホリック』は気分を変えるために買い物を
 するのは『時々』で、買い物したあとはたいてい『気分が良く』
 なる」
 
 「他方、『買い物依存症者』は、1.ある種の感情を避けたり、
 気分を良くしたりするために、買い物したり浪費したりすることを
 常とし、2.買い物をはじめる時には大変な興奮状態にあるのが、
 終わる頃には反省と自己非難と憂うつな気持ちで一杯になり、
 3.特にこれといって理由もないのに買い物の頻度が高まり、
 4.借金がかさみ、5.買ってきたものを使わない」

 「買い物依存症者がこのような行きづまり状態に至る経過はさま
 ざまであるが、根底には二つの理由がある。一つは、買い物に
 よって自己評価を高めることができることを経験したこと。
 二つ目は、これが追い払いたい考えや感情や問題を確実に消す
 方法であることを発見したことである」
 
 「では、一体どんな感情から逃れたいと思っているのか。それは、
 空しさ、失意、不安、怒り、脱力感、そして自分が拒否されたこと、
 などである」

 「買い物依存、あるいは買い物依存症になるような人は、依存症に
 なりやすい人格を持っていると言われている。つまり、何か面倒な
 ことが起こると、それを解決しようとして、脅迫的・依存症的な
 行動をとってしまうのである」
 
 「依存症への道は、長く、曲がりくねっていて、逆にだどって
 いくと最後には自分たちが育ってきた家族へと帰り着く。その
 家族のほとんどに、機能不全がみられる」

 「人に気に入られようとすることは、子どもの心に自然に浮かんで
 くることではない。子どもとは元来、自己中心的で、感情を隠さず、
 享楽的で、自分を偽らず、だらしなく、創造的で、うるさいという
 生き物だ」
 
 「不健全な親を喜ばせるには、これらの性質の一部または全部を
 巧妙に隠したり厳しく抑制したり、鋼鉄のような自制心で自己
 コントロールすることが必要だ」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 自分の依存症を考えてみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「買物依存症の原因」とはどのようなものなのでしょうか?

▽ストレスが溜まったときに買い物をすると気分が良くなる、という
 人は私の周りにもいます。
 
 一気にお金をスパッと使うと気分が良くなるみたいです。
 
 過去、転職する前の会社の後輩で、何年経っても必ず200万円
 くらいの借金がある男性がいました。
 
 「やっと、いくらか返したんですよ」
 
 と言いながら、返した分をさらに借金するのです。
 
 したがって、いつまで経っても借金は減りません。
 
 現在、どの様な生活を送っているのか知りません。
 
 でも、なぜかこの男性にもずっと彼女がいました。
 
▽買い物をすることで気分が良くなり、ストレスが解消されるために、
 「依存症」になる人がいます。
 
 買い物に関する「依存度」によって、段階があるようです。
 
 「買い物依存者(ショッパホリック)」と「買い物依存症者
 (ショッピング・アディクト)」は違うそうです。
 
 その違いについて、著者は以下のように説明しています。
 
 「『買い物依存者』と『買い物依存症者』の相違をもう一度明確
 にすると、『ショッパホリック』は気分を変えるために買い物を
 するのは『時々』で、買い物したあとはたいてい『気分が良く』
 なる」
 
 「他方、『買い物依存症者』は、1.ある種の感情を避けたり、
 気分を良くしたりするために、買い物したり浪費したりすることを
 常とし、2.買い物をはじめる時には大変な興奮状態にあるのが、
 終わる頃には反省と自己非難と憂うつな気持ちで一杯になり、
 3.特にこれといって理由もないのに買い物の頻度が高まり、
 4.借金がかさみ、5.買ってきたものを使わない」
 
 たまに、「自分へのご褒美」と言って、買い物をしてストレスを
 発散させる人は、「買い物依存者」です。
 
 それに対し、買い物をしても気分が良くなることはなく、憂うつに
 なるのが「買い物依存症者」です。
 
 その境というのは、実はあいまいで、買い物依存者が買い物依存
 症者に移行するのはめずらしくないそうです。
 
 では、買い物依存症者はなぜそうなってしまうのでしょうか。
 
 「買い物依存症者がこのような行きづまり状態に至る経過はさま
 ざまであるが、根底には二つの理由がある。一つは、買い物に
 よって自己評価を高めることができることを経験したこと。
 二つ目は、これが追い払いたい考えや感情や問題を確実に消す
 方法であることを発見したことである」
 
 「では、一体どんな感情から逃れたいと思っているのか。それは、
 空しさ、失意、不安、怒り、脱力感、そして自分が拒否されたこと、
 などである」
 
 これらの「感情から逃れるため」というのは、他のさまざまな
 「依存症」と同じ理由です。
 
 買い物依存症者も、アルコール依存症者も、ドラッグ依存症者も、
 過食症・拒食症も、たどり着いた先が違うだけで、根底には同じ
 原因があります。
 
 最終的に「心の問題」に行き着くことになります。
 
▽では、「心の問題」の原因はどこにあるのでしょうか。
 
 「ストレス解消」だと思っている人も多いようですが、本当の
 原因はそこにはありません。
 
 たしかに、ストレス解消のために買い物を始め、そこから依存症
 になる人もいるみたいです。
 
 しかし、その根本原因は別のところにあります。
 
 著者は言います。
 
 「買い物依存、あるいは買い物依存症になるような人は、依存症に
 なりやすい人格を持っていると言われている。つまり、何か面倒な
 ことが起こると、それを解決しようとして、脅迫的・依存症的な
 行動をとってしまうのである」
 
 「依存症への道は、長く、曲がりくねっていて、逆にだどって
 いくと最後には自分たちが育ってきた家族へと帰り着く。その
 家族のほとんどに、機能不全がみられる」
 
 自分では訳も分からず買い物をして、気分が良くなったり、逆に、
 買うまでは興奮していても、買ってしまうと罪悪感に囚われる
 という人には、自分が育ってきた家族環境に何らかの問題が
 あったと考えられます。
 
 依存症にはだいたい、幼少期にその原因があります。
 
 個人的な問題を抱えている親や、夫婦間の問題を抱えている親に
 育てられる子どもは、自分が家族のバランスをとろうと必死に
 なります。
 
 いい子になって、異常なほど責任感が強くなったり、逆に何らかの
 問題行動を起こしたりします。
 
 そのような状況の中で育った子どもは精神的に不安定になります。
 
 子どものころに必要なもの(愛)が十分与えられないと、大人に
 なってもそれを追い求めてしまうのです。
 
 問題を抱えている親の他にも、条件付きの愛情しか子どもに示す
 ことができない親に育てられた子どもも同じように、精神的に
 不安定になります。
 
 著者は言います。
 
 「人に気に入られようとすることは、子どもの心に自然に浮かんで
 くることではない。子どもとは元来、自己中心的で、感情を隠さず、
 享楽的で、自分を偽らず、だらしなく、創造的で、うるさいという
 生き物だ」
 
 「不健全な親を喜ばせるには、これらの性質の一部または全部を
 巧妙に隠したり厳しく抑制したり、鋼鉄のような自制心で自己
 コントロールすることが必要だ」
 
 子どもらしくない子どもがいるとしたら、もしかしたら家族に
 何らかの問題がある可能性があります。
 
 買い物依存症も、その原因の根は深いところにあります。





 この本は400頁を越えていて、読むのにそれなりに時間がかかり
 ます。
 
 でも、買い物依存症にかぎらず、いろいろな依存症になるメカ
 ニズムが豊富な事例とともに紹介されていて勉強になります。
 
 そして、そこから抜け出す方法も紹介されています。
 
 時間はかかるみたいです。
 
 実は私も密かに「買い物依存症」かと思ってました。
 
 本棚には読んでない本が130冊くらい並んでいるのに、ほぼ
 毎日どこかの本屋さんにいって、気に入った本があれば買って
 しまいます。
 
 私の場合、買う本が105円とか高くても定価の半額の本がほとんど
 なので、破産するくらい買うには少々家が狭すぎます(笑)
 
 ただ、買った本はとりあえず読むし、読むのが楽しみなので
 「依存症」まではたどりついてない「依存者」といったところで
 しょうか。
 
 でも、何の依存なんだろう?



本気で言いたいことがある
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
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 題名:本気で言いたいことがある
 著者:さだまさし
 出版:新潮新書
 定価:700円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4106101610/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f4017283%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1部 生命の行方
   「生命」は誰のものか?
   家族が壊れたのはなぜか?
   子育ては国育て
 第2部 心の在処
   神さまは本当にいますか?と聞かれたら
   教育とは何だろう?
 第3部 情の構造
   「惜しまない」から始めよう
   コミュニケーション不全への処方箋
 第4部 義の崩壊
   二束三文の正義
   想像力はどこへ行った?
   徴兵を許すのは誰か
 第5部 時間の秘密
   未来はどこへ続くか?



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 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■□□□□
 豊かな心:■■□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は2006年4月に出版されています。
 
 著者は、説明もいらないくらい有名ですね。
 
 最近は小説家としても活躍されています。



 さだまさしさんが本気で伝えたいこととは?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)家族が壊れたのはなぜか?



 壊れた原因はどこにあるのでしょうか。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)家族が壊れたのはなぜか?

 「国の魅力とは、実はその国に住む『人の魅力』ではないかと
 思うのです。この国に暮らす人々が魅力的であれば国そのものが
 魅力的になりますし、人々に魅力がなければ国にも魅力などなく
 なります」
 
 「つまり、『国は人』といえるかもしれません」

 「国を考えるならまずは家族から。そんな思いが強くなってきます」
 
 「たとえば自分や自分の身の回りの人を幸せにできないで、それ
 以外の人を幸せにできるはずがない。言い換えれば国民の一人
 一人が自分と家族を幸せにできたら、面倒なことを考えなくても、
 世の中は幸せになり、この国は魅力的な国になるはずなのです」

 「きちんと挨拶ができない、お辞儀の仕方も知らない、感謝の
 言葉も、謝罪の言葉も知らない。つまり会話ができない。敬語に
 ついて知りもせず、尊敬語や謙譲語や丁寧語の違いも分からない」
 
 「叱られたことがないので謝り方も知らない。『何故こうなった
 のか』という論理を説明することは出来て、責任が何処にあり、
 自分の立場がどうで、という論理を説明することは出来ても、
 ここは謝罪することが、或いは責任を自分で認めることが筋だ、
 という『筋論』が存在しないのです」

 「子供がダメになった、と言う前にまず反省すべきことがあります。
 親の世代が全くダメになったのだ、と思うべきです。きつい言い方
 ですが、それはある意味で母親がダメになった、ということです」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 もう一度家族を見つめ直してみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「家族が壊れたのはなぜ」なのでしょうか?

▽著者が書いた本を読むのは初めてです。

 最近では本屋さんで小説が平積みされているのをよく見かけます。
 
 映画の原作にもなってます。
 
 今回読んだ本は、その著者が言っておきたいことが、いくつかの
 テーマに分けて書かれています。
 
 共感する部分がいくつかあったのでその一部をご紹介します。
 
▽著者は日本という国の魅力がどんどん失われつつあると言います。

 「国の魅力」って何でしょうか?
 
 「国の魅力とは、実はその国に住む『人の魅力』ではないかと
 思うのです。この国に暮らす人々が魅力的であれば国そのものが
 魅力的になりますし、人々に魅力がなければ国にも魅力などなく
 なります」
 
 「つまり、『国は人』といえるかもしれません」
 
 私は、江戸時代後半とか、幕末、明治時代の日本という国の人々に
 すごい魅力を感じます。
 
 特に明治時代に、日本という国が持っていた底力、その時代に
 生きた人たちのパワーに魅力を感じています。
 
 おそらく、国が伸びていく時の雰囲気というのは、生活が貧しい
 一般市民でも感じることができたのではないかと思います。
 
 その「国の魅力」、つまり「人間の魅力」を考えるとき、基礎を
 作るのが「家族」です。
 
 国の魅力が衰えているのは、家族が変わってきたからではないかと
 著者は言います。
 
 私も同じ意見です。
 
▽スマイルズの自助論には、「その国の政治の質は、国民の質を表す」
 と書かれています。
 
 日本の政治、もしくは政治家の質が悪いのであれば、それは国民
 の質が悪いのです。
 
 その国民を排出するのは「家族」です。
 
 家族の質が低下しているから、国民全体の質も低下し、その国の
 政治と政治家の質も低下し、国の質も低下します。
 
 国の魅力とは「結果」でしかないのです。
 
 著者は言います。
 
 「国を考えるならまずは家族から。そんな思いが強くなってきます」
 
 「たとえば自分や自分の身の回りの人を幸せにできないで、それ
 以外の人を幸せにできるはずがない。言い換えれば国民の一人
 一人が自分と家族を幸せにできたら、面倒なことを考えなくても、
 世の中は幸せになり、この国は魅力的な国になるはずなのです」
 
 「幸せ」の考え方が問題ですが...

▽著者は今の子どもたちを見ていると、悲しくなるようなことばかり
 だと言います。
 
 「きちんと挨拶ができない、お辞儀の仕方も知らない、感謝の
 言葉も、謝罪の言葉も知らない。つまり会話ができない。敬語に
 ついて知りもせず、尊敬語や謙譲語や丁寧語の違いも分からない」
 
 「叱られたことがないので謝り方も知らない。『何故こうなった
 のか』という論理を説明することは出来て、責任が何処にあり、
 自分の立場がどうで、という論理を説明することは出来ても、
 ここは謝罪することが、或いは責任を自分で認めることが筋だ、
 という『筋論』が存在しないのです」
 
 これは世間一般でよく言われることですね。
 
 「最近の若者は...」という言葉と共に。
 
 では、「最近の若者」がこうなってしまった原因はどこにあるの
 でしょうか?
 
 最近の若者を育てたのは、「最近の若者は...」と言っている
 今の大人たちです。
 
 著者は言います。
 
 「子供がダメになった、と言う前にまず反省すべきことがあります。
 親の世代が全くダメになったのだ、と思うべきです。きつい言い方
 ですが、それはある意味で母親がダメになった、ということです」
 
 私の意見では、現代の家族の核となるのは夫婦ですから、母親
 一人の責任ではなくて、当然父親の責任もあると思います。
 
 ただ、その国の文化を創っているのは女性です。
 
 日本もまだまだ、主に女性が子育てをして、男性が外へ働きに
 出るという形態をとっています。
 
 つまり、人を創っているのは女性なのです。
 
 子育てをする女性によって、その家庭の質が変わってきます。
 
 そして、子供の質も変わってきます。
 
 魅力のある子供が育つと、その国にも魅力がでてきます。
 
 日本の場合、その大切な役割を母親がやらなくてはなりません。
 
 責任重大です。
 
 そして、その母親を支えるのが父親の役目です。
 
 結局は共同作業なんですね。





 この本には、著者が言いたいことがたくさん書かれています。
 
 共感する部分もたくさんありました。
 
 歌詞が素敵な曲を書く著者の根底にあるのは、「日本が好きだ」
 という意識だと思います。
 
 それも、今よりも少し昔の日本です。
 
 あとは、読んだ人々がどのように受け取るかの問題だと思います。



鏡の法則 人生のどんな問題も解決する魔法のルール
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:鏡の法則
 副題:人生のどんな問題も解決する魔法のルール
 著者:野口嘉則
 出版:総合法令出版
 定価:952円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4893469622/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f4034774%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 鏡の法則
 あなたの人生に幸せをもたらすための解説とあとがき
  人生は自分の心を映し出す鏡
  ゆるすことでやすらぎが手に入る
  ゆるすための8つのステップ
  あなたの幸せな人生の実現のために



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 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■□□□
 勇気  :■■■□□
 豊かな心:■■■■■
 おすすめ:■■■■■



 この本は2006年5月に出版されています。
 
 ネットで調べてみると「100万部」というのが一番多い発行
 部数です。
 
 売れているみたいです。
 
 著者は、現在コーチングの会社を営んでいる方です。
 
 著者も何冊かあります。



 「人生のどんな問題も解決する魔法のルール」とは、どのような
 ルールなのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)鏡の法則とは?



 宇宙の法則の一つのようです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)鏡の法則とは?

 「現実に起きる出来事は、一つの『結果』です。『結果』には
 必ず『原因』があり、その原因は、あなたの心の中にあるのです。
 つまり、あなたの人生の現実は、あなたの心を映し出した鏡だと
 思ってもらうといいと思います」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 さっそく解決しよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「鏡の法則」とはどのような法則なのでしょうか?

▽年齢を重ねる毎に、確実に涙もろくなってきました。

 私が読書をする主な場所は通勤電車の中ですが、この本を読み
 ながら思わず涙ぐんでしまいました。
 
 ついでに鼻水まで出る始末。
 
 この本は、「鏡の法則」を、ある物語(実話なんだそうです)
 にして書いてあります。
 
 簡単に言うと半分は「宇宙の法則」について、もう半分は「コー
 チング」を題材にしたストーリーです。
 
 思わず涙したストーリーについては書きません。
 
 内容はネットでも読めます。
 
 こちら http://coaching-m.co.jp/payforward.htm から入ると
 PDF版が置いてあります。
 
 今回は、「鏡の法則」についてご紹介します。
 
▽「鏡の法則」とは、一言でいうと、以下のように表現されます。

 「現実に起きる出来事は、一つの『結果』です。『結果』には
 必ず『原因』があり、その原因は、あなたの心の中にあるのです。
 つまり、あなたの人生の現実は、あなたの心を映し出した鏡だと
 思ってもらうといいと思います」
 
 このことは、成功法則本や自己啓発書には必ず書かれています。
 
 「原因と結果の法則」はジェームス・アレンの本が有名です。
 
 別の表現をすると、「自分で蒔いたタネは必ず自分で刈り取る
 ことになる」ということになります。
 
 良いタネを蒔けば、良い実を刈り取ることになるし、悪いタネを
 蒔けば、悪い実を刈り取ることになります。
 
 鏡の法則とは、「原因と結果の法則」の「原因」を作り出すおお
 もとが自分の心の中にあって、それがタネを蒔いているに過ぎない、
 ということになります。
 
 つまり、「結果」は自分の心を映し出す鏡である、ということに
 なります。
 
▽これも、たくさんの本に書かれています。

 成功法則本として有名なナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」
 は、まさにこのことを示しています。
 
 じゃあ、この本は成功法則本なのかというと、半分当たっていて、
 半分違っています。
 
 私もそうなのですが、人は「鏡の法則」の理屈が理解できても、
 現実を変えることは難しいのです。
 
 この本に書かれている主人公が、鏡の法則に気が付いて、自分が
 抱えている問題を解決できたのは、プラスして「コーチング」が
 あったからだと思います。
 
 普通の人は、現在自分が苦しんでいる現実が、自分の心を反映
 しているものだとは想像もできません。
 
 だから、人間は悩むのです。

▽人は、何か問題が起きると、問題を他人の責任にします。

 今回の物語の主人公は普通の家庭の主婦で、「子どもが心を開いて
 くれない」という悩みです。
 
 すると、普通の人はその原因を子どもの中に見つけようとします。
 
 「なぜ、なたは心を開いてくれないの?」といくら悩んでみた
 ところで現実は変わりません。
 
 相手の中にその原因を見つけようとする限り、現実は変わらない
 からです。
 
▽もし、悩んでいる現実があって、それを解決したいのであれば、
 自分が変わるしかありません

 このことは、スティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」の
 中の「第一の習慣」にも書いてあります。
 
 第一の習慣の原則は「自己責任の原則」です。

 自己責任の原則とは、
 
 「問題は自分の外にあると考えるならば、その考えこそが問題である」
 
 ということです。
 
 現実を変えたいのであれば、自分のことを見直してみることが
 必要です。
 
▽もし、自分以外のことで悩んでいるのであれば、この本の後半にも
 書いてありますが、「相手をゆるす」ことです。
 
 そのためには、自分自身をゆるしてあげないとなりません。
 
 この本には「ゆるすための8つのステップ」として、その方法が
 まとめられています。
 
 人間関係で悩んでいる方には役に立つと思います。





 結論を言うと、この本に書いてあることはそんなにめずらしい
 ことではありません。
 
 では、なぜ100万部が売れているのかというと、掲載されている
 物語に感動するからだと思います。
 
 「感動してみたい」思った方にはお勧めの本です。



裁かれる家族―断たれた絆を法廷でみつめて
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:裁かれる家族
 副題:断たれた絆を法廷でみつめて
 著者:佐木隆三
 出版:東京書籍
 定価:1600円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4487796687/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1354747%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 日録事件・犯罪
 第2章 山口礼子の犯罪
 第3章 崩壊する人格と家族



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は2001年7月に出版されています。
 
 著者は、小説家、ノンフィクション作家です。
 
 著書も多数あります。



 家族にはどのような問題があったのでしょうか。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)犯罪者を生む家族の問題点とは?



 人の親として、気になります。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)犯罪者を生む家族の問題点とは?
 
 「もっと知りたい方のために」を参照ください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 自分の親っぷりを客観的に考察してみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「犯罪者を生む家族の問題点」とはどのようなものなのでしょうか?

▽何年か前に、17歳の少年による凶悪犯罪が多発した時期があり
 ました。
 
 最近ではめずらしくなくなったので、もう分からなくなった方も
 多いかもしれません。
 
 神戸連続児童殺傷事件から3年後くらいの時期(2000年くらい)
 です。
 
 記憶にあるかと思いますが、「佐賀バスジャック事件」や「光市
 母子殺人事件」、他には17歳ではないですが「新潟女性監禁事件」
 等々、たくさんの凶悪犯罪が発覚しました。
 
 この本は、その事件の公判を、実際に裁判所に行き、公判を聞いた
 著者により書かれた本です。
 
 そこから、その犯罪者の家族との関係を読みとってみようと思い
 ます。
 
▽少年犯罪で耳にタコができるくらい毎回聞く話に、

 「成績優秀」
 
 「従順で素直ないい子」
 
 「あの子がこんなことをするなんて信じられない」
 
 というのがあります。
 
 また、自分の親を殺害した子どもがいる家庭の、近所の人の
 インタビューがでると、
 
 「あんなに仲の良い親子だったのに」
 
 「友だちみたいな親子でした」
 
 「どこに行くのも一緒」
 
 「ちゃんと挨拶もして、『素直ないい子』だったのに...」
 
 といった、主婦の貴重な話を聞くことができます。
 
 もういい加減判ってきたと思いますが、「従順で素直ないい子」は
 危険です。
 
 もちろん、「従順で素直ないい子」が全員危険だとは言いません。
 
 そうでは無い場合の方が多いはずです。
 
▽親になってみると分かりますが、子どもは「自己主張」をします。
 
 我が家も3人の子どもがいますが、一人と話をしていると、横から
 割り込んでくるなんてことはいつものことです。
 
 嫁さんと話をしている時もそうです。
 
 小学校低学年くらいまでは、何とか親の関心を引こうとします。
 
 その反面、親の小言は素直に聞いたためしはないし、親の嫌がる
 ことを平気でやります。
 
 「子どもは、親の言うことなんて聞かない」
 
 これが「普通」だと思います。
 
 多分、自分が大人になってから、親に感謝するようになるのだと
 思います。
 
 大人になって、人の親になってみて初めて親の偉大さが分かる
 ようになるのではないかと思います。
 
 したがって「従順で素直ないい子」は自分を隠している場合が
 多いです。
 
▽子どもは親に生命を握られていることを本能的に知っています。
 
 つまり、親に嫌われると生きていけないと感じています。
 
 そこには複雑な心理状態がありますが、もし親が、条件付きの
 愛を子どもに示している場合、例えば良いことをしたときだけ
 機嫌が良いとか、テストで良い点を取ったときだけほめるとか、
 親が期待した通りのことをしたときだけ子どもを認める、という
 ようなことをしていると、その子は親の意向を予想するように
 なります。
 
 親が喜びそうなことをするし、親の言うことを素直に聞くように
 なります。
 
 つまり、「従順で素直ないい子」になります。
 
 子どもはそうしないと安全に生きていけないことを、本能で感じ
 とってしまうのです。
 
 したがって、自分を主張することなく、やがて大人へと成長します。
 
 大人になるためにの大切なステップである思春期で、人間は自己を
 確立しようとします。
 
 「従順で素直ないい子」は、それまでは親の意向に沿って生きて
 きたので、自己を確立する大切な時期になると、自己がないことに
 気がつきます。
 
 自分自信が全て親に占領されていることに気がついてしまうのです。
 
 こうして、「運が良ければ」家庭内暴力として、家族に矛先を向け、
 「運が悪ければ」家族の外に矛先を向けるようになります。
 
 「従順で素直ないい子」の犯罪は、密着し過ぎる母親と、不在の
 父親によって作られていくことになります。
 
 当然、これだけがパターンではありません。
 
 ただ、いろいろな親子関係に関する本を読んでいると、だいたい
 上に書いたようなパターンが見られます。
 
▽「人を殺す経験がしてみたかった」と語った高校3年の男子
 (17歳)が、近隣の主婦(64歳)を包丁で滅多刺しにして
 殺害し、その直後に帰宅した夫(67歳)も負傷させて逃亡した
 事件がありました。
 
 この少年は、
 
 「学業成績は学年のトップクラスで、数学は学年の1、2番を
 争っている。国立大へ進学して、生物学を専攻する志望だった」
 
 そうです。
 
 また、「佐賀バスジャック事件」の犯人の17歳の少年は、
 
 「頭脳明晰であり、小・中学校を通じて成績優秀だった」
 
 そうです。
 
 何もしなくても本当に頭の良い人はたくさんいるので、成績が
 良い人が全部が全部犯罪に走るわけではありません。
 
 ただ、学校の成績という人間の特性の中の、ほんのわずかな部分
 でしか自分を表現することができないのは、可哀想だと思います。
 
 小学校で自分の成績にある程度見切りをつけた私は、実は運が
 良かったのかもしれません。





 またもや書評になってないですね。申し訳ないです。
 
 この本には、様々な犯罪に対する、著者の考え方が書かれています。
 
 実は、家族のことが書かれている本ではなくて、雑誌か何かの
 コラムを集めた本です。
 
 少年犯罪など、さまざまな犯罪を見ていくと、その源流はどうしても
 家族に行き着きます。
 
 私は普通の家族に恵まれて、幸せを感じています。