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豊かな人生研究委員会
人生を成功に導く読書術! 〜豊かな人生研究委員会〜
日本人なら知っておきたい神道
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 ◆今日読んだ本
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 題名:日本人なら知っておきたい神道
 著者:武光誠
 出版:KAWADE夢新書
 定価:756円
 購入:本屋さんで購入



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 ◆今日の本 購入情報
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 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4309502717/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1570290%2f



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 ◆本の目次
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 プロローグ “神道”を知らずして日本と日本人は見えてこない
 1章 神道とは何か−“神の国”はいかに誕生し、根づいてきたか
 2章 神々についての知識−日本人の中に生きる“八百万の神”
    の系譜
 3章 時代と共に変わる神道−様々な宗教を受け入れる神道の
    懐の深さ
 4章 神道が日本史に与えた影響−朝廷成立、尊王攘夷
    …神道が果たした役割とは
 5章 さまざまある神社の約束−建物、神職、穢れと祓い
    …神が降りる地の神秘
 6章 神の祭られ方、拝まれ方−祭祀と参拝に込められた知られざる
    意味とは
 7章 冠婚葬祭と年中行事の中の神道−死とは何か?生とは何か?
    神道の行事が教えるもの




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 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■■
 勇気  :■□□□□
 豊かな心:■■□□□
 おすすめ:■■■■■



 この本は、2003年7月に出版されています。
 
 ネットで調べてみると、「発行部数16万部」とありました。
 
 2007年5月で18刷となっています。
 
 そこそこ売れているようです。
 
 著者は、明治大学の教授で、専攻は日本古代史・歴史哲学です。
 
 紹介文によると、比較文化的視野を用いた幅広い観点から日本の
 思想・文化の研究に取り組む一方、飽くなき探求心で広範な分野に
 わたる執筆活動を展開している、とあります。



 知っているようで知らない神道とはどのようなものなのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)神道とは?



 その教えとは?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)神道とは?

 「『自然の恵みに感謝して、自分が住む土地にあつまる多くの
 霊魂(神)をもてなしてまつる』というかたちが、神道の本来の
 あり方であった。このかたちは、多くの神をまつりながらも、
 祭りの場を1カ所にするあいまいなかたちの多神教といえるもの
 であった」

 「一時代の神道のあり方は、そのときの政治や文化の特徴をその
 まま映し出す鏡のようなものになっている。これは、神道が、
 ほかの宗教(キリスト教、イスラム教、ユダヤ教)のような聖典の
 記す固定された戒律で人間を縛りつけるものでないことからくる
 ものである」
 
 「神道はもともと、人間のもつ良心に対する全面的な信頼のうえに
 つくられた宗教である」
 
 「人々の善悪にたいする判断は、時代と共に変化する。ゆえに、
 神道もそれに合わせてかたちを変えてきたのだ」

 「『神道』という言葉に『道』の語が含まれることは、神の教えが
 きわめて自由な性格をもつことをしめすものである。それは、
 『神教』でも『神法』でもない」
 
 「日本の神様は、人間の上に立って教えを述べたり、法で人間を
 縛ったりしない」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 自然の恵みに感謝しよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「神道(しんとう)」とはどのような宗教なのでしょうか?

▽日本人は「無宗教」だと言われているし、日本に住んでいて、
 特定の宗教の信者ではない人は、そう自覚しています。
 
 しかし、他の国の人々から見ると、それは「異常」に見えるよう
 です。
 
 「宗教がないのに、どうやって正しいことを学ぶのか?」
 
 というのがその理由のようです。
 
 日本人の私から言わせると、「宗教に頼らなきゃ、人間として
 正しいことがわからんのか?」と言いたいです。
 
 しかし、実は日本人は無宗教だと言いながら、「神道」がしっかり
 生活全般に染み渡っています。
 
 1年を通して行われる、様々な行事はほとんどが昔から行われて
 きた神道の行事です。
 
 例えば、初詣に始まり、節分、お宮参り、七五三等々がそうです。
 
 しかも、12月の25日には、日本人はクリスマスと称し、
 パーティーを行ったり、ケーキを食べたり、プレゼント交換したり
 してます。
 
 クリスマスはイエス・キリストの誕生日であって、キリスト教の
 信者にとっては教会で静かに礼拝する日です。
 
 パーティーで騒ぐ日ではありません。
 
 お祭り好きの日本人は、クリスマスにかこつけてお歳暮の風習と
 同じようにプレゼント交換したり、パーティーをやったりする
 ようになったのです。
 
▽では、神道とは本来どのような姿なのでしょうか?

 著者は言います。
 
 「『自然の恵みに感謝して、自分が住む土地にあつまる多くの
 霊魂(神)をもてなしてまつる』というかたちが、神道の本来の
 あり方であった。このかたちは、多くの神をまつりながらも、
 祭りの場を1カ所にするあいまいなかたちの多神教といえるもの
 であった」
 
 本来の神道の姿とは、「自然に感謝する宗教」ということになり
 ます。
 
▽ここで、「宗教」というと少し意味が違ってきます。

 キリスト教やユダヤ教、イスラム教等の宗教は、「一神教」と言われ
 「唯一神」が存在し、その唯一神が預言者の言葉を通して、人々へ
 教えを伝えるということになっています。
 
 その教えは、書物になって現在に伝わっています。
 
 それが、聖書であり、コーランです。
 
 仏教にも書物があります。
 
 ほとんどは、その預言者と言われる人たちが死んで、何百年か
 経ってから作られたものです。
 
 そのような「一神教」に比べ、神道は書物がありません。
 
 つまり、「教え」と言われるものがないのです。
 
 なぜ、教えがないのかと言うと、日本人は「八百万の神」をまつって
 きたからです。
 
 簡単に言うと、どこにでも神様がいて、その神様が信仰の対象、
 つまり感謝の対象となったからです。
 
 山には山の神様がいて、海には海の神様がいます。
 
 木にも石にも、ありとあらゆるものに神様がいます。
 
 したがって、日本にある神社(12万社あるそうです)を見て
 みると、いろいろな神様がまつられているそうです。
 
 厳然たる「教え」というものがないために、神道はその歴史の中で
 様々に形を変えていったようです。
 
 著者は言います。
 
 「一時代の神道のあり方は、そのときの政治や文化の特徴をその
 まま映し出す鏡のようなものになっている。これは、神道が、
 ほかの宗教(キリスト教、イスラム教、ユダヤ教)のような聖典の
 記す固定された戒律で人間を縛りつけるものでないことからくる
 ものである」
 
 「神道はもともと、人間のもつ良心に対する全面的な信頼のうえに
 つくられた宗教である」
 
 「人々の善悪にたいする判断は、時代と共に変化する。ゆえに、
 神道もそれに合わせてかたちを変えてきたのだ」
 
 いい加減な感じがしないでもないです。
 
 しかし、時代によってかたちは変わりますが、その中心となる
 「自然の恵みに感謝する」考え方は、神道を意識しなくても日本人の
 生活の中に染みこんでいるものなのです。
 
▽もう一つ、神道の姿の特徴を表した部分があるので紹介します。
 
 「『神道』という言葉に『道』の語が含まれることは、神の教えが
 きわめて自由な性格をもつことをしめすものである。それは、
 『神教』でも『神法』でもない」
 
 「日本の神様は、人間の上に立って教えを述べたり、法で人間を
 縛ったりしない」
 
 だから、日本に仏教が入ってきたときも、キリスト教が入って
 きたときも、その他様々な宗教が外から入ってきても、日本の
 神様は争いを起こしたことはありません。
 
 日本には宗教戦争というものがないのです。
 
 それは、「神道」といいつつも、日本人一人ひとりの心の中にある
 「感謝の気持ち」だからだと思います。
 
 感謝の気持ちと、他の宗教の神様とは別次元の問題です。
 
 日本の神様は奥が深いのです。





 この本は、神道について、いろいろなことを教えてくれます。
 
 神道の歴史や、行事の意味、しきたりなどが詳細に書かれています。
 
 特定の宗教を信じている日本人の方もたくさんおられることと
 思います。
 
 それでも、日本人であれば読んでみると納得できる部分がたく
 さんあると思います。
 
 一読をお勧めします。



自在力〈2〉―豊かに悠々と生き抜くための実践法
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 ◆今日読んだ本
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 題名:自在力2
 副題:豊かに悠々と生き抜くための実践法
 著者:塩谷信男
 出版:サンマーク出版
 定価:1600円+税
 購入:ブックオフで105円



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 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4763193341/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1192253%2f



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 ◆本の目次
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 プロローグ だれもが幸福をつかめる法
 第1章 思念の力が世界を変える
 第2章 正しい呼吸が正しい生き方の第一歩
 第3章 人生を豊かにするのは心がけひとつ
 第4章 不思議な世界が教えてくれたこと
 付章 詳解・正心調息法



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 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■■□□□
 豊かな心:■□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は2000年9月に出版されています。
 
 著者は、元もと東京渋谷で内科医を開業していました。
 
 1902年生まれなので、もう100歳を越えています。
 
 それでも、ゴルフはかなりの腕前なのだそうです。



 自在力とは、どのような力なのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)自分の天命とは?



 私も自分の天命を知りたいです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)自分の天命とは?

 「自分の使命を知って、それを果たすべく懸命に生きていれば、
 おのずと安心の境地に導かれ、絶対的な幸福を手に入れられる
 ということです」

 「天命とはまた『無意識の道』であるから、これがオレの天命
 だとはっきり自覚できるものではない。これから天命を探そうと
 意図的につくりだすものでもありません」

 「天命などということはまったく考えないで、何十年も長くひとつ
 のことに努めてきて、あるとき、ああ、これはオレの天命だったの
 かもしれない−ときづく」
 
 「そのように『後ろにできる道』こそが天命である。あるいは
 長く積み重ねてきたことがおのずから天命と化していく。天命
 とはそういうたぐいのものです」

 「ですから、天命とは何かなどと大上段に四角ばって考えずに、
 腹が減ったら飯を食うように、まずは自分が好きなこと、自分が
 いちばん楽にできること、スムーズにやれることを、そのときの
 自分の立場や能力に合わせて、無理なくやっていけばいいのです」
 
 「天はけっしてわたしたちに無理強いはしていません。自然に
 選択し、実践できる道こそ、長続きしやすく上達もしやすい。
 したがって、それがあなたの天命となっていくのです」

 「困難に出合っても、それでもなおかつやりたいと思うこと、
 やらねばならないと思えること、やめたいとも思わないこと。
 それもまた、あなたの天命です」
 
 「それが天が与えた運命であり。天が引いたラインであるかぎり、
 理由や動機がどうであれ、あるいは障害や困難があっても、わたし
 たちはそこから離れ、それることはないのです」
 
 「自覚しようがしまいが自然にその道を選択し、何があっても
 『それをしたい』『それをすべきだ』と迷い無く思え、また、
 おのずから実行してしまう。なぜなら、それがあなたの天命だから
 です」
 
 「逆に言えば−考えようによっては恐ろしいことですが−わたし
 たちは天意にそったことしかできない動物です。天が与えた能力
 意外のことは、わたしたちはどんなにがんばっても可能にはなら
 ないのです」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 楽しいことを追求しよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「自分の天命」とはどのようなものなのでしょうか?

▽この著者の本は、これまでに2冊「宇宙無限力の活用」、「自在力」
 を紹介しています。
 
 内容的には、そんなに変わりはありませんが、なぜか読んでしま
 います。
 
 著者の話は、不思議なことがたくさんですが、100歳を越えて
 まだゴルフができるくらい元気だと、その不思議な話も信憑性が
 出てきます。
 
▽今回は、「天命」のことについて、紹介します。

 「人間は何かを達成するためにこの世に生まれてくる」というのは
 よく聞く話です。
 
 この世に生まれる前に、自分で自分の人生を計画して生まれて
 くるのですが、生まれると同時に、その人生計画を全て忘れて
 しまいます。
 
 何も覚えていない状態から、全てが始まります。
 
 自分で計画した人生を、自分で模索して生きていく。
 
 そして、自分が計画した人生にもいろいろな選択肢があって、
 一番ベストな選択をしていくと、必ず幸せになるように計画されて
 いるはずです。
 
 著者は言います。
 
 「自分の使命を知って、それを果たすべく懸命に生きていれば、
 おのずと安心の境地に導かれ、絶対的な幸福を手に入れられる
 ということです」
 
 しかし、人間にはその「使命」が何なのかが分からず、もがき
 苦しむのだと思います。
 
 「これがあなたの使命です」と教えてくれれば楽ですが、それでは
 修行になりません。
 
 著者は言います。
 
 「天命とはまた『無意識の道』であるから、これがオレの天命
 だとはっきり自覚できるものではない。これから天命を探そうと
 意図的につくりだすものでもありません」
 
 「自分の人生で何をなすべきか」と思い悩んだとき、一番悩むのは、
 「本当にこれが自分がやるべきことなのか?」ということだと
 思います。
 
 「もし、違っていたら...」と考えてしまうと、何もできなく
 なってしまいます。
 
▽では、「天命」とはどのように考えればいいのでしょうか?
 
 「天命などということはまったく考えないで、何十年も長くひとつ
 のことに努めてきて、あるとき、ああ、これはオレの天命だったの
 かもしれない−ときづく」
 
 「そのように『後ろにできる道』こそが天命である。あるいは
 長く積み重ねてきたことがおのずから天命と化していく。天命
 とはそういうたぐいのものです」
 
 「これが天命だ」と意識して果たすものではなく、何かを懸命に
 やり続けた結果が天命だと著者は言います。
 
 要するに、天命を意識する必要はないということです。
 
 著者は言います。
 
 「ですから、天命とは何かなどと大上段に四角ばって考えずに、
 腹が減ったら飯を食うように、まずは自分が好きなこと、自分が
 いちばん楽にできること、スムーズにやれることを、そのときの
 自分の立場や能力に合わせて、無理なくやっていけばいいのです」
 
 「天は決して私たちに無理強いはしていません。自然に選択し、
 実践できる道こそ、長続きしやすく上達もしやすい。したがって、
 れがあなたの天命となっていくのです」
 
 「何が自分の天命か?」と思い悩むことはなく、自分の好きな
 ことを長い時間やっていれば、結果的にそれが「天命」になるの
 です。
 
▽「本当の自分」、「自分の使命」を追い求める人たちのことを
 「青い鳥症候群」といいますが、幸せの青い鳥は、探せばどこか
 にいるのではなく、すでに自分の中にあって、長い時間かけて
 磨き上げていくことで、結果的に幸せの青い鳥を持っていたことに
 気が付くのだと思います。
 
 でも、どうしても「もし天命を間違っていたら...」と考えて
 しまうと不安になります。
 
 何か天命の基準になるようなことはないのでしょうか。
 
 著者は言います。
 
 「困難に出合っても、それでもなおかつやりたいと思うこと、
 やらねばならないと思えること、やめたいとも思わないこと。
 それもまた、あなたの天命です」
 
 「それが天が与えた運命であり。天が引いたラインであるかぎり、
 理由や動機がどうであれ、あるいは障害や困難があっても、わたし
 たちはそこから離れ、それることはないのです」
 
 「自覚しようがしまいが自然にその道を選択し、何があっても
 『それをしたい』『それをすべきだ』と迷い無く思え、また、
 おのずから実行してしまう。なぜなら、それがあなたの天命だから
 です」
 
 「逆に言えば−考えようによっては恐ろしいことですが−わたし
 たちは天意にそったことしかできない動物です。天が与えた能力
 意外のことは、わたしたちはどんなにがんばっても可能にはなら
 ないのです」
 
 
 つまり、自分のやりたいこと、やれることをずっとやっていると
 それが天命になるのです。
 
 したがって、「天命」を意識して生きる必要はなく、楽しく生きる
 ことができる方向へ向かって行けばいいのだと思います。
 
 これだと、そんなに難しくはなさそうです。





 この本には、著者の基本である「宇宙無限力」を活用する方法
 「正心調息法」という呼吸法のやり方が写真入りで解説されてい
 ます。
 
 「宇宙無限力」を、信じる信じないは個人の自由です。
 
 しかし、宇宙には何らかのエネルギーが存在していることだけは
 確かです。
 
 それは、おそらく私たち人間には考えもつかない事実があると
 思われます。
 
 そのエネルギーを少しでも利用できるようになれば、人生もまた
 別の選択へと導かれるのかもしれません。



本の読み方 スロー・リーディングの実践
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 ◆今日読んだ本
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 題名:本の読み方 スロー・リーディングの実践
 著者:平野啓一郎
 出版:PHP新書
 定価:720円
 購入:本屋さんで購入



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 ◆今日の本 購入情報
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 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4569654304/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f4109943%2f



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 ◆本の目次
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 第1部 量から質への転換を−スロー・リーディング 基礎編
 第2部 魅力的な「誤読」のすすめ−スロー・リーディング テクニック編
 第3部 古今のテクストを読む−スロー・リーディング 実践編



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 ▼本の成分解析
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 知恵  :■■■□□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は2006年9月に出版されています。
 
 著者は作家で、その作品は広く海外にも紹介されているそうです。
 
 著者も多数あります。



 スロー・リーディングとはどのような読み方なのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)スロー・リーディングとは?



 単に遅く読むならだれでもできそうです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)スロー・リーディングとは?

 「私たちは、日々、大量の情報を処理しなければならない現代
 において、本もまた、『できるだけ早く、たくさん読まなければ
 いけない』という一種の強迫観念にとらわれている。『速読コンプ
 レックス』と言い換えてもいいかもしれない」


 「読書を楽しむ秘訣は、なによりも、『速読コンプレックス』
 から解放されることである!本を早く読まなければならない理由は
 何もない」



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 ★今日から実行すること
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 【 スロー・リーディングに挑戦してみよう 】



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 ●もっと知りたい方のために
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●「スロー・リーディング」とはどのような読み方なのでしょうか?

▽1日1冊以上読むためには、小学校で習ってきたように頭から
 最後まで全て読んでいては読めません。
 
 社会人にとっては、物理的に時間が足りません。
 
 もしかしたら、普通に頭から読んで早い人もいるかもしれないです。
 
 しかし、一日のうちに読書に当てる時間が限られていて、それが
 1時間、ないし2時間くらいだとすると、普通に読んでいると
 1日1冊は読めません。
 
 ということは、必然的に「速読」と言われる方法をとるわけですが、
 この速読も人によって様々な方法があります。
 
 しかし、基本的には、「拾い読み」「読み飛ばし」ということが
 行われていると思います。
 
 自分の知りたい部分だけを素速く見つけて読む、ということが
 できれば、本は早く読むことができます。
 
 個人的には、「本を早く読む」というのはやる気の問題だけで
 あって、誰にでもできると考えています。
 
▽しかし、ほとんどの人は「速読」ができません。

 したがって、速読関係の本がたくさん出版されるのだろうと思います。
 
 著者は、「速読コンプレックス」があるのではないかと言います。
 
 「私たちは、日々、大量の情報を処理しなければならない現代
 において、本もまた、『できるだけ早く、たくさん読まなければ
 いけない』という一種の強迫観念にとらわれている。『速読コンプ
 レックス』と言い換えてもいいかもしれない」
 
 これは、速読コンプレックスなのではなく、「大量の情報を処理
 しなければならない」という単なる思い込みです。
 
 大量の情報を処理しなきゃいいんです。
 
 ちなみに、私はほとんどテレビを見ませんし、新聞も読みません。
 
 雑誌も読みませんし、ネットサーフィンもあまりやらないです。
 
 したがって、大量の情報を処理する必要もありません。
 
 しかし、職業柄大量の情報を処理する必要がある方にいると思い
 ます。
 
 そういう場合の問題点は、その大量の情報の中から、自分に必要な
 情報のみをいかに素速く発見することができるか、ということだと
 思います。
 
 これが、「速読」にもつながるのだと思います。
 
 ちなみに、新聞を読むのとテレビを見るのを辞めてみても、自分の
 人生にはほとんど影響がありませんでした。
 
▽私が実践している「速読」には、できないことがあります。

 それは、自分にとってとても興味がある本や、楽しむための本は
 速読ができないということです。
 
 「速読できない」というよりは、「速読しない」といった方が
 正しいかもしれません。
 
 著者はこの本の中で、「アンチ速読」を全面に出していますが、
 少しだけ勘違いをしているような気がします。
 
 速読する人は基本的に、速読する本としない(できない)本を
 分けていると思います。
 
 著者は言います。
 
 「読書を楽しむ秘訣は、なによりも、『速読コンプレックス』
 から解放されることである!本を早く読まなければならない理由は
 何もない」
 
 著者がこの本の中で紹介している本は、主に小説です。
 
 小説も早く読めないこともないですが、小説を読む場合は基本的に
 楽しんで読む場合がほとんどなので速読しません。
 
 しかし、ビジネス書やハウツー本は、もちろん頭から最後まで
 読んでも問題はないですが、自分が知りたい部分はそんなにたく
 さんあるわけではないです。
 
 特に同じ著者の本を読んでいると、同じテーマについて書いて
 ある部分は、ほぼ同じことが書いてあるので、そこは読み飛ばし
 ます。
 
 つまり、全てを読む必要がないのです。
 
 このような区分けができれば、「アンチ速読」ではなく、
 「速読する本」と「速読しない本」に分けることができるはずです。
 
▽速読はできなくてもまったく問題はないですが、速読できると
 いろいろな本と著者に出合うことができます。
 
 そこから、いろいろな分野に自分の知識の幅を拡げることもできる
 ようになります。
 
 したがって、「アンチ速読」ではなく、「必要な時に速読」で
 いいのではないでしょうか?





 この本には、「速読」に対する批判と、スロー・リーディングの
 利点が書かれています。
 
 確かに、スロー・リーディングの部分は、その必要性に関しては
 納得できます。
 
 しかし、速読を批判する必要は無いような気がしてならないです。
 
 「必要に応じて速読」でいいのではないでしょうか。



学校の真実―子供たちがキレるわけ
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 ◆今日読んだ本
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 題名:学校の真実
 副題:子供たちがキレるわけ
 著者:田中美代子
 出版:東洋出版
 定価:1200円+税
 購入:ブックオフで105円



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 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4809673480/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1202630%2f



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 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 中学校の一日
 第2章 中学校のきまり
 第3章 先生・管理職・教育委員会
 第4章 体罰
 第5章 崩れゆく時
 第6章 受験、詰め込み教育…そして解決策



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 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は2000年11月に出版されています。
 
 著者は、1974年から神奈川県内各地の小中学校教諭をされて
 いる方です。



 現役の中学校教諭が見た中学校の真実とはどの様なものなので
 しょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)学校の真実とは?



 中学校は大変だということは聞いていましたが...



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)学校の真実とは?
 
 「もっと知りたい方のために」を参照してください。



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 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 何か家庭でできることはないか考えてみよう 】



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 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「学校の真実」とはどのようなものなのでしょうか?

▽私が中学生の頃、全国的に中学校は「荒れている」と言われてま
 した。
 
 私が記憶しているのは、授業中に「パーン」「ガシャーン」という
 音が連続的に鳴り響き、皆が何ごとかと思い渡り廊下へ出てみると、
 渡り廊下の大きな厚い窓ガラスが二十数枚、全て割られていた
 ことがあります。
 
 そこは2階でしたが、犯人の生徒が柱を伝って窓から降りて逃げて
 いくのが見えました。
 
 やっていたのは、学校にいた「不良グループ」たちで、その頃は
 「つっぱり」と呼ばれていました。
 
 ちょうど、「横浜銀蝿」が流行っていたころのことです。
 
 犯人は、その学校にいる不良グループの一人で、その不良グループは
 毎日何か問題を起こしていました。
 
 その頃、普通の少年だった私には、なぜ彼らがあのような被効率的な
 ことをするのか全く理解できませんでした。
 
 その不良グループの中に、同じクラスの生徒が3人いました。
 
 その中の1人は、数日間少年鑑別所へ送致され、残りの2人は、
 数ヶ月間少年鑑別所へ送致されました。
 
 クラスで何度か手紙を書かされた記憶があります。
 
 その中の一人とは、何度かに家に遊びに行ったこともありますが、
 ごく普通の少年だったような気がします。
 
 何を起こしたのかは全然知りませんが、確か3ヶ月か4ヶ月ほど
 少年鑑別所へ送致され、そいつには2回ほど手紙を書いたことが
 あります。
 
 卒業した後に聞いてみると、どうやらその中学校は地域でも有数の
 荒れた中学校だったみたいです。
 
▽中学生というのはちょうど思春期に入りかけの頃で、精神的には
 不安定な時期だと言われています。
 
 この思春期を上手いこと乗り切ると、ごく普通の大人として成人
 していくことになります。
 
 しかし、この時期に何か乗り越えられないことが起きると、一生
 自分自身が精神的に苦しむことになります。
 
▽人格形成において、一番重要な中学生という時期に、この本に
 書かれているような中学校や先生に当たると、可哀想と言うしか
 なさそうです。
 
 この本を書いたのは、現役の公立中学校の女性教師で、現場に
 いる人だけあって、さすがに真実みがあります。
 
 この本には、先生から見た、学校や学校の先生のことについて
 書かれています。
 
 生徒側の気持ちに立って書かれている本です。
 
 この本に書かれている先生は、「ほんとにそんな人いるの?」と
 思うような先生ばかりです。
 
 一例をあげると、「生徒をいじめる先生」というのが書かれてい
 ます。
 
 「聞き慣れた一人の先生の声で、『いじめてやったよ』という
 言葉が発せられたのです。すると数人の先生たちが笑いながら、
 『誰を?』『どうして?』などと、その先生を取り囲みながら
 尋ねました」
 
 「『Hだよ。また教科書忘れてきやがって……。だらしないったら、
 ありゃしない。嫌みたっぷり、いじめてやったよ』」
 
 「『あいつか……。いじめられて当然だな』」
 
 「『ホント、ホント』」
 
 今、学校の現場では生徒による「いじめ」が問題になっています。
 
 そのいじめを止めるべき役目の先生から、「生徒をいじめてやった」
 という言葉が出るとは思いもよりませんでした。
 
 確かに、先生といっても一人の人間ですから、いろいろなことに
 悩みながら人生を送っていることと思います。
 
 しかし、その先生の仕事とは、生徒を導くことです。
 
 その先生から「生徒をイジメてやった」と笑いながら話が出るのは、
 先生方がかなり病んでいるとしか思えないです。
 
 確かに、読んでいると生徒も生徒です。
 
 最終的には親の責任になるとは思います。
 
 この本に書かれている先生はごく一部の先生だと思いますが、
 もう少し踏ん張って気合い入れて先生をやって欲しいです。





 この本は、現在の中学校がどのような状態であるか、知識を得る
 には良い本だと思います。
 
 しかし、著者の言いたいことは分かりましたが、著者の行動が
 全く見えません。
 
 一教師で何ができるのか?と考えたときに、何もできないのかも
 しれません。
 
 自分の保身も考えなくてはならないかもしれません。
 
 しかし、本に愚痴を書いているだけだと何も起きないのです。
 
 本には、著者が傍観者としてしか見えてこないのですが、何か
 行動を起こしているのでしょうか。
 
 今度はそのあたりが読みたいです。



人生の暗号―あなたを変えるシグナルがある
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:人生の暗号
 副題:あなたを変えるシグナルがある
 著者:村上和雄
 出版:サンマーク出版
 定価:1600円+税(文庫版が出ています)
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4763192434/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1051023%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 いい出会いで人生が決まる
 第2章 プロのすごさ、素人のすごさ
 第3章 ダメと思ったときからはじまる
 第4章 本物は単純で美しい
 第5章 他人が喜べば自分も楽しくなる



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■■■■□
 豊かな心:■■■□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は1999年3月に出版されています。
 
 著者は、日本におけるバイオテクノロジーの第一人者として知ら
 れる方です。



 前作「生命の暗号」も素晴らしい内容でした。
 
 今作も期待が持てます。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)身銭を切ってこそ本気になれるとは?
 2)高偏差よりも早起きがいいとは?



 「身銭を切る」という言葉はたまに聞きます。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)身銭を切ってこそ本気になれるとは?

 「私たち研究の世界の場合は、それに悪平等が加わります。日本
 政府が出費する研究費の総額は世界のトップクラスに近づきつつ
 ありますが、それがほとんど均等配分されるため、一人ひとりの
 研究費はいつも不足しています」
 
 「その不足分を自分で補うという発想がないと、日本の現状では
 よい研究ができない。だから私は、研究室のみんなにいつも
 『身銭を切ろう』といってきました」

 「過酷な要求のようですが、やはり身銭を切るとやる気が違って
 きます。何でもそうですが、本当のプロになりたかったら、まず
 身銭を切って見ることが必要です。身銭を切ってやれば必ず実力が
 つく。実力がつけばお金はあとからついてくる」
 
 「日本がアメリカに劣るのは、この『身銭を切る』という発想で、
 この差が技術レベルの差や業績の差になっていると私は思います」


 2)高偏差よりも早起きがいいとは?

 「1日24時間は皆に平等に与えられてますが、時間というものは
 貯金ができない。無駄に過ごせばなくなってしまうものです。
 この限られた24時間を有効に使うためには早起きしかないのです」

 「人間の体は自然のリズムとマッチするようにできていると
 いわれています。体内時計というものがあって、夜の11時から
 午前3時くらいまでの時間帯は睡眠をとっていないと体の調子が
 狂ってきます」
 
 「仕事柄、こういうリズムで睡眠がとれない人はしかたありま
 せんが、十人中八、九人はその日のうちに寝て翌朝起きるという、
 普通のサイクルの生活ができるはず。そういう人たちに私は、
 いまの起床時間を1時間か2時間早めることをすすめたいのです。
 それだけで人生ははっきりと変わってきます」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 身銭を切れることを考えてみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「身銭を切ってこそ本気になれる」とはどういうことなのでしょうか?

▽今の自分を顧みても、「仕事のために」身銭を切るということは
 していません。
 
 自分自身のためにお金を出すことがあっても、自分の仕事のために
 自らお金を出して何かやるということはないです。
 
 自分自身のためにお金を出すことで、少しだけ仕事に良い影響を
 及ぼしている場合もないことはないですが、ほんのわずかだけです。
 
 現在、会社に勤めている人で「身銭を切って」仕事のためになる
 ことをしている人は、ほとんどいないのではないでしょうか。
 
▽これは、著者がいる研究の世界でも同じみたいです。
 
 でも、研究費用となると、何千万・何億という多額の費用を想像
 します。
 
 身銭を切るといっても限度があると思います。
 
 著者は言います。
 
 「私たち研究の世界の場合は、それに悪平等が加わります。日本
 政府が出費する研究費の総額は世界のトップクラスに近づきつつ
 ありますが、それがほとんど均等配分されるため、一人ひとりの
 研究費はいつも不足しています」
 
 「その不足分を自分で補うという発想がないと、日本の現状では
 よい研究ができない。だから私は、研究室のみんなにいつも
 『身銭を切ろう』といってきました」
 
 相変わらずの日本政府ですが、環境に文句ばかり言ってもしかたが
 ないです。
 
 自分たちの研究のために自分たちでお金を出すということは、
 サラリーマンにとってはあまりない発想かもしれません。
 
 私の仕事(コンピュータシステムのSE)で言うと、机に置いて
 ある端末のハードとソフトを、自分でお金を出して買うような
 ものです。
 
 「仕事をしたいから、端末を自分たちで買おう」とは思わないです。
 
▽では、著者はなぜ「身銭を切ろう」と言うのでしょうか?

 「過酷な要求のようですが、やはり身銭を切るとやる気が違って
 きます。何でもそうですが、本当のプロになりたかったら、まず
 身銭を切って見ることが必要です。身銭を切ってやれば必ず実力が
 つく。実力がつけばお金はあとからついてくる」
 
 「日本がアメリカに劣るのは、この『身銭を切る』という発想で、
 この差が技術レベルの差や業績の差になっていると私は思います」
 
 自分でお金を出して研究をするということは、それだけ真剣に
 なれるということだと思います。
 
 自分で出した分は無駄にしたくないし、最低でも身銭を切った分は
 見返りが欲しくなります。
 
 「見習わなきゃ」と思いましたが、自分の仕事のどこに身銭を
 切ればいいのかいまいち分かりません。


●「高偏差よりも早起きがいい」とはどういうことなのでしょうか?

▽サラリーマンからよく聞く話に「時間がない」というのがあります。

 例えば、私が会社で「やろうと思えば本は1日1冊読めますよ」って
 言うと、「読めたらいいけど、忙しくて俺にはそんな時間がない」
 と言う人がほとんどです。
 
 こういう人に限って、なぜか分からないけど残業したりします。
 
 何を隠そう、私もそういう人でした。
 
 「こんなに忙しいのに、本なんて読んでいる暇がない」
 
 そういって、週にマンガ雑誌を何冊か読んでました。
 
 やってみると分かりますが、時間は作ろうと思えばどこでも作れ
 ます。
 
 私は朝4時に起きて書評を書いてますが、この朝の時間はとても
 貴重です。
 
 誰にも邪魔されたくない時間です。
 
 著者も早起きに賛成のようです。
 
 「1日24時間は皆に平等に与えられてますが、時間というものは
 貯金ができない。無駄に過ごせばなくなってしまうものです。
 この限られた24時間を有効に使うためには早起きしかないのです」
 
 私も同じ意見です。
 
 夜、家に帰ってから自分の時間を持つのと、朝早起きして自分の
 時間をもつのは、トータルの時間は同じかもしれませんが、内容が
 ぜんぜん違います。
 
 「朝は目が覚めない」という人もいますが、1週間くらいすると
 慣れます。
 
▽では、なぜ早起きするのが良いのでしょうか?

 著者は言います。
 
 「人間の体は自然のリズムとマッチするようにできていると
 いわれています。体内時計というものがあって、夜の11時から
 午前3時くらいまでの時間帯は睡眠をとっていないと体の調子が
 狂ってきます」
 
 「仕事柄、こういうリズムで睡眠がとれない人はしかたありま
 せんが、十人中八、九人はその日のうちに寝て翌朝起きるという、
 普通のサイクルの生活ができるはず。そういう人たちに私は、
 いまの起床時間を1時間か2時間早めることをすすめたいのです。
 それだけで人生ははっきりと変わってきます」
 
 早く寝てでも、早く起きるべきだと思います。
 
 人生が変わったかどうかは良く分かりませんが、日々の生活の質が
 変わったことだけは確かです。
 
 早起きはお勧めです。





 この本には、前作の「生命の暗号」と同じく、「遺伝子のON/
 OFF」の話が出てきます。
 
 科学者が人間の設計図である遺伝子を解明すればするほど、人間
 以外の大いなる存在(サムシング・グレート)を意識せずには
 いられないとのことです。
 
 最先端のバリバリの科学者が言うと重みがあります。



アダルト・チルドレンと家族―心のなかの子どもを癒す
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:アダルト・チルドレンと家族
 副題:心のなかの子どもを癒す
 著者:斎藤学
 出版:学陽書房
 定価:1600円+税(文庫版が出ています)
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4313860010/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f795330%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 家族に心を傷つけられた子どもたち
 第2章 家族という危険地帯
 第3章 アダルト・チルドレン−トラウマにさらされた子どもたちのその後
 第4章 荒れるアダルト・チルドレン
 第5章 「安全な場」を求めて
 第6章 「嘆き」から「癒し」へ
 第7章 変化する私



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :■■■□□
 豊かな心:■■□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は1996年4月に出版されています。
 
 著者は、このメルマガではおなじみになった斎藤学さんです。
 
 アルコール依存、児童虐待、摂食障害などの嗜癖研究、アダルト・
 チルドレンについての第一人者であり、また、行動する精神科医
 として「子どもの虐待防止センター」やセルフヘルプ・グループを
 主宰するなど、多方面で活躍中です。



 アダルト・チルドレンだとどうなってしまうのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)アダルト・チルドレンとは?



 直訳すると「おとな・こども」ですが...



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)アダルト・チルドレンとは?

 「アダルト・チルドレン(AC)は元来、アメリカのアルコール
 依存症の臨床のなかから生まれた言葉で、『アルコール依存症の
 問題を抱えた家族の中で成長した大人』(ACoA:AC of Alocoholic)を
 意味している」
 
 「私が本書の中で用いているAC概念は、このACoAを含むが、
 それだけではない、アメリカの臨床家たちのいうACよりも広い
 範囲を指し、より深い病態をも含んでいる。私がACというのは、
 家庭内トラウマの後遺症(PTSD:心的外傷後ストレス性障害)に
 悩む者のことである」

 「機能不全家族は全体主義国家や宗教的カルトのように個々の
 家族成員を拘束して、一定のルールのもとでも生活を強制し、
 個々人のプライバシーを軽視します。その被害をとくに受ける
 のが子どもたちで、親たちから有形無形に侵入され、家のルールに
 自ら進んで拘束される『良い子』になりがちです」
 
 「彼らは窒息感を抱きながらも、家族から離れられず、家族の
 現状を躍起になって守ろうとします。この努力が重ねられるうちに、
 子どもたちは機能不全家族を維持し続けるための一定の役割に
 はまりこみ、それを演じ続けることになります」

 「こうした生き方の結果として、彼らは自分の感情を感じることが
 できません。自分の欲望を持つことができません。自分の欲望を
 棚上げしたまま他人の欲望を自己に取り入れ、それを自分の欲望の
 ようにして生きているわけです。つまり彼らは共依存者です」

 「そこに自分の世話を待っているような人が現れれば、その世話に
 熱中してしまいます。共依存関係をつくるわけです。そのような
 人物が都合良く現れないとなると、アルコールや薬物やギャンブル
 などで退屈を紛らわせようとするようになります」
 
 「こうしてこの子どもたちは共依存者の大人になるか、嗜癖者の
 大人になるか、あるいはその双方になるか、さらにまら精神障害者
 として生きるかという、アダルト・チルドレンの道をたどることに
 なるのです」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 何か自分にできることはないか考えてみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「アダルト・チルドレン」とはどのような状態のことなのでしょうか?

▽私がこの著者の本をよく読むのは、著者の紹介文のところでも
 書きましたが、著者が「行動する精神科医」だからだと思います。
 
 逆に言うと、教育関係の本や政治評論家が書いた本を読むで、
 行動が全然伴っていない著者が書いた本は、確かにまっとうな事が
 書いてありますが、すぐに分かります。
 
 「〜するべきだ」という言葉がたくさん書いてあります。
 
 読んでみても、「なるほど」と感心はしますが、それだけです。
 
 行動が伴っている著者が書いた本は、「〜するべきだ」という
 言葉があまり出てこないです。
 
 成功法則本が読んでいて共感できるのは、著者の行動が伴って
 いるからだと思います。
 
 知識と行動が大切です。

▽心理学の本を読むようになって、たまに出てくる言葉の中に
 「アダルト・チルドレン」という単語があります。
 
 著者はこの本のまえがきで、次のように説明しています。
 
 「アダルト・チルドレン(AC)は元来、アメリカのアルコール
 依存症の臨床のなかから生まれた言葉で、『アルコール依存症の
 問題を抱えた家族の中で成長した大人』(ACoA:AC of Alocoholic)を
 意味している」
 
 「私が本書の中で用いているACの概念は、このACoAを含むが、
 それだけではない、アメリカの臨床家たちのいうACよりも広い
 範囲を指し、より深い病態をも含んでいる。私がACというのは、
 家庭内トラウマの後遺症(PTSD:心的外傷後ストレス性障害)に
 悩む者のことである」
 
 家族というのは、自分を癒す場所にもなりますが、トラウマを残す
 場所にもなってしまうのです。
 
▽家庭内トラウマというのは、何もアルコール依存症の親を持つ
 子供だけがもつものではありません。
 
 他に、虐待する親の元で育った子どもも含まれます。
 
 アルコール依存や虐待をする親は分かりやすいですが、それ以外
 にもあります。
 
 仕事に依存し、子どもたちのことをいっさい省みない父親だとか、
 病気で入退院を繰り返す母親だとか、酒も飲まないし暴力もふるわ
 ないけど、やたらに厳しく、冷たくて、子どもたちが恐れおののいて
 口のきけない父親というのも、その子どもにとってはトラウマの
 原因となります。
 
 表面上は普通に見える家族でも、実は子どもにとってはトラウマを
 残すことになる家族もあるのです。
 
▽家族というのは、子どもたちに「安全な基地」でなければなりま
 せん。
 
 その安全な基地のなかで、子どもたちは自らの「自己」を成長
 させることが可能となります。
 
 この家族の機能が満たされていない家族を「機能不全家族」と
 呼ぶそうです。
 
 そして、「機能不全家族」には、さまざまな制約や拘束があります。
 
 著者は言います。
 
 「機能不全家族は全体主義国家や宗教的カルトのように個々の
 家族成員を拘束して、一定のルールのもとでも生活を強制し、
 個々人のプライバシーを軽視します。その被害をとくに受ける
 のが子どもたちで、親たちから有形無形に侵入され、家のルールに
 自ら進んで拘束される『良い子』になりがちです」
 
 「彼らは窒息感を抱きながらも、家族から離れられず、家族の
 現状を躍起になって守ろうとします。この努力が重ねられるうちに、
 子どもたちは機能不全家族を維持し続けるための一定の役割に
 はまりこみ、それを演じ続けることになります」
 
 親は家族を破壊する行動を起こし、子どもは家族を守る行動を
 起こすのです。
 
 けなげですね。
 
▽子どもが演じ続ける役割には、どのようなものがあるのでしょうか?
 
 以下に箇条書きにします。
 
 ・ヒーロー(英雄)
 ・スケープゴート(犠牲の山羊)
 ・ロスト・ワン(いない子)
 ・プラケーター(慰め役の子)
 ・クラウン(道化役の子)
 ・イネイブラー(支え役の子)
 
 気になる方は読んでみて下さい。
 
 機能不全家族のなかの子どもたちは、上に書いた他にも、家族の
 なかでいろいろな役割を担いなが大人になります。
 
 こうした子どもたちに共通しているのは、、自分の都合ではなく、
 家の中の雰囲気、母親の顔色、父親の機嫌などを優先して考える
 ことなのだそうです。
 
 著者は言います。
 
 「こうした生き方の結果として、彼らは自分の感情を感じることが
 できません。自分の欲望を持つことができません。自分の欲望を
 棚上げしたまま他人の欲望を自己に取り入れ、それを自分の欲望の
 ようにして生きているわけです。つまり彼らは共依存者です」
 
 「自分の欲望が分からない」というのは、私には理解できない
 状態です。
 
 「自分がない」人生とは、どのような人生なのでしょうか。
 
▽機能不全家族の元で育った子どもは、大きくなり、一人で生活
 するようになると、当惑します。
 
 それまでは、自分の欲望を抑えて家族のために生きてきたので、
 自分のために何をしてもいい状態になると、何もすることがあり
 ません。
 
 著者は言います。
 
 「そこに自分の世話を待っているような人が現れれば、その世話に
 熱中してしまいます。共依存関係をつくるわけです。そのような
 人物が都合良く現れないとなると、アルコールや薬物やギャンブル
 などで退屈を紛らわせようとするようになります」
 
 「こうしてこの子どもたちは共依存者の大人になるか、嗜癖者の
 大人になるか、あるいはその双方になるか、さらにまら精神障害者
 として生きるかという、アダルト・チルドレンの道をたどることに
 なるのです」
 
▽アダルト・チルドレンの特徴がいくつか上げられているので、
 これも箇条書きにします。 
 
 ・アダルト・チルドレンは周囲が期待しているように振る舞おう
  とする
 
 ・アダルト・チルドレンは何もしない完璧主義者である
 
 ・アダルト・チルドレンは尊大で誇大的な考え(や妄想)を抱えて
  いる
  
 ・アダルト・チルドレンは「NO」が言えない
 
 ・アダルト・チルドレンはしがみつきを愛情と混同する
 
 ・アダルト・チルドレンは被害妄想におちいりやすい
 
 ・アダルト・チルドレンは表情に乏しい
 
 ・アダルト・チルドレンは楽しめない、遊べない
 
 ・アダルト・チルドレンはフリをする
 
 ・アダルト・チルドレンは環境の変化を嫌う
 
 ・アダルト・チルドレンは他人に承認されることを渇望し、
  さびしがる
  
 ・アダルト・チルドレンは自己処罰に嗜癖している
 
 ・アダルト・チルドレンは抑うつ的で無力感を訴える。その一方で
  心身症や嗜癖行動に走りやすい
  
 ・アダルト・チルドレンには離人感がともないやすい
 
 
 もしかしたら、どれかに該当する方もいるかもしれません。
 ここでは詳細は書けませんが、気になる方は読んでみてください。





 この本には、アダルト・チルドレンの子ども時代の生活、その親
 の生き方、そのまた親の生き様が、代々受け継がれ、繰り返す
 ようすが書かれています。
 
 「あんな親には絶対になりたくない」と心に誓ってみても、その頃
 の親と同じ年齢になって気が付いてみると、ほぼ同じ事をしている
 人が多いみたいです。
 
 また、アダルト・チルドレンの特徴の他に、どうすればアダルト・
 チルドレンから抜け出すことができるのか、その解決方法も書いて
 あります。
 
 時間はかかりますが、まず自分に気付くことから始まります。



〈からだ〉の声を聞きなさい 2 - もっとスピリチュアルに生きるために
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:<からだ>の声を聞きなさい2
 副題:もっとスピリチュアルに生きるために
 著者:リズ・ブルボー
 出版:ハート出版
 定価:1900円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4892955167/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fwww.rakuten.co.jp%2fheart810%2f428772%2f639361%2f%23648004



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1部 “持つ”こと
 第2部 “する”こと
 第3部 “ある”こと



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :■■■□□
 豊かな心:■■■□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、平成17年8月に出版されています。
 
 著者は、紹介文によると、いくつかの会社でトップセールスレディ
 として活躍したのち、自らの成功体験を人々と分かち合うための
 ワークショップを開催しているそうです。
 
 この本は、カナダでは100万部を越えるベストセラーとなった
 そうです。



 人生をより良く生きるための考え方とはどのようなことなので
 しょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)比較することとは?



 どうしても他人と比較してしまいがちです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)比較することとは?

 「他人と比較して自分の方が優れていると思う人は、他人を批判し、
 他人に対して不寛容になります。一方で他人と比較して自分の方が
 劣っていると思う人は、劣等感にさいなまれることになるのです。
 こういう場合は、自分を変えようと思ってもなかなか変えられず、
 その結果、ますます自分のことが嫌いになるのです」

 「比較があなたにもたらすものは、<自分自身を受け入れられ
 なくなる>、という結果だけです」

 「他人をねたむのではなくて、祝福するといいでしょう。そう
 すると、自分も幸せになれます。もし、あなたが、他人が持って
 いるものを欲しがり、自分にもそれがないと絶対に幸福になれない、
 と思うのでしたら、どうかその人のとことに行って、どうすれば
 それを手にいれられるのかを尋ねてみてください」
 
 「私たちは、よく人のことをねたむものですが、本人に聞いて
 みれば、実際にはそれほど幸せだと思っていない場合がが多いの
 です。ですから、あなたがそれを手に入れたら本当に幸福になれる
 のか、それを手に入れたら今以上に人を愛せるようになれるのか、
 ということを自問してみましょう」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 もっと幸せについて考えてみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「比較すること」とはどのようなことなのでしょうか?

▽私たち人間は、他人と自分を比較して生きることが癖になってい
 ます。
 
 例えば、自分より仕事ができる人を見つけて「なんで自分は仕事が
 できないんだろう」と思い悩んだり、逆に、自分より仕事ができ
 ない人を見つけて「でもあいつよりできる」と変な自信を持って
 みたりします。
 
 ある特定の分野だけで見ると、上には上がいるし、下には下がい
 ます。
 
 これは、勉強ができる・できないも同じです。
 
 受験も他人との比較で決まります。
 
 たまたま、勉強が得意な人と、たまたま勉強は得意ではなく、
 別な方面で才能を発揮できる人が、勉強というフィールドで戦った
 場合の結果が合格、不合格という判定です。
 
 これはあまり意味ないです。
 
 他人と自分を比較して生きることは、何も楽しいことはありません。
 
 著者は言います。
 
 「他人と比較して自分の方が優れていると思う人は、他人を批判し、
 他人に対して不寛容になります。一方で他人と比較して自分の方が
 劣っていると思う人は、劣等感にさいなまれることになるのです。
 こういう場合は、自分を変えようと思ってもなかなか変えられず、
 その結果、ますます自分のことが嫌いになるのです」
 
 人にはたくさんの可能性があって、自分のある部分と、他人の
 同じ部分を比較して優越感や劣等感を感じても、全く意味がありません。
 
 また、他人と自分を比較して自分のアラを探す人は、必ず他人の
 アラも探します。
 
 他人との比較では人間は幸せになれないのです。
 
 著者は言います。
 
 「比較があなたにもたらすものは、<自分自身を受け入れられ
 なくなる>、という結果だけです」
 
▽そうは言っても、子どもの頃から「成績」という他人との比較の
 中で育ってきた私たちは、そうそう簡単に比較することから逃れる
 ことはできません。
 
 自分の親からも比較されて育ってきたし、小学校、中学校、高校、
 大学と常に他人との比較の中で大人になります。
 
 そして、社会人になっても会社の中で「仕事」と「給料」で常に
 他人と比較されます。
 
 結婚しても、他人の家の芝生は青く見えてしまいます。
 
 これらの比較から抜け出すためには、どうすればいいのでしょうか?
 
 私もまだ修行中ですが、以前と比較(笑)すると、他人との比較は
 かなり少なくなりました。
 
 実際に「他人と比較しない」ということをやってみると分かり
 ますが、毎日が楽に生きられます。
 
 仕事で他人と比較しないで済むので、会社に行くことが何の苦にも
 なりません。
 
 また、給料に関しても、他人の給料の額を聞いて、自分の給料より
 多くても、ぜんぜん何とも思わなくなってきました。
 
 では、どうすれば比較しないでいられるようになるかと言うと、
 私の経験からすると「自分を楽しむこと」だと思います。
 
 どのようなシチュエーションでも、何らかの楽しみを見つけると
 自分を楽しむことができるようになります。
 
 よく聞く言葉を使うと、「自分がワクワクすることを見つける」
 ということだと思います。
 
 別の表現をすると、「他人中心」から「自分中心」の考え方に
 シフトすることです。
 
 他人を中心に物事を考えると、どうしても比較しがちです。
 
 それを「自分もいて、その周りに他人もいる」と、自分中心に
 考えると、他人と比較することが少なくなります。
 
 そうなると、他人のすごい部分を聞いたとしても、素直に
 「スゴイ!」と感じることができるようになります。
 
 ただ、それだけです。
 
 「あなたのスゴイところはその部分、自分のスゴイところはこの
 部分。そしてお互いが素晴らしい」
 
 こう考えられるようになると、なかなか楽しいです。
 
▽著者も次のように書いてます。

 「他人をねたむのではなくて、祝福するといいでしょう。そう
 すると、自分も幸せになれます。もし、あなたが、他人が持って
 いるものを欲しがり、自分にもそれがないと絶対に幸福になれない、
 と思うのでしたら、どうかその人のとことに行って、どうすれば
 それを手にいれられるのかを尋ねてみてください」
 
 「私たちは、よく人のことをねたむものですが、本人に聞いて
 みれば、実際にはそれほど幸せだと思っていない場合がが多いの
 です。ですから、あなたがそれを手に入れたら本当に幸福になれる
 のか、それを手に入れたら今以上に人を愛せるようになれるのか、
 ということを自問してみましょう」
 
 
 考え方を少しだけ変えるだけです。





 前作の「からだの声を聞きなさい」は身体と心のつながりのことが
 書いてありましたが、今作はからだの話はあまり出てきません。
 
 主に生き方、考え方が書いてあります。
 
 ただ、400頁弱あって、ほとんど文字だけなので読むのに多少
 疲れます。
 
 幸せは、何かをしなければ手に入らないというものはほんの少し
 だけで、考え方を少しだけ変えるだけで手に入れることができる
 ものがほとんどだと思います。



「家族」はこわい―まだ間にあう父親のあり方講座
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:「家族」はこわい
 副題:まだ間にあう父親のあり方講座
 著者:斎藤学
 出版:新潮文庫
 定価:400円+税
 購入:ブックオフで250円



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 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4101442223/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f899217%2f



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 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 家族はフィクションだ
 第2章 甘える夫、「母」になる妻
 第3章 父は子に何ができるか
 第4章 日本の父親と会社教
 第5章 父親を再定義する



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :■■■□□
 豊かな心:■■■□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は平成12年7月に出版されています。
 
 この本の単行本が平成9年7月に出版されていて、その文庫版と
 なります。
 
 著者は、嗜癖研究の第一人者と紹介されています。
 
 このメルマガでは何度も紹介しています。
 
 まだ、この著者の読んでいない本が本棚に何冊か並んでいます。



 家族は癒しの場でありながら、恐れを植え付ける場でもあります。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)父親の役割りとは?



 父親の役割とはどのようなものなのでしょうか?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)父親の役割りとは?

 「親の仕事(機能)には大別して3種あると思います。抱くこと
 (ホールディング)、子どもの行動に限界を設定(リミット・
 セッティング)して欲求不満を起こすこと、そして、子別れ
 (デタッチメント)です」

 「母親の子育てについては多くが語られていますが、子別れに
 ついてはほとんど言われていません。そもそも子の親離れについて、
 理解の足りない親が多いように思います。」
 
 「家庭内暴力にしても摂食障害にしても、どれも親離れ子離れが
 うまくできない家庭が生み出してきた『病』と言えると思います」

 「私はまず第一に、母や子を外界から守り、家庭を境界づける
 『屋根』や『壁』のようなものだと思っています。これが私たちの
 家だよと、その境界を示し、その中で母と子が安全にいられる
 ことを示すのです。ちょうど屋根のような壁のような、シートを
 かける役割とでも言いましょうか」
 
 「前途三つの仕事に沿って言えば、抱くことは主に母親の仕事
 ですが、父が母(妻)をしっかり抱いて安心させないと母は子を
 抱けないのであり、その意味で父親も抱く役割を担っていると
 言えます。言うなればこれが屋根や壁ということです」

 「この抱くということをしっかりやったうえで、親の仕事の2番目
 にあげた、子に対する限界設定が可能となります。限界設定は、
 母親もやるし父親もやります」

 「わたしに言わせれば、非行なんていうのは親を求める行動だ
 ということです。その意味からも小さい頃から限界を与えてやら
 なくてはならず、この限界を与えるのは特に『父親』だと、わたしは
 思っています」

 「父親の役割にもう一つ、これはユング以来よく言われること
 ですが、母子の密着した関係を断つナイフの役割があります。
 母の子に対する『限りない世話やき』は、子どもの心の発達を
 妨げるときがあります。これを断ち切るのは父親なのです」
 
 「この『母という泥沼』に足をとられ、助けを求めている子どもの
 手を引っ張り上げるのが、父親の役割です。その意味で、子別れを
 スムーズに手助けするのは、父親なのです」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 父親の役割を認識しよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「父親の役割り」とはどのようなものなのでしょうか?

▽家庭内における親の役割とは、いったい何でしょうか?

 世の中の親は、何の自覚も無しに親になった人がほとんどだと
 思います。
 
 特に父親は、自分の身体を使って子を生むわけではないので、
 親になる自覚なんてほとんどないと思います。
 
 自分のことを思い出してみても、結婚するまでは何となく(!)
 自覚がありましたが、子どもが生まれて「親」になったときは、
 何の自覚もありませんでした。
 
 「俺が親?それはまずいだろう...」

 「こんないい加減なやつが人の親になって大丈夫か?」
 
 そんな気持ちだったのを思い出します。
 
 子どもが出来る前に、何かを学んだかと聞かれると、何も学んで
 ないです。
 
 「父親の役割」だとか、「子どもの教育」だとか、「夫のあり方」
 なんてことは全く考えもしませんでした。
 
 ただただ、逃げるように仕事に没頭していたような気がします。
 
 日本にはこうやって父親になる人がほとんどではないでしょうか。
 
 仕事が、家庭からの逃げ場になってはいないでしょうか。
 
 父親であるプレッシャーから逃れようとしているのが、日本の
 父親のような気がします。
 
▽では、家庭内における親の役割とはどのようなものなのでしょうか?

 著者は次のように言います。
 
 「親の仕事(機能)には大別して3種あると思います。抱くこと
 (ホールディング)、子どもの行動に限界を設定(リミット・
 セッティング)して欲求不満を起こすこと、そして、子別れ
 (デタッチメント)です」
 
 抱くことに関しては、主に母親の役割であり、これに関して日本人の
 母親は過剰と言われています。
 
 「限界設定」と「子別れ」というのは初めて聞きました。
 
 確かに、子別れ・親離れできていない親子がたくさんいて、その
 結果として、家庭内のさまざまな問題が噴出してきます。
 
 著者は言います。
 
 「母親の子育てについては多くが語られていますが、子別れに
 ついてはほとんど言われていません。そもそも子の親離れについて、
 理解の足りない親が多いように思います。」
 
 「家庭内暴力にしても摂食障害にしても、どれも親離れ子離れが
 うまくできない家庭が生み出してきた『病』と言えると思います」
 
 確かに子別れについては考えたことはありません。
 
 大人になるにしたがって、自然に離れていくものだという漠然
 とした考えしか持っていません。
 
 それほど私の親が子別れが上手かったということでしょうか。
 
 高校生になると、あまり干渉されなくなってきたことは記憶に
 あります。
 
▽では、父親の役割とはどのようなものなのでしょうか?

 著者は言います。
 
 「私はまず第一に、母や子を外界から守り、家庭を境界づける
 『屋根』や『壁』のようなものだと思っています。これが私たちの
 家だよと、その境界を示し、その中で母と子が安全にいられる
 ことを示すのです。ちょうど屋根のような壁のような、シートを
 かける役割とでも言いましょうか」
 
 「前途三つの仕事に沿って言えば、抱くことは主に母親の仕事
 ですが、父が母(妻)をしっかり抱いて安心させないと母は子を
 抱けないのであり、その意味で父親も抱く役割を担っていると
 言えます。言うなればこれが屋根や壁ということです」
 
 子を抱く役割は、父親と母親の両方がいるのであれば、主に母親の
 仕事になると思われます。
 
 父親の役割とは、子を抱く母親を守り、母親を安心させること
 なのです。
 
 責任重大です。
 
 子育てのプレッシャーから逃げて、仕事ばかりしているような
 父親は、父親としての役割を果たしていないということになります。
 
▽父親の他の役割である「限界設定」とは、どのようなことなので
 しょうか?
 
 著者は言います。
 
 「この抱くということをしっかりやったうえで、親の仕事の2番目
 にあげた、子に対する限界設定が可能となります。限界設定は、
 母親もやるし父親もやります」
 
 限界設定とは、例えば、「食べなさい」とか「寝なさい」といった
 ようなことに始まり、何をやると許されないのか、といった社会的な
 ルールを教えることを言います。
 
 これを教えることを怠ると、子どもは親に挑戦するようになり、
 そして、社会に挑戦するようになります。
 
 たとえば、万引き、かつあげ、目に見えるいじめといった反社会的な
 行動などがそうです。
 
 著者は言います。
 
 「わたしに言わせれば、非行なんていうのは親を求める行動だ
 ということです。その意味からも小さい頃から限界を与えてやら
 なくてはならず、この限界を与えるのは特に『父親』だと、わたしは
 思っています」
 
 父親がその限界設定を教えられていないと、子どもに教えることは
 できません。
 
 子の犯罪とは、やはり親の責任になります。

▽もう一つの父親の役割である「子別れ」とは、どのようなこと
 なのでしょうか?
 
 著者は言います。
 
 「父親の役割にもう一つ、これはユング以来よく言われること
 ですが、母子の密着した関係を断つナイフの役割があります。
 母の子に対する『限りない世話やき』は、子どもの心の発達を
 妨げるときがあります。これを断ち切るのは父親なのです」
 
 「この『母という泥沼』に足をとられ、助けを求めている子どもの
 手を引っ張り上げるのが、父親の役割です。その意味で、子別れを
 スムーズに手助けするのは、父親なのです」
 
 子どもが母親と別れられないと、思春期に入ったあたりから様々な
 問題が噴出してきます。
 
 ここ数日、新聞に載っている「母親殺害」は、子別れできていない
 親子の典型的なパターンではないかと思われます。
 
 いずれにしろ、父親の役割は責任重大です。





 この本には、家庭内での父親のあり方がたくさん書かれています。
 
 父親になるときは、なんの自覚もない人がほとんどだと思いますが、
 子どもが出来てからでも、父親を自覚するのは遅くないと思います。
 
 特に必要なのは、母子を分かつことだと思います。
 
 父親している方、これから父親になる予定の方、ちょっとだけ
 父親を自覚してみましょう。



「こころ」と「身体」の法則―伝説的名医シンドラーが遺した知恵
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 ◆今日読んだ本
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 題名:「こころ」と「身体」の法則
 副題:伝説的名医シンドラーが遺した知恵
 著者:ジョン・A・ シンドラー
 出版:PHP研究所
 定価:1600円+税
 購入:ブックオフで105円



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 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4569634370/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1654383%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1部 身体の病気の50%はこころに起因する
 第2部 心因性のからだの病気(EII)を防ぐには



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 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■■□□□
 豊かな心:■□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は2004年4月に出版されています。
 
 著者は、1939年にアメリカで診療所を開いた人で、患者を
 観察しているうちに、患者たちの日常的な態度と病歴が密接に
 関わっていることを発見したそうです。
 
 この本は、100万部を越えるベストセラーになったそうです。



 こころと身体の法則とはどのようなことなのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)バランスのとれたこころを持つための7つの条件とは?



 バランスのとれたこころを保つのは難しいです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)バランスのとれたこころを持つための7つの条件とは?

 「EIIの最大の原因は何か?−それは、ごく普通の日常生活の
 中で好ましい健康的なこころの状態を保つことを、学んでこな
 かったことです」
 
 「EIIの患者は、こころのバランスをとる技を学んでこなかった
 のだといえます。だから日常的な問題に、心理的なストレスを
 生むような方法でぶつかっていってしまうのです」
 
 「バランスのとれたこころとは、人生のさまざまの場面に適切に
 対応する能力がある状態のことです」

 1.自分で責任を持つ
 2.「求める」よりも「与える」態度
 3.自己中心的な態度や、無用な競争心を捨てる
 4.セックスに関する成熟
 5.敵意をむき出しにした攻撃性を克服すること
 6.空想と事実を区別すること
 7.もっとも大切な条件−柔軟性と適応力



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 おとなとして成熟しよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「バランスのとれたこころを持つための7つの条件」とはどの
 ような条件なのでしょうか?

▽現在では、心と身体が連動していることはほとんどの人が知って
 います。
 
 一番よく聞くのは、ストレスと身体の関係です。
 
 ストレスが溜まると、身体に様々な影響が出ます。
 
 しかし、著者が病院を開設した当時(1939年ころ)は、まだ
 心と身体の関係はあまり知られていなかったようです。
 
 医者が診察する病気の多くが、実は心で起きるからだの病気−
 つまり心因性のからだの病気(EII:emotionally induced illness)
 なのです。
 
▽著者は、EIIの原因について次のように説明しています。

 「EIIの最大の原因は何か?−それは、ごく普通の日常生活の
 中で好ましい健康的なこころの状態を保つことを、学んでこな
 かったことです」
 
 「EIIの患者は、こころのバランスをとる技を学んでこなかった
 のだといえます。だから日常的な問題に、心理的なストレスを
 生むような方法でぶつかっていってしまうのです」
 
 「バランスのとれたこころとは、人生のさまざまの場面に適切に
 対応する能力がある状態のことです」
 
 現在でもそうですが、こころのバランスがとれている人は、
 そんなにたくさんはいません。
 
 なぜなら、そんなことを教えてくれる人がいなかったからです。
 
▽人は、何に対して心理的なストレスを感じるのでしょうか?

 それは、昔から現在まで一貫して同じで、人は自分に関わる
 「人間関係」に対してストレスを感じます。
 
 その、中でも一番ストレスを感じやすいのは、仕事でしょうか。
 
 人生の大きな部分を占める仕事にストレスを感じている人が
 ほとんどだと思います。
 
 その次に、家族や親戚ではないでしょうか。
 
 つまり、人間は一番付き合いが多いことに、一番ストレスと感じて
 いるのだと思います。
 
▽著者は、バランスのとれた心を持つ人は、人間的に「成熟」した
 人だと言います。
 
 そして、成熟した人がどのような態度や資質を持っているのか、
 そのポイントを7つあげています。
 
 簡単に紹介します。
 
 1.自分で責任を持つ
 
   成熟するためには、両親などの保護者に頼らず、自分で責任を
   持つ能力を育てることが大切です。
   
   他人に頼ってばかりいる態度のまま成長すると、やがてさま
   ざまな困難に出くわします。
 
 2.「求める」よりも「与える」態度
 
   典型的な子どもっぽい態度といえば、欲しいものを何でも
   手に入れたがることです。
   
   こうした未成熟な態度を残したまま成長すると、自分にとっての
   損得ばかり考えて、けちなつまらない感情を抱くことになります。
   
 3.自己中心的な態度や、無用な競争心を捨てる
 
   子どものような自己中心的な態度や競争心を持ったまま大人に
   なる人がいます。こういう人はいつも誰かと張り合おうと
   していて、こころやさしい協調性など持っていません。
   
   他人に嫉妬して、自分と他人をくらべてばかりいる人は、
   みじめな人生を運命づけられています。いつも羨望と傷ついた
   プライド、自分や他人に対する敵意の虜です。
   
 4.セックスに関する成熟
 
   ふたりの人間が関わる他のあらゆる体験と同じく、思いやり、
   共感、そしてお互いの協力があって、始めて成熟したものに
   なっていきます。
   
 5.敵意をむき出しにした攻撃性を克服すること
 
   怒り、憎しみ、残酷さ、闘争心−こうした敵意のある攻撃性を
   「力」だと誤解している人がいます。
   
   実際はその逆で、いずれも子供じみた低俗な未成熟−弱さや
   恐怖心、フラストレーション−の証にすぎません。
   
 6.空想と事実を区別すること
 
   子どもは空想の産物と事実を区別しません。子どもなら
   たいした実害はないでしょう。ところがそのまま大人になると、
   さまざまな問題や望ましくない感情をもたらし、不幸なことに
   なります。
   
 7.もっとも大切な条件−柔軟性と適応力
 
   風になびくことを知らない人、つまり日々変わりゆく状況に
   適応しようとしない人がいます。そうした人が幸福をつかむ
   ことはほとんど不可能といえるでしょう。
   
   成熟した人間の資質の中で、柔軟なこころと適応力こそもっとも
   貴重なものだといえます。
 
 
 どれもこれも、書いてみるとそんなに難しい事ではないような
 気がしますが、なかなか「成熟」できないのが人間です。
 
 成熟した、こころのバランスがとれた状態になると、EIIは
 ほとんど防ぐことができるようになります。
 
 でも、それが一番難しくてストレスが溜まるのですが...





 この本は、かなり昔に書かれたものですが、その内容は今でも
 十分に通用するものです。
 
 ということは、それから人間はそんなに成長してない、つまり
 「成熟」した人間にはなっていないということです。
 
 この本には、他にEIIを防ぐための方法がたくさん書かれてい
 ます。
 
 当然ですが、どこを読んでもまっとうな意見ばかりです。
 
 しかし、分かっているけどできないのが人間です。


社会的ひきこもり―終わらない思春期
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:社会的ひきこもり
 副題:終わらない思春期
 著者:斎藤環
 出版:PHP新書
 定価:660円+税
 購入:ブックオフで400円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4569603785/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1019488%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1部 いま何が起こっているのか−理論編
 第2部 「社会的ひきこもり」とどう向き合うか−実践編



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :■■■□□
 豊かな心:■■□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は1998年12月に出版されています。
 
 2004年10月の時点で第30刷となっているので、長く
 売れているみたいです。
 
 著者は紹介文によると、医学博士で、青少年健康センターで思春期
 の電話、手紙相談を担当しているそうです。
 
 専門は思春期・青年期の精神病理、及び病跡学です。
 
 著書も多数あります。



 「社会的ひきこもり」とはどのような状態なのでしょうか。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)社会的ひきこもりとは?
 2)その治療法は?



 長期的な視野が必要みたいです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)社会的ひきこもりとは?

 「20代後半までに問題化し、6ヶ月以上、自宅にひきこもって
 社会参加をしない状態が持続しており、ほかの精神障害がその
 第一の原因とは考えにくいもの」


 2)その治療法は?

 「もう10年以上も彼らとつき合ってきた私ですら、しばしば
 『お説教』や『議論』の誘惑に負けてしまいそうになります。
 それどころか、時には『彼らは甘えている』『怠けている』
 『権利を主張しつつ責任を回避している』『両親に責任転嫁して
 いる』などどいった、どこかで聞いたような紋切り型が、ふと頭を
 よぎることすらあります」
 
 「ひきこもり事例と向き合うためには、まずこうした社会通念、
 言い換えれば『ひきこもりを否認したい衝動』と戦わなければ
 なりません」

 「そのために重要なことは、『社会的ひきこもり』という状態が、
 ともかくそこにある、という事実を認めることです。言い換える
 なら、彼らが『人として間違ったあり方をしている』という見方を
 してはならないのです」
 
 「そうではなくて、彼らが何らかの形で援助や保護を必要として
 いる、という視点を受け入れることです。お説教や議論、時には
 暴力などによってそれを『否認』するやり方は、失敗する可能性が
 きわめて高いことを、ここであらためて強調しておきましょう」

 「ひきこもり状態が数年以上続いて慢性化したものは、家族に
 よる十分な保護と、専門家による治療なしでは立ち直ることが
 できません」

 「なんといっても、一番社会復帰を切望しているのが、当の本人
 たちなのですから」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 冷静に対処できるようになろう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「社会的ひきこもり」とはどのようなものなのでしょうか?

▽「ひきこもり」という言葉をいつ頃からか忘れましたが、よく耳に
 するようになりました。
 
 (最近はテレビや新聞を見なくなったのであまり聞きませんが...)
 
 「ひきこもり」のイメージは、当然ですがあまりよいイメージは
 ありません。
 
 20歳を過ぎているのに、学校に通うわけでもなく、就職する
 わけでもなく、ただ実家の自分の部屋の中に一日中いて、テレビを
 見たりゲームやパソコンを延々とやっている。
 
 食事は、家族が部屋の外に置く。
 
 買い物は親に頼んで買ってきてもらう。
 
 20代ならまだしも、30代、40代でもひきこもっているヤツも
 いる。
 
 私が持っていた「ひきこもり」に対する印象を一言でいうと、
 「家族に甘えている、わがままなやつ。それを許している家族も甘い」
 というものでした。
 
 家にいて何もしなくても生きていけるということは、誰かが世話を
 しているわけです。
 
 そんな経済的余裕があって、親がそれを許しているからひきこもる
 ことが可能なんだと思っていました。
 
 しかし、この本を読んでみると、誤解していたということが分かり
 ました。
 
▽では、「社会的ひきこもり」とは、どう定義すればいいのでしょうか。
 
 著者は次のように定義してます。
 
 「20代後半までに問題化し、6ヶ月以上、自宅にひきこもって
 社会参加をしない状態が持続しており、ほかの精神障害がその
 第一の原因とは考えにくいもの」
 
 「社会的ひきこもり」とは、実は思春期の問題なのだそうです。
 
 思春期において何か解決できないことが重なって「社会的ひき
 こもり」の状態になるということのようです。
 
 だいたい12歳から18歳くらいまでを思春期と言います。
 
 思春期を著者の言葉で説明すると、「人格的な枠組みができあがり、
 性的な成熟が起こる期間」ということになります。
 
 思春期は不安定な時期なのだそうですが、自分のその当時は、
 「自分は思春期だ」なんてことは考えていなかったような気がし
 ます。
 
 それでも、(おそらく)普通の大人になれました。
 
 思春期は様々なことに悩む時期なのだそうです。
 
 これを上手く乗り切れなくて、その時期を過ぎても「思春期」の
 人が「社会的ひきこもり」の状態になってしまうようです。


●では、運悪く「社会的ひきこもり」の人が身近にいる場合、どう
 したらいいのでしょうか?

▽結論から言うと、「適切な対応をとれば、必ず治る」そうです。
 
 ただし、そうとうな時間はかかるようです。
 
 まず最初に、考え方を改めなくてはならないようです。

 冒頭で私が書いた様な「社会的ひきこもり」に対する考え方は
 してはならないようです。
 
 著者は言います。
 
 「もう10年以上も彼らとつき合ってきた私ですら、しばしば
 『お説教』や『議論』の誘惑に負けてしまいそうになります。
 それどころか、時には『彼らは甘えている』『怠けている』
 『権利を主張しつつ責任を回避している』『両親に責任転嫁して
 いる』などどいった、どこかで聞いたような紋切り型が、ふと頭を
 よぎることすらあります」
 
 「ひきこもり事例と向き合うためには、まずこうした社会通念、
 言い換えれば『ひきこもりを否認したい衝動』と戦わなければ
 なりません」
 
 「ひきこもり」にあまり関係のない私にとっては、その状態を
 知る限り、単なる怠け者にしか思えません。
 
 その状態だけ見ると確かに「怠け者」のようにしか見えないのです。
 
 しかし、その考え方を持っている限り、ひきこもりと向き合って
 解決することはできないのです。
 
 著者はさらに言います。
 
 「そのために重要なことは、『社会的ひきこもり』という状態が、
 ともかくそこにある、という事実を認めることです。言い換える
 なら、彼らが『人として間違ったあり方をしている』という見方を
 してはならないのです」
 
 「そうではなくて、彼らが何らかの形で援助や保護を必要として
 いる、という視点を受け入れることです。お説教や議論、時には
 暴力などによってそれを『否認』するやり方は、失敗する可能性が
 きわめて高いことを、ここであらためて強調しておきましょう」
 
 私が持っていたような考え方をしている限り、「ひきこもり」は
 解決できないということです。
 
▽「ひきこもり」に対する考え方を変えた後は、どうすればいいの
 でしょうか?
 
 著者は言います。
 
 「ひきこもり状態が数年以上続いて慢性化したものは、家族に
 よる十分な保護と、専門家による治療なしでは立ち直ることが
 できません」
 
 ひきこもっている本人と家族だけでは解決できないそうです。
 
 その理由は、上で書いたように、家族も引きこもっている本人も
 固まった社会通念が考えの根底にあるためです。
 
 そのために「専門家」の介入が必要になります。
 
 そして、信じられないかもしれませんが、著者は次のように言い
 ます。
 
 「なんといっても、一番社会復帰を切望しているのが、当の本人
 たちなのですから」
 
 ひきこもっている本人たちは、「このままじゃいけない」と自覚
 しています。
 
 それは分かっているけど、「どうしようもできない」というのが
 「ひきこもり」なのです。





 この本には、「ひきこもり」の症状や原因について書いてある
 「理論編」と、「ひきこもり」を解決するための「実践編」に
 分かれています。
 
 解決するためには、それなりの忍耐力が必要です。
 
 短くて半年、長くて数年、という単位で見ていないと解決はでき
 ないようです。
 
 人間の心って、複雑にできてますね。