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豊かな人生研究委員会
人生を成功に導く読書術! 〜豊かな人生研究委員会〜
斎藤一人のちょっとしたこと大切なこと
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:斎藤一人のちょっとしたこと大切なこと
 著者:小俣和美、小俣貫太
 出版:ビジネス社
 定価:1200円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
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 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4828410945/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1631778%2f



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 ◆本の目次
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 第1章 「健康」と「成功」には理由がある
 第2章 医食同源
 第3章 生活習慣病と折り合う
 第4章 食は命なり
 第5章 心をプラスに保つ
 第6章 楽しく老いるということ



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■■□□□
 豊かな心:■■■□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は2004年1月に出版されています。
 
 著者のうち、小俣和美さんは、斎藤一人さんの10人のお弟子
 さんの中の1人で、銀座まるかんの販売代理店の創業者です。
 
 もう一人の小俣貫太さんはその息子さんで、現在はその販売代理店
 の代表取締役です。



 一人さんの本業は、漢方薬を扱うことでした。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)人間関係と食べ物の好き嫌いの関係とは?
 2)分食のすすめとは?
 3)ベジタリアンは痩せるのか?



 私たちは食事の取り方を間違っていたようです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)人間関係と食べ物の好き嫌いの関係とは?

 「おまっちゃん(著者の小俣和美さんのことです)、知ってるかい。
 食べ物の好き嫌いが激しいと、人間の好き嫌いも激しくなるんだよ」

 「今では何でも食べられるようになりましたし、そうなるとさらに
 おいしいものに出合わせてくれるチャンスが出てきたのです」
 
 「人に対してもそうですよね。これが嫌だあれが嫌だと逃げないで
 真正面から歩いていくと、思いがけない出会いがあったりする
 ものなのです。食べ物と人間関係はすごく共通項があるのです」


 2)分食のすすめとは?

 「いちばん大事なことは、おなかが空いたら食べるということ。
 シンプルに考えることです。それが普通にできないのが今の世の中
 なのですね」
 
 「昼だから食べる、時間になったから食べるでしょう。付き合いで
 食べることが多いとか、今の食事は食欲を無視してますよね」
 
 「本来は『食欲』を大切にして食べるのがベストなんです」


 3)ベジタリアンは痩せるのか?

 「考え違いをされています。肉や魚をとらずに、野菜だけを食べて
 いれば、やせて健康になれると思っている人がけっこういます。
 野菜でも肉でも何でもバランスよくたべればいいわけですよ」

 「菜食主義の生き物はすべて大きいのです。ゾウとかカバとか
 キリンとかサイとかウマとか。彼らはベジタリアンなわけです。
 一方、肉を主食とするチーターとかハイエナとかはみんなしまった
 体つきをしているでしょう」

 「一時的にカロリーダウンして痩せますが、それを続ければ元に
 戻るか太ってきます。なぜならば、これしかカロリーが入って
 こないのならば、吸収率を上げようとか、それでは消費効率を
 上げよう(燃費を良くしよう)とか、カラダは必ずそういうふうに
 バランスをとりたがるからです」
 
 「摂取カロリーだけの問題ではありません。我々は機械的に食べ
 物を消費しているわけではないのです」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 自分の食生活を見直してみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「人間関係と食べ物の好き嫌いの関係」とはどのような関係なの
 でしょうか?

▽この本は斎藤一人さんが書いた本ではなくて、斎藤一人さんの
 お弟子さんと、その息子さんが書いた本です。
 
 一人さんは成功法則の本や、生き方に関する本等がたくさん出版
 されていますが、本業は漢方薬を扱うお店を経営しています。
 
 銀座日本漢方研究所の創業者で、現在は「銀座まるかん」となって
 います。
 
 その一人さんから教えてもらった様々な知識をこの本で紹介して
 ます。
 
 その中からいくつかご紹介します。
 
▽人間には人の好き嫌いがあります。

 全てのタイプの人間がOKという人はそんなにいないと思います。
 
 私も苦手なタイプがあって、そういう人には必要な場合以外
 近づきたくないです。
 
 特に40歳を過ぎた人は、その人の生き方とか性格が必ず顔に
 出るので、顔を見ただけで近づいていいかどうかを判断します。
 
 苦手なタイプはいますが、そんなにたくさんはいません。
 
 私の嫌いなタイプは
 「他人に威圧的になる人」と
 「他人の悪口しか言えない人」
 「極端に不潔な人」
 です。
 
 きっと、これは誰でも嫌いなタイプですね。
 
 でも、ある日一人さんは、食べ物の好き嫌いが激しい著者にこう
 言ったそうです。
 
 「おまっちゃん(著者の小俣和美さんのことです)、知ってるかい。
 食べ物の好き嫌いが激しいと、人間の好き嫌いも激しくなるんだよ」
 
 著者は一人さんの助言を聞いて、食べ物の好き嫌いを少しずつ
 克服していったそうです。
 
 著者は言います。
 
 「今では何でも食べられるようになりましたし、そうなるとさらに
 おいしいものに出合わせてくれるチャンスが出てきたのです」
 
 「人に対してもそうですよね。これが嫌だあれが嫌だと逃げないで
 真正面から歩いていくと、思いがけない出会いがあったりする
 ものなのです。食べ物と人間関係はすごく共通項があるのです」
 
 あとは、自分自身が嫌な人間にならないことを気をつけたいですね。


●「分食のすすめ」とはどのようなことなのでしょうか?

▽世の中には「朝食が大切、しっかり食べること」という説と、
 「朝食は必要ない、もしくはほんの少しでよい」という説があり
 ます。
 
 個人的には「朝しっかり派」です。
 
 しかし、朝食を抜いて昼食がその日の一番最初、という人もたく
 さんいると思います。
 
 現代は、朝から肉体労働をする人だけではないので、必ず朝を
 しっかり食べる必要もないと思います。
 
 その人の体に合った方法を見つければ良いのではないでしょうか。
 
 著者は言います。
 
 「いちばん大事なことは、おなかが空いたら食べるということ。
 シンプルに考えることです。それが普通にできないのが今の世の中
 なのですね」
 
 「昼だから食べる、時間になったから食べるでしょう。付き合いで
 食べることが多いとか、今の食事は食欲を無視してますよね」
 
 「本来は『食欲』を大切にして食べるのがベストなんです」
 
 会社で仕事をしていると、どうしても昼休みの時間が決まって
 いるので、そんなにお腹が空いて無くても食べてしまいます。
 
 でも、本来は「お腹がすいたら食べる」というのが、人間の体に
 とってはいちばん自然な食べ方なのです。
 
 休みの日に実践してみようと思います。


●「ベジタリアンは痩せる」のでしょうか?

▽世の中には野菜しか食べない、いわゆる「ベジタリアン」がいます。

 宗教的なものとか、主義・主張とか、健康を考えて野菜しか食べ
 ない、という人はそれはそれで構わないと思います。
 
 しかし、中には野菜だけを食べていればダイエットできると思って
 いる人がいるそうです。
 
 著者は言います。

 「考え違いをされています。肉や魚をとらずに、野菜だけを食べて
 いれば、やせて健康になれると思っている人がけっこういます。
 野菜でも肉でも何でもバランスよくたべればいいわけですよ」
 
 肉でも魚でも野菜でもバランス良く食べることが一番ダイエット
 になるそうです。
 
 著者は言います。
 
 「菜食主義の生き物はすべて大きいのです。ゾウとかカバとか
 キリンとかサイとかウマとか。彼らはベジタリアンなわけです。
 一方、肉を主食とするチーターとかハイエナとかはみんなしまった
 体つきをしているでしょう」
 
 言われてみると確かにそうですね。
 
 全部が全部そうだとは言えませんが、草食動物は総じて体が大きい
 です。
 
 人間がベジタリアンになると、実は太るそうです。
 
 著者は言います。
 
 「一時的にカロリーダウンして痩せますが、それを続ければ元に
 戻るか太ってきます。なぜならば、これしかカロリーが入って
 こないのならば、吸収率を上げようとか、それでは消費効率を
 上げよう(燃費を良くしよう)とか、カラダは必ずそういうふうに
 バランスをとりたがるからです」
 
 「摂取カロリーだけの問題ではありません。我々は機械的に食べ
 物を消費しているわけではないのです」
 
 ベジタリアンになるかならないかは個人の自由ですが、ダイエット
 しようと思うのであれば、いろいろな食べ物をバランス良く「普通」
 に食べることが必要なようです。





 この本には、食べ物や健康、そして心の関係に関する知恵がたく
 さん書かれています。
 
 150ページしかなくて、あっと言う間に読めてしまいます。
 
 西洋医療は悪くなった部分を別個に治そうという考え方ですが、
 漢方医療は全体のバランスを考えた上で治療するという考え方
 なのだそうです。
 
 漢方については知識が全然ありません。
 
 今度本を見つけて読んでみようと思います。



「自分のために生きていける」ということ―寂しくて、退屈な人たちへ
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 ◆今日読んだ本
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 題名:「自分のために生きていける」ということ
 副題:寂しくて、退屈な人たちへ
 著者:斎藤学
 出版:大和書房
 定価:1500円+税
 購入:ブックオフで105円



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 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4479790187/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f882640%2f



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 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 「退屈」に耐えられず、何かにすがりつく心
 第2章 人はなぜ、自分の「欲望」を見失うのか
 第3章 「寂しさ」の裏にひそむ「怒り」をくみ出せ
 第4章 あなたの「インナーチャイルド」の声に耳を傾けよう
 第5章 パワーゲームを降りて「魂の家族」をつくる
 第6章 「一人でいられる能力」が「親密な関係」をきずく



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■■■■■
 豊かな心:■■■■□
 おすすめ:■■■■■



 この本は1997年5月に出版されています。
 
 著者は、私が最近特によく読むようになった斎藤学さんです。
 
 アルコール依存、薬物依存などの嗜癖(依存症)研究の第一人者
 と紹介されています。



 今回は生き方に関する内容です。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)自分の欲望を見失うとどうなってしまうのか?



 人間にとって欲望は必要なようです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)自分の欲望を見失うとどうなってしまうのか?

 「さまざまな欲望を追求できる条件が整っている現代ですが、
 心理的にはかんじがらめの制約があり、少しも自由ではありません」
 
 「昔のように堅固な家制度などないのに、相変わらず親の期待
 からは逃れられないし、あっちの欲望とこっちの欲望が選べず、
 葛藤している人がたくさんいます」
 
 「『お金を稼ぐため』に、『社会から落ちこぼれないため』に
 しかたなくイヤなことまで我慢して足並みをそろえています。
 自分の欲望を気ままに追求すれば、『わがまま』『常識はずれ』
 と非難され、足を引っ張られます」

 「私は、このおかしな共依存的な社会の中で、過食症などの病気
 になるのも当然ではないかと思うのです。私たちは多かれ少なかれ
 嗜癖(しへき)的です。そのゆがみを拡大し、特徴をはっきりと
 見せてくれるのが、さまざまな『依存症』という病気です」
 
 「そして、依存症の特徴は、社会の病理性の特徴でもあります。
 『おかしい、おかしい』といいながら、自分自身、その中にどっ
 ぷりはまってぬけられない…この社会システムの特徴です」

 「『他人のために』『社会のために』いきることを、気づかぬ
 うちにあなたの人生の中身にしてはならないのです。『自分の
 ために生きていく』ことこそ、まず第一にあなたが追求すること
 です」
 
 「『自分のために生きる』ことが、結果的に他人のためになり、
 社会に貢献するならいいのですが、他人や社会に自分の人生を
 のっとられているうちは、本当の意味で、『社会のために』生きる
 ことにさえなり得ないのです」

 「『他人のために』自分の欲望を押さえれば押さえるほど、押し
 込めた願望は幼児的なまま取り残され、そのうちにコントロールを
 失って噴出してきます。『私は世のために、人のために生きている』
 などという、一見、善意にあふれた人の行動ほど危険なものは
 ありません。この種の善意は、自分にも他人にも残酷なルールと
 批判を押しつけてくるからです」

 「あなたは、この社会の中で、自分の欲望を見失わずに生きて
 いるでしょうか。あなたをさまざまな数値や評価で縛ってくる
 ものから、距離を置いて堂々と生きているでしょうか。たくさんの
 価値観や選択肢の海の中で、自分の目標と自分の欲望を持って、
 進路を定められているでしょうか」
 
 「もしも今、あなたが自分の欲望を見失っていても、それはそれで
 いいのです。ロボットのように中身がなく空虚に生きていると
 感じていても、恥じる必要はありません。そうなったのにはそう
 なった理由があり、それ自体、あなたの人生の一部です」
 
 「あなたがロボット化した原因は、あなたが本当の欲望を見つけ
 出す物語に欠かせないエピソードになるでしょう。その原因を
 探っていくこと自体が貴重な旅になるはずです。そのために、
 自分の退屈感や寂しさから目をそらさず、また適当なものでごま
 かさず、じっくり向き合ってみてほしいのです」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 自分のことをもう一度考えてみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「自分の欲望を見失うとどうなってしまう」のでしょうか?

▽この著者の本は今まで4冊紹介してきました。

 Vol253:家族という名の孤独
 Vol261:家族の中の心の病
 Vol271:家族依存症
 Vol320〜Vol322:子供の愛し方がわからない親たち
 
 いずれも、いろいろな依存症や児童虐待を取り上げ、その原因
 として家族の問題に焦点をあてて解説されています。
 
 家族の人間関係に興味がある私には、とても面白く読ませて
 もらっています。
 
 でも、依存症や児童虐待に苦しむ人たちのことを読むと、今の
 私からは現実離れした悲惨な状況に、気分はかなりブルーになり
 ます。
 
 どの本もとても面白いのですが、読んで爽快になるというもの
 ではありません。
 
▽この本は、これまで紹介した本とは少し違っています。

 著者がインタビュアーの質問に対して回答した内容が一冊の本に
 なっています。
 
 と言っても対談形式のようなものではなく、ほとんどは著者の
 話が書かれています。
 
 誰にむかって書かれているかというと、確かに依存症に苦しむ
 人たちに向かって書かれているのですが、その内容は、依存症
 ではない(と思っている)私たちが読んでも癒されます。
 
 その中から、少しだけ紹介します。
 
▽依存症と聞くと「アルコール依存」や「過食症」等が思い浮かび
 ますが、「依存」ということを考えると、日本人の多くは依存が
 強い家庭で育てられます。
 
 ワーカホリックの父親と良妻賢母の母親という共依存者に育て
 られているのです。
 
 家庭を顧みない父親は、会社という母親に依存し、夫に構って
 もらえない妻は自分の子供にベッタリになります。
 
 そして、現在の日本は欲望がむき出しになった社会です。
 
 やろうと思えばなんでもできて、自分の欲望を満たす手段はいくら
 でもあります。
 
 しかし、様々な欲望があるにもかかわらずそれを実現できないで
 います。
 
 著者は言います。
 
 「さまざまな欲望を追求できる条件が整っている現代ですが、
 心理的にはかんじがらめの制約があり、少しも自由ではありません」
 
 「昔のように堅固な家制度などないのに、相変わらず親の期待
 からは逃れられないし、あっちの欲望とこっちの欲望が選べず、
 葛藤している人がたくさんいます」
 
 「『お金を稼ぐため』に、『社会から落ちこぼれないため』に
 しかたなくイヤなことまで我慢して足並みをそろえています。
 自分の欲望を気ままに追求すれば、『わがまま』『常識はずれ』
 と非難され、足を引っ張られます」
 
 日本で生きていくためには働かなくてはなりません。
 
 働かないと、衣食住を満たすことができないのです。
 
 そして、少しレベルの高い生活をしようとすると、嫌な仕事も
 やらないとならないのが普通の人たちだと思います。
 
 自由であるように見えて、思ったほど欲望は実現できないのです。
 
▽著者は言います。

 「私は、このおかしな共依存的な社会の中で、過食症などの病気
 になるのも当然ではないかと思うのです。私たちは多かれ少なかれ
 嗜癖(しへき)的です。そのゆがみを拡大し、特徴をはっきりと
 見せてくれるのが、さまざまな『依存症』という病気です」
 
 「そして、依存症の特徴は、社会の病理性の特徴でもあります。
 『おかしい、おかしい』といいながら、自分自身、その中にどっ
 ぷりはまってぬけられない…この社会システムの特徴です」
 
 まさに私が抜けられない状態かもしれません。
 
 「自分のやりたいことだけやって生活したい」と思いつつも、
 家族も含めそれなりの生活をしたい、させてあげたいと考えている
 ので、抜けられないという一面があります。
 
 ただ、日本の歴史や社会の歴史をみても、皆が好きなことだけ
 やって生活していた時代などありません。
 
 日本もつい最近まで、ほとんどが農民でした。
 
 それが現在では、状況的にはやろうと思えばなんでもやれるのです。
 
 しかし、何かに依存して「他人のために生きている」ため、その
 欲望を満たすことができなくなっています。
 
 依存症者というのは、他人のために生きることを拒否するために
 病気になっています。
 
 しかし、依存症という自覚症状がない私たちのような普通の人間は、
 他人のために生きていることに気がついてさえいないのです。
 
 著者は言います。
 
 「『他人のために』『社会のために』いきることを、気づかぬ
 うちにあなたの人生の中身にしてはならないのです。『自分の
 ために生きていく』ことこそ、まず第一にあなたが追求すること
 です」
 
 「『自分のために生きる』ことが、結果的に他人のためになり、
 社会に貢献するならいいのですが、他人や社会に自分の人生を
 のっとられているうちは、本当の意味で、『社会のために』生きる
 ことにさえなり得ないのです」
 
 要するに、自分のために生きられない人間が、他人のためにいきる
 ことはどこかが間違っているということだと思います。
 
 私もこの意見には賛成です。
 
 「自分を犠牲にして他人に奉仕する」というのも、話を聞くと
 美談に聞こえますが、本心から奉仕することができるかというと、
 普通の人にはおそらくできないです。
 
 マザー・テレサもぱっと見他人に奉仕しているように見えますが、
 マザー・テレサは他人を助けることが自分を満たすことであった
 からできたのです。
 
 著者は言います。
 
 「『他人のために』自分の欲望を押さえれば押さえるほど、押し
 込めた願望は幼児的なまま取り残され、そのうちにコントロールを
 失って噴出してきます。『私は世のために、人のために生きている』
 などという、一見、善意にあふれた人の行動ほど危険なものは
 ありません。この種の善意は、自分にも他人にも残酷なルールと
 批判を押しつけてくるからです」
 
▽では、どうやって生きていけばいいのでしょうか?

 少し長いですが引用します。
 
 「あなたは、この社会の中で、自分の欲望を見失わずに生きて
 いるでしょうか。あなたをさまざまな数値や評価で縛ってくる
 ものから、距離を置いて堂々と生きているでしょうか。たくさんの
 価値観や選択肢の海の中で、自分の目標と自分の欲望を持って、
 進路を定められているでしょうか」
 
 「もしも今、あなたが自分の欲望を見失っていても、それはそれで
 いいのです。ロボットのように中身がなく空虚に生きていると
 感じていても、恥じる必要はありません。そうなったのにはそう
 なった理由があり、それ自体、あなたの人生の一部です」
 
 「あなたがロボット化した原因は、あなたが本当の欲望を見つけ
 出す物語に欠かせないエピソードになるでしょう。その原因を
 探っていくこと自体が貴重な旅になるはずです。そのために、
 自分の退屈感や寂しさから目をそらさず、また適当なものでごま
 かさず、じっくり向き合ってみてほしいのです」
 
 現在、何もやることが見つからず退屈を感じている人は、それ
 自体が人生の一部だということです。
 
 ということは、間違った道にそれているのではなく、正しい道
 のりの途中にいるということだと思います。
 
 自分を見つめ直して見ることが大切です。





 この本は、依存症で苦しむ人たちを長年見てきた著者が、そこから
 感じた人生の生き方を表現したものです。
 
 そして、依存症で苦しむところまではいってないけれど、依存症的
 な社会で、それなりに苦しんでいる普通の人たちにとっても、
 癒しになる話がたくさん書いてあります。
 
 人生を自分のものとして生きてみたい人には、おすすめの一冊です。



下流社会 新たな階層集団の出現
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 ◆今日読んだ本
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 題名:下流社会
 副題:新たな階層集団の出現
 著者:三浦展
 出版:光文社
 定価:780円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4334033210/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f3639320%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 「中流化」から「下流化」へ
 第2章 階層化による消費者の分裂
 第3章 団塊ジュニアの「下流化」は進む!
 第4章 年収300万円では結婚できない!?
 第5章 自分らしさを求めるのは「下流」である?
 第6章 「下流」の男性はひきこもり、女性は歌って踊る
 第7章 「下流」の性格、食生活、教育観
 第8章 階層による居住地の固定化が起きている?



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■□□□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■□□□



 この本は2005年9月に出版されています。
 
 ネットで調べてみると、正確な数字は分かりませんが、一番多い数
 が80万部となっています。
 
 売れているようです。
 
 著者は、消費・都市・文化研究シンクタンクを設立し、マーケ
 ティング活動を行うかたわら、家族、消費、都市問題などを横断
 する独自の「郊外社会学」を展開、と紹介されています。



 ブックオフでよく見かけるので読んでみようかと思ったわけです。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)下流社会とは?
 2)自分らしさを求めるのはなぜ下流なのか?



 何を基準に下流としているのでしょうか?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)下流社会とは?

 「本書が取り扱う『下流』は、基本的には『中の下』である。
 食うや食わずとは無縁の生活をしている。しかしやはり『中流』に
 比べれば何かが足りない」
 
 「では、『下流』には何が足りないのか。それは意欲である。
 中流であることに対する意欲のない人、そして中流から降りる人、
 あるいは落ちる人、それが『下流』だ」

 「『下流』とは、単に所得が低いということではない。コミュニ
 ケーション能力、生活能力、働く意欲、学ぶ意欲、消費意欲、
 つまり総じて人生への意欲が低いのである」
 
 「その結果として所得が上がらず、未婚のままである確立も高い。
 そして彼らの中には、だらだら歩き、だらだら生きている者も
 少なくない。その方が楽だからだ」


 2)自分らしさを求めるのはなぜ下流なのか?

 「『自分らしさ』や『自己実現』を求める者は、仕事においても
 自分らしく働こうとする。しかしそれで高収入を得ることは難しい
 ので、低収入となる。よって生活水準が低下する。そういう悪い
 スパイラルにはまっているのではないかと推測される」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 自分らしくどうどうと生きてみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「下流社会」とはどのような社会なのでしょうか?

▽本の冒頭に、自己診断テストがあります。

 「あなたは『下流』か?」という題で12問あります。
 
 ×1.年収が年齢の10倍未満だ
 ×2.その日その日を気楽に行きたいと思う
 ○3.自分らしく生きるのがよいと思う
 ○4.好きなことだけして生きたい
 ×5.面倒くさがり、だらしない、出不精
 ○6.一人でいるのが好きだ
 ○7.地味で目立たない性格だ
 ○8.ファッションは自分流である
 ×9.食べることが面倒くさいと思うことがある
 ×10.お菓子やファーストフードをよく食べる
 △11.一日中家でテレビゲームやインターネットをして過ごすことがよくある
 ×12.未婚である(男性で33歳以上、女性で30歳以上の方)
 
 数字の前の○×△は私の診断です。
 
 上記の質問で半分以上当てはまるものがあれば、かなり「下流的」
 なのだそうです。
 
 私も下流的みたいです。
 
▽以前、日本国民は「中流意識」の人がほとんどでした。上・中・下と
 分けて自分がどこの階層に入るかと聞かれると、「中」と答えた
 人が多かったのです。
 
 食べられないほど貧乏じゃないけど、贅沢できるほど金持ちじゃ
 ない状態を「中流」と言っていました。
 
 しかし最近は、この中流というのが二極化してきたそうです。
 
 中が「中の上」と「中の下」に分かれてきて、ほとんどは「中の下」
 に「下降」しているそうです。
 
 著者は言います。
 
 「本書が取り扱う『下流』は、基本的には『中の下』である。
 食うや食わずとは無縁の生活をしている。しかしやはり『中流』に
 比べれば何かが足りない」
 
 「では、『下流』には何が足りないのか。それは意欲である。
 中流であることに対する意欲のない人、そして中流から降りる人、
 あるいは落ちる人、それが『下流』だ」
 
 自分がどの階層に属するのか気になる方は、自分を評価してみて
 ください。
 
 ただ、あまりにも漠然とした分け方なので、これがどのような
 意味を持つのか良く分かりません。
 
 もう少し引用してみます。
 
 「『下流』とは、単に所得が低いということではない。コミュニ
 ケーション能力、生活能力、働く意欲、学ぶ意欲、消費意欲、
 つまり総じて人生への意欲が低いのである」
 
 「その結果として所得が上がらず、未婚のままである確立も高い。
 そして彼らの中には、だらだら歩き、だらだら生きている者も
 少なくない。その方が楽だからだ」
 
 こういう見方をするのであれば、私は「下流的」ではないような
 気がします。


●「自分らしさを求めるのはなぜ下流」なのでしょうか?

▽現在の日本には、「自分らしく生きたい」と思う人がたくさん
 いるそうです。
 
 私もたくさんの中の一人です。
 
 自分のやりたいことだけやって生活できれば、人生これほど楽しい
 ことはありません。
 
 人生は苦労するためではなく、楽しむためにあります。
 
 私の場合、その楽しいことがよく分からなくて、なかなか詳細な
 目標を定められないでいます。
 
 しかし、「自分らしく生きる」ということは、現在の社会では
 なかなか難しいみたいです。
 
 仕事をバリバリやると、収入は増えますが、自分のやりたいこと
 がなかなかできません。
 
 「仕事=自分のやりたいこと」であればこんな幸せなことはない
 ですが、ほとんどの人の場合、「仕事=やりたいこと30%、
 やりたくないこと70%」くらいではないでしょうか?
 
 自分らしく生きることを第一に考えるならば、仕事のことを考え
 なくてはならないです。
 
 著者は言います。
 
 「『自分らしさ』や『自己実現』を求める者は、仕事においても
 自分らしく働こうとする。しかしそれで高収入を得ることは難しい
 ので、低収入となる。よって生活水準が低下する。そういう悪い
 スパイラルにはまっているのではないかと推測される」
 
 これには少し反論してみます。
 
 どうして「悪いスパイラル」だと決めつけるのでしょうか?
 
 生活水準が低下することがなぜ悪いことなんでしょう?
 
 生活水準が上昇することが良いことなのでしょうか?
 
 大切なのは生活水準の上昇・低下ではなくて、自分で納得ができる
 生き方をしているかどうかだと思います。

 「自分らしさを求める」という生き方を自ら選んだ人は、それは
 それで納得しているのではないでしょうか?
 
 納得できない生き方であれば、納得できるような生き方をすれば
 いいだけです。
 
 それを、「他人とは違ってますよ。いいんですか?」という方が
 間違っています。
 
 他人と比較しながら生きるのは、とても辛いことです。
 
 下流だろうが中流だろうが上流だろうが、自分が幸せだと思えれば
 それでいいのではないかと思います。
 
 
 だんだん嫌な気分になってきました。





 この本は、さまざまな統計を解説しながら、読んでいる人に
 「下流」を意識させます。
 
 私から見ると、「あなた下流だけど、本当に良いの?上流になら
 なくても良いの?上流になった方がいいんじゃないの?」とあおって
 いるようにしか感じられません。
 
 なぜ下流であることがいけないのでしょうか?
 
 なぜ「自分らしく生きること」を追求してはいけないのでしょうか?
 
 自分らしく生きることを選んで、もし貧乏になったとしても、
 または、人生への意欲が持てなくて、流されるままに生きている
 としても、それはそれでその人が選択した生き方です。
 
 自分自身で計画してきた生き方です。
 
 それをとやかく人に言われる筋合いはありません。
 
 生き方は、一人ひとり違います。
 
 人生で学ぶことも一人ひとり違うのです。
 
 そのような多様な生き方を、わずか数パターンの階層にわけて
 議論することが間違っています。
 
 自分が、どの階層に属するのか知りたい方は、どうぞ読んでみて
 ください。
 
 嫌な気分になるのがオチです。



CD付[新版]生きがいの創造
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:CD付[新版]生きがいの創造
 著者:飯田史彦
 出版:PHP研究所
 定価:2400円
 購入:ブックオフで1250円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4569627943/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1539848%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 過去の人生の記憶
 第2章 人生のしくみ
 第3章 愛する故人とのコミュニケーション
 第4章 「永遠の生命」を科学する意味
 第5章 「ブレイクスルー思考」による生きがい論



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■■
 勇気  :■■■■■
 豊かな心:■■■■■
 おすすめ:■■■■■



 この本は2003年4月に出版されています。
 
 1996年6月に初版の単行本が出版されています。
 
 本の帯には「50万部を越えるベストセラーを全面改訂」とあり
 ます。
 
 「生きがいの創造」はかなり売れているようです。

 著者の本職は、「人間の価値観について研究する経営心理学者」
 と紹介されています。

 著書も多数あります。



 何度読んだか分かりませんが、何度読んでも新たな発見があります。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)死後の世界とは?



 人は死んだ後何をするのでしょうか?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)死後の世界とは?

 「私たちは、死の瞬間に体から抜け出したのち、下に横たわる
 自分の体を『見』てから、『まるでトンネルのようだ』と感じる
 『次元の境界』を急速で通り抜けます。その際に見る光景は、
 光のドームに入ったり、すばらしい色彩を見たり、美しい音楽を
 聴いたり、たいまつを持った人物が迎えてくれるなど、さまざま
 です」
 
 「これらは、もちろん現実の場所や物質ではなく、本人にとっての
 『死後の世界』のイメージがシンボルかされた『幻像』にすぎま
 せん」

 「自分にとって、『自分は死んで、人生と人生のあいだにある
 中間生(死後の世界)へと戻ってきたのだ』と自覚するために
 最適なビジョンが、ここで自然に目の前に浮かんでくることに
 なるのです」
 
 「なぜなら、物質というもののない中間生では、すべてが思い
 通りのビジョンとして現れてくるためです」

 「私たちが『あの世』と呼ぶ心理的・精神的世界は『この世』で
 いうような『物資』がなく、直線的に進む『時間』という感覚も
 ない世界です。そこでは、すべてのものが、物質ではなくイメージ
 やビジョンとして現れますが、中間生では、そのビジョンこそが
 『現実』なのです」
 
 「むしろ、永遠で自由な中間生から見れば、人生で私たちがとら
 われている『物質』という束縛こそが、むなしい一瞬のまぼろしに
 すぎないといえるでしょう」

 「私たちがとらわれている『物質』こそが、むしろ実体のない
 『まぼろし』であり、私たちが軽んじている『精神』こそが、
 むしろ私たちの『実体』なのです」




──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 生きている間にいろいろなことを体験しよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「死後の世界」とはどのようなものなのでしょうか?

▽前回(Vol.315)の紹介で、人が死んだ直後に何をしているのかを
 紹介しました。
 
 人は、死んだ後も生きていて、光の(ような)存在に包まれ、
 いろいろな場所へ瞬時に移動できるようになります。
 
 そして、自分の遺体と対面したり、残った人たちと一緒に葬式に
 参列したりします。
 
 そうして、死ぬという現象が単なる通過点に過ぎないことを自覚
 します。
 
 人は皆死にますが、人が死を恐れるのは死ぬと全てが無くなって
 しまうからだと思っているからです。
 
 しかし、「死んでも無にならない」と考えただけでも、死への
 恐怖がなくなってしまいます。
 
▽では、「死は通過点に過ぎない」と理解した後、私たちはどこへ
 何をしに行くのでしょうか?
 
 いわゆる「死後の世界」の話です。
 
 私がイメージしている死後の世界は、以前テレビで放送していた
 イメージしかありません。
 
 暗いトンネルを抜けると、あたり一面花が咲いていて、そこに
 自分が親しかった人たちが皆で迎えに来てくれる、というイメージ
 です。
 
 この、死後の世界のイメージは各自それぞれ違うようです。
 
 著者は言います。
 
 「私たちは、死の瞬間に体から抜け出したのち、下に横たわる
 自分の体を『見』てから、『まるでトンネルのようだ』と感じる
 『次元の境界』を急速で通り抜けます。その際に見る光景は、
 光のドームに入ったり、すばらしい色彩を見たり、美しい音楽を
 聴いたり、たいまつを持った人物が迎えてくれるなど、さまざま
 です」
 
 「これらは、もちろん現実の場所や物質ではなく、本人にとっての
 『死後の世界』のイメージがシンボルかされた『幻像』にすぎま
 せん」
 
 ということは、私の場合はきっと、暗いトンネルを抜けてあたり
 一面花が咲いている場所へ出ることになると思われます。
 
 それが、私にとって一番安心できる死後の世界だからです。
 
 今のうちにそのイメージを変えてみるのも楽しいかもしれません。
 
 著者は言います。
 
 「自分にとって、『自分は死んで、人生と人生のあいだにある
 中間生(死後の世界)へと戻ってきたのだ』と自覚するために
 最適なビジョンが、ここで自然に目の前に浮かんでくることに
 なるのです」
 
 「なぜなら、物質というもののない中間生では、すべてが思い
 通りのビジョンとして現れてくるためです」
 
 私たちが肉体から離れた直後は、指導役の意識体たちが、その人が
 安心できるようないろいろなビジョンを見せてくれるそうです。
 
 自分が属していた文化や、宗教などによって、人それぞれ死に
 対して抱いているビジョンが違います。
 
 自分にとって最も安心できる「死後の世界の光景」を見せてくれる
 のです。
 
 著者は言います。
 
 「私たちが『あの世』と呼ぶ心理的・精神的世界は『この世』で
 いうような『物資』がなく、直線的に進む『時間』という感覚も
 ない世界です。そこでは、すべてのものが、物質ではなくイメージ
 やビジョンとして現れますが、中間生では、そのビジョンこそが
 『現実』なのです」
 
 「むしろ、永遠で自由な中間生から見れば、人生で私たちがとら
 われている『物質』という束縛こそが、むなしい一瞬のまぼろしに
 すぎないといえるでしょう」
 
 物質も時間もない世界というのはなかなか想像がつかないですね。
 
 私たちが存在している「この世」は、物質界であるがゆえに、
 「物」が無いと暮らしていけません。
 
 家が無いと寝ることができないし、この日本ではお金がないと
 生きていけないのです。
 
 また、時間という概念があるために、根本的に「死」を恐れる
 ようになります。
 
 自分の死もそうですし、愛する人の死も同じです。
 
 そのために、いろいろと不安になったり、悩んだり、恐れたり
 しなければなりません。
 
 しかし、物質や時間にとらわれて生きるということは、まぼろしに
 過ぎないのです。
 
 著者は言います。
 
 「私たちがとらわれている『物質』こそが、むしろ実体のない
 『まぼろし』であり、私たちが軽んじている『精神』こそが、
 むしろ私たちの『実体』なのです」
 
 したがって、死後の世界とは、物質や時間という束縛から解放され、
 不安になったり、悩んだり、恐れたりすることがない世界なのです。





 私たちの体が存在している物質界は、制限がたくさんあります。
 
 死後の世界について、何も考えていないと、「死」は恐怖でしか
 ないです。
 
 死を恐れるということは、生きることを恐れることになります。
 
 そんな人生は楽しくないですね。
 
 人生は歳を重ねる毎に楽しくならなくてはならないと思います。
 
 そして、やがて迎える死は人生で一番楽しい体験であると考えると
 そこに「生きがい」が湧き出てくるのではないでしょうか。



ダメ男から上手に逃げる法
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:ダメ男から上手に逃げる法
 著者:ジェイ・カーター
 出版:ネスコ
 定価:1800円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4890360824/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1088380%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 自己中心的なダメ男とはどんな人物かを理解する
 第2章 男女間の誤解
 第3章 自己中心的なダメ男
 第4章 話そう
 第5章 ジェニファー:ある愛の詩
 第6章 彼を変える
 第7章 立ち上がる



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■■■□□
 豊かな心:■□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は1999年9月に出版されています。
 
 著者は、紹介文によるとアメリカで心理カウンセラーをしている
 人で、講演やテレビのコメンテーター、雑誌などで活躍中、と
 書かれています。



 自分がダメ男じゃなきゃいいのですが...



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)ダメ男の定義とは?
 2)ダメ男から逃れるためには?



 ダメ男とはどのような男のことを言うのでしょうか?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)ダメ男の定義とは?
 
 「ここで問題にしたいのはinvalidation(無価値化)、人をクズ
 人間扱いするということである。あなたをクズ扱いしようとする
 人は、あなたが実際よりも無力で人間として価値がない人間で
 あると思い込ませることだけを目的にしてあなたに近づき、うまく
 いけば自分のものにする」
 
 「時と方法があえば、こういうだれかが、あなたを心理的に自分の
 ことをどうしようもないと思ってしまう人間におとしめることに
 成功する」

 ・言葉の虐待者
 ・ドン・ファン(いわゆるプレイボーイ)
 ・ウソつき
 ・クロマニョン人間(一般的なイヤな奴)
 ・暴力虐待者


 2)ダメ男から逃れるためには?

 1.自分が変えられないことを受け入れる
 2.変えられることは変える
 3.変えられることと、変えられないことを見極める知恵を身に
   つける必要がある。向かい合って現実を直視しなければならない
 4.自分はこのことに責任をおわなければならないと自覚する

 「幼少期からの悩みを引きずり、親を責めている人がいる。確かに
 親は非難されるべきかもしれない。しかしその悩みを抱えている
 のはだれだ?だれがその悩みに対処するのか?その悩みの責任を
 負うのはだれか?たとえあなたの悩みの責任が親にあると社会は
 言っても、それは同意的現実であり、真実とは限らない」
 
 「もしあなたが銃で撃たれたら、それは誰が責任をとるのか?
 そう!あなただ!」
 
 「誰かに殴られ、クズ扱いされ、何らかの方法で傷つけられたら、
 だれが責任を取るのか?そう、あなたである」

 「ここで私が言っているのは、あなたに起きることはすべてあなた
 の責任である可能性についてである。あなたが何を信じようと、
 気に入ろうが気に入るまいが、それが公平だろうが公平ではなか
 ろうが、そして同意的現実がどうであろうと、それはすべてあなた
 の責任においてのことなのだ」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 自分をもう一度チェックしてみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「ダメ男の定義」とはどのようなことなのでしょうか?

▽この本の帯には、こう書いてあります。

 「身近にいる自己中心的で、超イヤな奴を退治する術を教えます。
 夫(妻)、恋人、上司、同僚、友人...」
 
 自分では自分のことを、自己中ではないと思っていますが、それは
 自分の評価であって、もしかしたら周りの人は「あいつは自己中
 な奴だ」と思われているかもしれません。
 
 これも、なかなか他人からは指摘してもらえないです。
 
 面と向かって「お前は自己中な奴だ」と言える人もなかなかい
 ないと思います。
 
 したがって、自分が自己中かどうかは、おそらく自分で気がつく
 しかないです。
 
▽この本で定義されている「ダメ男」の概要は以下の通りです。

 「ここで問題にしたいのはinvalidation(無価値化)、人をクズ
 人間扱いするということである。あなたをクズ扱いしようとする
 人は、あなたが実際よりも無力で人間として価値がない人間で
 あると思い込ませることだけを目的にしてあなたに近づき、うまく
 いけば自分のものにする」
 
 「時と方法があえば、こういうだれかが、あなたを心理的に自分の
 ことをどうしようもないと思ってしまう人間におとしめることに
 成功する」
 
 この本で定義されているダメ男とは、自分のことを無価値化し、
 「おまえはクズだ」と思わせるようにし向けてしまう男性のことを
 言います。
 
▽では、具体的に言うと、どの様な男性のことを「ダメ男」と呼ぶ
 のでしょうか?
 
 この本であげられているのは、以下の5つのタイプです。
 
 ・言葉の虐待者
 ・ドン・ファン(いわゆるプレイボーイ)
 ・ウソつき
 ・クロマニョン人間(一般的なイヤな奴)
 ・暴力虐待者
 
 「クロマニョン人」が分かりづらいですね。
 
 クロマニョン人とは、あまり進化していない男のことです。
 
 自分のことに夢中で、他の人にも欲求があることに気づいていない、
 「利己的」な人のことです。
 
 とりあえず、「ダメ男」とは自分とはあまり関係がない人種の
 ようです。
 
 少し安心しました。


●「ダメ男から逃れる」ためにはどうすればいいのでしょうか?

▽ダメ男の定義は分かりました。

 では、肝心のダメ男から逃れる方法ですが、とにかく自分で気が
 つくしかなさそうです。
 
 現状の自分を把握するには、以下の4つを考えてみることです。
 
 1.自分が変えられないことを受け入れる
 2.変えられることは変える
 3.変えられることと、変えられないことを見極める知恵を身に
   つける必要がある。向かい合って現実を直視しなければならない
 4.自分はこのことに責任をおわなければならないと自覚する
 
▽ここでは「自分の責任」について紹介したいと思います。

 著者は、「責任と非難を区別しなければならない」と言います。
 
 「幼少期からの悩みを引きずり、親を責めている人がいる。確かに
 親は非難されるべきかもしれない。しかしその悩みを抱えている
 のはだれだ?だれがその悩みに対処するのか?その悩みの責任を
 負うのはだれか?たとえあなたの悩みの責任が親にあると社会は
 言っても、それは同意的現実であり、真実とは限らない」
 
 「もしあなたが銃で撃たれたら、それは誰が責任をとるのか?
 そう!あなただ!」
 
 「誰かに殴られ、クズ扱いされ、何らかの方法で傷つけられたら、
 だれが責任を取るのか?そう、あなたである」
 
 自分に起きている不幸な現実は、確かにそれを引き起こした、
 非難されるべき人物がどこかにいるかもしれません。
 
 しかし、それを不幸だと考えて、落ちこんでいるのは自分なのです。
 
 自分の責任で「不幸だ」と感じています。
 
 これは、気がつけば簡単なことなのですが、なかなか気がつかない
 ことだと思います。
 
 著者は言います。
 
 「ここで私が言っているのは、あなたに起きることはすべてあなた
 の責任である可能性についてである。あなたが何を信じようと、
 気に入ろうが気に入るまいが、それが公平だろうが公平ではなか
 ろうが、そして同意的現実がどうであろうと、それはすべてあなた
 の責任においてのことなのだ」
 
 起きたことは事実としてとらえ、それをどう感じるかは自分次第
 です。
 
 だから著者は、自分に責任があると言っているのです。
 
▽自分をクズ扱いする「ダメ男」と一緒にいるということは、非難
 されるのは「ダメ男」かもしれないけれど、一緒にいる責任は
 自分にあるということです。
 
 嫌なら離れればいいだけです。
 
 
 でも、離れられないのが現実みたいです。





 この本に出てくる「ダメ男」と一緒にいる人は、実はその人と
 離れられないのです。
 
 なぜかというと、お互いがお互いを必要としているから。
 
 嫌なら、離れればいいだけです。
 
 経済的に依存しているから離れられないとか、彼には私がついて
 いないとだめだ、と思っている人は、いくら「ダメ男」のことを
 口では非難していても、その「ダメ男」から離れられないのです。
 
 そして、そのことに気づいても、離れられないのが現実のようです。
 
 人間の心は複雑です。



自在力―呼吸とイメージの力で人生が思いのままになる
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:自在力
 副題:呼吸とイメージの力で人生が思いのままになる
 著者:塩谷信男
 出版:サンマーク出版
 定価:1600円+税(文庫版が出ています)
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4763192248/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1664781%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 プロローグ 九十を過ぎて天命を知る
 第1章 人生万事がうまくいく妙法がある
 第2章 宇宙無限力を人生に活かす
 第3章 呼吸法で全身細胞がよみがえる
 第4章 見えざる世界の実在を知る
 第5章 大動乱の時代をどう生きぬくか
 「付章」 正心調息法と大断言



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■■□□□
 豊かな心:■■□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は1998年7月に出版されています。

 著者は、明治35年(1902年)生まれで、今年で105歳に
 なります。
 
 元もと東京渋谷に内科医を開業していましたが1986年に閉院
 されています。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)想念の伝わる速さとは?



 思ったことは伝わります。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)想念の伝わる速さとは?

 「わたしが収束した無限力ろ彼らに向けて放射する、このとき
 距離や空間はまったく障害にはなりません。相手が沖縄にいようが
 ニューヨークにいようが、無限力を活用すれば『こっちで願った
 こともあっちで直ぐにかなう』のです」
 
 「ですから、ここで皆さんに知って起きてほしいのは、想念の
 伝わる速さは光よりもずっと速いということ、そして距離もはるか
 遠くにまで届くということです」

 「気や想念が一種の波動として、音波や電波と動揺の伝わり方を
 すると考えれば、遠くにある物や人間に影響を与えてもけっして
 不思議ではありません」
 
 「何千キロも離れているある人のことをじっと考えることで、
 その当人に予感や胸騒ぎのような形で思いを伝えることは、私
 たちの三次元の生活でもよくあることなのです」

 「初めに言葉あり、言葉は神とともにあり、言葉は神なりき。
 この言葉は初めに神とともにあり、よろづのものこれによりて
 成り、成りたるものに一つとしてこれによらで成りたるはなし」
 
 「これは言葉や想念の大きな力を明示する教えといえましょう。
 言葉こそ神そのものである、万物は言葉によってつくられている、
 言葉以外でつくられたものは何ひとつない−こういいきっています」
 
 「言葉は思いが表現された形であり、それはすべてのものを生み
 出し、形成する原初の成因にほかならない。強い言葉や想念が
 万物をつくり出すのだ、といっているのです」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 正心調息法を試してみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「想念の伝わる速さ」とはどのような速さなのでしょうか?

▽著者は以前、「宇宙無限力の活用」という本で、一度紹介した
 ことがあります。
 
 最初は、ただの怪しいジジイかと思って読み始めたのですが、
 どうやらそうではないようです。
 
 現在はどうか分かりませんが、この本が出た当時、今から約10
 年前はまだ元気にゴルフをしていたようです。
 
 それも、著者が提唱する「正心調息法」という呼吸法を行うこと
 によって、宇宙から無尽蔵に湧き出る宇宙無限力を活用しいろいろ
 なことが可能になるとのことです。
 
 これだけよむとかなり怪しいですね。
 
 ただ、著者は何かの会に入会を勧めるわけでもないし、何かの
 思想を強制するわけでもありません。
 
 不思議なじいさんの宇宙論と思って読めばお得かもしれないです。
 
▽著者は、最近はやらないそうですが、「手当療法」で内科医を
 開業していました。
 
 「手当療法」とは、文字通り患部に手を当てて病気を治してしまう、
 というものです。
 
 手からエネルギーが放射され、体の悪い部分を正常な状態にして
 しまうそうです。
 
 怪しいですよね(笑)
 
 著者は、この手をかざして患部を治す行為は、元もと人間が持って
 いた能力だということです。
 
 日本語では、病気やけがを治療することを「手あて」と言います。
 
 手を当てると治るから、治す行為を「てあて」と言うのです。
 
 しかも、著者は距離が離れていても、人を手当することができる
 のです。
 
 ここで紹介されているのは、弟から「腰が痛くておきあがれない」
 という電話をもらった著者が、その場で「想念」を送ることに
 よって、弟の腰を治した事例です。
 
 著者は言います。
 
 「わたしが収束した無限力を彼らに向けて放射する、このとき
 距離や空間はまったく障害にはなりません。相手が沖縄にいようが
 ニューヨークにいようが、無限力を活用すれば『こっちで願った
 こともあっちで直ぐにかなう』のです」
 
 「ですから、ここで皆さんに知って起きてほしいのは、想念の
 伝わる速さは光よりもずっと速いということ、そして距離もはるか
 遠くにまで届くということです」
 
▽普通に考えるとにわかには信じられないと思います。
 
 しかし、はっきりと見ることはできないけれど、あらゆる物質
 からは波動が出ているそうです。
 
 それは、石でも植物でも何でも同じで、人間からも波動が出てい
 ます。
 
 人間の場合、それが「思う心」とか「思考」とか「想念」と呼ば
 れているもので、心で念じたことが波動となって放射されます。
 
 同じ周波数の波動は干渉し、呼び寄せます。
 
 テレビが同じ原理を利用しています。
 
 テレビからは微弱な波動が放射されていて、その波動にあった
 周波数の波動をキャッチし、画像処理を行い画面に表示している
 のです。
 
 人間の心も同じで、同じ想念を持った波長を呼び寄せます。
 
 だから、「類は友を呼ぶ」というのは、自分の周りには自分の
 波動と同じ周波数の波動を発している人間が集まっていること
 なのです。
 
▽人間の想念は波動によって、瞬時に宇宙へ放射されます。

 そして、その想念は確実に相手に伝わります。
 
 著者はこのシステムを利用して、自分の弟の腰痛を治してしまった
 のです。
 
 宇宙へ放射された波動は、同じ波動と干渉しあい、そして、引き
 寄せます。
 
 「人を呪わば穴二つ」というのは、このことを示しています。
 
 著者は言います。
 
 「気や想念が一種の波動として、音波や電波と動揺の伝わり方を
 すると考えれば、遠くにある物や人間に影響を与えてもけっして
 不思議ではありません」
 
 「何千キロも離れているある人のことをじっと考えることで、
 その当人に予感や胸騒ぎのような形で思いを伝えることは、私
 たちの三次元の生活でもよくあることなのです」
 
 「心で思うこと」は、見た目には何も分からないので軽視しがち
 ですが、言葉よりも、速く遠くへ確実に伝わるのです。
 
 このことを考えると、思考・想念というのは大切なことだという
 ことが分かります。
 
▽そして、思考を変えるのは「言葉」です。

 新訳聖書のヨハネによる福音書にはキリストの有名な言葉が書か
 れています。
 
 著者はそれを引用し、次のように言います。
 
 「初めに言葉あり、言葉は神とともにあり、言葉は神なりき。
 この言葉は初めに神とともにあり、よろづのものこれによりて
 成り、成りたるものに一つとしてこれによらで成りたるはなし」
 
 「これは言葉や想念の大きな力を明示する教えといえましょう。
 言葉こそ神そのものである、万物は言葉によってつくられている、
 言葉以外でつくられたものは何ひとつない−こういいきっています」
 
 「言葉は思いが表現された形であり、それはすべてのものを生み
 出し、形成する原初の成因にほかならない。強い言葉や想念が
 万物をつくり出すのだ、といっているのです」
 
 想念は言葉によって変わる場合もあります。
 
 最初は心に思っていなくても、それをずっと言葉に出していると
 思考も変わってきます。
 
 「初めに言葉あり」は大切な考え方です。





 この本には、著者が実際に体験してきた不思議な事例がいくつか
 紹介されています。
 
 でも、不思議だと考えるのは、それが目に見えなかったり、現在の
 科学では証明できないことだったりするだけで、宇宙の法則から
 みればなんの不思議もないことなのだと思います。
 
 ここでは、想念のことしか紹介できませんでしたが、いいことが
 いろいろ書いてあります。
 
 「正心調息法」を試してみようかと思います。



気が晴れる心理学―愛にすなおな人、愛をうらむ人
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:気が晴れる心理学
 副題:愛にすなおな人、愛をうらむ人
 著者:加藤諦三
 出版:PHP研究所
 定価:1048円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4569556043/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f882590%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 「嫌い」が言えない心理
 第2章 なぜあなたはイライラしてしまうのか
 第3章 愛情に恵まれなかった人は不機嫌をもてあます
 第4章 家庭内暴力は愛情欲求のSOS
 第5章 意味もなく相手を恐れてしまう心理
 第6章 誰かにしがみつくことでは解決しない
 第7章 依存心が強い人の幸福はもろい
 第8章 真の親しさを求めなさい



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :■□□□□
 豊かな心:■□□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は1997年5月に出版されています。
 
 著者は、このメルマガではおなじみになりました加藤諦三さんです。
 
 早稲田大学の教授です。
 
 ラジオでテレフォン人生相談のパーソナリティをしたり、多方面
 で活躍されています。



 愛にすなおな人と、愛をうらむ人の違いとは?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)なぜイライラしてしまうのか?



 私もたまにあります。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)なぜイライラしてしまうのか?

 「人は離別が怖くて相手を非難できないで、不機嫌になる。
 不機嫌は、執着人物に対する表現できない敵意でもある。だから
 黙っている。そんなことをしていても不安で仕方がない。イラ
 イラはつのる。すると不安やイライラから、一層無条件の愛を
 求めて相手にしつこくまとわりつく」
 
 「優しさを求める気持ちが強ければ強いほど、相手の無口は
 堪える。また不安だからこそ、拒否を表す相手の態度に敏感になる」

 「時にこの矛盾した感情の緊張に耐えられずに、方向性のない
 感情を爆発させることもある。相手の無口に耐えられなくなって
 怒りを表現しつつ、泣きわめく。分かれることが怖くて、怒りを
 相手に向けられない。だけど怒っているのは怒っている」
 
 「イライラしている人は、爆発してはいけないけど爆発しそうに
 なっているという人である」

 「愛情のある親子はイライラしない。愛情のある親に育てられた
 子供は大人になっても自己無価値感に苦しむこともないだろう。
 心理的に成長できているからである」
 
 「子供を心理的に成長させる愛情とは、子供が求めていることを
 理解できる能力ということでもある」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 家族のイライラを考えてみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●なぜイライラしてしまうのでしょうか?

▽自分がイライラするときを考えてみると、自分が予定した通りに
 事が進まないときにそうなります。
 
 例えば、「この仕事を午前中までに仕上げて午後から違う仕事を
 しよう」と簡単な計画を立てたとします。
 
 最初は順調に進んでいますが、途中で誰かに質問をされたり、
 電話があったり、ということが何回かあって、思うように仕事が
 進まず、とうとう午前中に仕事が終わらなかった、といった場合に
 イライラすることが多いです。
 
 他に、家にいる時を考えてみると、私の場合、自分一人の時間を
 確保できないと、イライラすることがあります。
 
 家にいると、なかなか自分一人の時間を確保することは難しい
 ですが、プチ書斎で椅子に座って「やっと一人になれた」と思って
 いるところへ邪魔が入るとイライラすることがあります。
 
 平日に一人の空間を所有できるのは、トイレの中だけなので、
 休日に一人になれる時間はとても貴重です。
 
 たまに、何時間か部屋にこもって本を読んだり、勉強ができたり
 すると、とても得した気分になります。
 
 こういう時のイライラを考えてみると、自分がやりたいことを
 邪魔されて、その不満を相手に伝えられず、心にその不満が
 溜まっているときに起こるようです。
 
▽著者は言います。
 
 「人は離別が怖くて相手を非難できないで、不機嫌になる。
 不機嫌は、執着人物に対する表現できない敵意でもある。だから
 黙っている。そんなことをしていても不安で仕方がない。イラ
 イラはつのる。すると不安やイライラから、一層無条件の愛を
 求めて相手にしつこくまとわりつく」
 
 「優しさを求める気持ちが強ければ強いほど、相手の無口は
 堪える。また不安だからこそ、拒否を表す相手の態度に敏感になる」
 
 著者が解説しているイライラは、私が感じるイライラとは種類が
 違うようです。
 
 ここで解説されているイライラは、例えば、親と子の関係や、
 妻と夫の関係で見られる状況です。
 
 相手を愛しているにもかかわらず敵意も持っている、という
 「反対感情併存」の状態になると、いつもいつもイライラして
 いなければならないのです。
 
 例えば、「いい子」として育ってきた子供は、親の愛情を勝ち
 取るために、いつも「いい子」でいるしかなくて、本来の自分を
 表現できずにいます。
 
 すると、そのような状況にしてしまう親に対して敵意を抱きます。
 
 しかし、同時に愛も感じています。
 
 このような場合に、不機嫌になりイライラしてしまうのです。
 
 著者は言います。
 
 「時にこの矛盾した感情の緊張に耐えられずに、方向性のない
 感情を爆発させることもある。相手の無口に耐えられなくなって
 怒りを表現しつつ、泣きわめく。別れれることが怖くて、怒りを
 相手に向けられない。だけど怒っているのは怒っている」
 
 「イライラしている人は、爆発してはいけないけど爆発しそうに
 なっているという人である」
 
 ストレスが溜まりそうです。
 
▽では、普通の愛情がある親子というのはどのようなものなので
 しょうか。
 
 著者は言います。
 
 「愛情のある親子はイライラしない。愛情のある親に育てられた
 子供は大人になっても自己無価値感に苦しむこともないだろう。
 心理的に成長できているからである」
 
 「子供を心理的に成長させる愛情とは、子供が求めていることを
 理解できる能力ということでもある」
 
 子供が求めていることを理解するためには、子供をいつも観てい
 ないとできないことなのです。
 
 子供をいつも観ていられるということは、親に愛情がないとでき
 ません。
 
 条件つきの愛、つまり「いい子」にしているときにだけ愛情を
 示していると、親は子供の「いい子」の部分しか観ていないことに
 なります。
 
 そういう親に育てられた子供は、大人になると「自己無価値感」
 に苦しむことになります。
 
 つまり、何かいいことをしていないと、自分には価値がない、
 と思うようになってしまうのです。
 
 「あるがままの自分には価値がない」と思い込んでしまいます。
 
 子供には無条件の愛が必要です。





 この本の題名は「気が晴れる心理学」と付けられていますが、
 残念ながら読んでみても気は晴れません(笑)
 
 著者自信、極端な親の元で育ってきたようで、大人になってから
 そのことに気がついて、それを克服してきました。
 
 したがって、そういう親に育てられる子供の気持ちが良く分かって
 います。
 
 人は、存在しているだけで価値があります。
 
 神様に認められたからこの世に生まれてきたのです。
 
 それを思えば「気が晴れる」かもしれません。



なぜ、「あれ」が思い出せなくなるのか―記憶と脳の7つの謎
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:なぜ、「あれ」が思い出せなくなるのか
 副題:記憶と脳の7つの謎
 著者:ダニエル・L・シャクター
 出版:日本経済新聞社
 定価:1600円+税(文庫版が出ています)
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/453216415X/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1434302%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 序 章 記憶は「神さまのお恵み」か
 第1章 なぜ、ずっと覚えていられないのか(物忘れ)
 第2章 忘れっぽい人の研究(不注意)
 第3章 あの人の名前が思い出せない(妨害)
 第4章 デジャ=ヴュから無意識の盗作まで(混乱)
 第5章 偽の記憶の誕生(暗示されやすさ)
 第6章 都合がいい記憶、都合が悪い記憶(書き換え)
 第7章 嫌な出来事が忘れられない(つきまとう記憶)
 第8章 七つのエラーの正体を探る



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■■□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は2002年4月に出版されています。
 
 著者は、紹介文によると、ハーバード大学の心理学部教授。記憶
 に関する研究の第一人者として知られているそうです。



 記憶には全く自信がないです。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)嫌な出来事が忘れられない理由とは?



 どちらかというと楽しいことを覚えています。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)嫌な出来事が忘れられない理由とは?

 「感情的な刺激は、その経験が楽しいものか苦しいものかに関係
 なく、その後の記憶に影響する。人生では、幸福なときや不幸な
 ときの方が、普通の状態よりも記憶に残る」

 「『悲観的』『楽観的』『成功思考』『無気力』。こうした判断を
 するためには、あなたは人生のさまざまな場面で構成された自分に
 ついての情報を、自己スキーマから引き出すことになる」
 
 「健全な感情をもつ人は、否定的な言葉よりも肯定的な言葉を
 より多く記憶しがちで、うつ状態にある人はその反対だ。うつ
 には強力かつ否定的な自己スキーマがかかわり、その結果、自分が
 だめな人間だとか、欠点が多いなどと見なし続けるようになる」

 「男性は落ちこんだ気分を晴らすために、仕事や趣味に女性よりも
 多くの時間を使う傾向がある。一方、女性の方はより頻繁に思い
 返すために、うつ状態がより長く、より強くなる傾向が見られた」

 「落ちこんだ気分や苦しい記憶を自分一人でかかえこみ、何度も
 思い返していると、ますます悪い結果を招くことになる。一方
 苦しかった体験を他人に語ると、非常に前向きな効果をあげる
 ことができる」

 「短期的には、つきまとう記憶は困難な経験の避けられない結果
 である、しかし長期的に眺めれば、自分がもっとも忘れたい経験に
 向き合い、他人に知らせ、まとめることが、もっとも効果的な
 対処法となるのだ」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 話せることは人に話そう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●嫌な出来事が忘れられない理由とは?

▽以前、本をたくさん読み始めたときに、記憶の本にはまっていた
 時期がありました。
 
 私は何かを記憶するのが苦手で、小中高の時も暗記が必要な科目、
 歴史や地理、英語、科学が苦手でした。
 
 教科書でいくら覚えようとしても、覚えられないのです。
 
 特に歴史に関しては、年代と出来事を覚えるのが大の苦手でした。
 
 しかし、その後司馬遼太郎さんや子母澤寛さん等の時代小説を
 読むようになるとあることに気がつきました。
 
 歴史が覚えられないのは、歴史が面白くないのではなく、歴史の
 教科書が面白くなかっただけなのです。
 
 面白い時代小説を読むと、あっと言う間に歴史を覚えてしまいます。
 
 記憶というのは、感情とか感動と一緒に覚えると、いつまでも
 覚えていられるということが理解できました。
 
▽この本では、7つの記憶のエラーについて書かれています。

 その7つとは、目次にもなってますが、もう一度記載します。
 
 ・なぜ、ずっと覚えていられないのか(物忘れ)
 ・忘れっぽい人の研究(不注意)
 ・あの人の名前が思い出せない(妨害)
 ・デジャ=ヴュから無意識の盗作まで(混乱)
 ・偽の記憶の誕生(暗示されやすさ)
 ・都合がいい記憶、都合が悪い記憶(書き換え)
 ・嫌な出来事が忘れられない(つきまとう記憶)
 
 この記憶に関する障害は、誰でも覚えがあると思います。
 
 起きたことを全て覚えていられたら...と思うことが何度も
 あります。
 
▽この7つの記憶のうち「つきまとう記憶」のことについて解説し
 ます。
 
 私たちは、人生で起きた嫌なことをよく覚えています。
 
 覚えているだけなら何の問題もないですが、嫌な記憶というのは
 最悪の場合、人を破滅に導く場合もあります。
 
 著者は言います。
 
 「感情的な刺激は、その経験が楽しいものか苦しいものかに関係
 なく、その後の記憶に影響する。人生では、幸福なときや不幸な
 ときの方が、普通の状態よりも記憶に残る」
 
 そして、楽しい感情をともなう記憶と、苦しい感情をともなう
 記憶のどちらが詳細に覚えているかというと、どうやら苦しい
 感情をともなう記憶の方が、より詳しく覚えているようです。
 
 しかし、普通の人間は記憶が薄らいできます。
 
 そうすることによって、感情をともなう記憶を「思い出」として
 いつでも取り出せるようになります。
 
 ただ、その記憶を思い出すときは、普通そのときの感情をその
 まま思い出すことはありません。
 
 かすかな感情とともに思い出すだけです。
 
 楽しいことも辛いことも、「いい思い出」として思い出すのです。
 
▽たまに、この「思い出」をそのときと同じ感情のまま思い出す
 人がいます。
 
 しかも、辛い記憶ばかり。
 
 その人たちは「うつ状態」に陥り、最悪の場合自分を破壊して
 しまいます。
 
 著者は言います。
 
 「『悲観的』『楽観的』『成功思考』『無気力』。こうした判断を
 するためには、あなたは人生のさまざまな場面で構成された自分に
 ついての情報を、自己スキーマから引き出すことになる」
 
 「健全な感情をもつ人は、否定的な言葉よりも肯定的な言葉を
 より多く記憶しがちで、うつ状態にある人はその反対だ。うつ
 には強力かつ否定的な自己スキーマがかかわり、その結果、自分が
 だめな人間だとか、欠点が多いなどと見なし続けるようになる」
 
 この「自己スキーマ」が、幼少時の親子関係や、その後の人間
 関係の中で築かれるものなのでしょうね。
 
▽男性と女性ではどちらの方が長くうつ状態になる傾向があるので
 しょうか?

 著者は言います。

 「男性は落ちこんだ気分を晴らすために、仕事や趣味に女性よりも
 多くの時間を使う傾向がある。一方、女性の方はより頻繁に思い
 返すために、うつ状態がより長く、より強くなる傾向が見られた」
 
 どうやら女性の方が、長いこと思い悩むようです。
 
▽しかし、世界の統計を見てみると、自殺者は男性の方が多いです。

 唯一中国だけが女性の自殺者が多いそうです。
 
 女性の方が長く強く苦しむ傾向があるのに、男性の自殺者が多い
 のはなぜでしょうか?
 
 自殺の原因が「うつ」だけだとは限りませんが、思い悩んだ末、
 自殺する人が多いと思います。
 
 著者は言います。
 
 「落ちこんだ気分や苦しい記憶を自分一人でかかえこみ、何度も
 思い返していると、ますます悪い結果を招くことになる。一方
 苦しかった体験を他人に語ると、非常に前向きな効果をあげる
 ことができる」
 
 自分の苦しい思いを他人に話すことによって、人は楽になれる
 ようです。
 
 そして、悩みを他人に話すことが得意なのは、断然女性です。
 
 男性は、かなり苦しくなるまで他人に話はしません。
 
 そして、誰にも話せず自殺してしまう場合もあります。
 
▽つきまとう嫌な記憶への最善の対処法とは他人に話すことです。

 著者は言います。
 
 「短期的には、つきまとう記憶は困難な経験の避けられない結果
 である、しかし長期的に眺めれば、自分がもっとも忘れたい経験に
 向き合い、他人に知らせ、まとめることが、もっとも効果的な
 対処法となるのだ」
 
 思い悩んだら、早めに人に話すことが大切です。





 この本には、記憶術の話は出てきませんが、記憶の仕組みについて、
 詳細に書かれています。
 
 脳と記憶の仕組みは、まだ推測の域を出ないそうですが、上記
 した7つの記憶に関する障害というのは、人間が進化し、生き
 残るために必要な仕組みだったようです。
 
 悩んだら、早めに他人に話しましょう。



いちばん大切な私 あなたらしく生きるための「5つの出会い」「7つの選択」
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:いちばん大切な私
 副題:あなたらしく生きるための「5つの出会い」「7つの選択」
 著者:フィリップ・マグロー
 出版:徳間書店
 定価:1600円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4198618364/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1653116%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 どうして「今のあなた」になったのですか?
 第2章 ほんとうの自分を見きわめよう
 第3章 あなたのセルフイメージはこう作られる
 第4章 あなたを変えた外的要因
 第5章 10の決定的瞬間
 第6章 7つの重大な選択
 第7章 5人の重要人物
 第8章 あなたを変えた内的要因
 第9章 コントロールの所在
 第10章 内なる対話
 第11章 レッテル
 第12章 人生の台本
 第13章 5段階の行動計画を立てよう
 第14章 計画を実行しよう
 第15章 あなたの成長を妨害する人たち



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 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■■□□□
 豊かな心:■□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は2004年3月に出版されています。
 
 本の帯には、全米400万部突破のベストセラーと書いてあり
 ますが、日本でどのくらい売れているのかわかりません。
 
 著者は、臨床心理・行動医学の専門家として25年のキャリアを
 持つそうです。



 「自分らしく」。よく聞く言葉です。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)どうして今の自分になったのか?



 今の自分になったのは、今の自分が原因のようです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)どうして今の自分になったのか?

 「おなじことが人生についても言えますね。人生は心のなかから
 創られるのだから、あなたは自分の内面を正しく理解しなければ
 なりません。そのためには時間をかけ、自分に−社会的な仮面に
 ではなく、自分自身に−心を集中しなければなりません」
 
 「この自分というもの、つまり心の中であなたがどういう人間で
 あるかということは、重要。非常に重要です」

 「そういう灰色の人生では、ものごとを習慣的にやっているだけで、
 何の感情もない。他人の期待に添い、仕事や家事にエネルギーを
 すべて使い果たす。生きることをやめ、存在するだけになる」
 
 「朝起きて、子供に食事をさせ、お金のことを心配し、仕事に行き、
 家に帰り、洗濯をし、夕食を料理し、子供のことを心配し、庭の
 草を刈り、またもやお金のことを心配し、テレビを観、夜食を
 食べ、またもや心配し、寝る。そしてまた起きて、おなじことを
 もう一度くり返す。何度も、何度も。年に365日」




──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 もっと自分を変化させよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「どうして今の自分になった」のでしょうか?

▽外国、特にアメリカの心理学者が書く本は分厚いのが特徴です。

 この本も400頁あって、真剣に読むと3,4日かかりそう
 です。
 
 そして、もう一つの特徴は、やけに長い事例がたくさん書いて
 あることです。
 
 したがって、なかなかポイントがつかみづらいのが欠点です。
 
 似たような内容の本も何冊か読んできましたが、ほとんどは同じ
 ことが書いてあります。
 
 ・本当の自分を見つけること
 ・固定観念を取り払い、自分でつけたレッテルを自ら剥がすこと
 ・間違ったセルフイメージを書き換えること
 ・人生計画をしっかり立てること
 
 だいたいの本はこのような内容です。
 
 これを、いろいろな切り口で解説していくのがだいたいのこの手の
 本のパターンです。
 
 「自分発見」の本が売れるということは、それだけ「ほんとうの
 自分を生きていない」と思っている人たちがたくさんいるという
 ことになると思います。
 
 現在の自分に不満があるということですね。
 
 でも、この手の本を読んでも、なかなか自分は発見できません。
 
 なぜなら、ただ読んで終わりというパターンが多いから。
 
 「やっぱり、そうだよなあ」で終わってしまいます。
 
 私がそうですから(笑)
 
 人にもよると思いますが、本を1冊読んで本当の自分が発見できる
 なら、世の中の人はほとんどが自分を発見できていると思います。
 
 と、こんな風に「私は自分で自分を定義してしまっている」のです。
 
 つまり、「私は本を読んでも、読むだけで何も実行できない人間だ」
 と思い込んでいるということです。
 
 著者は言います。
 
 「おなじことが人生についても言えますね。人生は心のなかから
 創られるのだから、あなたは自分の内面を正しく理解しなければ
 なりません。そのためには時間をかけ、自分に−社会的な仮面に
 ではなく、自分自身に−心を集中しなければなりません」
 
 「この自分というもの、つまり心の中であなたがどういう人間で
 あるかということは、重要。非常に重要です」
 
 人は「自分で思っているような人間になる」というのは、成功
 法則本や自己啓発書のどこにでも書いてあります。
 
 そして、そういう本を読む人のほとんどは、そのことを理解して
 います。
 
 問題は、それを考え直し、セルフイメージを書き直すことができ
 ない人がたくさんいるということです。
 
 著者は言います。
 
 「そういう灰色の人生では、ものごとを習慣的にやっているだけで、
 何の感情もない。他人の期待に添い、仕事や家事にエネルギーを
 すべて使い果たす。生きることをやめ、存在するだけになる」
 
 「朝起きて、子供に食事をさせ、お金のことを心配し、仕事に行き、
 家に帰り、洗濯をし、夕食を料理し、子供のことを心配し、庭の
 草を刈り、またもやお金のことを心配し、テレビを観、夜食を
 食べ、またもや心配し、寝る。そしてまた起きて、おなじことを
 もう一度くり返す。何度も、何度も。年に365日」
 
 「ハッ!」と思われた方もいると思います。
 
 私も以前このことに気がついた時に、こんな風に思いました。
 
 「あれ?何か分からないけど、生きてるぞ」
 
 そう思ったとき、自分にびっくりしました。
 
 「何のために生きてるんだろう?」
 
▽まずは、この疑問を持つことだと思います。

 気がつくと、自分が違うところで生きているのが分かります。
 
 別の表現をすると、自分の表面だけで生きているような感じです。
 
 それは、全てが「習慣」で作られていて、ただそれを繰り返して
 いるだけなのです。
 
 同じ所をくるくる回る鉄道模型のような感じです。
 
▽ということは、その習慣を変えてしまえばいいだけです。

 簡単に言うと、できる限り意識的に生きること。
 
 トイレに行くのも、インターネットをするのも、通勤するのも、
 ご飯を食べるのも、全て意識的に行動してみることです。
 
 この本で主張しているのも、「自分で考えよう」ということなの
 です。
 
 習慣を変えるには時間がかかります。
 
 本を1冊読んだだけで人間が変われないのは、習慣になってない
 からです。
 
 したがって、同じ本でもいいし、違う本でも構わないですが、
 何度でも何冊でも繰り返し読んでみることで、考え方の習慣も
 変わってくると思います。
 
 良い意味で「本に洗脳」されてみてください。





 すいません。本の紹介のつもりが、自分の思っていることを書く
 だけになってしまいました。
 
 内容的には、他の「自分発見本」と同じです。
 
 でも、自分の考え方の習慣を変えるには、この手の本を繰り返し
 繰り返し読むことが必要だと思います。
 
 特に、私のように40歳近くなってから、習慣を変えようとすると
 時間がかかります。
 
 でも、できないわけじゃないと思っています。
 
 今からでも決して遅くはないです。



交流分析のすすめ―人間関係に悩むあなたへ
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:交流分析のすすめ
 副題:人間関係に悩むあなたへ
 著者:杉田峰康
 出版:日本文化科学社
 定価:1400円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4821075040/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f440634%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 三つの私−交流分析入門
 第2章 三つの私を見わける
 第3章 エゴグラム−あなたの心の偏り
 第4章 コミュニケーションを分析する
 第5章 愛は貯金できる−ストロークについて
 第6章 くり返す人生ゲーム−人生ゲームの分析
 第7章 あなたの人生ドラマには筋書きがある−脚本分析



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :■■□□□
 豊かな心:■□□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は1990年11月に出版されています。
 
 著者は、大学の教授で、日本における交流分析の第一人者と言わ
 れている方です。
 
 このメルマガでも、「セルフコントロール」という本を紹介して
 います。
 
 著者も多数あります。



 何か新しい発見はあるでしょうか。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)ストロークとは?



 日本語のストロークとは意味が違うようです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)ストロークとは?

 「ストロークとは、もともと『なでる、さする』など体を愛撫
 する意味の言葉です。これに精神的な意味を加えたものを、交流
 分析ではストロークといいます」
 
 「言葉でほめたり、目で同意を示すといった動作や、もっと広く
 『私は、あなたがそこにいるのを気づいていますよ』と、相手の
 存在や価値を認めるような様々の刺激をストロークと呼びます」

 ストロークを交換する手段には、以下の三種類あります。
 
 ・スキンシップ
 ・言葉によるストローク
 ・まなざし、うなずき等の言葉を用いないストローク

 「人間はなぜ、人を求め、コミュニケーション(交流)をした
 がるのか。それはストロークを交換するためなのです。言い換え
 れば、自分本位の時間を与えられず、十分なストロークをもらえ
 ない人間は、うまく生活がしていけないといってもよいでしょう」

▽ストロークにも色々と種類があります。

 ・肯定的ストローク
 ・否定的ストローク
 ・条件付ストローク
 ・無条件のストローク

 「まず、人は肯定的ストロークを欲しがりますが、これを十分に
 得られない場合は、否定的ストロークを求めて行動します。親の
 愛情に不足を感じている子供は、叱られてもいいから親がこっちを
 向いてくれることを願います」
 
 「また、夫の愛情に飢えている妻が衝動買いをしたり、キッチン
 ドランカーになったりするのも、陰性のストロークを挑発して
 いるのです。叱責や罵詈雑言でもいいから、私をかまってくだ
 さいというシグナルを出しているのです」

 「また、条件付のストロークですが、これはしつけや社会化に
 とって欠かせないものです。しかし、これだけ与えられ続けると、
 自分は真のストロークを受けるに値しない人間だと感じるように
 なります。つねに他人の価値評価に左右され、しっかりとした
 自己を見つけられなくなるのです」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 もっと、自分について研究しよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●愛の貯金とは?

▽以前、「セルフコントロール」という、同じ著者の本を紹介した
 ことがあります(Vol293〜Vol294、2/28〜3/1)。
 
 「交流分析」という、人間関係で悩む人のために自己や他人を
 分析し、改善するための手法です。
 
 今回の本は、順番が逆になってしまいますが、その入門編です。
 
▽交流分析は、最近私が一番興味がある、家族間の人間関係の分析
 方法が解説されています。
 
 私たちが普段の生活をしている時、ある一定のパターンで繰り
 返されることがあります。
 
 本人も気がついていないのに、なぜかそうなってしまうような
 ことです。
 
 例えば、何度も同じパターンで離婚してしまう人や、幸せになろう
 とすると決まって事故に遭ったり病気になったりする人等がそう
 です。
 
 自分に関わる人間関係は、あるパターンの元に進行していきます。
 
 人々はそれを「運命」として受け入れようとします。
 
 しかし、根本的な原因を分析していくと、それは主に0歳から
 6歳までの親や周りの環境との関係によって形作られる場合が
 ほとんどです。
 
 うつ病に代表されるような様々な精神疾患や依存症、子供の問題
 行動等も、根本原因は幼少期の親との関係によって作られます。
 
 いわゆる「宿命」というやつです。
 
 スピリチュアル的に見ると、自分が人生で乗り越えなければなら
 ない課題でもあるのですが、人によってはかなり過酷な課題でも
 あります。
 
 最悪の場合、自ら「死」を選択してしまう場合もあります。
 
 そのような「宿命」を分析して、セルフコントロール、つまり
 自分自身を制御するための手法が交流分析です。
 
 その「心のからくり」が解説されていると、おもわず「なるほど!」と
 感心してしまいます。
 
 でも実際に分析するのは、そんなに簡単ではないみたいです。
 
 専門家に分析方法を伝授してもらわないと、おそらく習得でき
 ないのではないかと思います。
 
 それほど、人の心というのは複雑にできています。
 
 機会とお金があれば、そういう講義にも参加しようと考えてい
 ますが、とりあえずは何冊か本を読んで、少しでも自分なりに
 分析方法が理解できれば良いと思っています。
 
 前置きが長くなってしまいました。
 
▽今回は、前回紹介した「セルフコントロール」に書かれていな
 かった部分を紹介しようと思います。
 
 親と子の交流のパターンを考えるとき、親子の間で相当な時間が
 費やされているにもかかわらず、その時間のほとんどは親主導で
 独占されています。
 
 過保護や過干渉がほとんどで、この交流の中で子供は自分の心の
 叫びを訴えたり、理解してもらうための時間をほとんど与えられて
 いないのが現実です。
 
 その結果が、登校拒否や心身症といった精神疾患になって現れて
 しまいます。
 
▽ここで、新たな言葉が登場します。
 
 それは「ストローク」という言葉です。
 
 著者は言います。
 
 「ストロークとは、もともと『なでる、さする』など体を愛撫
 する意味の言葉です。これに精神的な意味を加えたものを、交流
 分析ではストロークといいます」
 
 「言葉でほめたり、目で同意を示すといった動作や、もっと広く
 『私は、あなたがそこにいるのを気づいていますよ』と、相手の
 存在や価値を認めるような様々の刺激をストロークと呼びます」
 
 ストロークを交換する手段には、以下の三種類あります。
 
 ・スキンシップ
 ・言葉によるストローク
 ・まなざし、うなずき等の言葉を用いないストローク
 
 著者は言います。
 
 「人間はなぜ、人を求め、コミュニケーション(交流)をした
 がるのか。それはストロークを交換するためなのです。言い換え
 れば、自分本位の時間を与えられず、十分なストロークをもらえ
 ない人間は、うまく生活がしていけないといってもよいでしょう」
 
 幼少時にこのストロークが十分に与えられないと、大人に近く
 なるにつれて様々な問題が出てきます。
 
 ストロークは子供にとって、また、子供だけではなく大人にとって
 も必要なことなのです。
 
▽ストロークにも色々と種類があります。

 ・肯定的ストローク
  …それをもらうといい感じになるもの
   喜びや自信を感じ、成長に役立つストローク
 
 ・否定的ストローク
  …それをもらうとイヤな感じになるもの
   ゆううつや自信喪失をもたらすストローク
 
 ・条件付ストローク
  …何らかの条件を満たして、ようやくストロークが得られる
   行為や特性とひきかえに与えられるストローク
 
 ・無条件のストローク
  …相手の人格と存在そのものに与えられるもので、お返しや
   条件は一切つきません。
 
 私たちは、人に対して意識することなく様々なストロークを与えて
 います。
 
 逆に、意識することによってすばらしい人間関係を気づいていく
 ことができるのではないかと思います。

▽ストロークにはいくつかの決まった法則があります。

 著者は言います。
 
 「まず、人は肯定的ストロークを欲しがりますが、これを十分に
 得られない場合は、否定的ストロークを求めて行動します。親の
 愛情に不足を感じている子供は、叱られてもいいから親がこっちを
 向いてくれることを願います」
 
 「また、夫の愛情に飢えている妻が衝動買いをしたり、キッチン
 ドランカーになったりするのも、陰性のストロークを挑発して
 いるのです。叱責や罵詈雑言でもいいから、私をかまってくだ
 さいというシグナルを出しているのです」
 
 人の心は、欲しいものがもらえないと、少しひねくれた形で表面化
 するようです。
 
 おそらく自分でもなぜそうなるか分かっていないと思います。
 
 学校に行きたくない登校拒否児が「ストロークが足りない」とは
 考えないと思います。
 
 素直に表現できないところが、人の心の複雑な面です。
 
 また、著者は言います。
 
 「また、条件付のストロークですが、これはしつけや社会化に
 とって欠かせないものです。しかし、これだけ与えられ続けると、
 自分は真のストロークを受けるに値しない人間だと感じるように
 なります。つねに他人の価値評価に左右され、しっかりとした
 自己を見つけられなくなるのです」
 
 いずれにしてもバランスが必要です。
 
 ストロークは他にもいくつかの法則があります。
 
 自分の人生における対人関係をスムーズにするためには、バランス
 のよいストロークが必要になります。
 
 なかなか難しいです。





 この本は交流分析の入門書ですが、ポイントを押さえて書いて
 あるので、全体像を知るにはいい本です。
 
 人間関係というのは、魂の最大の学びでもあります。
 
 子供の時に親に与えられた人間関係の基本に気づいて、それを
 克服するのが一つ。
 
 そして今度は自分が親になったときに、それに気がついて子育てを
 変えていこうとするのも魂の学びの一つなのです。
 
 私の場合、子育ての方は気づくのが遅かったですが、今からでも
 十分変えられる思っています。
 
 遅すぎることはありません。