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豊かな人生研究委員会
人生を成功に導く読書術! 〜豊かな人生研究委員会〜
ブッダ (第12巻)
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
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 題名:ブッダ(全12巻)
 著者:手塚治虫
 出版:潮出版社
 定価:各500円
 購入:オークションで2000円くらい



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 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4267013128/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1489395%2f
 ビーケーワン
 http://www.bk1.co.jp/product/1866328/p-pyajimushi



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 今回は省略します。


──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■■□□□
 豊かな心:■■■■□
 おすすめ:■■■■□



 この本は1993年3月に第12巻が出版されています。
 
 原作は1972年から1983年にかけて漫画雑誌に掲載されて
 いました。
 
 今では、いろいろなところから出版されています。

 著者については知らない方はいないかと思います。



 ブッダとはどのような人だったのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)ブッダの教えとは?



 実践者の教えとはどのようなものだったのでしょうか。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)ブッダの教えとは?
 
 ※「もっと知りたい方のために」を参照してください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 もっとブッダの教えについて勉強してみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
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●「ブッダの教え」とは?

▽今回は、初めてとなるマンガの紹介です。

 私は現在ではマンガをほとんど読まなくなりました。
 
 数年前までは一週間に8冊くらい読んでいたのですが、現在では
 一冊も読まないです。
 
 今回紹介する手塚治虫さんの「ブッダ」は、ある人に勧められて
 読むことになりました。
 
 後々分かったことなのですが、実は、この手塚治虫さんが書いた
 「ブッダ」を好きな人がたくさんいるのです。
 
▽手塚治虫さんのマンガは、子どものころよく読んだ気がします。
 
 「鉄腕アトム」はテレビで見たし、「ブラックジャック」は
 コミックで読みました。
 
 ウィキペディアで手塚治虫さんの作品を調べてみると、私が知って
 いるのはほんの一部分だけのようです。
 
 「ブッダ」の他に人気があるのが「火の鳥」でした。

 今度読んでみます。
 
▽今回私が読んだのは「潮出版社」から出版されている、全12巻の
 文庫版の本です。
 
 他にも、いろいろな出版社から単行本が出版されているようです。
 
 全12巻というと、かなり長そうに感じますが、マンガなのですぐ
 読めてしまいます。

▽手塚治虫さんが描いた「ブッダ」は、最後に「あとがきにかえて」
 にも書いてあるとおり、現存している仏典とは登場人物や物語が
 違うそうです。
 
 ただし、私は仏典というものを全く知らないので、今回は著者が
 描いたブッダを解説したいと思います。
 
 ブッダは紀元前5世紀頃、ネパールのシャカ族の中心地カピラ
 ヴァストウという町に生まれました。
 
 ブッダはシャカ族の王スッダードナとマーヤ夫人の間に生まれた
 シャカ族の王子です。
 
 しかし、母親は産後すぐに亡くなってしまいます。
 
 ブッダが生まれたときの名前は「ゴータマ・シッダルタ」といい
 ます。
 
 出身はかなり恵まれていて、何不自由なく育ちます。
 
 しかし、子どものころから体は弱く、まわりの大人達に
 
 「人間って死んだらどこへ行くの?」
 
 といった質問をしていたそうです。
 
▽16歳になると、シッダルタはヤショダラという嫁さんをもらい
 ます。
 
 そして、ヤショダラとの間に「ラーフラ」という子どもも生まれ
 ます。
 
▽当時は、身分階級がハッキリしていたようです。

 上から、バラモン、クシャトリア(武士)、バイシャ(市民)、
 スードラ(奴隷)、バリヤ(奴隷以下)と定義され、その差別
 たるやすごかったようです。
 
 そのことを知ったシッダールタは悩みます。
 
 「なぜ人間には身分というものがあるのだろう?なぜ身分の低い者
 はあんなに苦しまなくてはならないのだろう?」
 
▽ある日、シッダルタが城から出ると、一人の老人(ブラフマン、
 日本語名は「梵天」)に出会います。
 
 梵天の言葉に従い、ある城の廃墟に連れて行かれこう言われます。
 
 「東西南北の門がある。あなたは好きなほうの門をくぐってみな
 さい。するとあなたは何かを見つける。見たものが不吉なものなら
 別の門をくぐるがよい。そして東西南北のうちいちばんよかった
 ものがあなたの進む道じゃ」
 
 東の門から出ると老人に会い、南の門からでると病人に会いました。
 
 西の門からでると死人に会い、そして北の門からでると梵天に
 出会います。
 
 こうして、シッダルタは出家することを決意したのです。
 
▽そして、何年か苦行を行いますが、そこでは何も得ることはできず、
 苦行林を出た後にピッパラの木の下で悟りを開きます。
 
 その悟りとは、この本によると次のようなことでした。
 
 「気や草や山や川がそこにあるように、人間もこの自然の中に
 あるからにはちゃんと意味があって生きている。あらゆるものと
 つながりを持って」
 
 「もし、おまえがいないならば何かが狂うだろう、おまえは大事
 な役目をしているのだ」
 
 シッダルタは、この悟りを死ぬまで教えてまわることを誓います。
 
 そして、梵天から新しい名前をもらいます。
 
 それが、「ブッダ(目覚めた人)」です。
 
▽著者は悟りを開いた後のブッダをとても人間くさく描いています。

 普通の人間のように悩みます。
 
 それでも、ブッダのまわりにはたくさんの人が集まってきます。
 
 そして、最終的にブッダが行き着いたのは次のようなことでした。
 
 多少長いですが引用します。
 
 「いつも私はいっているね。この世のあらゆる生き物はみんな
 深いきずなで結ばれているのだと。人間だけではなく、犬も馬も
 牛もトラも魚も鳥も、そして虫もそれから草や木も。命のみなもと
 はつながっているのだ。みんな兄弟で平等だ覚えておきなさい」
 
 「そして、みんな苦しみや悩みをかかえて生きている。これを
 『衆生(しゅうじょう)』と呼ぼう。もしあなたがたの親や兄弟の
 中に飢え苦しんでいたり、不幸が起こったりしたらどうなる?
 あなたの家はつぶれ、あなた自身にも不幸がくるでしょう。自分の
 不幸を自分の苦しみをなおすことだけ考えるのは心がせまいのだ。
 家のことみんなのことを考えてみなさい」
 
 「だれでもいい、人間でも他の生きものでもいい。相手を助け
 なさい。苦しんでいれば救ってやり、困っていればちからを貸して
 やりなさい。なぜなら、人間もけものも虫も草木も大自然という
 家の中の親兄弟だからです。ときには実を投げ出しても相手を
 救ってやるがよい」
 
 「みなさんは、みなさんのできる方法でやればよい。お金を持って
 いる人は苦しんでいる人にあたえ、ちからのある人は苦しんでいる
 人をささえてやりなさい。よぶんなお金も、ちからもない人は、
 せめて相手の気持ちをくみとって、かわいそうに、と同情して
 あげなさい。それだけであなたは相手のために苦しんだことになる。
 この心を『慈悲』と呼びましょう」
 
 「慈悲。どんな人のこころにも宿っているはずです。だからあなたが
 だれか苦しんでいる人のことをあわれんだとき、同じように別の人が
 きっとあなたについてあわれんでくれているはずです。あなたが
 だれかを助けたら、別の人が今度はあなたをきっと助けてくれま
 しょう。それはだれもかれも生きとし生けるものがつながっている
 からだ」
 
 仏教って難しいイメージがありますが、ブッダが伝えたかった
 ことはそんなに難しいことではなかったようです。
 
 もう少し、ブッダの教えについて勉強してみたいと思います。





 この本は、史実、つまり仏典とは違って描かれているそうです。
 
 でも、その仏典もブッダの死後数百年経ってから書かれたもので
 本当にブッダが本当に伝えたかったことが何か良く分かりません。
 
 しかし、著者が描いた「ブッダ」にはあまり難しい教えは出て
 きません。
 
 唯一教えらしい教えが「慈悲」です。
 
 本当はこのように誰でも分かるように教えていたのではないかと
 思います。



孤独のチカラ
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 ◆今日読んだ本
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 題名:孤独のチカラ
 著者:齋藤孝
 出版:PARCO出版
 定価:1200円+税
 購入:ブックオフで105円



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 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/489194711X/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f3609409%2f
 ビーケーワン
 http://www.bk1.co.jp/product/2578678/p-pyajimushi



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 ◆本の目次
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 プロローグ
 第1章 失われた十年「孤独と私」
 第2章 「単独者」として生きる
 第3章 孤独の技法
 第4章 ひとりぼっちの世界「孤独の実践者たち」
 第5章 孤独のチカラ
 エピローグ



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 ▼本の成分解析
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 知恵  :■■■□□
 勇気  :■■■□□
 豊かな心:■■□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は2005年7月に出版されています。
 
 著者は、明治大学文学部の教授で、専攻は教育学、身体論、
 コミュニケーション論と紹介されています。
 
 「声に出して読みたい日本語」が150万部を越えているようです。
 
 このメルマガでも何度か登場しています。



 孤独にはどのようなチカラがあるのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)単独者とは?
 2)孤独の技法とは?



 孤独の時に何をすればよいのでしょうか?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)単独者とは?

 「私の提案は、独りの時間をリラックスして過ごそう、自分自身を
 癒そうという主張ではない。もっと自分自身に向き合うような時間、
 もしくは自分の技量を深めていく時間を持とう、それこそ脳を
 真っ赤に燃え上がらせる知的活動のひとときは、誰もが持つべき
 孤独なのだ」

 「独りの時間とは基本的に自分を鍛える時間、何かを技に変えて
 いくために費やす時間だと捉えておくべきだと私は思う。実際、
 孤独のうちに自分自身を鍛えた経験のある人は、いつでもふとした
 瞬間にその心身の状態を取り出すことができるはずである」

 「人といるときはどうしても自分を奪われてしまう。それは別に
 ネガティブな意味ではなく、自分を譲っているからである」
 
 「人としての強さは、単独者になれるかどうかに尽きる」


 2)孤独の技法とは?

 1.内観する
  a.鏡を使った内観
  b.本格的な内観法
 2.教養という反射鏡を磨く
 3.「日記」を書く



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 もっと自分を見つめてみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「単独者」とはどのようなものなのでしょうか?

▽現代に生きる私たちはよくよく思い出してみると「孤独」になる
 時間が少ないです。
 
 個人的には、特に結婚してから独りになる時間が少なくなりました。

 当たり前ですが...
 
 子どもができると、もっと独りになる時間は減ります。
 
 書斎でもない限り、独りになれる時間はトイレの中しかありません。
 
 ただし、家に帰ると誰かがいてくれる、つまり「孤独ではない」
 という安心感があります。
 
 たまに、家族がいるのに孤独だというお父さんもいます。
 
▽私が独身のときは、独りになる時間がたくさんありました。

 しかし、今は携帯電話があります。
 
 携帯電話があると、独身でも独りになる時間が少ないのではない
 でしょうか。
 
 この本で説明している「孤独」とは、テレビもラジオも携帯もない
 世界です。
 
 とことん自分を見つめる世界を持つことを提唱しています。
 
 著者は言います。
 
 「私の提案は、独りの時間をリラックスして過ごそう、自分自身を
 癒そうという主張ではない。もっと自分自身に向き合うような時間、
 もしくは自分の技量を深めていく時間を持とう、それこそ脳を
 真っ赤に燃え上がらせる知的活動のひとときは、誰もが持つべき
 孤独なのだ」
 
 これは、現代の二十歳前後の方にはなかなか難しいことなのでは
 ないでしょうか?
 
 私が独身の時は、孤独になる時間はたくさんありましたが、その
 時間のほとんどは、趣味の時間に消えていきました。
 
 今になって独りになるわずかな時間を使い自分と向き合う時間を
 確保しています。
 
▽著者は学生時代から、華やかな表の世界に出るまでの10年間が
 「孤独」だったようです。
 
 でも、その孤独の10年があったからこそ現在の自分がいるの
 だと考えています。
 
 その孤独の10年の間に、とことん自分を見つめ、自分を高めて
 いくことができたそうです。
 
 著者は言います。
 
 「独りの時間とは基本的に自分を鍛える時間、何かを技に変えて
 いくために費やす時間だと捉えておくべきだと私は思う。実際、
 孤独のうちに自分自身を鍛えた経験のある人は、いつでもふとした
 瞬間にその心身の状態を取り出すことができるはずである」
 
 つまり、誰の力を必要としなくても、「自分自身で乗り切る
 ことができる」という自信があれば、何ごとにも動じなくなる
 のです。
 
 人は孤独なときにこそ力を伸ばすことができるのです。
 
 著者は言います。
 
 「人といるときはどうしても自分を奪われてしまう。それは別に
 ネガティブな意味ではなく、自分を譲っているからである」
 
 「人としての強さは、単独者になれるかどうかに尽きる」
 
 孤独になった時、いかに力を発揮できるか?
 
 これが、人としての強さになるのです。


●「孤独の技法」とは?

▽著者が提唱する「自分を検証するための手法」が3つあります。

 1.内観する
 2.教養という反射鏡を磨く
 3.「日記」を書く
 
 以下に簡単に説明します。
 
 1.内観する
   
  a.鏡を使った内観
    
    自分の顔を鏡でのぞき、精神面での対話をする。「本当に
    やりたいことをやっているだろうか」「いまも20代の
    ときのような勢いを持ってがんばっているか」というような
    自分への問いかけができれば上級者。
  
  b.本格的な内観法
  
    一切の情報との接触を断ち、一日十数時間から1週間もの
    間ひたすた自分自身を見つめ続ける作業を行う。これまでの
    人生の収支決算をする。

 2.教養という反射鏡を磨く
 
   教養という外側から自らを豊かにしていく方法。勉強、読書等
   で自分を磨く。

 3.「日記」を書く
 
   書き留めることで、考えは整理される。そうしてクリアに
   なった理想や思いは、繰り返し書くことで自分の中にどっしり
   と根付いていく。
 
 
 人間は決して独りだけでは生きていけないのですが、自分一人
 だけでも生きていけるんだという「自信」は必要なのです。





 この本は、著者の10年間に渡る「孤独体験」に基づいて書かれて
 います。
 
 その10年間に自分を見つめる作業をしてきたから、現在の自分が
 あるという「自信」につながっています。
 
 でもそれは、著者が10年も孤独に耐えられる精神を持っていた
 からだと思われます。
 
 普通の人は孤独の状態で数年すると、どこかねじ曲がってきそう
 です。



セルフコントロール―交流分析の実際
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:セルフコントロール
 副題:交流分析の実際
 著者:池見酉次郎、杉田峰康
 出版:創元社
 定価:1400円+税
 購入:本屋さんで購入



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4422111973/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1016404%2f
 ビーケーワン
 http://www.bk1.co.jp/product/1592865/p-pyajimushi



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 “現実の私”と“本当の私”
 第2章 三つの私−自我構造の分析
 第3章 三つ子の魂百までも−基本的な構えと人生脚本
 第4章 真実と芝居−交流の分析
 第5章 生きがい−ふれあい、仕事、哲学する心
 第6章 自己分析の学び方



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■■
 勇気  :■■■■□
 豊かな心:■■□□□
 おすすめ:■■■■■



 この本は1998年11月に出版されています。
 
 著者の一人、池見酉次郎さんは九州大学名誉教授だった方で、
 現在は既に亡くなっています。
 
 著書が多数在ります。
 
 もう一人の著者、杉田峰康さんは、アメリカの大学病院で精神
 療法を研修し、現在福岡県立大学名誉教授です。
 
 この人も著書が多数あります。



 「交流分析」とはどのようなことを分析するのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)交流分析とは?
 2)自我構造とは?



 自我の構造とはどのようになっているのでしょうか?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)交流分析とは?

 「本書で述べる自己分析の最終のゴールは、人格の本来的な部分、
 現実的な部分、さらに日常の行動との間に、能うかぎり自由な
 コミュニケーションをうちたて、それらの統合をはかることである」
 
 「実際は、人は、本来の自分、現実の自分、日常の行動がうまく
 調和した在り方に近づくほど、人間らしく生きることができる
 ものである」

 「ところで、『本来の自己』を知るためには、まず、徹底的に
 現実の自分の姿を知らねばならない。また、その現れとしての、
 我々の日常の行動のあり方−特に人間関係の歪みについて究明
 することが大切である」


 2)自我構造とは?

 ・P(Parent)…親的な自我状態
  Pは「健康なP」、「歪んだP」の二つに分けて考える。

 ・A(Adult) …大人の自我状態
  Aも便宜上「健康なA」と「歪んだA」の二つに分けられる。

 ・C(Child) …幼児的な自我状態
  Cは親の影響の度合いによって、便宜上「自由なC」と「順応
  したC」の二つに分類する。


──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 自分を分析してみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「交流分析」とはどのような分析方法なのでしょうか?

▽最近、特に読むようになったのが、人間関係の心理を説明した
 本です。
 
 特に親子関係の心理に興味があって、いろいろな本を買い込んで
 いて、その本が本棚にたくさん並んでいます。
 
 その中でも特によく読むようになったのが斎藤学さんと、加藤諦三さん
 です。
 
 いずれの方も、実体験に基づいて書かれているのでとても説得力
 があります。
 
 先日、加藤諦三さんの本を読んでいると「交流分析」という単語が
 何回か登場しました。
 
 本屋さんに行った時に、発見した数冊の本のうち、購入したのが
 今日紹介する本です。
 
▽「セルフコントロール」という題名からすると、イメージ的に
 「自立訓練法」と思いがちですがそうではありません。
 
 交流分析は、アメリカのエリック・バーン博士が創案した「TA
 (トランズアクショナル・アナリシス)」という精神分析の手法
 です。
 
 精神分析は「ジークムント・フロイト」が提唱した理論が、現在
 の精神分析の手法でもかなり重要な意味を持っているそうです。
 
 しかし、フロイトの理論は普通の人にはとても難解でわかりづらい
 部分が多々あったようで、エリック・バーン博士が一般向けに
 分かりやすいように解説したのが交流分析(TA)です。
 
 しかし、アメリカで創案された交流分析は西欧的な自我(個人主義、
 現実主義、合理主義)の発展に焦点を合わせて構成された理論で
 あるため、東洋思想が根付いている日本人には合わない部分が
 多々あるそうです。
 
 そこで著者らがアメリカ式の交流分析を基本として日本人向けに
 開発したのが、日本版交流分析です。
 
 この本は、その日本版交流分析の人門編になります。
 
▽この本で解説されている交流分析の最終目標について、著者は
 次のように書いています。
 
 「本書で述べる自己分析の最終のゴールは、人格の本来的な部分、
 現実的な部分、さらに日常の行動との間に、能うかぎり自由な
 コミュニケーションをうちたて、それらの統合をはかることである」
 
 「実際は、人は、本来の自分、現実の自分、日常の行動がうまく
 調和した在り方に近づくほど、人間らしく生きることができる
 ものである」
 
 本来の自分、現実の自分、日常の行動、この3つの調和がとれて
 いないと人生はつらいものとなります。
 
 特に、本来の自分、つまり、なりたい自分と現実の自分の間に
 ギャップがありすぎると、精神障害を引き起こす場合も少なく
 ありません。
 
 交流分析の最終目的は、そのギャップを無くし、精神的にバランス
 のとれた自分を作り出すことにあるのです。
 
 また、著者は次にように言います。
 
 「ところで、『本来の自己』を知るためには、まず、徹底的に
 現実の自分の姿を知らねばならない。また、その現れとしての、
 我々の日常の行動のあり方−特に人間関係の歪みについて究明
 することが大切である」
 
 いろいろな成功法則本でも「現実の自分と向き合う」のは大切だと
 書かれています。
 
 しかし、現実の自分は自分が理解できない理由で行動している
 部分が多々あるのです。
 
 それを分析しなければならないようです。
 
▽また、交流分析は、自分のためだけではなくいろいろな分野で
 効果を発揮しているようです。
 
 例えば、病院での患者の治療や、育児、教育、集団における人間
 関係の改善など、交流分析の応用範囲は広く、実用的なようです。


●「自我構造」とはどのようなものなのでしょうか?

▽交流分析の概要が長くなってしまいました。

 交流分析の基礎となる考え方が、ここで紹介する「3つの自我構造」
 です。
 
 私の復習も兼ねて、引用させてもらいます。
 
 ・P(Parent)…親的な自我状態
 
  Pとは、この世の中をよく生きていこうとする心の営みであり、
  俗に良心と呼ばれる部分である。
  
  Pは「良心」と「理想」に分けて考えるのが良い。
  
  「理想」とは、自分以外の人や存在者との関わりなしには、
  存在しえない自分への自覚をもとにした、価値観、高次の目標、
  創造性、理想などを含むものである。
  
  「良心」とは、いわゆる良心の呵責や最悪感によって示される
  ように、批判的、処罰的な働きを持つ。良心には、幼い頃に
  両親や養育者の影響が中心になって植え付けられた、多分に
  無意識的なものと、成育の過程で自分で発展させた、意識的な
  部分とがある。
  
  Pは「健康なP」、「歪んだP」の二つに分けて考える。
  
  
 ・A(Adult) …大人の自我状態
 
  Aはあなたの中に備わる、いわばコンピューターである。Aの
  主な仕事は、事実に則したデータを収集し、それらを整理、
  統合して、最終的な行動に移せるかどうかを推定することである。
  
  Aは理性と深く関係しており、適応性、合理性をもち、冷静な
  計算に基づいて機能する。また、主体的に今生をもって生き
  抜こうとする働き、創造的な営みなどを司る。
  
  Aにも便宜上「健康なA」と「歪んだA」の二つに分けられる。


 ・C(Child) …幼児的な自我状態
  
  Cはあなたの幼児的、感情的な部分である。Cには、持って
  生まれたままの本能や衝動の部分もあれば、人生早期の体験や、
  それらに対応するために身につけた、反応の様式などが含まれて
  いる。さらには、生来的に備わっている芸術的な素質や直感力
  などもCに属する。
  
  Cの思いは、自己中心的であり、他人に対する真の意味での
  思いやりを持ち合わせてない。
  
  Cは親の影響の度合いによって、便宜上「自由なC」と「順応
  したC」の二つに分類する。
 
 
 以上のような、P、A、Cが自我を構成しているのです。
 
 そして、構造分析はこの3つの自我状態のどれが主導権を握って
 いるのか?生活状況によってどのように入れ替わるのか?本来の
 自分はどのような自我状態で行動しているのか?等を解析する
 ものなのです。
 
 
 次回に続きます。





 この本は、私が今のところ一番知りたかったことが、理論的に
 書かれています。
 
 自我状態を知り、自分を分析することで問題が浮かび上がって
 きます。
 
 そうすることで、子どもの教育や自分を取り巻くまわりの人間が
 なぜそうなってしまうのか、それがわかるのです。
 
 というわけで、明日もう一度おつきあいください。



セルフコントロール―交流分析の実際
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:セルフコントロール
 副題:交流分析の実際
 著者:池見酉次郎、杉田峰康
 出版:創元社
 定価:1400円+税
 購入:本屋さんで購入



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4422111973/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1016404%2f
 ビーケーワン
 http://www.bk1.co.jp/product/1592865/p-pyajimushi



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 “現実の私”と“本当の私”
 第2章 三つの私−自我構造の分析
 第3章 三つ子の魂百までも−基本的な構えと人生脚本
 第4章 真実と芝居−交流の分析
 第5章 生きがい−ふれあい、仕事、哲学する心
 第6章 自己分析の学び方



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■■
 勇気  :■■■■□
 豊かな心:■■□□□
 おすすめ:■■■■■



 この本は1998年11月に出版されています。
 
 著者の一人、池見酉次郎さんは九州大学名誉教授だった方で、
 現在は既に亡くなっています。
 
 著書が多数在ります。
 
 もう一人の著者、杉田峰康さんは、アメリカの大学病院で精神
 療法を研修し、現在福岡県立大学名誉教授です。
 
 この人も著書が多数あります。



 「交流分析」とはどのようなことを分析するのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)「基本的な構え」とは?
 2)「人生脚本」とは?



 人生の脚本をどうやって作られるのでしょうか?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)「基本的な構え」とは?

 「基本的な構えとは、一口にいうと、ことわざにもあるように
 『三つ子の魂百までも』ということになる。すなわち、人はおよそ
 3歳ころまでに、親からの愛情(ときにはその剥奪)にまつわる
 さまざまな刺激(S)を受ける」
 
 「無力な乳児をとりまく最も重要な環境は母親であるから、生後
 1年間に乳児が体験する母親とのふれあいは、きわめて重要な
 意味をもつ。母親が与える愛撫やスキンシップは、子どもが受ける
 最初の刺激(S)であり、その量、様式、内容がもとになって、
 子どもの内にある種の情動(D)が生じていくゆく」
 
 「これは、母親とのふれあいを通して、子どもが、自分は存在
 する価値があるのか、また、この世は信頼するに足るのかを決める
 上で、きわめて重要な感情態度となる。すなわち、これは自他に
 対する最低限の信頼感−これを『基本的信頼感』という−の芽生え
 となる」

▽交流分析において、「基本的な構え」は、親子のふれあいの程度や
 内容によって次の4つに分類して考えるそうです。
 
 1.自他肯定(私も他人もOKである)
 2.自己否定・他者肯定(私はOKでないが、他人はOKである)
 3.自己肯定・他者否定(私はOKであるが、他人はOKでない)
 4.自他否定(私も他人もOKでない)

 「その後、何らかの新たな学習体験によって修正が行われない
 かぎり、これらの基本的な構えは、一生の行動パターンに大きな
 影響力を持つものである」


 2)「人生脚本」とは?

 「交流分析では、人生におけるこのような反復傾向を『脚本』
 と呼ぶ。脚本とは、子ども時代に親たちを中心とする周囲の影響の
 もとで発達し、その後の対人関係を含めた人生体験によって強化
 された人生のプログラムであり、個人の人生のもっとも重要な
 局面で、行動を左右するものである」

 ・自他肯定
  自他共存の平和主義、生かされている自分
  
 ・自己否定・他者肯定
  劣等感の悪循環、回避、うつ反応

 ・自己肯定・他者否定
  独善・排他主義、野心家、非協調的な妨害者、非行・犯罪

 ・自他否定
  閉鎖・破壊、瞼の母


──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 自分の人生脚本は何か探ってみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「基本的な構え」とはどのようなことなのでしょうか?

▽「三つ子の魂百までも」ということわざがあります。

 3歳までに身についた反応の仕方(性格)というのは、例え
 100歳になっても変わりません。
 
 ほとんどの場合、それは墓場まで持っていくことになります。
 
 自分のまわりの人や環境、とりわけ親からの影響は自分で修正
 しようとしない限りそのままなのです。
 
 著者は言います。(ここは、重要なので少し長めに引用します)
 
 「基本的な構えとは、一口にいうと、ことわざにもあるように
 『三つ子の魂百までも』ということになる。すなわち、人はおよそ
 3歳ころまでに、親からの愛情(ときにはその剥奪)にまつわる
 さまざまな刺激(S)を受ける」
 
 「無力な乳児をとりまく最も重要な環境は母親であるから、生後
 1年間に乳児が体験する母親とのふれあいは、きわめて重要な
 意味をもつ。母親が与える愛撫やスキンシップは、子どもが受ける
 最初の刺激(S)であり、その量、様式、内容がもとになって、
 子どもの内にある種の情動(D)が生じていくゆく」
 
 「これは、母親とのふれあいを通して、子どもが、自分は存在
 する価値があるのか、また、この世は信頼するに足るのかを決める
 上で、きわめて重要な感情態度となる。すなわち、これは自他に
 対する最低限の信頼感−これを『基本的信頼感』という−の芽生え
 となる」
 
 生まれたばかりの乳児の時期からの母親とのふれあいが、その後の
 子どもの人生をある程度決めてしまうのです。
 
 子どもをもつ親としては、なかなか恐ろしいことです。
 
 我が家の子どもたちは、その時期は過ぎてしまっているので、
 「時すでに遅し」といった感があります(笑)
 
▽交流分析において、「基本的な構え」は、親子のふれあいの程度や
 内容によって次の4つに分類して考えるそうです。
 
 1.自他肯定(私も他人もOKである)
 2.自己否定・他者肯定(私はOKでないが、他人はOKである)
 3.自己肯定・他者否定(私はOKであるが、他人はOKでない)
 4.自他否定(私も他人もOKでない)
 
 著者は言います。
 
 「その後、何らかの新たな学習体験によって修正が行われない
 かぎり、これらの基本的な構えは、一生の行動パターンに大きな
 影響力を持つものである」
 
 交流分析の理想とするところは「自他肯定」です。
 
 そして、私が今目指しているのは、当然「自他肯定」です。
 
 私が自分で自分を簡単に分析してみると、母親はきちんとスキン
 シップをとってくれたおかげで、「自他肯定」にやや近い状況に
 あると思います。
 
 もしかしたら、専門の方に分析してもらうともっと違うかもしれ
 ませんが...
 
▽「基本的な構え」のでき方というのも、詳細に書かれています。

 これを紹介すると、あと5日分くらい説明しないとならないので、
 ここでは省略させていただきます。
 
 「子どもの親になる」ということは、「人の一生を左右する仕事を
 する」ということなのです。
 
 いまさらながら、身の引き締まる思いがします。


●「人生脚本」とは?

▽私が人間関係の本を読むようになってから、本によく書いてある
 パターンというのは、「自分が大人になってから自分の父親や
 母親と同じ運命をたどる場合が多い」ということです。
 
 例えば、父親がアル中でどうしようもない親で、子どもの頃嫌で
 たまらなかったとしても、自分が大人になって親になってみると、
 同じアル中になってしまったとか、母親と同じように、自分の夫と
 別れてしまった、ということが多々あるそうです。
 
 人はこれを、「私も父(母)と同じような星の元に生まれてきた」
 という風に解釈します。
 
 つまりそういう「運命」なんだと思ってしまうのです。
 
 一部当たってないこともないですが、その元をたどっていくと、
 子ども時代にそのような「人生の脚本」が書かれているのです。
 
 著者は言います。
 
 「交流分析では、人生におけるこのような反復傾向を『脚本』
 と呼ぶ。脚本とは、子ども時代に親たちを中心とする周囲の影響の
 もとで発達し、その後の対人関係を含めた人生体験によって強化
 された人生のプログラムであり、個人の人生のもっとも重要な
 局面で、行動を左右するものである」
 
 「人生脚本」はお芝居の脚本に似ています。
 
 脚本家がお芝居の脚本を書いて、演技者はそれに忠実に演技を
 します。
 
 それと同じで、子ども時代に自分のまわりの環境によって描かれた
 「人生脚本」にしたがって、演技者はそれに忠実に演技をする
 ことになるのです。
 
 その全てを紹介することはできないので、ここでは「基本的な構え」
 に対する代表的な人生脚本の題名だけ紹介します。

 ・自他肯定
  自他共存の平和主義、生かされている自分
  
 ・自己否定・他者肯定
  劣等感の悪循環、回避、うつ反応

 ・自己肯定・他者否定
  独善・排他主義、野心家、非協調的な妨害者、非行・犯罪

 ・自他否定
  閉鎖・破壊、瞼の母
  
 この他にもたくさんの「人生脚本」があります。
 
 全ては、子どもの頃の親との関係のなかで作られ、それに忠実に
 演技をすることになります。
 
 このことに気が付けば、自分を変えるきっかけになるのではない
 かと思います。





 この本は、私が今知りたいことがたくさん書いてありました。
 
 もっと紹介したいことがありますが、長くなりそうなのでこの
 へんでやめておきます。
 
 スピリチュアル的に考えると、幼児期に親やまわりの環境によって
 作られた「人生脚本」を理解し克服することが、魂の目的の一つ
 でもあるのです。
 
 まずは、自分に「人生脚本がある」ということに気がつくこと。
 
 これが大切だと思います。
 
 もっと、交流分析について勉強してみたいと思います。



父生術
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:父生術
 著者:藤原和博
 出版:日本経済新聞社
 定価:1300円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4532162653/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f978501%2f
 ビーケーワン
 http://www.bk1.co.jp/product/1570590/p-pyajimushi



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 プロローグ 旅立ち
 序章 ロンドンにて
 1章 プレストン通りの12月
 2章 退学の日、誕生の日
 3章 ハハジンを探しに
 4章 パワー先生の指導
 5章 父の勘違い
 エピローグ 帰還
 付録 父が子に読んで聴かせる31冊の絵本



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■■□□□
 豊かな心:■■■■□
 おすすめ:■■■■□



 この本は1998年6月に出版されています。
 
 著者は、先日講演会を聞きにいった藤原和博さんです。
 
 現在は東京都で中学校の校長先生をしています。



 「父生術」とはどのようなことなのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)「父生術」とは?



 父ができる子育てとはどのようなものなのでしょうか?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)「父生術」とは?

 「ロンドンに来て初めて玄(息子さんの名前です)と私との本当の
 関係が始まったとも言える、それまではただ遊んであげる対象
 だった。私は子どもというおもちゃを前に父親を演じていただけで、
 一児の父ではなく、一児のサラリーマンだっただけかもしれない。
 だから初めて戸惑った。正解がない現実に恐れをなした」

 「私は呪縛されていたのだ。受験によって。時代によって。社会
 によって。会社によって。そして何より、仕事そのものによって」
 
 「”早く、ちゃんと、いい子に”三拍子揃った標準的なサラリー
 マンとして」
 
 「そしてしばらくして私は、息子の玄は、この呪縛から逃して
 やりたいと強く思うようになった。私は私なりに幸福なのだから、
 同じように育てば同じような幸福が得られるかもしれない。しかし、
 子どもの個性を伸ばしてその福分の実現を願うなら、あの三つの
 呪文は邪魔になる」
 
 「これには科学的な証拠はない。私は心理学の専門家ではないし、
 教育学者でもない。それでも三つの呪縛から逃してやることが
 父の役割なのではないかと直感的に感じたのだ。それは私の古い
 ”父性”のイメージを壊し、新しいイメージへと導くキーワードの
 ようにも思われた」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 もう一度子育てを考えてみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「父生術」とはどのようなものなのでしょうか?

▽先日、講演会を聞きに行ったとき、著者は「公教育」について
 熱く語っておられました。
 
 そのとき感じたのは、元々はビジネスマンでありながら昔から
 教育にとても興味があったのだ、ということでした。
 
 そこで、中学校の校長先生を目指して東京都に条例の変更を申し
 出たり、いろいろ道を切り開いてきたのです。
 
 この本は、その著者が9年前くらいに書いた子育てに関する本です。
 
 普通、子育てに関する本というのは、自分のタメにはなるのですが、
 実はあまりおもしろくありません。
 
 ほとんどの場合、何らかの教育に携わる人が、

 「〜すべきではないでしょうか」
 
 といった感じで書かれている場合が多いです。
 
 最初は、この本もその手の本かと思って買ったのですが、どうも
 そうではないようです。
 
▽この本は、日記のような形で書かれています。

 おそらく著者が書いていた日記をもとに書き起こしたものだと
 思われます。
 
 内容的には、著者が40歳を前に家族(妻と4歳になる子ども)
 をつれてロンドンに移ったときの子育ての様子が書かれています。
 
 そのとき、奥さんのお腹の中には8ヶ月になる二人目の子どもが
 いました。
 
 複数の子どもがいる方は分かるかと思いますが、二人目が生まれる
 とき、一人目の子どもにとってはとても大変なことなのです。
 
 今まで親の視線が自分にしかなかったのが、突然もう一人の小さな
 存在に注がれてしまうのです。
 
 しかも、4歳というのは一番大変なのだそうです。
 
 そのような状況の中で、長男の子育てにいろいろ考え、悩む父親の
 姿が描かれています。
 
▽当時、著者はリクルートの社員であり、「企業戦士」という言葉が
 ピッタリなサラリーマンでした。
 
 日本のほとんどの父親が、同じような状況だと思います。
 
 子育ては母親がするもので、外でお金を稼いで家族を養うのが
 父親の役目だと思っている男性が日本にはたくさんいるのでは
 ないでしょうか?
 
 父親は休みの日に子どもを公園に連れて行けばそれでOK、の
 ようなことを考えていると思います。
 
 何を隠そう私がそうでした。
 
 この本は、企業戦士である著者が、海外への移住で気がついた
 父親による「子育て」とはどうすればいいのかを焦点に、著者の
 気づきが書かれています。
 
 したがって、「〜すべき」という形式では書かれていません。
 
 著者が思い悩んだことがそのまま書かれています。

▽ストーリー的にはそんなに面白くないので、著者の気づきをピック
 アップして紹介したいと思います。
 
 著者は言います。
 
 「ロンドンに来て初めて玄(息子さんの名前です)と私との本当の
 関係が始まったとも言える、それまではただ遊んであげる対象
 だった。私は子どもというおもちゃを前に父親を演じていただけで、
 一児の父ではなく、一児のサラリーマンだっただけかもしれない。
 だから初めて戸惑った。正解がない現実に恐れをなした」
 
 まったく同感です。
 
 子育てには正解がなく、親がやろうと思えば何でもできてしまい
 ます。
 
 「正解だろう」という、ある程度の方向性はありますが、それも
 親の勝手な思い込みである場合が多く、何が正解なんてことは
 分からないのです。
 
 「子育てには正解がない」ということは、父親よりもむしろ母親の
 方が日々感じていることではないでしょうか?
 
 それを全く理解してくれないのが夫、つまり父親なのです。
 
 私も3人子どもがいますが、未だに正解なんて分かりません。
 
▽著者は言います。

 「私は呪縛されていたのだ。受験によって。時代によって。社会
 によって。会社によって。そして何より、仕事そのものによって」
 
 「”早く、ちゃんと、いい子に”三拍子揃った標準的なサラリー
 マンとして」
 
 「そしてしばらくして私は、息子の玄は、この呪縛から逃して
 やりたいと強く思うようになった。私は私なりに幸福なのだから、
 同じように育てば同じような幸福が得られるかもしれない。しかし、
 子どもの個性を伸ばしてその福分の実現を願うなら、あの三つの
 呪文は邪魔になる」
 
 「これには科学的な証拠はない。私は心理学の専門家ではないし、
 教育学者でもない。それでも三つの呪縛から逃してやることが
 父の役割なのではないかと直感的に感じたのだ。それは私の古い
 ”父性”のイメージを壊し、新しいイメージへと導くキーワードの
 ようにも思われた」
 
 今でも私がどうしても言ってしまうのが「早くして」です。
 
 これは、私も気が付いたのですが早くしてどうしたいのでしょうか?
 
 別に早くしなくてもいい場面なのに、「早くして」と言ってしま
 います。
 
 家族がたくさん集まるところへ行き、まわりの会話を良く聴いて
 みると分かります。
 
 「早くしなさい!」
 「もおー、ちゃんとしてよ!」
 
 この二つは、いたる所で聴くことができます。
 
 でもよくよく考えてみると、子ども達の人生は残り約80年も
 あるのになぜ早くしなくてはならないのでしょうか?
 
 「ちゃんとする」とはどういう状態になれば良いのでしょうか?
 
 気が付いてみると、訳がわからないですね。
 
 これは単なる口ぐせなのです。
 
 自分も親から言われてきたので、自分の子どもに対しても同じ事を
 言っているだけです。
 
 著者はこのことに気が付きました。
 
 そして、自分の子どもはその三つの呪文から解放してあげようと
 思ったのです。
 
 でも、こうやって気が付ける人は幸せです。
 
 ほとんどの親は、無意識に口に出しているので気が付いていません。
 
 これは、おそらく気が付くまで世代間の連鎖が続きます。
 
▽まずは、自分の常識を疑ってみること。
 
 「なんか変だなあ?」と疑問に思うところから子育ては始まるの
 かもしれません。





 「父生術」とは、「子育てによって父親が子どもに育てられる」
 というところから命名されています。
 
 この本は、肩の凝らない子育ての本です。
 
 子育てといいつつも、父親自身が子育てによっていろいろなことに
 気が付きます。
 
 これから父親になる方、すでに父親の方、読んでみてください。
 
 ぜったい「あるある」っていうと思います。



「人たらし」のブラック心理術―初対面で100%好感を持たせる方法
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:「人たらし」のブラック心理術
 副題:初対面で100%好感を持たせる方法
 著者:内藤誼人
 出版:大和書房
 定価:1300円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4479770798/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f3639543%2f
 ビーケーワン
 http://www.bk1.co.jp/product/2593542/p-pyajimushi



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 人たらしになるための基本ルール
 第2章 会う人“すべて”に100%好印象を抱かせる方法
 第3章 人間関係の“危機的状況”をうまく乗り越える心理技法
 第4章 職場の雰囲気をガラリと変えるテクニック
 第5章 人を惹きつける「会話力」の磨き方
 第6章 人と「議論」するときに気をつけたいポイント
 第7章 ワンランク上の「人たらし」を目指すために



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■□□□
 勇気  :■□□□□
 豊かな心:■□□□□
 おすすめ:■■□□□



 この本は2005年9月に出版されています。
 
 本の帯には「10万部突破!」と書かれています。
 
 売れているようです。
 
 著者は、心理学者で「心理学系アクティビスト」と紹介されてい
 ます。



 「人たらし」にはどの様な意味があるのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)使える心理術は?



 普通に使える心理術とはどのようなものなのでしょうか?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)使える心理術は?

 「小さなことは笑い飛ばしてしまうような快活な人は、周囲の人を
 惹きつける。いつでもニコニコしている人ほど、人気者になれる。
 そのためには、自分の心の中にあるコンプレックスを払拭して、
 『自分大好き人間』にならなければならない」
 
 「人たらしになるには、まず自分自身が大好きで、自信たっぷりな
 雰囲気をぷんぷん匂わせなければならないのである」

 「人たらしは、他人をホメるのが上手である。どんな人間にも、
 ホメるべき点、愛すべき点があるものだが、それを探してあげて、
 どんどんホメてあげればよい」
 
 「ホメられれば、たいていの人は嬉しい、なぜなら、私たちには、
 基本的な欲求として、『人にホメてもらいたい』という”承認欲求”
 を持っているからである」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 子どもをホメて育ててみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「使える心理術」は?

▽「人たらし」とは、あまり使わない言葉です。

 「たらしこむ」を辞書で引いてみると、「うまくだます」と書いて
 ありました。
 
 「人たらし」とは人間をうまくだますことです。
 
 ただし、題名から推測できるような人をだますような心理術は
 書いてありません。
 
 この本に書いてあることを簡単に言うと「ちょっとした心理術を
 使って人間関係を良い方へ持って行きましょう」ということです。
 
 「ブラック」とついているから、もしかして「ワル」なのかというと
 ぜんぜんそんなことはありません。
 
▽まずは、人たらしになるための基本として、

 「何ごとにも熱中できる人は、人を惹きつける」
 
 です。
 
 私が知っている魅力的な人というのは、自分に自信を持っています。
 
 かといって、傲慢なわけではなく人一倍謙虚です。
 
 人生の荒波を乗り越えた人というのは、何か超越したところが
 あって、とても落ち着いた雰囲気があります。
 
 それでいて話をすると、実践者ですからとても話が面白いのです。
 
 逆に近寄りたくない人というのは、これも雰囲気で分かります。
 
 ドヨドヨした雰囲気がにじみ出ています。
 
 著者は言います。
 
 「小さなことは笑い飛ばしてしまうような快活な人は、周囲の人を
 惹きつける。いつでもニコニコしている人ほど、人気者になれる。
 そのためには、自分の心の中にあるコンプレックスを払拭して、
 『自分大好き人間』にならなければならない」
 
 「人たらしになるには、まず自分自身が大好きで、自信たっぷりな
 雰囲気をぷんぷん匂わせなければならないのである」
 
 自分が好きで自信を持っている人は、いつも笑顔がステキです。
 
 そして話をしてみると分かりますが、全てにおいて自分の責任で
 生きています。
 
 どういうことかというと、例えば話している中で失敗談が出てきた
 としても、絶対に他人のせいにしません。
 
 サラリーマンだと居酒屋で盛り上がる時の話のように、上司の
 悪口を言ったり、部下のできそこないを嘆いたりというのがあり
 ますが、そのような話は一切出てきません。
 
 「人生を自分で引き受けている」といった感じがします。
 
 このような人が、人を惹きつけまわりに優秀な人たちがたくさん
 集まってくるのです。
 
 私に欠けている素質です。
 
 そしてほとんどの場合、このような人は自分のビジネスを持って
 いて、自分の仕事が大好きで、熱中しています。
 
 何ごとにも熱中できる人は、人を惹きつけるのです。
 
▽次に会話のテクニックについて一つ紹介します。

 人と話をするときには人をホメなさい、というのはよく聞く話です。
 
 子育てをするときも、ホメて育てなさいと言われます。
 
 なかなかそれができないのが現実ではあるのですが...
 
 人をホメると、ホメられた人は、たとえお世辞だと分かっていても
 うれしいのです。
 
 著者は言います。
 
 「人たらしは、他人をホメるのが上手である。どんな人間にも、
 ホメるべき点、愛すべき点があるものだが、それを探してあげて、
 どんどんホメてあげればよい」
 
 「ホメられれば、たいていの人は嬉しい、なぜなら、私たちには、
 基本的な欲求として、『人にホメてもらいたい』という”承認欲求”
 を持っているからである」
 
 そして、誉めるときは”感嘆”の言葉が効果があります。
 
 「すごいなぁ」「なるほどなぁ」「いや、うまいなぁ」等です。
 
 さらに、感嘆の言葉を使うときに効果的なのは、セリフを伸ばす
 ようにします。
 
 「すっごいな〜〜ぁ」「な〜〜るほど」「いや〜〜〜ぁ、うっまいな〜」
 等です。
 
 今度どこかで使ってみます。





 この本は、昔からあるちょっとした会話術の本です。
 
 この手の本は実はたくさん出版されていて、本屋さんで心理学系の
 棚に行くと、たくさん並んでいます。
 
 売れている理由は、おそらく、題名に引かれて買った人がたくさん
 いたからではないでしょうか。
 
 実は、たくさん売れる本は万人受けする毒の無い本なのです。
 
 ただ、知らないよりは知っておいた方が良い会話術がたくさん
 書かれています。
 
 本屋さんに行って、目次を眺めるだけでも書いてあることがわ
 かります。



ウエディング・マニア―ダイアナなあなたの心の落とし穴
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:ウエディング・マニア
 副題:ダイアナなあなたの心の落とし穴
 著者:香山リカ
 出版:筑摩書房
 定価:1400円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4480842519/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1110201%2f
 ビーケーワン
 http://www.bk1.co.jp/product/1708144/p-pyajimushi



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 私は、女に生まれてしまった
 第2章 結婚―すべての答えはその中に?
 第3章 どうしてそんなに走り続けるの?
 第4章 拒食・過食の原因は、ダイエットだけじゃない
 第5章 私はだれに依存したいのだろう
 第6章 落とし穴にハマらないための処方箋



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は1999年11月に出版されています。
 
 著者は精神科医で臨床経験を生かし、各種メディアで現代社会の
 様々な問題に発言を続けているそうです。
 
 著書も多数あります。



 ウエディングは普通マニアにはならないような気がしますが...



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)ウエディング・マニアとは何か?
 2)今時の女性たちの結婚願望とは?



 こころの仕組みは複雑です。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)ウエディング・マニアとは何か?

 「『私には結婚なんかとてもできそうにない・・・、でもそんなに
 不思議なものだとしたら、なんとかして一度はしてみたい・・・』と、
 結婚が『目の前にそびえるエベレスト』みたいな気になり始めたら、
 もう立派なウエディング・マニア。つまり、結婚幻想病です」

 「ウエディング・マニアに人たちは、結婚のことを考えながらも
 実は、決して結婚そのものを見ているわけではありません。その人
 たちは結婚という名のスクリーンに、自分自身や両親との関係の
 問題を移し出し、それを見て『むずかしい、わからない・・・』と
 言っているだけなのです」
 
 「もっと簡単に言えば、結婚が謎めいているのではなく、謎は
 あくまで自分の方にある、ということです。『結婚したいのに
 できない!』という叫びは、『私のことがどうしてもわからない!』
 と翻訳することもできます」


 2)今時の女性たちの結婚願望とは?

 「彼女たちの結婚願望は『そうでもしなけでば、この広大なこころ
 の穴は埋められないから』というところから来ているのであって、
 『優しい人と和やかな家庭を作りたいな』という従来の”結婚願望”
 とはまったく異なるものなのです」
 
 「だから、現実に結婚が決まりそうになると、『やっぱりこの人
 じゃない』と断ってしまったり、式場まで予約してからドタキャン
 してしまったり、というように『スルリと逃げたくなる』ことも
 少なくありません」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 結婚の幸せについて考えてみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「ウエディング・マニア」とはどういうことなのでしょうか?

▽「マニア」を国語辞典で引いてみると、

 「物事に熱中していること(人)、熱狂(者)」
 
 と書いてあります。
 
 ウエディング・マニアとは単に結婚願望が強い人のことを言って
 いるのでしょうか?
 
 普通、恋愛している時というのは、その人が結婚する対象のひと
 でなければ、実はそんなに長くは付き合いません。
 
 例外はあると思いますが...
 
 5年も6年も付き合っていると、ほとんどの場合は結婚するの
 ではないでしょうか?
 
 というよりも、「結婚という制度」利用していないだけで、実質的
 に結婚しているのと同じなのではないでしょうか?
 
 短期間で終了する恋愛ばかりを体験している人にとって、結婚
 して何年も経っている人を見ると、「結婚は自分には想像もつか
 ないような魔法や秘密がひそんでいるのだ」と結婚が偉大なものに
 見えてくるそうです。
 
 私も結婚する前はそう思ってました。
 
 どうすれば、同じ女性と何年も何年も同じ屋根の下で暮らせるの
 だろうか?
 
 本気でそう思ってました。
 
 著者は言います。
 
 「『私には結婚なんかとてもできそうにない・・・、でもそんなに
 不思議なものだとしたら、なんとかして一度はしてみたい・・・』と、
 結婚が『目の前にそびえるエベレスト』みたいな気になり始めたら、
 もう立派なウエディング・マニア。つまり、結婚幻想病です」
 
 結婚前の男女は何かと幻想を抱きがちです。
 
 「結婚が人生のゴールで、そこには幸せが待っている」
 
 そう幻想を抱いている女性(もしくは男性)も多いかと思います。
 
 斎藤一人さんの話では、「結婚式が試合開始のゴング」になります。
 
 でも実際結婚してみると、「失うものもあるけども、得るものも
 多い」、「嫌なこともあるけども、嬉しいことも多い」という
 感じで、私の場合はプラス・マイナスを考えると、だんぜんプラス
 が多いような気がします。
 
 嫁さんはどう思っているか、聞くのが怖いですが...(笑)
 
▽著者はウエディング・マニアの人たちは、結婚のことを考えつつも
 実は、結婚そのものを見ているわけではないと言います。
 
 「ウエディング・マニアに人たちは、結婚のことを考えながらも
 実は、決して結婚そのものを見ているわけではありません。その人
 たちは結婚という名のスクリーンに、自分自身や両親との関係の
 問題を移し出し、それを見て『むずかしい、わからない・・・』と
 言っているだけなのです」
 
 「もっと簡単に言えば、結婚が謎めいているのではなく、謎は
 あくまで自分の方にある、ということです。『結婚したいのに
 できない!』という叫びは、『私のことがどうしてもわからない!』
 と翻訳することもできます」
 
 確かに、自分の両親の結婚が上手くいっていないのであれば、
 結婚にはあまり良いイメージを持てないかもしれません。
 
 子どもの頃に無意識の領域に焼き付いた、両親の関係や、両親と
 自分の関係が、結婚という事象を前にしたときに、理由は分から
 ないけど何か不安になってしまうのです。
 
 ウエディング・マニアは結婚問題と、自分問題を混同してしまう
 のです。


●「今時の女性たちの結婚願望」とはどのようなものなのでしょうか?

▽20年くらい前、女性に対して「理想の男性像」はと聞くと、
 背が高いこと、学歴が高いこと、収入が高いこと、のいわゆる
 「3高」が定番でした。
 
 現実的には、そんな男性はめったにいなかったのですが、それでも
 そういう男性を目標に生きていた女性がたくさんいました。
 
 そして、現在「理想の男性は?」と聞くと、「条件はない」という
 回答が返ってくるそうです。
 
 条件はないけど、『価値観が同じ人』『自分のことを分かって
 くれる人』『こころを本当に満たしてくれる人』という抽象的な
 ことを口にするそうです。
 
 「価値観が同じ人」はなかなかいません。
 
 それよりも、「金銭感覚が同じ人」のほうがはるかに大事です。
 
 「自分のことを分かってくれる人」は絶対にいません。
 
 自分のことが分かるのは、親でもなく恋人でもなく、パートナー
 でもありません。
 
 自分しかいないのです。
 
 そして、「こころを本当に満たしてくれる人」というのも、絶対に
 いないのです。
 
 自分のこころを本当に満たしてくれるのは自分以外にいません。
 
 このような願望を持っている人たちは、結婚が決まるのは早い
 ですが、実際に結婚がきまると逃げる人もいるそうです。
 
 著者は言います。
 
 「彼女たちの結婚願望は『そうでもしなけでば、この広大なこころ
 の穴は埋められないから』というところから来ているのであって、
 『優しい人と和やかな家庭を作りたいな』という従来の”結婚願望”
 とはまったく異なるものなのです」
 
 「だから、現実に結婚が決まりそうになると、『やっぱりこの人
 じゃない』と断ってしまったり、式場まで予約してからドタキャン
 してしまったり、というように『スルリと逃げたくなる』ことも
 少なくありません」
 
 満たさなければならないものは別のところにあるのです。





 この本は、故イギリス皇太子妃のダイアナさんの精神分析を通して、
 主に女性の心の問題について書かれています。
 
 ダイアナ妃に関することは、どこまでが本当で、どこまでが嘘なの
 か分からないので、真実は分かりません。
 
 ただ、何がしかの心の問題を抱えていたことは確かなようです。
 
 結婚は「修行の場」がピッタリくると思います。
 
 それを、辛い修行にするのか、楽しい修行にするのかは、その
 人達のやり方次第だと思います。



人はどうして死にたがるのか 「自殺したい」が「生きよう」に変わる瞬間
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:人はどうして死にたがるのか
 副題:「自殺したい」が「生きよう」に変わる瞬間
 著者:下園壮太
 出版:文芸社
 定価:1500円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4835572033/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1628226%2f
 ビーケーワン
 http://www.bk1.co.jp/product/2395341/p-pyajimushi



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 なぜ人は死にたくなるほど苦しむの
 うつ状態とはなにか
  1.感情のプログラム
  2.うつとは、驚き、怒り、不安、悲しみがいっせい発動した状態
  3.感情のプログラムをいっせい発動させた精神疲労の蓄積
  4.苦しみのプログラムの誤作動が対処を遅らせる
  5.精神疲労を引き起こす病気や怪我もある
  6.うつ状態のまとめ
 死にたくなる気持ち
  1.あきらめと絶望のルート
  2.さまざまな「死にたい」気持ち
 どのように誤作動を防止するか
  1.苦しさが続いている人へ
  2.死にたい気持ちが生じている人へ
  3.愛する人の“死にたい気持ち”を察知したあなたに
  4.回復期の乗り切り方
  5.回復期を支えるあなたに
 必ず良くなる



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :■■■□□
 豊かな心:■■□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は2003年12月に出版されています。
 
 著者は陸上自衛隊に入隊後、衛生学校で衛生科隊員(医師・看護師等)
 にメンタルヘルス、自殺防止、カウンセリングなどを教育中、と
 紹介されています。
 
 著書も何冊かあります。



 今のところ私にはあまり関係がありません。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)なぜ人は死にたくなるのか?
 2)愛する人の死にたい気持ちを察知したらどうすればいいのか?



 死にたくなる人の気持ちが少しでも分かるでしょうか?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)なぜ人は死にたくなるのか?

 「ほとんどの場合、人が自殺しようとするときは、いわゆる
 ”うつ状態”にあるということです。それは私だけの認識では
 なく、これまで自殺を綿密に調査してきた多くの研究でも繰り
 返し報告されていることです」

 「”感情のプログラム”とは、生命の非常事態対処プログラムの
 ことです。本来は生命の危険からあなたを救ってくれるとても
 ありがたいプログラムなのですが、これが、その発動の時期と
 程度を誤って発動してしまうために、さまざまな不調が生じて
 いるのです」

 1.驚きのプログラム
 2.怒りのプログラム
 3.不安のプログラム
 4.悲しみのプログラム

 「疲労、疲労といっても、自分は疲れるようなことはなにもして
 いない、そんな声が聞こえてきそうです。実はここで問題にして
 いるのは、過酷な労働による肉体的な疲労感ではなく、じわじわと
 蓄積する”精神疲労”のほうなのです」

 「うつ状態とは、死にたい気持ちが生じる準備状態のようなもの
 です。うつ状態で、さらにエネルギーを消耗すると、いよいよ
 感情のプログラムの最終プログラムともいえる、”生をあきらめる
 プログラム”と”絶望のプログラム”が誤動作をはじめます」


 2)愛する人の死にたい気持ちを察知したらどうすればいいのか?

 「●もっと知りたい方のために」を参照下さい。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 うつ病についてもう少し勉強してみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「なぜ人は死にたくなる」のでしょうか?

▽日本の自殺者数は1998年から3万人を突破しているそうです。

 平成18年の交通事故による死亡者数が6352名とのことなので
 交通事故で亡くなる人よりはるかに多い人数となっています。
 
 私の身近な人で自殺した人がいないので、自殺する人の状況という
 のがぜんぜん解りません。
 
 自分について思い出してみると、仕事でつらい時期もありましたが、
 まだ普通の状態の時に「このままではダメだ」と察して、転職
 しました。
 
 個人的には一度も死にたいと思ったことはありません。
 
 したがって、当然死にたい人の気持ちなんて少しも解りません。
 
 今のところ、生きている方が楽しいです。
 
▽では、どうして人は死にたくなるのでしょうか?

 著者は次のように言います。
 
 「ほとんどの場合、人が自殺しようとするときは、いわゆる
 ”うつ状態”にあるということです。それは私だけの認識では
 なく、これまで自殺を綿密に調査してきた多くの研究でも繰り
 返し報告されていることです」
 
 自殺の原因はほとんどが「うつ病」のようです。
 
 うつ状態とはどのようなものなのか、本にはうつ状態の症状が
 箇条書きで書かれています。
 
 ここでは、紹介しませんが、うれしいことに、私は一つも該当
 しません。
 
 著者は「うつ状態」を「感情のプログラムが誤動作している状態」
 と書いています。
 
 著者は言います。
 
 「”感情のプログラム”とは、生命の非常事態対処プログラムの
 ことです。本来は生命の危険からあなたを救ってくれるとても
 ありがたいプログラムなのですが、これが、その発動の時期と
 程度を誤って発動してしまうために、さまざまな不調が生じて
 いるのです」
 
▽では、その感情のプログラムとはどのようなものなのでしょうか?
 
 著者によると、感情のプログラムは以下のように4つに分けられる
 そうです。
 
 1.驚きのプログラム
 2.怒りのプログラム
 3.不安のプログラム
 4.悲しみのプログラム
 
 詳細は解説しませんが、いずれのプログラムも人間にとって必要な
 プログラムなのです。
 
 そして、うつ状態とはこれらのプログラムが全て発動している
 状態なのです。
 
▽これらの感情のプログラムを発動するきっかけというのは、著者
 によると「疲労」なのだそうです。
 
 「疲労、疲労といっても、自分は疲れるようなことはなにもして
 いない、そんな声が聞こえてきそうです。実はここで問題にして
 いるのは、過酷な労働による肉体的な疲労感ではなく、じわじわと
 蓄積する”精神疲労”のほうなのです」
 
 そして、現代社会に生きる我々は「精神疲労」が蓄積しやすい
 そうです。
 
▽これらの感情プログラムが誤動作を起こしたとしても、普通は
 「死にたい」という気持ちにはならないそうです。
 
 著者は言います。
 
 「うつ状態とは、死にたい気持ちが生じる準備状態のようなもの
 です。うつ状態で、さらにエネルギーを消耗すると、いよいよ
 感情のプログラムの最終プログラムともいえる、”生をあきらめる
 プログラム”と”絶望のプログラム”が誤動作をはじめます」
 
 上記した4つの感情プログラムの他に、二つのプログラムが誤動作
 を起こし、人は「死にたくなる」のです。


●「愛する人の死にたい気持ちを察知したらどうすればいい」ので
 しょうか?
 
▽原因がいくらわかったところで、気が付いたときには遅いです。

 死にたい人がこの本をよむことは、おそらくありません。
 
 何もしたくない人が、本屋さんに行って、この本を買って、本を
 読むとは思えないのです。
 
 状況的には、死にたい人の周りにいる人たちが気づいてあげな
 ければならないのです。
 
 ここでは、「愛している人が自殺するかもしれないと感じたとき」
 に、どのように対処すればいいのかを箇条書きにします。
 
 ・愛する人がいつもと違うことに気がついたら、「様子を見る」
  ということはしてはいけません。もしかしたら愛する人を救える
  最後のチャンスかもしれません。
  
 ・愛する人が悩んでいても、悩みを解決してあげようとしては
  いけません。愛する人を問いつめることになります。あなたが
  熱心に説得すればするほど、愛する人は困ってしまいます。
  
 ・悩みの原因を追及するより、愛する人がどれほど苦しんでいる
  かについて観察することが必要です。
  
 ・もっとも重要なのは、十分に時間を取って(3時間)、あなたの
  愛する人の話を聞くことです。そして、「何に悩んでいるのか?」
  は聞くのではなく、「どのように苦しいのか、どれぐらい苦しい
  のか」という「苦しみの状態」を聞くことから始めます。
  
  話を聞くときに、相手が使った言葉をそのまま使って、確認し
  ながら聞きます。このときは相手の話のスピードに合わせて
  話します。
  
  また、相手の目を見て話してはいけません。正面に座るより、
  斜めか同じ方向に座るようにします。
  
  そして、精神科への通院を勧めて下さい。





 この本には、人間がうつ状態に陥るメカニズムと、そこから死を
 考えるまでのメカニズムが詳細に書かれています。
 
 原始時代には、自分を守るためのプログラムだったのですが、
 現代人は、そのプログラムが誤動作を起こしているのです。
 
 そして、この本のすばらしいところは、死にたい人へ向けた対処
 の方法と、愛する人が死を考えている場合の対処の方法が詳細に
 書かれていることです。
 
 私たちが悩みを打ち明けられたとき、どうしてもアドバイスを
 してしまいがちですが、死にたい人へのアドバイスはムチ打つ
 ことになってしまいます。
 
 もし、身近な人に悩んでいる人がいるのであれば、とにかく話を
 聞いてあげて下さい。
 
 そして、もし余裕があるのなら、この本を読んでみて下さい。
 
 きっと、何かの役に立つと思います。



夢に一歩近づく仕事 遠のく仕事
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:夢に一歩近づく仕事遠のく仕事
 著者:ディック・J・ライダー、デイブ・A・サピーロ
 出版:サンマーク出版
 定価:629円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4763181998/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f3583922%2f
 ビーケーワン
 http://www.bk1.co.jp/product/2557612/p-pyajimushi



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 はじめに 抜け出せないなら進むだけ
 第1章 大きくなったらなんになる?
 第2章 眠っている天職はなんだろう?
 第3章 今の仕事は天職だろうか?
 第4章 情熱―呼びかけつづけるのは何か?
 第5章 価値観―本当に大事なのはなんだろうか?
 第6章 どうすればやりたいことができるのだろうか?
 第7章 あとに遺すもの―呼びかけに応えただろうか?




──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■■■□□
 豊かな心:■■□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は2005年6月に出版されています。
 
 元もとは2002年8月に「人生に必要な荷物いらない荷物2」
 として単行本で同じサンマーク出版から出されています。
 
 著者の一人ディック・J・ライダーは紹介文によると、個人および
 企業・組織にむけ、キャリアとライフスタイル作りの戦略を提供
 する専門家とあります。
 
 著書も多数あるそうです。
 
 もう一人の著者デイブ・A・サピーロは、子ども達に哲学を教える
 かたわら、執筆活動を続けている方です。



 自分にとっての天職とはどのようなものなのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)「天職とは内なる呼びかけ」とは?



 自分の天職はどうすれば分かるのでしょうか?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)「天職とは内なる呼びかけ」とは?

 「言葉の意味を見てもわかるとおり、天職=呼びかけ(calling)
 とは精神的な概念である。私たちは一人残らず、生まれるときに、
 この地球上での使命を果たすための才能を天から与えられている
 という考え方に根ざすものだ。天職が呼ぶ声は、自分自身より
 ずっと大きく、強力な源からやってくると言える」

 ・電話は書ける人がいるから鳴る。天職にも、呼びかける源がある。
 ・電話は出るまで鳴りつづける。天職も呼びかけつづける。
 ・電話は個人にかかってくる。天職も個人に呼びかける。
 ・電話は長距離からもかかる。天職も遠くから来る。


──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 自分の才能についてもう一度考えてみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「天職とは内なる呼びかけ」とはどういうことなのでしょうか?

▽最近はあまり「天職」を探すことがなくなりました。

 以前は「自分はこの世で何をすべきか?」という問いの答えを
 見つけ出し、それを一生の仕事にしなければ、といつも考えていた
 のです。
 
 しかし、これは「幸せの青い鳥探し」と同じで、いつまで経っても
 回答は得られません。
 
 天職は自分の外側にはなく、自分の内側にあるのです。
 
 ただ、それを思い出すだけなのです。
 
 じゃあそれを思い出したのかと言われると、まだどうもよく分かり
 ません。
 
 ただ、以前ほど焦ってはいません。
 
▽仕事は、サラリーマンだと一日24時間のうち、最低でも約8時間
 拘束されます。
 
 一日の3分の1を仕事に費やすことになります。
 
 仕事が忙しいと一日8時間では済まなくなります。
 
 このような長時間自分にとって「嫌いな仕事」をすることほど
 つらいことはありません。
 
 しかし、「嫌い」とまではいかなくても、楽しく仕事をしている人
 は世の中にどのくらいいるでしょうか?
 
 一番良いのは、仕事が楽しいこと。
 
 この本の表現を使うと「口笛を吹きながら」仕事をしていること
 です。
 
 つまり自分にとっての「天職」を仕事にすることがベストです。
 
▽「天職」とは英語で「calling」というそうです。

 「calling」とは、呼びかけ・呼ぶこと・招待・神のお召しいった
 意味もあるそうです。
 
 著者は言います。
 
 「言葉の意味を見てもわかるとおり、天職=呼びかけ(calling)
 とは精神的な概念である。私たちは一人残らず、生まれるときに、
 この地球上での使命を果たすための才能を天から与えられている
 という考え方に根ざすものだ。天職が呼ぶ声は、自分自身より
 ずっと大きく、強力な源からやってくると言える」
 
 なかなか夢のある説明です。
 
 私たちは生まれるときにこの世で果たすべき使命があって、それを
 するために才能が与えられているのです。
 
▽そこで著者は「電話と同じくらい簡単に天職=呼びかけ」を理解
 するために、次の4原則をあげています。
 
 ・電話は書ける人がいるから鳴る。天職にも、呼びかける源がある。
 
  自分を呼んでいるものに耳を傾けよう。あなたの仕事を、あなた
  の最も深い信念に照らし合わせて考えてみよう。持って生まれた
  才能を有意義にこの世に役立てたいという内なる欲求に対して、
  心を開くのだ。
  
 ・電話は出るまで鳴りつづける。天職も呼びかけつづける。
 
  自分の人生に流れている一貫したテーマを見れば、わかってくる。
  いつまでも情熱を燃やし続けている物事や、この世の中で絶対に
  行われるべきだと思っている仕事である。
 
 ・電話は個人にかかってくる。天職も個人に呼びかける。
 
  天職に従うとは、「地球上の生きとし生けるもの、ほかのだれ
  とも違う、自分にしかできない何かをするために生まれてきた」
  と悟ることである
 
 ・電話は長距離からもかかる。天職も遠くから来る。
 
  長年にわたって天職を実際の形にしていくなかから、人生全体の
  意味が明らかになる。そうして天職は、自分がこの世に残して
  いくもの、言葉を換えれば、その人がこの世を去ったあとも
  人々に影響を与え続けるものを次々と生み出す源となるのだ。
 
▽天職は探すものではなく「気づくもの」なのです。

 そして、最初の一歩は「大きくなったら、何になる?」という
 問いです。
 
 ここに天職のルーツがあるのです。
 
 でも、子どもの頃って何になりたかったのだろう?





 この本は、天職について事例を含めてかなり具体的に書かれてい
 ます。
 
 ほとんどの人は、仕事は多かれ少なかれ嫌いなこともやらなければ
 ならない、と思っています。
 
 「そんなぜいたくは言ってられない。お金をもらえるだけありが
 たいと思わなきゃ」
 
 私もその一人でした。
 
 そうやって、自分に合わない仕事をして、身体を壊し、最終的に
 心まで壊していたら、せっかくの楽しいはずの人生がつらい人生に
 なってしまいます。
 
 仕事は、しかたなくやるものではなく、積極的に楽しくするもの
 だと思います。
 
 「じゃあ、おまえはどうなんだ?」と聞かれると、今は半々です。
 
 好きなことをしている時期もあれば、嫌いではないけれど好きでも
 ない仕事をしている時期もあります。
 
 好きなことをしている時期は、一日があっという間に終わります。
 
 それが天職かどうか確信は無いですが、近いものだと思ってます。



人生の悲劇は「よい子」に始まる―見せかけの性格が抱える問題
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:人生の悲劇は「よい子」に始まる
 副題:見せかけの性格が抱える問題
 著者:加藤諦三
 出版:PHP文庫
 定価:467円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4569565824/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f633203%2f
 ビーケーワン
 http://www.bk1.co.jp/product/1042684/p-pyajimushi



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 プロローグ 幼い頃の心の傷が一生を支配する
 1章 なぜ「よい子」が問題なのか
 2章 過剰な愛と支配欲
 3章 不安が心の病を引き起こす
 4章 見せかけだけの適応
 5章 もう一人の自分に隠された欲望
 6章 自己の消滅と愛情要求
 7章 無私の親とよい子の地獄
 8章 自我の確立を求めて
 エピローグ 親が子供にしてやれる最も素晴らしいこと



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :■■□□□
 豊かな心:■■□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は1994年1月に出版されています。
 
 元々は、1990年9月に単行本が出版されていて、その文庫版に
 なります。
 
 著者は、まだ読んでない本が本棚にたくさん並んでいる加藤諦三さん
 です。



 「よい子」は何が問題なのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)なぜ「よい子」は悲劇なのか?



 「よい子」になってしまう原因も親にあるようです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)なぜ「よい子」は悲劇なのか?

 「小さい頃を思い出してみよう。それでも家の手伝いをしたりして、
 ほめられた経験があるはずだ。弟の世話をすると誉められる。
 庭の掃除をすると誉められる。親の虚栄心を満たしたときも同じだ。
 成績がいいと親が嬉しがる、運動会で優勝すると親が喜ぶ、自慢の
 種になると可愛がられる」
 
 「しかし、ここには問題が潜んでいる。そのように親の役に立つ時
 だけ、親の虚勢心を満たさせた時だけ、ほめられると、子どもは
 そうでない時の自分は意味がないのだと感じるようになる。役に
 立たない、自慢されない自分は、愛されるはずはないと思い込んで
 しまうのだ」

 「この傾向は、大人になるにつれ、さらに拡大されていく。人に
 愛されるためには、相手の虚栄心を満足させなければならない。
 何か相手の役に立たなければいけないと思い込む。ただ一緒にいる
 ことがお互いに意味があるのだ、ということが理解できない。
 それでは何か落ち着かない、相手に申し訳ないような気持ちに
 なってしまうのだ」

 「心理的に未成熟な人が、気に入られたい、評価されたいという
 動機から相手の役に立とうとすると、どういても恩着せがましく
 なる。それでは、相手も何となく不愉快なだけである。自分が
 こんなにしているのだということを、誇示されるからである」

 「情緒的に未成熟な親の元で育った人は、他人のお気に入りに
 なることこそが、人から認められてもらう方法だと信じてしまう。
 ありのままの自分では、だれも好きになってはくれない、そう思い
 込んでしまうのである。こうして自分を偽り始め、ついには実際の
 自分がわからなくなってしまう」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 親である自分をもう一度見つめ直してみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「なぜ『よい子』は悲劇」なのでしょうか?

▽子どもを育てたことがある方は分かると思いますが、できること
 なら、自分の子どもは親に従順ないわゆる「よい子」、「手の
 かからない子」でいて欲しいと思います。
 
 それほど子どもというのは手のかかる存在です。
 
 「育児ノイローゼ」とか「幼児虐待」といった言葉を聞くと、
 子育ての大変さが分かると思います。
 
 子どもを育てるということは、親にとってストレスが溜まること
 なのです。
 
 それが親にとっては、学びでもあるのですが...
 
 そのような状況の中で「よい子、手のかからない子」というのは
 親にとってみると育てるのにとても楽な存在です。
 
▽しかし、「よい子」であるということはそれなりの原因があるの
 です。
 
 著者は言います。
 
 「小さい頃を思い出してみよう。それでも家の手伝いをしたりして、
 ほめられた経験があるはずだ。弟の世話をすると誉められる。
 庭の掃除をすると誉められる。親の虚栄心を満たしたときも同じだ。
 成績がいいと親が嬉しがる、運動会で優勝すると親が喜ぶ、自慢の
 種になると可愛がられる」
 
 「しかし、ここには問題が潜んでいる。そのように親の役に立つ時
 だけ、親の虚勢心を満たさせた時だけ、ほめられると、子どもは
 そうでない時の自分は意味がないのだと感じるようになる。役に
 立たない、自慢されない自分は、愛されるはずはないと思い込んで
 しまうのだ」
 
 子どもというのは、ほめられるのが大好きです。
 
 公園の砂場にいって3、4歳くらいの子が遊んでいる所で、少し
 だけほめてあげると、ニコニコしながらとても嬉しそうに説明を
 始めます。
 
 「これも作ったんだよ」と自慢してくれます。
 
 これは、3、4歳の子どもでなくても同じです。
 
 大人になっても、例えお世辞だと分かっていてもほめられると
 嬉しいです。
 
 その「ほめる」という行為が、無条件に行われるものであれば
 何も問題がないのですが、上記したように「親の役に立つときだけ」
 「親の虚栄心を満たしたときだけ」誉められて育つと、子どもは
 「自分は条件付でないと誉められない」と思うようになってしまう
 のです。
 
 すると、子どもはいつも親の心を読んで行動するようになります。
 
 子どもは褒めてもらうのが好きですから、親にほめてもらいたくて、
 親がほめてくれるようなことをするようになります。
 
▽こうやって育てられた子どもは、大人になっても同じような行動を
 とるようになります。
 
 著者は言います。
 
 「この傾向は、大人になるにつれ、さらに拡大されていく。人に
 愛されるためには、相手の虚栄心を満足させなければならない。
 何か相手の役に立たなければいけないと思い込む。ただ一緒にいる
 ことがお互いに意味があるのだ、ということが理解できない。
 それでは何か落ち着かない、相手に申し訳ないような気持ちに
 なってしまうのだ」
 
 このような大人になると、相手の好意が欲しいから一生懸命つくす
 ようになります。
 
 しかし、子どものときのように親はほめてくれません。
 
 すると、
 
 「私がこんなに尽くしているのに」
 
 とか
 
 「俺がここまで犠牲になって家のことをしているのに、何で
 お前は...」
 
 となってしまうのです。
 
 著者は言います。
 
 「心理的に未成熟な人が、気に入られたい、評価されたいという
 動機から相手の役に立とうとすると、どういても恩着せがましく
 なる。それでは、相手も何となく不愉快なだけである。自分が
 こんなにしているのだということを、誇示されるからである」
 
 確かに、私のまわりにもこのような大人はいます。
 
▽著者は言います。

 「情緒的に未成熟な親の元で育った人は、他人のお気に入りに
 なることこそが、人から認められてもらう方法だと信じてしまう。
 ありのままの自分では、だれも好きになってはくれない、そう思い
 込んでしまうのである。こうして自分を偽り始め、ついには実際の
 自分がわからなくなってしまう」
 
 大人になって、たとえ表面上は「そんなことはない」と思ってい
 ても、幼少期に植え付けられた心の傷は、無意識の領域に追い
 やられています。
 
 したがって、自分では意識しないうちに毎回同じようなパターンを
 選んで行動してしまうのです。
 
 そして、そのことに気がつかなければ死ぬまで同じパターンを
 繰り返すのです。
 
 人の心というのは、なかなか奥が深いです。





 この本には、「よい子」として育った子どもと、大人になった
 時の行動パターン、そして、そういう子どもを育ててしまう親の
 性格等が詳細に説明されています。
 
 別の著書にも出てきますが、著者自身が子どもの頃は「従順なよい子」
 だったそうです。
 
 それだけでに、文章にも熱がこもっているような気がします。
 
 もし、自分の子どもが「よい子」であるならば、まず自分を疑って
 みてください。