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人生を成功に導く読書術! 〜豊かな人生研究委員会〜
家族の中の心の病―「よい子」たちの過食と拒食
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:家族の中の心の病
 副題:「よい子」たちの過食と拒食
 著者:斎藤学
 出版:講談社+α文庫
 定価:680円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4062561859/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 ビーケーワン
 http://www.bk1.co.jp/product/1433465/p-pyajimushi



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 過食と拒食は「一枚のコインの裏表」
 第2章 うまく生きられない「よい子」たち
 第3章 「私」と「心の中の私」の対話
 第4章 「よい子」を演じる娘たち
 第5章 「やけ食い」にすり替えられたもの
 第6章 「親」が変われば「娘」も変わる
 第7章 性的トラウマをひきずって
 第8章 「壊れつつある家族」を「壊れない家族」に
 第9章 「いいかげん」に生きてみよう



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :■□□□□
 豊かな心:■■■□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は1997年2月に出版されています。
 
 元は1993年5月に「生きるのが怖い少女たち」という題で出版
 されたのを文庫版にしたものです。
 
 著者は、先日このメルマガで紹介した「家族という名の孤独」と
 いう本を書いた方です。
 
 精神科医で、アルコール依存、児童虐待、過食症、拒食症などに
 取り組み、これらの依存症に悩む人たちのための自助グループなど
 を援助しているそうです。



 身近に拒食症、過食症で悩む人はいませんが、この心の病も大変な
 ようです。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)過食・拒食に悩む人のタイプとは?



 過食と拒食も、原因は親との関係にあるようです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)過食・拒食に悩む人のタイプとは?

 「痩身願望の強い摂食障害の女性たちというのは、ほぼ例外なく、
 学校時代に知的な面である種の成功をおさめてきた人々である」
 
 「長い学生時代を通じて、成績はトップか、それに近いところを
 維持し続けてきた人が多く、それに応じて、家族の、とくにその
 母親の期待を担ってきた」

 「その期待とは、一世代前のような『よい妻、よい母』になる
 ことにとどまらず、社会でひとかどの仕事をすることにまでおよぶ
 から、たいへんだ。期待を抱かれない、『平凡な娘』であれば、
 こんな重荷を担わされずにすんだであろう。また、もし家族の期待
 など蹴飛ばせる精神力の持ち主なら、問題はなかったろう」
 
 「気の毒に彼女たちは、すべて、親の期待を誘ってしまうほどの
 頑張り屋という強い面を持ちながら、親の期待に過度に気を遣う
 弱さを持った『よい子』なのである」

 「こうした少女たちの頑張りは『親の期待』をエネルギーにした
 ものなので、自分というものに目覚めるようになると息切れして
 しまう」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 自分を顧みてみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「過食・拒食に悩む人のタイプ」とはどのようなタイプなので
 しょうか?
 
▽私は「家族」とは、どの家庭でも世の中で一番心が安まる場所だと
 思っていました。
 
 私の親と兄弟、そして自分の嫁さんと子どもたち、そこは仕事で
 いくら疲れて家に帰ってきたとしても、帰ってきたとたんに癒さ
 れる場所だと思っていました。
 
 事実、いろいろな家族関係の本を読むようになっても、私の家族は
 私が考える限り普通だと思っています。
 
 しかし、子育てをしているのは、多かれ少なかれ生き方に悩んで
 いる未熟な人間なのです。
 
▽「普通だよな?」と思って客観的に自分を見てみると、子どもたちが
 かわいそうになってきました。
 
 人生で何を実現したいのかよく分かっていない親と一緒にいる
 ことによって、そこから生き方を習っているのです。
 
 そして、そんな親の「理不尽な怒り」に生命の危険を感じつつ、
 子どもたちはけなげにも成長していかなければならないのです。
 
 しかし、人間はそうやって、精神的に未熟な親に育てられながら
 生命をつないできたのです。
 
▽そして、今回紹介する本のメインテーマである「拒食症」と
 「過食症」も原因をただると、自分の親との関係の中に発見できる
 のです。
 
 過食症や拒食症には、なりやすいタイプというのがあります。
 
 「痩身願望の強い摂食障害の女性たちというのは、ほぼ例外なく、
 学校時代に知的な面である種の成功をおさめてきた人々である」
 
 「長い学生時代を通じて、成績はトップか、それに近いところを
 維持し続けてきた人が多く、それに応じて、家族の、とくにその
 母親の期待を担ってきた」
 
 過食症や拒食症になる人のほとんどは女性です。
 
 ここで問われているのは「母と娘の関係」です。
 
 著者は言います。
 
 「その期待とは、一世代前のような『よい妻、よい母』になる
 ことにとどまらず、社会でひとかどの仕事をすることにまでおよぶ
 から、たいへんだ。期待を抱かれない、『平凡な娘』であれば、
 こんな重荷を担わされずにすんだであろう。また、もし家族の期待
 など蹴飛ばせる精神力の持ち主なら、問題はなかったろう」
 
 「気の毒に彼女たちは、すべて、親の期待を誘ってしまうほどの
 頑張り屋という強い面を持ちながら、親の期待に過度に気を遣う
 弱さを持った『よい子』なのである」
 
 親に何らかの「劣等感」があると、親はそれを無意識のうちに、
 自分の子どもに押しつけます。
 
 自分が実現できなかったことを、自分の子どもを利用することに
 よって満足させようとするのです。
 
 「〜スクール」とか「塾」など、子ども自身が楽しんで自主的に
 やっているものならとにかく、ほとんどの場合は親の勝手な期待を
 一身に背負った子どもが、泣きながらやっているのです。
 
 先週の日曜日に、子供会の主催でスケートをしに行ってきたので
 すが、そこにはフィギュアスケートの練習をしている少女たちが
 いました。
 
 しかし、スケートリンクは、貸し切りバス4台でやってきた大量の
 子供会の人間によって埋め尽くされ、とても集中して練習できる
 状況ではないのです。
 
 そして、そこで発見したのは、ベンチに2年生か3年生くらいの
 自分の子どもを呼び出し、ネチネチと叱っているお母さんの姿で
 した。
 
 すぐとなりにいたので、お母さんの話が聞こえてきます。
 
 「なんでもっと真剣に練習できないの?」
 
 というようなことを、ずっとその女の子に叱っているのです。
 
 私はスケート靴が合わなくて履き替えるためにベンチに戻って
 きました。
 
 叱っているお母さんの横を通って、靴を取り替えに行き、また
 ベンチへ戻ってくると、そのお母さんの説教はまだ続いていました。
 
 その間約10分。
 
 帰ってきたときに、叱られている女の子の顔を見てみると、涙を
 流していましたが、放心状態で、心ここにあらずといった感じで
 した。
 
 隣でスケート靴を履きながら、話を聞いていると、お母さんの
 怒る声しか聞こえてきません。
 
 子どもの声は全く聞こえてこないのです。
 
▽話が少々長くなってしまいましたが、結局その少女が怒られていた
 のは私が気が付いてから、私がベンチからいなくなるまでの約15分。
 
 その後どうなったかは分かりません。
 
 これも、今思うと次のように考えられます
 
 「そんなに子どものやることが気に入らないのなら、自分でやれば
 いいのに」
 
 その母親が、その子に何を期待しているのか良くは分かりませんが、
 明らかに、自分が実現できなかったことを子どもに押しつけて、
 自分を満足させようとしているのです。
 
 子どもを自分のために利用しようとしているのです。
 
 著者は言います。
 
 「こうした少女たちの頑張りは『親の期待』をエネルギーにした
 ものなので、自分というものに目覚めるようになると息切れして
 しまう」
 
 スケート場で見た女の子が「息切れ」しないことを願って止みま
 せん。





 すいません。
 
 本の紹介とは別な話に飛んでしまいました。
 
 拒食症とか過食症というのは、身近にそういう人がいないとまったく
 実感が湧かず、どうしても自分とは関係ないことだと思ってしま
 います。
 
 しかし、その可能性は大人の女性にもあるし、そしてもしかしたら
 自分の子どもがなる場合もあります。
 
 そうならないために、今どうしなければならないのか。
 
 それを考えていかなければならないのではないかと思います。
 
 それ以前に、気がつかないとどうしようもないのですが...



自分にやさしく生きる心理学―やっとつかんだ私の人生
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 ◆今日読んだ本
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 題名:自分にやさしく生きる心理学
 副題:やっとつかんだ私の人生
 著者:加藤諦三
 出版:PHP文庫
 定価:480円
 購入:ブックオフで105円



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 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4569564992/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 ビーケーワン
 http://www.bk1.co.jp/product/861708/p-pyajimushi



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 ◆本の目次
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 第1章 人づきあいを苦手にさせる原因は家庭内にある
 第2章 そんなことでは人づきあいは下手なるばかり
 第3章 不安な人の人間関係はしつこくなる
 第4章 弱い人と強い人の人間関係はどこが違うか
 第5章 人となかなか心がふれあえない原因を探る
 第6章 こんな人とつきあうと、あなたはダメになる
 第7章 親密な人間関係が持てるようになるには
 第8章 自分を素直にぶつけられる人間関係をつくる
 第9章 熱い人生を送るために



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :■■■■□
 豊かな心:■■□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は1992年10月に出版されています。
 
 元は1985年12月に「生きる姿勢が人間関係を決める」という
 題で出版された本の文庫版です。
 
 著者は、私の「まだ読んでない本棚」にたくさん並んでいる
 加藤諦三さんです。



 自分にやさしく生きるとはどのようなことなのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)自分の存在を否定するようになった本当の原因とは?



 「自分の存在を否定する」とは、どうすればそうなってしまうの
 でしょうか?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)自分の存在を否定するようになった本当の原因とは?

 「私はダメな人間である、私は失敗者である、私はOKではない
 −これは私の心の奥底にしっかりと焼きついてしまった。私の心
 には、自分は無価値な人間であるというイメージが録画されて
 しまったのである。そしてこれは、無意識の領域に追いやられ
 たのである」

 「私がそのことに気づいた時、自分の心の中につぎつぎといろ
 いろな場面がよみがえってきた。今まで恐怖心から意志の力で
 無意識の領域に追いやられていた記憶が、つぎつぎとよみがえって
 きた」

 「『ダメだねー』と、深いため息とともにしぼりだすような声で、
 父親は失望の色をあらわにした。恐怖心から解放されて、無意識の
 領域から意識にのぼってきた、その『ダメだねー』という悲鳴にも
 似た声は、私の心のなかでこわれたレコードのように鳴りつづけた」
 
 「深いため息で『ダメだねー』となじり続けられた時の心の傷が
 よみがえり、私は圧倒されて口もきけない状態におちいった。
 眉間に深いしわをよせ、これ以上不機嫌な表情はないという顔で
 『ダメだねー』と私をにらみつけた父の前で立ちすくんでいた時の
 恐怖の体験が、心の中によみがえってきたのである」
 
 「私は、ただおどおどして、ヘビにみすえられたカエルのように、
 すくんでいた。自分がダメであることによって、これほどまでに
 父に迷惑をかけている、私はそう思いダメな自分に対する深い
 罪責感に苦しんだ。自分がこんなにダメであるから、こんなに
 他人を不快な気持ちにさせてしまう、そのダメな自分への罪責感の
 深さは計り知れなかった」

 「親が支配的で疑い深い人間であるとする。親の不快な感情は、
 親自身の内面の未成熟からきている。しかし親は、それを認める
 ことを拒否し、自分の不快な感情は自分の子どもによって引き
 起こされたと信じ、不快な感情の責任を子どもに転嫁して子どもを
 責める」
 
 「子どもは、自分の存在が他人の気持ちを不快にすることを知って、
 自分の存在に罪責感を持つ。このようにして劣等感を持つ者は
 自分の存在に罪責感を持つのであろう」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 自分の劣等感を洗い出してみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「自分の存在を否定するようになった本当の原因」とは何でしょうか?

▽この本は、著者の実体験を元に書かれています。

 著者は20代後半になるまで、自分の存在を否定して生きていた
 そうです。
 
 その頃には、すでにベストセラー作家として、他人から見ると
 成功した人であったにもかかわらずです。
 
 「私はダメな人間である、私は失敗者である、私はOKではない
 −これは私の心の憶測にしっかりと焼きついてしまった。私の心
 には、自分は無価値な人間であるというイメージが録画されて
 しまったのである。そしてこれは、無意識の領域に追いやられ
 たのである」
 
 「無意識の領域」に追いやられた自分のイメージは、毎日の生活の
 中で自分の行動や言葉に無意識のうちに現れてきます。
 
 そして、この「無意識の領域」が最初に形成されるのが、子どもの
 頃になります。
 
 著者は言います。
 
 「私がそのことに気づいた時、自分の心の中につぎつぎといろ
 いろな場面がよみがえってきた。今まで恐怖心から意志の力で
 無意識の領域に追いやられていた記憶が、つぎつぎとよみがえって
 きた」
 
 大切なことは、そのことに意識を向け「気がつくこと」です。
 
 気がつかないと、そこから先へは進めません。
 
 しかし、なんと言っても自分で意識していない領域のことなので
 なかなか気が付くことができないのです。
 
▽著者が思い出した記憶とは、どのような記憶なのでしょうか?

 少し長くなりますが、引用させてもらいます。
 
 「『ダメだねー』と、深いため息とともにしぼりだすような声で、
 父親は失望の色をあらわにした。恐怖心から解放されて、無意識の
 領域から意識にのぼってきた、その『ダメだねー』という悲鳴にも
 似た声は、私の心のなかでこわれたレコードのように鳴りつづけた」
 
 「深いため息で『ダメだねー』となじり続けられた時の心の傷が
 よみがえり、私は圧倒されて口もきけない状態におちいった。
 眉間に深いしわをよせ、これ以上不機嫌な表情はないという顔で
 『ダメだねー』と私をにらみつけた父の前で立ちすくんでいた時の
 恐怖の体験が、心の中によみがえってきたのである」
 
 「私は、ただおどおどして、ヘビにみすえられたカエルのように、
 すくんでいた。自分がダメであることによって、これほどまでに
 父に迷惑をかけている、私はそう思いダメな自分に対する深い
 罪責感に苦しんだ。自分がこんなにダメであるから、こんなに
 他人を不快な気持ちにさせてしまう、そのダメな自分への罪責感の
 深さは計り知れなかった」
 
 ありがちですよね。
 
 未熟な親は、自分のことしか考えられないので、ちょっとした
 言葉や、不快な表情でどれだけ子どもが傷つくか、全く考えてい
 ません。
 
 子どもは、「自分の命が親に握られている」というのを本能的に
 理解しています。
 
 その親に不快な顔をされただけで、無意識の部分で生命の危険を
 感じとってしまいます。
 
 だから、親に不快な思いをさせてしまうと、不快な思いをしたのは
 親が勝手にそうなったにも関わらず、子どもが責任を感じてしまい
 ます。
 
 著者は言います。
 
 「親が支配的で疑い深い人間であるとする。親の不快な感情は、
 親自身の内面の未成熟からきている。しかし親は、それを認める
 ことを拒否し、自分の不快な感情は自分の子どもによって引き
 起こされたと信じ、不快な感情の責任を子どもに転嫁して子どもを
 責める」
 
 「子どもは、自分の存在が他人の気持ちを不快にすることを知って、
 自分の存在に罪責感を持つ。このようにして劣等感を持つ者は
 自分の存在に罪責感を持つのであろう」
 
 先日読んだ斎藤一人さんの本にもありましたが、親自身の内面の
 未成熟から発せられる不快感は、子どもに「劣等感」を植えつける
 ことになります。
 
 そして、劣等感を持つ人は自分の存在自体に罪の意識を持って
 しまうのです。
 
 これが、本人が気がつかない限り、大人になっても続きます。
 
 もしかしたら、気がつかないまま一生を終えることになるかも
 しれないのです。
 
 自分の存在に罪があると思っている人には、どう考えても幸せな
 人生を歩めるとは思えません。
 
 それほど、親の言葉や言動は子どもに深い影響を与えているもの
 なのです。
 
 子どもを持つ親は、その辺のことを考えながら子どもを育てていか
 なければならないのです。
 
 と言ってもどうして良いか分かりませんよね?
 
 もしかしたら、自分も子どもの頃に同じ目に会っていて、無意識の
 領域に劣等感があるのかもしれないですから。
 
 だから、まずは気がつくことが大切です。
 
 「自分は大丈夫」と思わないで、自分のことをしっかり見つめて
 みましょう。





 この本は、著者の実体験が書かれています。
 
 そして、著者が大人になってからそれに気が付いて、実際に自分で
 持っていた劣等感を手放す場面も詳細に書かれています。
 
 こういう実体験に基づいた本は、心に訴えてくるものがあるので
 読んでいて面白いです。
 
 お勧めの本です。



教わる技術
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:教わる技術
 著者:水上浩一
 出版:ソフトバンクパブリッシング
 定価:1400円+税
 購入:本屋さんで購入



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 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4797328525/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 ビーケーワン
 http://www.bk1.co.jp/product/2492574/p-pyajimushi



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 「教わる技術」準備編
      −なぜ、メンターの教えをものにできないのか?
 第2章 「教わる技術」アプローチ編
      −師との出会いから“教えたくなるキャラクター”づくりまで
 第3章 「教わる技術」成功スパイラル
      −黒いカラスを白いと言われたら?
 第4章 「教わる技術」の奥義
      −勝手に弟子入り−そのバリエーション
 第5章 「教わる技術」中心的三大情報処理方法
      −ポジティブ・アングル→転換→抽出のプロセス
 第6章 「教わる技術」習慣化と即断・即決
 第7章 「教わる技術」高等テクニック
      −メンターはみんな実践している究極の方法



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 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■□□□□
 豊かな心:■□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は2004年11月に出版されています。
 
 著者は、紹介文を読んでいると、とにかくいろいろなことに
 チャレンジしてきた方です。
 
 現在はインターネット事業におけるコンサルタントをされています。



 教わる技術のポイントとはどのようなことなのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)教わる時の心構えとは?
 2)教わる技術の三大情報処理方法とは?



 教わるときの心構えとはどのようなことなのでしょうか。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)教わる時の心構えとは?

 「自分が知らないということを知ること」

 「謙虚になること」
 
 この二つは「教わる技術」の基本的な概念となります。
 
 「何の問題を解決したいのかを明確にして情報に接する」

 「セミナー等は終了後の自分への問いかけが大切。問題解決できたか?
 糸口は見つけられたか?を自問する」

 「教わったことは、自分のフィールドで実践する」
 
 「教わったことはメモをとって、自分のアイディアに変換する」
 
 「教わりたいことをあらかじめ質問として用意していく」
 
 「知りたいことは質疑応答でしっかり聞く」
 
 「メモは視覚化する」
 
 「講師の背景(価値)を知り、どのようなことを教わることが
 できるのかを知る」


 2)教わる技術の三大情報処理方法とは?

 「ポジティブ・アングル」
 「転換応用法」
 「ポイント抽出法」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 いつも教わる心構えでいよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「教わる時の心構え」とはどのようなことなのでしょうか?

▽先週の火曜日、東京目黒で神田昌典さんの出版記念講演を聴いて
 きました。
 
 そこでは、広い会場に長机が所狭しと並べられていて、私が到着
 した時には、前の方の机はほとんど埋まっていました。
 
 それでも、「どこか空いてるはずだ」と思い前の方から眺めていくと
 荷物もなにも置いてない席を発見したのです。
 
 そして私が座った席の右隣に座っていたのが、実はこの本の著者
 でした。
 
 お話できたのがほんの数分しかなかったのですが、名刺を頂戴し
 その名刺に載っていた本がこの本です。
 
 隣の席に座ったのもきっと何かの縁かと思い、本を読んでみる
 ことにしました。
 
▽あることを覚えるには、教えるのが一番早いと言います。

 これは経験がありますが、確かにそうです。
 
 例え、自分が「知っている」と思っていることでも、人に教えて
 いると新たに気がつくこともあります。
 
 では逆に、教えられている方は覚えられないのかと言うと、それは
 心構え次第ということになります。
 
 「教わっている」という心構えで教わっていると、何年経って
 も覚えられません。
 
 現在の学校教育がそうですね。
 
 「ただ授業を受けていればいい」
 
 こういう態度で授業を聞いているのですから、学校が終わって少し
 時間が経つと、習ったことなんてすぐに忘れてしまいます。
 
 逆に、「覚えてやる」という心構えで教わっていると、物事を
 覚える速度が違います。
 
▽著者は人に教わるには次のような心構えが必要だと言います。

 箇条書きにします。
 
 「自分が知らないということを知ること」

 「謙虚になること」
 
 この二つは「教わる技術」の基本的な概念となります。
 
 「何の問題を解決したいのかを明確にして情報に接する」

 「セミナー等は終了後の自分への問いかけが大切。問題解決できたか?
 解決の糸口は見つけられたか?を自問する」

 「教わったことは、自分のフィールドで実践する」
 
 「教わったことはメモをとって、自分のアイディアに変換する」
 
 「教わりたいことをあらかじめ質問として用意していく」
 
 「知りたいことは質疑応答でしっかり聞く」
 
 「メモは視覚化する」
 
 「講師の背景(価値)を知り、どのようなことを教わることが
 できるのかを知る」
 
 基本的な概念に「謙虚になること」とありますが、これは本当に
 人に教わる場合、基本中の基本です。
 
 謙虚な態度で望まないと、必要な情報は入ってきません。
 
 人を見下した態度では、その人から教わることは絶対にできない
 のです。
 
 そして、さらに大切なのは、やはり「実践すること」だと思います。
 
 せっかく教わっても実践しなければ教わった意味がありません。
 
 私の課題でもあるのですが...


●「教わる技術の三大情報処理方法」とはどのような方法なので
 しょうか?
 
▽著者は「教わる技術の中心的三大情報処理方法」を以下のように
 定義しています。
 
 「ポジティブ・アングル」
 「転換応用法」
 「ポイント抽出法」
 
▽「ポジティブ・アングル」とは、起きた事象に対してポジティブな
 視点で見ようということです。
 
 同じ出来事でも人によっては、ネガティブに受け取ったりポジティブ
 に受け取ったりします。
 
 だとしたら、ポジティブに受け取った方が楽しそうです。
 
 「転換応用法」とは、教わった(真似た)方法論をそのまま違う
 フィールドに転換して応用することです。
 
 「ポイント抽出法」とは、教わったことのポイントだけを抽出して
 自分のフィールドに応用することです。
 
 いずれの方法も、意識しなければ何もできませんが、少しだけ
 意識してみると、いろいろなことに応用が効きそうです。





 この本は、著者の実体験に基づいて、自分を客観的に分析して
 書かれています。
 
 難しいことは一つもなく、とても読みやすいです。
 
 ここでは紹介できませんでしたが、「勝手に弟子入りする方法」
 というのもあります。
 
 いつも「教える」立場の人も一度読んでみると何か発見がある
 かもしれません。



ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
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 題名:ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法
 著者:福田和也
 出版:PHP研究所
 定価:1250円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4569616763/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 ビーケーワン
 http://www.bk1.co.jp/product/2033103/p-pyajimushi



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1部 どう読むか
  第1章 本の「効率的」な読み方
  第2章 「抜書き」の多様なメリット
  第3章 本以外の情報の集め方
 第2部 どう書くか
  第4章 情報整理から表現へ
  第5章 文章上達の「近道」とは
  第6章 より幅広く書くために



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 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は2001年6月に出版されています。
 
 著者は、慶應義塾大学の助教授で、気鋭の評論家として文壇・
 論壇で活躍と紹介されています。
 
 著書も多数あります。



 どうすれば、それだけ読み書きができるようになるのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)本の読み方とは?



 どちらの技術ももっと上達すれば、もっと楽にメルマガ発行できる
 かもしれません。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)本の読み方とは?

 「まず何よりも『目的』をはっきりさせることです。つまり、
 自分は、一体何のためにこの本を読むのか、という目的意識を
 はっきりもたなければなりません」

 「まず大事なことは、『役立つ』というのは、あくまで自分に
 とってだ、ということです。高名な本や、評判のいい本でも、
 自分の目的にかなわないのならば読んでもしかたがないのです」
 
 「ですから、どうしても文章が頭に入らない本や、難解な本、
 日本語で書かれているとは思えない本に取り組む必要はありません」

 「たしかに、評をする時には、なるべく無私の立場を貫いてもらい
 たいのですが、しかし必要なのはそればかりではありません。
 むしろ、自分の好み、あるいは感覚とあっている、評価の基準が
 近い人を探すことが大事です」
 
 「無論、書評といえども、一人ですべての分野を網羅できるわけが
 ありません。自分が関心のある、一つ一つの分野において、信用
 できる評者を見つけられれば、もっともよいのですが」



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 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 いろいろな分野の本を読んでみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「本の読み方」とはどのような方法なのでしょうか?

▽ひと月百冊読むとすると、1ヶ月30日で単純計算して、一日に
 3.3冊読むことになります。
 
 そして、ひと月に300枚の原稿を書くとすると、これも単純
 計算で一日に10枚書くことになります。
 
 原稿用紙10枚ということは、10×400字で4000字、
 一日で書いているということになります。
 
 4000字ってどれぐらいなのでしょうか?
 
 私が前回書いたメルマガ(Vol.262)で計算してみます。
 
 私のメルマガは雛形があって、あらかじめ見出し等が書かれている
 テキストに文章を埋め込んでいくだけです。
 
 その雛形の部分とコピー&ペーストした部分を外して、実際に
 キーボードでパンチした分だけ抽出してみます。
 
 それを、マイクロソフトのワープロソフト「ワード」に貼り付けて、
 文字カウントという機能を使って文字数をカウントしてみました。
 
 すると、3728文字(!)でした。
 
 他人と比較しても仕方がないですが、文字数だけみれば私もそこ
 そこイケてるかもしれませんね(笑)
 
 私の場合、書評を書いているので、本を読めば書けます。
 
 しかし、著者は書いているジャンルが多岐に渡ります。
 
 それを、毎日書くとなると、これはやはり「プロ」と言わざるを
 得ません。
 
▽しかも、著者は一日6時間から8時間の睡眠時間を確保し、しかも
 大学の教員でもあり、しばしば学生と飲みにいくこともあるそう
 です。
 
 どうやっているのか不思議ですね。
 
 まずはどう読めば、ひと月に100冊も読むことができるように
 なるのでしょうか?
 
 著者は言います。
 
 「まず何よりも『目的』をはっきりさせることです。つまり、
 自分は、一体何のためにこの本を読むのか、という目的意識を
 はっきりもたなければなりません」
 
 これは、私も使っている手法です。
 
 漠然と頭から最後まで本を読むと、1冊読むのに一日では絶対に
 読めません。
 
 ほとんど電車の中か、昼休みにしか読む時間が取れないですから、
 本を読むときはある程度割り切るしかないです。
 
 最大限、目次を利用しながら、
 
 「この本のどこを読むか?」
 
 を常に頭の中で思いながら読んでいくと、自然とその書いてある
 部分を速く見つけることができます。
 
 したがって、小説を読むのは時間が掛かります。
 
 本を早く読むためには、読む前に読むべきポイントを決めてしまう
 ことが大切です。
 
▽その前に、大切なことがあります。

 それは、「なぜその本を選んだのか」ということです。
 
 著者は、「役立つ本」を選びなさいと言います。
 
 「まず大事なことは、『役立つ』というのは、あくまで自分に
 とってだ、ということです。高名な本や、評判のいい本でも、
 自分の目的にかなわないのならば読んでもしかたがないのです」
 
 「ですから、どうしても文章が頭に入らない本や、難解な本、
 日本語で書かれているとは思えない本に取り組む必要はありません」
 
 つまり、ベストセラーだからといって、自分の目的に合わないの
 であれば読む必要はないのです。
 
 しかし、実際は読んでみないとわからないのが現実です。
 
 今では、アマゾンなどのオンライン書店で購入するひとが多く
 なっているので、自分に役立つ本を選ぶのは、ギャンブルに近い
 ものがあります。
 
 そこで、著者が実際やっていることは、
 
 「信頼できる書評家を見つけること」
 
 です。
 
 新聞に書評が書かれていることがありますが、著者がいうには
 あれほど信用のおけない書評はないということです。
 
 著者は言います。
 
 「たしかに、評をする時には、なるべく無私の立場を貫いてもらい
 たいのですが、しかし必要なのはそればかりではありません。
 むしろ、自分の好み、あるいは感覚とあっている、評価の基準が
 近い人を探すことが大事です」
 
 「無論、書評といえども、一人ですべての分野を網羅できるわけが
 ありません。自分が関心のある、一つ一つの分野において、信用
 できる評者を見つけられれば、もっともよいのですが」
 
 このメルマガも何かの役に立っているのでしょうか?
 
▽著者は、この他にも本を選ぶ上で必要なことをいくつかあげてい
 ます。
 
 「書店に足を運ぶこと」
 「立ち読みをすること」
 「お気に入りの書店を見つけること」
 「古本屋を上手く利用すること」
 
 本を早く読むということは、まず最初に本選びから始まるのです。
 
 自分に必要な本を選んで、自分に必要な部分だけを当たりをつけて
 読む。
 
 そうすれば、早く読むことができます。
 
 「本は全て読まなければならない」という既成概念を取り除く
 ことが必要です。





 この本に書いてあることは、別の著者が書いている書き方、読み方
 とそんなに変わるものではありません。
 
 読み方に関して言えば、速読などの特別な技術を使っているわけ
 ではないです。
 
 でも、どの人も脳を上手く使って本を読んでいます。
 
 「目的を持って読む」
 
 これだけで、人間の脳はそれが書いてある部分を猛烈な勢いで
 探し始めます。
 
 読み方の他に「書き方」のことも書いてありました。
 
 私ももっといろいろな分野のことが書けるようになりたいです。



祈りのみち―至高の対話のために
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:祈りのみち
 副題:至高の対話のために
 著者:高橋佳子
 出版:三宝出版
 定価:1942円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4879280186/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 ビーケーワン
 http://www.bk1.co.jp/product/948570/p-pyajimushi



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 祈り こころに祈る
 祈り 機会に祈る
 祈り みちに祈る
 祈りについて



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■□□□
 勇気  :■■■■□
 豊かな心:■■■■□
 おすすめ:■■■■□



 この本は、平成5年4月に出版されています。
 
 平成10年9月時点で第13刷となっています。永く読まれて
 いるようです。
 
 著者は、このメルマガでも何度か紹介している方です。
 
 永遠の生命観を基としたトータルライフ人間学を提唱されています。
 
 最初は宗教か何かと思ったのですが、著書を読んでみるとどうも
 そうではないらしいです。
 
 実際はよく分かりませんが、その著書で主張していることには
 共感できる部分がたくさんあるので何冊か読んでいます。



 「祈り」とは本来どのようなものなのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)祈りとは?
 2)怠惰に流されるときの祈りとは?



 祈ることで何が起きるのでしょうか?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)祈りとは?
 
 「祈りとは、自分の望みの実現を神さま仏さまにお願いすること、
 そしてそれを叶えてもらうことであると考えている人もあるよう
 ですが、それは違います。お賽銭と引き替えに祈りが聞き届けられ、
 願いが叶うと考えるのは全くの誤解なのです。祈りは神を動かす
 ための手段ではありません」

 「私たちは、祈りによって自分が一体何者であったのかを思い出す
 ことができるのです。自分が、この世界に対してどう働かなければ
 ならないのか。自分の魂が今、何を必要とするのか、いかなる
 障害が起ころうとも、それにどう耐え、どう乗り越えてゆくべきか
 を知らせてくれます。いかなる時も、自分にとって本当に大切な
 ものを思い出させてくれるのです」


 2)怠惰に流されるときの祈りとは?

 「こんな自分は本当の自分とは違うのだといいつつも、他人の
 眼が見あたらなければ、また怠惰の流れにみを任せてしまうとき。
 締め切りが迫らなければ動き出さない、習慣の惰性の強さ。危険や
 問題から明らかに見えるまでは、困難や障害さえも侮っているの
 です」

 「あなたは自分自身に問うことをずっと忘れてきたのではないで
 しょうか。避けてきたのではないでしょうか。何のために生きて
 いるのか。何を大切にしたいのか」
 
 「わかっていると決めつけて、くだらないことと決めつけて、
 自分をごまかしてきたのではないでしょうか。流されてきたの
 ではないでしょうか。自分にとって一番心が充実したときのことを
 思い出して下さい。一番幸せに感じたときのことをありありと
 蘇らせてください」

 「怠惰に過ごしたことを後悔するよりは、自分を見出すことの
 できないことを怖れるべきです。失敗を怖れるよりは、逡巡を
 怖れることです」

 「怠惰への引力を
 わたくしの中から消してください。
 怠惰に立ち向かう力を
 わたくしの中にあらわしてください。
 
 わたくしの眼を開いてください。
 わたくしは、
 一瞬一瞬を
 一つひとつの出会いを
 まごころを尽くして生きたいのです。
 本当に
 いのちを捧げるものを見出したいのです。
 どうぞ
 わたくしの魂の願いを
 あきらかにしてください。」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 怠惰に立ち向かおう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「祈り」とはどのようなものなのでしょうか?

▽この本は463ページあります。

 かなり分厚いですが、短い祈りの言葉とその解説が書かれている
 だけなので、すらすらと読めます。
 
 普通私たち日本人が考える「祈り」とは、神様仏様にお願い事を
 するときに使います。
 
 要するに、自分の都合の良いときにしか祈らないのです。
 
 しかし、本来は願い事をするための行為ではありません。
 
 著者は言います。
 
 「祈りとは、自分の望みの実現を神さま仏さまにお願いすること、
 そしてそれを叶えてもらうことであると考えている人もあるよう
 ですが、それは違います。お賽銭と引き替えに祈りが聞き届けられ、
 願いが叶うと考えるのは全くの誤解なのです。祈りは神を動かす
 ための手段ではありません」
 
 グサっとくる言葉ですね。
 
 私の場合、初詣かよっぽど困った時にしか、「神様お願いします...」
 とやりますが、これは態度として間違っていたようです。
 
 例え、もし祈ったことが実現したとしても、それは私たちが自ら
 動いたからそうなったに過ぎないのです。
 
▽では、祈りとは本来どのようなものなのかというと、著者は次の
 ように言います。
 
 「私たちは、祈りによって自分が一体何者であったのかを思い出す
 ことができるのです。自分が、この世界に対してどう働かなければ
 ならないのか。自分の魂が今、何を必要とするのか、いかなる
 障害が起ころうとも、それにどう耐え、どう乗り越えてゆくべきか
 を知らせてくれます。いかなる時も、自分にとって本当に大切な
 ものを思い出させてくれるのです」
 
 神仏のために祈るのではなく、願い事を叶えてもらうためでもなく、
 自分自身を知るために祈りはあるのです。


●「怠惰に流されるときの祈り」とは?

▽では、実際にどのようなことが「祈り」として書かれているのかを
 紹介します。
 
 私の心が一番起こしやすい「怠惰に流されるとき」に、どう祈れば
 それを克服できるのかを説明します。
 
 「まあ、いいか。明日から頑張れば...」
 
 みなさんも言ったことがあると思います。
 
 私もいつも使います(笑)
 
 「明日があるさ」
 
 これは少し前向きに考えた言い方ですが、結局は同じことです。
 
 著者は言います。
 
 「こんな自分は本当の自分とは違うのだといいつつも、他人の
 眼が見あたらなければ、また怠惰の流れにみを任せてしまうとき。
 締め切りが迫らなければ動き出さない、習慣の惰性の強さ。危険や
 問題から明らかに見えるまでは、困難や障害さえも侮っているの
 です」
 
 本当に困りものです。
 
 何とかしたいですね...
 
 「あなたは自分自身に問うことをずっと忘れてきたのではないで
 しょうか。避けてきたのではないでしょうか。何のために生きて
 いるのか。何を大切にしたいのか」
 
 「わかっていると決めつけて、くだらないことと決めつけて、
 自分をごまかしてきたのではないでしょうか。流されてきたの
 ではないでしょうか。自分にとって一番心が充実したときのことを
 思い出して下さい。一番幸せに感じたときのことをありありと
 蘇らせてください」
 
 本当にそうですね。
 
 「明日でもいいや」と思う気持ちは、誰でもない自分自身をごまか
 しているだけですね。
 
 そうやって、時間に流されるまま生きてきたのです。
 
 また、著者は次のように言います。
 
 「怠惰に過ごしたことを後悔するよりは、自分を見出すことの
 できないことを怖れるべきです。失敗を怖れるよりは、逡巡を
 怖れることです」
 
▽このように、怠惰に流されそうなときの「祈り」は、以下の通り
 です。
 
 「怠惰への引力を
 わたくしの中から消してください。
 怠惰に立ち向かう力を
 わたくしの中にあらわしてください。
 
 わたくしの眼を開いてください。
 わたくしは、
 一瞬一瞬を
 一つひとつの出会いを
 まごころを尽くして生きたいのです。
 本当に
 いのちを捧げるものを見出したいのです。
 どうぞ
 わたくしの魂の願いを
 あきらかにしてください。」
 
 今日から、怠惰に流されそうなとき、この祈りを思い出してみよう
 と思います。





 この本は、上記したような解説と祈りが、たくさん書かれています。
 
 一度に全てを読む必要はなく、何かにつまづいたとき、心が
 迷ったとき、問題に出会ったとき、必要な部分を読むというのでも
 良いのではないでしょうか。
 
 でも、それって聖書の使い方と同じなんでしょうね。



生命(いのち)の暗号―あなたの遺伝子が目覚めるとき
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:生命の暗号
 副題:あなたの遺伝子が目覚めるとき
 著者:村上和雄
 出版:サンマーク出版
 定価:1600円+税(文庫版が出ています)
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4763191918/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f897431%2f
 ビーケーワン
 http://www.bk1.co.jp/product/1454758/p-pyajimushi



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 プロローグ 生命の不思議を解読する
 第1章 遺伝子が目覚めるとき
 第2章 環境で遺伝子が変わる
 第3章 遺伝子ONにして生きる
 第4章 この生命設計図の不思議
 第5章 だれが生命の暗号を書いたか



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :■■■□□
 豊かな心:■□□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は1997年7月に出版されています。
 
 ネットで調べてみると、17万部越のベストセラーとあります。
 売れたようですね。
 
 2001年に続編が出版されています。
 
 著者は、日本におけるバイオテクノロジーの第一人者として知ら
 れる方です。



 遺伝子という単語はよく聞きますが、その実体はよく知りません。

 何かおもしろいことがわかるでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)遺伝子とはどのような存在なのか?
 2)遺伝子のON/OFFとは?



 遺伝子はスイッチのようなものなのでしょうか?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)遺伝子とはどのような存在なのか?

 「『遺伝子のはたらきは、それをとりまく環境や外からの刺激に
 よっても変わってくる』ということです。正確に言えば、それまで
 眠っていた遺伝子が眼を覚ますことでもあるのです」

 「こういったことが世間ではよくあり、いままでいろいろな理由
 づけをされてきましたが、これらのどれもが遺伝子の働きに関係し、
 しかも本人の考え方でどちらにでも転ぶ、そういう可能性がある
 ということがわかってきたのです」


 2)遺伝子のON/OFFとは?

 「体重が60キロの人で、細胞は約60兆個もあります。キロ
 あたり約1兆個の計算で、生まれたばかりの赤ちゃんでも三兆個の
 細胞を持っています。とにかくちょっとピンとこないくらいの
 すごい数ですが、もっとすごいことは、この細胞の一個一個に、
 例外を除いてすべて同じ遺伝子が組み込まれていることです」

 「それは、爪の細胞の遺伝子は爪になることはOK、つまり遺伝子
 をオン(ON)にしているが、それ以外はいっさいダメ、つまり
 オフ(OFF)にしていると考えられるからです」
 
 「受精卵から分裂して身体をつくっていく過程で、細胞間でなん
 らかのそういった取り決め、役割分担みたいなものが行われ、
 以降は各細胞がそれをきちんと守っていると考えられています」

 「では幸せをつかむために、私たちは遺伝子をどうはたらかせれば
 よいのでしょうか?それは日常生活をはつらつと前向きに生きる
 ことだと考えています。『イキイキ、ワクワク』する生き方こそが、
 人生を成功に導いたり、幸せを感じるのに必要な遺伝子をONに
 してくれる−というのが私の仮説なのです」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 イキイキ、ワクワクして生きてみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「遺伝子とはどのような存在」なのでしょうか?

▽残念ながら私には音楽の才能はないし、絵を書く才能もないし、
 早く走る才能もなく、かといって長距離を走る才能もありません。
 
 最近解ったのは、本が少しだけ早く読めることと、ダラダラと
 長い文章を書くことができるということくらいです。
 
 もっといろいろな才能があったら、いろいろな可能性が開けて、
 違った人生が歩めたかもしれません。
 
 しかし、親が親なのでそのような才能はもともと持っていなかった
 のではないかと思います。
 
 また、自分の容姿というのは年を重ねる事に自分の両親に似て
 きます。
 
 これも、自分の力ではどうしようもないことです。
 
 こう考えてみると、親から譲り受けた「遺伝子」というのは、
 自分の力ではどうしようもない部分のように考えられます。
 
 しかし、著者が研究している「遺伝子」には、実はすごい力が
 あるのです。
 
 著者は言います。
 
 「『遺伝子のはたらきは、それをとりまく環境や外からの刺激に
 よっても変わってくる』ということです。正確に言えば、それまで
 眠っていた遺伝子が眼を覚ますことでもあるのです」
 
 例えば、強い精神的ショックを受けると、たった一晩で髪の毛が
 真っ白になってしまうことや、余命数ヶ月と宣告された末期ガン
 の患者が、半年たっても1年たっても生きていたりします。
 
 また、「火事場のバカ力」といって、人間は極限状態になると
 とてつもない力を出すことがあったり、全然勉強ができない学生が、
 女の子を好きになったとたん人が変わったようにバリバリ勉強し
 始めて、あっという間に成績優秀になってしまった、ということも
 あります。
 
 著者は言います。
 
 「こういったことが世間ではよくあり、いままでいろいろな理由
 づけをされてきましたが、これらのどれもが遺伝子の働きに関係し、
 しかも本人の考え方でどちらにでも転ぶ、そういう可能性がある
 ということがわかってきたのです」
 
 遺伝子とは、親から譲り受けたものには違いありませんが、それは
 外からの刺激によってどのようにでも変化できるのです。
 
 このように言われると、自分の可能性もかなり拡がりますね。


●「遺伝子のON/OFF」とはどのようなことなのでしょうか?

▽では、遺伝子とは身体のどこに存在するのでしょうか?

 著者は言います。
 
 「体重が60キロの人で、細胞は約60兆個もあります。キロ
 あたり約1兆個の計算で、生まれたばかりの赤ちゃんでも三兆個の
 細胞を持っています。とにかくちょっとピンとこないくらいの
 すごい数ですが、もっとすごいことは、この細胞の一個一個に、
 例外を除いてすべて同じ遺伝子が組み込まれていることです」
 
 髪の毛や爪、眼や内臓にいたるまで、全ての細胞に存在する
 遺伝子は、まったく同じなのです。
 
 不思議ですね。
 
 全く同じ遺伝子なのに、髪の毛は髪の毛になるし、爪は爪になり
 ます。
 
 爪から髪の毛が生えたりはしません。
 
 著者は言います。
 
 「それは、爪の細胞の遺伝子は爪になることはOK、つまり遺伝子
 をオン(ON)にしているが、それ以外はいっさいダメ、つまり
 オフ(OFF)にしていると考えられるからです」
 
 「受精卵から分裂して身体をつくっていく過程で、細胞間でなん
 らかのそういった取り決め、役割分担みたいなものが行われ、
 以降は各細胞がそれをきちんと守っていると考えられています」
 
 本当に不思議ですね。
 
▽人間が持っている遺伝子の情報で、実際に使用しているのはわずか
 5%程度だと言われているそうです。
 
 つまり、まだOFFになっている遺伝子の方が多いのです。
 
 ということは、人間にはまだまだいろいろな可能性も持っている、
 ということにもなります。
 
 そして、OFFの遺伝子をONにすれば、新たな可能性が開ける
 場合もあるのです。
 
 著者は言います。
 
 「では幸せをつかむために、私たちは遺伝子をどうはたらかせれば
 よいのでしょうか?それは日常生活をはつらつと前向きに生きる
 ことだと考えています。『イキイキ、ワクワク』する生き方こそが、
 人生を成功に導いたり、幸せを感じるのに必要な遺伝子をONに
 してくれる−というのが私の仮説なのです」
 
 思わぬところで「イキイキ、ワクワクする生き方」が出てきました。
 
 人間の遺伝子には、人間に可能な情報が全て書かれています。
 
 あとは、その遺伝子をONにするか、OFFのままとするかは、
 その生き方にあるのです。
 
 良いこと聞きました。





 この本は、バイオテクノロジーの第一人者、つまり科学者が書いた
 本です。
 
 けっして、精神世界系の人が書いたわけではありません。
 
 しかし、人間の根本を突き詰めていくと行き着くのはやはり、
 精神や気持ち等、いわゆる心の問題になってきます。
 
 この本は今から10年前に出版されています。
 
 現在では、もっといろいろなことが発見されているのではないで
 しょうか?
 
 しかし、この遺伝子という仕組みは、いったい誰が作ったので
 しょうね?
 
 自然にできたとは思えないです。
 
 著者は本の中で、何か大いなる存在(サムシンググレート)に
 よって作られたのではないかと主張しています。
 
 私もそう思います。



成功する男はみな、非情である。
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:成功する男はみな、非情である
 著者:角川いつか
 出版:PHP研究所
 定価:1300円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4569630618/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1787983%2f
 ビーケーワン
 http://www.bk1.co.jp/product/2548451/p-pyajimushi



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 はじめに−成功者は、ときに非情である
 第1章 非情の哲学−成功者は凡人とどこが違うのか
 第2章 成功者の行動−非情、冷徹、果敢
 第3章 成功者の条件−孤独とつき合い、決断し続けるために…
 第4章 成功者の見方−その目に何が映っているのか
 おわりに−気がつけば立派な戦士になっていました



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■□□□
 勇気  :■■□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■□□□



 この本は、2005年5月に出版されています。
 
 著者は、読者モデルを経て、コピーライター、プランナーとして
 活躍されている方です。
 
 そして、わずか1年ほどの間に5冊もの著書を刊行したそうです。



 成功するには、やはり非情にならなくてはならないのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)家族は麻薬とは?



 成功している人は家族とどのようにつきあっているのでしょうか?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)家族は麻薬とは?

 「家族は、麻薬だと思うし、子どもは、悪魔だから。過程に、
 どっぷりつかることを、徹底的に、拒否しないと、弱い人間と
 いうか、流されやすいやつは、いい仕事できないと思う」

 「成功を徹底的に追い求めれば、家族だんらんを味わうのは月に
 一度かもしれない。盆暮れだけかもしれない。だったら、その
 機会を精一杯過ごすことだ。旅行に連れ出す、スポーツをする、
 料理を作る、なんでもいい。記憶に残る、動きのある姿を見せ
 つけること」

 「考えてみれば、世間のお父さんは、週末は家族と共にいても、
 尊敬されるわけでもない。家族が見るのは、寝巻きを着て、ゴロ寝
 している姿なら仕方ないだろう。いくら職場ではバリバリ働いて
 いても伝わらないのだ」
 
 「日頃から家族と接する機会が少ないのは、本来はいい関係かも
 しれない、マンネリに陥らずにすむ。もちろん誰でもできること
 ではないし、やるべきでもない。あくまで成功を追い求めるための
 生き様」

 「8割の人間がやはり会社の核である。冒険をせず、現状に満足し、
 ごく当たり前の幸福をつかむ。ごく普通の家族を持ち、ごく平凡の
 人生を過ごす」
 
 「でも2割は違う。どんどん前進し、突き進む。時には会社の
 壁を突き破り、家族たちを置いて、はるか遠くまで進んでしまう
 かもしれない」
 
 「8割でいたいか、2割になりたいか、それはあなたの自由だ。
 どんな世界にも、それぞれの役割がある。こうして世の中は成り
 立っている。ただし、2割になりたいと思ったら、腹をくくるこ
 とだ」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 非情にならずに成功しよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「家族は麻薬」とはどのようなことなのでしょうか?

▽この本で書かれている「成功者」とは、社会的に成功している人
 のことを、そう呼んでいます。
 
 有名企業の経営者とか、一流の芸能人等のことを「成功者」と
 定義しています。
 
 私が考えている「成功者」とは違うのですが、それを考えてしま
 うと話がややこしくなるので、ここでは社会的に成功している人の
 ことを「成功者」と言うことにします。
 
▽ある仕事で成功するには「その仕事に没頭しなければならない」
 と一般的には思われています。
 
 会社を経営してその会社を大きくしようと思ったら、おそらく、
 休日も夜も昼もなく働かなくてはならないと思います。
 
 いろいろな成功者が書いた本を読むと、ある時期は四六時中仕事
 をしているような話が出てきます。
 
 5時以降は家で家族団らん、土日祝祭日は家でゴロゴロ、マイ
 ホームパパという成功者は聞いたことがないです。
 
 どちらかと言うと、家族に対しては、それこそ「非情」という
 言葉がぴったりくるような人たちが多いです。
 
 そして、特に日本では、その非情な男をけなげに支える妻がいたり
 して成功話に花を添えています。
 
 ここに、ビートたけしさんの話が書かれているので、それを紹介
 します。
 
 「家族は、麻薬だと思うし、子どもは、悪魔だから。過程に、
 どっぷりつかることを、徹底的に、拒否しないと、弱い人間と
 いうか、流されやすいやつは、いい仕事できないと思う」
 
 本当にそうなんですよね。
 
 仕事に没頭したいときは家族、とりわけ子どもはかわいいだけに
 大きな障害となります。
 
 つまり、「仕事を取るか、家族を取るか」の究極の選択となって
 しまうのです。
 
 著者は言います。
 
 「成功を徹底的に追い求めれば、家族だんらんを味わうのは月に
 一度かもしれない。盆暮れだけかもしれない。だったら、その
 機会を精一杯過ごすことだ。旅行に連れ出す、スポーツをする、
 料理を作る、なんでもいい。記憶に残る、動きのある姿を見せ
 つけること」
 
 しかし、これはバリバリ働く夫を支える妻がいるからできること
 です。
 
 妻が嫌になって家を出て行ってしまえば、その姿を家族の記憶に
 残せることもできなくなってしまいます。
 
 どうもいけませんね。
 
 どうしても私が考えている「成功」のイメージで判断してしまう
 ので、良い印象が持てません。
 
▽著者は言います。
 
 「考えてみれば、世間のお父さんは、週末は家族と共にいても、
 尊敬されるわけでもない。家族が見るのは、寝巻きを着て、ゴロ寝
 している姿なら仕方ないだろう。いくら職場ではバリバリ働いて
 いても伝わらないのだ」
 
 「日頃から家族と接する機会が少ないのは、本来はいい関係かも
 しれない、マンネリに陥らずにすむ。もちろん誰でもできること
 ではないし、やるべきでもない。あくまで成功を追い求めるための
 生き様」
 
 著者は何かを勘違いしているようですが、父親が尊敬されないのは、
 家でゴロゴロしているからではありません。
 
 まして、バリバリ働いているから尊敬されるわけでもありません。
 
 尊敬されるかされないかは、その人の考え方、生き方だと思います。
 
 そんなに年収も多くなくて、休みの日は家族だんらん、家でゴロ
 ゴロしていても、家族に尊敬されているお父さんは世の中にたく
 さんいます。
 
 逆に、使い切れない収入を得ているお父さんでも、尊敬されず
 家族がバラバラになっている人だってたくさんいることと思います。
 
▽確かに、社会的に成功したいのであれば、自分の持ち時間のほとん
 どは、仕事に回さなければならないと思います。
 
 著者はここで、「8:2理論」を説いています。
 
 この理論は、
 
 「どんな組織でも、売上げの8割は2割の社員や顧客だけが生み
 出していて、残りの8割は皆、2割のために存在している」
 
 というものです。
 
 著者は言います。
 
 「8割の人間がやはり会社の核である。冒険をせず、現状に満足し、
 ごく当たり前の幸福をつかむ。ごく普通の家族を持ち、ごく平凡の
 人生を過ごす」
 
 「でも2割は違う。どんどん前進し、突き進む。時には会社の
 壁を突き破り、家族たちを置いて、はるか遠くまで進んでしまう
 かもしれない」
 
 「8割でいたいか、2割になりたいか、それはあなたの自由だ。
 どんな世界にも、それぞれの役割がある。こうして世の中は成り
 立っている。ただし、2割になりたいと思ったら、腹をくくるこ
 とだ」
 
 つまり、2割の成功者になるためには、家族を犠牲にする覚悟を
 決める必要がある、と言っているのです。
 
 別に家族を犠牲にする覚悟はしなくてもいいような気がしますが、
 著者の考えでは、どちらかしかないように思われてなりません。
 
 どちらも大切にすればいいような気もしますが...





 この本は、著者が過去に成功者にインタビューして得た情報を基に
 書かれたものです。
 
 したがって、そういう人たちばかりを選んでインタビューしている
 のですから、「8割か2割か?」の話になってしまうのだと思い
 ます。
 
 「成功」を「社会的な地位と使い切れないほどのお金」と定義
 するならば、2割の方の生き方を選べばいいのではないでしょうか。



自分を嫌うな―あなたは不快感、疲労感をもって生きていないか
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:自分を嫌うな
 著者:加藤諦三
 出版:知的生き方文庫
 定価:495円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4837900240/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f168725%2f

 ビーケーワン
 http://www.bk1.co.jp/product/2431558/p-pyajimushi



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 弱い自分をつくる感情群
 第2章 なぜ甘えるか、なぜくやしいか
 第3章 淋しい人間関係はもうたくさん
 第4章 自分に対する見方をちょっと変えてみる



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■■
 勇気  :■■■□□
 豊かな心:■□□□□
 おすすめ:■■■■■



 この本は1984年12月に出版されています。
 
 1996年5月時点で第23刷となっています。
 
 永く読まれているようです。
 
 著者は、最近よく読むようになった加藤諦三さんです。



 自分を嫌って生きるのは、そうとうつらいようです。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)抑圧とは?



 人間の抑圧のメカニズムを知りたいです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)抑圧とは?

 「われわれは、自分が受け入れることのできないものが自分の中に
 ある時、それを抑圧する。親への攻撃心なども、親に心理的に
 依存している限り抑圧される」
 
 「親に心理的に依存し、しかも親を怖れている場合は、親の望まぬ
 ものは、性的なものであろうと何であろうと抑圧してしまう。
 親への恐怖心が、自分の衝動にブレーキをかけるのである」

 「子どもが依存できるのは親だけである。その親が我執の強烈な
 人である時、子どもは親への攻撃心を抑圧する。しかし、この
 抑圧が子どもの人格全体、情緒全体に影響をおよぼすよいうことを
 忘れてはなるまい」

 「この子にとっては、単に親への攻撃心が抑圧されただけではない。
 抑圧は拡大する。つまり、愛の感情も鈍化する」
 
 「抑圧が拡大すれば、ものごとへの興味も薄れてくる。動物を
 可愛いと思ったり、山に登りたいと感じたり、美しい音色を聴いて
 感動したり、文学に興味を覚えたりということは、抑圧の拡大と
 ともになくなってくるであろう」

 「抑圧が拡大するということは、人間としての成長の可能性を
 失っていくことであり、そうした点で自然の流れに逆らう。した
 がって、イライラしたり、憂うつになったり、憎しみにかられたり、
 虚栄心のとりこになったりする」

 「抑圧について、第2に注意すべきことは、その結果として出て
 くる憎悪は、弱いところに向けられるということである」
 
 「抑圧せざるを得ない状態に自分を追い込んだ我執の親には、
 当然憎悪は向けられない。むけられないから抑圧しているのだから。
 結局、弱いところに憎悪をむける。自分より強い立場の人間に
 憎しみをもつことは危険なのである」
 
 「強い立場の人間には卑屈になり、弱い足り場の人間には牙を
 むきだす。自分の上役には卑屈になり、部下をいじめぬく。上役を
 攻撃することは危険である。そこで、安全な部下をえらんでいじめ
 ぬくのである」




──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 自分自身を見つめ直そう。 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「抑圧」とはどのようなことなのでしょうか?

▽この本は、先日読んだ斎藤一人さんの「地球が天国になる話」で
 紹介されていた本です。
 
 簡単に言ってしまうと、人間が持っているさまざまな「劣等感」に
 関する心理的メカニズムとその影響、そして、劣等感を克服する
 ための考え方が書かれています。
 
 著者自信、子ども時代の親の育て方によって、すさまじい劣等感を
 持って大人になった方で、20代も後半になってやっとそれを
 克服しています。
 
 したがって、書かれている内容にもかなり著者の思い入れが出て
 いるような気がします。
 
▽斎藤一人さんも、その著書の中で「人間が不幸になる最大の敵は
 『劣等感』である」と書いています。
 
 劣等感があるがために戦争まで起きてしまいます。
 
 劣等感があるがために、ヒトラーのような人間が出現してしまう
 のです。
 
 人間が劣等感を持つに至るメカニズムとはどのようなものなので
 しょうか?
 
▽ここで著者は「抑圧」という言葉を使っています。

 「抑圧」を国語辞典で引いてみると、「抑えつけること」とあり
 ます。
 
 著者は言います。
 
 「われわれは、自分が受け入れることのできないものが自分の中に
 ある時、それを抑圧する。親への攻撃心なども、親に心理的に
 依存している限り抑圧される」
 
 「親に心理的に依存し、しかも親を怖れている場合は、親の望まぬ
 ものは、性的なものであろうと何であろうと抑圧してしまう。
 親への恐怖心が、自分の衝動にブレーキをかけるのである」
 
 子どもは親に依存しています。
 
 簡単にいうと、親に生命を握られています。
 
 生きるか死ぬかは親次第なのです。
 
 すると、親が望まない感情を、自分が感じたとすると、その感情は
 抑圧され、意識の力で無意識の領域へ押しやられます。
 
 例えば、親が未熟な場合、その関係の中で親への反抗心があったと
 しても、それを口に出すことは、親に依存している子どもにとっては
 死活問題になるのです。
 
 著者は言います。
 
 「子どもが依存できるのは親だけである。その親が我執の強烈な
 人である時、子どもは親への攻撃心を抑圧する。しかし、この
 抑圧が子どもの人格全体、情緒全体に影響をおよぼすよいうことを
 忘れてはなるまい」
 
 「我執」とは、辞書に載ってなかったのですが、ここでは自己
 中心的な人間のことを言っているのだと思います。
 
 自分の事にしか興味がなく、他人の心の痛みが分からないような人の
 ことを「我執の人」と言っています。
 
 我執の強烈な親に育てられている子どもは、親の意に添わない
 ことは、親の批判を受けることになります。
 
 簡単にいうと、親が気に入らないことをすると叱られてしまうの
 です。
 
 こういうことを繰り返していると、やがて子どもは親に対する
 自分の感情を抑圧し、自分を表に出さなくなります。
 
 つまり、何をするにしても親の顔色を伺うようになるのです。
 
 著者は言います。
 
 「この子にとっては、単に親への攻撃心が抑圧されただけではない。
 抑圧は拡大する。つまり、愛の感情も鈍化する」
 
 「抑圧が拡大すれば、ものごとへの興味も薄れてくる。動物を
 可愛いと思ったり、山に登りたいと感じたり、美しい音色を聴いて
 感動したり、文学に興味を覚えたりということは、抑圧の拡大と
 ともになくなってくるであろう」
 
 子どもが持つ感情を抑圧しそれを繰り返すことは、子どもが持つ
 いろいろな可能性を摘んでしまうということになるのです。
 
 確かに子どもには「躾(しつけ)」が必要です。
 
 しかし、「躾」と称して親の感情にまかせて過度に叱ったり、
 怒ったりしていると、子どもの感情は抑圧されてしまうのです。
 
 そして、表面上は「よい子」になります。
 
▽抑圧が大きくなると、結果的にどうなってしまうのでしょうか?

 著者は次のように言います。
 
 「抑圧が拡大するということは、人間としての成長の可能性を
 失っていくことであり、そうした点で自然の流れに逆らう。した
 がって、イライラしたり、憂うつになったり、憎しみにかられたり、
 虚栄心のとりこになったりする」
 
 自分の周りに、いつもイライラしている人っていませんか?
 
 いつも何かに腹を立てていたり、見栄を張ったりしている人を
 たまに見かけます。
 
 私が転職する前の会社にも「瞬間湯沸かし器」みたいな課長が
 いました。
 
 いつもだれかを怒鳴り散らしていて、それがネチネチ30分、
 時には1時間も続くことがあります。
 
 しかも、ほぼ毎日。
 
 この人が原因で失踪した人が何人もいましたが、今思い出して
 みると、その課長も子どもの頃に自分の感情を抑圧されて大人に
 なってしまったのだろうと考えられます。
 
 不幸な人だったのです。
 
 また、抑圧による影響は他にもあります。
 
 「抑圧について、第2に注意すべきことは、その結果として出て
 くる憎悪は、弱いところに向けられるということである」
 
 「抑圧せざるを得ない状態に自分を追い込んだ我執の親には、
 当然憎悪は向けられない。むけられないから抑圧しているのだから。
 結局、弱いところに憎悪をむける。自分より強い立場の人間に
 憎しみをもつことは危険なのである」
 
 「強い立場の人間には卑屈になり、弱い足り場の人間には牙を
 むきだす。自分の上役には卑屈になり、部下をいじめぬく。上役を
 攻撃することは危険である。そこで、安全な部下をえらんでいじめ
 ぬくのである」
 
 前掲の課長がまさにこのタイプでした。
 
 自分より肩書きが上の人間に対しては、何も言わずヘラヘラ笑って
 いるのですが、その後、誰かのささいなことを見つけては、ネチ
 ネチと叱るのです。
 
 姑や小姑の「嫁いびり」も同じ事です。
 
 簡単に言うと人間的にレベルが低いだけなのですが、その原因を
 たどるとその親に行き着くのです。
 
 もし、会社に行って、そういう人が自分の上司にいるのであれば、
 かわいそうな眼で見てあげてください。





 この本は、抑圧とその影響について、いろいろなパターンが書か
 れています。
 
 その原因は子どもの頃の親の育て方にあります。
 
 親の責任は重大です。
 
 そして、現在もその抑圧に苦しんでいる人は、この本を読んで
 ください。
 
 それを解消する方法も書かれています。
 
 ただ、そう言う人は、自分の感情が抑圧されていることには気が
 ついていません。
 
 「無意識」の領域に押しやられていますから...



運命を変える大きな力がもらえる本
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:運命を変える大きな力がもらえる本
 著者:佐藤富雄
 出版:中経出版
 定価:495円+税
 購入:著者の講演会で購入



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4806126349/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f4284496%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 人生をつくるのは、あなたの「選択する力」です
 第2章 あなたを成功に導くのは、あなたの「習慣」です
 第3章 あなたの限界を超えさせるのは、あなたの「思考」です
 第4章 あなたの可能性の枠を拡げるのは、あなたの「健やかな心と体」です



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■■■■□
 豊かな心:■■□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は2007年1月に出版されています。

 著者は先日講演会を聴きに行った佐藤富雄さんです。
 
 講演会で売られていたので購入しました。



 運命、変えたいですね。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)より良い金銭観を養う秘訣とは?



 今回はお金をテーマに紹介します。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)より良い金銭観を養う秘訣とは?

 「お金ばかりが人生じゃない。私はお金持ちになろうとは思わない」
 
 「上手に節約して、つつましくとも幸福な家庭を築こう」

 「だから私はお金ってやつが嫌いなんだ。金のために苦労の連続だ」

 「経済状態を変えたいと思うなら、まず先に言葉と考えを変える
 必要がある」

 「『自分は絶対に金持ちになる』という決意を固めて下さい。
 どうすればお金を稼げるのか、儲けられるのかといったノウハウ
 などは、まったく必要ではありません」

 「経済力は、あらゆる幸福の絶対条件だ」
 
 「経済力のある家庭、経済力のある社会を築こう」
 
 「自分と共に周囲も満たされ、どんどん幸せになっていく」
 
 「こういうインパクトのある言葉を口にすればするほど、金銭に
 対する悪い感情が消えていきます」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 口ぐせを変えよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「より良い金銭観を養う秘訣」とはどのようなことなのでしょうか?

▽「現在の自分は、自分が使っている言葉が作っている」

 というのが著者が提唱する「口ぐせ理論」です。
 
 言語パターンと思考パターンは表裏一体のもので、言語が思考を
 生み出し、行動につなげています。
 
 以前、著者の本を読んだ時に、自分がどのような言葉を発して
 いるか考えてみました。
 
 そのときは自分の仕事や年収、人間関係、生活環境等に不満だと
 思っていたのですが、その一方でそれが自分に一番ふさわしいと
 考えていました。
 
 本田健さんのセミナーに行ったときも、自分の現状の評価を自分で
 行った後に、
 
 「なぜ、それで満足しているのですか?」
 
 と問われました。
 
 つまり、自分で現状に満足しているから、現在の状態を維持して
 いるわけで、不満ならば現状を変えればいいだけなのです。
 
 今の自分が居心地がいいというわけです。
 
 著者は、そんな居心地のいい状態から抜け出したいのなら、
 「口ぐせを変えなさい」と言います
 
 口ぐせを変えることによって、セルフイメージを変えてしまえば
 人生もセルフイメージ通りに変わっていくのです。

▽お金に関しても同じです。

 ここではある寓話が紹介されています。
 
 「お金ばかりが人生じゃない。私はお金持ちになろうとは思わない」
 
 「上手に節約して、つつましくとも幸福な家庭を築こう」
 
 こう考えて日々を暮らしている男性がいました。
 
 やがてこの男性は結婚し、嫁さんも節約に協力して貯金を少し
 でも増やそうとします。
 
 しかし、いくら倹約しても、いつも少しずつお金が足りないのです。
 
 「だから私はお金ってやつが嫌いなんだ。金のために苦労の連続だ」
 
 とその男性はつぶやいたのです。
 
▽この寓話に出てくる男性が使っている言葉がセルフイメージを
 作り、セルフイメージが現実を作っています。
 
 日本人はお金にあまり良いイメージを持っていないと言います。
 
 お金儲けが上手い人の悪口をいったり、清貧を讃えたりします。
 
 しかし、この考え方が自分の生活を決めてしまいます。
 
 私は「お金と幸せは連動しない」と思っています。
 
 ただし、「お金持ちになりたくない」とは思っていません。
 
 幸せになれて、その結果お金に恵まれればいいなあと考えています。
 
 著者は言います。
 
 「経済状態を変えたいと思うなら、まず先に言葉と考えを変える
 必要がある」
 
▽では、どのような言葉と考えを持てば良いのでしょうか?

 著者は言います。
 
 「『自分は絶対に金持ちになる』という決意を固めて下さい。
 どうすればお金を稼げるのか、儲けられるのかといったノウハウ
 などは、まったく必要ではありません」
 
 「お金持ちになる」と考えると、どうしても「どのようなビジネス
 を立ち上げて」とか「何を売っていくら利益を出して」といった
 ことが頭に浮かんできます。
 
 しかし、それを考えていると最終的に「自分には無理」という
 結論に達してしまいます。
 
 著者は、そういうことを考える前に、まず「お金持ちになる」
 という決意が必要だと言っているのです。
 
 これが良い金銭観を養う秘訣なのです。
 
 そして、決意を固めた後は次のような言葉を使います。
 
 「経済力は、あらゆる幸福の絶対条件だ」
 
 「経済力のある家庭、経済力のある社会を築こう」
 
 「自分と共に周囲も満たされ、どんどん幸せになっていく」
 
 「こういうインパクトのある言葉を口にすればするほど、金銭に
 対する悪い感情が消えていきます」
 
▽お金持ちになるということは、今より多額の収入を得て、多額の
 税金を納めるということになります。
 
 税金をたくさん納めるということは、社会にそれだけ還元している
 ということになるのです。
 
 その辺のことが理解できていない人が、お金を稼ぐことに対して
 良くないイメージを抱いてしまいます。
 
 お金持ちになることは、社会貢献することでもあるのです。





 この本はいろいろな寓話を元に、運命を変えるにはどのような
 考え方をもつべきなのか、どのような言葉を使うべきなのかを
 教えてくれます。
 
 大切なのは「選択する力」「習慣」「思考」「健康」です。
 
 講演会を聴いた後なので、説得力があります。
 
 現在、「口ぐせ」を変えて実践中です。



思い込みを捨てろ、人生は必ず変わる―自分を変える発想転換法
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:思い込みを捨てろ、人生は必ず変わる
 副題:自分を変える発想転換法
 著者:ウォーレン・バーランド
 出版:主婦の友社
 定価:1600円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4072264547/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1097335%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 最も純粋な場所
 自己イメージは作られている
 思い込みからの抜け出し方
 エゴを克服する七つの方法
 アウト・オブ・ザ・ボックス・アプローチの実践
 良好な人間関係の作り方
 良い食事、悪い食事
 心とからだの健康



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■■□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は1999年11月に出版されています。
 
 著者は、紹介文によると臨床心理学博士で、ニューヨークで個人
 診療所を開業している方です。



 人間は思い込みで行動します。
 
 思い込みを捨てる方法を知りたいです。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)エゴとは何か?
 2)思い込みから抜け出す方法とは?



 簡単に思い込みを捨てることができるのならば、人生は簡単に
 変えられそうです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)エゴとは何か?

 「私は、エゴとは人間が自分自身に対して勝手に抱いている思い
 込み、つまり、限界という観念に縛られた心の中の抑圧された
 一部分だと考えている」
 
 「それは、いわばプラスチックでできた脆い防毒マスクのような
 もので、私たちはそれをかぶっていると守られているような錯覚を
 覚えるが、実際は視界を狭められ、外の世界の様子を感じることも
 経験することも制限されているのだ」
 
 「言い換えるなら、エゴとは、私たちを必要もない苦しみや自意識
 過剰、罪悪感、不安、恐怖の中に押し込め、心の中のもっと深い
 ところにいる本当の自分を見えなくしてしまうベールなのである」

 「私たちの心の中には、過去のトラウマや怒り、悲しみに絶対
 傷つけられない部分がある。そこから世の中を見ると、全てが
 これまでとはまったく異なって見え、完全に新しい自分を体験
 することができる。また、そこは私たちの深い愛情や思いやりが
 生まれる場所でもある」
 
 「私はこの心の中のこの場所をトゥルー・セルフ(本当の自分)
 と呼んでいる・本当の自分に戻りさえすれば、私たちはどんな
 悩みも簡単に解決することができる」


 2)思い込みから抜け出す方法とは?

 ステップ1…エゴに囚われたインザボックスの状態にいることを自覚する。
 
 ステップ2…問題の棚上げ
 
 ステップ3…箱の外に出るための問いかけ
 
 ステップ4…問題を箱の外から見つめる



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 自分のエゴを考えてみよう 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●「エゴ」とは何でしょうか?

▽「エゴ」という言葉を辞書で引いてみると、次のように書かれて
 いました。
 
 「エゴ」…自我、自己。
 
 また、関連する言葉も調べてみました。
 
 「エゴイスチック」…自分勝手なさま。利己的。
 「エゴイスト」  …利己主義者。
 「エゴイズム」  …利己主義。
 
 私が持っている「エゴ」の解釈は「自己中」です。
 
 他人の痛みが考えられない心をエゴと考えています。
 
 しかし、著者はエゴについて次のような解釈をしています。
 
 「私は、エゴとは人間が自分自身に対して勝手に抱いている思い
 込み、つまり、限界という観念に縛られた心の中の抑圧された
 一部分だと考えている」
 
 「それは、いわばプラスチックでできた脆い防毒マスクのような
 もので、私たちはそれをかぶっていると守られているような錯覚を
 覚えるが、実際は視界を狭められ、外の世界の様子を感じることも
 経験することも制限されているのだ」
 
 「言い換えるなら、エゴとは、私たちを必要もない苦しみや自意識
 過剰、罪悪感、不安、恐怖の中に押し込め、心の中のもっと深い
 ところにいる本当の自分を見えなくしてしまうベールなのである」
 
 人間は、生まれてから親や兄弟、友人など周りにいた人達、育って
 きた環境によって様々なフィルタで心を覆っています。
 
 そのフィルタを全て剥がしたらどのような心が残っているのか
 想像もつきません。
 
 著者は言います。
 
 「私たちの心の中には、過去のトラウマや怒り、悲しみに絶対
 傷つけられない部分がある。そこから世の中を見ると、全てが
 これまでとはまったく異なって見え、完全に新しい自分を体験
 することができる。また、そこは私たちの深い愛情や思いやりが
 生まれる場所でもある」
 
 「私はこの心の中のこの場所をトゥルー・セルフ(本当の自分)
 と呼んでいる・本当の自分に戻りさえすれば、私たちはどんな
 悩みも簡単に解決することができる」
 
▽少し意味が違いますが、私もつい最近まで「自分捜し」をして
 いました。
 
 「自分は何をするためにこの世に生まれてきたのか?」
 
 そう考えて、本を読んだりしていたのですが、結局いくら本を
 読んだところで、何も得ることはできませんでした。
 
 結果的に、いろいろなことにチャレンジして自分で発見するしか
 ないという結論に達しました。
 
 答えは自分の中にあるのです。
 
 著者も同じ事を言っていて、本当の自分は自分の中心にいてそれを
 発見することが、いろいろな問題を解決する手がかりになるのです。


●「思い込みから抜け出す方法」とはどのような方法なのでしょうか?

▽この本は、その「本当の自分」を発見する方法が書かれています。

 その方法とは簡単に言うと、暗くて狭い箱の中(イン・ザ・ボックス)
 から抜けだし、箱の外に出て(アウト・オブ・ザ・ボックス)
 自分を客観的に見つめ問題を解決する、という方法です。
 
 著者はその方法を「4ステップ・アプローチ」と呼んでいます。
 
 その方法を簡単に紹介します。
 
 ステップ1…エゴに囚われたインザボックスの状態にいることを自覚する。

  あなたを苦しめているのは目の前の状況ではなく、その状況を
  あなたがどう受け取るかということなのだ。間違った自己イメージ
  にとらわれているときと、とらわれていないときでは、”問題”
  の見え方はまったく違ってくる。
 
 ステップ2…問題の棚上げ
 
  いまあなたの心を乱している問題を、いったん棚上げする(脇に置く)
  ところを想像してみよう。その問題をもう一度冷静に見つめ
  られるときがくるまで、目につかない安全な場所にしまって
  おくのだ。
  
 ステップ3…箱の外に出るための問いかけ
 
  「もしいま私が箱の中に閉じこめていなかったら、私はどんな
  気持ちでいるだろう?何を感じるだろう?何をするだろう?
  何を考えるだろう?」このように自分に問いかけてみることで、
  あなたは目の前に立ちはだかっている壁を乗り越え、暗くて
  狭い箱から抜け出すことができる。
  
 ステップ4…問題を箱の外から見つめる
 
  ステップ3で箱の外に出たと確信が持てたら、ステップ2で
  棚上げした問題を見つめ直す。
 
 
 書いてはみたものの、上手くいくのかな?





 この本には、上記した4ステップアプローチを、色々な例を紹介し
 解説しています。
 
 しかし、人は怒りや悲しみを感じたとき、冷静にこの4ステップ
 アプローチを思い出し、実践できるかというと、おそらくそんなに
 上手くいかないのではないでしょうか?
 
 特に怒りは、ステップ1を客観的に自覚することもできないと
 思います。
 
 だから人間はいろいろと面白いのです。