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| 誰からも好かれようとする女たち―モナリザ・シンドローム、微笑みの心理 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:誰からも好かれようとする女たち 副題:モナリザ・シンドローム、微笑みの心理 著者:ウーテ・エーアハルト 出版:講談社 定価:1500円+税(文庫版が出ています) 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://amazon.co.jp/o/ASIN/4062090201/oyajimushicom-22/ref=nosim/ 楽天ブックス http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f942163%2f ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/1546981/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 序 章 「すべての人」から「好かれたい」 第1章 「愛とは、彼の靴下を洗うこと」−つくしてしまう心理 第2章 「デキる女は淋しい女」−同調しようとする心理 第3章 「ひとりにだけはなりたくないの」−微笑みに隠された心理 第4章 「女は男より頭が悪いほうがいい」−自己暗示にかかる心理 第5章 「頼りない女ほどかわいがられる」−従属してしまう心理 終 章 楽しい人生はすぐそこに ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■□□ 勇気 :■■□□□ 豊かな心:■□□□□ おすすめ:■■■□□ この本は1998年1月に出版されています。 また、33ヵ国で翻訳され、200万部を超えるベストセラー にもなったそうです。 著者は、ドイツ在住の女性で、大学で心理学を専攻し、経済心理学 協会を設立するかたわら、セラピストとしても活躍中の人です。 誰からも好かれようとすると何が良くないのでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)誰からも好かれようとする女性とは? 2)モナリザ・シンドロームとは? モナリザ・シンドロームとはどのようなことを言うのでしょうか? 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)誰からも好かれようとする女性とは? 「女性は他人の立場に身を置いてものを考える傾向がある。相手の 気持ちを理解するだけでなく、共感してしまう。そのため、自分の 言いたいことをはっきりいうことがむずかしい」 「女性のあるべき姿としてテレビが描き出すのは、完璧な、けれ ども従順なスーパーウーマンだ。家事、仕事、育児をほほえみ ながら軽々とこなし、妻としての義務も果たし、夫のキャリアも 献身的に支える女性」 「美しく、いきいきとして、洗練され、エネルギーにあふれている。 そのうえ気配りがあり、従順であり、親切だ。それほど重要でない ポストでなら、そこそこ職業上の成功も得る、そういう女性なの である」 「女性が越えるべき最大のハードルは、ぜひとも人に好かれようと することだ。それとひきかえに彼女たちは、自分のことは自分で 決めることや自分らしく生きること、自分の立場を主張することを やめてしまう」 「その結果、自分を『発見』するどころか、どんどん自分から 遠ざかってしまう。だから、誰かに好きだといわれても信じられ なくなることもよくある。いわんや、尊敬されているなどとは 思わない。他人の思惑に従って行動している限り、これはいつ までたっても変わることはないだろう」 2)モナリザ・シンドロームとは? 「彼女たちは、やさしくほほえむことで相手に見くびられ、意の ままにされてしまうことを知っている。しかし、そうしなければ 望みを遂げたり、あまりみっともない想いをせずに事態を切り 抜けることができないと思っているのだ」 「だから、たとえひどい目にあわされても本気で抵抗しようとは しない。拒まれたらどうしようというひそかな不安のため、心な らずも顔に終始微笑みを貼り付けている」 「わたしたち女にとって大切なのは、これまでの従順さから抜け 出そうという断固とした決意なのだ。残念なことに、それは今日 なお多くの女性の行動を方向付けているのだから」 「ときとしてそれは意識されないが、自己実現を妨げる点では 同じであり、わたしたち女性の健全な自尊心を育むのを妨げている。 自己を規制し否定するこの価値観を、わたしはモナリザ・シンド ロームと呼んでいる」 「なぜ、モナリザなのかといえば、あの得体のしれない微笑みは、 女性の従属性を象徴しているように思うからだ」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【 女性の微笑みを理解しよう 】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●「誰からも好かれようとする女性」とは、どのような女性なので しょうか? ▽テレビや雑誌では、現代女性の社会進出がめざましく、以前と 比べても女性が働く世の中になってきていると報道されています。 しかし、現実はそんなに甘くないようです。 女性の管理職が少ないことを考えても、女性が社会のなかで男性と 同じように生きていくことはなかなか難しいようです。 その原因の一つに女性特有の思考法があります。 著者は言います。 「女性は他人の立場に身を置いてものを考える傾向がある。相手の 気持ちを理解するだけでなく、共感してしまう。そのため、自分の 言いたいことをはっきりいうことがむずかしい」 女性は太古の昔から、男性が狩りに出かけている間、家に残って 共同体のなかの女性達と上手くコミュニケーションを取りながら 生きてきた、と言われています。 そのため、どうしても相手の立場にたっていろいろなことを考える 性質があるのです。 この性質のおかげで、男性よりも女性の方がきめ細かな、子育て ができたり、人間関係を気づくことができるのです。 しかし、その本来の性質もメディアによっていろいろな色づけが され、女性に対する役割が多くなっています。 著者は言います。 「女性のあるべき姿としてテレビが描き出すのは、完璧な、けれ ども従順なスーパーウーマンだ。家事、仕事、育児をほほえみ ながら軽々とこなし、妻としての義務も果たし、夫のキャリアも 献身的に支える女性」 「美しく、いきいきとして、洗練され、エネルギーにあふれている。 そのうえ気配りがあり、従順であり、親切だ。それほど重要でない ポストでなら、そこそこ職業上の成功も得る、そういう女性なの である」 これは男性が作り上げた、男性にとってはとてもありがたい、 女性に対する理想のイメージです。 男性が持っている理想像であるにもかかわらず、その実、女性も このイメージに踊らされています。 著者は次のように言います。 「女性が越えるべき最大のハードルは、ぜひとも人に好かれようと することだ。それとひきかえに彼女たちは、自分のことは自分で 決めることや自分らしく生きること、自分の立場を主張することを やめてしまう」 「その結果、自分を『発見』するどころか、どんどん自分から 遠ざかってしまう。だから、誰かに好きだといわれても信じられ なくなることもよくある。いわんや、尊敬されているなどとは 思わない。他人の思惑に従って行動している限り、これはいつ までたっても変わることはないだろう」 ▽このような女性にはどのようなタイプがあるのでしょうか? 著者は、たくさんのタイプをあげています。 ・つくしてしまう女性 ・従順な女性 ・周りに同調しようとする女性 ・従属する女性 等々 その理由は「誰からも好かれたいから」ということなのです。 たしかに男性は、どちらかというと「我が道を行く」というタイプ の方が多いかもしれないです。 しかも、それは年を重ねる毎にわがままになるような気がします。 周りのことを考えなくなるのだと思います。 ●「モナリザ・シンドローム」とはどのようなことなのでしょうか? ▽この本の副題にある「モナリザ・シンドローム」とは、何のことを 言っているのでしょうか? 著者は言います。 「彼女たちは、やさしくほほえむことで相手に見くびられ、意の ままにされてしまうことを知っている。しかし、そうしなければ 望みを遂げたり、あまりみっともない想いをせずに事態を切り 抜けることができないと思っているのだ」 「だから、たとえひどい目にあわされても本気で抵抗しようとは しない。拒まれたらどうしようというひそかな不安のため、心な らずも顔に終始微笑みを貼り付けている」 個人的には、いつも難しい顔をしている女性よりも、にこやかな 顔をしている女性の方が良いと思うのですが、それは勝手な思い 込みだったようです。 著者は言います。 「わたしたち女にとって大切なのは、これまでの従順さから抜け 出そうという断固とした決意なのだ。残念なことに、それは今日 なお多くの女性の行動を方向付けているのだから」 「ときとしてそれは意識されないが、自己実現を妨げる点では 同じであり、わたしたち女性の健全な自尊心を育むのを妨げている。 自己を規制し否定するこの価値観を、わたしはモナリザ・シンド ロームと呼んでいる」 「なぜ、モナリザなのかといえば、あの得体のしれない微笑みは、 女性の従属性を象徴しているように思うからだ」 著者は、モナリザの微笑みを「女らしい諦めの表れだ」と表現 しています。 男性は、どちらかといえば笑顔のある女性が好きですが、女性に とっての笑顔には複雑な意味が込められていたようです。 この本は、「誰からも好かれたい」と思っている女性の特徴を、 いろいろな例をあげながら、延々と200頁以上に渡って書かれ ています。 読んでいて途中で疲れてきてしまいましたが、おそらく女性に してみると、共感できる部分がたくさんあるのだと思います。 そうじゃなきゃ、200万部以上も売れないと思います。 しかし、肝心の解決策は、途中々に少しづつ書かれているだけで、 おそらくそのまま読み飛ばしてしまうのではないかと思います。 どうせなら、解決策をまとめて一つの章にしても良かったのでは ないかと思います。 |
| プライド―処生術〈2〉 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:プライド 副題:処生術2 著者:藤原和博 出版:新潮社 定価:1300円+税 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://amazon.co.jp/o/ASIN/4104202037/oyajimushicom-22/ref=nosim/ ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/1921108/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 第1章 義理の父への「弔辞」 第2章 「冗談」ではないのだ −『新しい日本人』のための企画書 第3章 「時間」をめぐる8つのお話 −『自分の時間割』で生きるために 第4章 日本を変えてゆく「志ゴト師」たち −21世紀に伸びる「志ゴト」カタログ 第5章 「祈り」中高生への宗教教育のサブテキストとして −特定の宗教に帰依せずに“宗教的に”生きるとは ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■□□ 勇気 :■■□□□ 豊かな心:■■■■□ おすすめ:■■■■□ この本は、2000年8月に出版されています。 著者は、以前このメルマガで「処世術」を紹介したことがある方 です。 東京都で初となる民間出身の中学校校長となった方です。 本の帯には「フジワラ流の発想術」とあります。 何が書いてある本なのでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)ピーターの法則とは? 「ピーターの法則」とはどのようなことなのでしょうか? 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)ピーターの法則とは? パーキンソンの法則 「『公務員の数は仕事の量に関係なく一定の割合で増加する』 というのは本来の意味だが、”あらゆる組織は肥大化する傾向に ある”という、より一般的な原則としてご記憶の方も多いのでは ないかと思う」 「昇進したマネジャーが優秀であればあるほど自分の仕事の領分を 広げていくために人を雇い仕事を増やし、組織は大きくなる。 反対にあまり能力の無い課長や部長も、組織公立を上げること などできないから、自分自身の能力のない分、部下を必要とする」 ピーターの法則 「あらゆる組織は無能化する」 「なぜなら、『時が経つに従って、階層社会のすべてのポストは、 その責任を全うしえない従業員によって占められるようになる 傾向がある』からだ」 「優秀な営業マンは主任に、優秀な主任は課長に昇進する。ところ が管理職として昇進したとたんにダメになってしまう人たちがいる。 人柄がいいから売れていた人や、現場にいるからこそいきた技術が、 昇進することで使えなくなる。マネジメントとかリーダーシップ とかいう余計な負担に耐え切れず無能をさらけ出す」 「いっぽう辛うじて生き残った人たちも、その能力が発揮でき なくなるまで昇進が続く。かくして、各層のポストを占めるのは、 ”そこで、自分の無能レベルに達してしまった”人たちだらけに なる」 「自分にとって十分に力が発揮できるポジションで、昇進させ られないように留まることをいう。これは、組織の中で創造的で あり続けるための至上の知恵である」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【 技術で一生食べていこう 】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●「ピーターの法則」とはどのような法則なのでしょうか? ▽「マーフィーの法則」というのは、本屋さんへ行くと関連する 本がたくさん出ています。 これは、潜在意識のことを扱った自己啓発書です。 世の中にはいろいろな法則がたくさんあります。 その中で、どんな組織でも一旦大きくなったら逃れられない基本 原則というのがあるそうです。 それが、「パーキンソンの法則」と「ピーターの法則」です。 パーキンソンの法則とは次のようなことです。 「『公務員の数は仕事の量に関係なく一定の割合で増加する』 というのは本来の意味だが、”あらゆる組織は肥大化する傾向に ある”という、より一般的な原則としてご記憶の方も多いのでは ないかと思う」 「昇進したマネジャーが優秀であればあるほど自分の仕事の領分を 広げていくために人を雇い仕事を増やし、組織は大きくなる。 反対にあまり能力の無い課長や部長も、組織公立を上げること などできないから、自分自身の能力のない分、部下を必要とする」 組織は放っておけば無意味に肥大化していく傾向にあるのです。 ▽また、組織を蝕むもう一つの法則があります。 それが「ピーターの法則」です。 ピーターの法則とはどのようなことかというと、結論は次のような ことです。 「あらゆる組織は無能化する」 もう少し詳細に説明すると以下のようになります。 「なぜなら、『時が経つに従って、階層社会のすべてのポストは、 その責任を全うしえない従業員によって占められるようになる 傾向がある』からだ」 「優秀な営業マンは主任に、優秀な主任は課長に昇進する。ところ が管理職として昇進したとたんにダメになってしまう人たちがいる。 人柄がいいから売れていた人や、現場にいるからこそいきた技術が、 昇進することで使えなくなる。マネジメントとかリーダーシップ とかいう余計な負担に耐え切れず無能をさらけ出す」 「いっぽう辛うじて生き残った人たちも、その能力が発揮でき なくなるまで昇進が続く。かくして、各層のポストを占めるのは、 ”そこで、自分の無能レベルに達してしまった”人たちだらけに なる」 たしかに、言われる通りです。 「昇進」を社員の目標とさせる限り、ピーターの法則は生きてき ます。 ▽では、回避する方法は無いのかというと、そうでもないのです。 それは、「”創造的”無能」を演出することだそうです。 どういうことかというと、 「自分にとって十分に力が発揮できるポジションで、昇進させ られないように留まることをいう。これは、組織の中で創造的で あり続けるための至上の知恵である」 私は会社にいていつも感じていたのはこのことでした。 私は人をマネジメントする「管理職」にはなりたくないと思って いました。 転職前の会社では、一度「主任」という肩書きを与えられたことが あったのですが、私にとっては「わずらわしい」仕事が増えた だけで、何も嬉しくはなかったのです。 「昇進」は普通、嬉しいはずですが、私にはうれしくありません でした。 自分の収入を増やすためには、組織の中にいるかぎり「昇進」 しないとなりませんが、はたして昇進して自分の能力が発揮できる かどうかは疑問なのです。 今の会社へは、別の会社から派遣されて来ているのですが、派遣先 の会社をみていると、正にこの「ピーターの法則」が当てはまります。 課長職になると、もう後戻りはできません。 もう現場には戻れないのです。 昇進し続けるしかないのです。 そして、明らかにマネジメント能力が不足している課長がいるの ですが、現場には戻れず、かといって昇進できるわけではなく、 その位置で足踏みすることになります。 私は、完璧に「技術屋」です。 人間にはいろいろなタイプの人がいます。 人をマネジメントするタイプではない人が、昇進して管理職になる のは、本人も、その下に就く部下たちもつらいだけです。 「技術屋」として、昇進する方法はないものでしょうか。 本当は、もっと別の部分をお伝えしたかったのですが、たどり 着きませんでした。 「余命3ヶ月の時に何をすべきか?」とか 「宗教観はどのように持つべきか」等々です。 最初読んだときは、冒頭部分に義父の死に際して感じたことが 書かれていて、「単なる雑記帳か?」と思ったのです。 しかし、書いてある内容はそれぞれバラバラでまとまりがないの ですが、ところどころ共感できる部分があったり、とても納得 できることがあったりで、高い評価を付けてみました。 |
| 「家族」という名の孤独 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:「家族」という名の孤独 著者:斎藤学 出版:講談社 定価:1456円+税(文庫版が出ています) 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://amazon.co.jp/o/ASIN/4062077183/oyajimushicom-22/ref=nosim/ 楽天ブックス http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f735373%2f ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/1202667/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 第1章 「家族する」女性たち 第2章 「愛しすぎる」女たち 第3章 「殴る」男たちが求めているもの 第4章 「健全な家族」という罠 第5章 母と娘の「危うい関係」 第6章 「子どもを愛せない」親たち 第7章 「登校拒否すらできない」子どもたち 第8章 「家族の仮面」がはがれるとき 第9章 「もう一人の自分」が見えるとき ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■■■ 勇気 :■■■■□ 豊かな心:■■■□□ おすすめ:■■■■■ この本は1995年7月に出版されています。 本の帯には「話題のベストセラー」とあります。 また、1997年4月時点で第12刷となっています。売れた ようです。 著者は精神科医で、アルコール依存、児童虐待、過食症、拒食症 などに取り組み、これらの依存症に悩む人たちのための自助グループ などを援助しています。 著書も多数あります。 現代の家族が抱える問題点とはどのようなことなのでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)女性の配偶者の選び方とは? 配偶者はどのようにして選ばれるのでしょうか? 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)女性の配偶者の選び方とは? 「父親の飲酒でさんざん苦労した娘が、アルコールにだらしない男 をわざわざ配偶者にしなくてもいいだろうにと思うのだが、かなり 高い割合でそのような選択をしてしまっていたのである」 「もっとも、彼女たちもはじめから不適切に酔っぱらう男を選んだ わけではない。自分の周囲のボーイフレンドの中から、いかにも 不器用そうで、自分の助けがなければ生きられないような男を 選んで20年ほど一緒に暮らしたら、その男はアルコホリックに なっていたのである」 「あるいは、恋人との関係に破れて寂しくなっているときに、 以前から自分を慕っていた男の愛を受け入れて一緒に暮らして みたら、その男のアルコール依存症がはっきりしてきたのである」 「彼女たちの母親も、そのようにして配偶者を選んだのであり、 だから彼女たちの父親はアルコール依存症なのである」 「たぶん、ことはアルコール依存症という、わかりやすい問題に 限らないのであろう。娘たちの多くは、母のように配偶者を選び、 母のようにその男に接し、母のように幸福を感じたり、不幸を 嘆いたりするもののようである」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【 自分自身を見つめてみよう 】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●「女性の配偶者の選び方」とはどのようなことなのでしょうか? ▽この本は、家族関係の心理について書かれた本で、興味がない人に とってはぜんぜん面白くなく、興味がある人には最後まで気が 抜けないで読める本です。 私にとっては、かなりタイムリーな本でした。 (詳細はメルマガのバックナンバーVol.243〜Vol250を参照ください) ▽この本の中で一番興味をひかれた部分が、今から紹介する部分です。 私はほとんどお酒を飲みませんが、世の中には「アルコホリック (アルコール依存症、アル中)」の人がたくさんいます。 簡単に言うと、お酒を飲まずにはいられない人たちのことです。 アルコホリックの男性と結婚してしまった女性は大変です。 最悪の場合、暴力を受けることもあります。 「よりによって何でこんな男を選んでしまったのだろう?」 きっとそう思うに違いありません。 著者は、アルコホリックの男性を選んでしまった女性のことを 調べてみたことがあるそうです。 すると、驚いたことにその妻の4人に1人がアルコホリックの娘 だったそうです。 これはとても偶然には思えませんね。 わざわざ選んでいるとしか思えないです。 著者は言います。 「父親の飲酒でさんざん苦労した娘が、アルコールにだらしない男 をわざわざ配偶者にしなくてもいいだろうにと思うのだが、かなり 高い割合でそのような選択をしてしまっていたのである」 「もっとも、彼女たちもはじめから不適切に酔っぱらう男を選んだ わけではない。自分の周囲のボーイフレンドの中から、いかにも 不器用そうで、自分の助けがなければ生きられないような男を 選んで20年ほど一緒に暮らしたら、その男はアルコホリックに なっていたのである」 「あるいは、恋人との関係に破れて寂しくなっているときに、 以前から自分を慕っていた男の愛を受け入れて一緒に暮らして みたら、その男のアルコール依存症がはっきりしてきたのである」 結果を見ると、ハズレを引いたことになるのかもしれませんが、 実は、最終的にアルコホリックになる素質がある男性を嗅ぎ分け、 その男性と一緒になっているようなのです。 もちろん無意識のなせる技です。 これは、夫の暴力に悩む女性も同じようです。 ひどい人になると、何度男性を選んでも、自分の父親と同じで 結果的に暴力を振るう男性を選んでしまう人がいます。 そういう人は、潜在的な問題を抱えた男性を見抜く能力が高い人 なのです。 ▽なぜ、そのような事態に陥ってしまうのでしょうか? そういう運命を抱えて生まれてきてしまったからでしょうか? 著者は言います。 「彼女たちの母親も、そのようにして配偶者を選んだのであり、 だから彼女たちの父親はアルコール依存症なのである」 子どもは、自分の両親を見て育ちます。 大人になって、自分で配偶者を選ぶ時期がくると、自分の理想の 異性を選んでいるつもりでも、実は自分の親と同じタイプの異性を 選んでいることが多いのです。 意識して選んでいるわけではなく、無意識に選んでしまうのです。 私も以前このことを知ってから、周りの人にいろいろと聞いて みました。 すると、確かに自分の親と同じタイプの人を選んでいる人が多い のです。 「よくよく考えてみれば...」という人が多く、他にはまるきり 正反対という人もいました。 著者は言います。 「たぶん、ことはアルコール依存症という、わかりやすい問題に 限らないのであろう。娘たちの多くは、母のように配偶者を選び、 母のようにその男に接し、母のように幸福を感じたり、不幸を 嘆いたりするもののようである」 良きにつけ、悪しきにつけ、大人になってから自分の人生をかたち 作るのは、幼少のころの自分の親です。 それを乗り越えるのが、人生でもあるのですが... この本には、怖いことがたくさん書いてあります。 子どもを持つ親にとっては、耳が痛いこともたくさんあります。 ほとんどの人はこのような家族関係のしくみを理解していないの ではないかと思います。 そして、「気が付いたら自分の親と似たような人生を歩んでいた」 という人が大半なのではないでしょうか? そんな、家族関係の力学を知りたい方は、ぜひ読んでみて下さい。 おすすめの一冊です。 |
| 絶対できる!―Never Give Up! |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:絶対できる! 著者:川西茂 出版:グラフ社 定価:952円+税 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://amazon.co.jp/o/ASIN/4766208005/oyajimushicom-22/ref=nosim/ ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/2412841/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 第1章 「思い込み」があなたの人生を支配している 第2章 「絶対できる!」七つのレッスン 第1のレッスン AWARENESS(自覚する) 第2のレッスン STRENGTHEN(強める) 第3のレッスン SEARCH(探す) 第4のレッスン IMAGE(想像する) 第5のレッスン DO IT(実行する) 第6のレッスン THINK(考える) 第7のレッスン TRY AGAIN(あきらめない) ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■□□ 勇気 :■■■■□ 豊かな心:■■■□□ おすすめ:■■■■□ この本は平成16年3月に出版されています。 著者は、「7つの習慣」を日本に紹介した方です。 今では、自分の会社を設立し、著述やセミナー活動を行っています。 「できる!」はありふれた言葉ですが、どのように使えば良い のでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)人生を支配している「思い込み」とは? 2)「できる!」とはどのように使うのか? 私たちの人生は「思い込み」でできています。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)人生を支配している「思い込み」とは? 「私たちは今、これまでなかったようなストレス社会を生き抜いて います。このストレスは、人間に考えなくてもいいような『取り 越し苦労』を背負わせることになりました。会社の複雑な機構が 生み出すシステムや人間関係。そこを生き抜くために人間は過剰 過ぎるほど心の壁を築き上げ、いつも心を堅くして、びくびく、 そわそわしていなくてはならなくなりました」 「でもこの心の壁は、本当に『思い込み』に過ぎないのです。 ほとんどの場合、いまだに起こっていない将来を勝手に悪く考え 込んでしまい、一人で不安な気持ちを作り上げてしまっているの です」 「人間にとって都合の悪い『パラダイム』を持ってしまうと、 視野が狭まり、人生も悪い方向に展開してしまう場合もあります。 これが『思い込み』です」 「この『パラダイム』というものがその人の心の状態を支配して いる張本人であり、『パラダイム』さえ書き換えてしまえば、案外、 新しい人生の扉が開くかもしれないのです」 2)「できる!」とはどのように使うのか? 「『できる!』という姿勢で物事に取り組んでいくことで、自分は 確実に変わっていけるのです。『できる!』と言い続けることで 自分自身に期待効果が生まれてくれるのです。これを心理学では 『ピグマリオン効果』と言います。つまり自分の『パラダイム』が 変わるのです。これはとても大切なことなのです」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【 絶対、できる!と考える 】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●「人生を支配している思い込み」とはどのようなことなのでしょうか? ▽私も何度かこのメルマガで紹介していますが、人間は自分の心に いくえもの「フィルター」をかけて世の中を見ています。 このフィルターのために、実際に起こった現象に対して、自分で 勝手に「嬉しい」とか「悲しい」とかの色をつけてしまうのです。 そうすると、同じ出来事が起こったとしても、ある人にとっては 何ともないことが、別の人にとってはとても悲しい状況が発生して しまったりするのです。 著者は、この本の中で、そのフィルターのことを「思い込み (パラダイム)」と表現しています。 著者は言います。 「私たちは今、これまでなかったようなストレス社会を生き抜いて います。このストレスは、人間に考えなくてもいいような『取り 越し苦労』を背負わせることになりました。会社の複雑な機構が 生み出すシステムや人間関係。そこを生き抜くために人間は過剰 過ぎるほど心の壁を築き上げ、いつも心を堅くして、びくびく、 そわそわしていなくてはならなくなりました」 「でもこの心の壁は、本当に『思い込み』に過ぎないのです。 ほとんどの場合、いまだに起こっていない将来を勝手に悪く考え 込んでしまい、一人で不安な気持ちを作り上げてしまっているの です」 著者が言うような「これまでになかったようなストレス社会」 なのかどうかは、私には分かりません。 もしかしたら、これも著者の単なる思い込みに過ぎないかもしれ ないのです。 別な本を読むと「人類の歴史上、これまでなかったような自由な 社会」と書いてある本もありました。 このように、起きている現象は同じなのに、考える人によって 違ったとらえ方をしてしまうのが、その人の「思い込み(パラダイム)」 です。 「パラダイム」という言葉は、著者が訳した「7つの習慣」で 初めて知りました。 現在の状況を変えたいのであれば、「パラダイム転換」が必要 なのです。 ▽「パラダイム」とは、別の言葉で表現すると「心のサングラス」、 「色メガネ」、「先入観」と言ったところです。 私が使う言葉では、上記した「フィルター」ということになります。 この「パラダイム」は、持っていなかったら生きていけません。 しかし、パラダイムにもいろいろあって、良いパラダイムと悪い パラダイムがあります。 私たち人間は、良いパラダイムばかりを持っていると、人生楽しく 生きていけるのですが、ほとんどの人は、人間にとって都合の悪い パラダイムを持っている場合が多いのです。 すると、人生は苦労の連続に見えてきます。 著者は言います。 「人間にとって都合の悪い『パラダイム』を持ってしまうと、 視野が狭まり、人生も悪い方向に展開してしまう場合もあります。 これが『思い込み』です」 ほとんどの人は、このようなパラダイムを子どもの頃に作って しまいます。 子どものころにできたパラダイムはなかなか変えることはできま せん。 著者は言います。 「この『パラダイム』というものがその人の心の状態を支配して いる張本人であり、『パラダイム』さえ書き換えてしまえば、案外、 新しい人生の扉が開くかもしれないのです」 パラダイムは取り扱い注意でもありますが、逆にパラダイムを 利用すると、いろいろと楽しいことが起きそうです。 ●「できる!」とはどのように使えば良いのでしょうか? ▽パラダイムを変えるには、そのように思い込む「クセ」を変えれば 良いのです。 と簡単に書いてしまいましたが、それがなかなか難しいです。 特に、子どものころに作り上げたパラダイムは、これを変えるのは とても難しいのです。 そこで、著者は「できる!」という発想法を提案しています。 著者は言います。 「『できる!』という姿勢で物事に取り組んでいくことで、自分は 確実に変わっていけるのです。『できる!』と言い続けることで 自分自身に期待効果が生まれてくれるのです。これを心理学では 『ピグマリオン効果』と言います。つまり自分の『パラダイム』が 変わるのです。これはとても大切なことなのです」 斎藤一人さんが言う「ツイてる」も、同じ事ですね。 どんなことが起きても、「ツイてる」と言い続けると、実際に ついていることが起き始めます。 実は、この「できる!」とか「ツイてる」は、私もおなじような ことをする考え方をすることがあります。 主に仕事でですが、難しい仕事や、時間が無い仕事をするときに、 「大丈夫。おれは天才だ!なんでもできる」 と、何度も心の中で繰り返していると不思議と何ごともなくできて しまうことがあります。 そして、その小さな成功体験が、人間には必要です。 「できる!」 これだけで、人生が変わるならやってみないわけにはいかないで すね。 この本は、成功法則本です。 しかし、難しいことが書いてあるわけではなく、あおるような ことが書いてあるわけでもなく、楽に、納得して読むことができ ました。 ページ数も163頁で、著者が提唱していることも、シンプルです。 そして、実行するのも簡単そうです。 さっそく今日から実践します。 |
| 行動してみることで人生は開ける―まず、できることから、やってみる |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:行動してみることで人生は開ける 副題:まず、できることから、やってみる 著者:加藤諦三 出版:PHP文庫 定価:514円+税 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://amazon.co.jp/o/ASIN/4569572499/oyajimushicom-22/ref=nosim/ 楽天ブックス http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1043044%2f ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/1667961/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── PART1 なぜ行動することが大切か PART2 行動を阻害しているもの PART3 行動すること 自分を変えること PART4 新しい自己の創造−「行動」がもたらすもの ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■□□ 勇気 :■■□□□ 豊かな心:■■□□□ おすすめ:■■■□□ この本は1999年3月に出版されています。 元々は1985年4月に出版された本を文庫化したものです。 著者は、最近私の本棚に増えてきた加藤諦三さんです。 本も数え切れないくらい出版されています。 人が行動するにはどうすればよいのでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)まず一歩を踏み出すには? 2)人間のエネルギーはどうすれば増えるのか? 人間のエネルギーを増やす方法とは? 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)まず一歩を踏み出すには? 「よく、自分は何をしたいのかわからないとか、何もすることが ないとかいう人に会う。こういう人は、たいてい受け身の人である。 遠くにある物ばかり見て、近くにあって自分のできることを見よう としない」 「それでは、なぜ遠くにあるものばかり見て、近くにあるものを 見ようとしないのであろうか。それは、その人が自己中心的で 幼稚で受け身で、うぬぼれているからである」 「自分は何か立派なこと。偉大なことをしなければならないと、 そういう人は思っている。小さなこと、日常的なこと、そんな ことは自分の理想的な自我にとってはふさわしくないと思って いるのである」 「近くにあることをきちんとやることができないのは、その人が 自己愛におかされていて、他者を愛する事ができないからである」 「近くにあることで、今すぐできることを馬鹿にしてはじめようと しない人は、自分が考えているほど自分は立派でも何でもない のである」 「机の上をキチンと整理するのでもよい、一日に三回空を見上げる のでもよい。空を見上げて深呼吸をすれば健康によい。今までより 朝一時間早く起きるのでもよい。昨日できなかったことを悔やんで いるよりも、今日できることをやることである」 2)人間のエネルギーはどうすれば増えるのか? 「無気力になっている人は、エネルギーを使わないから衰弱して いるのである。活動するから元気になるのであって、エネルギーが ないから元気になれないのではない。エネルギーを使わないから 気がめいってくるのである」 「いつも僕はいうのだが、人間のエネルギーは貯金ではない。 使ったらなくなるものではなく、使えば増えるものである」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【 無尽蔵のエネルギーをもっと体験しよう 】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●「まず一歩を踏み出す」にはどうすればよいのでしょうか? ▽人によって違いますが、私を含め「行動できない」人は、とにかく 第一歩が踏み出せません。 一歩目を踏み出せば二歩目からは楽になることが頭の中では理解 できているのですが、実際に身体が動きません。 そうして、頭でぐじぐじ考えたまま、一日が、一週間が、1ヶ月が 過ぎてしまいます。 私の場合、行動できてないことに気が付いたのは40歳が目の前 でした(笑) 気が付いてからも、「何かしなきゃ」と考えながらも、何をすれば いいのか、どうやって行動すればいいのかさえ分からない状態で した。 こういうとき、行動できない人は大抵の場合「棚からぼた餅」を 待っています。 「だれかが幸せを運んできてくれるのではないか?」 宝くじが良い例ですね。 著者は言います。 「よく、自分は何をしたいのかわからないとか、何もすることが ないとかいう人に会う。こういう人は、たいてい受け身の人である。 遠くにある物ばかり見て、近くにあって自分のできることを見よう としない」 私もそうでしたが、金銭的に成功している人を見て、 「ああなりたい」 と思うだけで、じゃあ具体的にどうすればいいのか、何かを勉強 すればいいのか、何かを教わりに行けばいいのか、そんなことすら も考えることができない状況だったのです。 著者は言います。 「それでは、なぜ遠くにあるものばかり見て、近くにあるものを 見ようとしないのであろうか。それは、その人が自己中心的で 幼稚で受け身で、うぬぼれているからである」 「自分は何か立派なこと。偉大なことをしなければならないと、 そういう人は思っている。小さなこと、日常的なこと、そんな ことは自分の理想的な自我にとってはふさわしくないと思って いるのである」 「近くにあることをきちんとやることができないのは、その人が 自己愛におかされていて、他者を愛する事ができないからである」 なかなか手厳しいですね。 でも、確かに言われるとおりです。 こういう時はだいたいゴールしか見てません。 ゴールへ向かう途中のことは考えていないのです。 著者は、まず近くにあることで今すぐできることを始めなさいと 言います。 「近くにあることで、今すぐできることを馬鹿にしてはじめようと しない人は、自分が考えているほど自分は立派でも何でもない のである」 「机の上をキチンと整理するのでもよい、一日に三回空を見上げる のでもよい。空を見上げて深呼吸をすれば健康によい。今までより 朝一時間早く起きるのでもよい。昨日できなかったことを悔やんで いるよりも、今日できることをやることである」 まったく行動できない時は、どんなささいなことでもいいのです。 まずは動いてみることが必要です。 ●「人間のエネルギーはどうすれば増える」のでしょうか? ▽人にはエネルギーがありますが、そのエネルギーには種類があり ます。 簡単に考えられるのは、体力的なエネルギーと精神的なエネルギー の二つです。 私の経験によると、体力的なエネルギーは精神的なエネルギーに 引きずられます。 精神的に充実していることをしていると、体力的にかなりきつく ても、それが気にならなくなります。 きっと、何とかというホルモンが分泌されているからだと思います。 著者は言います。 「無気力になっている人は、エネルギーを使わないから衰弱して いるのである。活動するから元気になるのであって、エネルギーが ないから元気になれないのではない。エネルギーを使わないから 気がめいってくるのである」 無気力な時は、確かにエネルギーが少ないです。 何もしなくても疲れるし、何もしないのでストレスが溜まります。 そして、悪循環にはまっていくのです。 私は以前、週末に昼寝をしていた時期があります。 ソファに寝ころんでテレビを見ていると、ついウトウトと眠り 込んでしまうのです。 これも、何もしていないのでエネルギーが無くなっていただけの ことなのです。 しかし、ある時期「人生何とかしなきゃ」と思い始めたころから 週末に昼寝はしなくなりました。 それ以前に、ソファに座るということをしなくなったのです。 今では、とにかく何かをしています。 その中でも自分が好きなことをやっていると、エネルギーが湧いて きます。 人間が持っている精神的なエネルギーは、無尽蔵に湧いてきます。 そして、体力的なエネルギーは精神的なエネルギーに引きずられ ます。 著者は言います。 「いつも僕はいうのだが、人間のエネルギーは貯金ではない。 使ったらなくなるものではなく、使えば増えるものである」 やればやるほど無尽蔵に湧き出るエネルギーを体験すると、やめ られなくなります。 この本では、最初はほんの少しのことから行動してみよう、と 提唱しています。 そして、ここでは紹介しませんでしたが、その行動を阻害する ものについて詳しく分析されています。 そのほとんどの原因は、やはり親子の関係にあるようです。 人間の行動原理は奥が深いです。 |
| コーチ!おしえて…―未来はきみの手のひらの中に |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:コーチ!おしえて… 副題:未来はきみの手のひらの中に 著者:影井秀 出版:ゴマブックス 定価:1524円+税 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://amazon.co.jp/o/ASIN/477710124X/oyajimushicom-22/ref=nosim/ ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/2557257/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 人生は、きっかけ次第でどうにでもなる あなたの問題は、あなた自身が作り出している 世の中で成功者と呼ばれる人はどこかで自分の壁を壊している 今のあなたが一番必要とするものは、3年後の自分という意識 目標はできる限り具体的で単純なものにする 他、多数あるので省略します。 ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■□□ 勇気 :■■■■□ 豊かな心:■■□□□ おすすめ:■■■■□ この本は2005年6月に出版されています。 著者は、公立校から予備校には通わずに独自の勉強法で東京大学に 現役合格した方です。 現在は、いろいろな方面で活躍されている方のようです。 モチベーションを上げるにはどうすれば良いのでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)今の自分に必要なことは? 受験も人生も必要なことってあまり変わりないようです。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)今の自分に必要なことは? 「今のあなたに、あなた自身の経験や考え、つまり、あなたの 内側から作られた言葉はどこにあるの?あなたはただ周囲に合わ せているだけで、『本質』を追求することなく毎日を過ごしている」 「周りの人たちや、常識から来る表面上の義務感や達成感だけを 目標や指標にして過ごしているのが、一番の問題ね。本物のモチ ベーションは本質の追究から生まれるの」 「疲れた、苦しい、つらい、といっているうちは、本当にそう 思っているわけではない。ただ都合のいい言い訳を見つけている だけだよ。本当の苦しみや疲れは言葉すら奪うから。もし落ちたら、 を考える前に、成功したらどうしよう?どうなるだろうか?と いうことにワクワクしなさい。ワクワクしなくなったら、素直に、 この勝負を止めなさい」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【 ワクワクすることをしよう 】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●「今の自分に必要なこと」とはどのようなことなのでしょうか? ▽実は、この本を買ったときは「コーチング」の本か、自己啓発書 かと思っていました。 内容的には、どちらかというと自己啓発書に近いです。 そして、読むまで分からなかったのは、この本が「小説」だと いうことでした。 小説はまどろっこしくてあまり読まないのですが、字も大きく すぐに読み終わりそうだったので、そのまま読んでしまいました 300ページを超えてますが、普通に読んで1時間とちょっと くらいで読み終わります。 ▽私の場合、小説の書評を書くとほとんどがあらすじの紹介になって しまいます。 したがって、今回はあらすじは簡単に、あとは気になるフレーズを いくつか紹介したいと思います。 ▽主人公は「秀樹」という名の、鳥取県の片田舎にある公立高校に 通う受験生です。 ある日、秀樹は友人との会話の中で、ふとしたことから「俺は 東大に行く」と宣言してしまいます。 それはまたたく間に広がり、自分の親にまで伝わってしまいます。 それを伝え聞いた秀樹の親は、「志望校を見てこい」ということで、 東京行きの深夜バスのチケットを秀樹に渡します。 ▽行くだけ行ってみて「東大行ってきたぜ」と冗談で済まそうと 思っていた秀樹は、その週の週末、実際に東大へ行き、学食で ラーメンを食べていました。 そこへ、見ず知らずの女性に話しかけられます。 それをきっかけに、秀樹はこの名前も分からない女性に東大合格 のためのコーチをお願いすることになります。 小説にしては、話が突飛すぎるような気がしますが、この本が 伝えたいことは別にあるので良しとしましょう。 コーチといっても、東京と鳥取で距離的に離れすぎています。 したがって、コーチングは携帯電話のメールで行われることに なりました。 ▽秀樹は、困ったときのコーチだのみで、やがて成績が上がり、 絶対に無理だと言われた東大に合格しました。 その間、夢見がちな父親はリストラされ、母親が働きに出ること になります。 そんななか、東京で一人暮らししながら大学へ通うことができるの かどうか定かではありませんが、それはそれ、小説の中のこと ですから。 ▽といったストーリーになっています。 東大に入ることがそんなに重要でないと思っている私にとっては ストーリー的には何の感動もなく、心動かされることもありま せんでした。 きっと、受験生が読むと、感情移入できるのかと思います。 ▽しかし、せっかく1時間と少し時間を掛けて本を読んだので、 今の自分に必要な考え方、気になったフレーズを取り出して紹介 したいと思います。 ▽最初は、次のフレーズです。 「今のあなたに、あなた自身の経験や考え、つまり、あなたの 内側から作られた言葉はどこにあるの?あなたはただ周囲に合わ せているだけで、『本質』を追求することなく毎日を過ごしている」 「周りの人たちや、常識から来る表面上の義務感や達成感だけを 目標や指標にして過ごしているのが、一番の問題ね。本物のモチ ベーションは本質の追究から生まれるの」 私が受験生の頃にこんなこと言われてもきっと「?」と、何も 感じることなく通り過ぎていたと思います。 普通の人は考えることが苦手です。 何も考えることなく毎日を過ごすことができれば気楽です。 しかし、何も考えないと世間一般の考え方、テレビや新聞に書いて ある通りに考えるだけになってしまいます。 自分の心の底から考えに考えた「自分」を持たないことには、 周りに流されるまま人生が過ぎていきます。 まずは、一時間自分のことについて考えてみましょう。 ▽次は、以下のフレーズです。 「疲れた、苦しい、つらい、といっているうちは、本当にそう 思っているわけではない。ただ都合のいい言い訳を見つけている だけだよ。本当の苦しみや疲れは言葉すら奪うから。もし落ちたら、 を考える前に、成功したらどうしよう?どうなるだろうか?と いうことにワクワクしなさい。ワクワクしなくなったら、素直に、 この勝負を止めなさい」 これは仕事上で経験がありますが、本当に辛いと言葉が出なく なります。 ただ淡々と仕事をするだけになります。 その当時は「そこから逃げる」とか、なかなか考えることはでき ませんでしたが、今ではこのような状態になりそうになったら、 とっとと逃げます(笑) 我慢して、身体を壊しても仕方がないですから。 へたに体力があると、無理して頑張って身体の前に「心」が壊れて しまいます。 少しは我慢しなければならないことがありますが、ワクワクしなく なったら止めた方がいいです。 人生は楽しむためにあるのですから。 この本は、ストーリー的には受験生に向かって書かれたものですが、 言葉を入れ替えれば、人生そのものにも当てはまります。 フレーズを拾っていくと、なかなか良い言葉がたくさんあります。 受験生じゃなくても「なるほど」と思えます。 大人も自己啓発書として読んでみてはいかがでしょうか? |
| 運をつかむ人運にみはなされる人―宿命をかえる哲学 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:運をつかむ人運にみはなされる人 副題:宿命をかえる哲学 著者:ニコラス・レッシャー 出版:PHP研究所 定価:1333円+税 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://amazon.co.jp/o/ASIN/4569604536/oyajimushicom-22/ref=nosim/ ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/1662337/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 序 章 運は、人生を巧妙に操る 第1章 なぜ、偶然は起こるのか 第2章 予測不可能という人間の限界 第3章 運は千変万化に表情を変える 第4章 偶然は際限のないブラックホール 第5章 甘言の姿−二枚舌に惑わされるな! 第6章 人生はルールのないギャンブル 第7章 運が手だしできないモラルの世界 第8章 運とつき合う賢い戦略 第9章 究極の選択から生まれたホモ・サピエンス ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■□□□ 勇気 :■□□□□ 豊かな心:■□□□□ おすすめ:■■□□□ この本は1999年2月に出版されています。 著者は「米国哲学協会元会長」と紹介されています。 哲学に関する著書は30冊以上あるとのことです。 運をつかむには何か策があるのでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)運とはどのようなものなのでしょうか? 2)運命と宿命の違いとは? 運と運命と宿命の明確な違いを知りたいです。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)運とはどのようなものなのでしょうか? 「運とは、人生を合理的に営むための努力を妨げる始末の悪い力 である。運は人生の舞台へ、偶然や混乱、選択といった武器を 行使してその足がかりをつかみ乗り込んでくる」 「運は物事が特に重大な意味を持つときに前触れ無しに登場する。 いわゆる偶然というやつである。ここでいう『重大な意味』とは、 よい意味も悪い意味も両方を含めてである」 運には次の3つの要素がある 1.受益者または被害者 2.影響を受ける者の利害の観点から見た、よい進展(プラス)と 悪い進展(マイナス) 3.偶然性(予測できないこと、偶発的なものであること、予知 できないこと) 2)運命と宿命の違いとは? 「運(ラック)とは、予測という人間の力の及ばないところで 起こるよいこと、悪いことを表すが、実は、運命(フォーチュネイト) との間にも雲泥の差がある」 「通常の過程のなかでよいことが起これば、それはフォーチュ ネイトであるが、偶然にそのようなことが起こったとすると、 それはラッキーだ。特にそれが起こりそうもない状況で、合理的 予想もできないような状況で起こればとてもラッキーということ になる」 「宿命(フェイト)は少し違う。そこには偶然というものは存在し ない」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【 運を引き寄せる生き方をしよう 】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●「運とはどのようなもの」なのでしょうか? ▽今回は、私が苦手な哲学者が書いた「運」に関する哲学書です。 買うときには、哲学しているとは知らずに購入したのですが、 副題を見てみると「宿命を変える哲学」と書いてありました。 読んでみると、他の哲学書と違って書いてある内容がある程度 読みやすかったのでそのまま読んでみました。 ただ、「運」について250頁の1冊の本を書くと、やはり良く 分からなくなります。 飛ばして読んでいるため、結論が何だか良く分かりません。 それでも、読んでつかんだ部分を紹介したいと思います。 ▽人間は「運」によって人生が左右される時があると思っています。 いくら努力しても、最終的に「運」に見放されて上手くいかな かったり、逆に何の努力もしてなくて一か八かチャレンジして みたら、見事に「運」を引き寄せてベストな結果を得られること があります。 いくら努力しても人生「運次第」なのかもしれません。 著者は言います。 「運とは、人生を合理的に営むための努力を妨げる始末の悪い力 である。運は人生の舞台へ、偶然や混乱、選択といった武器を 行使してその足がかりをつかみ乗り込んでくる」 まさに「乗り込んでくる」という表現がピッタリです。 努力して努力して、人生これからと言うときに、事故に遭って 死んでしまったりすると「運が悪い」ということになります。 逆に、飛行機が墜落して、絶対に助からないと言われるような 状況でも命を落とすことなく生き延びる人もいます。この場合は 「運が良い」ということになります(飛行機が墜落した時点で、 「運が悪い」という見方もできます)。 著者は言います。 「運は物事が特に重大な意味を持つときに前触れ無しに登場する。 いわゆる偶然というやつである。ここでいう『重大な意味』とは、 よい意味も悪い意味も両方を含めてである」 ▽スピリチュアルな見方をすると「偶然」はないです。 全ての出来事は「必然」的に起こります。 幸運も不運も、その人に必要だから起きているに過ぎません。 ただ、普通の人にはそんなこと分かりませんので、偶然に「運が 良かったり」偶然に「運が悪かったり」するのです。 偶然は受け入れるしかないと思います。 ▽著者は、運には次の3つの要素があると言います。 1.受益者または被害者 2.影響を受ける者の利害の観点から見た、よい進展(プラス)と 悪い進展(マイナス) 3.偶然性(予測できないこと、偶発的なものであること、予知 できないこと) ただし、運とは偶然起きたその時点では、運が良いのか悪いのか 判断できないのではないかと思います。 短期的に見ると運が悪くても、長期的に見ると運が良かったりし ます。 「人間万事(じんかんばんじ)塞翁が馬」というやつです。 結局、「運」とは起きた出来事について人間が勝手に「幸か、 不幸か」を判断しているだけで、「何の色もついてない」という ことだと思います。 ●「運と運命と宿命の違い」とはどのような違いなのでしょうか? ▽「運」とあまり明確な区別がない言葉に「運命」と「宿命」が あります。 その違いとは何でしょうか? 著者は言います。 「運(ラック)とは、予測という人間の力の及ばないところで 起こるよいこと、悪いことを表すが、実は、運命(フォーチュネイト) との間にも雲泥の差がある」 「通常の過程のなかでよいことが起これば、それはフォーチュ ネイトであるが、偶然にそのようなことが起こったとすると、 それはラッキーだ。特にそれが起こりそうもない状況で、合理的 予想もできないような状況で起こればとてもラッキーということ になる」 「宿命(フェイト)は少し違う。そこには偶然というものは存在し ない」 ここでは色々な説明がされていますが、すいません、何が言いたい のかよく分からないので、上手くまとめ切れません。 運と運命・宿命の違いは、偶然かどうかの違いのようです。 ▽江原啓之さんの言葉を借りると、次のようになります。 「運命と宿命を料理に例えると、『素材』が宿命、『料理』が運命」 宿命とはすでに定まっていること。 例えば、自分の両親とか、環境とか自分ではどうしようもない ことが「宿命」です。 そして、「運命」とは、宿命という素材を使って自分でつくる 料理なのです。 だから、運命は自分でどうにでもできるものなのです。 そこに、偶然性がある「運」が入り込んでくるのだと思います。 なんだか、こちらの説明の方が分かりやすくてしっくりきますね。 せっかく読んだのに... さすがに「運」について、1冊書かれると、逆に何が言いたいのか 分からなくなってきます。 しかし、「運」をいくら解説したところで、偶然性が伴うので あまり意味がないのかもしれません。 偶然起きた出来事に対して、運が良いと思うか、運が悪いと思うか それは、その人の感じ方です。 いくら分析してみたところで、受け入れるしかありません。 |
| 地球が天国になる話 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:地球が天国になる話 著者:斎藤一人 出版:KKロングセラーズ 定価:1500円+税 購入:本屋さんで購入 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://amazon.co.jp/o/ASIN/4845420945/oyajimushicom-22/ref=nosim/ 楽天ブックス http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f3973719%2f ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/2650047/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── この問題に気がつくとすべての謎が解けます 親が子どもに劣等感を与えているんだよ あなたが劣等感を持ったのは、あなたのせいじゃない 因果を断ち切ればいいんだよ 人が不幸になる最大の原因は劣等感 「この人が劣等感から救われて、幸せになりますように」と念じてください あなたの中の悪徳裁判官と縁を切ってください 心の穴は「天国言葉」で埋めてください 自分を愛して自分を尊重すればいいんだよ みんながみんなのことを尊重したとき、たちまち地球が天国になる 最後の神様 ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■■■ 勇気 :■■■■□ 豊かな心:■■■■□ おすすめ:■■■■■ この本は、平成18年3月に出版されています。 著者はこのメルマガでも何度か紹介している、斎藤一人さんです。 幸せになるには何をどうすれば良いのでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)人の修行とは? 「劣等感」の正体とはいったい何なのでしょうか? 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)人の修行とは? 「人は何でこんなに何度も生まれ変わり輪廻転生を繰り返すかと いうと、一つの修行があります。その一つの修行というのが、実は 劣等感の克服ということです。いきなり劣等感と言われても何の事 かわからないし、自分が劣等感を持っているとは思っていないの です」 「この話の一番難しいところは、ほとんどの人は自分が劣等感を 持っていることに気がついていないんです。それと、また親の ほうも劣等感を与えているとは思っていないんです。両方が気が ついていないから、実は人は苦しむんです」 「そこで、どんな修行をするんですかというと、実は親というのも 非常に未熟な魂なんです。その未熟な魂で実は子どもを育てるん ですけど、子どもは親が未熟だということがわからないんです」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【 もっと、自分に気が付こう 】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●「人の修行」とはどのようなことなのでしょうか? ▽私は著者の講演会の話を、携帯プレーヤーに入れてよく聞いて います。 著者の話は面白くて、とても分かりやすいので何度も何度も聞いて しまいます。 この本も、元は著者が話をした内容を書き起こしたもので、その 話のCDが2枚付いています。 仕事の帰りに本屋さんで購入して、電車の中で読んで帰ってきた ので、CDよりも先に本を読みました。 本は直ぐに読めます。 ▽著者の話は、ほとんどの場合、多岐に渡ります。 しかし、この本ではめずらしく一つのことについて話されています。 この本で著者がテーマとしているのは人が持つ「劣等感」です。 劣等感というと、どうしても学校時代の成績のことを思い出して しまいます。 自分の成績が人より悪い場合に劣等感を感じたりします。 つまり劣等感とは「他人より劣っている」と自分で感じることです。 劣等感は、学校でいうと成績、社会に出てからは業績等を対象に 感じるものかと思っていたのですが、実は根は深いところにあっ たのです。 ▽人は何度も生まれ変わります。 生まれ変わるたびに、自分で親を選んできます。 この辺のことは、このメルマガでスピリチュアル系の本を紹介 する時によく書きます。 人はなぜ何度も自分で親を選んで生まれ変わるのでしょうか? 著者は言います。 「人は何でこんなに何度も生まれ変わり輪廻転生を繰り返すかと いうと、一つの修行があります。その一つの修行というのが、実は 劣等感の克服ということです。いきなり劣等感と言われても何の事 かわからないし、自分が劣等感を持っているとは思っていないの です」 たしかに、自分で自分の劣等感は分からないです。 私自身、劣等感はないと思っています。 でも、それに気が付いてないだけかもしれないとしたら... 著者は言います。 「この話の一番難しいところは、ほとんどの人は自分が劣等感を 持っていることに気がついていないんです。それと、また親の ほうも劣等感を与えているとは思っていないんです。両方が気が ついていないから、実は人は苦しむんです」 ということは、実は私も劣等感を持っていて、それを子どもたちに 与えているのかもしれないのです。 ▽では、人はなぜ劣等感を持ってしまうのかというと、未熟な魂の 親に育てられるからなのです。 「そこで、どんな修行をするんですかというと、実は親というのも 非常に未熟な魂なんです。その未熟な魂で実は子どもを育てるん ですけど、子どもは親が未熟だということがわからないんです」 たしかに、私も最初の子どもができたときは、自分自身が「親に なるなんてとんでもない」と思っていました。 こんな子どもみたいなヤツが人の親になれるわけない、と本気で 思っていました。 ほとんどの男性は同じじゃないかと思います。 しかし、ほとんどの人はそのような年齢の時に子どもができるの です。 もしかしたら、60歳とか70歳くらいで、人間が練れてきた ときに子どもができると、良い子育てができるかもしれません。 しかし、人間はそのようにできてはいないようです。 ▽劣等感を持っている親は、どのように子育てをするかというと、 自分の劣等感を「おまえのためだ」という形で出してくるのだ そうです。 「あんたたちのためを思って、言ってあげてるのに...」 実はこれ、私自身が子どもたちに言ってました。 私は学校の成績に関しては「どうでもいい」と思っているので、 子どもたちが、テストでどんな点数を取ってこようが、成績表の 内容が悪かろうが、運動会でビリになろうが何も言いません。 自分がそんなに良い成績ではなかったし、足が速かったわけでは ないので言えるわけありません。 ただ、なぜか(言われてみると本当の理由はよく自分でも分から ないですが)食事の時のマナーについてとてもうるさいです。 茶碗の持ち方や、座り方、テーブルに肘をつかない等のことに ついて子どもたちに注意します。 「将来自分たちが困るから、今のうちに直してしまいなさい」 これ、よく言います。 ▽実は、これが自分が持っている劣等感の現れみたいです。 著者の言葉を借りると「愛情という名の『うさ晴らし』をしている」 ということになります。 子どものころに、おそらく私もそう言われて育ったのだと思います。 しかし、そうやって子どもたちを食事のたびに注意していると、 子どもたちにとって、食事は楽しくないものになっているのでは ないかと初めて気がつきました。 ▽子どもの頃に劣等感を持つ親に育てられると、その子どもたちも 劣等感を持ったまま成長し、そのまま親になります。 そうやって、連鎖が続いていくことになります。 問題は、それに気が付いてその連鎖を断ち切ることです。 幸い、私はこの本を読んで自分のいろいろなことに気が付きました。 ここで連鎖を断ち切ります。 もっと、もっと紹介したい部分がたくさんありますが、なかなか 手短にまとめることができません。 とにかく、現在親の方はもちろん、親ではない方も一度読んで みてください。 自分がどのような劣等感を抱えていて、どうすればいいのかが 書かれています。 現在、劣等感を持っていてもいいのです。 それに気づいて、連鎖を断ち切ること。 これが大切です。 |
| 人間通 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:人間通 著者:谷沢永一 出版:新潮社 定価:1100円 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://amazon.co.jp/o/ASIN/4106004895/oyajimushicom-22/ref=nosim/ ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/1227568/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 人と人 組織と人 言葉と人 本と人 国家と人 ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■□□ 勇気 :■□□□□ 豊かな心:■□□□□ おすすめ:■■■□□ この本は1995年12月に出版されています。 ネットで調べてみると、40万部ほど売れているようです。 著者の専門は「書誌学」「近代日本文学」と紹介されています。 著書も多数あります。 人間の観察はどの様に行えば良いのでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)「人間通」とはどのような状態なのか? 2)人をほめなければならないのはなぜか? 人間通になるにはどうすれば良いのでしょうか? 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)「人間通」とはどのような状態なのか? 「人間は最終的にとことんのところ何を欲しているのか。それは 世に理解されることであり世に認められることである。理解され 認められれば、その心ゆたかな自覚を梃子(てこ)として、誰もが 勇躍して励む。それによって社会の活力が増進し誰もがその恵みに あずかる」 「この場合、世間とは具体的には自分に指示を与える人であり 働きを共にする同僚である。この人たちから黙殺または軽侮される のは死ぬより辛い。逆に自分が周囲から認められているという 手応えを得たときの喜びは何物にも替え難い」 「他人の気持ちを的確に理解できる人を人間通と謂う。人間通を 身近に見出せることは幸福の最たるものであろう」 2)人をほめなければならないのはなぜか? 「人は誰でも自分を褒めてもらいたい。しかし自分が人を褒める のは嫌なのだ。その間の行き違いから至る所で無意味な諍いが 生じる。人の世をまるくおさめる方法はただひとつ、誰もが褒め 上手になろうとする習練である」 「或る人物に発育の可能性があるか否かを示すには、その人が何を どう褒めるかに耳を傾ければよいのである」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【 人間通になろう 】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●「人間通」とはどのような状態なのでしょうか? ▽何かの特定の物事に明るい人、通じている人のことを「〜通」と 言います。 例えば「音楽通」とか、「食通」等といった使い方をします。 「あの人は『つう』だから」というと、「つう」の対象がいいこと であれば賛辞になります。 そして「人間通」とは、人間に通じている人のことです。 あまりにも漠然としていますが、ここでは「人の気持ちが分かる」 ことを示しています。 著者は言います。 「人間は最終的にとことんのところ何を欲しているのか。それは 世に理解されることであり世に認められることである。理解され 認められれば、その心ゆたかな自覚を梃子(てこ)として、誰もが 勇躍して励む。それによって社会の活力が増進し誰もがその恵みに あずかる」 ここでいう「世」とは他人のことです。 人は他人に認めてもらえるか、もらえないかで生き方がかなり 変わってきます。 特に子どもの頃は、親に無条件で認めてもらえないと、大人に なってから心の病気になったりします。 ほとんどの親は「条件付」で子どもを認めています。 よい子にしていると認めてあげて、言うことを聞いたりしないと 認めてもらえないような状況を作ってしまうと、現在問題になって いるような子どもに育つ可能性があります。 そして、大人になってからも職場や地域社会、家庭内、親類等に 認めてもらえないと、この場合も心の病気になり易くなります。 著者は言います。 「この場合、世間とは具体的には自分に指示を与える人であり 働きを共にする同僚である。この人たちから黙殺または軽侮される のは死ぬより辛い。逆に自分が周囲から認められているという 手応えを得たときの喜びは何物にも替え難い」 広くは、社会的に認めてもらいたいという場合もありますが、 それ以前に、身近な人に認めてもらえないと、人はなかなかつらい ものがあります。 逆に、自分のことを少しでも理解してくれる人が身近にいると、 とても安心して生きて行くことができます。 下手をすると、家族内でも自分のことを理解してくれる人がいない 場合があります。 これは、考えただけでも辛そうです。 著者は言います。 「他人の気持ちを的確に理解できる人を人間通と謂う。人間通を 身近に見出せることは幸福の最たるものであろう」 人間通が身近にいない人は辛いですが、一人でもいると幸せなの です。 逆に言うと、自分が人間通になることで周りの人たちを幸せにし ます。 そして、周りが幸せになると自分も幸せになれます。 人間通になりましょう。 少なくとも、人間通になる努力をしましょう。 ●「人をほめなければならない」のはなぜなのでしょうか? ▽人は、他人に褒めてもらえると嬉しくなります。 特に子どもを見ているとそう感じます。 子どもが夢中で遊んでいるところへ行って、「何してるの?」と 話しかけて、やっていることを褒めてあげると、ニコニコしながら 夢中で説明してくれます。 大人の場合も同じです。 大人の場合はなかなか態度に表せないだけで、例えば仕事の結果を 褒めると表情が一変します。 著者は言います。 「人は誰でも自分を褒めてもらいたい。しかし自分が人を褒める のは嫌なのだ。その間の行き違いから至る所で無意味な諍いが 生じる。人の世をまるくおさめる方法はただひとつ、誰もが褒め 上手になろうとする習練である」 他人を褒めるいうことは、実は慣れないと恥ずかしくてなかなか できません。 多少慣れが必要ですが、これができると人間関係がスムーズに なります。 例えば、会社で部下や後輩に仕事を依頼している場合に、その人 から結果が上がってきたら、内容はさておいてとりあえず褒めて みます。 「さすが、早いね」とか、「しっかりできてるね」とか。 直して欲しいことがあったら、その後説明すれば良いのです。 とりあえず褒めてあげると、人間関係も仕事もスムーズに流れます。 最初は嘘でもいいから褒めてみることです。 すると、だんだん慣れてきて本心から褒めることができるように なるのではないかと思います。 私もまだまだ修行しないとならないです。 きっと、人を褒めることができる人は人間的に成長した人なのだと 思います。 著者は言います。 「或る人物に発育の可能性があるか否かを示すには、その人が何を どう褒めるかに耳を傾ければよいのである」 しかし、これも子どもの頃に親に褒められた経験がないと、なか なか人を褒めることができないのです。 そう自分で感じているのなら、少しでも他人を褒める練習をして みましょう。 著者の「人間の観察眼」はすばらしいものがあります。 私も人を観察するのが好きですが、ほんのさわりの部分しか観て いないことが分かりました。 他に感じたことは、文章中に「漢字」をたくさん使っていること です。 書評で本文の抜粋を書いてみると分かりますが、普通の本は漢字が 至るところでひらがなで書かれています。 おそらく文章中に漢字が続く場合はわざとひらがなに置き換えて いるのだと思います。 しかし、この本は漢字の部分はそのまま漢字で表現されています。 どちらかというと、私は漢字が使われている方が読みやすいです。 全部を読まなくても済みます。 |
| わが息子よ、君はどう生きるか |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:わが息子よ、君はどう生きるか 副題:父親が息子に送る人生最大の教訓 著者:チェスターフィールド 出版:三笠書房 定価:1200円 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://amazon.co.jp/o/ASIN/4837956548/oyajimushicom-22/ref=nosim/ 楽天ブックス http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f3680937%2f ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/2611246/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 第1章 「いい習慣」を身につける一番大事な時 第2章 「やりたいこと」ができる人 第3章 仕事(勉強)と遊びは両立できる 第4章 柔軟な「ものの見方」を養う読書法 第5章 自分をアピールする表現力 第6章 「一生の財産」となる友人をつくる 第7章 自分の力になる「人間関係」 第8章 「人望がある人」になる 第9章 「よりよく生きる」ために絶対不可欠な戦略 ────────────────────────────── ▼本の成分分析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■■□ 勇気 :□□□□□ 豊かな心:■■□□□ おすすめ:■■■□□ この本は1988年10月に出版されています。 アマゾンの解説によると1777年(なんと江戸時代!)に執筆 されているようです。 著者は「イギリス最大の教養人、文人政治家。ケンブリッジ大学 で学んだ後、若くして国会議員に選ばれ、幅広い知識とすぐれた 弁舌で活躍した」と紹介されています。 我が息子に伝えるべきこととは、どのようなことなのでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)人間関係はどこに注意すべきか? 2)人生最大の教訓とは何? 3)読書はどのようにすべきか? 4)最高の人生を送るにはどうすれば良いのか? 5)わが息子には何を伝えれば良いのだろう? 「人生最大の教訓」が一番気になりますね。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)人間関係はどこに注意すべきか? 「相手のことを思う気持ちが大事」 「まっさきに自分の話はするな」 2)人生最大の教訓とは何? 「物腰は柔らかく、意志は強固に」 「決して後へは引かない粘りと、品位を失わない執拗さで、 意志がいかに強いかを示す事が肝要」 「生きる知恵の根本は、なんと言っても感情をおもてに出さ ないこと」 3)読書はどのようにすべきか? 「書かれていることがどのくらい確かか、著者名だけで内容 を鵜呑みにしないで、自分の頭でしっかり考える」 「一日30分の読書週間」 4)最高の人生を送るにはどうすれば良いのか? 「一分を笑う者は、一分に泣く」 「トイレのわずかな時間も有効利用しなさい」 5)わが息子には何を伝えれば良いのだろう? 「自分がしっかりしなきゃ」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【 相手のことを考えて話をしよう 】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●「人間関係はどこに注意すべき」なのでしょうか?。 ▽先日読んだ谷沢永一さんの「人間通」にも書いてありましたが、 人のことを的確に理解できる「人間通」が身近にいると、その人に とってはとても幸せです。 著者も同じようなことを言っています。 「もし、自分のことを気にかけてもらったことがそんなに嬉しい のだったら、君も、人のことを気にかけてあげなさい。君が気に かけて親切にしてあげればあげるだけ、相手も喜んでくれるもの だよ。人づき合いの原点は、この相手を思う気持ちだ」 全く同感です。 私の人付き合いの原則は「自分がされて嫌だと思うことは、絶対 人にしない」です。 そこに「相手のことを思う気持ち」を付け加えたいと思います。 純粋に「相手のことを思う気持ち」だけで人づき合いができれば ベストだと思います。 しかし、気を付けなければならないのは、相手を思う気持ちに何らか の見返りを期待することだと思います。 人は、他人のそういう気持ちを敏感に察知します。 ▽もう一つ気を付けなければならないのは「まっさきに自分の話を すること」だと言っています。 人は、どうしても「自分のこと」を聞いてもらいたくて、自分の 話をしがちです。 特におじさんに多いのが、自分の不幸話や自慢話を得意そうに 説明する人です。 話をしている本人は良いかもしれませんが、聞いている方はどう すれば良いのか、どうして欲しいのか困ってしまいますね。 実は私も「過去の苦労話」をする事があります(笑) 「昔は残業時間がこれくらいあって」とか、「こんな難しい仕事を して」とか、今考えると、そんな苦労話聞いたところで、聞いて いる人は何の得にもならないですね。 逆の立場に立ってみると、「で、俺にどうしろっていうの?」と 言いたくなります。 人のことを気にかけてあげる方法の一つは、自分の話をすること ではなくて、人の話を真剣に聞いてあげることなのです。 ▽他には、 「人の中傷をしない」 「相手の目を見て話す」 「どこかで耳にした会話の内容をみだりに口外しない」 「さりげない気配りが大事」 「相手のほめられたい箇所を探し出しほめる」 「相手を陰でほめる」 「友が多く敵の少ない人がこの世で一番強い」 等々書かれています。 自分は、どれくらいできているのだろう? そう考えたら落ち込みそうなんでやめておきます。 ●「人生最大の教訓」とは何なのでしょうか? ▽「人生最大の教訓」はこの本の副題にもなっています。 著者は「物腰は柔らかく、意志は強固に」と言います。 どういう事なのでしょうか? 「人に命令を下す立場にある場合、丁寧な態度で命令を下せば、 その命令は喜んで聞き入れられ、気持ちよく実践に移されるだろう」 「これは目上の人に何かお願いする時や、当然の権利を要求する 時も同じだ」 「物腰を柔らかくして、かれらの心を掴むことだ」 「物腰を柔らかく」とは、相手の立場に関係なく、丁寧に他人に 接することなのです。 それと同時に、 「決して後へは引かない粘りと、品位を失わない執拗さで、意志が いかに強いかを示す事が肝要だ」 とも言っています。 なかなか難しそうです。 何かテクニックみたいなのことはあるのでしょうか? 「表情、話し方、言葉の選び方、発生、品位、そういったものが 柔らかければ『物腰は柔らかく』なり、そこに『意志の強さ』が 一本通れば威厳も加わり、人々の心をひきつけることは間違いない」 もっと、難しくなりました。 ▽他には、 「生きる知恵の根本は、なんと言っても感情を表に出さないこと」 「自分の性格を言い訳に使わない」 「手の内を読まれないように感情を隠せ」 等々、今まで考えてみなかったことが書いてあります。 ●「読書はどのようにすべき」なのでしょうか? ▽著者は次のように言います。 「書かれていることがどのくらい確かか、著者名だけで内容を 鵜呑みにしないで、自分の頭でしっかり考えて欲しい」 ここでは、特に歴史を読む場合について書かれています。 私の意見は、歴史について書かれたものは、やはり複数の文献を 読むことが大切だと思います。 特に日本のように「敗戦国」の場合は、史実も二極化しています。 どちらもバランス良く読んで、自分の歴史観を持つことが大切だ と思います。 ▽また、著者は読書習慣として「一日30分の読書習慣」を勧めて います。 また、社会人になってからの本の読み方について、次のようにま とめています。 「実社会に出た今、多読する必要はない。色んな人と話をするこ とによって情報を集めなさい」 「無益な本は、読まない」 「一つのテーマに絞って、それに関連したものを読む」 いずれの忠告も私にとっては痛い所です。 ●「最高の人生を送るには」どうすれば良いのでしょうか? ▽「一分を笑う者は、一分に泣くのだ」と言います。 つまり、時間を大切にしなさいと言ってます。 もし、少しでも時間が空いたら、本を読むなりして「空白の時間」 にしないことが大切です。 また「トイレのわずかな時間も有効利用しなさい」と言っています。 でも、わが家でトイレに本を持っていくと嫁さんが嫌がります。 ▽他には、 「段取りが大切」 「遊ぶときは、上手く遊ぶこと」 「午前中に集中して勉強すること」 「集中力を付けること」 「今日できることは今日やること」 「勉強のための費用は、出し惜しみしないこと」 「分相応の生活をすること」 等が書かれています。 「ごめんなさい。許して下さい」って感じですね。 ●最後に「わが息子には何を伝えれば良い」のでしょうか。 自分が実行できていないのに教えられるわけありません。 まず、自分で実行します。 最初は、我が息子に何を伝えれば?と思って読み始めたのですが、 いずれも私の身に付いていない事ばかりです。 残念ながら、伝えられることがありません(笑) 恥ずかしい限りです。 |