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| 変身 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:変身 著者:カフカ 出版:新潮文庫 定価:324円+税 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://amazon.co.jp/o/ASIN/4102071016/oyajimushicom-22/ref=nosim/ 楽天ブックス http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1746906%2f ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/511957/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 目次はありません ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■□□□ 勇気 :□□□□□ 豊かな心:□□□□□ おすすめ:■■□□□ この本は、昭和27年7月に出版されています。 平成12年5月時点で88刷となっています。 かなり長く読まれているようです。 著者は、1883年(明治16年)7月にオーストリアのプラハで 生まれ、41歳の若さで亡くなっています。 この人も死後、有名になったようです。 カフカの小説とはどのようなものなのでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)楽しんで読みましょう 今回は小説なので、楽しんで読むことにします。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── ※「もっと知りたい方のために」を参照してください。 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【 特にありません 】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●なぜ、この本を読む気になったのかというと、村上春樹さんが 昨年「カフカ賞」というのを受賞したのがニュースで放送されて いたからです。 しかし近年、残念ながら私はベストセラー、しかも小説はほとんど 読まないので、村上春樹さんの作品は一つも読んだことがありません(笑) 村上春樹さんの作品には「海辺のカフカ」というのがあります。 先日このメルマガで紹介した斎藤美奈子さんの「趣味は読書。」 という本の中で、「海辺のカフカ」のことが書かれていました。 評価の方は、こき下ろされているので正確なところが良く分かり ません。 ただ、理解できる人には「すごい」と言われるし、理解できない 人には「なにを言いたいのかさっぱりわからん」という評価に なるようです。 ▽「カフカという作家はそんなにスゴイ人なのか?」 どちらかというと、「海辺のカフカ」よりも名前が「賞」になって いる「フランツ・カフカ」に興味が湧いてきました。 ブックオフに行って、カフカの本を探した時にいくつか並んで いて、今回読んだ「変身」が並んでいる中では一番薄かったので、 読んでみることにしました。 ▽日本語に訳されているカフカの作品には、「変身」の他に以下の ようなものがあります。 「審判」 「城」 「アメリカ」 これらの他に「短編集」「寓話集」があります。 主に短編を書いていたようです。 ▽カフカはどの様な作品を書いているかというと、この「変身」の 後半20頁くらいにわたって、「解説」が書かれていますが、 読んでもよく理解できません。 カバーに書いてある著者の紹介文には次のように書かれています。 「人間存在の不条理を主題とするシュルレアリスム風の作品群を 残している」 この解説もサッパリ分かりません(笑) 分かる人には分かるのでしょうか。 ウィキペディアで調べてみると、次のように書かれています。 「常に不安と孤独を漂わせる非現実的で幻想的な作品世界は、 表現主義的とも言われる独特の不条理さに満ちている」 これも、よく分かりませんね。 カフカの作品には「不条理」というキーワードがあるようです。 「不条理」を国語辞典で引いてみると、 「すじ道が通らないこと。道理に合わないこと」 と書かれています。 これでなんとなく言いたいことは分かってきました。 そして、「シュルレアリスム」とは... 気になる方は、ウィキペディアで調べてみてください。 ▽その不条理な作品の「変身」です。 ひとことで言ってしまうと、「だからなに?よくわかりません」 といった感じです。 ごく簡単にあらすじを書いてみます。 主人公のグレーゴル・ザムザ(これはカフカをもじっているらしい) は、両親と妹と一緒に住んでいて、お手伝いさんもいます。 グレーゴルはある朝、目が覚めると、自分が寝床の中で一匹の 巨大な虫に変わっているのを発見します。 その虫がどのような虫なのか実は良く分からないのですが、 「鎧のような硬い背」「褐色の腹」「たくさんの細い足」といった 表現で書かれています。 天井も這うことができるので、私はゴキブリのような形で足が たくさんある虫をイメージしました。 最初は、人間の言葉を話していますが、すぐに話すこともでき なくなってしまいます。 その姿を家族や会社の上司に発見され、グレーゴルが部屋に閉じ こめられてしまいます。 妹や母親が、ご飯を持ってきてくれたり世話を焼いてくれますが、 グレーゴルは家族の重荷になっていきます。 グレーゴルの意識自体は、人間の意識で物事を感じていますが、 周りの人間達は、「巨大な虫」としか見てくれません。 グレーゴルは最初は元気でしたが、数ヶ月経過するころには、 かなり衰弱していました。 そんな時、思わず部屋から出てしまったグレーゴルは、恐怖を 感じた父親にリンゴを投げつけられ、それが身体にめり込み重傷を 負ってしまいます。 衰弱している所へ、重傷を負ってしまったグレーゴルは、最終的に 死んでしまいます。 グレーゴルのことで苦しんでいた家族は、やっと肩の荷がおりる ことになります。 ▽簡単にあらすじを紹介すると、以上のようになります。 特段、盛り上がる部分もなく、物語は淡々と進んで行きます。 物語中には、「なぜ変身したのか?」について何も書かれていま せん。 「カフカ」という名前がない状態でこの作品を読んだとしたら、 おそらく途中で読むのを辞めていたと思います。 何が「不条理」なのか、この作品を読んでも良く分かりませんで した。 もしかして、読む作品を間違ったのかもしれません。 でも、その他の作品の「城」とか「審判」は分厚いので読む気が 起きないです。 もしかして、村上春樹さんの「海辺のカフカ」も、こんな感じ なのでしょうか? |
| 加藤諦三の文章の書き方・考え方 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:加藤諦三の文章の書き方・考え方 著者:加藤諦三 出版:PHP研究所 定価:1200円+税 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://amazon.co.jp/o/ASIN/4569600352/oyajimushicom-22/ref=nosim/ 楽天ブックス http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f955153%2f ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/1555482/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 第1章 好きでもないものをわざわざ書いていないか 第2章 あなたは「自分の頭で考える」タイプか 第3章 一行はじめに書きさえすればうまく行く 第4章 億劫にならずに書き進める法 第5章 背のびをした文章は人を感動させない 第6章 自己を直視しないと行き詰まる 第7章 「偉そうな文章」に隠された心理 ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■□□ 勇気 :■■□□□ 豊かな心:■□□□□ おすすめ:■■■□□ この本は1998年3月に出版されています。 著者は、早稲田大学の教授で心理学系の本を多数書いています。 このメルマガでも何度か紹介しています。 たくさんの本を書いてきた著者の「文章の書き方」とはどのような ものなのでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)文章を書くテーマはどの様に選ぶべきなのか? 2)他人の文章と比較してはならないのはなぜか? テーマ選びはどのように考えれば良いのでしょうか? 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)文章を書くテーマはどの様に選ぶべきなのか? 「犬好きな人が犬の話をしていると何時間でも話をしている。 犬に興味のない人にしてみれば何をそんなにはなすことがあるの かと思うのだが、いつまで話しても話はつきない。話が弾む。 話している人の目が輝いている。話の声に張りがある。要するに 話に花が咲くのである」 「書く場合も同じである、犬好きの人が犬のことを書けば、苦労 なく犬のことを書ける。そして話はおもしろい。しかし犬が好きで ない人が犬のことを書こうとすれば大変である。なかなか書けない。 苦労に苦労を重ねて書いても、読む人には面白くない」 「つまり人は愛する物があれば文章は書ける。別に犬でなくても いい。鉛筆一本についてでも、その鉛筆に愛着を持ち、愛を注いで いる人は、鉛筆についてのエッセイを書ける。鉛筆について書く ことが、同じように『私の愛の物語』になる」 「ここに、書ける人と書けない人との違いがある。愛がある場合は それが犬についてのエッセイであれ、鉛筆についてのエッセイで あれ、そこに自分の哲学が出る。文章にその人の哲学がにじみでる」 2)他人の文章と比較してはならないのはなぜか? 「もうひとつ、書くテーマと同じように、書き方も自分のスタイル を忘れてはいけない。生真面目な人は生真面目な文章を書けばいい。 生真面目なのにユーモアにあふれた文章を書こうとするから、 書けなくなる。自分の文章と他人の文章とを比較しないことである」 「文章に価値の序列を付けない、ユーモアのある文章のほうが、 ユーモアのない文章よりもいいという価値観をもてば、ユーモア のない人は文章が書けなくなる。生真面目な人は生真面目な文章で いいのである。文は人を表すで、自分の文章は自分の分身なので ある」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【もっと、自分の文章を書いてみよう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●「文章を書くテーマはどの様に選ぶべき」なのでしょうか? ▽毎日書評を書いていると、自分の文章が書きたくなります。 書評は他人の書いた文章に対してどう感じたか?を書いているので、 主体が自分ではありません。 書評部分と冒頭の「今日の出来事」部分のどちらが書きや易いか と言うと、実は「今日の出来事」のほうが書き易かったりします。 自分の見たこと、考えたこと、感じたことをそのまま書けるから だと思います。 そこには、表題こそありませんが、何らかのテーマを持って書いて います。 たまに、そのテーマにたどり着く前に終わってしまう場合があって、 その場合は何日かに分けて書いています。 ▽文章を書くには、やはりテーマが必要です。 「何でもいいから書け」、と言われても書けません。 かといって、「このテーマで書け」と言われても、この場合も おそらく書けないです。 よく小学校の時の作文で、何かテーマを決めて書かせる場合が ありますが、今考えるとあれでは書けるはずがありません。 この本の中で著者も書いていますが、文章を書くときのテーマと いうのは自分で書きたいと思ったものじゃないと書けないのです。 ▽では、そのテーマはどのように決めればよいのでしょうか? 著者は、この本の冒頭部分で次のように書いています。 「犬好きな人が犬の話をしていると何時間でも話をしている。 犬に興味のない人にしてみれば何をそんなにはなすことがあるの かと思うのだが、いつまで話しても話はつきない。話が弾む。 話している人の目が輝いている。話の声に張りがある。要するに 話に花が咲くのである」 「書く場合も同じである、犬好きの人が犬のことを書けば、苦労 なく犬のことを書ける。そして話はおもしろい。しかし犬が好きで ない人が犬のことを書こうとすれば大変である。なかなか書けない。 苦労に苦労を重ねて書いても、読む人には面白くない」 文章を書く場合も話すことと同じで、そのことに興味がないと 書けないのです。 例えば、私がバイクに関することを書くと、もう何年も前に乗って いたことをいくらでも書けます。 でも、現在乗っている自動車のことについては、おそらくほとんど 書けません。 なぜかと言うと、興味がないから。 自動車に関しては、今の車について言えばボンネットを開けたのは 1回しかありませんし、洗車も1年くらいしてません。 何かを書くときにテーマを決めるのであれば、自分の興味がある ことをテーマにしなくてはならないのです。 また、著者は文章を書くには興味と愛が必要だと言います。 「つまり人は愛する物があれば文章は書ける。別に犬でなくても いい。鉛筆一本についてでも、その鉛筆に愛着を持ち、愛を注いで いる人は、鉛筆についてのエッセイを書ける。鉛筆について書く ことが、同じように『私の愛の物語』になる」 「ここに、書ける人と書けない人との違いがある。愛がある場合は それが犬についてのエッセイであれ、鉛筆についてのエッセイで あれ、そこに自分の哲学が出る。文章にその人の哲学がにじみでる」 文章を書くテーマを決めるには、興味があること、そして愛情が あることが必要なのです。 ということは、小説家という人たちは、自分の構想と文章、もし くは登場人物に興味と愛情を持っている人たちかもしれませんね。 ●「他人の文章と比較してはならない」のはなぜでしょうか? ▽著者は、文章を書くときに大切な要素として、「書き方」もある と言います。 「もうひとつ、書くテーマと同じように、書き方も自分のスタイル を忘れてはいけない。生真面目な人は生真面目な文章を書けばいい。 生真面目なのにユーモアにあふれた文章を書こうとするから、 書けなくなる。自分の文章と他人の文章とを比較しないことである」 「文章に価値の序列を付けない、ユーモアのある文章のほうが、 ユーモアのない文章よりもいいという価値観をもてば、ユーモア のない人は文章が書けなくなる。生真面目な人は生真面目な文章で いいのである。文は人を表すで、自分の文章は自分の分身なので ある」 私は、仕事でずっと設計書を書いてきましたが、自分の文章とい うのは書いたことがありませんでした。 メルマガを書き始めて、初めて 「自分の文章ってこんな感じなんだ」 というのが分かりました。 いろいろな文体で試して書いてみたのですが、今書いている書き方 が何も考えなくてよくて、一番楽に書けます。 いまいちおもしろみに欠ける文章ですが、これが自分の文章だと 思っています。 そして、これを他人と比較しないことも大切です。 他に書評を書いている人のメルマガを読んでいると、みなさん 上手にまとめていて、とても読みやすく書いています。 最初の頃は、それが羨ましかったりしたのですが、今では 「自分は自分、他人は他人」 と思っています。 この考え方は、人の生き方にも関係します。 他人と比較して人生を生きていると、羨ましいことばかりです。 「自分は自分、他人は他人」 こう思って生きていると、楽に生きていけます。 自分に興味があって愛情を込められるテーマを、自分の文章で 書けば、いくらでも書けると思います。 この本は、主に文章の書き方について書かれている本ですが、 著者の得意分野である「生き方」についても随所で触れられてい ます。 読書感想文や作文が嫌いな人もたくさんいます。 どちらかというと、嫌いな人の方が多いのではないでしょうか? その原因は、小中学校で宿題に出された、読書感想文や作文に 原因があると思われます。 小中学生の頃は無理でも、ある程度人生を生きてきた人であれば、 何かしら興味があって打ち込んでいる、あるいは打ち込んでいた ものがあると思います。 そのことについて、文章を書いてみると、おそらく自分が思って いる以上に書けると思います。 いちど試してみてはいかがでしょうか? |
| 父親だからできる!子育てマネジメント―「学級崩壊」に負けない家庭の知のインフラはこうつくる |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:父親だからできる!子育てマネジメント 副題:「学級崩壊」に負けない家庭の知のインフラはこうつくる 著者:樋口健夫 出版:東洋経済新報社 定価:1600円+税 購入:図書館で借りました ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://amazon.co.jp/o/ASIN/4492041389/oyajimushicom-22/ref=nosim/ 楽天ブックス http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1182569%2f ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/1919522/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 1 わが家へようこそ−同級生夫婦と3人の息子たち 2 父親だけにできる「子育てマネジメント」 3 わが家の「家庭教育カリキュラム」 4 わが家の家庭教育「体力・情操編」 5 「生きた経済学」を学ばせるのは父親の役割だ! 6 家族の幸福は「思い出づくり」に極まる! エピローグ 「家族力」を強化せよ ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■□□ 勇気 :■■□□□ 豊かな心:■■■□□ おすすめ:■■■□□ この本は2000年9月に出版されています。 著者は三井物産に務めている方で、主に海外で生活されています。 また、著書も多数あり、アマゾンで検索してみると「アイデア マラソン発想法」というキーワードで本を書かれています。 以前、このメルマガでも一度紹介したことがあります。 父親だからできることってどの様なことなのでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)子育てマネジメントとは? 子育てのマネジメントとは、何をマネジメントすればよいので しょうか? 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)子育てマネジメントとは? 「怖いのは、母親独自の判断基準の甘さだ。どんなことがあっても、 母親は、自分で責任を取らないことと同様に、自分の子ども達にも 問題は無いと盲信し、固執する傾向があることだ。問題を深刻化 させてしまう傾向がある」 「一方、父親から見れば、もし教育に問題が発生したら、大事に 至る前に、母親が家庭で警鐘を鳴らし、父親に話すだろうと思い 込んでいる」 「実際の生活では父親は子どもの教育に関して、母親から具体的 なことを知らされないまま、どんどん時間が過ぎ、子どもが異次 元世界にはまっていることを理解しない。自体が表面より遙かに 悪化しているのに気がつかないでいる。これが現在の日本の子ども達 の問題だ」 「父親が家庭教育と運営に参加するために、プロジェクト管理の 方法を使ってみてはどうだろうか。家庭を、会社のプロジェクトや 超重要案件の処理と同じと考え、対処してみるのである。父親が 会社でプロジェクトチームを編成し管理をするのと同様の真剣な 意識で家庭を見れば、案外、対応策も見えてくるし、成果も早く 出る」 「父親を計画責任者(プロジェクトマネージャー/通称プロマネ) と決めるなら、母親は現場責任者(サイトマネージャー)に相当 する。サイトマネージャーは現場で決定するほとんどの権限を 持っているが、プロマネが現場にいる間は、プロマネにプロジェ クトの進捗状況を迫力を持って説明するものである」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【 もっともっと、子育てに参加しよう 】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●「子育てマネジメント」とはどのようなことなのでしょうか? ▽教育関係の本を読んでいると、子どもが何らかの問題を抱えている 家庭では「父親不在」という言葉が書かれています。 父親は子どものこと、家庭のことを全て母親に任せ、自分は仕事と 趣味に没頭する、というパターンです。 個人的には、思う存分仕事と趣味に没頭しても良いと思っています。 人生は自分が楽しむためにあるので、仕事でも趣味でも楽しめる のであれば、一所懸命やれば良いと思います。 しかし、子どもを作ったということは、母親と父親の両方に責任が あります。 母親が勝手に子どもを作ったわけではありません。 そして、父親が人生を楽しむのであれば、母親にも人生を楽しむ 権利があります。 母親は子育てをするためだけにこの世に生まれてきたわけでは なく、「子育ても含めて」人生を楽しむために生まれてきたのです。 ということは、父親も当然「子育てを含めて」人生を楽しまなく てはならないのです。 子育ては子どもを持つ親の責任であり義務だと考えています。 ただ、「責任」だとか「義務」と考えると重荷になって、人生を 楽しめなくなってしまいますね。 だから、もっと子育てを楽しめば良いのではないでしょうか? 子育ての「理想像」ですけど... ▽ほとんどのサラリーマン家庭では、子どもの教育は母親が担当 している場合が多いのではないでしょうか。 私も母親によく言われました。 「少しは勉強したらどうなの?」 私はもう少しで40歳になりますが、学校で習う勉強のほとんどは 生きていく上であまり必要ないと思っています。 誤解のないように言っておくと、何かの研究をしたい人、医者や 教育者を目指す人等は勉強は必要です。 また、良い大学に入って、大企業に入社して...という何年も 前の幸せの幻想を未だに引きずっている人は勉強してください。 でも、そこを目指さない人にとっては、学校でならう勉強はあまり 人生に必要ないです。 四則演算と読み書きができれば、そんなに不自由することなく 生きていけます。 勉強よりも、どうやれば幸せに生きることができるのか、どう すれば人間関係が上手くいくのか、他人を思いやる心はどうすれば 養うことができるのか、といったことをもっと教えるべきだと思い ます。 ▽話が逸れてしまいました。 母親が「勉強しなさい」というのは、学歴社会が根底にあるから です。 しっかり勉強して、良い大学、良い会社に入らないとダメよ、 と言った考え方です。 そして、父親が子育てに参加しないと、母親独自の考え方で教育 することになります。 著者は言います。 「怖いのは、母親独自の判断基準の甘さだ。どんなことがあっても、 母親は、自分で責任を取らないことと同様に、自分の子ども達にも 問題は無いと盲信し、固執する傾向があることだ。問題を深刻化 させてしまう傾向がある」 「一方、父親から見れば、もし教育に問題が発生したら、大事に 至る前に、母親が家庭で警鐘を鳴らし、父親に話すだろうと思い 込んでいる」 「実際の生活では父親は子どもの教育に関して、母親から具体的 なことを知らされないまま、どんどん時間が過ぎ、子どもが異次 元世界にはまっていることを理解しない。自体が表面より遙かに 悪化しているのに気がつかないでいる。これが現在の日本の子ども達 の問題だ」 嫁さんから、周りの母親の話を聞いていると、あきらかに間違った 考えを持っている親がたくさんいることに気が付きます。 昔、テレビドラマにもなりましたが「うちの子に限って」という のがほとんどの母親の考え方です。 そして、仕事では責任ある地位にいる父親も、家庭の教育に関して は無責任になっています。 これは、著者も書いてますが、夫婦間のコミュニケーションの 問題です。 夫婦の間で、しっかりコミュニケーションがとれていれば、上記の ような問題も防げるのではないかと思います。 ▽そこで、著者は父親が主導する「子育てマネジメント」を提唱して いるのです。 「父親が家庭教育と運営に参加するために、プロジェクト管理の 方法を使ってみてはどうだろうか。家庭を、会社のプロジェクトや 超重要案件の処理と同じと考え、対処してみるのである。父親が 会社でプロジェクトチームを編成し管理をするのと同様の真剣な 意識で家庭を見れば、案外、対応策も見えてくるし、成果も早く 出る」 「父親を計画責任者(プロジェクトマネージャー/通称プロマネ) と決めるなら、母親は現場責任者(サイトマネージャー)に相当 する。サイトマネージャーは現場で決定するほとんどの権限を 持っているが、プロマネが現場にいる間は、プロマネにプロジェ クトの進捗状況を迫力を持って説明するものである」 著者は、父親主導で子育てをすることが必要だと主張しています。 個人的には、母親主導でも父親主導でもどちらでも良いと思い ますが、基本はお互いが子育てに参加すること、そして、お互いが 責任を持つこと、コミュニケーションを緊密にすることだと思い ます。 ここでは書けませんでしたが、他に紹介したかった内容として 「子どもに読書をさせる方法」が詳細に書かれています。 もし、自分の子どもが本を読まないのであれば一読をおすすめし ます。 この本に書かれている内容は、著者が実践して成功した子育ての 方法です。 それぞれの家庭で、そのまま導入して成功するかどうかは分かり ません。 著者も書いてますが、それぞれの家庭に合った方法を考え出す ことが必要です。 でも、きっとこの本が本当に必要な親は、この本は手に取らないと 思います。 親に問題があるとは思っていないですから。 |
| 人生の宝物はあなたの心を掃除したとき見つかる |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:人生の宝物はあなたの心を掃除したとき見つかる 著者:コリン・ターナー 出版:PHP研究所 定価:1400円+税 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://amazon.co.jp/o/ASIN/4569609651/oyajimushicom-22/ref=nosim/ ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/1154/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 第1章 ゆるやかな流れにのれば、見えなかったものが見えてくる 第2章 あなたの人生は、一〇パーセントの中にある 第3章 ABCであなただけのシンプル人生をつくる 第4章 あなたが得たお金は、自らの成長のために使おう 第5章 家の中のものを捨てるほど、住みやすくなる 第6章 好きな仕事一つに集中すれば、富はついてくる 第7章 ライフスタイルをシンプルにすれば、健康になれる 第8章 好きなことに集中するだけでいい 第9章 あなたらしくあるだけで、チャンスは姿を現す 第10章 重荷を捨てれば、人生は楽に泳げる ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■□□ 勇気 :■■■■□ 豊かな心:■■□□□ おすすめ:■■■■□ この本は2000年1月に出版されています。 この著者が書いた『あなたに奇跡を起こすやさしい100の方法』 『あなたに奇跡を起こす小さな100の智恵』は、20万部突破の ベストセラーとなっているそうです。 著者は、ベストセラー作家であり、潜在能力の研究の第一人者 として世界的にその名を知られています。 シンプルな人生とは、どのような人生なのでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)自分にとって何が大切か判断する方法とは? 2)経済的自立とは? 経済的に自立したいです。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)自分にとって何が大切か判断する方法とは? 「ピラニアは獲物を追って水が泡だっているときだけ、安心感を 得る。穏やかな水の中にいるときは心休まらず、その結果、まわり の者、殊に自分よりも豊かに見える者たちに争いをしかける。 自分より多くのものを持っているなど許せないからだ」 「自分の世界を秩序立て、私たちに最高の充足感を与えてくれる 人生を送るには、まず自分自身を秩序立てなくてはならない。 まずできる限り正直になって自らを評価し、自分にとって何が 大切なのかを判断することから始めよう」 「あなたに満足感を与えてくれる、人生に置ける『十分』とは 何なのかを知らなければけっして満足感を得られず、常に現状に 不満を抱くことになりかねない」 「もし今、通勤や諍い、あなたの手柄を横取りする同僚達、生活の やりくり、自分の立場なら持っていてしかるべきと思うものを 持っていないことにいらだっているなら、事態を変える唯一の 手段はあなたが変わることだ。それは、お金や富や安定や消費や 人生の本質に対するあなたのとらえ方や、付き合い方を変える ということだ」 2)経済的自立とは? 「経済的な自立とは、金持ちになることとは何の関連性もない。 それは、あなたが自分にとって十分であるとはじき出した額より 多くを手にしつづける状態のことなのだ」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【 自分を見抜こう 】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●「自分にとって何が大切か判断する方法」とはどのような方法 なのでしょうか? ▽この本のプロローグで著者はピラニアについて書いています。 ピラニアとは言わずと知れた、肉食の魚です。 昔テレビで見たことがあるのは、牛だったか豚だったか忘れまし たが、動物が川に落ちたときにほんの数分で骨だけになってし まったようすです。 ピラニアは食べ物がいくらあっても飽きたらず、その食欲はとど まるところを知らないそうです。 いくら腹一杯になっても、ピラニアはまだ飢えているそうです。 著者は、現代人をそのピラニアに例えています。 「ピラニアは獲物を追って水が泡だっているときだけ、安心感を 得る。穏やかな水の中にいるときは心休まらず、その結果、まわり の者、殊に自分よりも豊かに見える者たちに争いをしかける。 自分より多くのものを持っているなど許せないからだ」 個人的に、最近はだいぶ物欲がなくなってきました。 その代わり、周りの環境に関して、漠然とした将来の不安を考える ようになってきました。 「親の面倒をどうやって見るのか?」とか 「老後に子どもに頼らずにいかに自立した生活を送るか?」と いったことです。 物欲からのがられない人たちを見ていると、何だかかわいそうに なってきます。 新しい車が出ると買い換えないと気が済まない人や、着もしない のにブランド物の服を買い求める人等がいます。 とてつもないお金持ちの家の人ならば、気にすることもないのかも しれませんが、だいたいそのような人たちは、自分の収入以上の 生活をしていたりします。 自分に本当に必要ではない物をたくさん買って、買ったその場だけ 満足するのです。 しかし、物欲は買えば買うほど買いたくなるという性質を持って います。 著者は言います。 「自分の世界を秩序立て、私たちに最高の充足感を与えてくれる 人生を送るには、まず自分自身を秩序立てなくてはならない。 まずできる限り正直になって自らを評価し、自分にとって何が 大切なのかを判断することから始めよう」 「あなたに満足感を与えてくれる、人生に置ける『十分』とは 何なのかを知らなければけっして満足感を得られず、常に現状に 不満を抱くことになりかねない」 世の中には、どう見ても金銭的には貧しく生活している人でも、 人生を楽しく幸せに生きている人と、金銭的にとても豊かに生活 している人でも、不幸に見える人がいます。 その違いは、著者が言う「自分の人生に置ける『十分』が何かを 知ること」だと思います。 つまり、自分の考え方を変えなければならないのです。 著者は言います。 「もし今、通勤や諍い、あなたの手柄を横取りする同僚達、生活の やりくり、自分の立場なら持っていてしかるべきと思うものを 持っていないことにいらだっているなら、事態を変える唯一の 手段はあなたが変わることだ。それは、お金や富や安定や消費や 人生の本質に対するあなたのとらえ方や、付き合い方を変える ということだ」 いろいろな本を読むと、上記のようなことはたくさんの本に書いて あります。 分かっちゃいるんですが、「考え方を変える」ということがなか なかできないのが人間です。 ●「経済的自立」とはどのようなことを言うのでしょうか? ▽私は年を取ったら、子ども達の世話にならず経済的に自立して 生きていこうと考えています。 私がここで言う「経済的自立」とは、金銭的なことを言っています。 しかし、著者が言う経済的自立は違います。 「経済的な自立とは、金持ちになることとは何の関連性もない。 それは、あなたが自分にとって十分であるとはじき出した額より 多くを手にしつづける状態のことなのだ」 著者が言う「経済的自立」は考え方の問題です。 この考え方に従うと、1ヶ月に9万円で十分生活できる人は10 万円あれば経済的に自立した人であり、1ヶ月に100万円あって も生活できない人は、経済的に自立していないということになり ます。 この考え方で経済的に自立できると気持ちが楽です。 私も、将来に対する漠然とした不安を持っているのですが、経済的 に自立できる見通しが立てば心配することはなさそうです。 この本は、シンプルに生活することで、人生を豊かに生きましょう と提案している本です。 すべての生活において、本当に自分に必要な物、量を見抜くことに よってそれが実現できそうです。 あとは、それに気持ちがついていけば、幸せで豊かな人生が送れ そうです。 |
| 我が信ずること―ケイシーの直筆と談話 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:我が信ずること 副題:ケイシーの直筆と談話 著者:エドガー・ケイシー 出版:たま出版 定価:971円+税 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://amazon.co.jp/o/ASIN/4884812352/oyajimushicom-22/ref=nosim/ 楽天ブックス http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f456649%2f ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/742477/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 第1部 我が信ずること 我が生涯と仕事 リーディングとは何か 治癒と心の働き 死後最初の10分間 魂の力とは何か テレパシー 運命 第2部 オーラ オーラを考える 色とその意味 オーラの実例 ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■□□ 勇気 :■■□□□ 豊かな心:■■□□□ おすすめ:■■■□□ この本は平成9年3月に出版されています。 著者は、1877年、アメリカで生まれた人で、1945年に 亡くなっています。 著者は20世紀最大の霊能者、神秘家と言われています。 どのようなことをした人なのでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)エドガー・ケイシーとは何者か? 2)運命とは? 人間の運命とはどのようなものなのでしょうか? 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)エドガー・ケイシーとは何者か? 「自分自身に自己催眠をかけてトランス状態になり、無意識の中で、 救いを求める人に最も適切なアドバイス、つまりリーディングを 与えるということを青年時代から死ぬ直前まで、四十数年間に わたり行ってきた。しかも、その的中率は極めて高く、まさに 神技に等しかった」 「目覚めている時は写真業を営む敬虔なクリスチャンでありながら、 催眠状態に入ると超人的な能力を発揮し、あらゆる難病に対して 診断と治療法を与えることができたり、あるいは魂の記録(アカ シックレコード)を読んで、依頼者の長所や短所、才能や弱点 などを過去生をもとに解き明かすことができました」 2)運命とは? 「人は羊のように、あの道、この道と導かれるままに、人間や また他なる力によって動かされながら、進んでいきます。活力に 満ちた、思慮深い人間は『人の運命は、当人の手に握られている』 という真の意味を承知し、また実践しています」 「あなた方は誰でも、生きていく中で、自分の道を選択することの できる意志を持っています。ということは、自らの行為の選択を 自らの心を以て行うことができるということと同じです。あなたは、 自分の知識や能力を日々用いながら、自らの人生を決定している のです」 「毎日の生活が大切です。昨日、行い考えたことが、今日の自分 だからです。一つ人つの思いが、あなたの中に新しい性質を作って 行きます。今日のあなたは、それらの集積された性質の総合計 なのです」 「こういうことであったとしたら、ああいうことであったとしたら、 わが人生は素晴らしかったでしょうにということは、言わない ことにしましょう。もし、我々の人生が今、素晴らしいもので なかったら、今なにが起こったにしても、それが素晴らしいことに なるはずはないのです。それはあり得ないことです。結局のところ、 われわれが今持っているものをどのように使うかに全てが帰する と言えるのです」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【 運命を遊ぼう 】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●「エドガー・ケイシー」とは何者なのでしょうか? ▽著者紹介の部分でも書きましたが、著者は霊能者です。 この本の「訳者あとがき」には次のように書かれています。 「自分自身に自己催眠をかけてトランス状態になり、無意識の中で、 救いを求める人に最も適切なアドバイス、つまりリーディングを 与えるということを青年時代から死ぬ直前まで、四十数年間に わたり行ってきた。しかも、その的中率は極めて高く、まさに 神技に等しかった」 また、「日本エドガーケイシーセンター」というNPO法人の ホームページには、いろいろと詳しく書かれています。 ( http://www.eccj.ne.jp/profile/index.html ) 一部を抜粋してみると、 「目覚めている時は写真業を営む敬虔なクリスチャンでありながら、 催眠状態に入ると超人的な能力を発揮し、あらゆる難病に対して 診断と治療法を与えることができたり、あるいは魂の記録(アカ シックレコード)を読んで、依頼者の長所や短所、才能や弱点 などを過去生をもとに解き明かすことができました」 現在の日本でいうと、江原啓之さんのような人だったのではないで しょうか。 ●「運命」とはどのようなものなのでしょうか? ▽著者が語る「運命」とは、どのようなものなのでしょう? 私たちはよく「運命に翻弄されて」とか、「運命の命じるままに」 といった言葉を使います。 この言葉からは、 「主体が運命で人間はそれにしたがって生きている」 という意味がとれます。 つまり、運命は自分とは全く別なところで既に決まっていて、 人間はそれに従って生きている、といった考え方になります。 確かに、自分ではままならないのが人生であり、それが自分の 運命であると考えるのも仕方がないのかもしれません。 しかし、本当の運命とは自分の手にゆだねられているのです。 著者は言います。 「人は羊のように、あの道、この道と導かれるままに、人間や また他なる力によって動かされながら、進んでいきます。活力に 満ちた、思慮深い人間は『人の運命は、当人の手に握られている』 という真の意味を承知し、また実践しています」 つまり、運命とは自分の手でどうにでもできるということを言って いるのです。 ▽しかし、人間は生まれた環境や育った環境、そのとき周りにいた 人間の影響を強く受けて育ちます。 すると、運命はある程度決まっているのではないか?という疑問が 湧いてきます。 裕福な家に生まれた人は、裕福に暮らすことができる可能性が 高いですが、貧しい家に生まれた人は、貧しく暮らす可能性が 高いのです。 だとしたら、運命は自分の力ではどうしようもできない部分も あるのではないか?と思うのも当然かもしれません。 しかし、著者は次のように言います。 「あなた方は誰でも、生きていく中で、自分の道を選択することの できる意志を持っています。ということは、自らの行為の選択を 自らの心を以て行うことができるということと同じです。あなたは、 自分の知識や能力を日々用いながら、自らの人生を決定している のです」 運命は、自分の選択次第でどうにでもなるということですね。 ▽そのためには、どのように生活すれば良いのでしょうか? 日々、流されるままに生きていると、周りの環境に流される人生 になってしまいます。 これに対して、運命を自分で操りたいときは、自分で選択する ことに意識を向けることが必要になります。 「毎日の生活が大切です。昨日、行い考えたことが、今日の自分 だからです。一つ人つの思いが、あなたの中に新しい性質を作って 行きます。今日のあなたは、それらの集積された性質の総合計 なのです」 運命を作るのは、あくまで自分自身の一瞬々の選択にあるのです。 これが分かれば、運命は自分で作るということが理解できると 思います。 また、著者は次のようにも言います。 「こういうことであったとしたら、ああいうことであったとしたら、 わが人生は素晴らしかったでしょうにということは、言わない ことにしましょう。もし、我々の人生が今、素晴らしいもので なかったら、今なにが起こったにしても、それが素晴らしいことに なるはずはないのです。それはあり得ないことです。結局のところ、 われわれが今持っているものをどのように使うかに全てが帰する と言えるのです」 運命は神様が決めるものではなく、全て自分の選択にゆだねられて いるのです。 この本は、著者の数少ない談話や書き物を収録したものです。 ただ、残念なことに、あまり良くない翻訳のため、著者が何を 言いたいのか良く分からなくなっています。 今では、精神世界を語る人はそんなに珍しくなくなりました。 しかし、著者が存命した当時は科学万能の時代で、著者のような 人は珍しかったのではないでしょうか? |
| MI:個性を生かす多重知能の理論 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:MI:個性を生かす多重知能の理論 著者:ハワード・ガードナー 出版:新曜社 定価:3300円+税 購入:eブックオフで1785円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://amazon.co.jp/o/ASIN/478850779X/oyajimushicom-22/ref=nosim/ 楽天ブックス http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1387348%2f ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/2087758/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 知能と個性 多重知能理論が現れる前 多重知能の理論−私的な観点から 追加できる知能はあるか? 道徳的知能はあるか? 多重知能についての誤解と真実 多重知能をめぐるQ&A 創造者とリーダーの知能 学校における多重知能 理解を高めるMI学習法 学校の外における多重知能 知能をもつのはどういう人か? ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■■□ 勇気 :■■■□□ 豊かな心:■■■□□ おすすめ:■■■■□ この本は2001年10月に出版されています。 著者は、ハーバード大学教育学大学院の教授で、専門は認知心理学、 神経心理学です。 著書も多数あるようです。 「多重知能」とはどのようなことなのでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)多重知能理論とはどのような理論なのか? 「知能」とは、決して単一のものではないようです。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)多重知能理論とはどのような理論なのか? 「情報を処理する生物心理学的な潜在能力であって、ある文化で 価値のある問題を解決したり成果を創造したりするような、文化 的な場面で活性化されることができるものである」 「知能は、見たり数えられるものではない」 「知能は、見えるものではなくて、潜在能力、おそらく神経的な 潜在能力である。この潜在能力が活性化されたり、されなかったり するのは、特定の文化や価値や、その文化で利用できる機会や、 個人やその家族、教師などによる個人的な決定次第で変わる」 「言語的知能」 「論理数学的知能」 「音楽的知能」 「身体運動的知能」 「空間的知能」 「対人的知能」 「内省的知能」 「博物的知能」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【 人の能力を見抜く力を身につけよう 】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●「多重知能理論」とはどのような理論なのでしょうか? ▽知能指数という言葉があります。 一般的に、 「IQ(Intelligence Quotient:インテリジェンス・クオーシェント)」 という単語で表されます。 「IQが高い」とか、「IQが低い」という使い方をします。 IQはテストによって測定することができます。 しかし、このIQという言葉はしばしば誤用されます。 ウィキペディアから引用します。 「IQの数字は、あくまで知能の発達の早さを意味するものであり、 異年齢の他人との数字の単純な比較によって直ちに天才的である とか成人より高知能であるとかを断定することはできない」 「たとえば5歳の児童が、10歳の平均的な児童と同じ知能を 示せば、IQは200になる。だから、IQ100の11歳児と IQ200の5歳児を比べれば、平均的な児童であるIQ100の 11歳児の方が、突出して数字が良いIQ200の5歳児より 知能は高いことになる。絶対値ではなく、月齢との相対値である ことに留意しなければならない。 IQが高いから頭が良い、悪いというのは一概に決められない ということです。 IQは、読み書き計算の能力に重きが置かれています。 つまり、読み書き計算が得意ではないが芸術性に優れているとか ダンスを踊らせたら突出しているといったことは、IQの数字の なかには現れていません。 また、IQがいくら高くても肉体労働者だという人もいるのです。 ▽昔からそうですが、IQが高い人が有利に生きていけるような 社会になってしまっている部分もあります。 現代でいうと、入試がそうです。 入試は、読み書き計算と記憶力を競うものであって、読み書き 計算以外のその人個人の能力については、何の評価もされません。 そこで著者は、「知能」という言葉を次のように定義しています。 「情報を処理する生物心理学的な潜在能力であって、ある文化で 価値のある問題を解決したり成果を創造したりするような、文化 的な場面で活性化されることができるものである」 多少言い回しが難しいですが、私の解釈によると、知能とは文化、 つまり現在住んでいる国や地方や時代によって、形態が違うという ことだと思います。 著者は、知能とは見えるものではないと言います。 「知能は、見たり数えられるものではない」 「知能は、見えるものではなくて、潜在能力、おそらく神経的な 潜在能力である。この潜在能力が活性化されたり、されなかったり するのは、特定の文化や価値や、その文化で利用できる機会や、 個人やその家族、教師などによる個人的な決定次第で変わる」 著者は、知能について、知能指数のような数値で現せるものでは ないと主張しているのです。 確かに、住んでいる国や地域などの「文化」を考慮に入れないと IQというのは何の意味も持たないのです。 例えば、IQという数字自体は、先進国と呼ばれる国々の中では 利用できるものかもしれませんが、その他の国では、そんな数字 より、生きていく方法を知っている方が重要になります。 つまり、IQというのは様々な知能のなかの一つの形態でしか ないのです。 それを、先進国の人たちは重要視しているのです。 ▽著者は、次のように言います。 「人間には7つの別個の知能が存在する」 その7つと、別の一つの能力を以下に簡単に紹介します。 「言語的知能」 …話し言葉と書き言葉への感受性、言語を学ぶ能力、及びある 目標を成就するために言語を用いる能力などである 「論理数学的知能」 …問題を論理的に分析したり、数学的な操作を実行したり、問題を 科学的に究明する能力 「音楽的知能」 …音楽的パターンの演奏や作曲、鑑賞のスキルを伴う能力 「身体運動的知能」 …問題を解決したり何かを作り出すために、身体全体や身体部位 (手や口など)を使う能力を伴う 「空間的知能」 …広い空間のパターンを認識して操作する能力(例えば、航海士や パイロットが用いる能力)や、また、もっと限定された範囲の パターンについての能力(彫刻家や外科医、チェスプレイヤー、 グラフィックアーティスト、建築家などに重要な能力)が特徴 である 「対人的知能」 …他人の意図や動機づけ、欲求を理解して、その結果他人とうまく やっていく能力 「内省的知能」 …自分自身を理解する能力 「博物的知能」 …自分の環境の多数の種、つまり動植物を見分けて分類する優れた 能力 最初にあげた「言語的知能」と「論理数学的知能」が現在IQで 測定できる部分の知能のことです。 著者はここでいくつかの知能を説明していますが、ここであげた 以外にも、たくさんの知能があると言っています。 この知能には、きちんとした選択基準があり、著者がやみくもに 選択したものではありません。 このように、人間にはIQ以外に表現できる知能がたくさんある のです。 IQの高さだけを競う社会は間違っているということだと思います。 この本は、私にとってはかなりレベルが高い本でした。 理解できない部分もありますが、著者が言いたいことの大筋は 理解できたと思います。 ここでは紹介できませんでしたが、多重知能(MI)学習法や、 職場での応用方法等も書かれています。 この本を読んでいると、IQによる単一能力の尊重がばからしく なってきます。 人間は多様で複雑なのです。 |
| 「甘え」の構造 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:甘えの構造 著者:土居健郎 出版:弘文堂 定価:880円+税 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://amazon.co.jp/o/ASIN/4335650035/oyajimushicom-22/ref=nosim/ 楽天ブックス http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f295427%2f ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/379819/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 第1章 「甘え」の着想 第2章 「甘え」の世界 第3章 「甘え」の論理 第4章 「甘え」の病理 第5章 「甘え」と現代社会 「甘え」再考 ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■□□ 勇気 :□□□□□ 豊かな心:□□□□□ おすすめ:■■■□□ この本は昭和46年2月に出版されています。 また、ネットで調べてみると、初版から20年間で150万部の 読者を得、英・独・仏など六ケ国語でも翻訳・刊行されているそう です。 著者は、医学博士と紹介されています。 現在は聖路加国際病院の顧問をしているそうです。。 甘えと日本人の関係はとはどのようなものなのでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)甘えと日本人の関係は? 「日本人には甘えがある」と聞くと、良くないことのように聞こえ ますが、本当にそうなのでしょうか? 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)甘えと日本人の関係は? 「日本の知人に紹介された人を訪ねてしばらく話をしていると、 『あなたはお腹がすいているか、アイスクリームがあるのだが』 ときかれた。私が多少腹が減っていたと思うが、初対面の相手に いきなりお腹がすいているかときかれて、すいているとこたえる わけにもいかず、すいていないと返事をした」 「私には多分、もう一回くらいすすめてくれるであろうという かすかな期待があったのである。しかし相手は『あー、そう』と いって何の愛想もないので、私はがっかりして、お腹がすいて いるとこたえればよかったと内心くやしく思ったことを記憶して いる」 「そしてもし相手が日本人ならば、大体初対面の人にぶしつけに お腹がすいているかなどと聞くことはせず、何かある物を出して 持てなしてくれるのにと考えたことであった」 「この言葉には相手に迷惑を掛けたことに対するわびの気持ちが 強く現れている。そしてそのことこそ実は相手の親切を謝するにも 『すまない』という言葉が用いられる理由なのである」 「すなわち親切な行為をすることがその行為の主にとって若干の 負担となったであろうことを察するから『すまない』というので あって、親切に対して返礼せねばならないことを直ちに意識する ためではない」 「しかしここで問題は、なぜ日本人が親切の行為に対し単純に 感謝するのでは足れりとせず、相手の迷惑を想像して詫びねば ならぬかということである。それは詫びないと、相手が非礼と 取りはしないか、その結果相手の好意を失いはしないかと怖れる からである」 「したがって相手の好意を失いたくないので、そして今後も末永く 甘えさせて欲しいと思うので、日本人は『すまない』という言葉を 頻発すると考えられるのである」 「この意味で言えば甘えは、人間交流を円滑にするため、欠く べからざるものであるという味方が成り立つと考えられるのである」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【 日本語を誇りに感じよう 】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●「甘えと日本人の関係」とはどのようなものなのでしょうか? ▽日本人というのは、外国人から見るとよく分からない存在のよう です。 その中の一つに「甘え」という考え方があるそうです。 例えば、この本の最初に出てくる次のような著者のエピソードが あります。 著者が渡米して最初のころのことです。 「日本の知人に紹介された人を訪ねてしばらく話をしていると、 『あなたはお腹がすいているか、アイスクリームがあるのだが』 ときかれた。私が多少腹が減っていたと思うが、初対面の相手に いきなりお腹がすいているかときかれて、すいているとこたえる わけにもいかず、すいていないと返事をした」 「私には多分、もう一回くらいすすめてくれるであろうという かすかな期待があったのである。しかし相手は『あー、そう』と いって何の愛想もないので、私はがっかりして、お腹がすいて いるとこたえればよかったと内心くやしく思ったことを記憶して いる」 「そしてもし相手が日本人ならば、大体初対面の人にぶしつけに お腹がすいているかなどと聞くことはせず、何かある物を出して 持てなしてくれるのにと考えたことであった」 日本にいると当たり前と思うような「気をつかう」ということも、 外国にいくと、存在しないこともあるのです。 確かに、日本では他人の家を訪問すると、 「どうぞ気をつかわないでください」 と言いつつも、お茶が出たり、お茶菓子が出たりします。 また、訪問した人も、そのようなもてなしをされて当然と思って いる部分があります。 もし、 「どうぞ気をつかわないでください」 と言って、相手に 「あー、そう」 と言われ、本当に気を遣われないと「あれ?」ということになり ます。 下手すると、陰で悪口を言われたりします。 これこそが、日本人の「甘え」と言われる部分です。 表面上と、実際思っていることが違うのは、相手に対して「甘え」 があるからなのです。 普通に考えると、最初のアメリカ人の対応のように「あー、そう」 といって、全然気を遣われないのが当然かもしれないのです。 しかし、日本人はそう考えません。 ▽どうやら、この「甘える」という言葉は、日本語独特のものらしい です。 著者は「甘え」に関連する言葉として、次のような言葉をあげて います。 「甘んずる」 「すねる」 「ひがむ」 「うらむ」 「たのむ」 「とりいる」 「こだわる」 「気がね」 「わだかまり」 「てれる」 「すまない」 これらの言葉は分析してみると、「相手に対する甘え」が見えて きます。 このなかで「すまない」という言葉を取り上げています。 「すまない」という言葉は、謝罪する場合と感謝する場合の両方に おいて使われる言葉です。 「この言葉には相手に迷惑を掛けたことに対するわびの気持ちが 強く現れている。そしてそのことこそ実は相手の親切を謝するにも 『すまない』という言葉が用いられる理由なのである」 「すなわち親切な行為をすることがその行為の主にとって若干の 負担となったであろうことを察するから『すまない』というので あって、親切に対して返礼せねばならないことを直ちに意識する ためではない」 こうして分析されると、なるほどと思います。 ふだん何気なく使っている「すまない」という言葉には、感謝と いう意味もあり、また謝罪の意味もあります。 また、著者は言います。 「しかしここで問題は、なぜ日本人が親切の行為に対し単純に 感謝するのでは足れりとせず、相手の迷惑を想像して詫びねば ならぬかということである。それは詫びないと、相手が非礼と 取りはしないか、その結果相手の好意を失いはしないかと怖れる からである」 「したがって相手の好意を失いたくないので、そして今後も末永く 甘えさせて欲しいと思うので、日本人は『すまない』という言葉を 頻発すると考えられるのである」 このあたりが、日本人が「あいまい」だと言われる部分だと思い ます。 きっと、外国人からすると歯がゆいのでしょうね。 感謝するのか謝罪するのかハッキリ言えよ、って感じだと思います。 でも、これが日本の良いところでもあると思います。 著者は言います。 「この意味で言えば甘えは、人間交流を円滑にするため、欠く べからざるものであるという見方が成り立つと考えられるのである」 個人的には、日本語と日本語を使う日本人が好きです。 この本には、他に「義理と人情」「他人と遠慮」等、日本に特有の 考え方が分析してあります。 多少難解な部分もありますが、ほとんどは普通に読めます。 日本にいると「甘え」を意識して生活しませんが、この本のように 分析されると、日本語の奥深さや日本人の特性が分かります。 |
| 「無意識」の魔力―脳内に眠る最強のパワーを引き出す法 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:「無意識」の魔力 副題:脳内に眠る最強のパワーを引き出す法 著者:安藤一男 出版:三笠書房 定価:1300円+税 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://amazon.co.jp/o/ASIN/4837919332/oyajimushicom-22/ref=nosim/ 楽天ブックス http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1403771%2f ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/2110958/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 1章 自分を無理なく“強化”する それが無意識の力だ! −まずは頭と体の「さび落とし体操」から 2章 「あなた本来の力」はこれほどまでに凄い! −悩み知らず、病気知らずの「たくましさ」の秘密 3章 仕事、生活を、何倍にも活性化する! −集中力を一五〇%にも二〇〇%にも高める法 4章 “最強のパワー”を自由自在に使いこなせ! −「情念」をコントロールする魔術 5章 この「イメージ法」が夢を現実に変える! −これまでの「型」から一歩ふみ出す新しい習慣 6章 あなたに突破できない壁はない! −“一日三分”の努力と忍耐があなたの人生を決める ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■□□□□ 勇気 :■□□□□ 豊かな心:■□□□□ おすすめ:■□□□□ この本は2002年1月に出版されています。 著者は、紹介文によると日本能力開発研究所所長。精神分析学、 条件反射学を応用し、人間の潜在能力を引き出す実践的訓練を 指導して大きな成果を上げているそうです。 著書も多数あります。 無意識の力とはどのようなものなのでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)無意識の世界に埋もれている無数の力とは? 2)情報がどんどん吸収できるイメージ速読法とは? 無意識と速読の関係は? 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)無意識の世界に埋もれている無数の力とは? 1.感覚が非常に鋭くなる 2.感情がきわめて豊かになる 3.欲望が著しく高まる 4.体力と精神力が強くなり、なんでもやってのけられる力がつく 5.イメージが豊かになる 6.ホルモン分泌が盛んになる 7.自律神経の機能が活発になり、自然治癒力が高まる 2)情報がどんどん吸収できるイメージ速読法とは? 「情報の必要なことはわかっているが、金がないから本が買えない、 とか、人から聞いて情報を得ようという方へ一言、言っておきま しょう」 「あなたは大変な間違いをしています。情報の常用性も価値も わかっていないのです。人から聞く情報とは、すでに話し手に 吸収され、料理された『カス』か形骸に過ぎないのです。生の 情報とは、自分で探し、読んだ本からしか得られないのです」 「よい情報は、決して楽して手に入れられるものではありません。 借りた本や、人の話からなどとても価値ある情報など集められ ないと気づいてください。必要な本は、必ず金をかけて自分で 買って読む癖をつけてください」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【 今回は特にありません 】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●「無意識の世界に埋もれている無数の力」とはどのような力なので しょうか? ▽たまにこのような本に当たります。 しかし、この書評を書いている前日はこの本しか読んでいないため、 なんとか書評を書いてみます。 このように書くと「なんだつまんない本なんだ」と思われるかも しれません。 つまらないというよりも、良く分からないといった方が正しいです。 この本は、 「無意識を活用してスーパーマンになりましょう」 と提案している本です。 読んでみると、無意識というよりは潜在意識の活用法といった方が 正しいです。 ▽その無意識を会得するための方法も書かれています。 「ヒューマンブリッジ」 「部分硬直法」 「揚手法」 「無酸素呼吸法」 「トランス性運動」 「手振り」 「正座後倒」 「ローリング」 「開脚」 「脚抱え」 「関節をゆるめる」 等々 いろいろな方法が紹介されています。 しかし、一番知りたい「意識状態から無意識状態への移行」が さっぱり分かりません。 「無意識状態」というのは、意識すること無しにいろんなことが できるということですよね。 例をあげると「家を出て気が付いたら会社にいた」というような ときに、「無意識の行動」と言えると思います。 日々繰り返す行いを無意識のうちに終えることは可能かと思い ますが、何か新たに行動を起こそうと思ったときに、無意識状態で 行動できるとは到底思えないのです。 意識しないと新たな行動は起こせません。 私が間違って理解しているのか、間違って本を読んでいるのか 分かりませんが、どうも「無意識」の意味が違うような気がします。 ▽と、批判的なことを延々と書いても面白くないので、著者が言う 「無意識世界に埋もれている無数の力」を紹介します。 無数の力は、およそ7つに分類されるそうです。 1.感覚が非常に鋭くなる 2.感情がきわめて豊かになる 3.欲望が著しく高まる 4.体力と精神力が強くなり、なんでもやってのけられる力がつく 5.イメージが豊かになる 6.ホルモン分泌が盛んになる 7.自律神経の機能が活発になり、自然治癒力が高まる 興味がある方は、本を購入して上記した方法に挑戦してみてくだ さい。 ●「情報がどんどん吸収できるイメージ速読法」とはどのような方法 なのでしょうか? ▽この部分は無意識とは関係ない部分で、しかも紹介されている 速読法は読む時間を次第に短くして「頑張る」方法です。 1冊読むのに5時間かかる人は、最初は3時間以内で読めるように... とあります。 できる人はやってみて下さい。 多分できません。 おそらく3時間のまとまった時間がとれないから、本が読むのが 遅いという人がたくさんいるのではないでしょうか。 ▽それよりも、別の部分に納得してしまったので、その部分を紹介 します。 著者は言います。 「情報の必要なことはわかっているが、金がないから本が買えない、 とか、人から聞いて情報を得ようという方へ一言、言っておきま しょう」 「あなたは大変な間違いをしています。情報の常用性も価値も わかっていないのです。人から聞く情報とは、すでに話し手に 吸収され、料理された『カス』か形骸に過ぎないのです。生の 情報とは、自分で探し、読んだ本からしか得られないのです」 「よい情報は、決して楽して手に入れられるものではありません。 借りた本や、人の話からなどとても価値ある情報など集められ ないと気づいてください。必要な本は、必ず金をかけて自分で 買って読む癖をつけてください」 同感です。 本は金を出して買って可能な限り手元に置いておくことをおすすめ します。 この本は三笠書房から出版されています。 したがって、自己啓発色が強く出ています。 本の後半は「人生訓」のようなことも書いてあります。 もし、このような本を書くのであれば、もっとテクニックに焦点を 当て、詳細に説明した方が良いのではないかと思います。 |
| あなたの悩みが世界を救う!―不条理な世の中を生き抜くための人生バイブル |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:あなたの悩みが世界を救う! 副題:不条理な世の中を生き抜くための人生バイブル 著者:神田昌典 出版:ダイヤモンド社 定価:1429円+税 購入:ブックオフで750円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://amazon.co.jp/o/ASIN/4478703604/oyajimushicom-22/ref=nosim/ 楽天ブックス http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f4234811%2f ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/2740512/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 第1章 世の中って、どうしてこんなに不条理なの? 第2章 「私にはできない!」という根拠のない自信 第3章 はじめの一歩は、怖くて、楽しい 第4章 あの人が、私の邪魔をする理由。 第5章 お金と恋愛の非常識な法則 第6章 仕事と家庭の幸せは、なぜ反比例するのか? 第7章 イモ虫は蝶になることを知らない ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■■□ 勇気 :■■■■■ 豊かな心:■■■□□ おすすめ:■■■■■ この本は2006年12月に出版されています。 この本は初版で5万部を発行したそうです。 今大きな本屋さんに行くと、目立つところに平積みしてあります。 著者は、このメルマガでも何度か紹介しています。 「カリスマ経営コンサルタント」です。 いまでは、いろいろな分野で活躍されています。 40近くなっても悩むことは悩みます。 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)「悩みが世界を救う」のはなぜか? 2)お金の貯め方とは? 3)人生の不安とお金の関係とは? 人生の不安はお金で解決できるのでしょうか? 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)「悩みが世界を救う」のはなぜか? 「自分が悩んでいることが、最も人を幸せにできる」 「悩みは、実はチャンスがカタチをかえたもの。あなたを新しい 世界へ導くためにドアをノックしているんだ。なんとか可能性に 気づいてもらいたいから、悩みは、そこから逃れていれば追って くる。だけど、あなたが追いかけ始めれば、悩みは消えて、逆に 力を与えてくれる」 「せっかくノックしているんだから、悩みから逃げずに追いかけて みよう。追いかけ始めたあなたは、同性にとっても異性にとっても 魅力的に見え始めるはず」 2)お金の貯め方とは? 「魔法の投資法や蓄財法があるわけではなく、お金に対するスタンス で、お金が貯められるかどうかが決まる。多くの人は、預金口座の 残高を気にする。でも、大事なことは、量ではなく、『お金が 流れる方向』なんだ」 「単純な話、出ていくお金の量よりも、入ってくるお金の量を 100円でも多くするだけでいい。たとえば、先月末銀行預金に 30万円あったら、今月末には30万100円にする。つまり 100円でも増えるようにする」 「そうすると、お金の流れる方向は、あなたの銀行口座に向かって いるわけだよね。このようにどんなに細くてもいいから、お金が あなたのほうに向かってくる流れをつくる」 「流れだからこそ、一度貯めたお金を使うときも注意が必要。 貯蓄額の11%以上を使う場合には、慎重にする。11%以上は 『影響シェア』と言って、全体に影響する」 「お金は自分に余裕があるときには、簡単に入ってくるんだけど、 余裕がなくなってくると、途端に逃げていく。だから、『減ったな』 という感情を起こさないようなお金の使い方をしないといけない」 3)人生の不安とお金の関係とは? 「お金は『拡大鏡』だ。お金は、いまのあなた自身の精神性を 拡大する。もし、いまあなたが楽しく平穏に生きているのなら、 お金を持つことで、もっと楽しく平穏に生きるようになる。 もし、いまキミが夢想しながら不安に生きているなら、お金を 持つことで、もっと夢想し不安に生きることになる」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【 今のまま幸せを感じよう 】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●「私の悩みが世界を救う」のはなぜなのでしょうか? ▽人は、老若男女にかかわらず、軽い重いはありますがそれぞれが 悩みを抱えています。 「死ぬか生きるか」で悩んでいる人もいれば、私のように他人に とっては鼻で笑われそうな悩みしか持っていない人もいます。 しかし、どの悩みも当の本人にとってみては真剣な悩みなのです。 でも、悩んでいるときは、その悩みに関係していない他人の存在 など眼中にないと思います。 しかし、著者は次のように言います。 「自分が悩んでいることが、最も人を幸せにできる」 確かに、自分が悩んでいるときに同じ悩みを解決した人がいると、 その解決策を是非とも聞きたくなります。 今の悩みを解決できることが分かると心強くなります。 だから、現在自分が悩んでいることは、人を最も幸せにできるの です。 著者も、以前に自分で悩んでいたことを解決し、それを小冊子に して配ったところから人生が開けてきたそうです。 ▽著者は言います。 「悩みは、実はチャンスがカタチをかえたもの。あなたを新しい 世界へ導くためにドアをノックしているんだ。なんとか可能性に 気づいてもらいたいから、悩みは、そこから逃れていれば追って くる。だけど、あなたが追いかけ始めれば、悩みは消えて、逆に 力を与えてくれる」 「せっかくノックしているんだから、悩みから逃げずに追いかけて みよう。追いかけ始めたあなたは、同性にとっても異性にとっても 魅力的に見え始めるはず」 「ピンチの後にチャンスあり」という言葉がありますが、今の 悩みを解決するとチャンスが巡ってくるのです。 ということは、「悩む」ことは人間にとって必要なことのようです。 ●「お金の貯め方」はどのようにすれば良いのでしょうか? ▽著者は、成功した経営コンサルタントで、現在では多方面で活躍 している人です。 お金に関しては、その性質を見抜いている人でもあります。 著者は言います。 「魔法の投資法や蓄財法があるわけではなく、お金に対するスタンス で、お金が貯められるかどうかが決まる。多くの人は、預金口座の 残高を気にする。でも、大事なことは、量ではなく、『お金が 流れる方向』なんだ」 「単純な話、出ていくお金の量よりも、入ってくるお金の量を 100円でも多くするだけでいい。たとえば、先月末銀行預金に 30万円あったら、今月末には30万100円にする。つまり 100円でも増えるようにする」 「そうすると、お金の流れる方向は、あなたの銀行口座に向かって いるわけだよね。このようにどんなに細くてもいいから、お金が あなたのほうに向かってくる流れをつくる」 お金を貯めるには、額ではなくて「流れ」が必要なのです。 ▽流れが必要だといっても、使うこともあります。 その場合も、注意が必要です。 「流れだからこそ、一度貯めたお金を使うときも注意が必要。 貯蓄額の11%以上を使う場合には、慎重にする。11%以上は 『影響シェア』と言って、全体に影響する」 もし100万円持っている場合、10万円以上使う場合は注意 しないとならないのです。 90万円残っているのと、89万円残っているのでは心理的に 違うそうです。 著者は言います。 「お金は自分に余裕があるときには、簡単に入ってくるんだけど、 余裕がなくなってくると、途端に逃げていく。だから、『減ったな』 という感情を起こさないようなお金の使い方をしないといけない」 確かにそうですね。 お金は一旦減りだすと、なくなるのは早いです。 ●「人生の不安とお金の関係」とはどのようなことなのでしょうか? ▽現在、裕福ではない人はお金持ちにあこがれます。 お金持ちになれば「幸せになれる」と思っています。 確かに、食うや食わずやの生活をしている人であれば、お金を 得ることで幸せになることができるかもしれません。 でも、日本でみると、そのような生活をしている人はあまりいな くて、普通の家に住み、普通に3食たべられる人が「お金があると 幸せになれる」と思っています。 お金があると、借金もなくなって、悩んでいる人間関係も解決して、 親戚とも仲良くなれて、将来への不安もなくなって、全てが上手く 行くと思っています。 以前、私もそう思っていたので、それは理解できます。 宝くじが発売されると、買う人がたくさんいるのは、お金が全てを 解決してくれると思っているからです。 しかし、お金の勉強をしていくと、どうやらそれは幻想に過ぎ ないことが分かってきます。 今抱えている悩みは、お金が入ってくると、そのまま大きくなり ます。 借金で悩んでいる人は、もっと借金が増え、人間関係で悩んで いる人は、さらに悩むことになります。 お金では何も解決しません。 著者は言います。 「お金は『拡大鏡』だ。お金は、いまのあなた自身の精神性を 拡大する。もし、いまあなたが楽しく平穏に生きているのなら、 お金を持つことで、もっと楽しく平穏に生きるようになる。 もし、いまキミが夢想しながら不安に生きているなら、お金を 持つことで、もっと夢想し不安に生きることになる」 このことは、宝くじに当たったほとんどの人が、 「当たらなかった方が良かった」 と答えていることを考えると、納得できます。 「今」が幸せではない人は、いくらお金があっても幸せにはなれ ないのです。 私が「豊かな人生」の研究を始めて、一番最初に理解したのが、 最後にとりあげた「お金の特性」です。 「お金持ちになって、幸せになりたい」 と単純に考えていたのですが、どうもそうは行かないようです。 お金よりもなによりも、「今」を幸せに感じることが真っ先に 必要です。 |
| 愛すること愛されること |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:愛すること愛されること 著者:加藤諦三 出版:大和書房 定価:1030円(文庫版が出ています) 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://amazon.co.jp/o/ASIN/447918077X/oyajimushicom-22/ref=nosim/ 楽天ブックス http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f262215%2f ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 二つの自覚 激しく燃える恋、遂げられぬ恋 男が「生きる」とき 孤独なる闘い 真実の愛の姿 他、多数あるので省略します。 ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■□□ 勇気 :■■□□□ 豊かな心:■■□□□ おすすめ:■■■□□ この本は1987年5月に出版されています。 1992年5月時点で第14刷となっています。長く読まれている ということでしょうか。 著者は、このメルマガでも何度か紹介している加藤諦三さんです。 現在は、早稲田大学理工学部の教授をしています。 著書も多数あります。 結婚すると恋をしなくなります。 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)真実の愛の姿とは? 愛することは簡単そうで難しいです。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)真実の愛の姿とは? 「予期の段階でもっていた魅力が、保持の段階でなくなるという ことは、なにも富についてのみ言えることではない。たしかに、 富については、その通り、はっきりいえる。百万円がバラ色に 見えるのは百万円を持つ前のことだ。金持ちがいいと思うのは 貧乏人だ」 「名誉についてだって、そうだ。しかし、それは、恋についても いえるのだ。『遂げなば何の恋の味』とは、よくいったものである。 恋人の魅力も同じかもしれない」 「一切が許されたところにおいては、恋は存在しない。遂げられた とき、恋は変質する。この世の中に、新婚と、結婚後10年して からと、まったく変わらぬということをいう人はいまい。だから こそ僕は、永遠の恋とは悲恋でしかないというのだ」 「もし結婚しても恋を続けたければ、男は仕事に打ち込まなければ ならない。男が仕事に打ち込むことによって、女は、その男が 百パーセント自分のものにはならない。その自分のものになら ない部分があることによって、はじめて女の恋は続く」 「百パーセント自分のものになったとき、激しい恋の気持ちは 消えていくだろう。男は女をふりはらって仕事をすることにより、 はじめてその女の魅力を感じ続けることができるのだ」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【 愛を続ける努力をしよう 】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●はじめに「真実の愛の姿」とはどのような姿なのでしょうか? ▽この本は著者が50歳くらいの時に書かれた本ですが、かなり 情熱的です。 著者の思いが込められているような気がします。 ▽この世の中には「永遠」といわれるものはありません。 特に人間の想いに関することは、刻一刻と変わります。 人が人に恋することも、愛することも同じです。 著者は言います。 「予期の段階でもっていた魅力が、保持の段階でなくなるという ことは、なにも富についてのみ言えることではない。たしかに、 富については、その通り、はっきりいえる。百万円がバラ色に 見えるのは百万円を持つ前のことだ。金持ちがいいと思うのは 貧乏人だ」 「名誉についてだって、そうだ。しかし、それは、恋についても いえるのだ。『遂げなば何の恋の味』とは、よくいったものである。 恋人の魅力も同じかもしれない」 欲しかった物を買うと、その気持ちが理解できます。 一番欲しかったのは、それを買う直前だったりします。 買った直後から、その想いは段々色あせてきます。 金持ちがいいと思うのは貧乏人だ、ということはお金を持っても 何も変わらないということだと思います。 持ったことないのでよく分かりませんが... 著者は、その想いに関しては「恋」も「恋人」も同じであると 言います。 恋も恋人も、一番欲しいのはそれを手に入れるまで。 手に入れた直後から、その思いは段々と色あせていくのです。 私の場合、恋を手に入れた経験ががあまりないので、その気持ちは よく分かりません。 ▽しかし、著者の次の言葉には納得できます。 「一切が許されたところにおいては、恋は存在しない。遂げられた とき、恋は変質する。この世の中に、新婚と、結婚後10年して からと、まったく変わらぬということをいう人はいまい。だから こそ僕は、永遠の恋とは悲恋でしかないというのだ」 恋をして恋人を手に入れた時点から、恋ではなくなるのです。 永遠に恋をするためには、恋人を手に入れてはいけないのです。 矛盾してますね。 永遠に恋をしていたい人は、永遠に恋する対象を手に入れては いけません。 想いを遂げられない、まさしく「悲恋」です。 ▽では、どうしようもないことなのでしょうか? 恋は続けることはできないのでしょうか? 著者は言います。 「もし結婚しても恋を続けたければ、男は仕事に打ち込まなければ ならない。男が仕事に打ち込むことによって、女は、その男が 百パーセント自分のものにはならない。その自分のものになら ない部分があることによって、はじめて女の恋は続く」 「百パーセント自分のものになったとき、激しい恋の気持ちは 消えていくだろう。男は女をふりはらって仕事をすることにより、 はじめてその女の魅力を感じ続けることができるのだ」 だいぶん考え方が古いですが、言いたいことは何となく分かる 気がします。 手に入れた「恋人」にずっと「恋」をしていたいのであれば、 結婚してもべったりしていはいけないのです。 極端な話をすると、仕事に打ち込むことによって「べったり」 状態を極力無くせば、細々ながらも「恋」は続いていくのだと 著者は主張しているのです。 お互いを百パーセント手に入れてはいけません。 結婚しても「恋」をしていたいのであれば、ある程度の距離を 保つしかないのです。 今では、そんなことをしていると離婚されてしまいそうですが、 結婚後も「恋」をしたいのであれば、そうするしかありません。 でも、これはあくまでも結婚後「恋」を続けたい時の話です。 やはり、恋から愛へ移行しないと、永年連れ添うことは難しい のではないでしょうか? もっと紹介したい部分があったのですが、長くなりそうなので この辺でやめておきます。 人間において、恋も愛も永遠の続くことはありません。 例え愛が続いたとしても、人間には死が訪れます。 だからこそ、愛の大切さが理解できるのではないかと思います。 |