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| 海からの贈りもの |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:海からの贈りもの 著者:アン・モロウ・リンドバーグ 出版:立風書房 定価:1400円+税(文庫版が出ています) 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://www.amazon.co.jp/gp/product/4651930131?ie=UT/oyajimushicom-22/ref=nosim ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/1078726/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── The Beach−海辺にて Channelled Whelk−にし貝 Moon Shell−つめた貝 Double Sunrise−ひので貝 Oyster Bed−牡蛎のベッド Argonauta−あおい貝 A Few Shell−ほんの少しの貝 The Beach at My Back−海を背にして Gift from the Sea Re‐opened ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■■□ 勇気 :■■□□□ 豊かな心:■■□□□ おすすめ:■■■■□ この本は1994年11月に出版されています。 2003年7月の時点で31刷となっています。 長く読まれています。 この本が最初に出版されたのは、1955年頃です。 それ以来、女性たちに支持され読み継がれているようです。 著者は、大西洋単独無着陸飛行に世界で初めて成功したチャールズ・ リンドバーグの奥さんです。 2001年2月に94歳で亡くなっています。 長年読み継がれてきている理由を知りたいです。 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)なぜ、少ないもので暮らすべきなのか? 少ないもので暮らすと何がよいのでしょうか? 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)なぜ、少ないもので暮らすべきなのか? 「個人的体験や、多くの手本、また、外面と内面の調和を求めた 人々が残してくれた本を通して、外面と内面の調和に適したある種 の環境や暮らしかた、ある種の行動のありかたがあることを、 わたしたちは学ぶこともできる」 「もちろん、その方法はひとつではない。が、たとえば、生活を シンプルにすることもまた、外面と内面の調和には必要なことだと 思う」 「わたしはシンプルな暮らしがしたい。やどかりのように容易に 移動できる殻の中に住みたい。しかし、それは決してたやすい ことではない」 「わたしの現在の生活は、シンプルなくらしとはほど遠い。夫も、 五人の子どもたちも、それぞれ社会の中で、自分の居場所を獲得 しなければならないし、わたしが選択した妻であり母であると いうことは、およそ様々な雑事で構成されている」 「答えのひとつ、あるいは問題を解決するための一歩は、自分の 生活を簡素にして、気を散らすいくつかを切り捨てることなのだ、と」 「必要のないものを捨てることである。どれだけ多くのもので、 ではなく、どれだけ少ない物でやっていくか。まず身の周りから はじめることだ」 「私の生活に、またひとつ何か・・・仕事であれ、なんであれ・・・ を加えたくなった時に、『それはほんとうに必要なものか?』と 自分に問いかけるために」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【シンプルに生きてみよう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●はじめに「なぜ、少ないもので暮らすべき」なのでしょうか? ▽著者のアン・モロウ・リンドバーグは、生涯で6人の子どもに 恵まれました。 この本は、良き妻であり、良き母親であり、良き隣人でもある 著者が、それらの演じるべき役割を全て捨てた状態で、一人の 女性として自分を見たときに感じたことを書いた本です。 どちらかというと「哲学書」に近いです。 ただ、哲学者が書くような哲学書ではなく、一般の人たちでも 分かるように平易な言葉で書かれています。 著者は、人間の人生、家族、特に夫婦間の生き方の形態を、海辺で 拾うことができる貝に例えて表現しています。 本の題名が「海からの贈りもの」となっていますが、環境問題に ついて書かれた本ではなく、女性の生き方、夫婦の在り方について 書かれた本です。 ▽著者は言います。 「個人的体験や、多くの手本、また、外面と内面の調和を求めた 人々が残してくれた本を通して、外面と内面の調和に適したある種 の環境や暮らしかた、ある種の行動のありかたがあることを、 わたしたちは学ぶこともできる」 「もちろん、その方法はひとつではない。が、たとえば、生活を シンプルにすることもまた、外面と内面の調和には必要なことだと 思う」 私たちの生きる環境は、著者の表現を借りると以下のようになり ます。 「フジツボがたくさん寄生した貝殻」 確かに著者の言うとおりです。 一人暮らしの時は、そんなにフジツボはたくさん寄生していない ので身軽に活動できます。 全てにおいて、自分一人のことを考えれていれば、ほとんどの 場合は上手くいきます。 しかし、結婚するとあっという間にフジツボがたくさん寄生します。 人間はそうやって生きていく動物なので仕方がないのですが、 気がついてみると一人の時には考えなくてもよかったことを、 結婚することによって考えなくてはならなくなります。 それでも、男性の私にとっては日中会社にいるだけなので、まだ 身軽なのかもしれません。 それに比べ、現在専業主婦の嫁さんは大変です。 毎日の家事、子どもたちとの関係、親戚との関係、地域社会との 関係、近所付き合い、学校、幼稚園、アルバイト等々、いろいろな フジツボがたくさん寄生しています。 その中でも、一番大きなフジツボがもしかしたら私かもしれま せんが... 感謝してもしきれないです。 しかし、おそらく嫁さんも、著者と同じように次のように言いたい のだと思います。 「わたしはシンプルな暮らしがしたい。やどかりのように容易に 移動できる殻の中に住みたい。しかし、それは決してたやすい ことではない」 「わたしの現在の生活は、シンプルなくらしとはほど遠い。夫も、 五人の子どもたちも、それぞれ社会の中で、自分の居場所を獲得 しなければならないし、わたしが選択した妻であり母であると いうことは、およそ様々な雑事で構成されている」 特に、著者の夫はその当時、かなりの有名人だったので、著者に 任せられる雑事というのも大変なものだったと思われます。 自分の家庭での生活に加えて、政治団体や、慈善団体、市民との 関係などがあったようです。 考えただけでも大変そうです。 ▽そんな生活にどのように対処すればいいのでしょうか? 著者は、明確な答えはないけど、いくつかの手がかりはあると 言いいます。 「答えのひとつ、あるいは問題を解決するための一歩は、自分の 生活を簡素にして、気を散らすいくつかを切り捨てることなのだ、と」 言うのは簡単ですが、一度寄生したフジツボはなかなか取れません。 著者は、それには練習が必要だと言います。 「必要のないものを捨てることである。どれだけ多くのもので、 ではなく、どれだけ少ない物でやっていくか。まず身の周りから はじめることだ」 それは、衣類に始まり、住まい、家具、器具、カーテン、人づき あい等々、シンプルにできないかを考えてみることなのです。 そして、何かを身の回りに追加したくなったときは、次のように 自分に問いかけます。 「私の生活に、またひとつ何か・・・仕事であれ、なんであれ・・・ を加えたくなった時に、『それはほんとうに必要なものか?』と 自分に問いかけるために」 現在の自分は、その当時の著者と比較したらとてもシンプルな 生活をしているのかもしれません。 日本の女性もまだまだフジツボがたくさん付着しています。 それは、特に結婚してからのほうが多いのではないでしょうか。 我が家では単純に「物を減らす」ことから考えてみようと思います。 この本は、現在の生活に疲れた一人の女性が自分に宛てて書いた 手記のようなものです。 それが出版され、共感した女性たちに、現在でも読み継がれてい ます。 現在でも読まれているということは、現状もあまり変化していない ということなのでしょうか? 女性として、母として、妻として少し疲れ、自分の人生を真剣に 考えてみたいという方におすすめの本です。 |
| 無限なる幸せ |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:無限なる幸せ 著者:西園寺昌美 出版:河出書房新社 定価:1200円 購入:図書館のリサイクル図書 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://www.amazon.co.jp/gp/product/430923030X?ie=UT/oyajimushicom-22/ref=nosim ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/941765/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 魂の大人になるために 正しい親子関係のために−あなたはこの世の創造者 真の芸術について−神に通じる道 直観力を磨く 漠然たる不安感を断ち切るために 幸せを創る光明思想−因果律を超えるもの 知識を超えた愛の生き方 偽りの行為は偽りの報いに終わる あるがままに生きる 自分の死を見つめ、自分の死を語ろう 人間の真の力 真の祈り ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■■□ 勇気 :■■□□□ 豊かな心:■■□□□ おすすめ:■■■■□ この本は1993年3月に出版されています。 著者は、「世界人類が平和でありますように」を人類共通の祈り として平和運動を世界中で展開中の方です。 著書も多数あります。 「無限なる幸せ」はどうすれば手にはいるのでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)魂の大人とは? 「魂の大人」とはどのような人のことを言うのでしょうか? 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)魂の大人とは? 「私は、人間が子どもから大人に移行する際には、どうしても 通過しなければならないことがあると考えている。それは、『自分 は何のためにこの世に存在しているのか』『何のために生まれて きたのか』『何を為すべきか』『自然界と人間個人との関わり』 『なぜ人は死ぬのか』『宇宙の法則』等々、生きてゆく以上、 人間として必ず一度は考えてみなければならないこれらの問題に、 自分自身で、じっくりと取り組んでみることである」 「今の若者をはじめ中壮年の人々の中には、こういった疑問すら 湧かずに、人生を過ごしてきてしまっている人があまりにも多い のである」 「問題に触れることを恐れ、解決することの困難さにうち震え、 その意欲に欠け、その名を世間に対して辱めないために、一番 よい方法を講ずることになる。つまり、潜在意識の働きにより 病気になることが一番かっこいい逃避の道であり、同時に世間の 人々の同情を一身にかうこともできるし、自分の力不足を暴露 せずにすむのである」 「現代社会において精神障害がはびこっているのは、こういった 要因を抜きにしては考えられないことなのである」 「自分の行動に対して責任を持つことは言うに及ばず、自分の 心のあり方、思いの出し方、そしてその処理に対してもきちんと 責任を持てるようになってこそはじめて、本当に成長した人間と いえるのではないだろうか」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【精神的に大人になろう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●はじめに「魂の大人」とはどのようなことなのでしょうか? ▽この本は、図書館に行ったときに、入り口のところで「リサイクル 図書」として本棚に置かれていました。 リサイクル図書とは、図書館にはもう必要がなくなった本を無料で 配っているものです。 タダほど高いものはないです。 ありがたく頂戴してきました。 ▽人間は何歳から「大人」になるのでしょうか? 「成人式を過ぎてから」という考え方もありますが、昨今の成人式 を見ているとどうも「大人」という感じはしません。 ただ、はたして年齢で大人かどうかを判断できるのでしょうか? 世の中には40歳になっても50歳になっても「大人」とは思え ないような人たちがいます。 自分のことしか考えられない人、同様に他人に対してまったく 思いやりが見られない人、自分さえよければと考えている人等々、 自己中心的な人がたくさんいます。 体は大人でも、精神的には子どもという人が多いです。 そんなことを言っている私もあまりえらそうなことは言えませんが... ▽肉体的に言うと、人間は17〜18歳で体力がピークに達する そうです。 そして20歳を境に衰えが始まるそうです。 脳の重さも20歳を境に減少していくそうです。 しかし、20歳が大人とは思えないです。 戦国時代であればもっと若いころ、15歳くらいで大人と見られ ていました。 ▽では、何を基準に大人と考えればいいのでしょうか? 著者は大人の定義を次のように言います。 「私は、人間が子どもから大人に移行する際には、どうしても 通過しなければならないことがあると考えている。それは、『自分 は何のためにこの世に存在しているのか』『何のために生まれて きたのか』『何を為すべきか』『自然界と人間個人との関わり』 『なぜ人は死ぬのか』『宇宙の法則』等々、生きてゆく以上、 人間として必ず一度は考えてみなければならないこれらの問題に、 自分自身で、じっくりと取り組んでみることである」 恥ずかしながら、私自信このことを真剣に考え始めたのは、最近の ことです。 それまで、自分の人生について深く考えることはあまりありま せんでした。 簡単に言うと「流されるまま」生きてきた感じです。 ということは、私が大人になったのは最近ということになります(笑) 著者も次のように書いています。 「今の若者をはじめ中壮年の人々の中には、こういった疑問すら 湧かずに、人生を過ごしてきてしまっている人があまりにも多い のである」 まさに自分のことを指摘されているようです。 ▽著者はその原因の一つとして「受験勉強」を挙げています。 受験勉強とは、その人の人間性とか、個人の能力とは何の関係も ありません。 単なる記憶の競争です。 受験とは記憶が得意な人がやればいいのであって、人間はそれが 全てではないはずです。 人生の貴重な時間を受験勉強に集中させ、本来人間が勉強しな ければならないことをおろそかにしてしまっているのです。 人の一生において受験勉強が必要な時期はほんのわずかでしか ありません。 解決しなければならない問題は山のようにあるのです。 著者は言います。 「問題に触れることを恐れ、解決することの困難さにうち震え、 その意欲に欠け、その名を世間に対して辱めないために、一番 よい方法を講ずることになる。つまり、潜在意識の働きにより 病気になることが一番かっこいい逃避の道であり、同時に世間の 人々の同情を一身にかうこともできるし、自分の力不足を暴露 せずにすむのである」 「現代社会において精神障害がはびこっているのは、こういった 要因を抜きにしては考えられないことなのである」 本来、精神的に大人にならなければならない時期に、受験勉強 ばかりに集中したために人生のいろいろな問題を解決することが できず、身体だけ大人になってしまったのです。 受験戦争を経験したことがある私も、実際そのように思います。 ▽そして、魂の大人とは、精神的に成長した状態のことで、全てに おいて「自己責任」で生きていくことができる人のこと言うのです。 著者は言います。 「自分の行動に対して責任を持つことは言うに及ばず、自分の 心のあり方、思いの出し方、そしてその処理に対してもきちんと 責任を持てるようになってこそはじめて、本当に成長した人間と いえるのではないだろうか」 私はまだまだ成長が足りないようです。 著者は、祈りによって世界平和を実現しようと頑張っている方です。 それには、人間一人ひとりが精神的に成長し、自己責任で生きる ことができるようになってはじめて実現するのではないかと思い ます。 最近は成功法則より、このような人間の生き方を示す本が心に 響きます。 |
| 他人を見下す若者たち |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:他人を見下す若者たち 著者:速水敏彦 出版:講談社現代新書 定価:720円+税 購入:ブックオフで350円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://www.amazon.co.jp/gp/product/4061498274/ref=p/oyajimushicom-22/ref=nosim ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/2646600/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 第1章 感情が変わった 第2章 やる気が低下する若者たち 第3章 他者を軽視する人々 第4章 自己肯定感を求めて 第5章 人々の心に潜む仮想的有能感 第6章 自分に満足できない人・できる人 第7章 日本人の心はどうなるか ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■□□ 勇気 :□□□□□ 豊かな心:□□□□□ おすすめ:■■■□□ この本は、2006年2月に出版されています。 ネットで調べてみると25万部という数字が出てきました。 売れているようですね。 著者は、大学の教授で、専門は教育心理学と紹介されています。 著書も多数あります。 「他人を見下す」とはどういうことなのでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)他人を軽視する人々とは? 「他人を軽視する」ことは、個人的にあると言えばあります。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)他人を軽視する人々とは? 「そして今、そこで暮らす人々の声に耳を傾けてみれば、お互いが ののしり合って『自分以外はみんなバカ』と言っている声が聞こ えてくるような状況を迎えているというのである」 「国民生活センター相談部の人の話によると、エゴむき出しの 消費者で、相談員の話を聞かず、思い込みで相手の非をまくしたて、 自分の非は一切認めず、全て相手が悪いと訴える人たち」 「互いに譲り合いながら解決することを嫌がり、自分の要求を 全てのんでほしいという勝手な人たち」 「迷惑行為をする人は周囲の状況、社会の常識はまったく無視し、 自分だけのルールで行動し、それを否定されるとすごく攻撃的に なるようだ」 「現代の若者が、自分に直接関係のない人間を軽く見ているという 心性の表れではないかと思う。彼らにとって赤の他人というのは、 物体のようにしか受け止められていないのではなかろうか」 「自分と同じように心があり感情がある存在であると、どれだけの 若者が認識しているだろうか。他者に対する関心の希薄さその ものを、若者たち自身が意識しているかどうかはわからない。 しかし、こういう若者に限って、自分の迷惑行為を迷惑と感じ ないのに、他者の迷惑行為に対しては敏感に反応するように思わ れる」 「人は誰でも子どもの頃から、他者にできるだけ否定されないで、 できるだけ多く賞賛されていきたいと願っている。しかし、自分が 期待するほどには、他者から賞賛されたり承認されたりしないのが 通例である」 「なぜ、期待値とのズレが大きいかと言えば、現在の子どもたちは 少子化の影響を受け、乳幼児の頃は手をかけられたにもかかわらず、 小学校や中学校になると周りの人たちは単におだてや励ましだけで わざわざ『ほめる』という行為をしなくなるためである。明確な 実績が伴わないと賞賛や承認が得られなくなるのである」 「彼らはそのような蓄積する不満を解消するために、無意識の うちに『自分より下』の存在を探し求めているのかもしれない」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【もっと自分を見つめてみよう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●はじめに「他人を軽視する人々」とはどのような人々なのでしょ うか? ▽この本は、題名に惹かれた部分もありますが、一番惹かれたのは 帯に書いてある漫画です。 誰の漫画か忘れてしまったのですが、以前読んだことがある部分の 漫画が載っています。 「おれはやるぜ」 「何を?」 「何かを」 ありそうな会話ですね。 「何かしなきゃ」と思ったことはありますが、やることも決まって ないのに、こんな自信ありげに「やるぜ」と言ったことは無いで すね。 ▽ある作家の小論に「『自分以外はバカ』の時代」というのがある そうです。 その論によると、現在は次のような状況になっているそうです。 「そして今、そこで暮らす人々の声に耳を傾けてみれば、お互いが ののしり合って『自分以外はみんなバカ』と言っている声が聞こ えてくるような状況を迎えているというのである」 個人的には、「自分以外はみんなバカ」だとは思っていませんし、 また、自分もバカだとも思っていません。 みんなそれぞれにいいところがあり、直すべきところがある、 と思っています。 「自分以外はみんなバカ」とみんなが思っていると、お互いが お互いの能力を尊重できないという状況になってしまいます。 みんなは「バカ」で、私だけが「バカではない」のです。 ▽では、どんな人々が「自分以外はみんなバカ」と思っている人たち なのでしょうか? 例がいくつか挙げられています。 「国民生活センター相談部の人の話によると、エゴむき出しの 消費者で、相談員の話を聞かず、思い込みで相手の非をまくしたて、 自分の非は一切認めず、全て相手が悪いと訴える人たち」 「互いに譲り合いながら解決することを嫌がり、自分の要求を 全てのんでほしいという勝手な人たち」 他には「迷惑行為」をする人たちのことも挙げられています。 「迷惑行為をする人は周囲の状況、社会の常識はまったく無視し、 自分だけのルールで行動し、それを否定されるとすごく攻撃的に なるようだ」 このあたりのことは、最近では嫁さんから小学校の先生との面談で よく聞く話です。 若者というよりは、ほとんどは親の方に問題があるのですが... ▽そう思いながら読んでいると、親の問題行動のことも書いてあり ました。 いくつかケースが挙げられています。 1.私立中学の入学後、初めての保護者会で、「...春休み から○○塾に行かせていて、勉強は親の方でしっかり面倒を みています...」と発言する親。 2.「小学校のときの先生がハズレばかりで...」と中学校の 保護者面談の時に言う親。 3.私事的な都合で勝手に子どもに学校を休ませる親。 例えば旅行等。 3番に関しては、確かに学校のスケジュールによって、親が休みの スケジュールを変えなくてはならないとか、帰省するには旅費が 高くなる等の理由があるので、分からなくはないです。 しかし、我が家では、嫁さんが「それはダメ」という考え方を 持っているので、絶対にあり得ないですし、私も反対です。 ▽著者は、このような自己中心的な考えや、迷惑行為などの行動を する人を次のように説明しています。 「現代の若者が、自分に直接関係のない人間を軽く見ているという 心性の表れではないかと思う。彼らにとって赤の他人というのは、 物体のようにしか受け止められていないのではなかろうか」 「自分と同じように心があり感情がある存在であると、どれだけの 若者が認識しているだろうか。他者に対する関心の希薄さその ものを、若者たち自身が意識しているかどうかはわからない。 しかし、こういう若者に限って、自分の迷惑行為を迷惑と感じ ないのに、他者の迷惑行為に対しては敏感に反応するように思わ れる」 いわゆる「ジコチュウ」な人々のことですね。 子ども達が幼稚園や学校に行くようになってから、そのような 話はたくさん聞くようになりました。 ▽では、その原因には何が考えられるのでしょうか? 著者は次のように書いています。 「人は誰でも子どもの頃から、他者にできるだけ否定されないで、 できるだけ多く賞賛されていきたいと願っている。しかし、自分が 期待するほどには、他者から賞賛されたり承認されたりしないのが 通例である」 「なぜ、期待値とのズレが大きいかと言えば、現在の子どもたちは 少子化の影響を受け、乳幼児の頃は手をかけられたにもかかわらず、 小学校や中学校になると周りの人たちは単におだてや励ましだけで わざわざ『ほめる』という行為をしなくなるためである。明確な 実績が伴わないと賞賛や承認が得られなくなるのである」 「彼らはそのような蓄積する不満を解消するために、無意識の うちに『自分より下』の存在を探し求めているのかもしれない」 分からなくもないですが、このような理由で「自分より下の存在」 を求めるのであれば、子どもをほめて育てるというのができなく なってしまうような気がします。 原因はもっと別な所にあるような気がします。 人間の一番の不幸は、他人と自分を比較して生きることです。 「あの人は自分より優れた能力を持っているから自分はダメだ」 とか 「自分はあの人よりここが優れているから、自分の方が優れている」 とか、そんなこと比較しても何の意味もありません。 「自分より下」と見るということは、他人の優れた能力が認め られないと言うことです。 そして、一番の問題は、本人がそのことに気が付かないことです。 気が付けば、その見方を変えることもできますが、気が付かないと そのまま生きていくことになります。 社会人になってこの考えから抜け出せないと不幸です。 抜け出せない大人もたくさんいますが... |
| 変な人が書いた心が千分の一だけ軽くなる話 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:変な人が書いた心が千分の一だけ軽くなる話 著者:斎藤一人 出版:角川書店 定価:1500円+税 購入:ブックオフで800円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://www.amazon.co.jp/gp/product/4048838954?ie=UT/oyajimushicom-22/ref=nosim ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/2457650/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 目次はありません ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■■□ 勇気 :■■■□□ 豊かな心:■■■□□ おすすめ:■■■■□ この本は、平成16年7月に出版されています。 著者は、私が好きな斎藤一人さんです。 心が軽くなる話とはどのような話なのでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)悩みごとはどの様にとらえればいいのか? 2)過去はどうすれば変えられるのか? 過去はどうやって変えれば良いのでしょうか? 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)悩みごとはどの様にとらえればいいのか? 「みなさんにも、悩み事ね、あると思う。今も、悩みを抱えている 人もいると思うんですよ。じゃあ、このなかで、一年前の悩み事、 言える人いますか?いたら手を挙げてみて。いないでしょ。2年前 の悩み事いえる人いますか?いないでしょ。今、悩んでる悩みは、 1年後にはいえないんです」 「じゃあ、どうにもならない悩みは、どういうふうに解決するか、 っていったとき、どうにもならない悩みは、『自分はこのことで、 どうすることもできないんだ』と思っちゃいけないんです。時間 が解決してるんです」 「1秒ずつ時計の針が、カチ、カチ、カチ、カチッと進むと、 そのたびに、悩みはだんだん消えていってるんです。だから、 『ツイてる、ツイてる』とかいって、待っていればいいんです。 そうすると、ものの見事になくなっちゃう」 「時間が解決してくれることが信じられなくて、時間を敵に回して、 ハラハラ、ドキドキする人がいるの。ただ時間が過ぎていくと、 もっと、もっと悪いことが起きるような気がするの。でも、時間を 味方にするの」 2)過去は変えられるのか? 「すんだことは変えられるの。でも、これから先のことは変えら れないよ。過去は変えられるけど、未来は変えられない」 「もちろん、過去にあった出来事を、もう一度やり直したり、 消したりっていうことはできないよ。でも、心で過ぎたことを 思うときは、それは思い出じゃない。思い出ってどんなふうに でも変えられるの」 「たとえば、自分は小さい頃に病気ばかりして、辛い思いをして いた、と。そう言う人がお医者さんになったりすると、患者の 気持ちがよくわかる、いいお医者さんになったりするんだよ。 そのとき、『自分は、病気だったんだ。でも、その経験がある から人に対して、病人に対してやさしくなれたんだ。病気して よかったな』とか思える」 「どんなつらい過去、嫌な思い出も、しあわせと思えば思えるん です。それをオセロゲームみたく、ポンポンと、しあわせに変え て行く」 「『だから、今、しあわせなんだ』って、思えると、そこから 先の未来は、全部しあわせなんです」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【悩みは忘れてしまおう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●悩みごとはどの様にとらえればいいのでしょうか? ▽この本は、著者が講演会をしたときの内容が本になったものです。 従って、メインはCDで、本はCDから起こした内容となってい ます。 著者の話はおもしろくてなかなかためになります。 ▽私は40歳近くになって、人生の中で一番悩みが多い年代になり ました。 「不惑の年」に近いはずなのですが、まったくそんな状況にはな らず、たぶん思春期や20代、30代で悩むはずだったことが、 今まとめて吹き出してきた感じです。 といっても、そんなに悲観的になっているわけでもありません。 ボーっと40年過ごして来たとはいえ、逆に言うと40年の経験が あります。 「ささいな事は忘れる」 「自分にとって都合の悪いことも忘れる」 という考え方の元に、のらりくらりと悩みをかわしています。 ▽でも、ほとんどの悩みは「忘れる」という技術の他に「時間が経つ のを待つ」というテクニック?もあります。 つまり、時間が解決してくれるということですね。 私も結婚した当初、いろいろあってかなり悩んでいた時期があり ました。 それでも、「きっと時間が解決してくれる」とずっと思って数年 経ってみると、もう何ともなくなりました。 その頃から約10年経った今では、悩んでいたのばからしいくら いです。 悩み事に関しては、時間がかけられることに関しては時間を使う のが一番良いのかもしれません。 どっちかというと「忘れる」ことに近いですね。 著者は、次のように言います。 「みなさんにも、悩み事ね、あると思う。今も、悩みを抱えている 人もいると思うんですよ。じゃあ、このなかで、一年前の悩み事、 言える人いますか?いたら手を挙げてみて。いないでしょ。2年前 の悩み事いえる人いますか?いないでしょ。今、悩んでる悩みは、 1年後にはいえないんです」 ということは「いつの間にか忘れてしまっている」ということです。 そう考えると、悩むことにエネルギーを使うのはとてももったい ない気がします。 ▽著者は言います。 「じゃあ、どうにもならない悩みは、どういうふうに解決するか、 っていったとき、どうにもならない悩みは、『自分はこのことで、 どうすることもできないんだ』と思っちゃいけないんです。時間 が解決してるんです」 「1秒ずつ時計の針が、カチ、カチ、カチ、カチッと進むと、 そのたびに、悩みはだんだん消えていってるんです。だから、 『ツイてる、ツイてる』とかいって、待っていればいいんです。 そうすると、ものの見事になくなっちゃう」 時計の針が進むごとに、悩み事は刻一刻となくなってしまうのです。 著者は時間を味方につけなさいと言います。 「時間が解決してくれることが信じられなくて、時間を敵に回して、 ハラハラ、ドキドキする人がいるの。ただ時間が過ぎていくと、 もっと、もっと悪いことが起きるような気がするの。でも、時間を 味方にするの」 私が約40年生きてきて思うことも、著者と同じです。 「ツイてる、ツイてる」とは言いませんでしたが、とにかく時間に 任せて忘れてしまうのが一番良い解決方法だと思います。 緊急を要する悩みは別です。 そういうのは悩まないで、即手を打つべきです。 それ以外の悩みは、忘れてしまうのが一番です。 ●では「過去は変えられる」とはどういうことなのでしょうか? ▽普通は、「過ぎ去ったことは変えられないけど、未来は自分で 自由に変えられる」という話をよく聞きます。 だから、前向きに生きていこう、という話になります。普通は。 しかし、著者は全く逆のことを言っています。 「すんだことは変えられるの。でも、これから先のことは変えら れないよ。過去は変えられるけど、未来は変えられない」 聞きようによっては、お先真っ暗になってしまいそうです。 では、著者はどのようなことを言いたいのでしょうか? 「もちろん、過去にあった出来事を、もう一度やり直したり、 消したりっていうことはできないよ。でも、心で過ぎたことを 思うときは、それは思い出じゃない。思い出ってどんなふうに でも変えられるの」 「たとえば、自分は小さい頃に病気ばかりして、辛い思いをして いた、と。そう言う人がお医者さんになったりすると、患者の 気持ちがよくわかる、いいお医者さんになったりするんだよ。 そのとき、『自分は、病気だったんだ。でも、その経験がある から人に対して、病人に対してやさしくなれたんだ。病気して よかったな』とか思える」 「どんなつらい過去、嫌な思い出も、しあわせと思えば思えるん です。それをオセロゲームみたく、ポンポンと、しあわせに変え て行く」 過去に対する考え方を変えることによって、現在が変わってくる のです。 みなさんもこのようなことがあるのではないでしょうか? 過去のあの時の自分があるから現在の自分がある、と言うのが 誰にでもあると思います。 「『だから、今、しあわせなんだ』って、思えると、そこから 先の未来は、全部しあわせなんです」 「今がしあわせ」と思えると、過去も未来もしあわせになるのです。 今が不幸だと思うと、過去も未来も不幸になります。 「幸せ」「不幸せ」はその人の感じ方次第です。 「今がしあわせ」と感じて過去を変えてみましょう。 斎藤一人さんは納税額が日本一として有名です。 それも、株や土地の売買で日本一になったのではなく、純粋な 商売での納税額が日本一になった方です。 私が斎藤一人さんを好きなのは、成功したからとかお金持ちだから とかではなく物ごとの考え方が素晴らしいと思うからです。 「ツイてる、ツイてる」と言っているだけの人ではなく、その 考え方は参考になります。 |
| シンプルライフ・シンプルラブ―あくせくする人生から、愛する人との時間を大切にする人生へ |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:シンプルライフシンプルラブ 副題:あくせくする人生から、愛する人との時間を大切にする人生へ 著者:ジャネット・ルーアズ 出版:ヴォイス 定価:1700円+税 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://www.amazon.co.jp/gp/product/4899760019?ie=UT/oyajimushicom-22/ref=nosim ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/1985977/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 第1部 まず自分から 1章 愛する人との時間を大切にする人生 2章 自分らしく愛する 3章 本質から生まれる愛 第2部 ふたりの生活 4章 安らぎのある家 5章 ゆとりの時間 6章 官能的なシンプルライフ 7章 愛する決意 8章 自分の気持ちを伝える 第3部 社会の中で 9章 夫婦の金銭感覚 10章 子供がいる夫婦 11章 愛の儀式 ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■■□ 勇気 :■■□□□ 豊かな心:■■■□□ おすすめ:■■■■□ この本は2001年2月に出版されています。 著者は、「シンプルライフ運動のリーダー」と紹介されています。 その著書はアメリカでベストセラーとなっているそうです。 シンプルライフとはどのような生活のことなのでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)愛する人との時間を大切にする人生とは? 愛する人との時間を大切にしたいと思いつつも、日々の生活に 追われてしまいます。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)愛する人との時間を大切にする人生とは? 「人間関係が表面的なレベルにとどまってしまうのは、その方が 楽で安全だからだ。心の底を相手に見せるのは怖い。けれども そうした生き方を続けていると、夫婦が一緒にいてもひとりぼっち だと感じるようになる。一番親しい人間であるはずの夫や妻は あなたのうわべしか知らされてないからだ」 「結婚していながら孤独だと感じている人があなたのまわりにも いるのではないだろうか。ひょっとしたらあなた自身もそうかも しれない。そうした夫婦は、子どもや家のこと、家族旅行や将来 の計画などについて語り合うことはあっても、心と心の絆が結ば れていない」 「深い絆で結ばれている夫婦は、どんなことを一緒に“する”か よりも、どんな人生観や価値観で結ばれているかを強調する。 妻の心と深く結ばれている夫は、夕食のメニューよりも妻が今 どんな気持ちでいるかに関心を持つ」 「愛する人との時間を大切にする夫婦は心と心の結びつきであって、 役割同士の結びつきではない。二人の間には言葉では説明できない 絆がある」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【もっと時間をとって語り合おう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●はじめに「愛する人との時間を大切にする人生」とはどのような 人生なのでしょうか? ▽職場でいろいろ話を聞いてみると、仕事から家に帰ってきて着替 える間もなくテレビを付ける人が多いようです。 独身の人なら分からなくもないですが、既婚者でもそう言う人が たくさんいます。 家にいる間中テレビが付けっぱなしになっている家庭も多いみた いです。 我が家では、私がテレビを見る習慣があまりないので、付けっ ぱなしということはありません。 でも、メルマガ発行等のためにパソコンの前に座っていることが 多いです。 これは反省すべき点だと思っています。 ただ、いまのところパソコンが一台しかないので、家に帰ってから 作業するしか方法がありません。 このように、大切なはずの愛する人との時間をテレビやパソコンに 費やしてしまうのは、とてももったいないことです。 ▽では、テレビやパソコンがない生活を考えてみましょう。 すると当然、愛する人(妻、夫)と真剣に向き合わざるおえなく なります。 会話しないわけにはいかなくなります。 ▽著者は言います。 「人間関係が表面的なレベルにとどまってしまうのは、その方が 楽で安全だからだ。心の底を相手に見せるのは怖い。けれども そうした生き方を続けていると、夫婦が一緒にいてもひとりぼっち だと感じるようになる。一番親しい人間であるはずの夫や妻は あなたのうわべしか知らされてないからだ」 夫婦間でも、本物の自分をさらけだすのはなかなか難しいのです。 結婚当初は、お互いがお互いに「恋」という名の、何重ものフィル ターをかけて相手を見ています。 しかし、何年か経って「恋」がさめた時に、今度は「愛」に変 わって行きます。 そこから、「恋」という名のフィルターが外れ、相手の本質を 愛することが始まるということです。 しかし、そのときに、お互いがテレビやパソコンに向き合った 生活をしていると「愛」を育てることができなくなってしまいます。 すると、著者が言うように一つ屋根の下にいても「お互いがひとり ぼっち」ということになってしまうのです。 ▽著者は言います。 「結婚していながら孤独だと感じている人があなたのまわりにも いるのではないだろうか。ひょっとしたらあなた自身もそうかも しれない。そうした夫婦は、子どもや家のこと、家族旅行や将来 の計画などについて語り合うことはあっても、心と心の絆が結ば れていない」 心と心が結ばれている夫婦とはどのような夫婦なのでしょうか? 「深い絆で結ばれている夫婦は、どんなことを一緒に“する”か よりも、どんな人生観や価値観で結ばれているかを強調する。 妻の心と深く結ばれている夫は、夕食のメニューよりも妻が今 どんな気持ちでいるかに関心を持つ」 「愛する人との時間を大切にする夫婦は心と心の結びつきであって、 役割同士の結びつきではない。二人の間には言葉では説明できない 絆がある」 現在の自分を考えてみると、実はそんなに深い意味を考えていま せんでした。 ただ、なんとなく一緒にいて違和感がないのと、安心を感じる ことができるので居心地がいいです。 本題の「シンプルライフ、シンプルラブ」の解説までたどり着き ませんでした。 家庭生活というのは、実はそんなに複雑ではないのかもしれません。 とてもシンプルな構造をしているのに、自分たちが勝手に複雑に しているだけなのかもしれないです。 それも、物質的に豊かになってしまったせいで、本来はシンプルな 愛が複雑なことになってしまったのではないでしょうか? 愛する人を大切にしたい人にはおすすめの本です。 |
| この世の悩みがゼロになる |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:この世の悩みがゼロになる 著者:小林正観 出版:大和書房 定価:1429円+税 購入:ブックオフで750円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://www.amazon.co.jp/gp/product/4479791833?ie=UT/oyajimushicom-22/ref=nosim ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/2730690/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 1章 思いどおりにならない人生に疲れたら 2章 仕事がつらくて辞めようと思ったら 3章 今、幸せでないことが悲しかったら 4章 人間関係に行き詰まったら 5章 お金がなくてつらかったら 6章 自分が嫌いでどうしようもなかったら 7章 子どもが言うことを聞かなかったら 8章 死について考えることが怖かったら ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■■□ 勇気 :■■■□□ 豊かな心:■■■■■ おすすめ:■■■■■ この本は、2006年12月に出版されています。 出たばかりのようです。 著者は、年に330回の講演会をしていて、全国を回る生活を 続けている方です。 悩みがゼロになる方法とはどのような方法なのでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)人間関係を解決する2つの方法とは? 人生思い通りになっていませんが、特に疲れてもいないです。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)人間関係を解決する2つの方法とは? 「人間関係をオールマイティに解決する方法が二つあります。 一つは、自分の周りの500人を全て人格者に変えてしまうこと です。ただ、この方法だと、一人を変えるのに、説得に次ぐ説得を 重ねて2年くらいはかかるので、500人を変えるためには 1000年かかる勘定になり、事実上これは不可能と言えます」 「もう一つの方法は、東洋的解決方法と言うことになりますが、 『自分自身が人格者になってしまうこと』です。周りの500人を 人格者にするというのも、穏やかで、にこやかな暖かい日々を 得ることにはなりますが、自分が人格者になってしまうという、 この方法によっても、平和で、穏やかで、暖かい日々を過ごす ことができます」 「イライラしたくない、腹を立てたくない、人と争いごとをしたく ない、何かを言われたときに、それをいちいち気にするような 自分ではありたくない、と思うのであれば、自分が希望するような (自分にとって好ましい)自分を、自分が作り上げればいいわけ です」 「他人を作り替えるのは大変なことですが、自分で自分を作り 替えるのは簡単です。なぜならば、その人格でいることが自分に とって一番居心地が良いのですから」 「『私』が人格者になるということは、誰に何を言われても、 目の前にどんな現象や出来事が起きても、それについて怒らない、 腹を立てない、怒鳴らない、イライラしない、声を荒げない、 ということに他なりません」 「そうしていくことで一番徳をするのは、自分です。周りの人が 徳をするというのは、あくまでも二次的な効果であり、自分が 人格者になることによって一番徳をするのは、ほかならぬ自分 なのです」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【人格者になろう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●はじめに「人間関係を解決する2つの方法」とはどのような方法 なのでしょうか? ▽私は今のところ、人間関係で悩んではいません。 転職する前の会社にいたときは、いろいろ悩んでいましたが、 転職してからは人間関係で悩むことがなくなりました。 これは不思議と、私生活でも同じでした。 転職を機に人間関係で悩むこともなくなったのです。 人間関係で悩まなくて良いというのは、日々の生活がとても楽です。 特に職場の人間関係は、一度悩み出すと、どちらかがいなくなら ない限り延々と悩むことになります。 特に日々の糧を稼がなくてはならない男性、特に家庭持ちの男性 にとっては、つらいところです。 下手をすると、心と身体を壊してしまいます。 著者はこのような人間関係を解決する方法があると言います。 「人間関係をオールマイティに解決する方法が二つあります。 一つは、自分の周りの500人を全て人格者に変えてしまうこと です。ただ、この方法だと、一人を変えるのに、説得に次ぐ説得を 重ねて2年くらいはかかるので、500人を変えるためには 1000年かかる勘定になり、事実上これは不可能と言えます」 「もう一つの方法は、東洋的解決方法と言うことになりますが、 『自分自身が人格者になってしまうこと』です。周りの500人を 人格者にするというのも、穏やかで、にこやかな暖かい日々を 得ることにはなりますが、自分が人格者になってしまうという、 この方法によっても、平和で、穏やかで、暖かい日々を過ごす ことができます」 自分の周りにいる人を変えるということは至難の業です。 子どもがいる家庭であれば解ると思いますが、自分の子どもに 言うことを聞かせようと思っても、絶対に言うことは聞いてくれ ません。 自分の子どもでさえ変わってくれないのに、まして他人がそんな 簡単に変われるわけはないです。 しかし、自分が変わるのは、比較するととても簡単です。 その場で、今、変わると決意するだけで変わってしまうのです。 「イライラしたくない、腹を立てたくない、人と争いごとをしたく ない、何かを言われたときに、それをいちいち気にするような 自分ではありたくない、と思うのであれば、自分が希望するような (自分にとって好ましい)自分を、自分が作り上げればいいわけ です」 「他人を作り替えるのは大変なことですが、自分で自分を作り 替えるのは簡単です。なぜならば、その人格でいることが自分に とって一番居心地が良いのですから」 つまり、自分が「人格者」になってしまえば良いのです。 自分にとってもっとも居心地がよいような心を、自分で創り出して しまえば良いのです。 では、ここで言う「人格者」とは具体的にどのような人のことを 言うのでしょうか? 「『私』が人格者になるということは、誰に何を言われても、 目の前にどんな現象や出来事が起きても、それについて怒らない、 腹を立てない、怒鳴らない、イライラしない、声を荒げない、 ということに他なりません」 「そうしていくことで一番徳をするのは、自分です。周りの人が 徳をするというのは、あくまでも二次的な効果であり、自分が 人格者になることによって一番徳をするのは、ほかならぬ自分 なのです」 これは、例えば多くの部下を抱える管理職の方などにとっては、 かなり難しいのではないでしょうか? 私は他人に対しては、腹を立てることもだいぶん少なくなって きました。 しかし、家庭内で考えてみるとまだまだです。 どうしても、イライラしてしまいがちです。 イライラして腹を立てている自分に対して、また腹が立つ、という 図式が成り立ちます。 著者が言うように、自分が人格者になってしまい、腹を立てる ことがなくなれば、楽に生きて行けそうです。 この本には、楽に生きる方法がたくさん書かれています。 どれも、実践するにはそんなに難しくなさそうです。 本当に自分の考え方一つで、悩みがなくなってしまうのです 何かに悩んでいる方に絶対おすすめの本です。 この本には紹介したい部分が他にもあるので、再度別の日に書き たいと思います。 |
| 愛しすぎる母親たち―子どものために自己犠牲化する女性 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:愛しすぎる母親たち 副題:子どものために自己犠牲化する女性 著者:カリン・ルーベンスタイン 出版:主婦の友社 定価:1500円+税 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://www.amazon.co.jp/gp/product/4072248401?ie=UT/oyajimushicom-22/ref=nosim ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/1598776/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 第1章 女性と自分を犠牲にする伝統 第2章 犠牲の習慣化 第3章 犠牲的母親症候群 第4章 妻たちの犠牲に支えられる夫たち 第5章 子どもに犠牲的な母親はいらない 第6章 自分自身を大切にする 第7章 自分主義者になる 第8章 子ども以外の夢を見つける 第9章 バランスをとる ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■■□ 勇気 :■■■□□ 豊かな心:■■□□□ おすすめ:■■■■□ この本は1998年12月に出版されています。 著者は、大学で社会心理学を学び博士号を取得しています。 「自己犠牲化する女性」とはどのような女性なのでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)犠牲の習慣化とは? 2)妻達の犠牲に支えられる夫たちとは? 夫は妻に支えられなければおそらく生きていけません。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)犠牲の習慣化とは? 「母親の半数が、まだ生まれる前から子どもに夢中になる。子ども への愛情は何よりも強く激しいと答える母親は多い」 「年月が経つにつれて、母親と子どもの関係が母親の人生で最大の 部分を占めることは、ある調査で裏付けられている。子どもとの 絆は人生で最もスリリングで満足感をもたらし、結婚やセックスや 友情より素晴らしいという点で母親の意見はほぼ一致する」 「最後の審判の日を迎えたとき、女性は地球上で最も大切なものは 自分の子どもだと告白するのである」 「子を持つ喜びはかなり長い間犠牲的な母親役を続けさせるきっかけ となるので、きわめて重大である。こどもが成長し手が掛からなく なると、自分を縛っていた力が解放される母親もいる。しかし、 その他の母親は犠牲の中毒になり、犠牲マシンのようになってし まう」 「母親の極端な犠牲によって子どもがより豊かに、賢く成長する 証拠はひとつもない。いや、実際はその逆かもしれない、私が 行った全ての調査が、ある結論を示している。つまり、自分に 感心を向ける方法を知っている女性、自分のことに必ず時間を 使う女性は良い母親や妻となり、あらゆる面でよりいっそう幸せ になれるのである」 2)妻達の犠牲に支えられる夫たちとは? 「犠牲的行為によって女性が病気になることはいつでも、男性は 健康である。家事や子どもの世話で犠牲を払う女性が過労になる ときはいつでも、男性の負担は軽くなっている」 「家事を分担せずに利益を得ている夫と、犠牲的に働くことで 利益を得ているつもりの妻は、暗黙の家に共謀しているのである」 「犠牲的な母親達のほとんどは、不公平に家事をしているのを 立派な行いだと思っている。彼女たちは自虐的なプライドを持ち、 そのせいで自分は良い母親であり良い妻だと信じ込んでいるので ある。でも、それは間違いなのだ」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【何かもう一つ自分でできる家事をしよう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●はじめに「犠牲の習慣化」とはどのようなことなのでしょうか? ▽母親が子どもを大切にするのは動物の本能です。 たまに我が子を愛することができない母親がいることは事実ですが、 ほとんどの母親は我が子を愛し大切にします。 それは、自分の身体に別の生命が宿った時から始まっているそう です。 著者は言います。 「母親の半数が、まだ生まれる前から子どもに夢中になる。子ども への愛情は何よりも強く激しいと答える母親は多い」 男性の場合、自分の妻に子どもができたとしても、生まれてくる のが楽しみではありますが、まだ愛情がどうのという段階では ありません。 なんとなく不思議な感じがするだけです。 著者は、次のように書いています。 「年月が経つにつれて、母親と子どもの関係が母親の人生で最大の 部分を占めることは、ある調査で裏付けられている。子どもとの 絆は人生で最もスリリングで満足感をもたらし、結婚やセックスや 友情より素晴らしいという点で母親の意見はほぼ一致する」 「最後の審判の日を迎えたとき、女性は地球上で最も大切なものは 自分の子どもだと告白するのである」 ほ乳類の本能として、自分の子どもが大切だと思えないと、おそ らく種を保存することが難しいのではないかと思います。 それはそれでとても重要な事のように思えます。 しかし、著者はそれが行き過ぎる場合があると言います。 「子を持つ喜びはかなり長い間犠牲的な母親役を続けさせるきっかけ となるので、きわめて重大である。こどもが成長し手が掛からなく なると、自分を縛っていた力が解放される母親もいる。しかし、 その他の母親は犠牲の中毒になり、犠牲マシンのようになってし まう」 言われてみると、たしかに母親になってからの女性は、子どもに 関わっている時間がほとんどを占めるのではないでしょうか。 特に生まれてから数年間は、ほとんど側を離れることはないと 思います。 それが「育児ノイローゼ」という形で表面に吹き出してくる場合 もあります。 しかし、ほとんどの母親は子どもに手が掛からなくなっても、 ひたすら自分を犠牲にして子どもの面倒を見る場合が多いのです。 特に日本はその傾向が強いようです。 マザコンの国と言われています。 これは別の本では、モンゴロイドの基本的な子育ての方法なので 仕方がないという見方もあります。 著者は言います。 「母親の極端な犠牲によって子どもがより豊かに、賢く成長する 証拠はひとつもない。いや、実際はその逆かもしれない、私が 行った全ての調査が、ある結論を示している。つまり、自分に 感心を向ける方法を知っている女性、自分のことに必ず時間を 使う女性は良い母親や妻となり、あらゆる面でよりいっそう幸せ になれるのである」 単純に子どもの犠牲になることだけが、母親の使命ではありません。 母親だって一人の人間です。 自分を大切に生きなければならないはずです。 それを理解している女性は、子どもにとっても夫にとっても良い 影響を与え、そして幸せになるのです。 子どもが成人してからも、あれやこれやと口を出す母親がいます。 自分の母親を思い出してみると、中学生の後半くらい、思春期を 迎えるくらいから、あまり干渉してこなくなりました。 高校を卒業すると、私生活にはほとんど口出ししなくなったのです。 自分で子離れをしようとしたのかどうかは良く解りませんが、 子どものためには一番良い方法だったと思います。 ●では「妻たちの犠牲に支えられる夫たち」とはどのようなこと なのでしょうか? ▽女性が犠牲になっているのは、何も子どものためだけではありま せん。 自分の夫に対しても犠牲になっている場合があるのです。 著者は言います。 「犠牲的行為によって女性が病気になるときはいつでも、男性は 健康である。家事や子どもの世話で犠牲を払う女性が過労になる ときはいつでも、男性の負担は軽くなっている」 いや、ごもっともです。 男性は反省しなければ鳴ならないですね。 全てを奥さんに任せっきりという男性も多いのではないでしょうか。 その中でも、子育てや、家事に関してはほとんど自分は関係ないと 思っている男性が多いと思います。 最近では子育てに参加する男性も増えているようですが、家事を すすんでやる男性はあまりいないようです。 普段男性は外で働いている場合が多く、家では自分はくつろぐ 時間だと考えています。 家のことは、日中「外で働いていない女性が担当すべきだ」そう 思っている男性が多いです。 この考えは日本的な考え方だと思っていたのですが、どうやら日本 だけではなく、アメリカでも同じらしいです。 著者は、それは間違いだと主張します。 「家事を分担せずに利益を得ている夫と、犠牲的に働くことで 利益を得ているつもりの妻は、暗黙のうちに共謀しているのである」 「犠牲的な母親達のほとんどは、不公平に家事をしているのを 立派な行いだと思っている。彼女たちは自虐的なプライドを持ち、 そのせいで自分は良い母親であり良い妻だと信じ込んでいるので ある。でも、それは間違いなのだ」 著者は、夫が家事をする能力がないわけではないと言います。 実際、私も嫁さんが病気で寝込んだときは、家事を全てやります。 子どもの幼稚園のお弁当作りから、幼稚園の送り迎え、掃除、 洗濯等やろうと思えばできるのです。 家事を全くしない男性は、妻が行っている毎日の家事を少しでも 分担してみてはいかがでしょうか? その大変さが解ります。 自慢じゃないですが、この本を読んでから、私は夕食後のお皿 洗いを始めました。 簡単だと思っていたのですが、けっこう大変です。 それができない男性は、「家事は大変だ」ということを理解して あげて下さい。 夫が外で働くのと同じくらい、妻も家で大変な仕事をしています。 まず、そのことを解ってあげましょう。 |
| タケノコ医者―差別なき医療をめざして |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:タケノコ医者 副題:差別なき医療をめざして 著者:坂口力 出版:光文社 定価:1500円+税 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://www.amazon.co.jp/gp/product/4334973221?ie=UT/oyajimushicom-22/ref=nosim ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/2108497/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 第1章 がんばれ看護婦さん 第2章 「医者」だからこその改革 第3章 「母さん、あなたは…がんだよ」 第4章 「吸血鬼」坂口の血液戦争 第5章 妻よ娘よ、ありがとう 第6章 ハンセン病―元患者・患者さんたちへ ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■□□ 勇気 :□□□□□ 豊かな心:■■■□□ おすすめ:■■■□□ この本は、2001年12月に出版されています。 著者は、元厚生労働大臣として活躍されていた方です。 著者のことは、ほとんど知りませんでした。 どのような人なのでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)タケノコ医者とは? 2)ハンセン病に関する政治家の決断とは? ハンセン病に関しての記事だけは記憶にあります。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)タケノコ医者とは? 普通、いい加減な診察をする医者のことを「藪医者」と言いますが、 著者は「藪」以前の、「タケノコ」だったという自戒を込めて、 「タケノコ医者」と自分を命名し、それがこの本の題名にもなって います。 2)ハンセン病に関する政治家の決断とは? 「これまでの、自分の不勉強を恥じました。医師として恥ずかし いと思いました。戦後の新憲法下で、基本的人権が叫ばれている 時代であるにもかかわらず、平成8年まで隔離政策が続いたことは 不可解な話であり、許されることではないと思いました」 「しかも、ショックを受けたのは、ハンセン病を専門とした医師 たちが、率先して隔離政策の継続を主張してきたことであり、 廃止を主張する側に立っていなかったことでした。政治家や官僚の 責任は重大ですが、彼らが医師の立場で何一つ忠告をしてこな かったことが心の底に痛みを与えました」 「私は言葉にできませんでしたが担当大臣として、医師として、 一人の人間として、『断じて控訴すべきではない』一段と、その 思いが強まりました」 「私たちは総理執務室に入り、官房長官と法務大臣と私が席に つきました。『ごくろうさん、ごくろうさん』小泉総理は正面 中央の椅子に座ると、一瞬の間をおいて、前方の壁を見つめる ようにして切り出しました。 『控訴しないことを決定したいと思います。各大臣に依存がなけ れば、そう決定します。法務大臣はいかがですか』 『総理が決断されるなら私が依存ありません』 『坂口さんは、もともとそういうご意見だったから依存はありま せんね』 『ありがうございました』 そう言ったように記憶しています」 「法律の世界で生きている官僚と、医療の世界で生きている者 との違いだったと思います」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【真実を見極めよう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●はじめに「タケノコ医者」とは何のことを言っているのでしょうか? ▽みなさんは著者(坂口力)をご存じでしょうか。 私は恥ずかしながら、顔は覚えていましたが、名前は知りません でした。 「変な髪型をした、のっぺりとしたじいさん」というイメージしか ありませんでした。 それでも、「小泉内閣の厚生労働大臣」というのは覚えていました。 日本の何とか大臣はすぐ交代するので、名前と顔を覚えられない です。 しかも、新聞もテレビもあまり見なくなったので、余計わから なくなりました。 著者は公明党に所属する政治家でもあり、本物の医者でもあります。 小泉内閣で記憶に残っているのは、田中真紀子さんと福田さん、 そして著者の三人だけです。 ▽この本は、著者の自伝になっています。 特段この著者を気に入っているわけではなく、「ハンセン病」に 関することが書いてあったので購入しました。 でも、それだけだとせっかく自伝を読んだ意味がないので、多少 著者のことについて触れてみます。 ▽著者は昭和37年、28歳の時に、当時三重県で一番の短命村 だった宮川村大杉谷という所の診療所に勤めます。 著者はそこで初めて医者として勤務することになります。 普通、いい加減な診察をする医者のことを「藪医者」と言いますが、 著者は「藪」以前の、「タケノコ」だったという自戒を込めて、 「タケノコ医者」と自分を命名し、それがこの本の題名にもなって います。 著者は、子どもの頃は、母親が近くにいないと何もできない子ども だったそうで、周りの人たちが将来を心配していたそうです。 それでも、年を重ねる毎に、村長をしていた父親にだんだんと 似てきたそうです。 著者の母親の遺言は「政治家だけにはなるな」だったのですが、 当時献血の仕事で実績を納めていた著者は政治の世界に引き込まれ ていくことになります。 読んでいると、政治家というのも大変な仕事みたいです。 ●では「ハンセン病に関する政治家の決断」とはどのようなことなの でしょうか? ▽私が著者の顔を覚えたのは、「ハンセン病訴訟の控訴断念」という ニュースを見たときです。 そこで、厚生労働大臣が謝罪している様子がテレビで映し出され ていました。 国が罪を認めるのはそんなにないので、記憶に残っていました。 ▽この本を読むまで、ハンセン病とはどのような病気で、どのような 歴史があるのか全く知りませんでした。 ハンセン病は、昔「らい病」と呼ばれ、昭和6年(1931年)に 「らい予防法」という法律が制定されています。 この「らい予防法」というのが、基本的人権を全く無視した法律 にもかかわらず、廃止されたのはなんと平成8年です。 らい予防法は簡単に言うと、種の断絶を目的とした「隔離政策」 です。 著者は言います。 「これまでの、自分の不勉強を恥じました。医師として恥ずかし いと思いました。戦後の新憲法下で、基本的人権が叫ばれている 時代であるにもかかわらず、平成8年まで隔離政策が続いたことは 不可解な話であり、許されることではないと思いました」 「しかも、ショックを受けたのは、ハンセン病を専門とした医師 たちが、率先して隔離政策の継続を主張してきたことであり、 廃止を主張する側に立っていなかったことでした。政治家や官僚の 責任は重大ですが、彼らが医師の立場で何一つ忠告をしてこな かったことが心の底に痛みを与えました」 著者は政治家の立場もありますが、その前に医師として考えたの です。 ハンセン病の歴史を勉強したとき、同じ医師として隔離政策の 継続を主張してきた医師たちに対して怒りを覚えたのでしょう。 戦前、まだハンセン病の原因や治療法が確立していなかった時期に 隔離政策を実施したのは、許されないかもしれませんが、ある程度 仕方がない部分もあると思います。 しかし、戦後間もない昭和20年代にはハンセン病治療のための 特効薬が登場し、昭和30年代には更に優れた抗生物質が認可 されているのです。 にも関わらず、日本では「らい予防法」は廃止されませんでした。 この本で紹介されている「らい予防法」は、単語だけ並べると、 以下のようになります。 「隔離政策」 「断種手術」 「逃走罪」 「堕胎」 この他にネットで調べてみると、次のような単語が出てきます。 「新生児殺害」 「強制人工妊娠中絶」 「一家心中」 「えん罪のまま死刑」 「宿泊施設への宿泊拒否」 単語だけでもある程度この法律が予想できると思います。 ▽著者は、元患者達で構成する原告団と会談し、次のように心に 誓います。 「私は言葉にできませんでしたが担当大臣として、医師として、 一人の人間として、『断じて控訴すべきではない』一段と、その 思いが強まりました」 原告団が要求しているのは 「隔離政策で患者と家族が受けた被害に対する謝罪や賠償」 です。 この裁判では国が敗訴となります。 そして、この裁判に対して国が控訴するかどうかが注目されて いました。 原告団の要求に対して、国が控訴すること事態がおかしなことだと 思うのですが、国は負けるわけにはいかないようです。 しかし、医師でもある著者が厚生労働大臣を務めています。 著者は、「控訴すべきではない」という気持ちを持っていましたが、 結論は法務大臣と小泉総理の考えに左右されてしまいます。 結論を出す前に、小泉総理が原告団と会談し、最終的に小泉総理が 控訴しないことを決定します。 「私たちは総理執務室に入り、官房長官と法務大臣と私が席に つきました。『ごくろうさん、ごくろうさん』小泉総理は正面 中央の椅子に座ると、一瞬の間をおいて、前方の壁を見つめる ようにして切り出しました。 『控訴しないことを決定したいと思います。各大臣に依存がなけ れば、そう決定します。法務大臣はいかがですか』 『総理が決断されるなら私は異存ありません』 『坂口さんは、もともとそういうご意見だったから依存はありま せんね』 『ありがうございました』 そう言ったように記憶しています」 こうして、控訴断念が決定したのです。 ▽著者は、このハンセン病訴訟に関する国の対応の遅れを次のように 説明しています。 「法律の世界で生きている官僚と、医療の世界で生きている者 との違いだったと思います」 このような、ばかげた国の施策は、あとどのくらい残っているの でしょうね。 私たちがテレビや新聞のニュースで見聞きする内容というのは、 当事者でなければしょせん「他人ごと」です。 今回のハンセン病訴訟に関することも、この本を読まなければ、 全く知ることもなく過ぎ去っていたのだと思います。 その内容を知ることができ、しかも控訴断念のプロセスを知る ことができただけでも、この本を読む価値があったと思います。 また、テレビや新聞で知る政治家と実際の政治家は違うんだなぁ という印象が残りました。 どちらが本当かはよく解りませんが.... |
| 生きるのが楽になる精神世界 |
| では、今日読んだ本の紹介を。 今のところ生きるのはそんなにつらくないです。 ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:生きるのが楽になる精神世界 著者:関野 直行 出版:PHP研究所 定価:1450円+税 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://amazon.co.jp/o/ASIN/4569604943/oyajimushicom-22/ref=nosim/ ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/1666749/p-pyajimushi 楽天ブックス http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1040114%2f ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 立ち止まり、振り返る 条件付けられた反応から抜けよう あなたは知っている 「気持ちがいい」は体からの信号 近づけば近づくほど、一番の敵に見えてくるパートナー 以下、多数あるので省略します。 ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■□□□ 勇気 :■■□□□ 豊かな心:■□□□□ おすすめ:■■□□□ この本は1993年3月に出版されています。 著者は、1980年頃より精神世界や瞑想及びコミュニケーション 分野でのセミナーや執筆活動を始め、現在でも各種セミナーの主催、 企業研修を行う傍ら、翻訳、執筆など幅広い活動を行っている方 です。 生きるのが楽になる方法とはどのような方法なのでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)条件付けられた反応とは? 2)なぜパートナーは近づけば近づくほど一番の敵に見えてくるのか? なぜパートナーは敵に見えてくるのでしょうか? 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)条件付けられた反応とは? 「意識の9割は潜在意識が占めると言われている。そして、潜在 意識は、一度決まったことを繰り返す部分。心臓や肺を無意識の うちに動かし続けたり過去に学んだことを癖のように繰り返す。 すなわち、普段の行動や思考の9割近くは、過去からの条件反射に 過ぎない。そして、あなたの神聖で崇高な部分は、時折、顔を 見せる以外は、それらの条件反射の奥深くに眠っている」 「人間には様々な能力が備わっている。そのひとつに『結びつける』 能力がある」 「この『結びつける力』がゆるく、気持ちに余裕と柔軟性がある時、 これらは単なる過去のデータとして肯定的に使うことができる。 逆にこの力が強すぎるとき、そして、柔軟性に欠ける時、これらは 『条件付け』となって、そこから出てくる身体の反応や感情に 振り回される。そして、選択肢をせばめ、自分を小さく制約して しまうものとして働く」 「普段の私たちの行動や思考の9割近くは、この『条件付け』 から来ていると言える」 2)なぜパートナーは近づけば近づくほど一番の敵に見えてくるのか? 「相手は単なる鏡、あなたの潜在意識を映し出しているだけ。 時には、あなたに嫌われながらも映してくれる」 「先ずは、相手に対する期待を手放そう。期待は、あなたが相手に 対して創ってしまったイメージ。そのイメージに、実際の相手を 当てはめようとしているだけ。あなたが創った理想のイメージを 邪魔するのが、目の前にいる実際のパートナーという訳だ」 「あるがままを許してあげよう。相手を自由にしてあげる時、 あなたも自由になれる」 「期待を手放す時、あなた自身にも自由が戻ってくる。その相手に 『こうして欲しい』と思う気持ちを手放したとき、あなたが望む 状況が、もっとスムーズに、もっと簡単に、他からやってきたり する」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【潜在意識をもっと利用しよう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●「条件付けられた反応」とはどのようなことなのでしょうか? ▽このメルマガでも何度か説明していますが、人間の無意識という のは恐ろしいものがあります。 例えば、朝起きてから会社に到着するまでの間を、無意識のうちに 過ごしてしまうことがあります。 以前、私がそうでした。 気が付いたら会社にいたことが何度もあります。 毎日同じ時間に起きて、着替えたり、顔を洗ったり、ご飯を食べ たりといった同じ作業を行い、家を出ます。 このような無意識の行動というのは「潜在意識」がコントロール しています。 著者は言います。 「意識の9割は潜在意識が占めると言われている。そして、潜在 意識は、一度決まったことを繰り返す部分。心臓や肺を無意識の うちに動かし続けたり過去に学んだことを癖のように繰り返す。 すなわち、普段の行動や思考の9割近くは、過去からの条件反射に 過ぎない。そして、あなたの神聖で崇高な部分は、時折、顔を 見せる以外は、それらの条件反射の奥深くに眠っている」 何と、人間の普段の行動の9割は潜在意識によってコントロール されてしまうのです。 だから、何も考えていなくても会社に到着するし、食事もできるし、 仕事だって潜在意識によってコントロールされている場合があり ます。 前日にやった仕事の内容が思い出せないのであれば、間違いなく 潜在意識にコントロールされています。 このように書くと、潜在意識は悪者のように考えてしまいがち ですが、私たち人間にとっては必要なものなのです。 著者は次のように言います。 「人間には様々な能力が備わっている。そのひとつに『結びつける』 能力がある」 この結びつける能力によって、様々な便利なことがあります。 とっさに危険を回避できたり、様々なことを連想、類推できたり 、何もしなくても家族だと分かる記憶があったりするのは潜在意識 のおかげでもあるのです。 しかし、同時に次のようなことも起こりえるそうです。 ・初対面でも、潜在意識が過去のファイルを検索し、「この人は こんな性格の人に違いない」と類推し、勝手に決めつけてしまう。 ・本当は全く異なる状況なのに、過去に傷ついた体験を思い出す ような場面に出会うと、そのときの感情が浮上してきて、振り 回されてしまう。 ・今までの枠や制限から全く外れたアイデアや行動が出にくい。 確かにそうですね。 特に、2番目の過去の嫌な体験に関しては、思い出しては、その たびに嫌な気分になります。 著者は言います。 「この『結びつける力』がゆるく、気持ちに余裕と柔軟性がある時、 これらは単なる過去のデータとして肯定的に使うことができる。 逆にこの力が強すぎるとき、そして、柔軟性に欠ける時、これらは 『条件付け』となって、そこから出てくる身体の反応や感情に 振り回される。そして、選択肢をせばめ、自分を小さく制約して しまうものとして働く」 「普段の私たちの行動や思考の9割近くは、この『条件付け』 から来ていると言える」 潜在意識には、人間にとって必要なものでもあるし、ある場面 では必要でないものでもあります。 潜在意識を意識(?)して、逆に利用できるようになれば、すごい 能力を発揮できるようになるのではないでしょうか。 でも、かなり難しそうです。 ●「なぜパートナーは近づけば近づくほど一番の敵に見えてくる」 のでしょうか? ▽個人的には、パートナーは敵だとは思っていませんが、いろいろ な本を読んだり、人の話を聞いていると、敵だと思っている人が たくさんいます。 しかし、一番近くにいるパートナーは自分を映し出す鏡だと、 よく言われます。 著者は言います。 「相手は単なる鏡、あなたの潜在意識を映し出しているだけ。 時には、あなたに嫌われながらも映してくれる」 ▽では、パートナーと上手く付き合うにはどうすれば良いのでしょうか? 著者は次のように言います。 「先ずは、相手に対する期待を手放そう。期待は、あなたが相手に 対して創ってしまったイメージ。そのイメージに、実際の相手を 当てはめようとしているだけ。あなたが創った理想のイメージを 邪魔するのが、目の前にいる実際のパートナーという訳だ」 「あるがままを許してあげよう。相手を自由にしてあげる時、 あなたも自由になれる」 確かに著者が言うとおりです。 自分が持っている理想のパートナー像を邪魔しているのは、現実の パートナーです。 そして、人は決して自分の思い通りにはなりません。 自分の思ったとおりの人間になるように期待するよりは、パート ナーをあるがままに受け入れてしまうことが簡単なのです。 そうすることによって、自分も自由になれるのです。 「期待を手放す時、あなた自身にも自由が戻ってくる。その相手に 『こうして欲しい』と思う気持ちを手放したとき、あなたが望む 状況が、もっとスムーズに、もっと簡単に、他からやってきたり する」 期待を手放すのは「あきらめる」こととは違います。 嫌な部分も含めた相手を全て受け入れてしまうのです。 と、このように書いてきましたが、実はこれがなかなか難しいのも 事実です。 私自身、現在訓練中です。 精神世界という見出しが付いている本なので、スピリチュアルに 偏った内容かと思っていたのですが、読んでみると、精神科医が 書いた「楽に考える」といったものに近い内容です。 全然変なことは書いていないので、「もっと精神的に楽に生きたい」 と思って生活している人には良い本かもしれません。 |
| 趣味は読書。 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:趣味は読書。 著者:斎藤美奈子 出版:平凡社 定価:1429円+税 購入:図書館で借りました ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://amazon.co.jp/o/ASIN/4582831427/oyajimushicom-22/ref=nosim/ 楽天ブックス http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1523537%2f ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/2276945/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 本、ないしは読書する人について 1 読書の王道は現代の古老が語る「ありがたい人生訓」である 2 究極の癒し本は「寂しいお父さん」に効く物語だった 3 タレントの告白本は「意外に売れない」という事実 4 見慣れた素材、古い素材もラベルを換えればまだイケる 5 大人の本は「中学生むけ」につくるとちょうどいい 6 ものすごく売れる本はゆるい、明るい、衛生無害 ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■□□ 勇気 :□□□□□ 豊かな心:□□□□□ おすすめ:■■■□□ この本は2003年1月に出版されています。 著者は、「文芸評論家」と紹介されています。 著者が書いた「文章読本さん江」は2002年に第1回小林秀雄賞 を受賞しています。 この本は、書評が書いてある本です。 書評の書き方も参考にしてみたいと思います。 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)読書する人は少数民族であるとはどういうことなのか? 2)ものすごく売れる本の定義とは? 3)書評の書き方で参考にするところは? 読書する人は、やはり少ないようです。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)読書する人は少数民族であるとはどういうことなのか? 「もし日本が100人の村だったら、40人はまったく本を読 まず、20人は読んでも村に1冊以下だ。しかも、ここには図書館 で本を借りる人も、1冊の本を何人もで回し読みをしている人も 含まれている」 「したがって、『読む』ではなく『買う』にシフトして『毎月 1冊以上の本を買う人』『定期的に書店に行く人』『新刊書に 関心のある人』などとなったらもっと少人数もちがいなく、純粋な 趣味として本に一定のお金と時間を割く人はせいぜい100人の 村に4〜5人、数にして500〜600万人がいいところかと思う」 2)ものすごく売れる本の定義とは? 「数々の逆境。それでもくじけぬ強い心。人生を前向きに切り 開いていく意志。わかりやすい勧善懲悪劇。力強い教訓の山。 ものすごく売れた本は、なるほど善良な読者の心を打つ要素に みちみちている。そして、ここが肝心、これらの本はつくりも 児童書風なのだ。でっかい文字。絵本風のデザイン。漢字には 親切にルビ(ふりがな)つき。内容的にも寓話だったり寓話仕立て だったりする」 「お父様お母様がお子様に、教師が生徒に、上司が部下に推薦 できる本。現状を脅かさない安全パイ。どうりで衛生無害なはず である。共通項は陰影のなさである。のどに引っかかるような 小骨もない。鼻を刺す刺激臭もない。それでいて、みょーに教育的。 家族全員で回し読みできる『お茶の間本』と私は呼びたい」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【もっと楽しい書評を書こう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●「読書する人は少数民族である」とはどういうことなのでしょうか? ▽この本はある雑誌で連載されていた「百万人の読書」という記事を 一冊にまとめたものです。 そのきっかけは、著者のまわりにベストセラーと呼ばれる本を 読んでいる人がいなかったため、著者が代行して読んでみようと いうことのようです。 そう言えば、私も本屋さんに行って「ベストセラー」と呼ばれる 本を買ったことが無いとは言いませんが、あまり買うことはない です。 この本に紹介されている本は、ベストセラーとなった本ばかり 41冊ありますが、そのうちの4冊しか読んだことがありません。 なぜ読まないのか考えてみると、「自分の趣味に合わないから」。 それだけです。 ▽では、読書をする人はどのくらいいるのでしょうか。 著者は言います。 「もし日本が100人の村だったら、40人はまったく本を読 まず、20人は読んでも月に1冊以下だ。しかも、ここには図書館 で本を借りる人も、1冊の本を何人もで回し読みをしている人も 含まれている」 「したがって、『読む』ではなく『買う』にシフトして『毎月 1冊以上の本を買う人』『定期的に書店に行く人』『新刊書に 関心のある人』などとなったらもっと少人数もちがいなく、純粋な 趣味として本に一定のお金と時間を割く人はせいぜい100人の 村に4〜5人、数にして500〜600万人がいいところかと思う」 この数字が正しいと仮定すると、私が思っていたよりはかなり 少ないです。 だとすると、このような書評メルマガを読んでいる方は、かなり 「濃い読書家」ということになるのではないでしょうか? 確かに、私が勤務している職場で昼休みにいつも本を読んでいる 人は、パーセンテージにすると、やはり5%くらいです。 私のように毎日どこかの本屋さんに出勤するような人間は、ほんの わずかなのでしょうね。 ただ、本をたくさん読んだからといって、「人間ができている」 とか「知識が豊富である」とか「成功している」ということとは 全く関係がありません。 ●「ものすごく売れる本の定義」とはどのようなものいなのでしょうか? ▽著者がここで言っている「ものすごく売れる本」とは200万部 以上を売り上げている本のことです。 紹介されている本をあげてみると、 「だからあなたも生き抜いて」…210万部 「チーズはどこへ消えた?」…360万部 「五体不満足」…単行本と文庫本を合わせて520万部 「ハリーポッターシリーズ」…1巻平均410万部×3巻=1230万部 2003年頃の情報なので、現在は数字が動いていると思います。 そして、残念ながら私は1冊も読んだことがありません。 なんとなく内容が分かるから。 そして、自分の趣味に合わないから。 ▽では、これらの本に共通していることは何でしょうか? 著者は次のように説明します。 「数々の逆境。それでもくじけぬ強い心。人生を前向きに切り 開いていく意志。わかりやすい勧善懲悪劇。力強い教訓の山。 ものすごく売れた本は、なるほど善良な読者の心を打つ要素に みちみちている。そして、ここが肝心、これらの本はつくりも 児童書風なのだ。でっかい文字。絵本風のデザイン。漢字には 親切にルビ(ふりがな)つき。内容的にも寓話だったり寓話仕立て だったりする」 「お父様お母様がお子様に、教師が生徒に、上司が部下に推薦 できる本。現状を脅かさない安全パイ。どうりで衛生無害なはず である。共通項は陰影のなさである。のどに引っかかるような 小骨もない。鼻を刺す刺激臭もない。それでいて、みょーに教育的。 家族全員で回し読みできる『お茶の間本』と私は呼びたい」 なかなかするどいところを突いています。 売れる本とは万人に対して受ける本でなければならないのです。 例えば、私がよく読んでいる、スピリチュアル系や心理学系の本は 関心がある人しか買いません。 たくさん売れる本は、逆に言うと、本をたくさん読む人で、自分の 世界を持っている人にとってはあまりおもしろくないのかもしれ ません。 ●最後に、書評の書き方で参考にできることを書いてみたいと思い ます。 今回は、それぞれの本の書評について書くことは、書評の書評を 書くことになるのでしませんでした。 著者のこの本におけるスタンスは「ベストセラーを読んで批判する」 です。 したがって、書評ではどの本もこき下ろされています。 それだけ、著者にとってはベストセラーと呼ばれている本がおも しろくないのでしょう。 私のスタンスは、例えおもしろくない本でもいいところを見つけて 伝えようと思っているので、おもしろくない本もある程度紹介して います。 とは言っても、ベストセラーを選ばない時点ですでに偏見を持って いるようです。 また、他に気が付いたのは、「文章がおもしろい」ということです。 この点は見習ってみようかと思います。 よくある書評本ですが、そこそこ楽しく読めました。 なかなか読まないベストセラーの内容が分かって、買わなくて 済んだことを思えば、読んで良かったです。 |