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| シンデレラ・コンプレックス―依存する女の告白 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:シンデレラ・コンプレックス 副題:依存する女の告白 著者:コレット・ダウリング 出版:三笠書房 定価:1100円+税 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://www.amazon.co.jp/gp/product/4837955304/sr=8-/oyajimushicom-22/ref=nosim ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/1337663/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── プロローグ ひとりぼっちになるのは怖い 第1章 シンデレラ願望 第2章 “ひとりで生きられる女”ときめつけられたくない 第3章 女性がおかしやすい“人生の誤算” 第4章 女性の自信が低下していくプロセス 第5章 結婚幻想にひきずられて 第6章 ジェンダー・パニック! 第7章 いま、自分のための人生に向けて ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■□□ 勇気 :■□□□□ 豊かな心:□□□□□ おすすめ:■■■□□ この本は1996年5月に出版されています。 紹介文によると、アメリカのみならず日本を始めとする世界中の 読者に読み継がれているそうで、ミリオンセラーとなっています。 著者はフリーライターとして活躍されている方です。 著書も何冊かあります。 女性の依存心を扱った内容です。 女性にもいろいろ悩みはあります。 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)シンデレラ・コンプレックスとは? 女性の“人生の誤算”とはどのようなことなのでしょう? 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)シンデレラ・コンプレックスとは? 「大勢の女性が、ある程度は成長していながら、しかしおとなの 現実に面と向かうことができないでいる。女が、それぞれひとり きりで、自分の責任を取らねばならないというおとなの現実に」 「女は、そういう考えに口先だけは賛同しても、内心はそれを 受け入れない。わたしたちの育てられ方の何から何までが、女は いずれ誰かの一部になるのだと教え込んだからだ−結婚の幸せに よって一生涯、女は庇護され、救命ブイをつけられるからという ふうに」 「誰かにもたれかかりたいという欲求−幼児に逆戻りして、大事に 育てられ、面倒をみてもらい、あぶないことから遠ざけてもらい たい欲求。そうした欲求は大人になっても存続し、自足したいう 欲求のすぐかたわらで、なおも満たされたいとせがむのだ」 「生まれたその日から、男は自立すべく教育される。同じように 組織的に、女はひとつの逃げ道のあることを教えられる−いつの 日か、何らかの方法で、女は救われるのだと教えられる」 「しばらくがんばっているだけでいい、そう幼年期の物語は教える、 いつの日か誰かがやってきて本物の生活の不安からあなたを救い 出してくれるのだから」 「本書の主題は、個人的、心理的な依存が−他者に面倒をみて もらいたいという根深い願望が−今日、女を押さえつけている 主力だということにある。わたしはそれを『シンデレラ・コンプ レックス』と名づける−編み目のように入り組んだ抑圧された 姿勢と恐怖、そのために女は一種の薄明かりのなかに放り込まれ たまま、精神と創造性を十全に発揮できずにいる」 「シンデレラのように、女は今日もなお、外からくる何かが自分 の人生を変えてくれるのを待ち続けているのだ」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【嫁さんのことも考えてみよう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●はじめに「シンデレラ・コンプレックス」とはどのようなこと なのでしょうか? ▽「継母にだまされて、毒りんごを食べ死んでしまったシンデレラは...」 と、個人的にいつもシンデレラと白雪姫がごっちゃになっています。 今回は「シンデレラ」です。 シンデレラは調べてみると、実はいろいろな物語があるようです。 しかし、ここでは「コンプレックス」の話ですので詳細はしません。 あらすじは、継母とその連れ子にいじめられながらもけなげに 生きるシンデレラ。 ある日お城の舞踏会が開かれるのことになりました。 シンデレラも舞踏会に行きたいのですが、着て行くドレスがあり ません。 しかし、そこへ魔法使いのおばあさんが現れ、馬車やドレス、 そしてガラスの靴を用意してくれます。 舞踏会で王子様に見初められたシンデレラは、魔法が解ける12時 の鐘がなり終わる前にお城を出ないとなりませんでした。 いそいでお城から出ようとするシンデレラは、その途中でガラス の靴を置いてきてしまいます。 しかし、その靴を手がかりに探しに来た王子様に発見され、シン デレラはめでたく后として迎えられたのです。 ▽確かに、願い事がかなって、しかも最後にはいじめていた姉たち を差し置いてハッピーエンドを迎えますが、考えようによっては 全て人任せです。 自分で努力したのは、お願い事をしたことと、踊りを踊ったこと、 そして、12時の鐘がなり終わる前に一所懸命逃げたこと。 肝心な部分は、魔法使いのおばあさんと、ガラスの靴に合う女性 を探しに来た王子様の家来たちは、全て他人が起こした行動です。 そんなことを言ったら、「夢も希望もない」という方もいるかも しれませんが、女性は幼少のころから、このような話を聞かされて 育ちます。 著者は言います。 「大勢の女性が、ある程度は成長していながら、しかしおとなの 現実に面と向かうことができないでいる。女が、それぞれひとり きりで、自分の責任を取らねばならないというおとなの現実に」 「女は、そういう考えに口先だけは賛同しても、内心はそれを 受け入れない。わたしたちの育てられ方の何から何までが、女は いずれ誰かの一部になるのだと教え込んだからだ−結婚の幸せに よって一生涯、女は庇護され、救命ブイをつけられるからという ふうに」 このような「依存心」は、子どもの頃の親による育てられ方に あると思います。 私は男性なので良く分かりませんが、女性であれば大事にされ、 「将来はかわいいお嫁さんになる」と教えられている、かもしれ ません。 残念ながら我が家の長女は、そのような育てられ方はしておりま せん。 著者は言います。 「誰かにもたれかかりたいという欲求−幼児に逆戻りして、大事に 育てられ、面倒をみてもらい、あぶないことから遠ざけてもらい たい欲求。そうした欲求は大人になっても存続し、自足したいう 欲求のすぐかたわらで、なおも満たされたいとせがむのだ」 みながみなそうではないとは思いますが、女性はなかなか複雑な ようです。 「生まれたその日から、男は自立すべく教育される。同じように 組織的に、女はひとつの逃げ道のあることを教えられる−いつの 日か、何らかの方法で、女は救われるのだと教えられる」 「しばらくがんばっているだけでいい、そう幼年期の物語は教える、 いつの日か誰かがやってきて本物の生活の不安からあなたを救い 出してくれるのだから」 まさにシンデレラのように、魔法使いのおばあさんが、そして 王子様が自分をどこか幸せなところへ導いてくれると思うように なるのです。 現実は、魔法使いのおばあさんは現れないし、王子様も現れないし、 例え現れたとしても理想とはかけ離れた王子様である場合がほと んどだと思います。 著者は言います。 「本書の主題は、個人的、心理的な依存が−他者に面倒をみて もらいたいという根深い願望が−今日、女を押さえつけている 主力だということにある。わたしはそれを『シンデレラ・コンプ レックス』と名づける−編み目のように入り組んだ抑圧された 姿勢と恐怖、そのために女は一種の薄明かりのなかに放り込まれ たまま、精神と創造性を十全に発揮できずにいる」 「シンデレラのように、女は今日もなお、外からくる何かが自分 の人生を変えてくれるのを待ち続けているのだ」 この依存心は何歳になってもなくならないそうです。 女性もなかなか大変です。 この本は、実際著者が体験したことや、他の女性の体験談がたく さん書かれています。 自立した女性を演じるのもなかなか難しいようです。 かといって、結婚することによって全てが解決するわけでもあり ません。 他人に依存して生きると言うことは、「自分がない」ということ でもあるのです。 |
| 嫉妬する人、される人 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:嫉妬する人、される人 著者:谷沢永一 出版:幻冬舎 定価:1300円+税 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://www.amazon.co.jp/gp/product/4344006496/sr=11/oyajimushicom-22/ref=nosim ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/2463060/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 第1部 嫉妬する人、される人 第1章 嫉妬が動かしてきた日本社会 第2章 一人勝ちは勝ちにならない 第3章 劣等感と鬱 第4章 嫉妬から上手に身を守る 第2部 日本人と嫉妬心 ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■□□ 勇気 :■□□□□ 豊かな心:■□□□□ おすすめ:■■■□□ この本は2004年7月に出版されています。 著者は紹介文によると、大学の名誉教授で、専攻は書誌学とあり ます。 書誌学とはどのような学問なのでしょうか? ウィキペディアで調べてみると次のように書いてありました。 「書籍を対象とし、その形態・材料・用途・内容・成立の変遷等 の事柄を科学的・実証的に研究する学問のことである。狭義では、 個別の書籍を正確に記述する学問を指す」 良く分かりませんね。 著書も多数あります。 嫉妬とはどのようなことなのでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)「嫉妬の極限は憎しみと怖れ」とは? 2)「嫉妬心とは人間に対する関心である」とは? 嫉妬の本質とは何なのか? このあたりを読んでみたいと思います。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)「嫉妬の極限は憎しみと怖れ」とは? 「人間は、そのスケールの大きい小さいが違うだけで、だれでも 嫉妬心を持っています」 「嫉妬の対象となる相手に、ただ嫉妬している間は、まだ軽く 見ているといえます。ところが、もっと相手が大きな存在になると、 今度は『恐れ』になります」 「秀吉も官兵衛も、どちらも非常に優れた英雄の素質を持った 人物ですが、その間にどれだけの能力の差があるか、少なくとも 秀吉は差があると見たわけで、その場合に友情は成立しない。 これはもう敵味方です。秀吉は、自分が天下人になってからは、 官兵衛にこの世にいて欲しくなかったのではないでしょうか」 「だからこそ、嫉妬の極まりは、『恐れ』と『憎しみ』。意識の 中で『抹殺をする』というところまで、嫉妬はつき進んでしまう のです」 2)「嫉妬心とは人間に対する関心である」とは? 「嫉妬心とは、簡単にいえば人間に対する関心です。つまり人間 の関わりの中から生まれる情の絡み合いということです」 「人間同士が非常に密接に絡み合っているところ、極端にいうと 粘着力ですが、そこから日本的嫉妬が発生するのではないでしょ うか」 「私たちは粘着力の中で生きていくしかしかたがないのです。 しかしながら、そうした社会に対する関心、人間に対する粘着力 というものから近代化が始まるのです。人間が嫉妬心を持つのは、 劣等感があるからです」 「本来は、健康のバネになるはずの劣等感を、自分で合理的に 解決できないと、それが『うつ』という病になります」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【自分は何に嫉妬しているのだろう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●はじめに「嫉妬の極限は憎しみと怖れ」とはどういうことなので しょうか? ▽著者は言います。 「人間は、そのスケールの大きい小さいが違うだけで、だれでも 嫉妬心を持っています」 よくあるのは、男女関係における、いわゆる「やきもち」があり ます。 「やきもち」というと軽く聞こえますが、殺人事件に発展する 可能性もあるので軽視できません。 テレビなどでは女性の嫉妬心が取り上げられる場合が多いですが 実は男性の嫉妬心の方がすごいようです。 そういえば、世の中で男女関係のもつれから事件に発展した場合、 加害者となるのはほとんど男性です。 それほど、男性の嫉妬心というのは制御が効かないようです。 ▽この本では、歴史上の人物の嫉妬心を取り上げています。 その中の一つに、豊臣秀吉とその参謀である黒田官兵衛、竹中 半兵衛の話が出ています。 豊臣秀吉は、黒田官兵衛と竹中半兵衛の参謀がいなければ、天下を 取れなかったのですが、秀吉は二人の才能に嫉妬するのです。 秀吉が天下を取ってから、官兵衛は九州小倉へわずかな石高で 追いやってしまうのです。 自分が天下を取ってしまうと、今度はその天下を取られることが 恐れとなるのです。 秀吉は、官兵衛の才能に嫉妬していたのですが、それが今度は 「恐れ」に変わったのです。 著者は言います。 「嫉妬の対象となる相手に、ただ嫉妬している間は、まだ軽く 見ているといえます。ところが、もっと相手が大きな存在になると、 今度は『恐れ』になります」 「秀吉も官兵衛も、どちらも非常に優れた英雄の素質を持った 人物ですが、その間にどれだけの能力の差があるか、少なくとも 秀吉は差があると見たわけで、その場合に友情は成立しない。 これはもう敵味方です。秀吉は、自分が天下人になってからは、 官兵衛にこの世にいて欲しくなかったのではないでしょうか」 「だからこそ、嫉妬の極まりは、『恐れ』と『憎しみ』。意識の 中で『抹殺をする』というところまで、嫉妬はつき進んでしまう のです」 男女関係の嫉妬は最終的に「憎しみ」に発展しますが、男同士の 能力に関する嫉妬は恐れと憎しみに発展してしまうのです。 人間の不幸の一つは「他人と比べること」です。 他人と比較して、自分より優れている他人の才能に嫉妬すること ほど、自分を不幸にすることはありません。 それが発展すると、恐れや憎しみになってしまうのです。 ●次に「嫉妬心とは人間に対する関心である」とはどういうこと なのでしょうか? ▽著者は嫉妬心について次のように説明しています。 「嫉妬心とは、簡単にいえば人間に対する関心です。つまり人間 の関わりの中から生まれる情の絡み合いということです」 「人間同士が非常に密接に絡み合っているところ、極端にいうと 粘着力ですが、そこから日本的嫉妬が発生するのではないでしょ うか」 「私たちは粘着力の中で生きていくしかしかたがないのです。 しかしながら、そうした社会に対する関心、人間に対する粘着力 というものから近代化が始まるのです。人間が嫉妬心を持つのは、 劣等感があるからです」 嫉妬心を持つと言うことは、その根底に「劣等感」があるからです。 劣等感があって、嫉妬心があるからこそ人間が発展する原動力 にもなり得るのです。 嫉妬心がありすぎるのも、無さ過ぎるのも困ったものですが、 ある程度の嫉妬心がないと人間は成長しないのかもしれません。 難しいところですね。 ▽しかし、この劣等感を上手く解決することができないと、人間は 心が病んできます。 他人との比較で劣等感を抱き続け、それを解消することができな いと、それが自分にとっての壁になります。 ほんのわずかな劣等感であれば、努力次第で解決できるかも知れ ません。 しかし、自分にはどうすることもできないような劣等感を持って いると、いつまでたっても解決することができず、最終的に心が 病んできます。 いわゆる「うつ」の状態になってしまうのです。 著者は言います。 「本来は、健康のバネになるはずの劣等感を、自分で合理的に 解決できないと、それが『うつ』という病になります」 自分を発展させるのも、自分の心を病むのも劣等感なのです。 バランスが必要です。 この本の前半は簡単な言葉で書かれているので、よく理解できた のですが、後半を過ぎたあたりから、言葉が難しくなってきました。 おそらく著者は、難しい言葉で解説したいのを無理に押さえてい たような、そんな感じがします。 考え過ぎかもしれません。 嫉妬心についてそんなに深く考えたことはありませんでしたが、 少しは必要でもあり、たくさんは必要のないものだと言うことが 分かりました。 |
| いま家族しか子供を守れない |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:いま家族しか子供を守れない 著者:斎藤 茂太 出版:KKベストセラーズ 定価:1200円 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://www.amazon.co.jp/gp/product/4584158479/sr=11/oyajimushicom-22/ref=nosim ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/1327911/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 第1章 いま家族しか子供を守れない 第2章 「母性愛神話」崩壊時代の良い母子関係とは 第3章 家庭において求められている父親の存在感とは 第4章 家族の基本は夫婦関係にある 第5章 いま母親は子供に何を与えられるのか 第6章 いま父親は子供にどう対処すればいいのか エピローグ 健全な家族のあり方とは? ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■□□ 勇気 :■■■■□ 豊かな心:■■■□□ おすすめ:■■■■□ この本は1996年3月に出版されています。 著者は先日亡くなってしまいましたが、医学博士で斎藤医院の 院長をしていた方です。 通称「モタ先生」として人気があった方です。 著書も多数あります。 子供を守るのは、家族、とりわけ親の義務なのですが... 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)母親の過保護、過干渉の影響とは? 日本はマザコンの国と言われていますが、母親との関わり合いは どのようにすれば良いのでしょうか? 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)母親の過保護、過干渉の影響とは? 「たしかに母親の過保護、過干渉が、子供の自立を妨げるのは 確かである。だが、それほど母性過剰が悪いものなのだろうか。 と言うよりも、本当に母性が過剰なために、過保護、過干渉に なるのであろうか。どうもそうとは言えないように思えるのだ」 「実際に子供に対して干渉してしまったり、何でも先回りして やってしまうとなると、問題である。それは母性が過剰と言う よりも、むしろ子供を自分のモノのような感覚でとらえてしまう からだ。これは愛情の押しつけ、いや愛情と言うよりもエゴイズム である」 「過保護、過干渉で育てられれば、子供が母親から離れられなく なるのは当然のことだ。だが、人間はある年齢になれば、自分を 主張して自立していくのが自然である」 「ところが、親がその自立を妨げる。そのために自然な形での 子供の自立の意欲が抑えられることになる。子供の自立したい というエネルギーが抑圧されているのだから、どこかで爆発した りする。それが登校拒否として出てきたり、場合によっては家庭 内暴力などの形で出てしまうのである」 「子供に対して過干渉になったり、過保護になったりする母親と いうのは、子供が自分の延長になってしまっているのだ。子供が 良い成績をとれば、まるで自分が良い成績をとったかのように思い、 子供が良い学校に入れれば、自分が良い学校には入れたかのよう に思い込むのだ」 「子供のことばかりにかまける母親というのは、子供にまつわる 世界しか持っていないのだろう。子供のことだけしか世界がない のではなく、やはり視野を広く持ってほしいものである」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【父親の存在感を考えてみよう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●はじめに「母親の過保護、過干渉の影響」とはどのようなもの なのでしょうか? ▽この本は1996年に出版されていますが、それから10年以上 経過した現在でも、子供の問題は何も解決していないように思い ます。 実は、いつの時代でも子供は問題を起こしているのではないで しょうか? 私が小学校や中学校の時にも「つっぱり」や「校内暴力」等が 問題となっていました。 それが現在では、いろいろと形を変え表面に現れているだけで、 今も昔も変わらないのではないかと思います。 「最近の若い者は...」というフレーズは、古代メソポタミアの 遺跡からの出土品にも書かれていたそうです。 とは言いつつも、実際に問題を起こしている子供を持つ親にとっ ては、笑いごとではないのです。 登校拒否、家庭内暴力、ひきこもり等々、いずれも本人の問題なの ですが、子供に一番影響を与えているのは両親です。 そして、そのたびに指摘されるのが、日本の問題でもある「母性 過剰」「父性欠如」という状態です。 父親が家庭から離れ、そうすると必然的に母親が子供べったりに なってしまうのです。 それが、子ども達にどのような影響を与えてしまうのでしょうか? 著者は言います。 「たしかに母親の過保護、過干渉が、子供の自立を妨げるのは 確かである。だが、それほど母性過剰が悪いものなのだろうか。 と言うよりも、本当に母性が過剰なために、過保護、過干渉に なるのであろうか。どうもそうとは言えないように思えるのだ」 著者は母性過剰が悪いわけではないのでは?と言っています。 では、何が良くないのでしょうか? 「実際に子供に対して干渉してしまったり、何でも先回りして やってしまうとなると、問題である。それは母性が過剰と言う よりも、むしろ子供を自分のモノのような感覚でとらえてしまう からだ。これは愛情の押しつけ、いや愛情と言うよりもエゴイズム である」 「過保護、過干渉で育てられれば、子供が母親から離れられなく なるのは当然のことだ。だが、人間はある年齢になれば、自分を 主張して自立していくのが自然である」 「ところが、親がその自立を妨げる。そのために自然な形での 子供の自立の意欲が抑えられることになる。子供の自立したい というエネルギーが抑圧されているのだから、どこかで爆発した りする。それが登校拒否として出てきたり、場合によっては家庭 内暴力などの形で出てしまうのである」 母親は、自分の子供はいつまで経っても子供なのです。 しかし、小学校高学年か中学生になったら、子供は自立しようと します。 親から離れようと頑張るのです。 その気持ちを抑えつけると、その抑圧されたエネルギーが行き 場所を失って違う形で吹き出してくるのです。 育児を放棄するのも問題ですが、干渉しすぎるのも良くないのです。 バランスが大切です。 ▽では、なぜ両親、特に母親は子供に対して過保護、過干渉となっ てしまうのでしょうか? 著者は、つぎのように解説しています。 「子供に対して過干渉になったり、過保護になったりする母親と いうのは、子供が自分の延長になってしまっているのだ。子供が 良い成績をとれば、まるで自分が良い成績をとったかのように思い、 子供が良い学校に入れれば、自分が良い学校には入れたかのよう に思い込むのだ」 教育関係の本をいろいろ読んでいると、良い学校、良い大学、 良い会社に入りたいのはどうやら母親のようです。 子供は、母親が望む通りの進路に進もうとします。 そこには、自分の適正がまったく反映されません。 子供は一人ひとり適正が違います。 それを押さえつけて、親のエゴで子供に勉強させて良い学校に 入って良い会社に就職したとしても、そこには「自分」という ものが存在しないのです。 目標を達した時点で、そこから先は親が示してくれるわけでは ないのです。 ▽では、母親としてはどう対応すれば良いのでしょうか? 著者は言います。 「子供のことばかりにかまける母親というのは、子供にまつわる 世界しか持っていないのだろう。子供のことだけしか世界がない のではなく、やはり視野を広く持ってほしいものである」 親の義務は、子供に干渉することではなく、子供の自立を助ける ことです。 父親もそうですが、親というのは、子供の親であると同時に、 一人の人間でもあるのです。 子供に依存して生きるより、自分を確立して生きる方が、自分の ためにもなるし、子供のためにもなるのです。 これも、バランスが必要です。 今回は、主に母親について書かれた部分を紹介しましたが、問題 は母親だけではありません。 根本的な原因は、父親の家庭内での不在にあるのです。 この本には、父親の存在感について、いろいろな在り方が書かれ ています。 自分の家庭内での在り方や子育てをチェックしてみるには良い本 だと思います。 |
| 親子で語る人生論―生きる意味の伝え方 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:親子で語る人生論 副題:生きる意味の伝え方 著者:飯田史彦 出版:PHP研究所 定価:1300円+税 購入:図書館で借りました ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://www.amazon.co.jp/gp/product/4569620191/sr=11/oyajimushicom-22/ref=nosim ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/2131458/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── プロローグ もう、死んでしまいたい?! 第1幕 脳はあるけど、心はない? 第2幕 生まれて来なけりゃ、良かったのに? 第3幕 がんばったって、しかたがない? 第4幕 運命だから、変えられない? 第5幕 愛してあげても、損するだけ? 第6幕 どうせ自分は、運が悪い? 第7幕 成長なんか、しなくていい? 第8幕 神も仏も、存在しない? エピローグ 人生を、ともに語ろう! ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■■■ 勇気 :■■■■■ 豊かな心:■■■■■ おすすめ:■■■■■ この本は2002年3月に出版されています。 著者は、このメルマガでも何度も紹介している方です。 私の人生観を変えてしまった「生きがい論」が、累計100万部 を超えているそうです。 この本も、韓国で出版されてます。 親子の間で人生論を話すことなど、そうそうないと思います。 どのようなことを話せばよいのでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)脳と心の関係とは? 心とは脳のこと? 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)脳と心の関係とは? 「あくまでも仮説にすぎないが、お父さんの考えを話してみよう。 『心』というのは、人間にとって、いちばん大切な構成要素だ。 それは、『愛』や『勇気』や『成長意欲』と呼ばれている情動の 源であり、人間の物質的な身体に宿って、脳の思考や言動に影響 を与えている。ただし、『心』は物質ではなく想念であって、 4次元以上の能力を持つ、永遠の存在なんだ」 「『心』が『想念』だと言うのなら、その想念を生み出している 主体が存在する、っていうことだよね。『脳』がその主体じゃ ないとすれば、いったい、『心』という想念を生み出している 主体は、なんなのさ?」 「宇宙そのものが想像する想念が、『心』なんだ。そして、その 『心』こそが、人間の正体なんだよ。だから、われわれは、ほん とは『人間』なんかじゃないんだ。今は人間の体と一体化して 生きているけど、人間の体から離れても存在することのできる、 『心』という想念なんだ」 「ある時代に生きる特定の人物の体と一体化して、その人物の脳や 体に影響を与えることができるけど、その人物が肉体として生ま れる前から存在していたし、その肉体が機能を失って死んだあと にも、『心』は存在し続けるんだ」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【子ども達に人生について語ろう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●はじめに「脳と心の関係」とはどのようなものなのでしょうか? ▽久々に図書館で本を借りてきました。 本当は借りる予定がなかったのですが、子ども達と嫁さんが本を 選んでいる間、暇だったので手にとって読んでいたら止められ なくなってしまい、そのまま借りて帰りました。 ▽この本は、思春期に入った娘と息子、そしてその父と母の会話で 全編の話が進んでいきます。 最初に、娘が母親に向かって「死にたい」と口にすることから 始まります。 何かの宗教に入っている母親は、なんとか自分の娘を説得しよう と試みますが、上手くいきません。 そこで、父親が登場し人生について、自分が考えていることを 家族に話して聞かせるというストーリーになっています。 途中で、非科学的な考え方を嫌う息子も参入してきます。 ▽「心」とはどこに存在しているのでしょうか? 人体解剖図を見ても「心」というのは書いてありません。 そのような臓器や器官はないのです。 しかし、私たちはいろいろな場面で「心」という単語を使用します。 「心が痛む」とか、 「あなたを心から愛しています」とか、 「豊かな心」等々 身体のどこにもそのような部分はないのによく使われます。 どの国も言葉の中にも「心」に該当する単語はあるのではないで しょうか。 そして、ほとんどの人が「胸」のあたりを「心」と感じているの ではないでしょうか? もし、思考する部分が全て「脳」で行われているとしたら、上で あげた言葉は次のように言われていたはずです。 「脳が痛む」 「あなたを脳で愛しています」 「豊かな脳」 何だか味気ないです。 やはり、何かを感じる部分とは「心」でなくてはならないのです。 では、実体のない「心」とはいったい何なのでしょうか? 個人的には、脳と心は別々に存在していると考えています。 脳は、身体の器官をコントロールし、いろいろなことを記憶する ための一時的な記録場所みたいなところではないかと考えています。 実際の記憶はもっと違うところにあって、いつでもそこから脳へ 取り出せるようになっているのだと思います。 ▽お父さんは「心」について次のように語っています。 「あくまでも仮説にすぎないが、お父さんの考えを話してみよう。 『心』というのは、人間にとって、いちばん大切な構成要素だ。 それは、『愛』や『勇気』や『成長意欲』と呼ばれている情動の 源であり、人間の物質的な身体に宿って、脳の思考や言動に影響 を与えている。ただし、『心』は物質ではなく想念であって、 4次元以上の能力を持つ、永遠の存在なんだ」 これに対して、息子が以下のように反論します。 「『心』が『想念』だと言うのなら、その想念を生み出している 主体が存在する、っていうことだよね。『脳』がその主体じゃ ないとすれば、いったい、『心』という想念を生み出している 主体は、なんなのさ?」 確かに、言われてみればそうかもしれません。 お父さんは「心という想念を生み出している主体」を「宇宙」で あると答えます。 「宇宙そのものが想像する想念が、『心』なんだ。そして、その 『心』こそが、人間の正体なんだよ。だから、われわれは、ほん とは『人間』なんかじゃないんだ。今は人間の体と一体化して 生きているけど、人間の体から離れても存在することのできる、 『心』という想念なんだ」 「ある時代に生きる特定の人物の体と一体化して、その人物の脳や 体に影響を与えることができるけど、その人物が肉体として生ま れる前から存在していたし、その肉体が機能を失って死んだあと にも、『心』は存在し続けるんだ」 お父さんは、「人間の本体は心である」と主張しています。 心が主で、その心は「宇宙」そのものなのです。 これが、いろいろな宗教で言われるところの「神」にあたる部分 だと思われます。 心とは宇宙の一部であり、宗教で言うところの神でもあるのです。 そして、何かをするために人間界という「物質界」で体を借りて 人間として生活するのです。 何をするためにこの物質界で生活をしているのでしょうか? 知りたい方は、ぜひ読んでみて下さい。 本当は、お伝えしたいことがもっとたくさんあったのですが、 この辺で止めておきます。 この本は、家族4人の会話で全て話が進んで行きます。 本書の最後で著者の言うとおり、多少話す内容と家族構成に無理が あります。 しかし、人間は何のために存在するのか?人生とは何なのか?に ついて考えてみるには簡単でちょうどよいと思います。 このような形で親子で人生について語ることができるようになれば 嬉しいですね。 |
| 平気でうそをつく人たち―虚偽と邪悪の心理学 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:平気でうそをつく人たち 副題:虚偽と邪悪の心理学 著者:M・スコット・ペック 出版:草思社 定価:2200円+税 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://www.amazon.co.jp/gp/product/4794207417/sr=11/oyajimushicom-22/ref=nosim ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/1370153/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 第1章 悪魔と取引した男 第2章 悪の心理学を求めて 第3章 身近に見られる人間の悪 第4章 悲しい人間 第5章 集団の悪について 第6章 危険と希望 ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■□□ 勇気 :■□□□□ 豊かな心:□□□□□ おすすめ:■■■□□ この本は1996年12月に出版されています。 ネットで調べてみると、全米で300万部売れたそうです。 著者はアメリカで心理療法カウンセラーを開業している方です。 著書も多数あります。 平気でうそをつく人々というのはどのような人たちのことを言う のでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)邪悪な人間とは? 邪悪な人間とはどのような存在なのでしょうか? 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)邪悪な人間とは? ※今回は「もっと知りたい方のために」をご覧ください。 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【自分を見つめ直してみよう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●「邪悪な人間」とはどのようなことを示しているのでしょうか? ▽世の中にはいろいろな人がいます。 いつもハッピーに生きている人、いつも不幸のどん底にいる人、 その中間あたりで生きている人等々人それぞれ人生で抱えた 課題が違うため、生き方や性格が違います。 その中でも、この本で分析されているのは「邪悪な人間」です。 「邪悪な人間」とは、いったいどのような人間のことを言って いるのでしょうか? ▽この本の冒頭に「悪魔と取引した男」として紹介されている男性 がいます。 彼は、あるときから突然強迫観念に襲われるようになります。 「おまえは55歳で死ぬ」 「おまえは45歳で死ぬ」 「おまえはアプトンという男に殺される」 また、車を運転している最中にも、脅迫観念に襲われます。 「あの駅の建物はお前を巻き込んで崩れ降ちる、そしてお前は死ぬ」 「おまえがこの橋を渡るのもこれが最後だぞ」 「この穴が埋められるまでにおまえの車は穴に飛び込み、そして お前は死ぬ」 車を運転している最中に脅迫観念に襲われた場合、この男性は、 それを実際にその場所に行って、それが事実ではないことを確認 しなければければ、寝ることができなくなってしまったのです。 夜中に家を抜け出し、その場所まで車で行き、自分が死なないこと を確認してようやく安心して眠れるようになるのです。 すると、当然寝不足になり、仕事や私生活にも影響が出ます。 この男性にも家族がいたのですが、その妻から著者の元へ連絡が あって本人が治療を受けにきました。 ▽この男性は、典型的な「脅迫神経症」にかかっていました。 その“考え”が起こった場所にもどってみなければ気が済まない という脅迫衝動を伴います。 家を出た後に、「ガスの元栓を閉めたか?鍵を閉め忘れてないか?」 といった簡単なことを、何度も何度も確かめないと気が済まない 人がいますが、これも脅迫神経症にかかっている人の典型なのだ そうです。 実は、私は玄関の鍵を掛けたのか不安になり、たまに玄関に戻る ことがあります。 他には車のロックをしたか不安になり、近くまで戻ってもう一度 ロックする、ということをやります。 不安になったときは、確実にロックを忘れています(笑) 私の場合、問題は別にあるようです。 ▽著者がこの男性を分析すると、次のようになります。 「『あなたにそうした症状が現れる原因の一つは、そうした症状 が煙幕の役目を果たしているからです』私は彼に説明してやった」 「『自分の脅迫観念や脅迫衝動について考えたり話したりして いれば、その原因となっているもっと根本的な問題を考えずに すむからです。あなたがこの煙幕を利用するのを止めようとしない 限り、つまり、自分の惨めな結婚生活やひどい子供時代のことを もっとしっかりと認識しない限り、いつまでもあの症状に苦しめ られますよ』」 この男性の、脅迫神経症の根本原因はどうやら幼少期にあるよう です。 ▽ところがある日を境に、著者の元へ治療に来るこの男性は目に 見えて陽気になったそうです。 男性に原因を聞いて見ると、次のように言ったそうでう。 「悪魔と契約を結んだのです」 どういうことかというと、この男性が脅迫観念に襲われたとき、 その衝動に負けてその場所に戻ったら、その強迫観念がほんとうに なる、という契約を悪魔と結んだのです。 その悪魔との契約のおかげで、この男性は脅迫観念に襲われても、 その場所に戻らなくなったのです。 こう聞くと、一見何の問題もなさそうなのですが、この男性は、 悪魔との契約の時に、自分がこの世で一番愛している息子を悪魔 との取引に使ったのです。 衝動に負けてその場所に戻ったら、その脅迫観念が現実になる、 ということの他に、悪魔が息子を殺してもいいということにした のです。 この男性は、罪の意識を感じつつも、悪魔と契約を結びました。 ただ、実際に契約を結んだわけではなく、男性が勝手にそう言う 契約を作って、勝手に信じ込んだのですから、特に人に迷惑を 掛けているわけではありません。 ▽しかし、著者が言うには、この男性が悪魔と契約したのは、自分 が抱えている根本的な原因を隠すために行われていることで、 何の解決にもなっていない、と指摘します。 著者は言います。 「この脅迫神経症は幼児期にその根源を有するものであり、その ほとんどが適切さを欠いた排便のしつけから始まっている」 人間というのは、幼少期の親の接し方によって、その後の人生が 左右されてしまうことがあります。 この強迫観念に取り憑かれた男性も、それが根本的な原因だった のです。 しかし、このような人々は決して自分の内面に向き合おうとはせず、 必ず他人のせいにするのです。 この男性も、「悪魔との契約」という部分に責任をなすりつけ、 自分自身は一切問題がないという態度でいました。 この本で紹介している「邪悪な人間」とは、このように自己を 正当化しようとして、功名かつ隠微なうそをつく人々のことを 示しているのです。 このような人々は、自分が「おかしい」とは一切思っていません。 自分の子供が問題を起こしたときも、その責任は全て子供であり、 自分以外の誰かの責任になってしまうのです。 そして、そのことを指摘されても、全くおかしいとは思わないの です。 逆に指摘した著者の考え方がおかしいと言い放つのです。 私の周りにいる人間をいろいろ思い出してみると、過去にそう いう人はたくさんいました。 そして現在もいます。 ところで自分は...? この本は、もっと軽めの本かと思って買ったのですが、読んで みるととても暗くなる内容ばかりです。 子供がうつになっているのに、そのことにまったく気が付かず、 さらに子供を傷つける親等がたくさん紹介されています。 そのほとんどが、自分も幼少期に親にひどい仕打ちに会っている ためなのですが、それを認めようとはしないのです。 そして、連鎖は続きます。 怖いですね。 |
| さえてるお父さんを育てるとっておきの方法 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:さえてるお父さんを育てるとっておきの方法 著者:樋口 健夫 出版:平凡社 定価:1500円+税 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://www.amazon.co.jp/gp/product/4582829627/sr=11/oyajimushicom-22/ref=nosim ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/2035052/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 第1章 父親はさみしい 第2章 父親を知ろう 第3章 父親と一緒に… 第4章 父親を育てる 第5章 父親の危機管理 第6章 父親の大団円 ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■□□□ 勇気 :■■■□□ 豊かな心:■■□□□ おすすめ:■■■□□ この本は2001年6月に出版されています。 著者は、三井物産に務めている方です。 著書も多数あります。 「さえてるお父さん」とはどのような存在なのでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)父親の何を知らせるべきなのか? 父親が家族に知ってもらうべきこととは何でしょうか? 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)父親の何を知らせるべきなのか? 父親は、迷いながら、何かを模索しながら、ときには間違った 選択をしながら、不安になりながら、生きている存在だという ことえを家族に伝えるべきなのではないかと思います。 「なにはともあれ、父親と話すことが全ての変化の出発点である。 目は口ほどにものを言いとか、あうんの呼吸などと言ってないで、 どんな問題でも、じっくり話をする機会を持つことが、父親を 育てる第一歩である」 父親とはどのようなことを話せば良いのでしょうか? 「父親の人生観を知ろう」 「父親の仕事を知ろう」 「父親の人脈を知ろう」 「父親の財政と経済力を知ろう」 「父親の小遣いを知ろう」 「父親の秘密」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【もっと自分について語ろう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●「父親の何を知らせるべき」なのでしょうか? ▽この本は、お父さんの立場から、お父さん以外の家族に向かって、 とりわけ子ども達に向かって書かれた本です。 子ども達といっても、小学生や中学生ばかりではなく、年齢的に 大人になった子どもが読んでもいい内容となっています。 ▽私が子供の頃の持っていた父親像というのは、大変なものでした。 若い頃から、全国企業の営業所の所長をしていた人なので、我が 家の父親は偉い人だと思ってました。(たしか、母親がそう言っ てたような記憶があります) だから、父親というものは間違いを犯さない人種で、いつも正しい 行いをする人だと思っていたのです。 しかし、自分がそのころの父親と同じ年齢になってみると、実は そうでもないということが分かりました。 いつまでたっても自分の人生に悩みつつ、こんなので良いのか どうかを迷いながら生きています。 例え父親といえども、一人の人間なのです。 私の場合まだ、人間ができていないというのもありますが... もし、自分の父親がギャンブルにはまっていたり、酒に溺れてい たり、失業を繰り返していたりしたら、もっと違う父親像を持て たのかもしれません。 でも、私の父親は「偉い人」だとずっと思っていたのです。 父親は、迷いながら、何かを模索しながら、ときには間違った 選択をしながら、不安になりながら、生きている存在だという ことえを家族に伝えるべきなのではないかと思います。 ▽父親のことを知るためには、どうすれば良いのでしょうか? 世の中には、いろいろな父親がいます。 自分の父親をよく知るためには、やはり会話をすることが必要です。 著者は言います。 「なにはともあれ、父親と話すことが全ての変化の出発点である。 目は口ほどにものを言いとか、あうんの呼吸などと言ってないで、 どんな問題でも、じっくり話をする機会を持つことが、父親を 育てる第一歩である」 しかし、普段会話のないお父さんと子どもが話をするには、子ども の方もある程度の忍耐力が必要なようです。 当然、父親の方にも気をつけなければならないことがあります。 たとえば、次のような例があげられています。 「お父さんと話すと、一方的で、自慢話ばかり」 「夢がないんだ」 「保守的だから」 「話題が乏しい」 「話が続かないんだ」 どきっとした方もいるのではないでしょうか? ▽では、お父さんの何を知れば良いのでしょうか? 逆に言うと、父親はどのようなことを話せば良いのでしょうか? ここでは、以下のようなことがあげられています。 「父親の人生観を知ろう」 「父親の仕事を知ろう」 「父親の人脈を知ろう」 「父親の財政と経済力を知ろう」 「父親の小遣いを知ろう」 「父親の秘密」 どれも知っておくべきことだと思うのですが、私が一番知って おくべきことは「父親の財政と経済力」だと思います。 特に、自分がまだ働いていない場合、つまり、すねにかじりついて いる場合は、父親の経済力はぜひ知っておくべきだと思います。 父親の経済力というよりは「自分の家の経済力」です。 例えば、自分が大学に行きたいと思ったとします。 いきたい学校は、私立理系コースだったとします。 すると、入学金や年間の授業料等は自分で分かるはずです。 そして、親に「○○大学へ行きたい」と言うと、無理してでも 行かせてあげたいと思うのが親心です。 借金してでも行かせてあげたいと思う親もいるかもしれません。 したがって、自分の家の経済状況を知らないで言うと親が大変な ことになります。 私の知っている人にも、そういう人がいました。 もう50過ぎのおじさんなのですが、夫婦共働きです。 娘さんが二人います。 子供が「私立の高校に行きたい」と言えば、借金して行かせて あげて、「留学したい」と言えば、また借金して行かせてあげて、 そして、その妹も似たような道をたどっているのです。 これは、親も親だと思いますが、子供が自分の家の財政状況を 知っていれば、それが可能なのかどうかが分かるはずです。 したがって、子供にはぜひ、自分の家の経済状況を知ってもらう べきです。 そうすれば、お小遣いがどのくらいもらえるのか、どこまで無理が 言えるのか、自分がバイトしないとならないのか、奨学制を利用 して大学に行かなければならないのか、そのようなことが分かる のではないかと思います。 家の財政状況が分かると、もしかしたら高校生が携帯電話なんて 持てないかもしれません。 私の子供が中学生になったら、我が家の財政状況を公開するつもり です。 「子供にお金の心配をさせない」という考え方は間違っていると 思っているので、情報公開します。 そして、一緒に考えてもらおうと思います。 この本には、親子の理想像でしかありません。 この本書かれているような会話や、父親への接し方ができる家庭は ほとんどないと思います。 この本の読者対象は、母親と子ども達です。 はたして、どのくらいの母と子がこの本を購入したでしょうね? |
| 自分を変える生き方―心の負担が軽くなる |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:自分を変える生き方 副題:心の負担が軽くなる 著者:デヴィッド・シーベリー 出版:三笠書房 定価:1000円 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://www.amazon.co.jp/gp/product/4837955010/sr=11/oyajimushicom-22/ref=nosim ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/1042560/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 第1章 悩まない人はいない、迷わない人もいない 第2章 “きっとうまくいく”と感じるか、“どうせだめに決 まっている”とあきらめるか 第3章 なぜ、わずかなことでも傷ついてしまうのか 第4章 本当の自分を知ることは「なりたい自分」に近づく第一歩 第5章 すべては楽観的に考えたほうがうまくいく 第6章 ちょっとした気持ちの持ちようで生きることはずっと楽になる ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■□□ 勇気 :■■□□□ 豊かな心:■□□□□ おすすめ:■■■□□ この本は1993年12月に出版されています。 著者は紹介文によると、「国際的に著名なアメリカの心理学者」 とあります。 著書も多数あります。 人は変化に抵抗するようにできているようです。 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)悩みに負けない「心の抵抗力」をつける法とは? 心の抵抗力はどうやって鍛えれば良いのでしょうか? 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)悩みに負けない「心の抵抗力」をつける法とは? 「私たちの動物的構造の大きな部分が水で成り立っているという ばかりでなく、私たちの性質もまた、私たちのまわりの生命に 機能していると同じ法則に従っています。淀んだ水は腐る。人間 とて同じことです」 「行動は、血液を脳に送りこむのに不可欠であり、思考はこの 流れに頼っているのです。何かに一所懸命になることは内分泌腺 の働きを促します。考えるためにはその分泌液が必要なのです。 動き回れば、体から毒素が取り除かれるのです」 「トラブルに対処する時は、動きつづけること、この簡単なルール を忘れないで下さい。心配のもっとも危険な形態は、落胆に沈み こんでしまうことです」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【何か心配になったら行動を起こしてみよう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●「悩みに負けない心の抵抗力をつける法」とはどのような 方法なのでしょうか? ▽私も少し前までは次のように考えていました。 「家族に楽な生活をさせてやりたい」 「楽な生活」とは、「金銭的に何の心配もない」という意味です。 もっとお金を稼いで、生活に困ることなく、買い物や旅行など 贅沢ができる生活がしたい、と考えていました。 日々そのようなことを考えていると、だんだん焦りが出てきます。 気持ちは、お金を稼がなきゃいけない、もっと別の自分を発見 しなければならないと思っているのですが、実際にどうすれば 良いのか検討もつかないのです。 気持ちは焦り、「楽な生活」にほど遠い自分に対して気分は落ち こんでしまいます。 しかし、このように悩むことができるのは、心に余裕があるから なのです。 仕事が忙しいと、そんなことを考えている暇がなくなります。 毎日「どうやって仕事を終わらせるか」ばかりを考えているので、 「楽な生活」を考える余裕がなくなってしまうのです。 これが行き過ぎると、「うつ」などの心の病に冒されてしまい ますが... 適度に忙しいことは、心の健康にも良いことだと思います。 著者は言います。 「私たちの動物的構造の大きな部分が水で成り立っているという ばかりでなく、私たちの性質もまた、私たちのまわりの生命に 機能していると同じ法則に従っています。淀んだ水は腐る。人間 とて同じことです」 つまり、人間は行動しないと腐ってしまうのです。 行動しないで、家の中で思い悩んでいると、余計な考えがわんさか と湧いてきます。 人間は行動すべき動物なのです。 著者は言います。 「行動は、血液を脳に送りこむのに不可欠であり、思考はこの 流れに頼っているのです。何かに一所懸命になることは内分泌腺 の働きを促します。考えるためにはその分泌液が必要なのです。 動き回れば、体から毒素が取り除かれるのです」 体から毒素が取り除かれるイメージはなんとなく分かります。 「トラブルに対処する時は、動きつづけること、この簡単なルール を忘れないで下さい。心配のもっとも危険な形態は、落胆に沈み こんでしまうことです」 ▽しかし、私の経験からすると、心配を忘れるために行動し過ぎると、 その場合も心と身体が病んできます。 例えば、仕事でトラブルを抱えているために、ひたすら行動しま くっていると、昼夜を忘れ、平日も土日もなく働いてしまいます。 これも危険な状態です。 著者が言うように「行動」することが大切だと私も思っていますが、 決して自分の嫌いなことで行動を起こさないことが重要だと思い ます。 つまり、自分の好きなこと、夢中になれることで行動を起こして みると全てが解決するのではないかと思います。 それが可能であればの話ですが... もし現在、私が以前の自分のような状態になったら、迷わず逃げ 出します。 立ち向かって、心と身体を壊すよりは、逃げてしまった方が得策 です。 人生には選択肢がたくさんあるのですから、心と身体を壊して 家族が不幸になるくらいなら、いっそのこと逃げてしまった方が、 自分も自分の周りの人たちも幸せになると思います。 台風にまともに向かって歩いていくよりは、建物の中に入って、 雨風をしのいだ方が利口です。 この本は自己啓発書です。 心理学者はよくこの手の本を書いています。 「くよくよ悩んでないで考え方を少し変えてみよう」。 このように主張しています。 しかし、本を読んで、考え方が変わって心配がなくなってしまう 人は、どのくらいいるのでしょうね。 結局は、本を読んで行動を起こさない限り、読んだだけで終わり ということになってしまいます。 読んだだけで行動を起こせるような本があればいいのですが... |
| 楽しい人生を生きる宇宙法則 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:楽しい人生を生きる宇宙法則 著者:小林正観 出版:講談社 定価:1429円+税 購入:本屋さんで購入 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://www.amazon.co.jp/%E6%A5%BD%E3%81%97%E3%81%84/oyajimushicom-22/ref=nosim ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/2686267/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 1 人生は自分が書いたシナリオ 2 楽に楽しく生きる法 3 ものの見方道 4 幸せとお金の宇宙法則 5 ありがとうの奇跡 6 Q&A ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■■■ 勇気 :■■■□□ 豊かな心:■■■■□ おすすめ:■■■■■ この本は2006年6月に出版されています。 著者は、紹介文によると心理学博士、教育学博士、社会学博士と あります。 講演を年に300回以上頼まれて全国を回る生活が何年も続いて いるそうです。 著書も多数あります。 前から一度読んでみたかった著者でしたが、書店にはこの著者の 本は置いてありませんでした。 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)人生は自分が書いたシナリオとは? 人生は自分で描いて生まれてきます。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)人生は自分が書いたシナリオとは? 「そして、これは今や私にとっては確信です。間違いなく私たち には未来があり、その未来のシナリオの通りに生きて、そのシナ リオのとおりに死ぬ、ということです」 「もし、これを自分の中に受け入れることができれば、次の結論 はこうなります」 「自分が書いたシナリオどおりに自分の人生が進んでいるので あれば、じたばたする意味はない。これ以上じたばたしても仕方 がない、ということになります」 「全ては自分の書いたシナリオである。ですから、私たちは自分 の人生について何も考えずに生きていってよい、ということに なります」 「それは、『念を入れて生きる』ということです。『念』という 文字を分解すると、『今』の『心』と書いてあります。『今』の 『心』とは、今、目の前にいる人を大事にし、今、目の前のこと を大事にすること。それだけです」 「ですから、自分のシナリオどおりに人生が存在していることが 分かってしまえば、過去どのような選択をし、どのような判断を したかについても、何一つ悔やむ意味はありません。悔やむ必要 はないのです」 「すべての選択、すべての判断が正しかった。すべてその時々に ベストの選択をし、ベストの判断をした、ということを私はお伝え しておきたいと思います」 「同時に、未来、これから、どういう状況になろうが、そこで どちらを選ぼうが、右を選んだら幸せになるか、左を選んだら 幸せになるかというふうに考える必要はないのです。選びたい方 のどちらを選んでもよい。選んだものが必ずや自分のシナリオで ある」 「未来は必ず自分が書いたシナリオどおりに進んでいくのですから、 未来について心配する必要はありません」 「私たちは最高、最良の選択をして今ここにいるのですから」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【それでもよりよい選択をしよう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●「人生は自分が書いたシナリオ」とはどのようなことなのでしょう か? ▽私の人生観は、飯田史彦さんの「生きがい論」を基本的な考え方 に沿っています。 「人生は自分で計画してこの世に生まれてくる」という考え方を 持っています。 したがって、より良い選択をすることによって、自分で計画した 通りのより良い人生を歩むことができると信じています。 しかし、今回読んだ本は少しだけ考え方が違います。 自分の人生は自分でシナリオを書いて生まれてくるところまでは 同じですが、そこから先が違います。 「生きがい論」では、「より良い選択」とありましたが、著者は 次のように言っています。 「そして、これは今や私にとっては確信です。間違いなく私たち には未来があり、その未来のシナリオの通りに生きて、そのシナ リオのとおりに死ぬ、ということです」 「もし、これを自分の中に受け入れることができれば、次の結論 はこうなります」 「自分が書いたシナリオどおりに自分の人生が進んでいるので あれば、じたばたする意味はない。これ以上じたばたしても仕方 がない、ということになります」 「全ては自分の書いたシナリオである。ですから、私たちは自分 の人生について何も考えずに生きていってよい、ということに なります」 この部分は読み手にとっては、誤解を受けるおそれがあります。 それは、自分の人生が全てシナリオ通りに進んでいくのであれば 何も努力する必要などないのではないか?という疑問です。 私も、この部分を読んでそう感じました。 何も考えずに生くということは、流されるままに生きていくという ことになります。 努力する必要もなければ、反省する必要もなくなってしまいます。 これに対して著者は次のように書いています。 「それは、『念を入れて生きる』ということです。『念』という 文字を分解すると、『今』の『心』と書いてあります。『今』の 『心』とは、今、目の前にいる人を大事にし、今、目の前のこと を大事にすること。それだけです」 過去も未来も気にする必要はなく、今だけを大切に生きていけば 良いと言っているのです。 過去に起きた事に対してくよくよ悩むこともなく、未来に対して 不安になる必要もないのです。 とにかく今を生きていくことが大切だと主張しています。 「ですから、自分のシナリオどおりに人生が存在していることが 分かってしまえば、過去どのような選択をし、どのような判断を したかについても、何一つ悔やむ意味はありません。悔やむ必要 はないのです」 「すべての選択、すべての判断が正しかった。すべてその時々に ベストの選択をし、ベストの判断をした、ということを私はお伝え しておきたいと思います」 「同時に、未来、これから、どういう状況になろうが、そこで どちらを選ぼうが、右を選んだら幸せになるか、左を選んだら 幸せになるかというふうに考える必要はないのです。選びたい方 のどちらを選んでもよい。選んだものが必ずや自分のシナリオで ある」 「未来は必ず自分が書いたシナリオどおりに進んでいくのですから、 未来について心配する必要はありません」 長い引用になってしまいましたが、著者の人生観がここに現れて います。 人間はどのような選択をしても、それは自分が描いたシナリオ であるので、何も思い悩むことはないと主張しているのです。 この考え方も良いかもしれませんね。 人間は、過去と未来について思い悩みます。 過去と未来について思い悩むことが無くなれば、「今」だけを 一所懸命生きることだけに集中すれば良いのです。 「より良い選択をする」ことも、自分で書いたシナリオなのです。 ▽著者は次のように言います。 「私たちは最高、最良の選択をして今ここにいるのですから」 こう思えば、自分に対して思い悩むことはなくなりますね。 著者の人生観は納得できる部分もありますが、そうでもない部分も あります。 個人的には、やはり「より良い選択をして、より良い人生を自分で 築いていく」という考え方の方が、選択肢があって希望が持てそう です。 この本には、ここでは紹介できなかった、生きていく上で大切な 考え方がたくさん詰まっています。 一読することをおすすめします。 |
| 野良犬の成功法則 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:野良犬の成功法則 著者:堀之内九一郎 出版:サンマーク出版 定価:1300円+税 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://www.amazon.co.jp/gp/product/476319609X/ref=p/oyajimushicom-22/ref=nosim ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/2508336/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 1 「人間らしく」などクソくらえ、「動物らしく」貪欲に生き抜け 2 毒草を食い、腹をこわせ。「手痛い体験」は買ってでもせよ 3 無力な自分を水面に映し、生きていることを感謝せよ 4 嘲笑と泥にまみれても、逆境で描いた「青写真」はすべて実現する 5 誰よりもしたたかに、商売上手に稼いでおおいに使え 6 矢は尽き刀折れるまで、「直球勝負」に命をかけろ 7 常識に従う「飼い犬」を笑い、鋭い感覚で原理原則を嗅ぎわけろ ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■□□ 勇気 :■■■■□ 豊かな心:■■□□□ おすすめ:■■■■□ この本は2004年12月に出版されています。 前著「どん底からの成功法則」は15万部のベストセラーとなって います。 今回はその続編です。 著者は「生活創庫」というリサイクルショップをフランチャイズ 展開している方です。 著者が出演していた「マネーの虎」は何度か見たことがあります。 「成功法則」と題名の付いた本を読むのは久々です。 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)野良犬とは? 2)どのような人間になるべきか? 著者が言う「野良犬」とはどのようなことなのでしょうか? 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)野良犬とは? 「野良犬は、その向かう先ひとつで、勝ち犬にも、負け犬にもなる 可能性のある、非常に自由でありながら、その分非常に厳しい世界 に生きているのです」 「『飼い犬』は、飼い主の言うとおりにしていれば、ある程度 生活は保障されてます。しかし、『野良犬』は人にさげすまれ、 バカにされ、それでも今を生きるためのエサを探してうろつかな くてはなりません」 「野良犬なんて、そんな生活はまっぴらだ。そこまで落ちぶれて たまるもんか。あなたはそう言うかも知れません、しかし、飼い 主に見放され逆境の中で生き残った『野良犬』は、強靱な精神と 鋭い牙、真実を見据える強いまなざしとともに、『本当のプライド』 を持つことができるのです」 「『野良犬』は、見栄や外聞といった、その人から力を殺いで しまう『人間らしさ』をかなぐり捨て、自分がしなければいけ ないこと、やりたいことに集中します」 「『野良犬』はさげすまれます。それは、自分の欲望にあまり にも忠実で、かつ貪欲だからです。『野良犬』は追い払われます。 それは常識破りのことをするからです。しかし、そこからスタート できた野良犬は、本当の意味での『生き抜く知恵』と『体力』を 手に入れることができるのです」 2)どのような人間になるべきか? 「人の上に立つためには、知識や技術はそれほど必要としません。 技術を持った人、知識のある人を集めればいいからです」 「人の上に立つために必要なのは、自分の無能さを知り、自分の ために尽くしてくれる人に心から感謝することだと、私は思います」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【野良犬になってみよう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●はじめに「野良犬」とはどのようなことを言っているのでしょうか? ▽最近、野良犬って見ませんね。 子どもの頃はよく見かけたような気がするのですが... おそらく、野良犬が見つかると保健所の人が来て捕獲して行く からではないかと思われます。 実際の野良犬にとっては、現実はなかなか厳しいようです。 著者が言う「野良犬」は少し違います。 「野良犬は、その向かう先ひとつで、勝ち犬にも、負け犬にもなる 可能性のある、非常に自由でありながら、その分非常に厳しい世界 に生きているのです」 著者は人間の種類を野良犬に例えているのです。 前著「どん底からの成功法則」で書かれていますが、ホームレス をしていた時期があるそうです。 つまり、住む家もない、食べる物もない最低限の生活さえできない 状況にあったわけです。 著者は、そのときの状況を「野良犬」と例えています。 著者は言います。 「『飼い犬』は、飼い主の言うとおりにしていれば、ある程度 生活は保障されてます。しかし、『野良犬』は人にさげすまれ、 バカにされ、それでも今を生きるためのエサを探してうろつかな くてはなりません」 「野良犬なんて、そんな生活はまっぴらだ。そこまで落ちぶれて たまるもんか。あなたはそう言うかも知れません、しかし、飼い 主に見放され逆境の中で生き残った『野良犬』は、強靱な精神と 鋭い牙、真実を見据える強いまなざしとともに、『本当のプライド』 を持つことができるのです」 著者は逆境を乗り切った人間には、あるプライドを持つことが できると言います。 そのプライドを持った人間のことを「野良犬」に例えています。 著者は言います。 「『野良犬』は、見栄や外聞といった、その人から力を殺いで しまう『人間らしさ』をかなぐり捨て、自分がしなければいけ ないこと、やりたいことに集中します」 周囲の声を気にすることなく、いらないプライドは捨て、生きて 行くために必要なプライドを持ち、精一杯自分のことに集中する。 これが著者が定義する「野良犬」です。 また、著者は言います。 「『野良犬』はさげすまれます。それは、自分の欲望にあまり にも忠実で、かつ貪欲だからです。『野良犬』は追い払われます。 それは常識破りのことをするからです。しかし、そこからスタート できた野良犬は、本当の意味での『生き抜く知恵』と『体力』を 手に入れることができるのです」 飼い慣らされた人間よりも、自分一人の力で生きていける野良犬 のような人間になってみたいですね。 ●では「どのような人間になるべき」なのでしょうか? ▽野良犬というと、「孤独」のイメージがあります。 ただ、孤独に生きていくだけでは成功(ここでは社会的な成功 とします)はありません。 自分で会社を作り、リーダーとなるためには、人の上に立つ人間 にならなければならないのです。 では、人の上に立つためにはどのような人間にならなければなら ないのでしょうか? 著者は言います。 「人の上に立つためには、知識や技術はそれほど必要としません。 技術を持った人、知識のある人を集めればいいからです」 「人の上に立つために必要なのは、自分の無能さを知り、自分の ために尽くしてくれる人に心から感謝することだと、私は思います」 著者は、自分が無能だということを自覚することが大切だと言い ます。 自分が無能だと自覚するといろいろなものが集まって来るそうです。 それは、「知識」だったり「人」だったりします。 自分が無能だと自覚することで、知識が集まり、優秀な人が集まり 有能になれるのです。 それには、謙虚になることが必要です。 いろいろなこと、人に対して謙虚になると、いろいろな情報に 気がつくようになります。 そして、それに感謝することでさらに知識が集まり、人が集まり... となっていくのではないかと思います。 やはり、成功法則本は実践者自らが書いたものがおもしろいです。 著者は、多額の遺産を使い果たし、借金地獄に陥り、その後ホーム レスから、今では年商100億円の会社の社長になった人です。 それこそ、人間の底辺と頂点、浮き沈みを全て体験してきた人です。 その人が書いた本がおもしろくないわけはありません。 一読をおすすめします。 |
| 親のこころ |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:親のこころ 著者:木村耕一 出版:一万年堂出版 定価:1500円+税 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆今日の本 購入情報 ────────────────────────────── アマゾン http://www.amazon.co.jp/%E8%A6%AA%E3%81%AE%E3%81%93/oyajimushicom-22/ref=nosim ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/product/2353129/p-pyajimushi ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── プロローグ 親のこころ・陽だまりの山道 1部 親のこころ・豊饒なる海 2部 親のこころ・キラキラと川は流れ エピローグ 親のこころ・虹の渡る湖 ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■□□□ 勇気 :■□□□□ 豊かな心:■■■■■ おすすめ:■■■■■ この本は2003年8月に出版されています。 ネットで調べてみると、「15万部突破」とありました。 売れているようです。 著者は、エッセイストと紹介されています。 本の内容は、歴史上のエピソードと、応募した体験談から厳選 されたものを編集したものです。 感謝しても感謝しきれないのが親の存在です。 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)親のこころとは? 子を思う親の気持ちを再考したいと思います。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)親のこころとは? 「母は、息絶えるまで私のことを、末っ子でてのかかる子供という 眼差しで見ていました。卵巣ガンで最後だと分かった時に、母の ベッドの横にベッドをつけ、姉、兄、姉、私と、皆で一晩ずつ 付き添いました」 「私が付き添った時、眠れないでいる私に、母の手が伸びてきま した。寝ていると思い、掛け布団を直してくれているのです。 力なく布団を引き上げる様子、目を開けられなかった。忘れられ ません。ありがとう、お母さん」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【母のことについて考えてみよう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●「親のこころ」とはどのようなものなのでしょうか? ▽この本は、歴史上の人物の親に関するエピソードや、一般から 応募した体験談を編集したものです。 したがって、一つ一つが短く、1、2ページで終わるものがほと んどで、長くても数ページで一つの話が終わります。 ひたすら体験談やエピソードが並べられ、279ページもあります。 一貫した物語があるわけではなく、単なる体験談が並べられた本 です。 しかし、なぜか読んでいると涙ぐんでしまいます。 年を重ねるごとに涙もろくなってきたせいか、読むのが大変でした。 主に母親のことについて書かれています。 ▽親の恩とは、若い頃には良く分かっていません。 「親のこころ子しらず」とはよく言ったもので、自分が親になって みて初めて気がつく部分がたくさんあります。 「こんなにつらかったんだ」 「こんなに心配していたんだ」 「こんなに迷っていたんだ」 「こんなに思っていたんだ」 親である自分に何かあるごとに、自分の親のことが思い出されます。 ▽ここで、「母親」であることとはどういうことなのか、一番最初に 掲載されている体験談を全文紹介します。 「母は、息絶えるまで私のことを、末っ子でてのかかる子供という 眼差しで見ていました。卵巣ガンで最後だと分かった時に、母の ベッドの横にベッドをつけ、姉、兄、姉、私と、皆で一晩ずつ 付き添いました」 「私が付き添った時、眠れないでいる私に、母の手が伸びてきま した。寝ていると思い、掛け布団を直してくれているのです。 力なく布団を引き上げる様子、目を開けられなかった。忘れられ ません。ありがとう、お母さん」 この部分を書きながら、またもや涙ぐんでしまいました。 完全に涙腺が弛んでいます(笑) 母親というのは、自分の子供はいくつになっても子供なのでしょう。 例え自分が死の床にいたとしても、自分の身より子供の身を心配 してしまう存在です。 ▽私の母はまだ健在です。 こうやって北海道と横浜で離れて暮らしていると、いつまでも いつまでも生きていてくれると思ってしまいます。 母がこの世からいなくなってしまうなんて考えられません。 しかし、いずれは...と考えてしまうと、また涙ぐんでしまい ます。 ▽この本には、一般から応募した体験談と、歴史上の人物のエピ ソードが掲載されています。 その歴史上の人物のエピソードを一つ紹介します。 私の好きな西郷隆盛の子供の頃の話です。 西郷隆盛は幕末の頃の薩摩藩の下級武士で、11人家族でとても 貧乏でした。 西郷が13歳の時、ケンカをしかけてきた青年を投げ飛ばしますが、 その恨みを晴らす機会をうかがっていた青年に城下で襲撃されて、 右腕に大ケガをしてしまいます。 手ぬぐいで応急処置をした西郷は家に向かいますが、すでに夕闇が 迫っていました。 家に近づくと、玄関に人影が見えます。 それは、子供の帰りが遅いのを心配して、玄関でじっとまっていた 母親でした。 西郷は重傷を負っていることを母に感づかれないようにしていま したが、息子の異常に気がつくのと、西郷が泣き出すのがほとんど 同時でした。 西郷はなぜ泣いたかというと、家から出て、夕闇の中に立ち、 心配そうに待っていてくれた母の顔を見た時、 「ああ、母に心配をかけてしまった。親不孝なことをしてしまった。 すまんことをしてしまった」 と泣かずにはいられなかったそうです。 ▽この話を読んで、私も自分のことを思い出しました。 子供は中学生くらいになると、親のことが煙たくなります。 そして、部活や、友だちと遊び回って、暗くなってから帰って くることがしばしばありました。 そして、たびたび母が玄関の前で待っていたり、家から広い道路へ 出る所で待っていたりしたことが何度もありました。 その当時は、「なんで待っているの?」と少々めんどくさく感じ ていたのですが、自分が親になってみて、初めてその気持ちが分 かりました。 私は西郷隆盛とは違って、子供の頃に親の思いに気が付かない 親不孝でした。 私の母はとても心配性です。 しかし、その当時は母親の気持ちが全く分かっていなかったのです。 「そんなに心配しなくていいのに」 と、勝手に思っていました。 何て親不孝な子どもだったのでしょう。 今はただただ、反省するばかりです。 ▽私は生まれた当初から身体が弱かったそうです。 いつも熱を出しては病院に連れて行かれました。 1歳のころ、処方された解熱剤が身体に合わなくて、入院した そうです。 どのくらい悪かったというと、旭川にいた私の祖父が喪服の準備 をして、当時住んでいた名古屋まで見舞いに来た程だったそうです。 運良く、なんとか持ち直して現在に至ります。 しかし、その当時どれくらいの心配をかけたのでしょう? そう考えると、生まれてからこれまで、心配のかけ通しだった ような気がします。 こんな親不孝ないですね。 今度、田舎に帰ったとき、いろいろな話を聞いてみたいと思います。 この本を読んで考えさせられました。 現在、世間を騒がせていることの一つに「親による子への虐待」 があります。 もしかしたら、昔から存在していたのかも知れません。 子どもは親のことが分かっていません。 これはしようがないですね。 自分が親にならなければ分からないこともあります。 しかし、親が子どもを虐待する、餓死させる、死なせる、なんて ことがなぜ起きるのでしょう? 現在は「親のこころがわかっていない親」が多いのでしょうか? |