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| 9つの性格 エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:9つの性格 副題:エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係 著者:鈴木秀子 出版:PHP研究所 定価:1500円(文庫版が出ています) 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 第1章 エニアグラムの知恵 −すべての人は9つのタイプに分けられる 第2章 あなたを衝き動かす「囚われ」を知る 第3章 囚われたあなたの姿を知る 第4章 あなたは、変わることができる 第5章 人間関係の変革 ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■□□ 勇気 :■■□□□ 豊かな心:□□□□□ おすすめ:■■■□□ この本は1997年11月に出版されています。 ネットで調べてみると「シリーズ70万部突破のベストセラー」 とありました。本屋では色々な本をよく見かけます。 売れているようですね。 著者は大学の教授で、「日本におけるエニアグラムの第一人者」 と紹介されています。 エニアグラムに関しては、海外でも活躍しているようです。 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)エニアグラムの歴史とは? 2)自分の性格タイプは何? 3)「自分の性格タイプ」の特徴は? どうしても気分は占いの本を読むときと同じになってしまうのです。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)エニアグラムの歴史とは? 「エニアグラムという言葉は、ギリシャ語で『9』の意味を持つ 『エネア』と『図』の意味を持つ『グラム』の合成語で『九つの 点を持った図』を意味する」 「エニアグラムでは、『人間には九種類の本質があり、全ての人間 は、そのうちの一つを持って生まれてくる』というのが公理だ」 「エニアグラムがめざしているのは、分類ではなく、あなたの本質 を探し出し、それを前提にあなたが持っているこだわりやためらい、 恐怖、過信などを自覚し、あなたの“本当の可能性”を伸ばすた めのバランスを回復させるのだ」 「エニアグラムの発祥についての詳細は定かではないが、およそ 二千年前のアフガニスタン地方で、その体系がきづかれたとされる」 2)自分の性格タイプは何? タイプ1:完全でありたい人 タイプ2:人の助けになりたい人 タイプ3:成功を追い求める人 タイプ4:特別な存在であろうとする人 タイプ5:知識を得て観察する人 タイプ6:安全を求め慎重に行動する人 タイプ7:楽しさを求め計画する人 タイプ8:強さを求め自己を主張する人 タイプ9:調和と平和を願う人 3)「自分の性格タイプ」の特徴は? ほとんど当たってます。 おそるべし「エニアグラム」です。 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【自分の特徴をよく理解し、他者の特徴もよく理解しよう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●はじめに「エニアグラムの歴史」とはどのようなものなのでしょ うか? ▽「エニアグラム」という言葉の意味について、著者は次のように 言います。 「エニアグラムという言葉は、ギリシャ語で『9』の意味を持つ 『エネア』と『図』の意味を持つ『グラム』の合成語で『九つの 点を持った図』を意味する」 「エニアグラムでは、『人間には九種類の本質があり、全ての人間 は、そのうちの一つを持って生まれてくる』というのが公理だ」 「エニアグラムがめざしているのは、分類ではなく、あなたの本質 を探し出し、それを前提にあなたが持っているこだわりやためらい、 恐怖、過信などを自覚し、あなたの“本当の可能性”を伸ばすた めのバランスを回復させるのだ」 どうやら単純な占いではないようです。 私の性格タイプは九つのうちのどれにあたるのでしょうか? ▽では「エニアグラム」の歴史とはどのようなものなのでしょうか? 「エニアグラムの発祥についての詳細は定かではないが、およそ 二千年前のアフガニスタン地方で、その体系がきづかれたとされる」 なんと、2千年も前から「エニアグラム」は発見されていたよう です。 そして、紀元七世紀にイスラム教の拡大と共に、徐々にイスラム 世界全域に浸透していったようです。 最初は、門外不出だったのですが、ある人が西欧社会に広めた ようです。 最近、勝手に作られたものでもないようです。 ●では「自分の性格タイプ」は何でしょうか? ▽自分の性格タイプを知るために、各タイプ毎に設定された20の 質問に全て答えなくてはなりません。合計180問です。 それで、私は「タイプ5」だということが分かりました。 各タイプの詳細なプロフィールが書かれているのですが、要約して 紹介します。 タイプ1:完全でありたい人 何事においても完璧を期し、自らの理想を建設的な姿勢で追い求め、 努力を惜しまない。 「すべき」という言葉をよく口にする。 「正しいことをしている」「正しいと分かっている」ということ で最も満足感を得る。 タイプ2:人の助けになりたい人 情愛深く、困っている人に救いの手をさしのべ、周囲の人々の助け になることに労をいとわない。 他者の助けを必要としている自分の気持ちに無自覚。 「他人を助けている」「自分を顧みず他者の世話をしている」 ということで最も満足感を得る。 タイプ3:成功を追い求める人 常に効率性を心がけ、成功するためには、自分の生活を犠牲にして までも努力を惜しまない。 自分の人生の価値を、成功か不成功かの尺度で測り、実績を重視 する精力家。 「成功している」「物事が効率よくうまくやれた」ということで 最も満足感を得る。 タイプ4:特別な存在であろうとする人 自分が特別な人間であると自負しており、何よりも感動を大切にし、 平凡さを嫌う。 「特別な存在である」「ユニークだ」「深い感動を味わえる」 ということで最も満足感を得る。 タイプ5:知識を得て観察する人 知識を蓄えることを好み、賢明であろうと心がけている。 孤独を好む傾向が強く、自分一人の時間をとても大切にしている。 「知恵がある」「賢い」「何でも知っている」ということで最も 満足感を得る。 タイプ6:安全を求め慎重に行動する人 「安全」への欲求から行動するタイプ6は、二面性を持っている。 一つは、強い保護者を求め、その保護者に対してきわめて忠実で 責任感を発揮する。その一方で納得のいかない権力に反抗し、旗色 の悪い闘いにも果敢にチャレンジする面も持っている。 「忠実である」「誠実である」ということに最も満足感を感じる 一方で、「率直さ」「社会規範に順応しない」「危険に勇敢に立ち 向かう」ということにも満足感を感じる。 タイプ7:楽しさを求め計画する人 万事に楽観主義的で陽気な雰囲気を持ち、自分の周辺に楽しみを 見出す能力に長けている。 好奇心が強く想像力に富んでいる。 「とても楽しい」「愉快でたまらない」「計画がいっぱいある」 ということで最も満足感を得る。 タイプ8:強さを求め自己を主張する人 自分が正しいと思うことのために全力で戦う戦士。 気取りがなく誠実で、弱者をかばい守ろうとする。 「力がある」「できる」「力に満ちている」ということで最も 満足感を得る。 タイプ9:調和と平和を願う人 葛藤や緊張を避ける平和主義者で、自分の内面がかき乱されること を嫌う。 偏見がなく、人の気持ちになることができるので、他者の悩みを 聞いてあげる聞き上手でもある。 「落ち着いている」「調和に満たされている」ということで最も 満足感を得る。 あなたは、どのタイプに属するでしょうか? ●「自分の性格タイプ」の特徴はどのようなものなのでしょうか? 全ての性格タイプの特徴について記載することが難しいので、 自分の性格タイプについて記載します。 私は「タイプ5」の「知識を得て観察する人」です。 紹介されているタイプ5の性格を箇条書きにします。 ・プレッシャーがかかっても思考が鈍ることが少なく、的確な意志 決定が可能。 ・責任感があり、自分の領分をわきまえている。他者の領分を侵す ことなく、それでいて適切な助言を行う。 ・空虚さを避けるという「囚われ」を持っている。 ・他者の前で本当の自分をさらすことは苦手なので、孤独な時間を 好む。もっとも生き生きするのは一人でいるときだ。 ・消極性と孤独壁がある。 ・さみしさや落ち込みとは無縁で、一人でいて退屈することはない。 ・たった一人で自分の興味を持続できる才能を持っている。 ・心理学や占星術などを学ぶことを好む傾向がある。 ・金銭欲、物質欲の希薄な「清貧の思想」の上に成り立つ自立を 求める。 ・一般に、倹約家でややケチな印象を与える。 ・知的な活動には、時間も労力も惜しまない。 ・一人でいる時間、特に本を読んでいる時間が好きで、そんなと きに周囲から声をかけられると、ついうるさそうに反応する。 ほとんど当たってます。 おそるべし「エニアグラム」です。 本当は、「自分が囚われていること」や、「自分が変わる方法」、 「各タイプの人とうまく付きあう方法」等が書かれているのですが、 長くなってしまうので書きません。 自分の性格タイプに関する部分を読んでいると、どれも怖いくらい ピタリとはまってしまいます。 占星術の本を読むと、「そうなのかなぁ」という部分が少なからず あるのですが、「エニアグラム」の解説ではほとんどが「そうそう」 と納得できました。 「エニアグラム」は特に40前後の仕事盛りの人に読んでもらい たいと書いてあります。 仕事で人間関係に疲れている方、ぜひ読んでみて下さい。 何かの助けになるかもしれません。 |
| 新しい力―「私が変わります」宣言 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:新しい力 副題:「私が変わります」宣言 著者:高橋佳子 出版:三宝出版 定価:1900円+税 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 第1章 新しい宣言 第2章 なぜ変わらなければならないのか 第3章 受発色革命への挑戦 第4章 主導権を奪回する ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■■■ 勇気 :■■■■■ 豊かな心:■■■■■ おすすめ:■■■■■ この本は2001年6月に出版されています。 著者は第13回のメルマガで紹介させていただいた「天の響(うた) 地の物語」の著者で、以前にも何冊か著書を読んだことがあります。 その考え方には共感できるものがあります。 一番最初は、宗教関係の本かと思ったのですが、どうやらそうで もないようです。 新しい力とは何でしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)新しい宣言とは? 2)なぜ変わらなければならないのか? 3)「受発色革命」とは何? 本の帯には「私が変わる。世界が変わる」とあります。 常々「変わりたい」と思っている私ですが、変わる為にはどうす ればよいのでしょうか? 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)新しい宣言とは? 「私が今、何よりも伝えたいのは、『私が変わります』という 新しい言葉です。新しい現実を導き、新しい力を引き出すのは、 その約束の言葉。『私が変わります』という約束の言葉によって、 私たちは今、ここから未来を変えてゆくことができるのです」 「私が変わります。その私が世界と新しい関係を結びます」 「自分を束縛してやまなかった憎しみが解けてきます。苦手だった 他人の中に気づかなかった光が見えてきます。どうにもならなかっ た人間関係が新しくなります。壁に突き当たっていた事態に道が つきます。絶対に解決不可能だと思っていた問題に解決の糸口が 見つかります」 「自分自身が変わることで、関わりが変わり、現実がまったく 変わってゆくのです。つまり、内が変わることによって、外が変 わる、内外同時の変換が起こるということです」 2)なぜ変わらなければならないのか? 「『私は変わりません』という生き方は同時に『世界の側だけ 変わってください』と要求しているということです」 「『変わる』ことができなくなったとき、文明の秩序は失われ、 豊かさが消えうせてしまう。それは人類の歴史を貫く法則とも言 えるものなのです」 3)「受発色革命」とは何? 「私たち人間は、相対する世界の事象を、 『受』感じ受け止め、 『発』思い考え、行動として表すことによって、新たな 『色』現実を作り出す。 受発色、受発色、受発色・・・というように繰り返し、私たちは 内側の世界と外側の世界をつないでゆきます」 「逆に言えば、この受発色のはたらき以外、人間は何もしていな いといっても過言ではないのです」 著者によると、受発色には4つのタイプ(偽我)があり、人は いずれかのタイプに分類されるそうです。 「独りよがりの自信家」 「恨みの強い被害者」 「あきらめに縛られた卑下者」 「自己満足の幸福者」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【変化しよう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●はじめに「新しい宣言」とは何のことを言っているのでしょうか? ▽著者は次のように言います。 「私が今、何よりも伝えたいのは、『私が変わります』という 新しい言葉です。新しい現実を導き、新しい力を引き出すのは、 その約束の言葉−。『私が変わります』という約束の言葉によって、 私たちは今、ここから未来を変えてゆくことができるのです」 著者が言う「新しい宣言」とは、次のようなものです。 「私が変わります。その私が世界と新しい関係を結びます」 簡単に言うと、自分から変わることによって、現実を変えましょう と言っているのです。 そう宣言することで何が変わるのでしょうか? 「自分を束縛してやまなかった憎しみが解けてきます。苦手だった 他人の中に気づかなかった光が見えてきます。どうにもならなかっ た人間関係が新しくなります。壁に突き当たっていた事態に道が つきます。絶対に解決不可能だと思っていた問題に解決の糸口が 見つかります」 「自分自身が変わることで、関わりが変わり、現実がまったく 変わってゆくのです。つまり、内が変わることによって、外が変 わる、内外同時の変換が起こるということです」 この考え方は、「7つの習慣」の第一の習慣、「主体性を発揮する (自己責任の原則)」の考え方に似ています。 他人や、環境の責任にするのではなく、「自分が責任を引き受ける ことによって自分を変え自分の周りを変えよう」、そう言ってい るのです。 ●では「なぜ変わらなければならない」のでしょうか? ▽「私は変わります」とは逆に「私は変わりません」と宣言した場合、 どうなってしまうのでしょうか? 「『私は変わりません』という生き方は同時に『世界の側だけ 変わってください』と要求しているということです」 私自身、今までこのような考え方で生きてきた感じがします。 「なぜ、自分の思ったとおりに動いてくれないのだろう」 「自分の考えはこうだから、こうすべきだ」 「何か、棚からボタ餅みたいなことが起きないかな」 これらの考え方は、「世界の側だけ変わってください」を基礎に した考え方です。 まったく、自己の責任は関与していません。他人任せです。 著書の言葉で言うと 「自分はその事態に対しては何もできない、なすすべを持ってい ない」 と宣言していることになるのです。 著者は、歴史上に栄えた文明を引き合いに出し、次のように説明 しています。 「『変わる』ことができなくなったとき、文明の秩序は失われ、 豊かさが消えうせてしまう。それは人類の歴史を貫く法則とも言 えるものなのです」 「私は変わりません」を宣言すると、文明すら滅びてしまうのです。 私たち人間も同じです。 「私は変わりません」を宣言してしまうと、滅びることはないかも しれませんが、それ以上の成長はありません。 だから、変わらなければならないのです。 このことは、現在ひしひしと感じています。 自分が変わらなきゃ何も変わらないのです。 ●では「受発色革命」とは何でしょうか? ▽著者は「受発色」を次のように説明しています。 「私たち人間は、相対する世界の事象を、 『受』感じ受け止め、 『発』思い考え、行動として表すことによって、新たな 『色』現実を作り出す。 受発色、受発色、受発色・・・というように繰り返し、私たちは 内側の世界と外側の世界をつないでゆきます」 「逆に言えば、この受発色のはたらき以外、人間は何もしていな いといっても過言ではないのです」 ▽人間は、誰でもこの「受発色」に歪みを抱え、そしてその歪みに よって、現実に困難や障害を生じさせているのです。 著者によると、受発色には4つのタイプ(偽我)があり、人は いずれかのタイプに分類されるそうです。 その「4つの偽我」とは、以下の通りです。 「独りよがりの自信家」 「恨みの強い被害者」 「あきらめに縛られた卑下者」 「自己満足の幸福者」 巻末に自分の偽我を診断する質問があります。 ちなみに、私の偽我は「自己満足の幸福者」です。 この本には、それぞれの偽我についての詳細な解説と、問題点、 その解決法が示されています。 全ては記載できないので、私の偽我の問題点と解決策をごく簡単 に紹介します。 ・問題点 受…満足、鈍感、依存 発…怠惰、曖昧、契約 色…停滞、混乱、癒着 この受発色により、次のような状態を招いています。 「マンネリ、場の停滞、眠りと馴れ、惰性→衰退、低水準、 井の中の蛙、身内的結束、一喜一憂エネルギー浪費、問題の先 送り→対処不能、現実無視の楽観主義→混乱」 かなり当たってます。 ・改善点 受…後悔、鋭敏、回帰 発…切実、実行、率直 この受発を変えることにより、色が次のように変化します。 「やさしさ、温かさ、融和、受容、柔和、肯定、信頼、包容、 安定、浄化、癒し、再結」 今から、自分の受発色革命を実践してみます。 これだけの紹介では、なかなか伝わらないかもしれません。 しかし、自身ではなかなか分からない自分の分析をすることに よって、問題はどこにあるのか、何を変えなくてはならないのか、 どう変えなくてはならないのか、それが理解できます。 この著者の本や、7つの習慣、成功法則本等、いろいろな本にも 「自己責任」の大切さが書かれています。 全ては、自分の考え方一つなのです。 この本は、自分自身の変革を決意するには最高の本だと思います。 ぜひ読んでみてください。 |
| イエスを愛した女 マザー・テレサ―「聖女」の真実 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:イエスを愛した女 マザー・テレサ 副題:「聖女」の真実 著者:アンセルモ・マタイス 出版:現代書林 定価:1500円+税 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 序 章 苛烈な「愛」 第1章 マザーの光−何が私たちを虜にするのか 第2章 神の召命−アグネス・ゴンジャからシスター・テレサへ 第3章 路上へ−イエスの真の「渇き」を知ったとき 第4章 新修道会−「会憲」に込められたマザーの思い 第5章 愛の器−マザーには聖書が染み込んでいる 第6章 マザーの素顔−月に飢えた人がいれば、月にも行く 終 章 マザーの日だまり ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■□□ 勇気 :■□□□□ 豊かな心:■■■■□ おすすめ:■■■■□ この本は1997年6月に出版されています。 著者はこの本の発刊当時は上智大学の教授をしていました。 ネットで調べてみると、現在は聖母女学院短期大学の学長をして います。 本の紹介文によると、哲学博士、神学修士、イエズス会員と紹介 されています。 「マザー・テレサ」の名は聞いたことがありますが、実際どの ような活動をした人なのかは全く知りません。 その活動内容と思想などを読んでみたいと思います。 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)マザー・テレサとは何をした人なのか? どのような人物なのか? 生い立ちや母親のことなども書いてあるようです。 その辺りも読んでみたいと思います。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)マザー・テレサとは何をした人なのか? どのような人物なのか? ※「もっと知りたい方のために」をご参照ください。 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【まず家庭内から孤独を撲滅してみよう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●マザー・テレサとは何をした人なのでしょうか? また、どのような人物だったのでしょうか? ▽マザー・テレサがどのような人だったのか、次の文に全てが要約 されているような気がします。 「1997年9月6日(日本時間)、マザーは亡くなった。突然の 訃報だった。キリスト教のシスターであるにもかかわらず、インド では国葬になり、その国葬に各国の来賓をはじめ、ヒンドゥー教徒 やイスラム教徒などの大勢の地元の人たちが参列した」 「その大掛かりな葬儀に、もしマザーが口を開けば、『もったい ないことはお止めなさい』ときっぱり断ったことだろう。そして、 いうに違いないのだ。『そんなお金があるなら、貧しい人たちの ために使ってください』と」 成功法則の本には、「自分の葬式にどのようなことを言ってもら いたいか。それを考えながら生活しろ」というようなことが書い てあります。 マザー・テレサは成功法則本に従うと、完璧な成功者なのではな いでしょうか? もちろん、成功法則本に書いてある「成功」とは似ても似つかな い方法で成功しています。 ▽マザー・テレサは、1910年8月26日旧ユーゴスラビア、 マケドニアのスコピエというところで、アルバニア人の両親の元に、 3番目の末っ子として生まれました。姓はボヤジュー、洗礼名は アグネスといいます。 父ニコラは、共同で建築業と食料輸入を営んでいて、市会議員で もあり、裕福で人望もありました。マザーは貧困層の出身ではな いのです。 母のドラナフィルは敬虔なカトリック信徒で、毎朝子どもたちを つれて「聖心教会」のミサに通い、躾も厳しかったそうです。 ドラナフィルは、その宗教心が我が家の幸福だけではなく、家の 外にも向けられていたそうです。富は独占されず、貧しい人たち に施されたのです。 しかも、金品の施しだけではなく、身寄りのない病人を引き取って 面倒をみていたこともありました。 そして、このような貧しい人たちへの施しは、父ニコラの十分な 理解のもとに行われていたのです。 このような両親と環境のもとで育てば、後のマザー・テレサに納得 がいきます。 ▽1931年、名前もシスター・テレサとなり、インドのカルカッタ 東部、エンタリーのロレット修道会が運営するセント・メリー高等 女学校に派遣されます。 そこで、教師として17年間、教壇に立ちます。最後の数年間は、 校長も務めました。 シスター・テレサはとても有能だったそうです。 「シスター・テレサは教師としても有能で、2、3年で校長の右腕 になった。仕事はすばやく着手、黙々と手際よくこなし、それで いて能力に溺れることもなく、快活でユーモアがある」 ▽1939年、第二次世界大戦が始まり、1941年には日本も 太平洋戦争に突入します。 日本軍のビルマ侵攻によって、マザー・テレサがいたロレット 修道院も野戦病院として用いられます。 戦時下の混乱のなか、1942年から43年にかけて、大飢饉が 追い討ちをかけます。餓死者は200万人、あるいは400万人 ともいわれたそうです。 戦後も難民は減らず、パキスタンの独立によって、さらに難民の 数が増えます。 1946年6月にはカルカッタのいたるところでイスラム教徒と ヒンドゥー教徒らが虐殺を競い合い、暴動が数日間続き、食糧不足 が深刻な事態となります。 ▽このとき、シスター・テレサは修道院というオアシスにいました。 そんなおり、シスター・テレサは神の声を聞きます。 はっきりと「召命の声」を聞いたのです。 「もっとも貧しい人に仕えなさい」 という呼びかけでした。 神の呼びかけを受けてから2年、シスター・テレサは38歳に なってました。 別の修道会で看護や医薬品の扱いの訓練を受け、1948年12月に、 シスター・テレサはモティジルのスラムに向かいます。それが第一歩 でした。無一文の出発だったのです。 ▽シスター・テレサは最初に、そこで学校を開きます。授業が終わ ると、急造の診療所になりました。 協力してくれる人たちもたくさん現れ、1949年1月には、 モティジルよりももっとひどいティルジャラというところに二つ目 の学校が開かれました。 そして、あっという間にシスター・テレサの元にシスター志願者 が10人現れ、新しい修道会の設立条件が整います。 ▽1950年10月に、シスター・テレサが作った修道会「神の愛の 宣教者会」が承認されます。 このとき、シスター・テレサは40歳。マザー・テレサとなります。 その修道会の会憲の要約は次のようなものです。 「貧しい人の中でも最も貧しい人に無償で奉仕することによって、 イエス・キリストの愛に対する魂の無限の渇きを癒すこと」 そして、1952年「死を待つ人の家」を作ります。 それも、最初はヒンドゥー教のカーリー神殿の境内にあるホール を利用して。 これには当然反発が起きます。 異教徒のシスターが活動しているのですから当然です。 しかし、そこに運ばれる人たちは、瀕死の人ばかり。 そこでは、ヒンドゥー教徒にはガンジスの水で口を濡らし、イス ラム教徒にはコーランが読まれていたのです。 キリスト教には関係なく、その人が信仰している宗教にしたがって、 いろいろなことが施されるのです。 しだいに反発も収まり、協力してくれる人が出てきます。 ▽「死を待つ人の家」ではどのような活動をしているのでしょう? それは次のように説明されています。 「路上に倒れている瀕死の人を救出して、平安な死を迎えさせる ための施設」 そのほかには、ゴミの山の中から赤ん坊を拾って育てたり、ハン セン病患者に手厚い看護を施すといった活動をしているのです。 その活動の考え方には、次のようなものがあります。 「孤独死こそ、人間の尊厳を奪う最悪の死に方だ」 せめて死の直前だけでも、孤独から開放してあげて、尊厳を持って 死を迎えてもらいたい。 そう考え「死を待つ人の家」の活動をしているのです。 ▽マザー・テレサの不思議なところは、「無計画」と「断固とした 行動力」なのです。 「神のなすことだから、必要であれば必ず与えられる」という確信 があり、その確信をもとに日々行動しているのです。 だから、新しい施設を作る場合も、計画、調査、情報収集など何 もせず、資金繰りなども考えずにとりあえず行動してしまうのです。 すると、どこからともなく資金や人は集まってくるのです。 ▽1979年、その活動が評価され「ノーベル平和賞」を受賞します。 その賞金も、全て修道会の活動に充てられました。 その後も、マザー・テレサは世界各国を飛び歩き、その活動を 広めて行くのです。 日本にも3度来ているそうです。 ▽そして、1997年9月6日、冒頭に書いたとおり、天国に召さ れました。 86歳の生涯でした。 今や「神の愛の宣教師会」は、全世界に広まっていて、日本にも 3カ所あるそうです。 「孤独死こそ、人間の尊厳を奪う最悪の死に方だ」 この言葉の意味を考えてみました。 日本は、物質的には確かに豊かな国です。 しかし、心の中は「孤独」なのではないでしょうか? あなたは孤独ではないですか? あなたは家庭の中で孤独ではないですか? もしかしたら、路上で孤独に死んで行く人たちと同じかもしれま せん。 「豊かな人生」には「孤独」という文字は似合わないようです。 |
| この人はなぜ自分の話ばかりするのか―こっそり他人の正体を読む法則 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:この人はなぜ自分の話ばかりするのか 副題:こっそり他人の正体を読む法則 著者:ジョーエレン・ディミトリアス 出版:ソニー・マガジンズ 定価:1600円+税(文庫版が出ています) 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 第1章 「人を読む」には準備が大切−あなたの心がまえの見直 しから 第2章 行動パターンの発見−木だけではなく森も見るために 第3章 「第一印象」を読む−外見とボディー・ランゲージから わかること 第4章 「環境」から人を読む−周囲にあるものすべてに注意し よう 第5章 内容ではなく話し方が大切−言葉以上のものを聞き取る ために 第6章 質問の仕方を考える−そして、答にきちんと耳を傾けよう 第7章 なぜ、そういう言い方をするのか−コミュニケーション の背景 第8章 言っていることより、していることを見よう−本性が あらわれる「態度」に注目 第9章 見かけ通りではないこともある−例外を見つけよう 第10章 内なる声に耳を傾ける−直感力も見逃せない 第11章 自分を鏡で見る−他人からの読まれ方を読む 応用編 素早く決断するために ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■□□□ 勇気 :□□□□□ 豊かな心:□□□□□ おすすめ:■■□□□ この本は2000年3月に出版されています。 著者は、「アメリカでもっとも有名な陪審コンサルタント」と 紹介されています。 雑誌等で「予見者」と呼ばれるほどその評価は高いそうです。 人が考えていることが読めると、いろいろな交渉が有利に進みそ うです。 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)人を読むための準備とは? 2)環境からはどのようなことが読めるのか? 3)「あなたにしてほしいことを、人はあなたにする」とは? 最近ではこの手の本が何冊も出版されています。 良い人間関係を築くために利用したいと思います。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)人を読むための準備とは? 1.人と接する時間を増やすこと 2.立ち止まって。見て、聞く 3.自分のことも相手に見せるようにする 4.何を自分が求めているのかを確認する 5.客観的になるように努力する 6.偏見を持たずに、少しずつていねいに見ていく 7.決断を下し、行動する 「きちんと人を読むには早計な判断は禁物。人読みを成功させる には忍耐が必要なのだ」 2)環境からはどのようなことが読めるのか? 「『環境』は、仕事や学歴、趣味、宗教や文化、既婚か未婚か、 家族の状況、支持政党、友人関係、何を大切にしているか、経済力 などについての判断材料を与えてくれる」 ・職場 ・自宅 ・車 ・行動範囲 ・周りにいる人 ・土地柄 ・時間、曜日、季節の違い ・慣れ親しんだ場か、新しくて不安な場か 「確かに、車を経済力、男らしさ、階級、スタイルの象徴だと 思っている人は多い。車を見れば財力だけでなく、価値観、興味、 仕事、性格などがわかる」 「高価なスポーツカーに乗る人は、おそらくステイタスを意識し、 攻撃的で、ちょっと自分勝手かもしれない。ミニバンは実用重視で 倹約家、快適さを好む人が乗る車だと言っていいと思う」 「『類は友を呼ぶ』とは古いことわざだが、大切な知恵だ。つき あう友達や結婚相手、仕事相手などが人間環境を作り上げる」 「自分の性格や価値観を隠すのがうまい人は多い。自宅や職場へ は必ずしも行けるわけではない。そういう時は、周りの友達や 仕事仲間を見てみると本人の性格を知る手がかりを得られる」 3)「あなたにしてほしいことを、人はあなたにする」とは? 「人は周りにいる人の行動に自分の行動を重ねようとする。そう やって自分の行動を正当化するのだ」 「たとえば、花をプレゼントするのが好きな人は、自分が花を プレゼントされるのが好きなのだろう。電話で話すたびに『愛して いるわ』と言う女性は、おそらくあなたにも同じように言ってほ しいのだ」 「このシンプルな原則を頭に入れておいて欲しい。相手が何を 期待しているかが理解できるようになるだろうから」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【人を知るためには、人の話をよく聞こう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●はじめに「人を読むための準備」とはどのような準備なのでしょ うか? ▽著者は「陪審コンサルタント」と紹介されています。 「陪審コンサルタント」とは何でしょうか? この本の冒頭に解説文が載っているので、簡単に書いてみます。 「陪審裁判の陪審員の選定は選挙人名簿などから無作為に選ばれた 候補の中からさらに具体的な事件毎に選ぶという方法をとります。 本書の著者は、その選定の際にどの候補者を陪審から外した方が いいかなど裁判の当事者にアドバイスを与える陪審コンサルタント です」 裁かれる人の人生を決める陪審員を選別するためのコンサルタント をしているのです。 人を読むのに真剣にならざるをえない職業の人です。 この本は、要するに心理学の本なのですが、心理学者が書いた本 ではなく、実践でつかんだ、人の性格を見抜くテクニックが書か れています。 ▽では「人を読むための準備」とはどのようなことをすればよいの でしょうか? 著者は人を読むためには「心構え」が大切だと言います。 そして、まずは次の7つのポイントを身につけて人を読む準備を することを勧めています。 1.人と接する時間を増やすこと 2.立ち止まって。見て、聞く 3.自分のことも相手に見せるようにする 4.何を自分が求めているのかを確認する 5.客観的になるように努力する 6.偏見を持たずに、少しずつていねいに見ていく 7.決断を下し、行動する 人を読むためには、人と接することが大切なようです。 つまり人とのコミュニケーションです。 当たり前って言えば当たり前です。 あとは、自分が持っている固定観念、第一印象、偏見を捨てる ことです。 これも当たり前だといえば当たり前すぎます。 しかし、人を読むためにはそれらを注意深く行う必要があるのです。 著者は次のように言います。 「きちんと人を読むには早計な判断は禁物。人読みを成功させる には忍耐が必要なのだ」 ●では「環境からはどのようなことが読める」のでしょうか? ▽著者は次のように言います。 「『環境』は、仕事や学歴、趣味、宗教や文化、既婚か未婚か、 家族の状況、支持政党、友人関係、何を大切にしているか、経済力 などについての判断材料を与えてくれる」 ここでいう「環境」とは、次のようなものです。 ・職場 ・自宅 ・車 ・行動範囲 ・周りにいる人 ・土地柄 ・時間、曜日、季節の違い ・慣れ親しんだ場か、新しくて不安な場か ▽この中で、「車」について詳しく読んでみましょう。 著者は次のように言います。 「確かに、車を経済力、男らしさ、階級、スタイルの象徴だと 思っている人は多い。車を見れば財力だけでなく、価値観、興味、 仕事、性格などがわかる」 「高価なスポーツカーに乗る人は、おそらくステイタスを意識し、 攻撃的で、ちょっと自分勝手かもしれない。ミニバンは実用重視で 倹約家、快適さを好む人が乗る車だと言っていいと思う」 車種によって何を重視しているかが分かるようです。 我が家も本当は、経済的な理由で軽自動車に乗りたいのですが、 家族が5人いて、これから大きくなっていくことを考え、ミニバン に乗ってます。 予定では、子ども達が親から離れるまでこの車に乗り、子ども達が 独立したら、軽自動車を買おうかと考えています。 その人が乗っている車種から色々なことが分かりそうですね。 また、私の意見では車種の他に、車内を見ることで多くの情報が 得られるような気がします。 ▽もう一つ、「周りにいる人」についても詳しく読んでみまます。 著者は次のように言います。 「『類は友を呼ぶ』とは古いことわざだが、大切な知恵だ。つき あう友達や結婚相手、仕事相手などが人間環境を作り上げる」 「自分の性格や価値観を隠すのがうまい人は多い。自宅や職場へ は必ずしも行けるわけではない。そういう時は、周りの友達や 仕事仲間を見てみると本人の性格を知る手がかりを得られる」 「類は友を呼ぶ」確かにそうですね。 成功を夢見ている人たちの周りには、ぎらぎらした人たちが集まる し、既に成功した人たちは成功した人たちが集まるようです。 何かに執着している人たち、世間一般で言う「オタク」の人たち には、同類の人が集まっています。 かくいう私は、現在は仕事と家族以外でいつも付きあっている人 はあまりいないですね。 お酒は飲まないので、会社帰りに飲み屋に行くというのもないです。 休みの日は、家族で出かけるか家で本を読んでいるかのどちらかです。 こう見てみると、人脈無いです(笑) ●次に「あなたにしてほしいことを、人はあなたにする」とは、 どういうことなのでしょうか? ▽著者は次のように言います。 「人は周りにいる人の行動に自分の行動を重ねようとする。そう やって自分の行動を正当化するのだ」 「たとえば、花をプレゼントするのが好きな人は、自分が花を プレゼントされるのが好きなのだろう。電話で話すたびに『愛して いるわ』と言う女性は、おそらくあなたにも同じように言ってほ しいのだ」 確かにそうかもしれません。 私も人が本を読んでいるときは、絶対に話しかけたりしません。 また、集中して仕事をしている人には話しかけません。どうしても、 話さないとならない場合は「今話ししてもいいですか?」と一声 かけます。 これは、自分も逆の立場になってみると同じ事が言えます。 著者は言います。 「このシンプルな原則を頭に入れておいて欲しい。相手が何を 期待しているかが理解できるようになるだろうから」 この原則は人とコミニュケーションする場合には大いに役立ち そうです。 この本は、字ばかりで350頁もあります。 とてもじゃないけれど、人の読み方のテクニック全ては覚えられ ません。 そういう職業に就く人以外は、特定の人の言動を思い出しつつ、 この本を読み、分析するという方法がいいと思います。 もしかしたら意外な発見があるかもしれません。 |
| 人生、心がけ |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:人生、心がけ 著者:庭野日敬 出版:佼成出版社 定価:1300円+税 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 1章 必ず変わる、それならよいほうへ 2章 変化を自分の味方にする 3章 まず自分が変わること 4章 親子は見えない糸でつながっている 5章 善き人間関係 6章 苦があなたを救う 7章 逆さま状態では 8章 言葉の力 9章 思い通りにならない自分 10章 知らない自分が私を動かす 11章 自分が大事なら人も大事に 12章 人生の醍醐味 13章 老いるとは 14章 死は次の世界に生まれ変わるため 15章 聞こえますか人びとの呻き声が 16章 共生の時代を迎えて ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■□□□ 勇気 :■□□□□ 豊かな心:■■■□□ おすすめ:■■■□□ この本は平成7年9月に出版されています。 ISBNコードがないので、アマゾンでは検索できません。 著者は紹介文によると「立正佼成会開祖」とあります。 何かの宗教団体のエライ人のようです。 私は宗教と宗教団体には興味がありませんが、その「教え」に 興味があります。 単語を拾っていくと、仏教の教えを説いているような感じです。 何か新しいことが分かるでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)「変わる」とはどういうことか? 2)「言葉の力」とは何? 3)「三毒」とは何? 日々「変わりたい」と思っているのですが、仏教で「変わる」と はどの様に説明されているのでしょうか? その辺を読んでみたいと思います。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)「変わる」とはどういうことか? 「人は一時的な栄華にとらわれてはならない、常に変化に対応 できる自由な境地に住してこそ真の幸せが得られることを教える ためだったのです。目の前の現実を直視し、明日に向かって積極的 に生きるための教えなのです」 「すべてのものが変化していくときに、過去に執着すれば、そこに 苦しみが生まれてきます。けれども、全てが変化し続けるからこそ、 禍いを福に変えることもできるのです」 2)「言葉の力」とは? 「『あなたは、ほんとうにいい子ね。必ずすばらしい人間になれる』 と、いつも言い聞かせていると、だんだんそういう子どもになって いきます。言葉は魂を持っているのです」 「面と向かって愛語をかけてもらううれしさもさることながら、 自分に対する慈愛の言葉、例えば『彼は実に良くやってくれている』 といった言葉を他の人の口から伝え聞いたときには、直接聞くよ りも、さらに感激するものなのです」 3)「三毒」とは何? 「貪欲(どんよく)」 「瞋恚(しんに)」 「愚痴(ぐち)」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【変化を楽しもう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●はじめに「変わる」とはどういうことなのでしょうか? ▽著者は、私達の社会には動かすことのできない法則に基づいている と言います。 それは、つぎのような法則です。 諸行無常…すべてのものは常に変化してとどまることがない 著者によるとこの考え方は間違って解釈されていると言います。 「すべてのものは移ろい衰弱していく、はかないもの」 「人もやがては死んでいかなければならない、むなしい存在だ」 「諸行無常」は平家物語に出てくるので、このような解釈なった のではないかと思います。 しかし、「お釈迦さまが説かれた真理は違う」と著者は言います。 「人は一時的な栄華にとらわれてはならない、常に変化に対応 できる自由な境地に住してこそ真の幸せが得られることを教える ためだったのです。目の前の現実を直視し、明日に向かって積極的 に生きるための教えなのです」 「すべてのものが変化していくときに、過去に執着すれば、そこに 苦しみが生まれてきます。けれども、全てが変化し続けるからこそ、 禍いを福に変えることもできるのです」 このように解釈すると、「諸行無常」という言葉は全然違った意味 を持ってきます。 明日への希望をつなぐ言葉だったのです。 著者の言葉では「未来を築く可能性」です。 しかし、そう考えると平家物語はまた違った物語になりそうな... 斎藤ひとりさんが書いた本に「過去は変えることができる」という のがありました。 この言葉も、自分が常に変化していけば、苦しい過去は楽しい過去 に変わるということだと思うのです。 今が苦しいなら「諸行無常」を思い出してみましょう。 ▽この節の次の節に、すばらしい言葉があったので書いておきます。 江戸時代、大店(おおだな)の主人が事業に失敗し、死ぬつもりで 旅に出て一夜の宿をとりました。寝ようかと思い、ふと枕元の屏風 を見ると「裸にて生まれてきたに何不足」と書いてありました。 この人は、この言葉でハッと目が覚めたそうです。 人は、もともと何も持たず、服すらもたず生まれてきたのです。 それなのに、財産がなくなったくらいで死ぬなんて考えるのは愚か なことなのです。元にもどっただけなのです。 「裸にて生まれてきたに何不足」 この言葉があれば、物に執着することがばからしくなってきます。 ●では「言葉の力」とはどのような力なのでしょうか? ▽「言葉」には大変な力があります。 日本には「言霊(ことだま)」という言葉がありますが、文字通り 人間が口から発する言葉には何かが宿っています。 人を傷つける言葉を発すると、本当に傷つけることになるし、誠実 で優しい言葉を発すると気持ちよく聞いてもらえるのです。 子どもに対する場合も、同じです。 著者は次のように言います。 「『あなたは、ほんとうにいい子ね。必ずすばらしい人間になれる』 と、いつも言い聞かせていると、だんだんそういう子どもになって いきます。言葉は魂を持っているのです」 これができる親はすごいです。 普通は、嫌なところばかりに気が付いて、咎めることばかりなのです。 そして、意識しないとなかなか誉めることができません。 これは、人の親になってみないと分からないことですが、本を読 んだり、人の話を聞いたりすると「ハッ」とします。 いつも、「言霊」を意識していないとなかなか上手いことできな いです。 ▽著者によると、喜ばす言葉でとりわけ嬉しいのは次のようなこと なのだそうです。 「面と向かって愛語をかけてもらううれしさもさることながら、 自分に対する慈愛の言葉、例えば『彼は実に良くやってくれている』 といった言葉を他の人の口から伝え聞いたときには、直接聞くよ りも、さらに感激するものなのです」 これとは逆の「陰口」は最悪です。 言葉には力があること、「言霊」があることを意識して発するよう にしましょう。 ●では「三毒」とは何でしょうか? ▽仏教では苦しみのおおもとのことを「三毒」と言うそうです。 それぞれ簡単に紹介します。 まず、三毒の一番目にあげられているのが「貪欲(どんよく)」です。 「貪欲」とは際限のない欲望、つまり貪るような欲望のことです。 二番目の毒は「瞋恚(しんに)」です。 つまり怒りのことで、「瞋」は「怒り」、「恚」は「うらむ」です。 これは、いつまでも怨念として残るような怒りのことです。 お釈迦さまは次のように言ったそうです。 「怒りは永いあいだに積んできた善根をたちまちにして壊してし まう。だから、内なる怒りの軍隊に対して忍辱(にんにく)の鎧 を着なければならない」 怒ることはマイナスのエネルギーを発することです。 マイナスのエネルギーは、マイナスのエネルギーを引き寄せます。 なるべく怒らないようにしましょう。 三番目の毒は「愚痴(ぐち)」です。 文字にもあるとおり「愚か(おろか)」なことなのです。 愚痴もマイナスエネルギーです。 会社にいると、ことある毎に愚痴にあいます。 これは意識し始めると、とても目に付きます。 そして、とても嫌な気分になるのです。 以上の三毒、 「貪欲(どんよく)」 「瞋恚(しんに)」 「愚痴(ぐち)」 少なくとも、自ら発しないように気を付けましょう。 お釈迦さまという人は、なぜこのような人間のあるべき姿を説く ことができたのでしょうか? しかも、2000年以上も前に悟っていたのです。 しかし、悟った人がいたにも関わらず、2000年以上経過した 現在、理解している人が少ないのはどういう事なのでしょうか? 人間は苦しみ、そこから学ぶようにできているとしか思えないです。 |
| 自助論―人生を最高に生きぬく知恵 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:自助論 副題:人生を最高に生き抜く知恵 著者:サミュエル・スマイルズ 出版:知的生き方文庫 定価:420円 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 第1章 自助の精神−人生は自分の手でしか開けない! 第2章 忍耐−雨霜に打たれてこそ若芽は強く伸びる! 第3章 好機、再び来らず−人生の転機を見ぬく才覚、生かす才覚 第4章 仕事−向上意欲の前にカベはない! 第5章 意志と活力−自分の使命に燃えて生きる! 第6章 時間の知恵−「実務能力」のない者に成功者なし 第7章 金の知恵−楽をするには汗をかけ! 第8章 自己修養−最高の知的素養は一日の仕事から生まれる! 第9章 すばらしい出会い−人生の師・人生の友・人生の書 第10章 人間の器量−人格は一生通用する唯一の宝だ! ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■□□ 勇気 :■□□□□ 豊かな心:■■□□□ おすすめ:■■■□□ この本は1988年3月に出版されています。 「自助論」自体は1858年(安政5年)に出版されています。 アマゾンの紹介文によると 「日本では福澤諭吉の『学問のすすめ』と並んで読まれたという 明治の大ベストセラー『西国立志編』の現代語訳版」 とあります。 著者は「イギリスの著述家」と紹介されています。 この自助論の他に「向上心」「探求心」等があります。 「自助の精神」とはどのようなものなのでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)自助の精神とは何? 2)仕事はどの様にこなすべきか? 目次だけ見ると自己啓発書です。 今から約150年前に書かれた自己啓発書とはどのようなものな のでしょうか? 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)自助の精神とは何? 「自助の精神は、人間が真の成長を遂げるための礎である。自助 の精神が多くの人々の生活に根づくなら、それは活力にあふれた 強い国家を築く原動力ともなるだろう」 「外部からの援助は人間を弱くする。自分で自分を助けようとする 精神こそ、その人間をいつまでも励まし元気づける」 「いかにすぐれた制度をこしらえても、それで人間が救えるわけ ではない。一番良いのは何もしないで放っておくことかもしれない。 そうすれば、人は自らの力で自己を発展させ、自分の置かれた状況 を改善していくだろう」 2)仕事はどの様にこなすべきか? 「優れた芸術家は、天賦の才とか生まれつきの審美眼、神からの 贈りものなどという言葉で形容されるが、実のところは、作者の 一途な努力によって得られるのではないだろうか」 「絵画にしろ他のどんな芸術にしろ、卓越した作品を生み出そう と意を決したなら、朝起きてから夜の眠りにつくまで全精神を そこに傾けなければならない」 「芸術家として他に秀でようと思ったら、気が向こうと向くまいと、 朝も昼も夜も一心不乱に制作に打ち込むべきだ。それはもはや楽 しみの域を越え、苦行と呼ぶにふさわしい」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【一心不乱に打ち込めるものを見つけよう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●はじめに「自助の精神」とはどのようなものなのでしょうか? ▽「天は自ら助くる者を助く」 自助論は冒頭部分のこの言葉が有名です。 著者は次のように言います。 「自助の精神は、人間が真の成長を遂げるための礎である。自助 の精神が多くの人々の生活に根づくなら、それは活力にあふれた 強い国家を築く原動力ともなるだろう」 「外部からの援助は人間を弱くする。自分で自分を助けようとする 精神こそ、その人間をいつまでも励まし元気づける」 要するに「自己責任の原則」です。 人に頼ろうとするのではなく、自分から変わっていく。 自分の責任で行動する。 一人一人がそうすることによって、最終的には強い国家にさえ なっていくのです。 著者は、イギリスが産業革命で世界の頂点に立っていた時代の人 なので、「強い国家」の話が出てくるのでしょう。 同じように、15年後に出版されることになる福沢諭吉の「学問 のすすめ」にも、国家のありかたについて書かれています。 日本も、明治時代と太平洋戦争の敗戦以降、その時代の人々の 「自助の精神」が今の日本を築いたのではないかと思います。 日本は、いずれの場合も高い所に上りつめた後、蹴落とされてま すが... ▽では国家は何をすれば良いのでしょうか? 著者は次のように言います。 「いかにすぐれた制度をこしらえても、それで人間が救えるわけ ではない。一番良いのは何もしないで放っておくことかもしれない。 そうすれば、人は自らの力で自己を発展させ、自分の置かれた状況 を改善していくだろう」 国家は何もしなくとも、「自助の精神」で行動する国民がいれば 勝手に成長し、国家も発展していくのではないかと言っているの です。 今の日本のことを考えてみると、「国が、行政が、役所が...」 何でも他人の責任にする場合が多いです。 確かに、お上がやらなければできないことも多々ありますが、 自ら解決できることもあるのではないかと思います。 まずは「自己責任」で行動することを目指しましょう。 ●では「仕事はどの様にこなすべき」なのでしょうか? ▽ここでは、芸術家の仕事についていくつかのことが書かれています。 著者はレーノルズという画家の言葉を引用し次のように言います。 「優れた芸術家は、天賦の才とか生まれつきの審美眼、神からの 贈りものなどという言葉で形容されるが、実のところは、作者の 一途な努力によって得られるのではないだろうか」 「絵画にしろ他のどんな芸術にしろ、卓越した作品を生み出そう と意を決したなら、朝起きてから夜の眠りにつくまで全精神を そこに傾けなければならない」 「芸術家として他に秀でようと思ったら、気が向こうと向くまいと、 朝も昼も夜も一心不乱に制作に打ち込むべきだ。それはもはや楽 しみの域を越え、苦行と呼ぶにふさわしい」 確かにおっしゃる通りです。 いくら生まれついての天賦の才があったところで、習練もなしに 最高の芸術家にはなれないのです。 日々の訓練が天才を育てるのです。 トーマス・エジソンは「天才とは1%の閃きと99%の努力だ」と 言っています。 つまり、天才とは「才能」では無く努力なのです。 逆に言うと「努力する才能」に恵まれた人なのではないでしょうか? ただし、朝起きてから夜寝るまで打ち込むためには、好きでない とできないです。 嫌いでも好きでも無ければおそらく続かないと思います。 好きなことだから、周りの人からみれば「苦行」と思われるよう なことも、やっている本人は何ともないのです。 このような心構えで仕事ができれば最高ですね。 私は現在、その仕事を模索中です。 この時代、産業革命時代のヨーロッパで書かれた自己啓発書は、 「いかにして自分を高めるか」 「日々いかに生きるべきか」 がテーマになっています。 読んでいると、ほとんどのことが「俺には無理」と感じてしまいます。 読んでいるうちに嫌になってしまうのです。 人間としての理想論が書かれているので、これを全て身につける ことは不可能かと思います。 従って、自己嫌悪におちいることなく、自分で実践できそうなこ とを選んでやってみれば良いのではないかと思います。 読んでいて気が付いたのですが、この時代の自己啓発書や成功法則 には「潜在意識を利用して」という言葉が出てきませんね。 |
| 波動の法則―宇宙からのメッセージ |
| では、今日読んだ本の紹介を。 今回は突っ走ります。付いてきてください。 ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:波動の法則 副題:宇宙からのメッセージ 著者:足立育郎 出版:PHP研究所 定価:1460円+税 購入:ブックオフで800円 ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 第1章 宇宙との調和 第2章 「波動」と現代地球文化 第3章 中性子・陽子・電子の構造と性質 第4章 三つの「意識」と「意志」 第5章 原子核の集合体(EXA PIECO=本質≒魂)のスタディ 第6章 地球文化の未来−時空間移動(テレポーテーション)を経て 第7章 宇宙の法則と波動 第8章 病気の本質 第9章 これからの生き方について−質問に答えて ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■■■ 勇気 :■■■□□ 豊かな心:■□□□□ おすすめ:■■■■■ この本は1995年12月に出版されています。 ネットで調べてみると、「15万部のベストセラー」と出てきま した。 現在は自費出版で再販されています。 一般の本屋さんでは手に入りません。 著者は、「形態波動エネルギー研究者」と紹介されています。 「形態波動エネルギー」とは何でしょうか? この本は、別の本で紹介されていたので購入したのですが、思っ ていた本とは全然違いました。 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)波動とは何か? 2)中性子・陽子・電子とは何? 3)3つの意識と意志とは? 高校の化学の授業を思い出します。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)波動とは何か? 「『直感』『閃き』のもとになるのは『波動』で、それが共振、 同調するらしいと、これも『直感』『閃き』で感じたのです」 「例えば、テレビやラジオも『波動』の性質を利用していること がわかります」 「東京タワーからは、テレビ局のさまざまなチャンネルの、ある 周波数・波長・波形・振幅をもった振動波が出力され、発信され ていますが、私たちはその振動派を直接感じたり、見たりするこ とはできません」 「それでも、テレビという道具に電源を入れ、スイッチを入れて、 テレビ局から発信されている特定の振動波にチューニングをする と受信できるわけです。テレビは同じ周波数・波長・波形・振幅 の振動波をわずかに発信することによって、共振、同調して受信 しています」 「強いエネルギーのほうが、そのまま現象として、同調した状態が 画像に映るような仕組みができているわけです」 「顕在意識は、基本的には自分のボディが完全に管理できるかど うか、という確認をしているわけです。ですから『ほんとうはこ うした方がいい』という情報が入ってきているのに、『今の社会 の仕組みの中で自分自身が安全であるためにはどうだろうか』と いうような判断をする。そういう時はいつも顕在意識がコントロール しているのです」 2)中性子・陽子・電子とは何? 原子核の質量数=陽子+中性子 陽子の数 =原子番号=電子の数 中性子の数 =原子核の質量数−原子番号 「『人間の意識とは何か』というテーマで受信しますと、中性子 と同じものを描いてしまうのです。要するに中性子は『意識』 だったのです」 「あらゆる物質の元になっているもの、それは原子核であり、 その中に中性子と陽子があるわけです。全ての存在物に原子核が あって、中性子、陽子があり、そのうちの中性子が『意識』である ということは、どんなものも全部、『意識』で構成されていると いうことになるわけです。これは見えない空気でもそうです」 「それでは陽子は何か。今度は陽子について調べました。すると 陽子は『意志』だということでした」 中性子 = 意識 = 調和 陽子 = 意志 = 愛 「ですから、原子核というのは、『意識』と『感情』、『意志』 と『愛』が結びついて構成されている。即ち愛と調和が、全ての 存在物の素になっている。これは地球上でいう全ての存在物です」 3)3つの意識と意志とは? 一つ目の意識と意志というのは「顕在意識(DIKAG)」です。 二つ目の意識と意志とは心理学用語で言う潜在意識に近い状態の ものです。宇宙語では(FIK)です。 3つ目の意識と意志は「本質」であり、原子核の集合体(EXA PIECO) と言います。 原子核の集合体(EXA PIECO)というのは、日本語では『魂』という 言い方が一番近いかも知れませんが、かなり不正確なのだそうです。 「原子核の集合体(EXA PIECO)は肉体化していませんから、肉体が 終わったときにはいつでも離れて、時空間を自由に移動できるわ けです。これが『本質』であって、ボディ、人間の肉体はあくまで 借り物なのです。そして自然の法則の中で、宇宙の全ての存在物 には原子核の集合体(EXA PIECO)が存在しており、それらが皆スタ ディをしているのです」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【直感と閃きを大切にしよう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●はじめに「波動」とは何でしょうか? ▽今回は、大変難しい内容です。ついてきてくださいね。 ▽著者は、人間の「直感」や「閃き」は「波動である」と言います。 「『直感』『閃き』のもとになるのは『波動』で、それが共振、 同調するらしいと、これも『直感』『閃き』で感じたのです」 どうやら、「直感」とか「閃き」というのは、何らかの「波動」 によって、どこからか受け取っているようなのです。 「波動」とは波ですね。 著者の説明によると、次のようになります。 「例えば、テレビやラジオも『波動』の性質を利用していること がわかります」 「東京タワーからは、テレビ局のさまざまなチャンネルの、ある 周波数・波長・波形・振幅をもった振動波が出力され、発信され ていますが、私たちはその振動派を直接感じたり、見たりするこ とはできません」 「それでも、テレビという道具に電源を入れ、スイッチを入れて、 テレビ局から発信されている特定の振動波にチューニングをする と受信できるわけです。テレビは同じ周波数・波長・波形・振幅 の振動波をわずかに発信することによって、共振、同調して受信 しています」 「強いエネルギーのほうが、そのまま現象として、同調した状態が 画像に映るような仕組みができているわけです」 ラジオも同じ原理で音が聞けるようになっているそうです。 そして、人間も同じで「直感」や「閃き」も実は何らかの振動波に 同調して起こるのです。 ▽でも、「直感」や「閃き」は普通の人はそんなに受け取れるわけ ではないですよね。 それはなぜかというと、顕在意識が邪魔をしているようなのです。 「顕在意識は、基本的には自分のボディが完全に管理できるかど うか、という確認をしているわけです。ですから『ほんとうはこ うした方がいい』という情報が入ってきているのに、『今の社会 の仕組みの中で自分自身が安全であるためにはどうだろうか』と いうような判断をする。そういう時はいつも顕在意識がコントロール しているのです」 顕在意識は、自分の身を守るために、どこからか受け取った「直感」 や「閃き」を自分の都合のいいように書き変えてしまうのです。 ▽では、テレビやラジオのように、人間が「直感」や「閃き」を自由 に受け取れるようにするためにはどうすればよいのでしょうか? そこで著者は、 「顕在意識を働かせないようにすれば必ず『直感』が入ってくる のではないか?」 と思い、「瞑想」をはじめたのです。 この本で書いてあることも、どうやら瞑想の結果「受信」したこと のようです。 ▽著者は「波動」について、次のように言います。 「『波動』のエネルギーそのものが、宇宙の全ての現象を起こし ているということを理解しない限り、最終的に中性子と陽子がど ういうものであるか、『意識』と『意思』との関係も、今の文化 の状態ですと辿り着けない状態なのです」 「波動」が現象全てを起こしているのです。 これ、この本のポイントです。 ただ、今の地球の文化では、宇宙の仕組みを全て現象でとらえて いるため、理解できていないそうです。 地球では、物質波、電磁波、磁気波の3種類のほんの一部しか理解 できていませんが、宇宙には「10の65万乗」種類以上の波動 形態が存在し、それぞれ役割が異なるそうです。 ●では「中性子・陽子・電子」とは何でしょうか? ▽まずは現代科学の原子構造の概念から簡単に説明します。 高校生にもどりましょう。 「原子核」は「陽子」と「中性子」からできています。 その「原子核」の周りには「電子」が存在します。 というわけで、次の式が成り立っています。 原子核の質量数=陽子+中性子 陽子の数 =原子番号=電子の数 中性子の数 =原子核の質量数−原子番号 復習はここで終わりです。 この説明のところで、著者が宇宙から受信した原子の図形が描か れています。かなり複雑です。 ▽それで、これがどういうことかというと、著者は次のように説明 しています。 少し長くなりますが、ここもポイントなので記載します。 「『人間の意識とは何か』というテーマで受信しますと、中性子 と同じものを描いてしまうのです。要するに中性子は『意識』 だったのです」 「あらゆる物質の元になっているもの、それは原子核であり、 その中に中性子と陽子があるわけです。全ての存在物に原子核が あって、中性子、陽子があり、そのうちの中性子が『意識』である ということは、どんなものも全部、『意識』で構成されていると いうことになるわけです。これは見えない空気でもそうです」 「それでは陽子は何か。今度は陽子について調べました。すると 陽子は『意志』だということでした」 私たちの周り、辺り一面に存在する物資を構成する原子核は、 意識と意志で構成されているのです。 ▽さらに、著者が得た情報によると、次のような式が成り立つそう です。 中性子 = 意識 = 調和 陽子 = 意志 = 愛 「ですから、原子核というのは、『意識』と『感情』、『意志』 と『愛』が結びついて構成されている。即ち愛と調和が、全ての 存在物の素になっている。これは地球上でいう全ての存在物です」 なんと、地球上の存在全ては「愛と調和」が素になっているのです。 だんだん何の本か分からなくなってきましたね。 このほかにも、電子の役割や、クォークの役割が説明されていま すが、ここでは割愛します。 ●では「3つの意識と意志」とは何でしょうか? ▽ここも、分かるように説明するととても長くなってしまうので、 簡単に解説します。カッコ内のアルファベットは宇宙語です。 一つ目の意識と意志というのは「顕在意識(DIKAG)」です。 二つ目の意識と意志とは心理学用語で言う潜在意識に近い状態の ものです。宇宙語では(FIK)です。 3つ目の意識と意志は「本質」であり、原子核の集合体(EXA PIECO) と言います。 原子核の集合体(EXA PIECO)というのは、日本語では『魂』という 言い方が一番近いかも知れませんが、かなり不正確なのだそうです。 この、原子核の集合体(EXA PIECO)は物体化していません。 「原子核の集合体(EXA PIECO)は肉体化していませんから、肉体が 終わったときにはいつでも離れて、時空間を自由に移動できるわ けです。これが『本質』であって、ボディ、人間の肉体はあくまで 借り物なのです。そして自然の法則の中で、宇宙の全ての存在物 には原子核の集合体(EXA PIECO)が存在しており、それらが皆スタ ディをしているのです」 私たちは、身体は本質なのではなく、身体は入れ物であって、 私たちは「本質」なのです。 分かりますか? 短い言葉で説明するのがとても難しいです。 この辺は、飯田史彦さんが提唱する「生きがい論」の中でも、同じ ことが言われています。 だから、「なるほど、そういうことか」と理解できたのですが、 いきなりこの本を読んだ方は、きっと全く理解できないと思います。 以上のような基礎的な話を素に、人間はどの様に生きるべきか、 顕在意識をどのようにコントロールすればよいのか、なぜ病気に なるのか、病気の治し方等々が説明されています。 このような、一般的に全く理解されていない内容をお伝えするのは 限られた字数内ではとても無理です。 最初は科学の解説本かと思っていたのですが、どうやら科学、 それも現代の地球では全く理解できない科学と私たちの意識を 結びつけて、人の生き方を説明している本です。 私個人としては、理解できない部分も多少ありますが、大枠は理解 できました。 未来の知識として知っておくことをお勧めします。 |
| 木を見る西洋人 森を見る東洋人思考の違いはいかにして生まれるか |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:木を見る西洋人森を見る東洋人 副題:思考の違いはいかにして生まれるか 著者:リチャード・E・ニスベット 出版:ダイヤモンド社 定価:2000円+税 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 序 章 世界に対する見方はひとつではない 第1章 古代ギリシア人と中国人は世界をどう捉えたか 第2章 思考の違いが生まれた社会的背景 第3章 西洋的な自己と東洋的な自己 第4章 目に映る世界のかたち 第5章 原因推測の研究から得られた証拠 第6章 世界は名詞の集まりか、動詞の集まりか 第7章 東洋人が論理を重視してこなかった理由 第8章 思考の本質が世界共通でないとしたら エピローグ われわれはどこへ向かうのか ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■□□ 勇気 :■□□□□ 豊かな心:□□□□□ おすすめ:■■■□□ この本は2004年6月に出版されています。 著者は、アメリカの大学で心理学の教授をしている人です。 心理学の世界では活躍している方です。 東洋と西洋、あまりにも漠然としたくくりですが、根本的に何か 違いがあるのでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)西洋人と東洋人の定義とは? 2)古代ギリシア人と中国人は世界をどうとらえたのか? 3)自己の考え方の違いとは? あまり、西洋人と付きあう機会がありませんが、知識として知って おきたいと思います。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)西洋人と東洋人の定義とは? 「私が東洋(東アジア)という場合には、中国及び中国文化に多大 な影響を受けた国々(主として日本と韓国)を想定している。 これらの国の人々は、場合に応じて『東アジア人』『東洋人』 『アジア人』などと略される」 「また、私が西洋人という場合には、ヨーロッパ文化に身を置く 人々を示す。ヨーロッパ系アメリカ人という場合には、アジア系 を除く、黒人、白人、ヒスパニック系のアメリカ人全てが含まれる」 「東アジア地域の多くの文化は、社会や政治のさまざまな面に おいて全体として互いに似通っているし、逆に西洋の国々とは 異なっている」 「この説明では東洋について多くの知識をもつ人を満足させるこ とはできないかもしれないが、しかし我慢して欲しい。無数の違い はあるにせよ、ある程度の一般化が妥当性をもつ場合もある」 2)古代ギリシア人と中国人は世界をどうとらえたのか? 「ギリシア人は他のどんな古代人よりも、そして実際のところ ほとんどの現代人よりも明確に、個人の『主体性』の観念を持っ ていた。それはすなわち、自分の人生を自分で選択したままに 生きるという考え方である。ギリシア人の幸福の定義には、制約 から解き放たれた人生を謳歌するという意味が含まれていた」 「ギリシアにおける主体性に対応する中国の概念といえば『調和』 である。中国では個人は何よりもまず、氏族や村落、そして家族 といった『集合体の一員』だった」 「中国の主たる道徳体系である『儒教』の本質は、主君と臣民、 親と子、兄と弟、友と友の間に存在する義務の集大成である」 3)自己の考え方の違いとは? 「西洋人は東洋人に比べて、自分を高く評価したり他者から高く 評価されたりすることについての関心が高い。アメリカ人が自分 について好意的にコメントする傾向は日本人よりもはるかに強い」 「これに対してアジア人は、たいていの側面で自分のことを低く 評価する。彼らは自分の長所をあまり多くあげないだけではなく、 自分に短所があることを主張したがる」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【お互いの性質を理解し、分かり合えるようになろう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●はじめに「西洋人と東洋人の定義」はどうなっているのでしょうか? ▽西洋人、東洋人と言っても、範囲があいまいです。 そこで、著者は以下のように定義しています。 「私が東洋(東アジア)という場合には、中国及び中国文化に多大 な影響を受けた国々(主として日本と韓国)を想定している。 これらの国の人々は、場合に応じて『東アジア人』『東洋人』 『アジア人』などと略される」 「また、私が西洋人という場合には、ヨーロッパ文化に身を置く 人々を示す。ヨーロッパ系アメリカ人という場合には、アジア系 を除く、黒人、白人、ヒスパニック系のアメリカ人全てが含まれる」 私はこのくくり方に少しばかり疑問を持ちました。 「東洋人といっても、中国、韓国、日本では思想や考え方が全然 違う」 そう思ったのですが、著者はそのことについても次のように説明 しています。 「東アジア地域の多くの文化は、社会や政治のさまざまな面に おいて全体として互いに似通っているし、逆に西洋の国々とは 異なっている」 「この説明では東洋について多くの知識をもつ人を満足させるこ とはできないかもしれないが、しかし我慢して欲しい。無数の違い はあるにせよ、ある程度の一般化が妥当性をもつ場合もある」 細かいことを言うと、私が感じているように、違う部分は多々あ ります。 しかし、もっと基本のレベルをみてみると、同じ部分がたくさん あるそうなのです。 そこを理解して、東洋人というくくりで読んでみます。 ●では「古代ギリシア人と中国人は世界をどうとらえた」のでしょ うか? ▽ここで言う、古代ギリシアと中国とは、2500年前のことを 示しています。 ここから、延々とその違いについて述べられていて、多少読むのに 疲れてしまったのですが、抜粋してお伝えします。 ▽最初に観念的な部分の話が出てきます。 著者は次のように言います。 「ギリシア人は他のどんな古代人よりも、そして実際のところ ほとんどの現代人よりも明確に、個人の『主体性』の観念を持っ ていた。それはすなわち、自分の人生を自分で選択したままに 生きるという考え方である。ギリシア人の幸福の定義には、制約 から解き放たれた人生を謳歌するという意味が含まれていた」 このころから、「個人」が大切にされてきたのですね。 また、このようなギリシア人の主体性の観念はまた、討論(ディ ベート)の伝統を盛り上げる刺激になったのだそうです。 「一介の市民が君主に討論を挑むことさえ可能だったし、ときには 聴衆を自分の側になびかせることもできたのである」 確かに、中国人や韓国人はどうか分かりませんが、日本人は討論 がへたくそだという話はよく聞きます。 そう言う私も、平常心で友人と激しく討論するなんてことはでき ないです。 ▽次に、古代中国人について、著者は次のように言います。 「ギリシアにおける主体性に対応する中国の概念といえば『調和』 である。中国では個人は何よりもまず、氏族や村落、そして家族 といった『集合体の一員』だった」 「中国の主たる道徳体系である『儒教』の本質は、主君と臣民、 親と子、兄と弟、友と友の間に存在する義務の集大成である」 古代中国にはギリシア人の考える「個人の自由」に相当する概念 はなかったそうです。 しかし、それを「束縛されている」とは思っていなかったのです。 中国人のことはあまりよく知りませんが、家族を大切にするとい う話はよく聞きます。 私には、古代ギリシアと古代中国の違いに驚くより、2500年 も前にできた観念が現在でも浸透している方が驚きです。 逆に、2500年も前に定着してしまったので今でも生きている のかもしれません。 ●では「自己の考え方の違い」とはどのような違いなのでしょうか? ▽ここでも、延々と西洋人と東洋人の違いについて述べられています。 抜粋してご紹介します。 著者は言います。 「西洋人は東洋人に比べて、自分を高く評価したり他者から高く 評価されたりすることについての関心が高い。アメリカ人が自分 について好意的にコメントする傾向は日本人よりもはるかに強い」 「これに対してアジア人は、たいていの側面で自分のことを低く 評価する。彼らは自分の長所をあまり多くあげないだけではなく、 自分に短所があることを主張したがる」 「集団に適応するためには、他者をいらだたせたり迷惑をかけた りするもとになるような自分の欠点は克服しなくてはならない」 アメリカ人とおつきあいしたことはないので良く分かりませんが、 確かに日本人は自分のことを謙遜する場合が多いです。 例えば、自己紹介する場合などでも、自分のすごいところを紹介 することはなかなかしません。 どちらかというと、「自分にはこんな欠点があります」と紹介し ます。 自慢話をする人もあまりいません。 聞く方も「自慢話かよ」ってなってしまいます。 ▽自分の家族を他人に紹介する場合も同じですね。 「うちの愚妻が」とか「我が家の愚息が」とか「できの悪い子ど もで」等、はよく聞きますね。 私も以前はそうでしたが、今は絶対に言いません。 かといってあまり自慢話もしないです。 自分のことを高く評価して話すというのは、勇気がいります。 聞く方も日本人だと、あまり良く受け取ってもらえません。 その点、子ども達の話を聞いていると、自慢話ばかりです。 自慢したそうなことをつついて聞いてみると、ニコニコしながら 話してくれます。 いくつぐらいから、自分のことを謙遜して表現するようになるの でしょうか? その点は西洋人の方が素直だと言えるかもしれませんね。 この本は、本文だけで254ページもあります。 そのほとんどが、西洋人と東洋人の違いについて述べられています。 従って、最初は興味深く「あるある」と思いながら読めるのですが、 全てを読むにはかなりの忍耐力を必要とします。 もし、西洋人とおつきあいするようになったら、この本を参照し つつ、理解したいと思います。 |
| 人生の意味を知るスピリチュアル・セルフ 「嫌いな自分」が奇跡を起こす |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:人生の意味を知るスピリチュアル・セルフ 副題:「嫌いな自分」が奇跡を起こす 著者:デビー・フォード 出版:ダイヤモンド社 定価:1600円+税 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 1 あなたのライフストーリーには人生の目的が秘められている 2 あなただけのための人生のレシピがある 3 与えられた贈り物に気づきなさい 4 なぜ否定的なストーリーにしがみついてしまうのか 5 自分の力の取り戻しかた 6 自分を受け入れ愛するためのプロセス 7 自分のストーリーと和解しなさい 8 自分にしかない長所を引きだしなさい 9 ライフストーリーの外で生きるということ 10 あなたの素晴らしさを解き放つストーリーの秘密 ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■□□ 勇気 :■■■□□ 豊かな心:■■□□□ おすすめ:■■■□□ この本は2004年1月に出版されています。 著者は大学で心理学を学んだ方で、現在は種類は分かりませんが コンサルタントをしています。 著書も何冊かあるようです。 自分の人生の意味を知りたいですね。 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)ライフストーリーとは? 2)人生の目的とは? この手の本の言いたいことはだいたい分かってきました。 何か新しいことが分かるでしょうか? 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)ライフストーリーとは? 「ある瞬間からあなたは、あなた自身もあなたに与えられた貴重 な資質も、世の中では安全でないと恐れ始めました。その神聖な 贈り物である資質を隠さなければ、悪用されたり、傷つけられたり、 奪われたりするのではないかと感じたのです」 「あなたは子どものような想像力を浸かって、それを隠しました。 さらに芝居の一幕をつくりあげ、ペルソナ(仮面)をつくりあげ、 ドラマを、物語をつくりあげました」 「何日も何ヶ月も何年もその大切な宝物を隠してきた結果、あな たは自分の作り出した物語(ライフストーリー)の方を信じるよ うになってしまったのです。秘密を隠そうとして作り出したペル ソナそのものになってしまったのです」 2)人生の目的とは? 「人生の目的を明らかにするには、物語とそこに隠された秘密が 必要なのです」 「ほとんどの人は物語のほうにあまりにも気をとられ、この世に おける神聖な目的があることを忘れてしまったのです。自分の過去 の痛みにしがみつくことと他人のせいにすることにあまりにも専念 しているために、それらの痛みの全てには目的があることに気が つかないのです」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【自分のライフストーリーについて考えてみよう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●はじめに「ライフストーリー」とは何でしょうか? ▽私たちは、生まれたときに完全な人間として生まれてきたそうです。 望むものも必要なものも全て作り出す能力を持っていたのです。 人生のある時点までは、自分に与えられた資質を知っていて、 この世に自分という人間は他にいない、唯一の存在であるという ことは分かっていました。人生のある時点までは... 「ある瞬間からあなたは、あなた自身もあなたに与えられた貴重 な資質も、世の中では安全でないと恐れ始めました。その神聖な 贈り物である資質を隠さなければ、悪用されたり、傷つけられたり、 奪われたりするのではないかと感じたのです」 「あなたは子どものような想像力を使って、それを隠しました。 さらに芝居の一幕をつくりあげ、ペルソナ(仮面)をつくりあげ、 ドラマを、物語をつくりあげました」 あなたは、その秘密を隠すのがとても上手だったのです。 著者は言います。 「何日も何ヶ月も何年もその大切な宝物を隠してきた結果、あな たは自分の作り出した物語(ライフストーリー)の方を信じるよ うになってしまったのです。秘密を隠そうとして作り出したペル ソナそのものになってしまったのです」 そのうちに、隠してしまった秘密が何だったのか、しかも、隠して しまったことすら忘れてしまったのです。 ▽何とも神秘的なお話ですが、実際そのようです。 人間には「自分の使命」を持って、しかも自分で計画した使命を 持ってこの世に生まれてきました。 これはどうやら間違いないようです。 そして、それは生まれた瞬間はどうやら覚えているようなのですが、 その後、育った環境のせいで忘れてしまうのです。 したがって、まだ小さな子ども時代にはまだ「自分の使命」を 覚えているため、それに近いことが行動に出るようです。 しかし、育ててくれた人や、周りの環境に影響されて、だんだん とその使命を忘れてしまうのです。 周りの環境に影響されて育った「仮の自分」を創ってしまうのです。 そして、気が付いたときには「自分の使命」があったことすら忘 れています。 著者は「仮の自分」のことを「ライフストーリー」と定義してい ます。 したがって、この本で言うライフストーリーとは偽物の物語の ことになります。 ▽言い方次第なのですが、私の考えでは、著者が言う「ライフストー リー」とは偽物などではなく、人生で学ぶべきことのスタート ラインのことだと思うのです。 人間は学習するためにこの世に生まれてきたのです。 生まれる前に自ら設計した「自分の使命」を果たすために、全く 何も分からない状態から学習するために、仮の自分を作り上げた のです。 だから、「自分の使命」が分からない状態こそが、スタートライン だと思うのです。 そこから、自分で学習していかなければならないのです。 自分で計画した「自分の使命」を見つけ出し、その使命を果た すこと。 これが私たちに課せられた課題だと思います。 ●では「人生の目的」とは何でしょうか? ▽これも、スピリチュアル系の本には必ず書いてあります。 著者は言います。 「人生の目的を明らかにするには、物語とそこに隠された秘密が 必要なのです」 一見むだに見える物語(ライフストーリー)には神聖な目的が あるそうです。 「ほとんどの人は物語のほうにあまりにも気をとられ、この世に おける神聖な目的があることを忘れてしまったのです。自分の過去 の痛みにしがみつくことと他人のせいにすることにあまりにも専念 しているために、それらの痛みの全てには目的があることに気が つかないのです」 著者は、物語に含まれる過去の痛みに人生の目的につながるヒント が隠されていると言うのです。 そして、それに気が付くことが大切だと。 ▽これについて、私もよく考えてみました。 しかし、著者のような痛みを伴うつらい過去を引きずっているわけ でもありません。(ちなみに著者の過去は大変なものです。一本の 小説になりそうな辛い過去があります) 確かに、つらい時期がなかったことはないですが、今になって思 えば、とてもいい思い出になっています。 「現在まで、満たされない思いをひきずっている」なんてことは ないような気がします。 両親には感謝しているし、特に恨みに思っている人物もいないし、 現在では、仕事に行くのもそんなに苦ではないし、家族にはそこ そこ満足しています。 「満たされない思い」というのがあるとすれば、「この世で何を するために生まれてきたのか」いわゆる「人生の目的」が分から ないことでしょうか。 もしかしたら「現在の生活を送る」ことが私の「人生の目的」 なのでしょうか? そうだとしたら、もう既に人生の目的を見つけていることになり ます。 「正解!」っていう言葉が欲しいですね。 本当はもっとお伝えしたいことがたくさんあったのですが、自分 のことについて書いていたら、かなり長くなってしまいました。 この本を極簡単に言うと、自分の辛い過去を癒し、そこから自分の 人生の目的を見つけましょうという本です。 癒すほどの辛い過去がない場合は、人生の目的は見つけられない のでしょうか? 難しいですね。 |
| 「愛」を決断するための心理学 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:「愛」を決断するための心理学 著者:秋山さと子 出版:KKベストセラーズ 定価:1100円 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 第1章 現代人の「愛」について−愛なき時代の“恋愛ゲーム” 第2章 異性を愛するということ−男と女の「愛」の世界 第3章 「愛」と「欲望」−愛の重みとセックスの軽さ 第4章 同性に対する愛とは?−人にはなぜ友情が必要なのか 第5章 肉親に対する愛−人はなぜ「家族」に縛られるのか 第6章 自分に対する愛−愛し愛される「自分」であるために ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■□□ 勇気 :■□□□□ 豊かな心:■■□□□ おすすめ:■■■□□ この本は1993年3月に出版されています。 著者は、結婚離婚を経て30歳を過ぎてから大学で仏教学を学び、 その土台の上に「ユング心理学」を学んだそうです。 その「ユング心理学」を日本に紹介した人なのだそうです。 愛にもいろいろな種類があります。 その愛が少しでも理解できれば良いと思います。 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)恋と愛の違いとは? 2)結婚すると恋愛は愛に変わるのか? 3)親子が自立できない支配・依存の関係とは? 恋と愛の違いって何でしょうね? 気になります。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)恋と愛の違いとは? 「『恋』は一時的で、かなり異常な心理で、理屈はつけられない ものですが、『愛』という場合には、もう少し普遍的な心理と言 えるでしょう。『愛』は理性でコントロールできるのですが、 『恋』は理性のコントロールができません」 「自分の意志から恋に陥るのではなく、ある日突然そうした感情 の嵐に巻き込まれるといったものです。しかも、ある日気がつい てみたら、相手に対するそんな激しい感情が醒めていたというも のでもあるのです」 「自分の中から起こってくる感情でありながら、まるで外から 強制的にそんな感情にさせられるといった感じなのです」 「『恋』は長年の付き合いで積み上げることができないと言えます。 それに対して、『愛』はある程度自分でコントロールして育てる ことができます。つまり『愛』は積み上げることができるのです」 2)結婚すると恋愛は愛に変わるのか? 「『恋愛には必ず終わりがくる』ということは、どんなに情熱的 な恋愛であっても、避けられないことです」 「恋愛の帰結の一つの形態が結婚ということができます」 「結婚すると恋愛は愛に変わるのか」と言われると、変わらざる をえないということです。 3)親子が自立できない支配・依存の関係とは? 「日本では、いくつになっても母親や家族に縛られているケース というのは多いものです」 「息子が一人暮らしをしていると、母親が、父親を置いて息子の 世話のために地方から上京して、息子と一緒に暮らして息子の世話 をしているといった話もよく聞きます」 「心理的に密着しているということと、愛情とを錯覚しているの です」 「依存することは、相手に支配されることになります。依存する 側は甘えずにはいられないし、支配する側は相手から依存されな ければいらいらすることになり、相手を縛ることになります。 親子の間でこの支配・依存の関係が続いていると、いつまでたっ てもお互いに自立できないのです」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【愛されるよりも、たくさん愛そう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●はじめに「恋と愛の違い」とは何でしょうか? ▽一口に愛といっても、いろいろな愛の形態があります。 例えば、「神の愛、人類への愛、師弟愛、親子愛、友情、動物に 対する愛、物に対する愛、祖国愛等々」愛の形態はたくさんあり ます。 ここでは、異性間の愛について考えてみます。 ▽著者は次のように言います。 「『恋』は一時的で、かなり異常な心理で、理屈はつけられない ものですが、『愛』という場合には、もう少し普遍的な心理と言 えるでしょう。『愛』は理性でコントロールできるのですが、 『恋』は理性のコントロールができません」 「自分の意志から恋に陥るのではなく、ある日突然そうした感情 の嵐に巻き込まれるといったものです。しかも、ある日気がつい てみたら、相手に対するそんな激しい感情が醒めていたというも のでもあるのです」 「自分の中から起こってくる感情でありながら、まるで外から 強制的にそんな感情にさせられるといった感じなのです」 皆さん、自分の過去(もしかしたら現在)を思い出してみましょう。 「恋」とは自分でコントロールができるものではないのです。 「愛」のように、「もっと人を愛そう」等といった感覚がないの です。 「恋の嵐」という言葉がぴったりくるかもしれません。 私の感覚から言うと、愛とは対象となる人を「いたわる気持ち」 「大切にしたい気持ち」が存在します。 しかし、「恋」とは確かに相手がいるのですが、中心は「自分」 なのです。 「自分さえよければ」という気持ちはあまり感じないかもしれま せんが、「いたわる気持ち」や「大切にしたい気持ち」はあまり 無いと思います。 ストーカーというのも変形した「恋」なのではないでしょうか。 自分ではコントロールできない状態ですし、「いたわる気持ち」や 「大切にしたい気持ち」も感じられません。 「恋している人」と「ストーカー」を一緒にしてしまっては、 純粋に恋している人に申し訳ないです。 でも、心理的には同じだと思います。 著者は言います。 「『恋』は長年の付き合いで積み上げることができないと言えます。 それに対して、『愛』はある程度自分でコントロールして育てる ことができます。つまり『愛』は積み上げることができるのです」 確かにそうですね。 愛する方が自分の人間性を高めることができそうです。 ●では「結婚すると恋愛は愛に変わる」のでしょうか? ▽著者は次のように言います。 「『恋愛には必ず終わりがくる』ということは、どんなに情熱的 な恋愛であっても、避けられないことです」 では「恋愛」と「結婚」はどう結びつくのでしょうか? 「恋愛の帰結の一つの形態が結婚ということができます」 と著者は言います。 恋愛は遅かれ早かれ醒めてしまうものなのです。 したがって、恋愛関係のまま、つまり二人とも舞い上がったまま 結婚生活に入ると、結婚生活をしたままいずれは恋愛関係が醒め てしまいます。 問題はそこからです。 そこから、「相手を愛そう」という感情が出てこなければ離婚す るか、最悪の場合、相手を愛することもなく結婚生活を続けるこ とになってしまいます。 また、結婚する前にある期間一緒に暮らしてみる、いわゆる同棲 してみるというのも一つの手段ではないかと思います。 その期間に、相手に対する感情が「恋愛」から「愛」にかわれば 結婚すればいいし、「愛」が育たなければ分かれればいいと思う のです。 「結婚すると恋愛は愛に変わるのか」と言われると、変わらざる をえないということです。 愛に変わらなければ、結婚生活は基本的には続けられないのでは ないでしょうか? 個人的な話で申し訳ありませんが... やっぱりやめときます。 ●では「親子が自立できない支配・依存の関係」とはどのような ものなのでしょうか? ▽著者は言います。 「日本では、いくつになっても母親や家族に縛られているケース というのは多いものです」 「息子が一人暮らしをしていると、母親が、父親を置いて息子の 世話のために地方から上京して、息子と一緒に暮らして息子の世話 をしているといった話もよく聞きます」 こういうのはよくある話なんでしょうか? いわゆるマザコンですね。 また、経済的には自立していても、さらに結婚しても、親から 心理的に自立していないのです。 このような関係は、お互いに心理的に密着した「依存関係」なの だそうです。 「心理的に密着しているということと、愛情とを錯覚しているの です」 特に現代の日本男性は、外国に比べて母親に密着している場合が 多いそうです。 関係が疎遠になるのは極端だと思いますが、中学・高校生くらい になったら、親離れ、子離れするべきだと思います。 著者は次のように言います。 「依存することは、相手に支配されることになります。依存する 側は甘えずにはいられないし、支配する側は相手から依存されな ければいらいらすることになり、相手を縛ることになります。 親子の間でこの支配・依存の関係が続いていると、いつまでたっ てもお互いに自立できないのです」 このような男性と結婚した女性はかわいそうかもしれません。 結婚してしまうと、基本的には「恋愛」しなくなってしまいます。 「恋愛」とは別の何かが形成されるのです。 それが「愛」だと思うのです。 「いたわる気持ち」や「大切にしたい気持ち」を大切に育ててい けば、結婚生活を楽しくすることができるのではないかと思います。 子どもができると、また別の何かが形成されます。 それも「愛」だと思うのです。 このようなことは結婚してみないと分からないかも知れません。 でも大丈夫。 人類はそうやって今まで生き延びてきたのです。 |