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| 社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった 副題:そうか、「働くこと」「教えること」「本当のサービス」っ てこういうことなんだ! 著者:香取貴信 出版:こう書房 定価:1200円+税 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 第1章 「働く」って、こういうことなんだ 第2章 「教える」って、どういうことなんだろう 第3章 「本当のサービス」って、なんだろう 第4章 テーマパークはいろいろなことを教えてくれる ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■□□ 勇気 :■□□□□ 豊かな心:■■■■□ おすすめ:■■■■□ この本は2002年5月に出版されています。 ネットで調べてみると10万部以上売れているそうです。 著者は、高校生の頃からアルバイトでディズニーランドで働いて いた方で、現在は、レジャー施設等の現場運営コンサルティング を行う会社にいるそうです。 先日、ディズニーランドに行ってきたばかりです。 現場スタッフの話も気になります。 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)怒ると叱るの違いは? 2)「教える」とはどういうことなのか? 「怒る、叱る、教える」は社会人の基礎でもありますが、それらの 基礎が全くできていないのが社会人でもあります。 その辺りのことを気にしながら読んでみたいと思います。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)怒ると叱るの違いは? 「いま振り返ってみると、それまで『怒られる』ことは何度と無く ありましたが、徹底的に『叱られる』という経験をしたのは、 これがはじめてだったと思います」 「感情にまかせて『怒られる』のには慣れています。そんなときは、 相手の感情がおさまるまで、黙って下を向いていればすみます」 「でも『叱る』は、ちょっと違うと思うのです。多分、相手と同じ 目線で、本気で相手を正していく、そして相手が答えを出すまで 終わらない、そういうことだと思います」 2)「教える」とはどういうことなのか? 「チームの中には、嫌われ役は必要なんだよ。とくにリーダーに はね。でも、嫌われ者になったらダメなんだよ」 「いいづらいと思ったら、そのとき自分がどう思われるかより、 『チームが最高の力を発揮するためには』って考えること」 「そして、指導や注意をするときには個別に行うこと。間違っても、 みんなの前でさらすようなことはしない。その代わり、誉めるとき は全員の前で、これでもかってぐらい誉めるんだよ」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【叱るを家庭で実践しよう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●はじめに「怒ると叱るの違い」とは何でしょうか? ▽著者がディズニーランドでアルバイトを始めて1年が経過した頃、 新規スタッフに仕事を教えていました。 そして、仕事を終え終礼の時、新人スタッフの自己紹介をふざけ て聴いていた著者に、上司が真剣になって叱ります。 「いま振り返ってみると、それまで『怒られる』ことは何度と無く ありましたが、徹底的に『叱られる』という経験をしたのは、 これがはじめてだったと思います」 「感情にまかせて『怒られる』のには慣れています。そんなときは、 相手の感情がおさまるまで、黙って下を向いていればすみます」 「でも『叱る』は、ちょっと違うと思うのです。多分、相手と同じ 目線で、本気で相手を正していく、そして相手が答えを出すまで 終わらない、そういうことだと思います」 私自身、仕事上で「怒る」とか「叱る」とかあまりしたことがあ りません。 現在の職場は、周りは違う会社の人たちがほとんどなので、立場上 怒るとか叱るとかしません。 あくまでも丁寧に指導するだけです。 以前務めていた会社で、瞬間湯沸かし器のような上司がいて、 ねちねちした「怒り」を延々とぶつけられたことが何度もあります。 あまり長い(30分とか1時間とか)時間怒られているので、 途中で何のために怒られているのか忘れてしまったり、話を全く 聞いていなかったりとかあって、さらに怒りをあおるというよう なことが何回もありました。 今でも、何で怒られていたのか、何の話をしていたのか、全く 覚えていません。 著者はこのような「怒り」をぶつけるだけの指導はいけないと 言っているのです。 私は普段、会社では「叱る」ことがないので、感覚が難しそうです。 ●では「教える」とはどういうことなのでしょうか? ▽著者がある部署の責任者になったとき、自分の部下に対して、 髪型等の身だしなみのことを注意することができませんでした。 すると、著者が担当する部署に色々なことが起き始めます。 髪の毛の色が少しだけ茶色になってきたり、イヤリングが規定の 形と違っていたり、伝達ミスが多くなったり、出勤率も下がって きたり... 著者は悩みます。 注意しなければならないのは解るのですが、注意すると嫌われる のではないかと思っているのです。 そして、上司に相談します。すると、次のように言われます。 「チームの中には、嫌われ役は必要なんだよ。とくにリーダーに はね。でも、嫌われ者になったらダメなんだよ」 厳しくても、みんなに尊敬されなくてはならないのです。 これは難しそうです。 「いいづらいと思ったら、そのとき自分がどう思われるかより、 『チームが最高の力を発揮するためには』って考えること」 「そして、指導や注意をするときには個別に行うこと。間違っても、 みんなの前でさらすようなことはしない。その代わり、誉めるとき は全員の前で、これでもかってぐらい誉めるんだよ」 普通の会社だと、だいたい他人に厳しい上司は尊敬されていません。 他人に厳しい人は、自分に甘い人が多いのです。 これができるようになったら、すばらしい会社になると思います。 最初、読む前はあまり期待していませんでした。 しかし、ディズニーランドに来る客の色々な事情、そこで働く スタッフの努力、客に対する思い等を知り、とても感動しました。 この本を読んでいると、ディズニーランドでスタッフとして働く ことは、とてもすばらしい「コーチング」を受けているのと同じ ような気がします。 |
| 「さびしさ」にメゲない心理学―精神科医が語る「孤独」とうまくつきあう方法 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:「さびしさ」にメゲない心理学 副題:精神科医が語る「孤独」とうまくつきあう方法 著者:町沢静夫 出版:角川春樹事務所 定価:1600円+税 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 第1章 ひとりでいることが恐い若者たち 第2章 人はなぜ孤独に弱いのか 第3章 孤独に耐えられないタイプの人たち 第4章 閉じこもり、「ひとり」を選ぶ少年たち 第5章 家族の中にいてもさびしい 第6章 学校、職場で孤立する人たち 第7章 さびしさからの逃避 第8章 さびしさに負けずに生きるために ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■□□ 勇気 :■■□□□ 豊かな心:■□□□□ おすすめ:■■■□□ この本は2000年5月に出版されています。 著者は、精神科医であり、「特に思春期、青年期に多い人格障害 や不登校など、思春期問題の研究と治療には定評がある」と紹介 されています。 この本で言う「孤独」とはどのようなものなのでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)ランチメイト症候群とは何? 2)人はなぜ孤独に弱いのか? 3)孤独に耐えられないタイプの人たちとは? 「家族の中にいても寂しい」とは、いったいどのような状況なの でしょうか? その辺を読んでみたいと思います。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)ランチメイト症候群とは何? 「今の若い人たちは、孤独を非常に恐れています。たとえ、みんな の中にいても、そうなのです。むしろ、ひとりでいるよりも仲間の 中で、孤独になることを恐れるのです」 「驚いたことには、小学生から大学生、OLまでもが、食事のとき に一緒に食べる人がいないと、恥ずかしいと感じています。私は そうした彼らの心理を『ランチメイト症候群』と呼んでいます」 「彼らはひとりで食事をとることを『あいつには友達がいない』 『あいるは嫌われているからひとりなんだ』『あいつはダサイから ひとりなんだ』と周囲から思われ、非難されているととらえてい るのです」 2)人はなぜ孤独に弱いのか? 「基本的に人は孤独に弱いといえます。それは生物学的に考えて みても当然なのです。角のような武器も持っておらず、皮膚もむき 出しで、体毛が体を守っているわけでもありません。自分で道具 を作り出し、その道具以外は、自分を守るものはありません」 「そこで、ヒトという動物は必ず集団を組まないと生きられない ので、発生学的には人間は孤独に弱くできているのです」 3)孤独に耐えられないタイプの人たちとは? 「演技性人格の人は、いつも人に囲まれていないと我慢できず、 いつも人からほめられないと我慢できません。そして、いつも 自己主張して、たいした内容でもないものを感情的にオーバーに 言います」 「演技性人格の人は、ある一定期間は人をひきつけておくことは 上手いのですが、だんだんと人から去られることになりやすいの です。そして、自分に注意が向かなくなると、まさに孤独でさび しくて仕方がない状況になってしまいます」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【孤独を大切にしよう。知的作業には孤独が必要だ】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●はじめに「ランチメイト症候群」とは何でしょうか? ▽「ランチメイト症候群」については、この本の最初に書かれてい ます。 著者は次のように言います。 「今の若い人たちは、孤独を非常に恐れています。たとえ、みんな の中にいても、そうなのです。むしろ、ひとりでいるよりも仲間の 中で、孤独になることを恐れるのです」 「驚いたことには、小学生から大学生、OLまでもが、食事のとき に一緒に食べる人がいないと、恥ずかしいと感じています。私は そうした彼らの心理を『ランチメイト症候群』と呼んでいます」 「仲間の中で孤独になる」とはどのような状態なのでしょうか? しかも、それが「恥ずかしい」とはどういうことでしょうか? どうやら、ひとりで食事をとることを「他人にどう見られているか」 を気にしているようです。 「彼らはひとりで食事をとることを『あいつには友達がいない』 『あいるは嫌われているからひとりなんだ』『あいつはダサイから ひとりなんだ』と周囲から思われ、非難されているととらえてい るのです」 結局は「他人の心の中」が気になるのです。 こんなもの気にしたところで、自分でコントロールすることはで きないのに... これは、年齢的なものもあると思います。 私自身のことをお話しすると、昼はお弁当屋さんの弁当を自分の 机の上で食べています。 音楽やセミナーCD等を聞きながら、窓の外をながめつつ、いろ いろと思想にふけっています。 これがまた、いろいろ考えることができて、そこそこ楽しいです。 これが20分くらい。 その後、机の上で音楽を聴きながら、10分〜20分くらい本を 読みます。 すると、猛烈に眠くなってくるので、20分〜30分くらい昼寝 をします。 昼寝をすることで、午後からスッキリ仕事ができるようになります。 こう見てみると、孤独ですね(笑) でも、これを邪魔されると気分が悪いです。 家庭を持っている社会人は「孤独」になれる時間と場所はそうそう ありません。 だから、昼休みの時間はとても貴重です。 「恥ずかしい」とか考えている暇はありません。 高校生の時や専門学校に通っているときも、昼休みは一人もしくは、 二人で弁当を食べていたような記憶があります。 昔から「孤独」に強かったのでしょうか? 「中学生や高校生でも、一緒に食べる相手がいない場合は、図書館 で隠れてひとりで食べたりします。極端になると、ひとりで食べ ている姿を見られるのがいやで、トイレのボックスの中で食べた りします」 他人は、自分が思っているほど、人のことは考えていないです。 気にしなければいいと思います。 ●では「人はなぜ孤独に弱い」のでしょうか? ▽著者は次のように言います。 「基本的に人は孤独に弱いといえます。それは生物学的に考えて みても当然なのです。角のような武器も持っておらず、皮膚もむき 出しで、体毛が体を守っているわけでもありません。自分で道具 を作り出し、その道具以外は、自分を守るものはありません」 「そこで、ヒトという動物は必ず集団を組まないと生きられない ので、発生学的には人間は孤独に弱くできているのです」 人は根本的に孤独では生きられないようです。 現在では獣に襲われる心配も無いので、孤独を恐れる必要は無い はずなのです。 それでも、人間は孤独に弱いのです。 それは、遺伝子の中に「孤独は危険」と組み込まれているからで しょうか。 ●次に「孤独に耐えられないタイプの人たち」とはどのような人た ちなのでしょうか? ▽ここでは、いろいろな孤独に耐えられないタイプの人たちが紹介 されています。 その中で「もっとも孤独に弱い」のは、「演技性人格」の人なの だそうです。 「演技性人格の人は、いつも人に囲まれていないと我慢できず、 いつも人からほめられないと我慢できません。そして、いつも 自己主張して、たいした内容でもないものを感情的にオーバーに 言います」 「いるいる!」と思った人もおられるのではないかと思います。 また、演技性人格の人は、人を惹きつけることが上手いそうです。 スターになるような人たちは、多かれ少なかれ、この演技性人格 の要素を持ってるそうです。 ただし、演技性人格の人は、人から注目されなくなると「うつ病」 などのになるのです。 「演技性人格の人は、ある一定期間は人をひきつけておくことは 上手いのですが、だんだんと人から去られることになりやすいの です。そして、自分に注意が向かなくなると、まさに孤独でさび しくて仕方がない状況になってしまいます」 私には、この性格は全くありません。少し安心です。 この本には、現代の社会問題の根源がたくさん説明されています。 人と群れていても、心は孤独という状況なのです。 家庭持ちの私個人の意見としては「孤独は大切」です。 家の中で孤独になれるのは、朝4時から6時までの約2時間と、 トイレしかありません。 |
| 人生計画の立て方 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:人生設計の秘訣 著者:本多静六 出版:実業之日本社 定価:880円 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 第一章 人生計画の立て方 人生にはなぜ計画が必要か 私の第一次「人生計画」 理想はさらに理想を生む 私の第二次「人生計画」 第二章 人生計画の立て方・進め方 実際に即した立案と実行 計画実現に望ましい生活態度 学校の選び方と進み方 自信を植え付ける法 職業はどう選ぶ 教練期から勤労期へ 第三章 我等いかに生くべきか 生活安定への道 結婚はどうしたらよいか 世のため人のために尽くす法 老後に考えねばならぬこと 楽老期をどう過すか 付録 新人生訓早分かり ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■■□ 勇気 :■□□□□ 豊かな心:□□□□□ おすすめ:■■■■□ この本は、「昭和26年発行の『人生計画の立て方』を元に新稿 を加えたもの」と書かれています。 昭和53年9月が初版となっています。 現在は、「人生計画の立て方」として、同じ実業之日本社から、 新装版として出版されています。 長く読まれている本です。 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)人生計画の立て方、進め方とは? 二十歳の頃に「この本と出会っていたら」と思います。 今からでも遅くはないでしょう。きっと。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)人生計画の立て方、進め方とは? 著者は二十年を一期とし、これを前後十年宛ての二期に分け、 さらにそれを半分にして、まず五年間の具体的計画を立てなさい と言っています。 二十年の最初の五年間の具体的計画を立て、残りの十五年は大綱 つまり、おおざっぱに決めていいそうです。 この五年間を、今度は一年ずつに分けます。 そして、今度は各月毎の行事に分析、配列していきます。 そうして、最後は、月々の実行案を日々の予定欄に案配される ことによって、あとはもう、実践するだけなのです。 日ごとの仕事の量は、実行可能な範囲で自分の力量より少し高く 見積もるのがコツのようです。 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【もう一度、人生設計を立ててみよう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●はじめに「人生計画の立て方、進め方」とはどのようなものなの でしょうか? ▽著者は人生計画の心構えとして次のように言います。 「いかな立派な人生計画でも、実現不可能なものでは、しょせん あってなきに等しい。実現可能性のあることが、絶対第一条件だ」 夢見がちな私にとっては耳が痛い指摘です。 でも、どこまでが自分の実現可能なことなのかやってみないと 分からないような気もします。 著者は、新しく人生計画を立てようとする人のために、最も必要 な五要素を提示しています。 1.正しい科学的人生観に徹すること。 2.どこまでも明るい希望をもつこと。 3.なるべく遠大な計画を立てること。高遠雄大な希望を抱いて 前途の大方針を仰ぎ、伏して心を静め、自信の足下を見つめて、 現在の実力、境遇に応じ、順次下方より確実な一歩一歩を 真面目に築き上げていくこと。 4.人生計画は、焦らず、休まず、怠らず、日にあらたなる努力 精進をもって、終局において必ず大成するよう、拙速、僥倖、 場当たり、投機などの危険をいささかも含めぬこと。 5.人間はしょせん「時代の児」であるから、計画も含めて科学的 な進歩と社会発展の線に沿わしめること。 すごいですね。 このような心構えで人生計画を立てている人は、どのくらいいる のでしょうか? もしかして、行き当たりばったりの人生を送っているのは私だけ かもしれません。 ▽では、実際の計画の立て方はどうすれば良いのでしょうか? 著者は次のように説明します。 「今後の十年、二十年を大観した上で、これを一期とみるのがいい」 著者は二十年を一期とし、これを前後十年宛ての二期に分け、 さらにそれを半分にして、まず五年間の具体的計画を立てなさい と言っています。 二十年の最初の五年間の具体的計画を立て、残りの十五年は大綱 つまり、おおざっぱに決めていいそうです。 この五年間を、今度は一年ずつに分けます。 そして、今度は各月毎の行事に分析、配列していきます。 そうして、最後は、月々の実行案を日々の予定欄に案配される ことによって、あとはもう、実践するだけなのです。 日ごとの仕事の量は、実行可能な範囲で自分の力量より少し高く 見積もるのがコツのようです。 私は、いろいろ計画を立てたことも何度となくありますが、この ように淡々と計画通りに進んだことがありません。 だいたい、どこかで予想外の出来事が起こり、それにつまづき、 予定が大幅に狂ってしまい、最後には計画を投げ出すようなこと になります。 「もちろん、最初はかなり意識的な努力を必要とする」 やはりそうですよね。 どうやら、意識的な努力をする前にあきらめていたようです。 ▽また、著者は計画実現に望ましい生活態度として「処世九則」を あげています。 簡単に紹介します。 1.常に心を快活に持すること 2.専心その業に励むこと 3.功は人に譲り、責はみずから負うこと 4.善を称し悪を問わないこと 5.本業に妨げなき好機はいやしくも逸しないこと 6.常に普通収入の四分の一と臨時収入の全部を貯えること 7.人から受けた恩は必ず返すこと 8.人事を尽くして時節を待つこと 9.原則として個人的に金銭貸借を行わぬこと 人として当たり前のようなことですが、「できてますか?」と 言われると、恥ずかしながらできてないです。 特に6番の「収入の四分の一」を蓄財し...は、現状の生活から 考えると不可能です。 最初から、つまり社会人になって初めから、収入の四分の一を 蓄財していたら、今もできていたかもしれません。 でも、今から収入の四分の一を蓄財すると、ご飯が食べられなく なります(笑) 何らかの計画を立て、それを着実に実行していくのは、とても 苦手です。 仕事では計画を立てるのに、なぜ人生設計は計画を立てられない のでしょう? もう一度、この本に習って人生計画を立ててみます。 |
| 千円札は拾うな。 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:千円札は拾うな。 著者:安田佳生 出版:サンマーク出版 定価:1200円+税 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 1章 成果を生み出す「時間」のとらえ方 〜時間の常識はゴミ箱へ 2章 利益をもたらす「お金」の上手な使い方 〜お金の常識はゴミ箱へ 3章 大成する「いい男」「いい人材」の見抜き方 〜人を見る目の常識はゴミ箱へ 4章 トレンドを捨て、「本質」を貫く考え方 〜常識を捨てる勇気ある決断 ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■□□ 勇気 :■■□□□ 豊かな心:□□□□□ おすすめ:■■■□□ この本は2006年1月に出版されています。 著者は、累計35万部を超えるベストセラーとなった『採用の超 プロが教える〜』シリーズを書いた方です。 ただし、この本がどのくらい売れているかは分かりません。 2006年3月時点で第8刷発行となっているので、そこそこ 売れているようです。 大きな本屋さんに行くと、まだレジ前に平積みしてあります。 「採用の超プロが教える」シリーズは面白かった記憶があります。 今回も期待できそうです。 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)「千円札は拾うな」とはどういうことか? 2)お金の上手な使い方とは? 3)リスクの本当の意味とは? もし、千円札が落ちていたら絶対拾ってしまう私としては、なぜ 拾ってはいけないのか、知りたいです。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)「千円札は拾うな」とはどういうことか? 「千円札を拾うと目線が下がり、他の物が見えなくなるから。 その証拠に成功して金持ちになった人は千円札を拾いません。 いや、千円札を拾わない人が金持ちになるのだと言えます」 「成功する人が千円札を拾わない理由。それは、彼らには、千円札 よりもはるかに価値のあるものが見えているからです」 「千円札と一万円札が両方落ちていて、千円札の方を拾うのは よほどの変わり者です」 「しかし、現実にはそのような変わり者が、日常生活や仕事の 場面でたくさんいるのです。彼らは『千円札』に固執するばかりに、 すぐ横に落ちているもっと価値のあるものに気が付いていない」 2)お金の上手な使い方とは? 「通帳の金額が年々増えていくのを楽しみにしている人というのは 多いようだが、その数字がいくら大きくなっても、財産がいくら 増えても、それだけではその人の生活は豊かにならない」 「預金通帳の数字というのは『何かをすることができる権利』 だからだ。権利は行使しなければ意味がない」 「本当に豊かな生活を送っている人というのは、預金高の高い人 ではなく、キャッシュフローの多い人、つまり持てる権利を十二分 に行使している人のことなのだ」 「人が生きていく上で必要なのは、お金そのものではない。必要 なときに必要なお金を作り出すことのできる能力を身につけるこ とである」 「だからお金は、貯金をするよりも、能力を身につける事に使った 方がはるかに生きた使い方だと言える」 3)リスクの本当の意味とは? 「起業がリスクを伴うと考えている人の多くは、起業をしなければ リスクがない、もしくはリスクが減ると感じているようだが、 それは大きな間違いである」 「よく言われるように、起業するから、独立するから、リスクが 生じるのではない。どんな人生の、どんな状況に置いても、私たち はリスクと無縁ではいられないのである」 「逃げずにリスクに立ち向かい、すばやい決断を下す。それが最大 のリスクヘッジなのである」 「人生において最も大きなリスク。それは、周囲の人の常識に 流されて、本当のリスクを自覚しないまま生きていくことだ」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【人生のリスクを考えてみよう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●始めに「千円札は拾うな」とはどういうことなのでしょうか? ▽著者は、本書の冒頭で次のように質問しています。 「目の前に千円札が落ちていたら、あなたはどうしますか。一目 散に駆け寄って拾いますか?気になりつつ通り過ぎますか?それ とも、気にも留めずに素通りしますか?」 どうします? 私なら、一目散に駆け寄らず、落ち着いて拾います。 絶対に拾います。そして、警察に... では、なぜ千円札を拾ってはいけないのでしょうか? 著者は次のように言います。 「千円札を拾うと目線が下がり、他の物が見えなくなるから。 その証拠に成功して金持ちになった人は千円札を拾いません。 いや、千円札を拾わない人が金持ちになるのだと言えます」 「成功する人が千円札を拾わない理由。それは、彼らには、千円札 よりもはるかに価値のあるものが見えているからです」 比較する対象が違っていて、少し分かりづらいです。 千円札と一万円札が落ちていたとして、片方しか拾えないとしたら らどうします? 間違いなく一万円札を拾いますね。 「千円札と一万円札が両方落ちていて、千円札の方を拾うのは よほどの変わり者です」 「しかし、現実にはそのような変わり者が、日常生活や仕事の 場面でたくさんいるのです。彼らは『千円札』に固執するばかりに、 すぐ横に落ちているもっと価値のあるものに気が付いていない」 価値のあるものとは、もしかしたら自分の家の中にあるかもしれ ません。 しかし、それは一見ただの石ころにしか見えないのですが、磨けば 光るダイヤの原石だったりします。 その石ころとは「価値のある情報」のことなのだそうです。 ▽ビジネスで成功した人の書いた本を読むと、同じようなことが 書いてあります。 儲かることなどいくらでもあるのに、なぜみんなやらないの? 世の中は、お金の流れがたくさん見える人と、全く見えない人に 分かれています。 お金の流れが見える人は、著者のように言うのです。 「お金の流れをつかみなさい」と。 でも、お金の流れが見えていない人にしてみると、何のことを 言っているのか全然理解できません。 もちろん、私にはお金の流れが見えていません(笑) お金の流れを見ることができるように、日々いろいろなことに 注意を払っているのですが、なかなか見えてきません。 ●では「お金の上手な使い方」とはどのようなことなのでしょう? ▽著者は次のように言います。 「通帳の金額が年々増えていくのを楽しみにしている人というのは 多いようだが、その数字がいくら大きくなっても、財産がいくら 増えても、それだけではその人の生活は豊かにならない」 「預金通帳の数字というのは『何かをすることができる権利』 だからだ。権利は行使しなければ意味がない」 「本当に豊かな生活を送っている人というのは、預金高の高い人 ではなく、キャッシュフローの多い人、つまり持てる権利を十二分 に行使している人のことなのだ」 よく、「株で儲けている人」というのを聞きます。 でも、よくよく話を聞いてみると、株の売買で儲けたお金は再度、 株の購入に投資しています。 つまり、自分のためには使っていないのです。 そして、再投資された株は下がり、詳しく話を聞いてみると、 儲けているわけではなく、「儲けたこともあった」という話にな ります。 著者は、豊かな生活とはお金を使うことだと言っているのです。 そして、次のように言います。 「人が生きていく上で必要なのは、お金そのものではない。必要 なときに必要なお金を作り出すことのできる能力を身につけるこ とである」 「だからお金は、貯金をするよりも、能力を身につける事に使った 方がはるかに生きた使い方だと言える」 要するに著者は「お金を貯めるよりは、自己投資しなさい」と 言っているのです。 ●次に「リスクの本当の意味」とはどのようなことなのでしょうか? ▽ビジネスで成功している人の話を聞くと、だいたいの方は苦労 している方が多いです。 そのような苦労話を聞いて、起業したことがない人は「起業には リスクがつきものだ」と考えてしまいます。 しかし著者は、次のようにいいます。 「それは確かに間違いではない。起業にはリスクが伴う」 「起業がリスクを伴うと考えている人の多くは、起業をしなければ リスクがない、もしくはリスクが減ると感じているようだが、 それは大きな間違いである」 「よく言われるように、起業するから、独立するから、リスクが 生じるのではない。どんな人生の、どんな状況に置いても、私たち はリスクと無縁ではいられないのである」 言われてみればそうですよね。 大きな会社に勤めていたとしても、リストラされることもあるし、 会社が倒産する場合もあるのです。 そう考えると何をしていても安心はできないです。 人は生きている限り絶対にリスクからのがれることはできないの です。 ▽では、そのリスクを回避する方法はあるのでしょうか? 著者は次のように言います。 「逃げずにリスクに立ち向かい、すばやい決断を下す。それが最大 のリスクヘッジなのである」 「人生において最も大きなリスク。それは、周囲の人の常識に 流されて、本当のリスクを自覚しないまま生きていくことだ」 言いたいことは分かります。 分かりますが、なかなか決断を下せないのが人間なのです。 決断を下せない人たちがいるので、会社が成り立っているという のもあると思います。 私自身は、決断をしようとしているのですが、なかなかね... 本のジャンル的には「成功法則の本」です。 そして、内容的にも目新しいものはあまりありません。 ただ、著者の会社の社員になると、いろいろと楽しいことが待って いそうです。 |
| 自分を磨く方法 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:自分を磨く方法 著者:アレクサンダー・ロックハート 出版:ディスカヴァー・トゥエンティワン 定価:1300円+税 購入:ブックオフで700円 ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── たくさんあるので、抜粋して記載します。 1 自分を信じる 2 言い訳をしない 3 行動を起こす 11 粘り強く挑む 12 逆境に立ち向かう 13 怒りをコントロールする 21 欲をかきすぎない 22 自分を過小評価しない 23 間違いに固執しない … ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■■□ 勇気 :■■■■□ 豊かな心:■■■□□ おすすめ:■■■■□ この本は2005年8月に出版されています。 ネットで調べてみると、30万部を突破しているようです。 私が手にした本も2006年2月時点で第13刷となっています。 売れているようです。 著者は、作家であり個人の成長について数多くの著述活動を行って いると紹介されています。 私自信、自分を磨いている最中です。 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)怒りをコントロールするには? 2)人格を高めるためには? 3)今の自分に足りないことは? 怒りをコントロールすると、幸せな人生を送ることができそうです。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)怒りをコントロールするには? 「怒りを紙に書き出すことは、心の中の緊張を解きほぐす有効な 方法だ」 「他人の言動に怒りをぶちまける前に、『こんなことに腹を立てて 何の得になるのか?』と自問しよう」 「怒りを感じたときは、『怒りを一瞬こらえれば、百日間の後悔 をせずにすむ』という格言を思い出そう」 「怒りをぶちまけたくなったときは、『怒りを感じたときは十数 えろ、大きな怒りを感じたときは百数えろ』という格言を実践する 必要がある」 2)人格を高めるためには? 「人格は家の土台のようなものだ。弱い土台の上に頑丈な建造物 を建てることができないのと同じように、弱い人格の上に高い評価 を確立することはできない」 「人格の真の試金石とは、誰にも分からないときにどういうことを するかである」 3)今の自分に足りないことは? 「成功の定義に関係なく、あなたは成功をおさめるために努力し なければならない。なぜなら、成功は向こうからやってくるもの ではなく、自分から追い求めなければ手に入らないからだ」 「成功のもうひとつの必要条件は、喜んで代償を払うことだ」 「それは、目標に向かって最後まで努力し続けるように自分を 律することだ」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【自己啓発が継続できるように、自分を律してみよう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●始めに「怒りをコントロールする」にはどうすれば良いのでしょ うか? 著者は怒りをコントロールするために、いくつかの方法をあげて います。 ▽「怒りを紙に書き出すことは、心の中の緊張を解きほぐす有効な 方法だ」 この方法は良さそうですね。 怒りを書き出しているうちに、冷静になれそうな気がします。 ただし、机に座っていて筆記用具を持っている場合に限られます。 ▽「他人の言動に怒りをぶちまける前に、『こんなことに腹を立てて 何の得になるのか?』と自問しよう」 これは、どんな場面でも使えそうです。 特に、電車の中とか有効そうです(笑) 本当に、怒っても何の得にもならないのです。 自分が損した気分になるだけです。 「人のフリ見て我がフリ直せ」の精神でいれば、逆に感謝しなく てはならなくなります。 ▽「怒りを感じたときは、『怒りを一瞬こらえれば、百日間の後悔 をせずにすむ』という格言を思い出そう」 そうなんですよ。怒りは一瞬なんです。 一瞬だけこらえて冷静になれば、怒りの言葉を発することもなく なります。 怒りを言葉にすることは、一瞬だけスッとするかもしれませんが、 人間関係を壊すことになりかねません。 一瞬だけ我慢しましょう。 ▽「怒りをぶちまけたくなったときは、『怒りを感じたときは十数 えろ、大きな怒りを感じたときは百数えろ』という格言を実践する 必要がある」 数を数えるのも有効です。 特に、子どもと生活すると腹の立つことばかりです。 まったく自分の思った通りに行動してくれないですし、わざと親が 怒ることをしているのではないかと思うことさえあります。 そんな時は、数を数えると冷静になれます。 冷静になって、どのように指導するか考えれば有効な指導方法が 見つかりそうです。 でも、だいたいは数を数えるまもなく「こらーっ!」ってなります。 ●では「人格を高めるため」にはどうすればよいのでしょうか? ▽著者は次のように言います。 「人格は家の土台のようなものだ。弱い土台の上に頑丈な建造物 を建てることができないのと同じように、弱い人格の上に高い評価 を確立することはできない」 「人格」とは何でしょうか? 著者によると「人格」とは、「正直、誠実さ、信頼性」を身に つけることで高めることができるそうです。 人はみな、いろいろな物を作っているにもかかわらず、人格を 作っていることを自覚していません。 「人格を高めよう」と自覚するところからスタートするのです。 ▽また、著者は次のようにも言います。 「人格の真の試金石とは、誰にも分からないときにどういうことを するかである」 誰も見ていないときに、「正直、誠実さ、信頼性」を高める行動が できていますか?と言っているのです。 他人が見ていない時の言動と、他人が見ている時の言動が一致して 初めて人格を高めることができるのです。 自分自身に問いかけてみましょう。 ●次に「今の自分に足りないこと」はないでしょうか? ▽残念ながら、ほとんど足りていません(笑) このような自己啓発書を読むたびに、自分にはこれが足りない、 あれも足りないといつも感じています。 その中でも、特に強く感じたことを書かせて頂きます。 それは、一番最後にある項目で、「喜んで代償を払う」です。 ▽著者は次のように言います。 「成功の定義に関係なく、あなたは成功をおさめるために努力し なければならない。なぜなら、成功は向こうからやってくるもの ではなく、自分から追い求めなければ手に入らないからだ」 私には努力が足りません。それは承知しています。 意識して努力しないと、気づいたら流されている自分を発見して しまうのです。 また、著者は次のようにも言います。 ▽「成功のもうひとつの必要条件は、喜んで代償を払うことだ」 「代償」とは何でしょうか? 「それは、目標に向かって最後まで努力し続けるように自分を 律することだ」 「自分を律すること」 私自身、これもできていません。 どうしても、現状の生活に流されてしまう傾向があります。 もっと、自分を律することができたら、どんな人間になれるので しょうか? 自分をコントロールしてみよう。 このような自己啓発書を読むたびに、 「自分はなんてダメ奴なんだ」 と落ちこんでしまうのですが、それに対する「許す」という項目 もあって、「それすらもできないのか」とさらに落ちこんでしま います。 ぜんぜん自己啓発になってないです。 |
| 君は誰れの輪廻転生(うまれかわり)か |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:君は誰の輪廻転生(生まれ変わり)か 著者:桐山靖雄 出版:平河出版社 定価:1200円 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 第1章 これが輪廻転生だ 第2章 私は霊界時間旅行者 第3章 なにが輪廻転生するのか?−脳とこころ 第4章 死後の世界と転生 ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■□□□□ 勇気 :□□□□□ 豊かな心:□□□□□ おすすめ:■□□□□ この本は1993年6月に出版されています。 著者は、阿含宗管長をされている方です。 ネットで調べてみると、阿含宗というのは昭和53年に著者に よって設立された新興宗教の一つなのだそうです。 著書も多数あります。 私は、飯田史彦さんが提唱する「生きがい論」の輪廻転生を信じ ていますが、著者が言う輪廻転生とはどのようなものなのでしょ うか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)輪廻転生とはどのようなものなのか? 2)なぜ輪廻転生するのか? 私は、宗教と宗教団体には一切興味はありません。 興味があるのは、その教えだけです。 今回は「輪廻転生」をテーマに読んでみたいと思います。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)輪廻転生とはどのようなものなのか? 「その表現しがたい切実きわまる一念が、人間をして次の生へと 駆り立てるのである」 「相手をとり殺してでも殺してやらねば、死んでも死にきれない」 「生き変わり、死に変わりしてでも、仕遂げなければ、死んでも 死にきれない」 「その一念が、次の生を引き寄せるのである」 2)なぜ輪廻転生するのか? 「生きているの者は苦しみのあまり自殺して死ぬが、死者は苦し みのあまり、再生するのである」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【 特にありません 】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●始めに「輪廻転生とはどのようなもの」なのでしょうか? ▽最初にお伝えしておきます。 私の輪廻転生に関する考え方は、飯田史彦さんの提唱する「生き がい論」の輪廻転生に基づいています。 したがって、もしかしたら考え方がかたよっている可能性があり、 どうしても比較論になってしまいます。ご了承ください。 ▽著者がこの本で説明する輪廻転生はほとんどの場合「霊障」で 説明されています。 「非業の死をとげた女性の生まれ変わりで、現世でとても不幸に なっている女性」だとか、 「戦争で殺された中国兵の生まれ変わりが、その親類の家系に 生まれ変わり、家庭内暴力を繰り返している」だとか それを、著者の「霊視」で見ていくのです。 そして、その生まれ変わって問題を起こしている霊に対し「解脱 供養」を行い解決します。 とても、宗教的ですね。 この本に登場してくる困っている人たちは、著者の供養によって 円満に解決しているようです。 一つ心配なのは、こういう新興宗教でありがちな金品の要求です。 それがなく、解決しているのであればとても良いことだと思います。 私の宗教に対する偏見ですね。おそらく。 ▽著者が説明する「輪廻転生」は、次の言葉に集約されていると 思います。 「その表現しがたい切実きわまる一念が、人間をして次の生へと 駆り立てるのである」 「相手をとり殺してでも殺してやらねば、死んでも死にきれない」 「生き変わり、死に変わりしてでも、仕遂げなければ、死んでも 死にきれない」 「その一念が、次の生を引き寄せるのである」 人が輪廻転生するのは、生へのあくなき執着があるからだと主張 しているのです。 でも、そんな形で転生するのであれば、現世に生きている人たちは みな、なんらかの強烈な生への執着があって生きていることにな ります。 しかも、それが著者の供養によってでしか解決しないのであれば 世の中、怨念だらけの人々でごった返してしまうような気がします。 ●では「なぜ輪廻転生する」のでしょうか? ▽著者はチベット密教の「死者の書」の解説をしつつ、次のように 説明しています。 人は死んでから、しばらくは自分の死体の周りをうろついたり、 火葬されてしまっている場合は、自分の骨が納められている骨壺 の周りを際限なく歩き回って、何とか自分の体に帰ることができ ないか悲痛な思いで泣くのです。 このときは、生きていたときのつらい思い、苦しい思いが吹き出 してきて、悔恨と怨念の情でいてもたってもいられなくなります。 そのような期間が、人によって様々ですが、49日あるいはそれ 以上続くのです。 ▽そのような状態で、長い時間さまよっていると、死者はようやく 自分の行くべき場所に向かうようになります。 そこは、死者の集まる場所「斉の広場」です。 この斉の広場はとても恐ろしいところで、この世の終局の地であり、 あの世への入り口でもあります。 斉の広場には断層があり、断層を越えた対岸に、冥界(冥土)が あります。 死者たちは、この断層を飛び越えなければならないのです。 この断層のことを、「三途の川」と呼んでいるのです。 死者たちは、地獄谷と呼んでいるそうです。 断層の下は、急流になっていて、そのまま地獄の底に繋がってい るのです。 現世での行いにより、この断層を飛べる者と飛べない者が出てき ます。 この断層を飛ぶために推進力が「徳」なのだそうです。 ▽この、恐ろしい斉の広場から、逃げ出す者もたくさんいます。 しかし、逃げ出したとしても、斉の広場よりもつらい運命が待っ ています。 そして、逃げ出した者は浮浪霊となり、いつまでもいつまでも苦 しみ、さまよい続けることになります。 そして「苦しくてたまらない、なんとしても体がほしい」という 思いに駆られます。 そして、人は再生するのだそうです。 「生きているの者は苦しみのあまり自殺して死ぬが、死者は苦し みのあまり、再生するのである」 ▽なんと、私たちは斉の広場から逃げ出し、さまよい、苦しんで 苦しんで、生への執着が捨てきれず、人として再生してきたのです。 これは、どうしても信じがたい! この世に生きている人たちは、何らかの生への執着があって生き ていると考えると、当然、「死への恐怖」が出てきます。 宗教は、その恐怖を利用しているに過ぎないような気がするのです。 死後の恐怖を克服するために、徳を積む。 死後の恐怖を克服するために、善を積む。 恐怖をエネルギーにして日々生きていると、大変なエネルギーロス となるはずです。 そんなんじゃないですよね。 人生って。 どうも、宗教、特に新興宗教に対する偏見を持っている私にとって、 この本は疑問だらけの内容です。 本来、宗教の教えというのは、人々に生きる希望を与えるものだと 思うのです。 恐怖を利用するのは良くないです。 お釈迦様が教えたかったのは、そんなことではなかったのでは ないかと思います(たぶん)。 読まなきゃよかった。(でも、紹介はします) |
| きっと、あなたは成功する。―願望を実現するための37のヒント |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:きっと、あなたは成功する。 副題:願望を実現するための37のヒント 著者:ミルトン・カツェラス 出版:PHP研究所 定価:1429円+税 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 夢一真実か、空想か 鷹の飛行距離 キャリア・コンセプト−人生を刻むリズム 発射台 選択 完璧主義症候群 古いシステムを破壊する ハマール 耳をすまして、相手に語らしめよ 自由な流れ うまくつきあう フリンチ テロリスト劇場−何とかやり遂げる 大いに祝う ナイルの宝石 … 他多数あるので省略させていただきます。 ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■□□ 勇気 :■■□□□ 豊かな心:■■□□□ おすすめ:■■■□□ この本は1997年11月に出版されています。 著者は、映画監督、演出家、教師と紹介されています。 いろいろな賞も受賞しているそうです。 題名は、いかにも「成功法則本」です。 何が得られるでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)「古いシステムを破壊する」とはどういうことか? 2)鷹の飛行距離とは何? 3)今の自分に参考になる意見は? 本の目次からは何が書いてあるのか推測できません。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)「古いシステムを破壊する」とはどういうことか? 「人種、宗教、芸術、セックス、ビジネスなどについての君の 意見の中で、両親の声が聞こえてくるのはどれくらいありますか。 友達の声は?夫あるいは妻の声は?」 「そうした人たちに、君は本当に同意しているのかどうか、ふるい にかけた上で採用した意見はどのくらいありますか?誰か他の人が 書いたシナリオにしたがって生きていませんか」 「古い考え方、古いやり方、古い『自分感』を放棄したくない、 という気持ちは、君を錨(いかり)のようにひとつ所に固定します。 君のものでない意見は、君という人の存在を弱くします」 2)鷹の飛行距離とは何? 「キビシイ、コワイ。不安がいっぱい。動きがとれない。夢は 水の底に沈んで、毎日の生活は金縛りの悪夢のよう。恐れ、不安、 それに、友達や家族への『現実的な配慮』が、人生の成功に呪縛 をかけてしまいます」 「まず動くんです。よりよい人生のために何をしたらよいのか、 本当の所は分からなくても、それでも何かをしなくてはなりません。 座り込んで、運命を嘆いていてもダメなんです」 3)今の自分に参考になる意見は? 「打ちのめされたとき、ドウッと大地に倒れ臥したとき−いずれ 必ずそんなときがきます−そのときは、ボクサーのように動かな くてはなりません」 「マットから体を起こし、両足で立ち、グローブのロージンを ぬぐって、レフリーに『あいつはどこだ?いるほうに向けてくれ』 と言いなさい。そうすれば、再び戦えます」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【ボクサーのように生きよう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●はじめに「古いシステムを破壊する」とはどういうことなので しょうか? ▽著者が言う「古いシステム」とは、次のようなことです。 「人種、宗教、芸術、セックス、ビジネスなどについての君の 意見の中で、両親の声が聞こえてくるのはどれくらいありますか。 友達の声は?夫あるいは妻の声は?」 「そうした人たちに、君は本当に同意しているのかどうか、ふるい にかけた上で採用した意見はどのくらいありますか?誰か他の人が 書いたシナリオにしたがって生きていませんか」 生きていく上で自分の行動の元になっている「自分の意見」は、 本当に自分の考えから発したものなのでしょうか? 今までの人生で、いろいろな人から与えられた意見だけで生きて いるとしたら、それを「古いシステム」と著者は言います。 ▽では、なぜその「古いシステム」を破壊しなければならないので しょうか? 著者は次のように言います。 「古い考え方、古いやり方、古い『自分感』を放棄したくない、 という気持ちは、君を錨(いかり)のようにひとつ所に固定します。 君のものでない意見は、君という人の存在を弱くします」 自分がこれまで生きてきた人生は、人の意見や考え方に支配され ている場合が多いのです。 これはしかたがないのです。 人の意見を聴くことも大事ですが、もっと大切にしなければなら ないのは「自分の意見」なのです。 これまで築いてきた、人の意見や考え方を破壊して、その上に 自分の意見や考え方で、自分の人生を築いて行かなくてはならな いのです。 簡単に言うと「自分の責任で生きる」ということだと思います。 ●では「鷹の飛行距離」とは何でしょうか? ▽この章では「CAREER(キャリア)」という言葉について、 「選択した職業、生涯の仕事」という意味の他にどのような意味 があるか、辞書を調べて載せています。 一つは「鷹狩りにおける鷹の飛行距離」。 これがこの章の題名にもなっています。 この他に「疾走」という意味もあるそうです。 それで、著者は何が言いたいかと言うと、「まず動きなさい」と いうことを主張しているのです。 「キビシイ、コワイ。不安がいっぱい。動きがとれない。夢は 水の底に沈んで、毎日の生活は金縛りの悪夢のよう。恐れ、不安、 それに、友達や家族への『現実的な配慮』が、人生の成功に呪縛 をかけてしまいます」 「まず動くんです。よりよい人生のために何をしたらよいのか、 本当の所は分からなくても、それでも何かをしなくてはなりません。 座り込んで、運命を嘆いていてもダメなんです」 何でもいいから動いてみるのです。 他人が認めてくれるのを待っていてはならないのです。 何かが起きるのを待っていてはならない、『疾走』しなければな らないのです。 私は、この部分を「自分に向けて書いてある意見だ」と思いながら 書いています。 私は、動こうとしています。何かをしようとしている。 何をしようかまだハッキリと見えてこないですが、漠然とした 不安があります。 自分は何を恐れているのだろう。よく分かりません。 著者は、それでも「まず動くこと」と主張しています。 何でもいいから動いてみることが大切なのです。 結論的に「鷹の飛行距離」はあまり関係ありませんでした。 ●では「今の自分に参考になる意見」はあるでしょうか? ▽この本の内容的には、他の成功法則本で書かれていることとあまり 変わりありません。 でも、著者は映画監督であり、演出家です。 表現豊かに書いてある部分もあります。 「自分に参考になる意見」というよりも、気に入った言葉を載せ たいと思います。 「打ちのめされたとき、ドウッと大地に倒れ臥したとき−いずれ 必ずそんなときがきます−そのときは、ボクサーのように動かな くてはなりません」 「マットから体を起こし、両足で立ち、グローブのロージンを ぬぐって、レフリーに『あいつはどこだ?いるほうに向けてくれ』 と言いなさい。そうすれば、再び戦えます」 今後、この精神で生きていこうと思います。 成功法則の本を何冊も読んでいると、だんだん慣れてきて、 「これも書いてあった、これも、これも」 という風に読んでしまいがちです。 それでも、自分が現在「成功(定義が難しいですが)」していない ということは、参考になっていないということでしょうか? 成功法則本はたくさん読んで、「自分を洗脳する」ことも必要 かと思っています。 |
| 「運命の道」は見つけられる―あなたの人生を変える心理学 |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:「運命の道」は見つけられる 副題:あなたの人生を変える心理学 著者:諸富祥彦 出版:サンマーク出版 定価:1600円+税 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 第1章 「ほんとうの人生」を歩んでいるか 第2章 「見えない世界」からの呼び声 第3章 「運命の道」を見つける方法 第4章 人生の危機が伝えるメッセージ 第5章 死をどう迎えればよいか ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■■□ 勇気 :■■■■□ 豊かな心:■■■■□ おすすめ:■■■■□ この本は2001年7月に出版されています。 著者は、大学の助教授で日本トランスパーソナル学会会長等を 務めている方です。 著書も多数あります。 「運命の道」とはどのようなことなのでしょうか? 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)「ほんとうの人生」とはどのような人生なのか? 2)「見えない世界」からの呼び声とは何? 3)天職とは? 著者が語る本当の人生とはどのようなものなのか。 その辺りを読んでみたいと思います。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)本当の人生とはどのような人生なのか? 「人間は本来、『何の為に生きているのか?』『この人生に意味 なんてあるのか?』と思い悩む必要なんて、これっぽっちもない」 「多くの人は気づいていないけれど、どんな人にも、その人が 生きなくてはならない『本当の人生』=『運命の道』がある」 「全ての人間には、その人だけの、その人にしか実現しえない 『見えざる使命(ミッション)』が託されており、それを現実化 させるために、この世界に送られてきた」 「だから私たちは、人として生きる以上、その使命を発見し、 全うするように生きていかなくてはならない。このこと以外に、 人生を生きていく真の意味と目的はない」 2)「見えない世界」からの呼び声とは何? 1.自分を動かしている「うずまき」のような感覚(力)に身を まかせる 2.「心のざわめき」を大切にする 3.突発的な奇行・衝動を大切にする 4.無意識に行っている動作に注意をこらしてみる 5.「心の残りかす」を簡単に捨てないようにする 6.何かを徹底的に求め抜いていく 3)天職とは? 「大切なのは、自分の仕事が魂を込めて打ち込むに値する仕事で あると実感できること。この仕事こそ自分の『天職』であり、自分 だけに与えられた固有の使命(ミッション)をその仕事を通して 実現できている、という実感があること」 「また、その過程で、『自分は、なすべきときに、なすべきとこ ろで、なすべきことをしている』という『生きる意味』の感覚に 満たされること」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【「見えない世界」からの呼び声に耳をすましてみよう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●はじめに「本当の人生」とはどのような人生なのでしょうか? ▽著者は次のように言います。 「人間は本来、『何の為に生きているのか?』『この人生に意味 なんてあるのか?』と思い悩む必要なんて、これっぽっちもない」 「多くの人は気づいていないけれど、どんな人にも、その人が 生きなくてはならない『本当の人生』=『運命の道』がある」 おー! 私は「本当の人生」が知りたくて、本を読み、日夜考え続けていた のです。 人には、それぞれ一人一人に用意された「人生の見えないシナリオ」 があるそうです。 そして、私たちが見つけ出すのを待っているのです。 見つけてあげないとならないですね。 「全ての人間には、その人だけの、その人にしか実現しえない 『見えざる使命(ミッション)』が託されており、それを現実化 させるために、この世界に送られてきた」 「だから私たちは、人として生きる以上、その使命を発見し、 全うするように生きていかなくてはならない。このこと以外に、 人生を生きていく真の意味と目的はない」 私の「使命」とはなんでしょうか? とてもそれが知りたいです。 この本の題名になっている「運命の道」とは、自分の使命を発見 し、その使命を全うする人生のことを言います。 ●では「見えない世界からの呼び声」とはどのようなものなので しょうか? ▽私もそうですが、「自分の使命」が分かりません。 著者は、あるとき急に悟ったようですが、全ての人にそのような 悟りが急に分かるわけではないのです。 ほとんどの人は、自分の使命に気がつかないまま人生を終えて いきます。 しかし、著者は「見えない世界」から、その人の使命について、 さまざまな「呼び声」が発せられているといいます。 その呼び声に気づくためのポイントがいくつかあるそうです。 簡単に解説します 1.自分を動かしている「うずまき」のような感覚(力)に身を まかせる 自分の意志をはるかに超えた「見えない力」の働きに敏感に なること。 別の言葉で言うと「フローの状態になる」です。 2.「心のざわめき」を大切にする 心のざわめきとは「胸騒ぎのような感覚」「妙に心にひっか かるような感じ」「ワクワク、ドキドキ」「ひらめきやカン」 心のざわめきを大切にし、素直な気持ちで身をゆだねてみる こと 3.突発的な奇行・衝動を大切にする いわゆる天才と呼ばれる人の多くは、幼児期から少年期にか けて、この「症状」に遭遇している 4.無意識に行っている動作に注意をこらしてみる これまで無意識にやっていた動作を注意深く観察してみる 5.「心の残りかす」を簡単に捨てないようにする 「このままでいいのだろうか?」「何かが気になる」という 気持ちが心の片隅にあったとしたら、なるべくそれを大切に する 6.何かを徹底的に求め抜いていく 自分がほんとうに求めている何かを徹底的に求め抜いていく ことが、その人固有の「本当の人生」、その人の「運命の道」 と出会う最短の方法の一つ 他にも色々なケースが考えられるそうですが、少なくとも、上記 した6つに気持ちを向ければ、何かしらのヒントが得られるそう です。 さっそく、今から意識してみます。 ●では「天職」と何でしょうか? 著者は、「天職」について、次のように言います。 「大切なのは、自分の仕事が魂を込めて打ち込むに値する仕事で あると実感できること。この仕事こそ自分の『天職』であり、自分 だけに与えられた固有の使命(ミッション)をその仕事を通して 実現できている、という実感があること」 「また、その過程で、『自分は、なすべきときに、なすべきとこ ろで、なすべきことをしている』という『生きる意味』の感覚に 満たされること」 これです。 私は、まさにこれを発見したいのです。 自分の「天職」を見つけて仕事をしている人は、世の中にどの くらいいるのでしょうか? 世界の人々が自分の「天職」を見つけ、それに魂を込めて打ち 込むことができれば、きっと世界はもっと良い方へ進むような気 がします。 「見えない世界」からのシグナルが今も届いているかと思うと、 いてもたってもいられなくなります。 早く知りたい。 「自分は何をするためにこの世に生まれてきたのか?」 みなさんも知りたいと思いませんか? |
| 7つの習慣―成功には原則があった! |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:7つの習慣 副題:成功には原則があった! 著者:スティーブン・R・コヴィー 出版:キング・ベアー出版 定価:2000円 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 第1部 パラダイムと原則について インサイド・アウト 人生の扉を開く「7つの習慣」 第2部 私的成功 第一の習慣 主体性を発揮する 自己責任の原則 第二の習慣 目的を持って始める 自己リーダーシップの原則 第三の習慣 自己管理の原則 自己管理の原則 第3部 公的成功 相互依存のパラダイム 第四の習慣 WinWinを考える 人間関係におけるリーダーシップの原則 第五の習慣 理解してから理解される 感情移入のコミュニケーションの原則 第六の習慣 相乗効果を発揮する 創造的な協力の原則 第4部 再新再生 第七の習慣 刃を研ぐ バランスの取れた自己再新再生の原則 再びインサイド・アウト 付 録 ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■■■ 勇気 :■■■□□ 豊かな心:■■■□□ おすすめ:■■■■■ 今回は、4回目なのに「第3の習慣」の解説です。 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)インサイド・アウトとは? 2)原則中心のパラダイムとは? 3)第一の習慣とはどのような習慣なのか? 4)第二の習慣とはどのような習慣なのか? 5)第三の習慣とはどのような習慣なのか? 6)第四の習慣とはどのような習慣なのか? 7)第五の習慣とはどのような習慣なのか? 8)第六の習慣とはどのような習慣なのか? 9)第七の習慣とはどのような習慣なのか? 第3の習慣は「重要事項を優先する」です。 自分にとっての「重要事項」とはどのようなことなのでしょうか? 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)インサイド・アウトとは? 「インサイド・アウトとは、自分自身の内面(インサイド)を変 えることから始めるということであり、自分自身の根本的なパラ ダイム、人格、動機などを変えることから始めるということである」 2)原則中心のパラダイムとは? 人間の基本的な法則を中心に据えたものの見方(世界観)と言え そうです。 「私たちの持つパラダイム、頭の中に描く地図が、こうした原則 や自然の法則に一致すればするほど、それは正確かつ機能的なも のになる」 ※以上、7/16に紹介した分です。 3)第一の習慣とはどのような習慣なのか? 第一の習慣の原則は「自己責任の原則」です。 「問題は自分の外にあると考えるならば、その考えこそが問題で ある」 第一の習慣は「主体性を発揮する」ことです。 「主体性を持つということは率先力を発揮するだけではなく、 人間として自分の人生に対する責任をとるということである」 「率先力を発揮することは、自分から進んで状況を改善する行動 を起こすようにすることである」 ※以上、7/22に紹介した分です。 4)第二の習慣とはどのような習慣なのか? 「第二の習慣は、生活の様々な状況に当てはまるものであるが、 最も基礎的な応用は、全ての行動を測るための尺度として、人生 の最後の姿を描き、それを念頭において今日という1日を始める ことである」 「そうすれば、自分にとって何が本当に大切なのかをベースに、 今日の行動、明日の行動、来週の行動、来月の行動を計画するこ とができる」 「目的を持って始めるという習慣は、『すべてのものは二度つく られる』という原則に基づいている。万物にはまず知的な第一の 創造があり、それから物的な第二の創造がある」 「程度こそ違うが、この原則は生活のすべて場面において見られ るものである」 「リーダーシップは知的な第一の創造である。リーダーシップは マネジメントとは違う。マネジメントは物的な第二の創造にかか わるものである」 「マネジメントは手段に集中しており、どうすれば目標を達成で きるかという質問に答えようとするものである。一方、リーダー シップは望む結果を定義しており、何を達成したいのかという質問 に答えようとするものである」 「目的を持って始める最も簡単で大きな効果をもたらす方法の ひとつは、ミッション・ステートメント(個人的な憲法、または信条) を書くことである」 「その中で自分はどうなりたいのか、何をしたいのか、そして自分 の行動の基礎となる価値観や原則を明らかにする」 ※以上、8/3に紹介した分です。 5)第三の習慣とはどのような習慣なのか? 「第三の習慣は第二の創造、つまり物的創造を行うことである」 「効果的なマネジメントの定義は、『重要事項を優先する』こと である。リーダーシップは『重要事項』とは何なのかを決めること であり、それに対して、マネジメントはそれを優先して、毎日、 瞬間瞬間において実行することである。つまり、マネジメントと は自制する力であり、実行力なのだ」 緊急 緊急でない ┏━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━┓ ┃第一領域 ┃第二領域 ┃ ┃・締め切りのある仕事 ┃・人間関係づくり ┃ 重┃・クレーム処理 ┃・健康維持 ┃ 要┃・せっぱつまった問題 ┃・準備や計画 ┃ ┃・病気や事故 ┃・リーダーシップ ┃ ┃・危機や災害 ┃・真のレクリエーション ┃ ┃ ┃・勉強や自己啓発 ┃ ┃ ┃・品質の改善 ┃ ┣━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━┫ ┃第三領域 ┃第四領域 ┃ ┃・突然の来訪 ┃・暇つぶし ┃ 重┃・多くの電話 ┃・単なる遊び ┃ 要┃・多くの会議や報告書 ┃・だらだら電話 ┃ で┃・無意味な冠婚葬祭 ┃・待ち時間 ┃ な┃・無意味な接待や付き合い┃・多くのテレビ ┃ い┃・雑事 ┃・その他の意味のない活動┃ ┃ ┃ ┃ ┗━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━┛ 「効果的に人生を営む人は、第三領域と第四領域を避けようとする。 なぜなら、それは緊急であろうがなかろうが、重要ではないから である」 「そして、この人達は第二領域に時間を投資することにより、 第一領域の問題をなくしていくようにする」 ※以下、次回以降の紹介となります。 6)第四の習慣とはどのような習慣なのか? 7)第五の習慣とはどのような習慣なのか? 8)第六の習慣とはどのような習慣なのか? 9)第七の習慣とはどのような習慣なのか? ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【自分にとっての重要事項を選別し、優先しよう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●「第三の習慣」とはどのような習慣なのでしょうか? ▽第三の習慣の原則は「自己管理の原則」です。 著者は次のように言います。 「第三の習慣は第二の創造、つまり物的創造を行うことである」 前回ご紹介した第二の習慣は第一の創造(知的創造)を行うこと でした。 第三の習慣は、第二の習慣で発見した自分の価値観、将来のビジョン を具現化することなのです。 そして、物的創造の質は「マネジメントの質」によって決まるの です。 「マネジメント」と聞くと、どうしても他人をマネジメントする ことを考えがちですが、ここで言う「マネジメント」とは、他人を マネジメントすることではありません。 自分をマネジメントすることなのです。 ▽そこで、著者は「効果的なマネジメントの定義」を次のように 説明しています。 「効果的なマネジメントの定義は、『重要事項を優先する』こと である。リーダーシップは『重要事項』とは何なのかを決めること であり、それに対して、マネジメントはそれを優先して、毎日、 瞬間瞬間において実行することである。つまり、マネジメントと は自制する力であり、実行力なのだ」 現在「重要事項」すら決まっていない私としては、まだマネジメント する段階ではないような気がします。 自分にとっての「重要事項」とは何でしょうか? 私はどうしても「何をするためにこの世に生まれてきたのか」の 答えと絡めて考えてしまいます。 このことを考えていると先に進めないので、次の解説に入ります。 ▽「重要事項」を考えるとき、著者は「時間管理のマトリックス」 という概念を用いて説明しています。 この考え方は、言われてみてはじめて「なるほど!」と思いました。 「私たちの時間の過ごし方は、基本的に四つの領域に大別すること ができる。活動を定義する二つの軸は、緊急度と重要度である」 これは、とても重要だと思われるので、図を表現してみます。 (等倍フォントでご覧下さい) 緊急 緊急でない ┏━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━┓ ┃第一領域 ┃第二領域 ┃ ┃・締め切りのある仕事 ┃・人間関係づくり ┃ 重┃・クレーム処理 ┃・健康維持 ┃ 要┃・せっぱつまった問題 ┃・準備や計画 ┃ ┃・病気や事故 ┃・リーダーシップ ┃ ┃・危機や災害 ┃・真のレクリエーション ┃ ┃ ┃・勉強や自己啓発 ┃ ┃ ┃・品質の改善 ┃ ┣━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━┫ ┃第三領域 ┃第四領域 ┃ ┃・突然の来訪 ┃・暇つぶし ┃ 重┃・多くの電話 ┃・単なる遊び ┃ 要┃・多くの会議や報告書 ┃・だらだら電話 ┃ で┃・無意味な冠婚葬祭 ┃・待ち時間 ┃ な┃・無意味な接待や付き合い┃・多くのテレビ ┃ い┃・雑事 ┃・その他の意味のない活動┃ ┃ ┃ ┃ ┗━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━┛ 「第一領域というのは、緊急で、かつ重要な領域である。第一領域 の活動は、通常「問題」あるいは「危機」と呼ばれるものだ」 「多くの人は第一領域の活動に完全に溺れてしまっている。こう いう人たちは、問題に集中し、危機を管理し、締め切りに負われる 日々を過ごすのである」 確かにそうですね、第一領域の問題が発生するとそれにかかり切り になります。 かかり切りにならざるをえないです。 また、第三領域にも時間を割いているような気がします。 ただ、最近は第四領域の活動にはあまり時間を割かなくなってき ました。 ▽著者は次のように言います。 「効果的に人生を営む人は、第三領域と第四領域を避けようとする。 なぜなら、それは緊急であろうがなかろうが、重要ではないから である」 「そして、この人達は第二領域に時間を投資することにより、 第一領域の問題をなくしていくようにする」 普通の人は、第一領域の問題に集中し、第二領域の問題をおろそか にしてしまいます。 しかし、第一領域の問題は、第二領域に時間を投資することにより 解決できることが多いのです。 つまり、第二領域の問題を解決することは「問題の根っこ」を 解決することになるのです。 現在の自分を分析してみると、一部第二領域の活動をしていますが、 ほとんどは、第一、第三の領域が多いですね。 ▽著者は第二領域に集中するために、「新しい時間管理のツール」 というものを提唱しています。 これも図式化できれば良いのですが、これはなかなか難しいので 省略させて頂きます。 ポイントは、 「スケジュール課題に優先順位をつけることではなく、優先課題を スケジュールにいれることである」 です。 ▽また、目標達成の方法として、次の二つが提示されています。 「時間を投入して自分で実行する」 「他の人に任せる(デレゲーション)」 著者は次のように言います。 「実は他の人に効果的なデレゲーションを行うことは、最も効果的 かつ波及効果の大きい活動である」 私もそうですが、なかなか人に任せるということができません。 時間がある場合は、説明して任せるのですが、時間がない場合は 説明している間に自分でやってしまったほうが早く終わります。 いや、早く終わるような気がしているだけなのです。 「デレゲーションを行う能力こそが、独立した『生産者』と 『マネージャー』の決定的な違いなのである」 ▽デレゲーションの方法も基本的には二種類あると著者は言います。 「使い走りのデレゲーション」と 「完全なデレゲーション」です。 「使い走りのデレゲーション」とは、仕事の手段や手順を指定して 管理をするため、結果の責任は自分自身が行わなければなりません。 一方、「完全なデレゲーション」は手段を選択する自由を相手に 与え、結果に責任を持たせるものなのです。 ▽著者は「完全なデレゲーション」を行うためには、次の5つの事柄 を説明し、相互理解と決意を得なければならないといいます。 ・望む結果 出すべき結果について明確な相互理解を得る。 「どうやって」より「何を」が大事。 ・ガイドライン 結果を出すにあたり、守らなければならないルールがあれば、 それを明確にする。 ・使える資源 望む結果を達成するために、活用できる人的、金銭的、技術的、 組織的な資源の範囲を明確にする。 ・責任に対する報告 結果を評価するために使われる基準を設定し、評価する人は誰 なのか、報告と評価が具体的にいつ行われるのかも設定する。 ・履行(不履行)の結果 評価の結果によってどうなるか(賞罰)を設定する。 これらのことは、家庭でも仕事でも同じです。 この第三の習慣もとても大切です。 特に「重要事項を優先する」こと、特に第二領域を優先するとい うことは、言われてみないとわからないです。 私も、重要事項を選別し、それを優先してみようと思います。 |
| 働くことがイヤな人のための本―仕事とは何だろうか |
| ────────────────────────────── ◆今日読んだ本 ────────────────────────────── 題名:働くことがイヤな人のための本 副題:仕事とは何だろうか 著者:中島義道 出版:日本経済新聞社 定価:1400円+税(単行本が出ています) 購入:ブックオフで105円 ────────────────────────────── ◆本の目次 ────────────────────────────── 1 一生寝ているわけにはいかない 2 「命を懸ける仕事」はめったに与えられない 3 仕事と能力 4 仕事と人間関係 5 仕事と金 6 金になる仕事から金にならない仕事へ 7 死ぬ前の仕事 ────────────────────────────── ▼本の成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■□□□ 勇気 :□□□□□ 豊かな心:□□□□□ おすすめ:■■□□□ この本は2001年2月に出版されています。 著者は、「哲学博士」と紹介されています。 また、哲学が好きな一般の人たちを対象に哲学の道場を主宰して いるそうです。 ネットで調べてみると、著者について次のように書かれていたの を発見しました。 「哲学とは死や意識や美について自分の頭で考え詰める営みで あって文献の詮索ではない、という哲学『研究者』批判で知られる」 実は私も常々そう思っていたのです。 哲学の本を読むと、どの本を読んでも「〜がこう言った」とか 「〜によると」とかそんな話ばかりで、あんたの考えはどうなん だよと言いたくなる場合が多かったのです。 そんな考えを持つ著者の書いた本に少しだけ期待しています。 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。 ────────────────────────────── ■この本のどこを読むか ────────────────────────────── 1)「命を賭ける仕事」とはどのようなものなのでしょうか? 2)仕事と能力の関係とは? 仕事に命を賭けることができれば、充実した人生を送ることがで きそうです。 忙しい方のために、結論を先に紹介します。 ────────────────────────────── ■この本をどう読んだか ────────────────────────────── 1)「命を賭ける仕事」とはどのようなものなのでしょうか? 「好きでたまらない仕事を見出し、かつその仕事において成功した 人は、こうした要素(気力、能力、資力、人脈)のいくつかが本人 の意志を越えたところで与えられたきわめて希な例なのだ」 「ほとんどの人は、いくら頭をひねっても自分の天職を見出せない。 たとえ見いだせても、挫折してしまう」 「ジャーナリズムをふるわせるのは、成功した一握りの人のみだ。 その陰に膨大な成功しなかった人がいる」 「しかし、彼らもやはり自分の好きなことを見つけたんだ。それが さまざまな原因により、報われなかっただけなんだ」 「いかなる失敗も、その目標の火が消えない限り、きみは耐えら れる。最終的には、その目標を実現しなくてもいいんだ。完全に 失敗してもいいんだ」 「人生の目標がはっきりしており、しかもそれは実現されなくても よいのだと悟ったとたん、きみは何をしても失敗することはない」 2)仕事と能力の関係とは? 「才能はある条件のもとで開花することをもって、さかのぼって 潜在的に『あった』とされるものであり、永遠に開花しない才能 は才能ではない」 「『才能がない』と言ってあきらめてしまえる者は、そのことを もって才能がないのだと言わざるをえない。才能とは、少なくと もそういうかたちであきらめてしまえるものではない」 「何が起ころうと、いかに自らの限界を感じようと、たとえ死ん でもせざるをえないもの、他のことを絶対にできなくさせるもの、 それが才能なのだ」 「だからあなたが若い頃、数々の理由によって才能を見限って あきらめてしまえたのなら、そのことをもってあなたには才能が なかったのだと、と言わざるをえない」 ────────────────────────────── ★今日から実行すること ────────────────────────────── 【自分の天職について色々考えてみよう】 ────────────────────────────── ●もっと知りたい方のために ────────────────────────────── ●はじめに「命を賭ける仕事」とはどのような仕事なのでしょうか? ▽著者は「天職」について、なかなか厳しいけれど納得できる意見 を持っています。 「好きでたまらない仕事を見出し、かつその仕事において成功した 人は、こうした要素(気力、能力、資力、人脈)のいくつかが本人 の意志を越えたところで与えられたきわめて希な例なのだ」 「ほとんどの人は、いくら頭をひねっても自分の天職を見出せない。 たとえ見いだせても、挫折してしまう」 実際、そうだと思います。 私が知っている人の中で、自分の天職を見つけ、それで成功して いる人を一人しか知りません。 それほど「天職」を見つけることは難しそうなのです。 確かに、サラリーマンの世界で生きているので、なかなか「天職」 を見つけて働いている人に出会えません。 もっと、別の世界で働くようになれば、もしかしたら「天職」を 仕事にしているたくさんの人に出会えるかもしれません。 ▽しかし、成功するかどうかは別として、「天職」にはさまざまな 考え方があります。 「お金とは全く関係がないが、どうしてもやらなければならない こと」という考え方や、 「今やっている仕事が実は『天職』で、真剣に打ち込んでいく ことによって開花する」という考え方等があります。 私が考えている「天職」の定義は、 「何時間でも集中できること。『気が付いたら1日が過ぎていた』 というような感覚が味わえること」 そして、 「どうしてもやらなければならないこと。何かに突き動かされる ようにやってしまうこと」 これが「天職」だと考えています。 それが成功(ここではお金と考えます)するかどうかは、あまり 関係がないと思っています。 もしかしたら結果的に成功するかもしれませんが、成功が目的で はないので、あまり気にはならないのではないかと思います。 考え方が甘いでしょうか? ▽「天職をみつけて成功していない人の話」というのは、あまり聞 かないですよね。 これは、このような人の話は私たちのところには届かないから なのです。 著者は次のように言います。 「ジャーナリズムをふるわせるのは、成功した一握りの人のみだ。 その陰に膨大な成功しなかった人がいる」 「しかし、彼らもやはり自分の好きなことを見つけたんだ。それが さまざまな原因により、報われなかっただけなんだ」 成功していない私たちにとって、話が聞きたいのはやはり成功した 人の話ですよね。 挫折した人の話はあまり聞きたくないというのが正直なところで しょう。 それを知っていてジャーナリズムも成功した人の話ばかりを皆に 伝えるのです。 当たり前だと言えば当たり前です。 だから、どこかには「天職」を仕事にしつつも、全く富や名声に 関係ない、もしかしたら極貧の生活をしている人がいるかもしれ ません。 私は「きれい事」と言われるかも知れませんが、そういう人たちの 話を聞いてみたいです。 「天職を全うする」とは、どのような感覚なのか?幸せなのか? 豊かな人生を生きているのか? ぜひ聞いてみたいです。 ▽また、著者によると「目標」というのは実現してもしなくても、 どちらでもよいそうです。 「いかなる失敗も、その目標の火が消えない限り、きみは耐えら れる。最終的には、その目標を実現しなくてもいいんだ。完全に 失敗してもいいんだ」 「人生の目標がはっきりしており、しかもそれは実現されなくても よいのだと悟ったとたん、きみは何をしても失敗することはない」 つまり、天職についていると感じることができるならば、例え目標が 実現できなくても「失敗」ではないのです。 そもそも「失敗」とは何をもって「失敗」と断言できるのでしょ うか? 私はまだ人生においてたくさんのチャレンジをしたわけではない ですが、もし、目標が一生達成されないとしても、死ぬまでそれに 向かってチャレンジしていくことができていれば、それは「失敗」 とは言えないのではないかと思います。 「失敗」とは、あきらめたときにはじめて「失敗」になるので あって、あきらめなければ「チャレンジしている最中」になるの ではないかと思います。 何だかへりくつみたいですが、そのように思います。 ●では、「仕事と能力の関係」とはどのような関係なのでしょうか? ▽著者は「才能」について、次のように言います。 「才能はある条件のもとで開花することをもって、さかのぼって 潜在的に『あった』とされるものであり、永遠に開花しない才能 は才能ではない」 才能は発見されてはじめて「才能」と言われるのであって、例えば 「あなたにも才能が眠っている」といっても、その才能を見つける ことができなければ「才能」とは言わないのです。 ▽また、著者は次のように言います。 少し長いですが、著者の「才能」についての考え方を以下に記載 します。 「『才能がない』と言ってあきらめてしまえる者は、そのことを もって才能がないのだと言わざるをえない。才能とは、少なくと もそういうかたちであきらめてしまえるものではない」 「何が起ころうと、いかに自らの限界を感じようと、たとえ死ん でもせざるをえないもの、他のことを絶対にできなくさせるもの、 それが才能なのだ」 「だからあなたが若い頃、数々の理由によって才能を見限って あきらめてしまえたのなら、そのことをもってあなたには才能が なかったのだと、と言わざるをえない」 著者によると「才能とはあきらめられるものではない」のです。 つまり、どんような理由があったとしても、あきらめてしまった ことは「才能」とは言わないのです。 「昔は絵を描く才能があったんだよ」 というのは、才能ではないのです。 著者は、哲学者ということで表現がかなり回りくどいところが ありますが、他の哲学者が書いた本よりは読みやすく、良心的です。 私は「天職」を見つけようとしています。 「天職」というよりは、「この世でやらなければならないこと」を 見つけたいと思っています。 それは、もしかしたら自分の才能とは全く関係の無いことかも しれませんし、深く関係しているものかもしれません。 「見つけよう、見つけよう」といつも考え、いろいろなことに チャレンジしていれば、いつか「これだ!」というものが見つか るのではないかと考えています。 |