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豊かな人生研究委員会
人生を成功に導く読書術! 〜豊かな人生研究委員会〜
自分の時間―1週間で「1日得をする!」自分革命
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:自分の時間
 副題:1週間で「1日徳をする!」自分革命
 著者:アーノルド・ベネット
 出版:三笠書房
 定価:1000円+税
 購入:ブックオフで105円



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 ◆本の目次
──────────────────────────────
 はじめに これであなたは「やりたいことが確実にやれる」時間
      ができる!
 1章 この考え方・やり方が毎日の生活に“奇跡”をもたらす
 2章 「もっと充実した生活」を送りたい人へのちょっとした
    アドバイス
 3章 “まっさらな二十四時間”の枠を最大限に生かす法
 4章 自分の精神・肉体を養うための「内なる一日」
 5章 一日九十分は必ず「心をたがやす時間」に使え!
 6章 情熱と活気に満ちた「一週間」をつくる秘訣
 7章 短時間で「集中力・思考力」を鍛える法
 8章 「内省的な気分」を大切にする
 9章 「知的エネルギー」はどうやって生まれてくるのか
 10章 退屈知らずの「気づき」の目を養う
 11章 読書好きなあなたへ―人生に大きな「利息」を生むアドバ
    イス
 12章 「計画倒れ」をふせぐ賢い生き方



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■□□


 この本は2003年2月に出版されています。
 アマゾンの紹介文には「1994年の再刊」とあります。

 著者はイギリスを代表する作家です。
 1867年に生まれています。

 時間の使い方がへたくそな私には、気になる一冊です。


 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)やりたいことを確実にやる方法とは?
 2)毎日の生活に奇跡をもたらす考え方とは?
 3)集中力、思考力を鍛える方法とは?
 4)人生の大きな「利息」を生むアドバイスとは?



 もっとたくさん時間が欲しい、今日この頃です。


 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)やりたいことを確実にやる方法とは?
 
  「朝早く起きる」
  
  
 2)毎日の生活に奇跡をもたらす考え方とは?

  「朝、目覚める。すると、あなたの財布にはまっさらな24
   時間がぎっしりと詰まっている」

  「もっと時間ができるわけなのないのだ。我々には今あるだけ
  の時間しかなく、それはいつだって変わらないのだ」


 3)集中力、思考力を鍛える方法とは?
 
  「家を出たらひとつのことに思考を集中してみよう」

  「集中力を高める練習を規則的にやることによって、あなたは
  自分の思考をいかなる時にもいかなる場所でも思いのままに支
  配できる」

   
 4)人生の大きな「利息」を生むアドバイスとは?

  「何よりもまず詩を読みなさい」

  「よく読むと同時によく考えよ」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【思考をコントロールする練習をしよう】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●はじめに「やりたいことを確実にやる方法」とはどのような方法
 なのでしょうか?

▽著者はその方法として、「朝早く起きる」ことを提唱しています。

 「人間の精力は、日常の仕事に全てを吸い取られてしまってはな
 らない。では、どうすべきか。あなたの情熱を日常の仕事だけに
 使わないようにすること。あなたのエンジンを仕事に使う前に、
 他の何かに使うこと」

 仕事でくたくたになってからエネルギーを使う前に、仕事を始め
 る前、つまり「朝」使いなさいといっているのです。
 
 この時点で「自分にはできない!」と思われた方もいるでしょう。
 
▽私も以前は、朝早く起きるなんて考えは全くありませんでした。
 しかし、メルマガを書こうを思い立ってから色々と考えたのです。
 
 仕事から帰って来てから読書感想文を書くと、すぐ眠くなります。
 その状態で文章を書いても、いい加減な文章しか書けません。
 
 そこで、早朝書くことを考えました。
 実際やってみると、朝は案外頭がすっきりするのです。
 眠いのは、起きた直後だけ。少しだけ体を動かすと眠気は吹き飛
 びます。
 
 現在は、朝4時に起きてこのメルマガを書いています。
 その代わり、寝るのは夜10:00です。
 
 まさに、自分にとっては「奇跡」が起きました。
 早起きをお勧めします。
 
▽著者も言っています。
 「睡眠というのはある程度習慣の問題であり、堕胎な生き方にこ
 そ問題があるのだという気がする」


●では「毎日の生活に奇跡をもたらす考え方」とはどのようなもの
 なのでしょうか?

▽著者は「時間が与えられているということは、実のところ毎日
 奇跡が起こっているようなものである」と言います。
 
 「朝、目覚める。すると、あなたの財布にはまっさらな24時間
 がぎっしりと詰まっているのだ」と表現しています。
 
 時は金なりですね。
 
 そして、みなさん。このような言い訳をしたことないですか?
 「もう少し時間ができたら、あれをやってみよう」

 私も、これは良く使いました。
 
 しかし、著者はこう言います。
 「もっと時間ができるわけなのないのだ。我々には今あるだけの
 時間しかなく、それはいつだって変わらないのだ」
 
 要するに「毎日の生活に奇跡をもたらす考え方」とは、「時間に
 対する考え方」を変えようということなのです。


●では「集中力、思考力を鍛える方法」とはどのような方法なので
 しょうか?

▽著者は、一番効果的な「集中力強化法」として、次の方法を解説
 しています。

 「家を出たらひとつのことに思考を集中してみよう。10メートル
 も行かないうちに、あなたの思考はあなたの監視の目をのがれて
 角を曲がり、他の事柄と戯れていることだろう。そいつの首根っ
 こをつかんで、元へ引き戻すのだ。駅に着くまでに、40回もそ
 れを繰り返すことになるだろう。しかし、やり続けるのだ。辛抱
 強くやっていれば、必ずできるようになる」
 
 「集中力を高める練習を規則的にやることによって、あなたは自
 分の思考をいかなる時にもいかなる場所でも思いのままに支配で
 きる」

▽実はこれ、別の本に書いてあったので実際試してみたのですが、
 とても難しいです。

 人間の思考は、放っておくと様々なことを考えます。
 そして、だいたいネガティブなことが多いのです。
 
 それをコントロールするには「監視すること」です。
 ぜひ一度やってみてください。


●最後に「人生の大きな『利息』を生むアドバイス」とはどのよう
 なものなのでしょうか?

▽ここでは「読書の方法」について書かれています。

 読むべき物は小説ではなく「何よりもまず詩を読みなさい」と言
 います。

 つまり、思考を必要とする本を読みなさいと言っているのです。
 そして「よく読むと同時によく考えよ」と言っています。
 
 ただ、読むだけではだめなのですね。
 
 
 推薦図書が何冊か紹介されていますが、この辺りは個人の趣味も
 あるので一概に何が良いとは言えないと思います。



 全体的に、「時間に対する考え方」「思考の大切さ」を解説して
 いる本です。

 読んでも「よしっ!やるぞー!」という気は起きません。
 でも、本質を突いていると思います。

 「もう少し時間があれば」といつも考えている方には、おすすめ
 の本です。



三色ボールペンで読む日本語
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 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:三色ボールペンで読む日本語
 著者:齋藤孝
 出版:角川書店
 定価:1500円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 はじめに
 1 脳を鍛える三色方式
 2 三色を技化する
 あとがき
 
 ※目次はもっと細分化されていますが、たくさんあるので省略さ
  せて頂きます。



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 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■■□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■■□


 この本は平成14年3月に発行されています。

 著者は日本語に関する本をたくさん出している齋藤孝さんです。

 三色ボールペンでどうやって本を読むのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)三色ボールペンを使う意味は?
 2)三色ボールペンで線を引くことによって何が変わるのか?
 3)三色ボールペンを使って本を読むときの注意点は?



 単純に線を引くだけだったら特に難しいことはないと思うのです
 が、一冊の本にするくらいなので凄いことなんでしょうね。期待
 が持てます。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)三色ボールペンを使う意味は?

  「この三色の使い分けは、単純すぎず、また複雑すぎない。
  ちょうどよいバランスで脳を鍛えることができる」

  「この方式を使う以前に読んだ本と、それ以後に読んだ本との
  間に大きな差が生まれた。読んだ後にももう一度見直したり、
  使おうと思ったときに、三色で線を引いた本の方が格段に役に
  立つのだ」

 2)三色ボールペンで線を引くことによって何が変わるのか?

  「私は、同じ本でも、自分が読んだ本でなければ後で読む気が
  しない。店頭で売られている本と、自分が一度線を引いて読み
  終わった本とではまったく価値が違う」
 
  「要約力を向上させる方法として、この三色ボールペン方式は
  絶大なる効力を発揮する。大事なところに線を引くことが要約
  の基本だから」


 3)三色ボールペンを使って本を読むときの注意点は?

  「本は基本的に借りて読むものでは無いということになる。
  借りた本には線は引けない」

  「本はとにかく『身銭を切って』自分で買って読むものだ。
  自分の読んだ本を平気で人に回すことができるのは、そこに
  自分の思考力を賭けていないからだ。自分の価値判断に賭け金
  を払っている場合には、容易に人に渡すことはできなくなる」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【頭を使って本を読もう】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●はじめに「三色ボールペンを使う意味」とは何でしょうか?

▽先に、三色(青、赤、緑)の使い方を簡単に説明します。

 青:客観重要。「まあ大事」というところに引く。
   あとから、青の部分を読めば、あらすじや要約になっている
   という引き方をする。

 赤:客観最重要。客観的に見て「すごく大事」と思ったところに
   引く。誰が見てもここが最重要であろうという箇所に引く。
   青の上に重ね引きしても構わない。

 緑:主観大切。自分が勝手に「おもしろい」と感じたところに引く。

▽著者はこのように言います。

 「『三色』の意味が重要なのだ。これが一色ではあまり意味がな
 い。二色でも少々物足りない」
 
 「青で気楽に引くことが、赤を導きやすくするのである。逆に四色
 にしてしまうと、複雑になりすぎて扱いにくくなる」
 
 「必要にしてかつ十分な色分けが、この『三色』だという結論に
 至った。この三色の使い分けは、単純すぎず、また複雑すぎない。
 ちょうどよいバランスで脳を鍛えることができる」

 三色ボールペンを使って本を読むということは、脳を鍛えること
 にもなるのです。
 
▽また、三色ボールペンを使って読んだ本は、後々も役に立ちます。

 「この方式を使う以前に読んだ本と、それ以後に読んだ本との間
 に大きな差が生まれた。読んだ後にももう一度見直したり、使お
 うと思ったときに、三色で線を引いた本の方が格段に役に立つのだ」

 本の冒頭部分に著者が線を引いた本の写真が掲載されていますが、
 この本は絶対捨てられないでしょうね。
 
 おそらく、線の引き方を見ただけで「この行には何が書いてある」
 というのがすぐ分かるのだと思います。
 
 現在、マインドマップというノート手法が流行ってますが
 (私もたまに書きます)、この三色ボールペン方式で線を引いた
 本は、マインドマップの別バージョンみたいな感じになるのでは
 ないでしょうか?

●次に「三色ボールペンで線を引くことによって何が変わる」のか?

▽著者は三色ボールペンで線を引いた本は完全に「自分の本」になると
 言います。

 「私は、同じ本でも、自分が読んだ本でなければ後で読む気がし
 ない。店頭で売られている本と、自分が一度線を引いて読み終わっ
 た本とではまったく価値が違う」
 
 なるほどそうですよね。
 三色ボールペンで線を引くということは、自分が本を読んでどう
 感じたかを知る手だてにもなります。
 
 赤を引いた部分だけを読めば、ポイントがすぐ分かるのです。

 とにかく、線を引いて「自分の本」にしてしまうことです。
 
▽また、著者は次のようにも言います。

 「要約力を向上させる方法として、この三色ボールペン方式は
 絶大なる効力を発揮する。大事なところに線を引くことが要約の
 基本だから」
 
 私も実際やってみましたが、この方式を使うと確かに要約力がつ
 きます。何がポイントなのかを一所懸命見つけようとするからです。


●最後に「三色ボールペンを使って本を読むときの注意点」は何で
 しょうか?

▽著者は次のように言います。

 「本は基本的に借りて読むものでは無いということになる。借り
 た本には線は引けない」
 
 「本はとにかく『身銭を切って』自分で買って読むものだ。自分
 の読んだ本を平気で人に回すことができるのは、そこに自分の思
 考力を賭けていないからだ。自分の価値判断に賭け金を払ってい
 る場合には、容易に人に渡すことはできなくなる」

 言われてみれば当たり前です。
 私も、赤ペン1本しか使いませんが、線を引きながら本を読みます。
 とても人にはお見せできません。
 電車の中で線を引くことが多いので、かなり汚いです。
 
 借りた方も読みづらいと思います。
 
 私は、今まで線を引いて読んだら「(本の)価値がなくなる」と
 思っていたのですが、考え方が違っていたようです。
 
 逆に価値が出てくるのです。価値の見方が間違っていたようです。





 他にも、お伝えしたいことがたくさんあります。
 気になる方はぜひ買って読んでみて下さい。

 実は、私はこの本に載っている例文に線を引いた後に、別の本で
 一冊試してみました。

 確かに、すごい方法です。本を読むのにこんなに頭を使って読ん
 だのは初めてでした。
 
 しかし、弱点は時間がかかることです。
 薄い本でしたら良いのですが、300頁とか400頁とかの厚い
 本になると、ほとんど電車の中でしか読まない私では、おそらく
 数日かかると思われます。
 
 したがって、使い分けるのが良いと思います。
 時間があるときは三色ボールペンで読む。
 時間が無いときは赤ペンだけで読む。

 本を読むのに「頭を使ってない」と思われた方も、ぜひ読んでみ
 て下さい。おすすめです。



ドロシーおばさんの大事なことに気づく
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 ◆今日読んだ本
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 題名:ドロシーおばさんの大事なことに気づく
 著者:加藤諦三
 出版:扶桑社
 定価:1143円+税
 購入:ブックオフで105円



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 ◆本の目次
──────────────────────────────
 第1章 自分に正直になったとき、大事なことに気づく
 第2章 本気で何かをしているとき、大事なことに気づく
 第3章 捨ててもいいと思ったとき、大事なことに気づく
 第4章 変わってもいいと思ったとき、大事なことに気づく
 第5章 少し待とうと思ったとき、大事なことに気づく
 第6章 人に頼るのをやめたとき、大事なことに気づく
 第7章 思いがけないところで、大事なことに気づく
 第8章 思いがけない時に、大事なことに気づく
 第9章 じっと見つめたとき、大事なことに気づく
 第10章 じっと聞いたとき、大事なことに気づく
 第11章 新しい人に出会ったとき、大事なこと気づく
 第12章 人を責めるのをやめたとき、大事なことに気づく
 第13章 失敗し、失望したとき、大事なことに気づく
 第14章 違う道を選んだとき、大事なことに気づく
 第15章 大事なことに気づくのは、難しいことじゃない
 第16章 いつも心を開いていたい、いつも耳を澄ましていたい、
     そうすれば、あなたは気づく、あなたは出会う、
     本当の自分に



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■□□□□
 勇気  :■■□□□
 豊かな心:■■■□□
 おすすめ:■■■□□


 この本は2002年6月に出版されています。

 表題にある「ドロシーおばさん」とは、ベストセラーになった
 「子どもが育つ魔法の言葉」という本の著者で、この本では詩が
 いくつか紹介されています。

 その詩を元に、著者が本を書いています。

 「大事なこと」とは?
 そして、そのことに気づくとどうなるのでしょう?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)大事なこととは何?
 2)ナルシストとはどのような人のこと?
 3)本当の自分に出会うにはどうすれば良いのか?



 大事なこととナルシストの関係はどうなっているのでしょうか?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)大事なこととは何?
 
  「自分に正直になること」
 
  「自分に正直になると大事なことに気がつきます。今まで見え
  なかったこと、いつでも存在しているのに気がつかなかったこ
  と等が見えてくるようになります」
  

 2)ナルシストとはどのような人のこと?

  「いつも自分は他人にどのように映っているかを考えている。
  自分は他人にどのような印象を与えているかを大変気にしている」
 
  「人から笑われ、ちょっと注意されると、すぐに傷つく」
 
  「自身のことをよく話す、自分のした経験、自分の感情、自分
  のアイデアについて、よく話をする」

  「とにかく注目の的になるのが好きである」
 
  「『私は特別な人間である』と思っている」
 
  「他人に色々と期待をする」
 
  「人の幸運が羨ましい」
 
  「私が値するもの全てを得なければ満足できない」


 3)本当の自分に出会うにはどうすれば良いのか?

  「本当の自分に出会うためには、何よりもまず自分の執着に気
  が付くことが必要です。その奥にある本当の自分に気が付き、
  そこから自己実現が始まります」

  「自分中心の心のあり方をやめることが大切」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【自分のなかのナルシストを意識しよう】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●初めに「大事なこと」とは何のことを言っているのでしょうか?

▽この本はドロシーおばさんの詩を元に本が構成されています。
 目次にもなっているのですが、もう一度記載します。

 「自分に正直になったとき、大事なことに気づく」
 「本気で何かをしているとき、大事なことに気づく」
 「捨ててもいいと思ったとき、大事なことに気づく」
 「変わってもいいと思ったとき、大事なことに気づく」
 「少し待とうと思ったとき、大事なことに気づく」
 「人に頼るのをやめたとき、大事なことに気づく」
 「思いがけないところで、大事なことに気づく」
 「思いがけない時に、大事なことに気づく」
 「じっと見つめたとき、大事なことに気づく」
 「じっと聞いたとき、大事なことに気づく」
 「新しい人に出会ったとき、大事なこと気づく」
 「人を責めるのをやめたとき、大事なことに気づく」
 「失敗し、失望したとき、大事なことに気づく」
 「違う道を選んだとき、大事なことに気づく」
 「大事なことに気づくのは、難しいことじゃない」
 「いつも心を開いていたい、いつも耳を澄ましていたい」、
 そうすれば、あなたは気づく、あなたは出会う、本当の自分に」
 
 この本で主張している「大事なこと」とは、簡単に要約してしま
 うと「自分に正直になること」です。
 
 自分に正直になると大事なことに気がつきます。
 今まで見えなかったこと、いつでも存在しているのに気がつかな
 かったこと等が見えてくるようになります。
 
 著者は次のように言っています。
 
 「現実は不安な人間が感じているほどつらいものではあありません。
 自分を取り巻く世界に対する偏見。自分自身についての先入観、
 それらのものから脱出しさえすれば、新しい世界が開けるのです」
 
 「新しい世界は外にあるのではありません。自分の心の内にある
 のです。自分の心の内部に隠されている不安や葛藤に気づけば
 世界は開けるのです」
 
 大事なことに気づくとは、考え方一つなんですね。


●では「ナルシスト」とはどのような人のことを言うのでしょうか?

▽この本では、大事なことに気がついてない人たちのことを「ナル
 シスト」と呼んでいます。

 ナルシストの基準がいくつか書かれているのでご紹介します。
 
 「いつも自分は他人にどのように映っているかを考えている。
 自分は他人にどのような印象を与えているかを大変気にしている」
 
 「人から笑われ、ちょっと注意されると、すぐに傷つく」
 
 「自身のことをよく話す、自分のした経験、自分の感情、自分の
 アイデアについて、よく話をする」

 このほかにも、次の5つのナルシストの基準が紹介されています。
 
 「とにかく注目の的になるのが好きである」
 
 「『私は特別な人間である』と思っている」
 
 「他人に色々と期待をする」
 
 「人の幸運が羨ましい」
 
 「私が値するもの全てを得なければ満足できない」
 
 いかがでしょうか?
 
 私は、前半の3つ目「自分のことをよく話す...」に当てはっ
 てました。

 よくやったのは、おじさんにありがちな「おれが20代の頃は.」
 のような話です。
 
 ごく最近ですが言わなくなりました。人に同じような話をされた
 とき、あまり面白くないのと、聞いている方は「いつ終わるのだ
 ろう」とか「どこまで本当なんだろう」程度にしか考えていない
 からです。
 
 おっ!これも大事なことに気が付いたってことですね。

 このような「ナルシスト」は、自分のことしか見ていません。
 心の中が自己中心的にできています。

 「大事なことに気がつく」とは「ナルシスト」をやめることなの
 です。


●最後に「本当の自分に出会う」にはどうすれば良いのでしょうか?

▽著者は次のように言います。

 「ナルシズムとは、ある意味で自己執着のことです。自己陶酔で
 すが、同時に陶酔している自己に執着する心理です。本当の自分
 とは、自己執着する自分の逆です。自己への執着があるかぎり、
 本当の自分には出会えません」
 
 「本当の自分に出会うためには、何よりもまず自分の執着に気が
 付くことが必要です。その奥にある本当の自分に気が付き、そこ
 から自己実現が始まります」
 
 「そして、本当の自分と出会ったときに他人にも出会うでしょう」

 本当の自分に出会うためには、心の方向を変えましょうと言って
 いるのです。

 自分中心の心のあり方をやめることが大切なんですね。




 この本では「ナルシストをやめよう」と主張しています。
 「ナルシスト」の解説がいろんな所に書かれているのですが、
 「どきっ」とするところがたくさんありました。
 
 どうやら私も「ナルシスト」のようです。



天の響(うた) 地の物語
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
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 題名:天の響(うた) 地の物語
 著者:高橋佳子
 出版:三宝出版
 定価:1456円+税
 購入:ブックオフで105円



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 曙光
 遙かな道
 魂の光
 春暁
 源流
 深い海
 誕生
 夢幻
 大樹
 春
 永遠なる巡礼



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :■■■■□
 豊かな心:■■□□□
 おすすめ:■■■■□


 この本は平成7年12月に初版が出ています。

 紹介文によると、著者は「永遠の生命観を元としたトータルライ
 フ(TL)人間学を提唱」とあります。

 以前、この著者が書いた本を何冊か読んだのですが、人間の生き
 方はどうあるべきかを提唱してます。


 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)天意とは何?
 2)人生の基盤とは?
 3)どう生きれば良いのか?



 実は、本の題名と目次からは、なかなか内容がつかみづらいのです。


 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)天意とは何?

  「天意とは『自分を超えた大いなる力』である」

  「天意を我が意として生きることを目指す」


 2)人生の基盤とは?

  「人間は、生まれ育つ過程で、自分の心に色々なフィルタを掛
  けていく。そのフィルタのことを『人生の基盤』という」


 3)どう生きれば良いのか?

  「明日死ぬ者のごとく生きる」
  
  「魂の願いをかなえてあげる」



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【自分の「魂の願い」を真剣に考えてみよう】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●まず最初に、「天意」とは何のことを言っているのでしょうか?

▽著者は「天意」を次のように説明しています。

 「天意とは『自分を超えた大いなる力』である」

 「天意を我が意として生きることを目指す」

 私が解釈したところによると、「人間には天から与えられた意思
 (仕事)があり、その仕事を見つけ働くことが大切である。天意
 とは『天から与えられた仕事』である」となります。
 
 自分が本来やるべきことを見つけ、一生懸命働くことが大切なの
 です。
 
 天意を見つけることは、私のメインテーマでもある「何をするた
 めにこの世に生まれてきたのか」の答えでもあるようです。


●では次に「人生の基盤」とは何でしょうか?

▽人生の基盤とは、次の言葉で説明されています。少し長いですが
 注釈文を書き出します。

 「人はたくさんの信念を持っています。

 『人現とは信頼できるもの』
 『世間は信じられない』
 『悲しいことは重なるものだ』
 『嬉しいことは長続きしない』
 『自分はだめな人間だ』
 『私は特別でなくてはならない』
 『友達はライバルである』
 『誰かがきっと何かしてくれる』
 『男は黙って行動するものである』
 『女は控えめな方が愛される』
 『私はいつも被害者だ』等々。

 それらが一つの回路になって、一人ひとりに
 『ある感じ方』をさせ、
 『あるわかり方』をさせ、
 『ある思い方、考え方』をさせ、
 『ある行動の仕方』をさせ続けているのが、人間の現実ではない
 でしょうか。
 
 心の中に一つの鋳型(いがた)ができあがり、鋳型通りの考えや
 行動が自動的に次々と生み出され続けているという感じなのです。
 
 ちょうど傷ついたレコード盤の溝を、針が何度も何度も繰り返す
 様にも似ています。そうさせている陰の支配者が心に住んでいる
 のです。
 
 それは、人間が『生まれ』『育ち』の中でつくってきた、たくさん
 の信念からできた回路です。人間の意識を左右し、行動を決定し
 ていってしまうものなのです。
 
 私はこの暗黙の信念の回路を『人生の基盤』と読んできました。
 基盤は意識と無意識を会わせた回路です。これこそが、一人ひとり
 の人生を刻一刻と生み続けている基となっているものだからです」

 わかりました?
 
▽私の簡単な解釈は次の通りです。
 「人間は、生まれ育つ過程で、自分の心に色々なフィルタを掛け
 ていく。そのフィルタのことを『人生の基盤』という」

 著者は「陰の支配者」とも言っています。
 こう言われると、とても怖いですね。
 
 「まるで障子に穴を開けて、そこから世界を眺めているようなも
 のであり、檻の中に閉じこめられた囚われ人のようです」と表現
 されています。
 
 人間は「人生の基盤」があるために、人生は自分の思い通りにな
 るものではないのです。


●では「どう生きれば良い」と言っているのでしょうか?

▽「人生の基盤」に支配されている私たちは、どのように生きてい
 けば良いのでしょうか?
 
 著者は、次のように言います。
 
 「死を目前にした時、今まで見えなかったひとすじの道がはっき
 りと見えてくることがあります。何が大切で、何が大切でないか。
 日頃いかにどうでもよいことにこだわり執着していたか。まるで
 霧が晴れたように真実に眼が開かれてくるのです」
 
 「明日死ぬ者のごとく生きる。それこそ、魂として覚醒して生き
 ることであり、永遠の生命としての生き方に他なりません」
 
 私の解説が、「人生の基盤」から「生き方」に飛んでしまったため、
 分かりづらいかもしれません。
 
 私たちの魂には「願い」があり、その願いを現実とするために、
 この世に生まれてきます。
 
 しかし、私たちは魂に刻まれた「知恵」を忘却するところから
 人生を始めなければならないのです。
 
 しかも、生まれ育った環境によって「人生の基盤」ができあがり
 ます。このような状態から「魂の願い」を現実化しないとならな
 いのです。
 
 そのために、「明日死ぬ者のごとく生きる」ことが必要だと著者
 は言っているのです。
 
 責任重大ですね。
 
 「いっそ死んでしまった方がいいと思うほど、耐え難い苦しみや
 悲しみに襲われることがあります。生まれてこなかったほうがどん
 なによかったと思うことも、一度や二度ではないかもしれません。
 それでも、魂は生まれてくることを切望したのです。人生を体験
 したくて、人々と出会いたくて生まれてきたのです」
 
 みなさん、魂の願いをかなえてあげましょう。



 この著者の本は、言い回しが少し難しい部分もあるのですが、
 主張していることが一貫していて、とても共感できるのでおすす
 めです。



オヤジの知恵
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
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 題名:オヤジの知恵
 著者:早坂茂三
 出版:集英社出版
 定価:514円
 購入:ブックオフで300円



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 ◆本の目次
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 第1章 空は落ちてこない
 第2章 一剣を磨く
 第3章 若者よ、頑固であれ
 第4章 悪評を恐れず
 第5章 脇は甘く、懐は深く
 第6章 政治とは生活である
 第7章 人生は間だよ



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 ▼本の成分解析
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 知恵  :■■■■□
 勇気  :■■□□□
 豊かな心:■□□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本は1999年10月に単行本が出版されていて、その文庫
 版になります。

 著者は、新聞記者から田中角栄の秘書になった方です。

 生きるためのオヤジの知恵とはどんなものなのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
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 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)オヤジは「どう生きろ」と言っているのか?
 2)「人生は間だよ」とはどういうことなのか?
 3)かみさんの扱い方とは?



 最終学歴小学校(旧制)から、総理大臣まで上り詰めた田中角栄
 の「知恵」とは?期待が持てますね。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
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 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)オヤジは「どう生きろ」と言っているのか?

 「上を見ろ。空は落ちてこない。山より大きないのししは出てこ
 ない。お互い命までは取られない。心配するな」
 
 「食って、寝て、いやなことは忘れろ」


 2)「人生は間だよ」とはどういうことなのか?

 「戦うときはとことん戦い、遊ぶときは遊ぶ」


 3)かみさんの扱い方とは?

 「家を守ってくれるかみさんを大事にしていれば、万事、平和です」



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 ★今日から実行すること
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 【食って、寝て、いやなことは忘れよう】



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 ●もっと知りたい方のために
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●はじめに、オヤジは「どう生きろ」と言っているのでしょうか?

▽この本は、見開き2ページ分に、オヤジ(故内閣総理大臣 田中
 角栄と著者)の言葉がエピソードと共に紹介されています。
 
 その中でも、特に気に入った部分を紹介します。
 
▽オヤジは昭和51年7月に東京地方検察局に連行されています。
 ロッキード事件の始まりです。
 
 ここで紹介するのは、40日間の拘留から保釈されたときの、
 著者とオヤジの会話です。
 
▽著者が次のようにオヤジに聞きます。
 
 「オヤジさんは刑事被告人になった。これから内外の敵が一気に
 攻め寄せてくる。私はどのような心構えで対応したらよいか?」
 
 すると、オヤジは次のように答えます。
 
▽「上を見ろ。空は落ちてこない。山より大きないのししは出てこ
 ない。お互い命までは取られない。心配するな」
 
 続けて、次のように言います。
 
 「朝昼晩にしっかりメシを食え。空きっ腹ではコメ俵を担いで
 一里も歩けない。メシ粒が喉に通らんときは、味噌汁をぶっかけ
 て流し込め。メシ粒が胃袋に辿りついてくれる」
 
 「時間が短くても熟睡せよ。寝不足だと足元がふらつく。いい
 知恵も出てこない。寝付かれない夜は、寝酒を飲み、女房を抱い
 てやれ」
 
 「世の中はいいことなど少ない。いやなことばかりだ。いやなこ
 とは、その日に忘れろ。明日また、いやなことがワンサカやって
 くる。それにいちいちかまけていては戦ができない」

 総理大臣まで上り詰めた人が言うと、とても説得力があります。
 
 著者は「食って、寝て、いやなことは忘れろ」を「角栄三原則」
 と命名し実践してきたそうです。
 
 どんなことが起こっても、空は落ちてこないのです。
 なんだか力が湧いてきます。


●では「人生は間だよ」とはどういうことなのでしょうか?

▽オヤジは著者に次のように語ったそうです。

 「人生は間だよ。一本調子では何事もうまくいかない」
 
 ここで言っている「間」とは「遊び」とか「余裕」のことです。
 
 ただ一生懸命働くことだけが人生ではない。限られた人生を気ま
 まに豊かに過ごすことが大切なのです。
 
 実際、オヤジもよく遊んだそうです。
 戦うときはとことん戦い、遊ぶときは遊ぶ。
 この精神で生きたほうが、人生うまくいくようです。
 
 私も見習います。その前に一所懸命働かなくてはならないですね。


●最後に、オヤジが言う「かみさんの扱い方」とはどんな方法なの
 でしょうか?
 
▽オヤジは次のように言ったそうです。

 「家を守ってくれるかみさんを大事にしていれば、万事、平和です。
 利口な細君は亭主の何もかも飲み込んで、黙って亭主を助け、
 顔で笑って心で泣いても頑張ってくれる。結局、家庭は騒動のな
 いほうがいいに決まっている」
 
 オヤジは働きはいいけど、女性関係が回りに比べ華やかだったそ
 うです。
 
 しかし、このような考え方は、現在だと通用しないですね。
 
 かみさんを大事にするは当然ですが、自分で遊んでおいて、顔で
 笑って心で泣いて頑張ってくれる女性がいいなんてことは、勝手
 すぎます。



 かなり絞って、お伝えしたのですが、修羅場を経験してきている
 オヤジの知恵は奥が深いです。
 人生を精一杯生きている感じがします。



 この本はぜひ読んでみてください。



人生を変える笑顔のつくり方
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 ◆今日読んだ本
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 題名:人生を変える笑顔の作り方
 副題:絶対、運が開ける笑顔セラピー
 著者:野坂礼子
 出版:PHP研究所
 定価:1350円+税別
 購入:ブックオフで105円



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 ◆本の目次
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 1 生き方を変えるセラピー
 2 笑顔の科学
 3 奇跡も起こす“感謝法”
 4 笑顔は魔法の押しボタン
 5 言葉とイメージの不思議パワー
 6 “笑顔思考法”プラス思考になろう!
 7 “ストローク(触れあい)”の心理学
 8 T・A心理テスト



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 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :□□□□□
 勇気  :■□□□□
 豊かな心:■■■■□
 おすすめ:■■■■□



 この本は2003年10月に出版されています。

 著者は心理カウンセラーの他、色々と活躍されているようです。
 「笑顔教室」代表とあります。

 本当に、笑顔だけで人生が変わるのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)感謝するとどうなるのか?
 2)笑顔の効果とは?
 3)どのように思考すれば良いのか?



 「感謝、笑顔、思考」どれも簡単にできそうです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)感謝するとどうなるのか?

 「感謝すると人生が変わる」

 「感謝を心がけている人の周りには感謝が嫌いな人は寄ってこない。
 気が付いたら感謝する人ばかりになる」


 2)笑顔の効果とは?

 「幸せになる」

 「運が良くなる」

 「自信がつく」


 3)どのように思考すれば良いのか?

 「足し算思考法」

 「陽転思考法」

 「チャレンジ思考法」



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 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【もっと笑顔をふやそう】



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 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●はじめに「感謝」するとどうなるのでしょうか?

▽最初は心がこもっていなくても良いから形から入ります。

 とにかく「ありがとう」と言います。
 「ありがとう」よりも「ありがとうございます」の方が効果があ
 ります。

 言葉に出さなくても、「ありがとうございます」と心の中でつぶ
 やくだけでもOKです。

 では何に対して感謝すればよいのでしょうか?
 
 全てのことに対してです。いや、対象なんて無くてかまいません。
 とにかく「ありがとうございます」を繰り返します。
 1回でも多く繰り返します。

 一番近しい人に、関係が終わった人に、今日であった人に、そして
 宇宙に、大自然に。
 とにかく「ありがとうございます」を繰り返して感謝を伝えます。

 感謝すると人生が変わるそうです。
 感謝を心がけている人の周りには感謝が嫌いな人は寄ってきません。
 気が付いたら感謝する人ばかりになります。

▽パワフル感謝法が紹介されています。

 「感謝呼吸法」
 「笑顔で感謝法」

 の二つです。

 感謝呼吸法は、吐く息に合わせ心の中で「ありがとうございます」
 を何度か唱えます。

 笑顔で感謝法は、読んで時のごとくです。

 ただし、この感謝を実行する場合に守らなければならない3つの
 約束事と、目標があります。

 3つの約束事とは、

 「実行」
 「信じる」
 「決める(本気でやる)」

 です。当然ですね。
 そして目標とは

 「3,3,3,3の目標」

 です。これは、まず3日、そして3週間、3ヶ月、3年 続けよ
 うという目標です。

 まず3日間続けてみませんか?


●次に、「笑顔」にはどのような効果があるのでしょうか。

▽生き物の中で人だけが笑うことができるのそうです。

 そして「笑顔」の効果として、次の3つがあげられています。

 「幸せになる」
 「運が良くなる」
 「自信がつく」

 人間は笑顔を作ると怒ることが出来ません。
 笑いながら怒ると竹中直人さんみたいにおもしろくなります。

 また、以前読んだ「脳科学」の本にも書いてありましたが、人間
 の脳には作り笑顔でも良い効果(α波)が出るそうです。
 口の端を上にキュって上げてニコッとするだけです。

 この本には詳しい笑顔トレーニング法が載っています。


●最後に、どのように思考すれば良いのでしょうか?

▽人間は心で思っていることが実現します。
 これは成功法則の本を読むと、どの本にも書いてあります。
 日々自分が考えていることが現実になります。
 
 私が過去、何度も経験があるのは「フラれるのはヤダッ!」って
 思いながら女の子と付き合うとフラれると言うことです。

 自分に自身が持てないからでしょうね。
 今頃になって気づくなんて....

▽現在の自分の生活も同じです。
 
 現在の給料も、現在の家族も、現在住んでいる家も、食事も、
 着ている服も、毎日やっている仕事も、全て自分が思い描いたよ
 うに実現しています。

 全て自分の「選択」の結果です。

 「そんなことは絶対無い。こんな生活は望んでいない」と言う方
 もいると思います。
 
 でも、そんな現在に至った経過をたどっていくと、全て自分の考
 えた「選択」で現在に至っているはずです。
 
 パートナーとの生活に問題がある人、お金に困っている人、人間
 関係に悩んでいる人、仕事が上手くいかない人。
 
 よく思い出してみて下さい。
 その問題に行き着くには全てあなたの頭で考えた結果、実現して
 いると思います。

▽私も、最近やっとそのことに気が付きました。

 似たような成功法則の本を何十冊と読んで「また同じ事が書いて
 ある」と思いつつもまた読んでを繰り返していたら、ある時ふと
 「そうだよな」と思えました。
 
 自分で「ベストな選択」をしていたのです。
 最初は「ベストな選択をしているなら、ベストな人生を歩んでい
 るはずだ」と反発していたのです。
 
 しかし、その選択は、自分にとって最高の選択をしていたのです。
 よーく思い出してみましょう。

▽その「思考法」ですが、次の3つがあげられています。

 「足し算思考法」
 「陽転思考法」
 「チャレンジ思考法」

 私たちは日本人は普段、引き算思考法をしています。
 つまり減点法ですね。
 100点満点から減算します。
 
 このやり方だと最終的にはゼロにそしてマイナスになってしまい
 ます。そうではなくて、良いことだけを足し算して考えます。

 また、陽転思考法とは、いわゆるプラス思考ですね。
 どんなことでもプラスに考えます。
 
 給料が20万円なら、「20万円もある」と考えます。
 「20万円しかない」と考えないでください。

 チャレンジ思考法とは、これも読んで時のごとく何にでもチャ
 レンジすることです。



 以上、大事な3つのことを解説しましたが、他にも良いことが
 たくさん書いてあります。

 「良い返事」
 「お辞儀」
 「挨拶」
 「自己イメージ」

 要するに、「笑顔と思考で自分を変えましょう」と主張している
 本なのですが、紹介されている方法はどれも簡単で、誰にでもで
 きることです。
 
 あとは実践するかどうかです。



図解・速習 『学問のすすめ』
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 ◆今日読んだ本
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 題名:図解・速習 新訳 学問のすすめ
 副題:自分が何をすべきかを知る!
 著者:福沢諭吉
 出版:総合法令出版
 定価:850円
 購入:本屋さんで購入



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 ◆本の目次
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  初編 天は人の上に人を造らず
  二編 人生と社会に役立つ学問に励め
  三編 気概そして独立の精神を持て
  四編 民間で活躍する人材となれ
  五編 学問を志したものは社会のために尽くせ
  六編 法律は国民が国民のためにつくるものであるから、
     しっかり守るべき
  七編 国民の律場・役割と国家の関係
  八編 自分の心と体は自分の幸せの実現のためにある
  九編 志を高く持ち、社会に貢献する人となれ
  十編 人生に希望を持って、大いに学べ
 十一編 人が心から動く理由
 一二編 心も学力も国のレベルも、どんどん高めていかなければ
     ならない
 一三編 他人とよく交われば人間関係もよくなる
 一四編 計画を立て、それを定期的にチェックしろ
 一五編 信じることと疑うことを見分ける判断力をつけろ
 一六編 志を高く持ち、目の前のことから始めて、それに近づい
     ていけ
 一七編 人望のある人となれ



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 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■□□□
 勇気  :■■■■□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■■□



 この本自体は2005年10月に出版されています。
 「学問のすすめ 初編」は明治5(1872)年2月に出版され
 ています。
 
 最後の一七編は明治9(1876)年11月に出版されています。

 正確にどのくらい売れたのか分かりませんが、現在まで売れてい
 るということは相当数売れていると考えられます。

 著者は、最近めったに見ることができない「諭吉つぁん」です。
 著者の説明はいらないでしょう。

 「学問のすすめ」を読もうと思い、本屋さんで岩波文庫版を見た
 のですが、即座にあきらめ、現代語訳の本を探しました。

 何冊か現代語訳の本が出ているのですが、ハイブロー武蔵さん訳
 の本が一番読みやすそうでした。

 各編毎に訳者の解説と図解が載っているのでおすすめです。


 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
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 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)どのようなことが書いてあるのか?
 2)学問はどうあるべきなのか?
 3)国民と国家の関係とは?



 実は、「学問のすすめ」には、どのようなことが書いてあるか、
 恥ずかしながら知りませんでした。


 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)どのようなことが書いてあるのか?
 
  ※たくさんあるので、下記「●もっと知りたい方のために」を
   参照してください。


 2)学問はどうあるべきなのか?

 「単なる知識としての学問ではなく、実用に耐えうる学問を身に
 つけなさい」

 「国民のレベルを上げるための「学問」が必要」


 3)国民と国家の関係とは?

 「われわれ国民は、国民としての役割と責任を果たし、政府は政府
 としての役割と責任を果たし、お互いに助け合い、協力しあって
 国の独立を維持していかなければならない」


──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【学問はアウトプットもこころがけよう】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●この本には「どのようなこと」が書いてあるのでしょうか?

▽「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」と言うと、
 ほとんどの方が聞いたことがあると思います。

 しかし、その先に何が書いてあるか知っている方は少ないのでは
 ないでしょうか?私も、知りませんでした。
 
 「学問のすすめ」は全部で17編あります。
 (それすら知りませんでした)

▽各編で何が書いてあるのか、簡単にご紹介しましょう。
 
 初編:社会に役立つ学問を身につける意味の解説。
 二編:学問の意味、学問と政治の関係を解説。
 三編:国と国との関係、そのために必要な個人の独立を解説。
 四編:国と国民の関係、現在の国民の気風を一掃するために学問
    を目指す者の使命。そして、どのような立場で学問を実践
    に役立てるかを解説。
 五編:国民の独立の気力の大切さ、学問を身につけた者への生き
    方を解説。
 六編:国民と法律の関係、それを守る必要性を解説。
 七編:国民の立場・役割、暴政に対してとるべき行動を解説。
 八編:人の心と体の特性、上下貴賤差別の社会への影響を解説。
 九編:社会に貢献する人となる必要性を解説。
 十編:独立した日本人になる必要性、大きな希望を持つことの
    重要性を解説。
 十一編:社会における人と人との関係、地位と身分の弊害の解説。
 十二編:学問のインプットとアウトプットの大切さ、目標を高く
     持つことの重要性を解説。
 十三編:人を恨み、不平に思う心の原因、自己責任の大切さを解説。
 十四編:計画の立て方と実践の方法、「世話」の本当の意味を解説。
 十五編:疑問を持つことの大切さ、そのために必要な学問を解説。
 十六編:精神の独立の必要性、理論と実践が一致していることの
     大切さを解説。
 十七編:人望ある人間になること、世の中の役に立つ人間になる
     方法を解説。

▽色々なことが書いてあったのですね。

 時代背景が、現在の日本の基礎ができる時期のことなので、国と
 国民のありかた、国民と学問のありかた、志の大切さ等、近代国家
 に必要な事が説かれています。
 
 しかし、なぜか今読んでも、違和感がないですね。
 どちらかというと、現代に必要な教えなのではないでしょうか。


●著者は「学問はどうあるべき」だと言っているのでしょうか?

▽著者は、一人ひとりが自分の役割を果たせるように、学問を身に
 つけるべきだと言います。

 それも、単なる知識としての学問ではなく、実用に耐えうる学問
 を身につけなさいと言っています。
 
 「日々の生活も学問であり、帳簿も学問であり、時勢を見るのも
 学問なのである。必ずしも和漢洋の書を読むことだけが学問とい
 うわけではないのだ」と言っています。
 
 また、学問をしないと言うことは、国民の一人ひとりのレベルが
 低いということであり、そうなると悪政となってしまうのです。
 
 したがって、国のレベルを上げるには、国民のレベルを上げなけ
 ればならないのです。

 そして、国民のレベルを上げるには「学問」が必要なのです。
 
▽現在の日本のレベルは高いのか低いのか?
 これには、人それぞれ意見があると思います。
 
 最近「小言おやじ」と化している私の意見は「知識レベルは高い
 けれど、道徳レベルは低い」です。


●最後に「国民と国家の関係」はどうあるべきなのでしょうか?

▽著者は次のように言います。

 「われわれ国民は、国民としての役割と責任を果たし、政府は政府
 としての役割と責任を果たし、お互いに助け合い、協力しあって
 国の独立を維持していかなければならない」

 政府の力に頼るだけではだめなのです。

▽私の意見では、この辺が日本人の悪いところだと思っています。

 役所がやってくれるだろう、国がやってくれるだろうという考え
 ばかりですね。
 
 個人でできること、できないことがあります。
 そこを正しく見極め個人でできることは個人でやるべきです。
 
 一例をあげれば「子どものしつけ」がそうです。
 しつけは学校が教えるものではありません。親が教えるものです。
 その辺りを分かっていない親が多いと思います。




 学問の大切さ、国民のあり方、志の必要性等、とても130年以上
 も前に書かれたものとは思えないほど、現在でも通用する本です。
 
 一読をおすすめします。

 ただし、原文のまま読むと、なかなかつらいものがあります。
 ここで紹介した本のように、現代語訳された本が何冊か出版され
 ているようなので、そちらをおすすめします。



一勝九敗
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 ◆今日読んだ本
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 題名:一勝九敗
 著者:柳井正
 出版:新潮文庫
 定価:438円+税
 購入:本屋さんで購入



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 ◆本の目次
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 1 家業からの脱皮
 2 挑戦と試行錯誤
 3 急成長からの転換
 4 働く人のための組織
 5 失敗から育てる次の芽



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 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■□□□
 勇気  :■■■□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■□□


 この本は、2003年11月に単行本が発行されていて、その
 文庫版となります。

 著者はご存じかと思いますが、どこに行ってもある「ユニクロ」
 の経営者として有名です。

 一度、「会長」になったのですが、現在は「会長兼社長」となっ
 ていています。社長に復帰したようです。

 「ユニクロ」の経営手法とはどのようなものなのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)どのような失敗をして、それをどうやって克服してきたのか?
 2)起業家十戒とは?
 3)経営者十戒とは?



 「一勝九敗」。負けの方が多いようです、失敗にはどのようなも
 のがあり、それをどうやって克服してきたのでしょうか?



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)どのような失敗をして、それをどうやって克服してきたのか?

 「失敗を生かすも殺すも経営姿勢次第である。目の前につきつけ
 られる結果から目をそらし、フタをして葬り去りたい気持ちになる」

 「しかし、フタをしたら最後、必ず同じ種類の失敗を繰り返すこと
 になる。失敗には次につながる成功の芽が潜んでいるものだ」
 
 「実行して失敗するのは、実行もせず、分析ばかりしてグズグズ
 しているより良い。失敗の経験は身に付く学習効果として財産に
 なる」

 「失敗に学ぶことと、リカバリーのスピードが大切」

 「十戦十勝ほど恐ろしいものはない。一勝九敗だからこそ、一つの
 成功に深みがあり、次につながる大きなパワーが生まれるのだ」


 2)起業家十戒とは?
 
 ※「●もっと知りたい方のために」を参照して下さい。


 3)経営者十戒とは?

 ※「●もっと知りたい方のために」を参照して下さい。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【過去の自分の失敗を分析してみよう】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
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●はじめに「どのような失敗をして、それをどうやって克服してき
 たのか?」についてです。
 
▽著者は「はじめに」の部分で、次のように言います。

 「経営とは試行錯誤の連続で、失敗談は限りなくある。商売は失敗
 がつきものだ。十回新しいことを始めれば、九回は失敗する」
 
 そんなに、失敗ばかりなのでしょうか?
 紹介されている失敗を何点か紹介します。
 
▽ニューヨークにデザイン・情報収集のための子会社、東京・大阪
 に商品事務所、山口に本社と、商品企画の機能が分散していたが、
 四カ所での情報交換と情報共有が上手くいかず、デザイン子会社
 は3年半で解散。

 この失敗から学んだことは、商品企画と販売の連動の重要性。
 
▽別の会社から暖簾(のれん)分けされた、子供服の企画開発販売
 会社に出資し子会社化した。子会社化した会社が商標権を取得した
 時点から、暖簾分けした会社との関係がおかしくなり、不正競争
 防止法による商標使用差し止めの仮処分申請が出された。

 裁判は負け見通し、会社自体も赤字の状態が続き、出資から8ヶ月
 で全店舗を閉鎖。
 
 この失敗が、現在のユニクロキッズの土台を作った。
 会社を精算しても有能なデザイナーが残ってくれた。
 
 等々。
 
▽では、著者は「失敗」をどのようにとらえているのでしょうか?

 「失敗を生かすも殺すも経営姿勢次第である。失敗は誰にとっても
 嫌なものだ。目の前につきつけられる結果から目をそらし、フタ
 をして葬り去りたい気持ちになる」
 
 「しかし、フタをしたら最後、必ず同じ種類の失敗を繰り返すこと
 になる。失敗は単なる傷ではない。失敗には次につながる成功の芽
 が潜んでいるものだ」
 
 「実行して失敗するのは、実行もせず、分析ばかりしてグズグズ
 しているより良い。失敗の経験は身に付く学習効果として財産に
 なる」

 「失敗に学ぶことと、リカバリーのスピードが大切」
 
 著者は、致命的な失敗は避けなければならないが、それ以外の
 失敗はしようがないと思っているようです。
 
 むしろ、失敗をどのように次に生かすかがポイントのようですね。
 
 これは、個人に置き換えても同じ事だと思います。
 
 自分のことを思い出してみると...
 フタのしっぱなしです。しかも、他人のせいにしたりして。
 恥ずかしい限りです。
 
▽著者は逆に、「成功の中に失敗の芽が潜んでいる」と言います。

 「成功すると、大きな変革期にいるはずなのに、保守化が始まる。
 成功するということは保守的になるということだ。成功したと
 思った時点でダメになるものだと思う」
 
 「十戦十勝ほど恐ろしいものはない。一勝九敗だからこそ、一つの
 成功に深みがあり、次につながる大きなパワーが生まれるのだ」
 
 いつまでもチャレンジ精神が必要なようです。
 
 
●では、著者の「起業家十戒」とはどのようなものなのでしょうか?

▽以下に、十戒全てを書いておきます。

 1.ハードワーク、一日二四時間仕事に集中する。
 2.唯一絶対の評価者は、市場と顧客である。
 3.長期ビジョン、計画、夢、理想を失わない。
 4.現実を知る。その上で理想と目標を失わない。
 5.自分の未来は、自分で切り開く。他人ではなく、自分で自分
   の運命をコントロールする。
 6.時代や社会の変化に積極的に対応する。
 7.日常業務を最重視する。
 8.自分の商売に、誰よりも高井目標と基準を持つ。
 9.社員とのパートナーシップとチームワーク精神を持つ。
 10.つぶれない会社にする。一勝九敗でよいが、再起不能の失敗
   をしない。キャッシュが尽きれば全てが終わり。


●最後に「経営者十戒」とはどのようなものなのでしょうか?

▽これも十戒全てを書いておきます。

 1.経営者は、何が何でも結果を出せ。
 2.経営者は明確な方針を示し、首尾一貫せよ。
 3.経営者は高い理想を持ち、現実を直視せよ。
 4.経営者は常識に囚われず、柔軟に対処せよ。
 5.経営者は誰よりも熱心に、自分の仕事をせよ。
 6.経営者は鬼にも仏にもなり、部下を徹底的に鍛え勇気づけよ。
 7.経営者はハエタタキにならず、本質的な問題解決をせよ。
 8.経営者はリスクを読み切り、果敢に挑戦をせよ。
 9.経営者はビジョンを示し、将来をつかみ取れ。
 10.経営者は素直な気持ちで、即実行せよ。
 

 起業家、経営者とは厳しいものなのですね。
 サラリーマンにどっぷり浸かっていると、厳しく見えてしまうの
 でしょうか?



 この本を読んでいると、致命的な失敗を避ければ、失敗とはむしろ
 歓迎すべきものなのではないかと思えてきます。

 きっと、考え方次第なのでしょうね。

やれば、できる。
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 ◆今日読んだ本
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 題名:やれば、できる。
 著者:小柴昌俊
 出版:新潮文庫
 定価:362円+税
 購入:ブックオフで105円



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 ◆本の目次
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 第1章 なぜか物理の道へ
 第2章 成績どん底の大学時代
 第3章 夢のアメリカ行き
 第4章 カミオカンデへの道
 第5章 十七万光年の彼方からの贈り物
 第6章 日本人よ、胸を張れ!



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 ▼本の成分解析
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 知恵  :□□□□□
 勇気  :■■■□□
 豊かな心:■■□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は平成15年1月に単行本が出版されています。
 今回読んだのは、その文庫版です。

 著者は2002年にノーベル物理学賞を受賞した、小柴昌俊さん
 です。

 ノーベル賞を受賞する人は、どのような考え方をしているので
 しょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
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 ■この本のどこを読むか
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 1)小柴流成功法則とは?



 ビジネスで成功する人の成功法則は、よく読みますが、ビジネス
 以外で成功する人の成功法則とはどんなものか?
 楽しみです。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
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 ■この本をどう読んだか
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 1)小柴流成功法則とは?

 「運と人の縁」
 
 「やれば、できる」

 「周りの人に応援してもらう」



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 ★今日から実行すること
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 【周りの人に応援してもらえる人になろう】



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 ●もっと知りたい方のために
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●今回はシンプルに「小柴流成功法則」とはどのようなものか読ん
 でみました。

▽簡単に言ってしまうと、小柴流の成功法則とは、文中で著者が
 書いていますが「運と人の縁」と、本の題名にもなっている
 「やれば、できる」の二つです。
 
▽著者は高校時代、物理の成績が悪かったそうです。

 ある時、寮の風呂に入っていると、著者がいることに気がついて
 いない先輩と物理の先生が、著者について会話しているのを聞き
 ます。
 
 「小柴は物理ができないから、大学も物理は選ばないだろう」
 
 その会話を聞いて「こんちくしょう」と思ったところから、ひた
 すら勉強するのです。
 
 そこから東大の物理学科に合格します。
 
 あの時風呂に入っていなかったら、
 あの時先輩と物理の先生が著者に気がついていたら、
 あの時物理の成績がもう少し良かったら
 ...

 人間、何が人生の方向を決めるか分からないものです。

▽大学の成績も、アルバイトばかりしていて、芳しくなく「物理は
 ビリで卒業した」そうです。
 
 しかし、著者は人間の一生と学校の成績は関係がないと言います。
 
 「学校の成績が人間の一生を決めてしまうことなんてない、成績
 が悪くたってやりたいことはやれるんだ」
 
 成績が悪かった私にとってはとても勇気づけられる言葉です。
 でも、やりたいことをやってませんね。
 
 2002年の3月(ノーベル賞受賞後)、著者は東大の卒業式で
 祝辞を述べまています。

 「人間の真価は大学の中ではなく、社会に出たときに問われる」

 「世界では、自ら考えて解決法を模索するという能動的認識が大
 きくものを言う」
 
 私も社会人になって17年になりますが、社会に出ると学歴は
 関係ないと思います。(関係あるところもあるかもしれません)
 
 どちらかと言うと、社会に出た後の考え方に左右されると思います。

▽この本を読んでいると、著者は色々な人たちに応援されています。
 これも「小柴流成功法則」の一つです。
 
 本の中ではあまり書かれていないのですが、おそらく著者の
 「人間性」がすばらしいので、周りの人たちが皆助けてくれるの
 ではないかと考えられます。

 本人は気が付いていないかも知れません。
 
 これは、ビジネスの世界(私も読んだことしか分かりませんが)
 でも同じではないでしょうか。
 
 成功している人は必ず周りの人たちが応援してくれています。
 
 著者は、日本だけではなく、外国に行っても色々な人に応援して
 もらいます。
 
 そして、失敗したことも含め、やること全てがノーベル賞を受賞
 の要因になった実験場「カミオカンデ」につながっていくのです。
 
 私も、周りの人に応援してもらえる人間になりたいですが、これ
 ばかりはなろうとしてもなれないのではないでしょうか。
 
▽また、著者は「反対意見」や「ひやかし」について、次のように
 書いています。

 「何か新しいことを始めようとすると、反対意見やひやかしとい
 うものは必ず出てくる。始めようとする事が斬新であったり独創
 的であったりすればするほど、クレームは多くなるのです」
 
 これを乗り越えていくことが必要なのです。
 
 これもビジネスに通ずる部分があるのではないでしょうか?

▽著者は、金銭的にも色々な人に助けてもらえたようです。

 「カミオカンデ」の実験器具を作ってもらうときのエピソードも
 なかなか面白いです。
 
 一個30万もする器具を、ある電子器具メーカーに製作依頼します。
 その器具を値切りに値切って、一個30万が13万になったそう
 です。
 
 ここでも、その器具を作ってもらった会社の社長に助けてもらっ
 ているのです。(その会社は3億の赤字を出したそうです)

 著者は次のように言います。

 「国民の税金を使わせてもらって実験するわけだから、どんなに
 こちらが無理を言って頼んだこととはいえ、メーカーの言い値に
 首肯(しゅこう)することはできません」

 どこかの国の役人どもに聞かせてやりたい言葉ですね。
 
 私は、この話をテレビで見ていたのですが、正直驚きました。
 
 国のお金で実験している人たちは、税金であることなど、全く
 意識していないと思っていたのです。
 
 使いたいだけ申請して使っていると思ってました。
 
 もしかしたら、そういう人もいるかもしれませんが、少なくとも
 ノーベル賞を受賞するような人は、「税金」という考えを持って
 実験しているんだなと少し安心です。

▽著者は「夢、目標」について次のように書いています。

 「いつか達成したと思っている『卵』を多く持っていてください。
 その卵のことをいつでも本気で考えていれば、きっとなんとかな
 ると思いますよ」
 
 夢や目標をもって「本気で」思考しなさい。
 きっと実現しますよと言っています。
 
 夢や目標についてとことん考えることが大切です。




 本当は、「ニュートリノ」や「素粒子」のこと、そして「カミオ
 カンデ」での実験のこともある程度書いてあったのですが、読ん
 でも意味が理解できなかったので書きませんでした。

 著者は「日本人はすごい。日本人はもっと自身を持つべきだ」と
 主張しています。

 みなさんも自身を持って日本人やりましょう。



「論理的に話す力」が身につく本
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 ◆今日読んだ本
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 題名:「論理的に話す力」が身につく本
 著者:北岡俊明
 出版:PHP研究所
 定価:1200円(税別)
 購入:ブックオフで105円



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 ◆本の目次
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 第1章 何が、日本人から論理を奪ったか
 第2章 論理的に話すための基本原則
 第3章 あいまいな表現をやめること
 第4章 コトバを定義する
 第5章 カタカナ語に注意せよ
 第6章 擬音語、擬態語は注意しよう
 第7章 形容詞、形容動詞、副詞を警戒せよ
 第8章 論理・論点のすり替えを見破ること
 第9章 全肯定か全否定で表現すること
 第10章 正しい前提で話すこと



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 ▼本の成分解析
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 知恵  :■■■□□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■□□□


 この本は2001年4月に出版されています。

 著者は「ディベート大学」という活動を主宰している方です。
 アマゾンを検索してみると、多数の著作がありますね。

 「論理的」という言葉は良く聞きますが、論理的とははたしてど
 ういう事なのか?その辺りを目標に読んでみましょう。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
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 ■この本のどこを読むか
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 1)論理的に話すとはどういうことなのか?
 2)論理的精神とは何か?
 3)論理的に話すためのテクニックはあるのか?



 主に「論理的に話す方法」について、知りたいですね。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
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 ■この本をどう読んだか
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 1)論理的に話すとはどういうことなのか?

 「論理というものは本質的に妥協がなくきびしいものである」

 「話の手順、進め方が理詰めであり、筋が通っていて、わかりや
 すいという意味である。話にストーリーがあること、序論・本論・
 結論や起承転結などがあることである」

 「内容が奇想天外な空想やおとぎ話、あるいは、はったりやペテン
 ではなく、事実や証拠や科学などに基づいた内容ということである」


 2)論理的精神とは何か?

 「論理的なる精神とは何か。それは大人の条件となる精神のこと
 である。大人と子供を区別するもの、それが論理的なる精神である」

 「この論理的なる精神を前提として、論理的思考力や論理的表現力
 がそなわって、はじめて論理的に話すことができる」


 3)論理的に話すためのテクニックはあるのか?

 「逆三角形型で話す」

 「TPOを考えて、逆三角形型と三角形型を使い分けるべき」

 「コトバの定義なしには、論理的な思考、科学的な思考、論理的
 な会話などは不可能である」

 「カタカナ語に注意する」

 「擬音語、擬態語に注意する」

 「形容詞、形容動詞、副詞を警戒する」

 「論理・論点のすり替えを見破ること」

 「全肯定か全否定で表現すること」

 「正しい前提で話すこと」



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 ★今日から実行すること
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 【論理的思考を文章で表現する練習をしよう】



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 ●もっと知りたい方のために
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●まずはじめに「論理的に話す」とはどういうことなのでしょうか?

▽その前に「論理」とは何でしょう?

 良く使いますが、指摘されるとうまく説明できませんね。感覚で
 しかわかりません。

 著者が定義する「論理」とは、

 「罪を犯せば罰せられ、人に迷惑をかければしかられ、人を殺せ
 ば死刑になり、領海を侵せば轟沈される、そういう人間社会の厳
 しい常識のことをいうのである」

 「論理というものは本質的に妥協がなくきびしいものである。」

 「論理の最大の敵は『豊かさ』と『甘え』と『幼児性』である」

 例のあげ方に、著者の「思想」がかなり入ってますが、「論理」
 という言葉の意味は分かりました。

 つまり、「あいまいではなく、筋が通っていること」ということ
 ですね。



▽では「論理的に話す」とはどういうことなのでしょうか?

 著者の定義では二つの意味を含んでいると言います

 ひとつは「話し方が論理的である」
 もうひとつは「話の内容も論理的である」

 ひとつめの、話し方が論理的とは、
 「話の手順、進め方が理詰めであり、筋が通っていて、わかりや
 すいという意味である。話にストーリーがあること、序論・本論・
 結論や起承転結などがあることである」

 ふたつめの、話の内容も論理的であるとは、
 「内容が奇想天外な空想やおとぎ話、あるいは、はったりやペテン
 ではなく、事実や証拠や科学などに基づいた内容ということである」

 現在の、私の話し方は、全く「論理的ではない」ですね(笑)
 序論・本論・結論など、意識して話したことはないです。
 「落ち」を意識して話すことはありますが...

 これは、逆に他人の話を意識して聞いてみると、理解できるかも
 しれません。


●では次に「論理的精神とは」どういうことなのでしょうか?

▽著者は、「論理的に話すには、根本に論理的なる精神が必要である」
 と主張します。

 「論理的なる精神とは何か。それは大人の条件となる精神のこと
 である。大人と子供を区別するもの、それが論理的なる精神である」
 と言っています。

 「この論理的なる精神を前提として、論理的思考力や論理的表現
 力がそなわって、はじめて論理的に話すことができる」

 つまり、論理的に話すためには、普段から論理的な思考や行動が
 必要なのですね。

 これも、私に欠けている部分です。


●次に、「論理的に話すためのテクニック」はあるのでしょうか?

▽著者はそのうちの一つとして、「逆三角形型」で話すことを提唱
 しています。

 逆三角形型とは「結論、言いたいこと、ねらいを先に述べ、最後
 にもう一度結論を確認して締めくくる」といった話しの方法です。

 日本人には「三角形型」の話し方が多いそうです。

 三角形型とは「なかなか結論を言わない。最後のほうになってやっ
 と結論らしきものが出てくる」といった話しの方法です。

 会社の偉い人の話はだいたい「三角形型」ですね(笑)
 何を言いたいのか分からない場合がほとんどです。

 日本の落語は典型的な三角形型の話し方なのだそうです。
 そりゃそうでしょうね。落語が逆三角形、つまり結論から先に話
 されたらおもしろくともなんともありません。

 著者はTPOを考えて、逆三角形型と三角形型を使い分けるべき
 だと言います。

▽他に、論理的に話すためには次のような「紋きり型、ワンパターン
 型、ステレオタイプの話し方」に注意しなければなりません。

「原稿の棒読み」
「棒しゃべり」
「『芸』がない話し方」

▽また、次にようなテクニックも有効です。

「話すことを箇条書き(短文)にし、区切って話す」
「あいまいな言葉を減らす」
「明瞭明晰に言い切ること」

▽特に著者が主張しているのは「コトバの定義」です。

 「コトバの定義なしには、論理的な思考、科学的な思考、論理的
 な会話などは不可能である」

 「明晰な思考(論理的な思考)は明晰なコトバの定義から生まれ、
 明晰な定義は明晰な思考を生む。あいまいな思考はあいまいコトバ
 から生まれ、あいまいなコトバはあいまいな思考を生む」

 つまり、自分で使う言葉は、意味がはっきりしないものを使わな
 いということですね。

▽一つ例をあげてみましょう。
 よくテレビや雑誌で「グローバルスタンダード」という言葉を聞
 きます。

 しかし、「グローバルスタンダード」とは何でしょうか?

 私は「世界的な標準という意味かな?」と思っているのですが、
 これがダメな例ですね。

 コトバの定義とは、万人に共通な解釈を知っていることなのです。
 知らないコトバを使ってはならないのです。
 納得です。

▽著者はコトバの定義の原則を次のようにあげています。

 「定義は本質的属性を明示すること」
 「定義はバランスがとれていること。すなわち、広すぎても狭す
 ぎてもいけない」
 「定義は循環してはいけない」
 「定義は一義的にわかること。多義的、比喩的な表現をしてはい
 けない」
 「定義は否定的であってはならない」

▽他にテクニックとして、次のことが提唱されています。

 「カタカナ語に注意する」
 「擬音語、擬態語に注意する」
 「形容詞、形容動詞、副詞を警戒する」
 「論理・論点のすり替えを見破ること」
 「全肯定か全否定で表現すること」
 「正しい前提で話すこと」





 論理的に話すには何に注意すれば良いのか?
 という問いには、ある程度答えてくれている本だと思います。

 しかし、色々なところで使用されている「例」に、著者の思想が
 色濃く入っています。

 私には、そこがとても残念です。

 著者の思想が良いとか悪いとかの問題ではなくて、この本で主張
 したいことが2つあるように思えてしまうのです。

 論理的に話す方法と著者の主張の2つです。

 この題名で出版するのであれば、著者の思想は省くべきで「論理
 的に話す力」を前面に出すべきだと思います。



思考のレッスン
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 ◆今日読んだ本
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 題名:思考のレッスン
 著者:丸谷才一
 出版:文藝春秋
 定価:1238円+税
 購入:ブックオフで105円



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 ◆本の目次
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 レッスン1 思考の型の形成史
 レッスン2 私の考え方を励ましてくれた三人
 レッスン3 思考の準備
 レッスン4 本を読むコツ
 レッスン5 考えるコツ
 レッスン6 書き方のコツ



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 ▼本の成分解析
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 知恵  :■■□□□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■□□□



 この本は1999年9月に出版されています。

 著者は「文章読本」が有名な丸谷才一(まるやさいいち)さんです。
 「著者」と書かれていますが、著者がインタビューに答えるとい
 う形式で話は進んでいきます。

 本を読むコツ、書き方のコツ等の目次もあるので、楽しみです。



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
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 ■この本のどこを読むか
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 1)本の選び方とは?
 2)著者の読書テクニックとは?
 3)考えるコツとはどのようなものか?



 短いながらも、文章を書くようになったので、読む、考える、書く
 ことにとても興味があります。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
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 ■この本をどう読んだか
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 1)本の選び方とは?

 「書評を読むこと」

 「書評を読んで関心したら、その書評を書いた人の本を読んでみ
 ること」

 「学者の本を読むこと。偉い学者の書いた薄い本を読む」


 2)著者の読書テクニックとは?

 「同じ本をいくつもの違う版で読む」

 「単行本で頭に入らなかったら、文庫本で確かめてみる」

 「翻訳小説は何種類かの訳を読んでみること」

 「平気で本に書き込みするし、破る。一冊の本を読みやすいよう
 にバラバラにする」

 「自分用の索引を作る」

 「人物表、年表を作る」


 3)考えるコツとはどのようなものか?

 「考える上でまず大事なのは、問いかけ」
 
 「良い問いの第一の条件は、それが自分自身の発した謎だという
 こと」

 「謎をいかにうまく育てるか」
 
 「『当たり前なんだ』とか『昔からそうだったんだ』と納得しな
 いこと」



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 ★今日から実行すること
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 【色々な書評を読んでみよう】



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 ●もっと知りたい方のために
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●はじめに「本の選び方」はどのようにすれば良いのでしょうか?

▽著者は次のように言います。

 「コツの一つは書評を読むことです」
 
 「うんと感心した書評があったら、読んでみる。そして、もう一つ
 大事なのは、その書評を書いた人の本を読んでみることです。
 この二つをやるととても具合がいい。別の言い方をすれば、ひいき
 筋の書評家を持つことですね」

 例えば、新聞に書かれている書評を読んで、その書評がおもしろ
 かったら、その書評を書いている人自身の本を読んでみるのが良い
 そうです。
 
 私も、今度やってみますね。
 
▽また、もう一つ本の選び方として、次の方法が書かれています。

 「学者の本を読むこと。偉い学者の書いた薄い本を読め。学者の本
 というと『難しそうだ』と怖じ気づいてしまうけれど、これはなん
 と言っても読むべきです」
 
 その例として、次の2冊が上げられています。
 
 「経子史要覧(荻生徂徠)」
 「ソクラテス以前以後(コーンフォード)」
 
 絶対、私が選びそうもない本が出てきました(笑)

 実は、この本では色々な本が紹介されています。
 しかし、絶対私は読みそうもない本ばかりです。
 全く、興味が引かれません。

 しかし、食わず嫌いもどうかと思うので、一度読んでみようと思
 います。


●著者の読書テクニックとは?

▽著者の「読書テクニック」として何点か紹介されています。

 「同じ本をいくつもの違う版で読む」
 「単行本で頭に入らなかったら、文庫本で確かめてみる」
 「翻訳小説は何種類かの訳を読んでみること」
 「平気で本に書き込みするし、破る。一冊の本を読みやすいよう
 にバラバラにする」
 「自分用の索引を作る」
 「人物表、年表を作る」

 たぶん、著者の本の読み方のスタンスと、私の本の読み方のスタ
 ンスが全く違うように感じられます。
 
 著者は「分かるまで読む」、私は「分からなければ読まない」

▽一つだけ、気に入ったフレーズがあったので書いておきます。
 
 「とにかく本というものは、読まないで大事にとっておいたとこ
 ろで全く意味はないんです。読むためのものなんだから、読みや
 すいように読めばいい」
 
 本をバラバラにしてしまうのはどうかと思いますが、「読みやす
 いように読む」これが一番だと思います。


●では、「考えるコツ」とは、どのようなものなのでしょうか?

▽著者は考えるコツについて次のように言います。

 「考える上でまず大事なのは、問いかけです。いかに良い問いを
 立てるかということ。良い問いの第一の条件は、それが自分自身
 の発した謎だということです」

 「二番目に大切なのは、謎をいかにうまく育てるかということです」
 
 「次に大切なことは『当たり前なんだ』とか『昔からそうだった
 んだ』と納得しないこと」

 この他にも色々と「考えるコツ」について書かれています。
 しかし、どうも著者が言っている「考える」と、私が知りたい
 「考える」の内容が違っているようです。

 著者は、本の内容について「考えて」いるようです。




 この本は、例えば文学を専門としている人たちにとっては、良い
 本かもしれません。
 
 ただ、私が知りたい「考えるコツ」とか「読書テクニック」と、
 少し違うレベルで書かれているようです。



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